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丸善雄松堂株式会社 〒105-0022 東京都港区海岸 1-9-18 URL: http://yushodo.maruzen.co.jp 2019.5.21 News Release 報道関係各位 丸善雄松堂・編集工学研究所共同企業体、敦賀市知育・啓発施設の 指定管理者(設計業務を含む)候補者に選ばれました。 大学をはじめとする高等教育機関向け学術情報提供事業を行う丸善雄松堂株式会社(本社:東京都港区、代表 者:代表取締役 矢野正也/以下、丸善雄松堂)は、編集工学を応用して経済と文化を融合し、本の持つ可能性を拡 げるプロデュース事業を行う子会社の株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表者:代表取締役 野 村育弘/以下、編集工学研究所)との共同企業体として、平成 30 年 12 月に公募実施された、福井県敦賀市の「敦賀 駅西地区土地活用事業」(以下、土地活用事業)における敦賀市知育・啓発施設の指定管理者候補者として選定され ました。 《事業概要》 敦賀市は、2023 年春の北陸新幹線の延伸開業に向け、ホテルや商業施設などを公民連携で開発する敦賀駅西地区 の市有地のにぎわい拠点施設に入る公共機能として 750 ㎡を借り上げ、親子や学生、若者、ビジネス客が気軽に書籍に触 れ、ワークショップ体験ができる「知育・啓発」機能を提供します。丸善雄松堂と編集工学研究所(以下、当グループ)は、 施設の内装設計、指定管理準備業務、供用開始後の管理運営を担います。 《提案内容》 当グループは、「人々が行き交い文化を育む港(PORT):Place Of Ringing Tsuruga(敦賀が響きあう場)」をコン セプトとし、以下のサービスを提供いたします。 地域の歴史・文化から子育て支援まで、本が作る知的情報拠点 当グループは、これまで培った企画・選書のノウハウや、書籍調達力により、郷土の本や、芸術性の高い海外の絵本等、一 般には入手しづらい書籍も含め 3 万冊を揃え、一般の書店とも図書館とも異なる、本による新しい情報提供と読者のための 価値創造の場を目指します。また、本や読書、まちや歴史、子育て、ビジネス関連などのワークショップやシンポジウムなど、学 びと暮らしに役立つイベントの開催や、県内の大学や企業とも連携した講座開催など特色ある企画を実施してまいります。 世代を問わず集える空間設計とコミュニティ形成支援 学生やビジネス客がグループワークできるスペースやカフェショップの整備をします。キッズスペースでは、地元企業(株)ジャ クエツと協力し、未就学児童向けの玩具の貸し出しも行います。内装には、北前船の寄港地として栄えた敦賀にちなみ、日 本海の波や頑丈な帆船、倉庫などのイメージを取り込んだ書籍空間をデザインします。供用準備前から、市立図書館、地元 企業、NPO、敦賀市民等とのネットワーキング活動を行い、地域連携、コミュニティ形成を支援します。

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Page 1: 丸善雄松堂株式会社 News URL: …yushodo.maruzen.co.jp/ir/news/2019/release20190521.pdf · 村育弘/以下、編集工学研究所)との共同企業体として、平成30年12月に公募実施された、福井県敦賀市の「敦賀

丸善雄松堂株式会社

〒105-0022 東京都港区海岸 1-9-18

URL: http://yushodo.maruzen.co.jp

2019.5.21

News Release

報道関係各位

丸善雄松堂・編集工学研究所共同企業体、敦賀市知育・啓発施設の

指定管理者(設計業務を含む)候補者に選ばれました。

大学をはじめとする高等教育機関向け学術情報提供事業を行う丸善雄松堂株式会社(本社:東京都港区、代表

者:代表取締役 矢野正也/以下、丸善雄松堂)は、編集工学を応用して経済と文化を融合し、本の持つ可能性を拡

げるプロデュース事業を行う子会社の株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表者:代表取締役 野

村育弘/以下、編集工学研究所)との共同企業体として、平成 30年 12月に公募実施された、福井県敦賀市の「敦賀

駅西地区土地活用事業」(以下、土地活用事業)における敦賀市知育・啓発施設の指定管理者候補者として選定され

ました。

《事業概要》

敦賀市は、2023 年春の北陸新幹線の延伸開業に向け、ホテルや商業施設などを公民連携で開発する敦賀駅西地区

の市有地のにぎわい拠点施設に入る公共機能として 750㎡を借り上げ、親子や学生、若者、ビジネス客が気軽に書籍に触

れ、ワークショップ体験ができる「知育・啓発」機能を提供します。丸善雄松堂と編集工学研究所(以下、当グループ)は、

施設の内装設計、指定管理準備業務、供用開始後の管理運営を担います。

《提案内容》

当グループは、「人々が行き交い文化を育む港(PORT):Place Of Ringing Tsuruga(敦賀が響きあう場)」をコン

セプトとし、以下のサービスを提供いたします。

🔲 地域の歴史・文化から子育て支援まで、本が作る知的情報拠点

当グループは、これまで培った企画・選書のノウハウや、書籍調達力により、郷土の本や、芸術性の高い海外の絵本等、一

般には入手しづらい書籍も含め 3 万冊を揃え、一般の書店とも図書館とも異なる、本による新しい情報提供と読者のための

価値創造の場を目指します。また、本や読書、まちや歴史、子育て、ビジネス関連などのワークショップやシンポジウムなど、学

びと暮らしに役立つイベントの開催や、県内の大学や企業とも連携した講座開催など特色ある企画を実施してまいります。

🔲 世代を問わず集える空間設計とコミュニティ形成支援

学生やビジネス客がグループワークできるスペースやカフェショップの整備をします。キッズスペースでは、地元企業(株)ジャ

クエツと協力し、未就学児童向けの玩具の貸し出しも行います。内装には、北前船の寄港地として栄えた敦賀にちなみ、日

本海の波や頑丈な帆船、倉庫などのイメージを取り込んだ書籍空間をデザインします。供用準備前から、市立図書館、地元

企業、NPO、敦賀市民等とのネットワーキング活動を行い、地域連携、コミュニティ形成を支援します。

Page 2: 丸善雄松堂株式会社 News URL: …yushodo.maruzen.co.jp/ir/news/2019/release20190521.pdf · 村育弘/以下、編集工学研究所)との共同企業体として、平成30年12月に公募実施された、福井県敦賀市の「敦賀

丸善雄松堂株式会社 丸善雄松堂株式会社

事業企画推進本部 鈴木 経営管理部 川澄、濱田

E-MAIL:[email protected] TEL: 03-6367-6006 FAX: 03-6367-6154

本件問合せ先 丸善雄松堂に関する問合せ先

「人々が行き交い文化を育む港(PORT):Place Of Ringing Tsuruga(敦賀が響きあう場)」を

コンセプトとした北前船をモチーフにした空間デザイン

《今後の流れ》

2019 年 4 月に設計業務委託契約を締結し、この後、2019 年 6 月に敦賀市議会定例会における関連議案の議決を

経て、正式な指定管理者の選定を受ける予定です。なお、指定管理期間は 2022 年 4 月から 5 年間、指定管理料は年

間約 4 千万円の見込みです。

● 関連リンク

〔2019 年 4 月 8 日、敦賀市公式サイト〕

敦賀市知育・啓発施設の指定管理者候補者を選定しました(設計業務を含む)

http://www.city.tsuruga.lg.jp/about_city/news_from_division/toshiseibi_bu/ekisyuuhenseibi/tiikukeihatu.html

● 丸善雄松堂について http://yushodo.maruzen.co.jp/

2016年 2月に丸善㈱と㈱雄松堂書店は経営統合し、丸善雄松堂㈱になりました(丸善は 1869年に日本初の株式

会社組織として創業。2019 年 1 月に 150 周年を迎えた)。大学をはじめとする全国の教育・研究機関への学術資料

の提供や大学経営コンサルティング、一級建築事務所として教育・研究機関や商業施設の空間設計、また、図書館や美

術館などの指定管理業務受託等の事業を通じ、日本の教育・研究の発展に貢献しています。

● 編集工学研究所について https://www.eel.co.jp/

編集工学研究所所長 松岡正剛が提唱する「編集工学」の方法をもとに、多領域にわたる知見を取りこみながら、経済と

文化がともに支え合い発展するモデルを提案し、書店・図書館・企業ライブラリーなどで、選書や書棚空間デザイン、ワーク

ショップなど、本の持つ可能性を拡げるためのプロデュースを行っております。

丸善雄松堂は、2019年 6月 19日(水)~21(金)に東京ビッグサイト青海展示棟で開催される、第 10回教育 IT ソリューション EXPO に出展し、敦賀市知育・啓発施設を含む「学産官民が連携した地域課題解決プログラム 知のワーキング・共創プログラム」に関わる展示を行うことを予定しています。 【ブース位置:学校業務支援ゾーン「A5-1」】