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阪大生のための 2016–2017 海外留学 ガイドブック

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Page 1: 阪大生のための 海外留学 ガイドブック*スイス連邦工科大学 チューリッヒ校[4] *スイス連邦工科大学 ローザンヌ校[5] ... 留学は、あなたの大学生活と卒業後の進学・就職、ひいては将来の人生設計とも密接に関係してきます。

阪大生のための

2016‒2017

海外留学ガイドブック

Study AbroadGuidebook for

Osaka UniversityStudents

平成28年5月

06-6879-7102www.osaka-u.ac.jp

国 際 部 国 際 学 生 交 流 課〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-1

阪大生のための

2016–2017

海外留学ガイドブック

Page 2: 阪大生のための 海外留学 ガイドブック*スイス連邦工科大学 チューリッヒ校[4] *スイス連邦工科大学 ローザンヌ校[5] ... 留学は、あなたの大学生活と卒業後の進学・就職、ひいては将来の人生設計とも密接に関係してきます。

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*[ ]内は平成27年度の募集人数。 なお、募集人数は年度により変更します。◎各協定校の詳細は http://www.osaka-u.ac.jp/ja/international/action/exchange

*シェフィールド大学[3]*ノッティンガム大学[1]*リーズ大学[6]

英国

*グローニンゲン大学[5]*デルフト工科大学[5]

オランダ王国

*イェーテボリ大学[3]*スウェーデン王立工科大学[3]

スウェーデン王国

*オーボアカデミー大学[6]フィンランド共和国

*サンクトペテルブルク大学[5]ロシア連邦

*ウィーン大学[5]オーストリア共和国

*コペンハーゲン大学[5]デンマーク王国

*ルーヴァンカトリック大学[2]ベルギー王国

*スイス連邦工科大学  チューリッヒ校[4]*スイス連邦工科大学  ローザンヌ校[5]

スイス連邦

*バリャドリード大学[3]*マドリッドアウトノマ大学[5]

スペイン

*カタール大学 [ー]

カタール

*インド工科大学  ハイデラバード校[ー]

インド

*エトヴェシュ・ロラーンド大学[5]ハンガリー

*アレキサンドリア大学[ー]エジプト

*ヤンゴン大学[ー]ミャンマー連邦共和国

*カセサート大学[5]*タマサート大学[5]*チェンマイ大学[5]*チュラロンコン大学[5]*マヒドン大学[5]*モンクット王トンブリ工科大学[5]

タイ王国

*モンゴル国立大学[2]モンゴル国

Academic Exchange Agreements*西安交通大学[5]*上海交通大学[5]*清華大学[4]*浙江大学[5]*同済大学[5]*南京大学[5]*武漢大学[5]*復旦大学[3]*北京師範大学[5]*北京大学[5]*香港大学[ー]*香港中文大学[2]

中華人民共和国*慶尚大学校[5]*ソウル大学校[5]*昌原大学校[5]*中央大学校[5]*忠南大学校[5]*全南大学校[5]*漢陽大学校[8]*釜山大学校[10]*延世大学校[2]

大韓民国

*トロント大学[1]*ブリティッシュ・コロンビア大学[5]*マギル大学[ー]*マックマスター大学[4]

カナダ

*国立交通大学[3]*国立清華大学[5]*国立成功大学[5]*国立台湾大学[6]

台湾

*アテネオ・デ・マニラ大学[3]*デ・ラ・サール大学[5]*フィリピン国立大学[3]

フィリピン共和国

*ハノイ国家大学[5]ベトナム社会主義共和国

*アデレード大学[4]*オーストラリア国立大学[3]*クイーンズランド大学[2]*モナシュ大学[10]

オーストラリア連邦

*ウェズリアンカレッジ(女子大学)[2]*カリフォルニア大学[24]*ジョージア大学[3]*テキサスA&M大学[3]*ナザレスカレッジローチェスター校[2]*パデュー大学[3]*ライス大学[1]*ワシントン大学[5]

アメリカ合衆国

*メキシコ国立自治大学[3]メキシコ合衆国

*サンパウロ大学[6]ブラジル連邦共和国

* ローマ教皇庁立ペルー・カトリック大学 [3]ペルー共和国

*エクス・マルセイユ大学[3]*グルノーブル大学連合[10] ◦ジョゼフ・フーリエ大学 ◦ピエール・メンデス・フランス大学 ◦スタンダール大学 ◦グルノーブル理工科大学 ◦サヴォワ大学 ◦グルノーブル政治学院*ストラスブール大学[6]*パリ国立高等化学学院[5]*ピエール・マリー・キュリー大学  (パリ第6大学)[3]*ボルドー大学[5]

フランス共和国

*アーヘン工科大学[5]*アウクスブルク大学[5]*エアランゲン・ニュルンベルク・  フリードリヒ・アレクサンダー大学[5]*ゲッティンゲン大学[5]*ハイデルベルク大学[5]*ビーレフェルト大学[5]*ベルリン工科大学[5]*ミュンヘン工科大学[5]*ミュンヘンルートゥヴィヒ・  マクシミリアン大学[2]*ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学  フランクフルト・アム・マイン[5]*ルール・ボーフム大学[5]

ドイツ連邦共和国

*アイルランガ大学[ー]*インドネシア大学[ー]*ガジャマダ大学[2]*バンドン工科大学[5]

インドネシア共和国

大阪大学・学生交流協定大学(大学間)一覧 (2016 年 4 月現在)

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TheWorld is Waitingfor You03 04

目 次

C O N T E N T S

(5) 保険 ……………………………………………………………………………… 15

4. 留学生活 …………………………………………………………………………… 15(1) 留学生活スタート …………………………………………………… 15(2) 阪大への連絡 …………………………………………………………… 15(3) 勉学・研究生活 ……………………………………………………… 15(4) 日常生活 …………………………………………………………………… 16(5) 健康管理 …………………………………………………………………… 16(6) 留学継続が困難になったとき ……………………………… 16(7) 安全の確保と危機管理 …………………………………………… 16(8) 留学を終えて帰国の準備 ……………………………………… 17

5. 帰国後の生活 ………………………………………………………………… 17(1) 帰国後の手続き ……………………………………………………… 17(2) 阪大での再出発 ……………………………………………………… 17

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談 ………………………… 18

1. 阪大に学ぶ交換留学生からの母校の情報 ………… 182. 阪大から派遣された交換留学経験者の体験談 … 203. 交換留学についての Q&A ……………………………………… 25

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・インターンシップなど ……………………………………………………………………… 29

1. 交換留学以外の派遣プログラム …………………………… 292. 個人で申し込む語学研修 ………………………………………… 313. 海外インターンシップ・海外ボランティアについて 314. 留学関連情報リンク …………………………………………………… 32

Ⅴ留学関連奨学金情報 …………………………………………………… 33

1. 大阪大学の奨学金:給付型 ……………………………………… 332. 大阪大学からの推薦が必要な奨学金 …………………… 33

3. 希望者が財団等に直接申請する奨学金 ……………… 36

Ⅳ海外留学に関する資料 ……………………………………………… 37

1. 学生交流協定大学(大学間)留学情報 ………………… 372. 過去の交換留学派遣人数実績表(協定校別) …… 433. 各学部・研究科等・問い合わせ先 ………………………… 484. 海外留学時等の緊急連絡体制 ………………………………… 49

大阪大学・学生交流協定大学(大学間)一覧 …… 01

海外留学ガイドブック発刊によせて …………………… 03

留学チェックチャート …………………………………………………… 05

Ⅰ海外留学のすすめ ………………………………………………………… 07

1. 海外留学のすすめ ………………………………………………………… 07

2. 海外留学の概要 …………………………………………………………… 07(1) 留学の形態 ………………………………………………………………… 07(2) 留学の手続き …………………………………………………………… 07(3) 留学先での科目履修と帰国後の単位認定 ………… 07(4) 留学と将来の進路 …………………………………………………… 08

3. 留学の準備 ……………………………………………………………………… 08(1) 阪大でできること …………………………………………………… 08(2) 留学実現に向けた準備 …………………………………………… 08

4. 語学等の能力試験 ………………………………………………………… 09(1) TOEFL ……………………………………………………………………… 09(2) IELTS ………………………………………………………………………… 10(3) 英語以外の言語の能力試験 ………………………………… 10(4) その他の米国留学に関係する試験 …………………… 10

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣制度)を利用しての留学 ……………………………………………………………………………… 11

1. 大阪大学交換留学制度とは ……………………………………… 11(1) 制度のポイント ……………………………………………………… 11(2) スケジュール …………………………………………………………… 11(3) 交換留学対象の奨学金等の概要 ………………………… 11

2. 留学が決まるまで ………………………………………………………… 12(1) 学内選考への応募 …………………………………………………… 12(2) 学内選考及び内定通知 …………………………………………… 13(3) 内定通知後の協定校への申請 ……………………………… 13(4) 協定校からの受け入れ許可 ………………………………… 13(5) 留学経験者や他の内定者との連絡 …………………… 13

3. 留学決定から渡航まで ……………………………………………… 13(1) 協定校への留学準備 ……………………………………………… 13(2) 渡航の準備 ………………………………………………………………… 14(3) 阪大での手続き ……………………………………………………… 14(4) 健康面の準備 …………………………………………………………… 14

 高度情報化社会が進む今日、世界がますます狭く近くなってきています。「世界に伸びる」大阪大学では、阪大生が日本だけでなく世界を相手に積極的に活躍していく人材となっていくことを期待し、様々な支援やプログラムを行っています。その一環として、このたび、留学を考えている阪大生のために『海外留学ガイドブック』を用意しました。 このガイドブックには、留学の概要、留学の準備、大阪大学交換留学制度を利用した留学、語学試験等に関する情報、交換留学生や交換留学体験者からの生の声、留学に関する各種情報などを載せています。 まず「留学チェックチャート」をたどってみてください。留学に関する皆さんの現状を確認し、その現状に合わせて皆さんがこのガイドブックのどこを見れば良いか、一目でわかるようになっています。 この『海外留学ガイドブック』が皆さんの留学についての不安や心配を軽減し、情報収集の一助となり、具体的な準備に役立ち、そして皆さんの留学が実現した暁には、留学中の手引きとなることを切に願っています。 世界はあなたを待っています!

世界は、あなたを待っています

発 刊 に よ せ て

Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学制度を利用しての

留学

Study Abroad Guidebookfor Osaka University Students

阪大生のための海外留学ガイドブック

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Page 4: 阪大生のための 海外留学 ガイドブック*スイス連邦工科大学 チューリッヒ校[4] *スイス連邦工科大学 ローザンヌ校[5] ... 留学は、あなたの大学生活と卒業後の進学・就職、ひいては将来の人生設計とも密接に関係してきます。

でも・・・

は い

わからない

いいえ

何かしたい 語学の勉強はしたい

留学生と友達になりたい

阪大にいながら色々なことができます

あなたは留学したいですか?

交換留学生からの情報と体験談➡(p-18)Ⅲ

4. 語学等の能力試験➡(p-09)Ⅰ

3.(1) 阪大でできること➡(p-08)Ⅰ

留学についてまず知ってください

交換留学生からの情報と体験談➡(p-18)Ⅲ海外留学のすすめ➡(p-07)Ⅰ

所属学部・研究科での手続きをしてください

5.帰国後の生活➡(p-17)Ⅱ

2.(3) 留学先での科目履修と 帰国後の単位認定➡(p-07)

自分で行きたい大学を選び申請します

交換留学以外の留学制度・語学研修・インターンシップなど➡(p-29)

Ⅳ2. 海外留学の概要➡(p-07)Ⅰ

留学の形態について把握してください

2. 海外留学の概要➡(p-07)Ⅰ

大阪大学交換留学制度があります

大阪大学交換留学(大学間派遣)制度を利用しての留学➡(p-11)

語学研修等のプログラムがあります

交換留学以外の留学制度・語学研修・インターンシップなど➡(p-29)

留学はしたくない

阪大に在学したまま留学したい

1学期間または1年間の留学

帰国したら?修得した単位の認定は?

阪大を休学して留学したい

夏休み、春休みを利用して留学

留学したくなった

阪大卒業後

わからない

阪大在学中

いつ留学したいですか?

Study Abroad Check Chart

●質問に答えて進み、関連ページを参照して、 あなたにピッタリの留学スタイルを探して下さい!

START!

05 06

留学についての具体的な問い合わせ先▶国際教育交流センター [email protected]

留学チェックチャート

留学について考えている皆さん !あなたの疑問を解消します。

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07 08

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

(3)留学先での科目履修と帰国後の単位認定 交流協定に基づかない留学や海外の大学の正規課程に入学し学位取得を目指す留学の場合には、原則として、留学先での修得単位を本学の単位として認定することができません。 以下に、大まかな表を示しますので参考にしてください。

(4)留学と将来の進路 留学は、あなたの大学生活と卒業後の進学・就職、ひいては将来の人生設計とも密接に関係してきます。本学の交換留学制度により留学(概ね半年から1年間程度)するのか、休学して留学するのか、また学位取得を目指して長期間留学するのか等、留学の形態によって、将来の進路に向けての影響に違いが生じてきます。 これまで留学した阪大生の中には、学部時代に留学し卒業後就職、あるいは日本で大学院に進学した人、大学院在学中に留学し研究を深めた人、阪大卒業後海外の大学院で正規課程に入学した人等々、さまざまな人がいます。 留学は、あなたの人生の転換点にもなりうるものです。充実した留学生活を送り十分な成果をあげるためにも、まず、「なぜ留学するのか?」という目的意識をはっきりさせて、しっかりとした留学計画を立てることが大切です。

* 1 詳細は、各学部・研究科の教務担当係及び指導教員等に確認してください。 * 2 留学先によります。

海外留学のすすめ

1.海外留学のすすめ

2.海外留学の概要

(1)留学の形態

「学生時代に何かやりたい!」と考えている学生の皆さん、留学してみませんか?

 留学は、専門分野についての知識を増やすだけでなく、異なる文化的背景を持ち、異なる言語を話す人々の中で生活することを通して、これまでの自分の考え方や価値観を再検討し、人間的にも成長する貴重なチャンスとなります。 さあ、あなたも留学してみませんか!

 留学には、さまざまな形態があります。本学に在学したままで(修業期間中に)交流協定大学へ交換留学する場合、休学して留学する場合、また、本学卒業後、海外の大学の正規課程に入学して学位取得を目指す場合などがあります。どのような形態で留学するかにより、受け入れ先での身分、修得単位の取り扱いにも違いが生じます。あなたの就職や進学等の将来設計、大学生活の中での自分に適した留学時期などについてよく考え、あなたの目的にかなった形態の留学を目指してください。

(2)留学の手続き 本学と海外の大学との交流協定に基づかない留学や海外の大学の正規課程に入学し学位取得を目指す場合には、休学(あるいは退学、卒業)することになります。その場合の手続きの詳細については、所属学部・研究科の教務係等に問い合わせてください。 交流協定に基づく交換留学を行う際の手続き等については、次章「II.大阪大学交換留学(大学間派遣)制度を利用しての留学」を参照してください。

 留学を考えている学生からの相談は最近かなり増えてきています。留学に対する漠然とした憧れからの相談もあれば、はっきりとした目的を持ち具体的な計画を持っての相談もあります。留学するためには、留学先の大学が要求する語学力レベル、留学のための資金も重要な要素ですが、何よりもはじめに、積極性と強い意志が求められます。「留学を実現させたい!」という強い気持ちが、まず大切なのです。 本学は、海外留学を考えている学生を対象に、「海外留学オリエンテーション」を実施しています。このオリエンテーションは、毎年4月に新入生向けに豊中キャンパスで、また6月頃に交換留学(大学間派遣)制度を中心に、吹田・豊中・箕面の各キャンパスで実施されますので、留学を考えている皆さんはぜひ参加してください。

海外の大学での学位取得

本学の授業料留学先大学の

授業料修業(在学)年限算入

単位認定 メリット

在学しての留学(修業期間中)

大阪大学交換留学制度不可 払う 払わない 可

可(所属学部・研究科の

承認必要*1)大学(交換留学担当部

署)のバックアップ

休学しての留学 可 払わない 払う 不可不可

(ただし、所属学部・研究科によって承認する

場合もある*1)

協定校以外でも自由に留学先が選べる

卒業後の留学(大学の関与外)

| | 払う(*2) | | 自由にさらなるキャリア

アップが望める

3.留学の準備

(1)阪大でできること 「留学したいけれど、どうしたらいいかわからない」と思っている人でも、手始めに阪大の中で留学に近い体験をすることができます。 例えば、大阪大学で学ぶ外国人の留学生と一緒に、英語で行われる「国際交流科目(http://ex.isc.osaka-u.ac.jp/oussep-sa/index.html)」を受講してみてください。国際交流科目は毎学期開講されていて、阪大生は誰でも受講登録し単位を修得することができます(ただし、学部・研究科によっては卒業要件単位とならない場合がありますので、受講の際は各学部・研究科の教務担当者に確認してください)。 また、あなたのクラスメートのなかには、きっと留学生がいるはずです。彼らに積極的に声をかけコミュニケーションを図ることも、阪大でできる準備の一つです。日本語が流暢な留学生もいますが、大切なことは、英語で話すという行為そのものではなく、自分の意見をきちんと述べて、相手の意見も聞き、お互いを理解し合う気持ちです。留学生との接触・交流を通して、自分の留学について考えさせられる点も多いでしょう。 他にも、全学教育推進機構や各学部・研究科で「留学生チューター」になって、留学生とマンツーマンで交流することもできます。チューター制度は、日本人学生などが留学生の学習・研究・日本語指導や、日常生活上の世話などをして、特に来日後間もない留学生の環境適応支援にあたる制度で、謝金も支給されます。 他にも、留学生と出会える場として、国際交流に理解のある有志により組織された本学の学生団体によるBrothers and Sisters Program(B.S.P.)というプログラム、全学教育推進機構で開催されている多言語カフェ(英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、朝鮮語)や各キャンパスの国際教育交流センター(IRIS及び分室)や各学部・研究科の留学生相談室などがあります。 このように、阪大にいる間でもできることはたくさんありますので、積極的に機会を見つけて留学実現に役立ててください。

(2)留学実現に向けた準備 留学実現に向けた準備として、具体的に以下のステップがあります。交換留学制度の詳細については、次章を参照してください。

①行きたい大学、専攻分野、履修科目を選ぶ

 本学の学生交流協定締結大学への交換留学の場合、授業料不徴収の特典があります。これは、本学に在学したまま留学し、留学期間中は、本学の授業料を納め、留学先大学の授業料は免除されるというものです。この制度に基づく留学を希望する人は、各大学が提供している教育プログラムをホームページ、シラバスなどでよく調べたうえで、希望大学、専攻分野、履修科目を決めてください。履修希望科目にかかる本学での単位互換については、所属学部・研究科に相談してください。 大阪大学公式HP(http://www.osaka-u.ac.jp/ja/international/action/exchange)に大学間協定締結大学のリストが掲載されており、詳細を知りたい大学名をクリックすると希望大学のホームページにアクセスできます(「*」マークが付いている大学が交換留学の対象となります)。

②留学に必要な語学能力を確認する

 海外の大学の多くは、留学生に対し、その大学での学習・研究に支障の無い程度の語学能力を要求しており、留学するにはその要件をクリアする必要があります。特に英語圏のほとんどの大学では、要件となるTOEFL、IELTS等(詳細はP.9参照)の最低スコアが定められています。

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09 10

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

4.語学等の能力試験

(1)TOEFL(TestofEnglishasaForeignLanguage) TOEFLとは、主に英語圏の国へ留学を希望する外国人学生が、大学で授業を履修できるだけの英語力を有しているかどうかを評価する試験です。現在、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの大学2,400校以上が、英語を母国語としない入学申請者に対してTOEFLスコアの提出を要求しているのに加え、各種政府機関、奨学金プログラムなどでもこのスコアが利用されています。また、近年は、日本国内においても、進学や就職活動に際してこのスコアを提出することを求められる傾向があります。自分の語学力を確かめるうえでも、在学中に一度は受験することをお勧めします。 TOEFLには、ペーパー形式による団体向けのITP(Institutional Test Program)及びインターネット版のiBT(Internet-based Test)があります。通常、留学応募に使用できるのは、iBTのみでITPは使用できません。詳細については、下記ウェブサイトを参照して下さい。 ▶国際教育交換協議会(CIEE) http://www.cieej.or.jp

(参考)TOEFLスコア比較対照表

iBT71

73

74

75

79

80

84

85

90

91

94

95100

ITP527

530

537

549

550

562

563

576

577

586

587

599

600

603

(2)IELTS (InternationalEnglishLanguageTestingSystem) 英国のブリティッシュ・カウンシルが中心となって実施しているテストで、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの大学で、英語力を測る基準として使われています。大学によって異なりますが、概ね、文系で6.5、理系で6.0以上のスコアが要求されます。IELTSにはアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールがありますが、アカデミック・モジュールを受けてください。2015年4月にイギリスビザ申請のためのIELTS(IELTS for UKVI)が開始されました。IELTS for UKVIは従来のIELTSとテストの内容、試験官、形式、難易度、採点基準は同じですが、試験実施環境が異なり、CCTV(映像監視システム)の監視下での試験実施となります。 カナダ・オーストラリア等の大学であっても、IELTSに代えてTOEFLのスコアを受け付けます。ただし、イギリスの大学へ交換留学を希望する場合は、従来のIELTSやTOEFLを受け付けず、IELTS for UKVIのみ受け付ける協定校が多いため、注意してください。留学先によってはオーバーオール・バンドスコアのみならず、各バンド毎のバンドスコアの最低基準を設定していることがあります。 なお、平成28年度については5月28日(土)及び8月27日(土)に豊中キャンパスにてIELTS学内試験(有料)を実施予定です。それに先立ち、IELTS対策講座(無料)を5月及び7月に開催します。今後も学内実施をする場合は、KOAN掲示等によりお知らせします。 ▶ブリティッシュ・カウンシル http://www.britishcouncil.jp/exam/ielts ▶公益財団法人日本英語検定協会(日本における実施運営団体) http://www.eiken.or.jp/ielts

(3)英語以外の言語の能力試験

言語 試験名 照会先HPアドレス

ド イ ツ 語TestDaf

https://www.goethe.de/tokyo

http://www.testdaf.de

ドイツ語技能検定(独検) http://dokken.or.jp

フ ラ ン ス 語

DELF, DALF http://www.delfdalf.jp

TCF http://www.institutfrancais.jp/kansai

実用フランス語技能検定試験(仏検) http://apefdapf.org

ロ シ ア 語ТРКИ(ロシア語検定試験) http://taibunkyo.jp

ロシア語能力検定試験 http://www.tokyorus.ac.jp/kentei

中 国 語漢語水平考試HSK http://www.hskj.jp

中国語検定試験(中検) http://www.chuken.gr.jp

韓 国 語 TOPIK(韓国語能力検定試験) http://www.kref.or.jp

ス ペ イ ン 語 DELE(外国語としてのスペイン語検定試験) http://tokio.cervantes.es

(4)その他の米国留学に関係する試験

対象者 試験名 照会先HPアドレス

学部入学希望者 SAT (Scholastic Assessment Test) https://collegereadiness.collegeboard.org/sat

学部入学希望者 ACT (American College Testing) http://www.act.org

大学院進学希望者 GRE (Graduate Record Examinations)http://www.ets.org/gre/

http://ac.prometric-jp.com/gre/jp/

MBA進学希望者 GMAT (Graduate Management Admission Test) http://www.mba.com/global

ロースクール進学希望者 LSAT (Law School Admission Test) http://www.lsac.org/

メディカルスクール進学希望者 MCAT (Medical College Admission Test) http://www.aamc.org/students/applying/mcat/

 交換留学を目指す人は、まずは本ガイドブックの「Ⅵ.海外留学に関する資料〈1.学生交流協定大学(大学間)留学情報〉」で、留学希望大学の語学能力の要件を確認してみてください。同じ大学でも専攻分野によって要件が異なることや、要件が通知無く変更される場合がありますので、必ず自分で留学希望大学のホームページ等にアクセスし、確認するようにしてください。 例えばTOEFLの場合、受験してから正式な結果が出るまでには、1ヶ月程度かかります。語学能力試験のスコアが必要な場合は、交換留学の応募締め切りまでに条件を満たすスコアシートのコピーが提出できるよう、計画的に学習・受験してください。

③いつ、どのくらいの期間留学したいか決める

 在学期間中の、いつの時点で、どのくらいの期間、留学したいのかを決めましょう。そのうえで、決めた時期に向けて具体的な準備計画を立ててください。 海外留学は、通常約1年前から申請準備を始めます。つまり、それまでに、前述のように、①具体的な希望大学が絞られていること、②留学に必要な語学力に達していること、が求められます。 計画を立てるにあたっては指導教員や家族とよく相談し、留学終了後の大学院入試や就職活動など将来の見通しについてもしっかり見極めておくことが必要です。留学先で履修したい科目については、帰国後の単位認定ともかかわりますので、早めに指導教員や所属学部・研究科担当者に相談しておいてください。留学中の滞在費や往復の渡航費などの留学経費についても、早くから方策を立てておかないといけません。

④迷ったら

 留学経験者が書いた留学体験談が国際教育交流センター(IRIS、豊中分室、箕面分室)に保管されていますので、閲覧を希望される方は最寄りの当該センターへお立ち寄りください。 また、海外留学経験学生による留学相談を開催しています。詳細はKOANの掲示板を確認してください。 さらに、国際教育交流センター教員による海外留学に関する個別相談を各キャンパスで行っています。海外留学に行ってみたいけれど何から始めたらいいか分からないという方も、留学に少し興味がある方も、是非この機会に留学相談サービスを活用してみてください。(下記は平成28年度の予定) 留学相談の予約は、留学ポートフォリオ(https://exportfolio.ciee.osaka-u.ac.jp)から行って下さい。

豊中キャンパス 日時:学期期間中の木曜日 12:00~13:00 場所:国際教育交流センター豊中分室(学生会館2階)

箕面キャンパス 日時:学期期間中の火曜日 12:00~13:00 場所:国際教育交流センター箕面分室(B棟1階)

吹田キャンパス 日時:留学ポートフォリオで確認してください。 場所:ICホール1階 玄関ホール

 また、共通教育では外国語教育科目の一つとして、TOEFLなどの英語検定試験受験準備のための「英語検定訓練コース」が開講されています。詳しくは、共通教育のシラバス等をご覧ください。 このように、阪大生のTOEFL受験対策を支援するプログラムが、本学でも充実してきていますので、積極的に活用してください。

海外留学のすすめ

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11 12

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

1.大阪大学交換留学制度とは

(1)制度のポイント 本学が学生交流協定を締結し授業料不徴収の取り決めを結んでいる海外の大学へ交換留学する場合は、本学に在学した形での留学となり、本学での授業料を支払えば、留学先大学での授業料を支払う必要はありません。留学中の在学期間も修業年限に通算されますので、所定修業年限内での卒業も可能です。また、留学先で修得した単位のうち所属学部・研究科で認められた単位については、本学の卒業要件単位に算入することができます。 交換留学可能な大学の概要は、本ガイドブックの「VI. 海外留学に関する資料〈1.学生交流協定大学(大学間)留学情報〉」、及び本学HPの「交流協定締結大学一覧」で調べることができます。 なお、Medical School, Law School, Business Schoolなど、専門家育成の大学院や学部では交換留学対象となっていないところが多いので、事前にHPなどで確認してください。 また、学部・大学院が独自で締結している協定(部局間協定)による交換留学を希望する場合は、所属学部・研究科の教務係等へ問い合わせてください。

(2)スケジュール 交換留学(大学間派遣)制度を利用した留学の場合、留学開始時期の概ね1年前に学内選考があります。選考の結果、交換留学派遣候補者として内定した学生については、本学より協定校に受け入れ申請を行います。スケジュールの概要は、以下の表を参考にしてください。 学部によっては留学開始年次について制限を設けている場合がありますので、事前に所属学部の教務係等に確認してください。 また、休学中に応募することも可能ですが、交換留学を希望する時期に在学していることが明確であること、指定された日時に面接審査を受けられることが条件となります。

(3)交換留学対象の奨学金等の概要 大阪大学交換留学制度により大学間協定校あるいは部局間協定校に留学する場合、給付型の交換留学用の奨学金に応募することができます。各奨学金の情報は本ガイドブックのP.33~36で確認してください。

Ⅱ2.留学が決まるまで

(1)学内選考への応募 本学では、「大阪大学交換留学(大学間派遣)候補者募集要項」に基づき、交流協定校への留学希望学生を対象に学内選考を行います。 この募集は各学部・研究科を通じて毎年6月頃に行います。応募締め切りは、翌年1月~3月の留学開始予定者は7月上旬頃、翌年4月~翌々年3月の留学開始予定者は10月上旬頃となっています。 なお、各学部・研究科の締め切りは、これより早い時期に設定されますので注意してください。 応募の際に必要な書類は以下のとおりです。(詳細は「大阪大学交換留学(大学間派遣)募集要項」で確認してください)

大阪大学交換留学(大学間派遣)制度を利用しての留学

1 「大阪大学交換留学(大学間派遣)申請書」 1通

 本学ホームページからダウンロードした様式に入力し、応募締切日までに国際学生交流課宛にメール添付にて送付すると共に、プリントアウトした当該様式を提出してください。

[申請の手引き・申請書ダウンロード先]▶ http://www.osaka-u.ac.jp/ja/international/outbound/ex_students.html

2 成績証明書(大学等高等教育機関入学後の全ての成績証明書) 1通

3 語学能力を証明する書類 A4判1通

●留学先での学習・研究に英語を使用する場合TOEFLもしくはIELTSスコアの写し※協定校が要求する語学能力基準(明記されていない場合もあり)かつ本学の語学能力基準(TOEFL iBT 79もしくはIELTS(アカデミック・モジュール) 6.0)を満たすもの

●上記以外の場合本学語学担当教員による、留学先言語での学習・生活に支障のない語学能力を証明する書類(日本語又は英語)又は留学先言語の語学能力検定試験のスコアや証明書の写し※語学能力検定試験のスコアは、応募時点で受験から1年以内のものを有効とします。

4 留学を希望する理由(所定様式) A4判 各1通

日本語及び留学先で使用する言語

5 協定校での「勉学または研究計画」または「研究計画」(所定様式) A4判 各1通

日本語及び留学先で使用する言語

6 指導教員(又は担任教員、授業担当教員)の推薦書(任意様式) A4判1通

日本語又は英語

7 パスポートのコピー(保有者のみ) A4判1通

8 在留カード(外国人登録証明書)の表と裏のコピー(外国籍保有者のみ) A4判1通

平成28(2016)年 平成29(2017)年 平成30(2018)年6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

第Ⅰ期

6月頃─オリエンテーション・募集開始

7月上旬頃

応募締切

7月中旬〜8月頃

学内選考

内定者決定

第Ⅱ期

10月上旬頃

応募締切

10月中旬〜11月頃

学内選考

内定者決定

第Ⅰ期留学開始期間(2016年1月〜3月末日)

協定校への正式な

応募書類を準備、

提出する

留学への  

具体的な準備

協定校での審査

協定校からの

受け入れ通知

留学決定

協定校へ出発!

第Ⅱ期 留学開始期間(2016年1月から2017年3月末日)

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Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

(4)協定校からの受け入れ許可 協定校へ申請後、協定校での審査が行われます。最終的な受け入れ可否の判断は協定校にて行われます。審査の結果、交換留学生として受け入れが認められ、受け入れ許可書が届いた時点で、正式に交換留学生として認められることになります。 概ね留学開始の2ヶ月前くらいには、最終的な審査結果の連絡があります。本学を通じての場合と、協定校から直接学生本人あてに文書やメールで通知される場合があります。 協定校から直接受け入れ許可書が届いた場合は、必ず、所属学部・研究科を通じて国際学生交流課にそのコピーを提出し報告してください。

(5)留学経験者や他の内定者との連絡 内定が決まった人のなかには、過去の交換留学経験者や現在留学中の学生、あるいは自分と同時期に同じ協定校へ留学予定の学生、現在協定校から阪大へ来ている交換留学生などと連絡を取って情報を得たい人もいるでしょう。 本人の了解が得られればそういった人を紹介することもできますので、国際学生交流課に相談してください。

3.留学決定から渡航まで

(1)協定校への留学準備 協定校からは、受け入れ許可書と併せて、交換留学生向けの情報を集めた資料リンクや資料がメール又は郵送で届きます。これには、協定校に対しさらに提出しなければならない寮の申込書類や履修登録の案内などが含まれていることもあります(なお、寮の申し込みは、応募段階で行うことになっている場合もあります)。 届けられた情報をよく読んで、必要な書類に漏れのないように注意して、速やかに提出するようにしてください。

(3)阪大での手続き 正式に留学が決定したら、今度は、阪大で行う手続きがあります。 留学中に修得した単位を帰国後認定してもらうには、留学開始前に、協定校のシラバス等を持参して所属学部・研究科担当者及び指導教員と十分相談しておく必要があります。 自分では単位認定されると思っていても、留学中に修得した科目を所属学部・研究科のカリキュラム体系に基づいて所属学部・研究科の教授会等で承認してもらわないと、認定されません。手続きは、所属学部・研究科により異なりますので、事前に教務担当係で確認してください。この時、留学後に必要となる手続きについても聞いておくとよいでしょう。 また、国際学生交流課に、「留学・海外研修届」(所定様式)をメールにて提出してください。 その他、さまざまな手続きについては、各自の責任で確認し、時間に余裕をもって進めてください。

(2)渡航の準備(2)学内選考及び内定通知 学内選考は、翌年1月~3月の留学開始希望者に対しては7月~8月頃、翌年4月~翌々年3月の留学開始希望者に対しては10月~11月頃行われます。 書類審査と面接審査が行われ、面接審査では留学の動機、学習・研究計画等について質問されます。選考結果は、各所属学部・研究科を通じて通知されます。 内定を受けたら、期日にゆとりをもってパスポート取得手続きを行ってください。既にパスポートを所持していても、有効期間が留学期間+6ヶ月間をカバーしている必要があり、途中で有効期限が切れないよう注意してください。更新は、原則として期限切れの1年前から手続き可能です。

(3)内定通知後の協定校への申請 選考の結果、内定通知を得た学生には、国際学生交流課より協定校の指定する申請書等をメールにて送付します。書類を受け取った学生は、国際学生交流課の指示に従って、期日までに必要書類を所属学部・研究科を通じて国際学生交流課に提出してください。これらの書類はその後、国際学生交流課より協定校あてに提出されます。 提出期限は、協定校により異なりますが、概ね留学開始の半年くらい前には提出することになります。 なお、協定校によっては、オンラインで申請を行うところがあります。その場合でも、オンラインでの申請様式に加えて紙媒体での提出を求められる添付書類がある場合が多いので、よく注意して必要書類をそろえ、所属学部・研究科を通じて国際学生交流課まで提出してください。 また、協定校によっては、予防接種の記録等、健康状態に関する書類提出を求めるところがあります。この他、寮その他の申し込みを出願段階で行う協定校もあります。 基本的には、出願する学生自身で必要書類をそろえることになっていますが、何か不明な点があれば、所属学部・研究科、国際学生交流課もしくは国際教育交流センターに相談してください。 なお、大学院生の交換留学の場合は、指導教員と相談のうえ、協定校で研究指導を受けたい研究者に予め了解をとっておくと手続きがスムーズに行えます。研究指導を受けずに授業履修のみの場合はこの必要はありません。

大阪大学交換留学制度を利用しての留学

①ビザ

 必ず学生ビザを取得してください。出発時期が迫っている場合は、協定校からの正式な受け入れ許可書が届く前であっても、手続きについて情報収集を始めてください。 申請方法については、当該国の在日大使館・総領事館等で確認してください。特にアメリカの場合は発行までの手続きに以前よりかなり日数がかかっていますので、十分余裕をもって申請するよう気をつけてください。 審査を受ける際は、不法就労をする意思のないこと、短期留学終了後は速やかに大阪大学に復学することを明確に伝え、不信感を与えないよう注意してください。 ▶参考:駐日外国公館リスト http://www.mofa.go.jp/mofaj/link/embassy

②渡航時期・飛行機のチケット

 協定校の資料で新学期開始時期などについてよく調べて、渡航時期を決めます。協定校によっては、新学期開始の少し前から留学生向けオリエンテーションを実施するところもあります。また、入寮時期も、先方で指定されていたり、自分で選択できる場合もあります。少し余裕を持って出発し、オリエンテーションプログラム開始の数日前には到着するくらいが適当でしょう。 1年間帰国する予定のない人は、帰国日の変更が可能なオープンチケットを利用できます。大学生協でも、留学用チケットを斡旋しています。夜間(20時以降)に到着する航空便の利用を控え、止むを得ず夜間に到着する航空便を利用する場合は、到着後に深夜列車、深夜バス等での長距離移動は避け、空港内または近くの安全なホテルに宿泊し、翌日に移動しましょう。

③留学先の治安状況・保健情報等の収集

 出発前はもちろん、留学中も各自で情報収集を行い、危機管理に努めてください。 危機管理オリエンテーションを8月及び2月に開催しますので、必ず参加してください。留学先によっては予防接種が必要な国・地域があります。中には同じワクチンを3回接種するため、数ヶ月時間がかかることがあります。 交換留学が確定してから準備を始めると渡航までに間に合わないため、交換留学確定前から準備を始めましょう。 ▶外務省海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp  ※メールサービスに登録することをお薦めします。

 ▶厚生労働省検疫所(海外渡航者のための感染症情報) http://www.forth.go.jp

 ▶World Health Organization(WHO) http://www.who.int/csr/en

(4)健康面の準備 留学時は、環境と生活の変化から健康面に影響が出ることがあります。持病のある人や健康上心配のある人は、出発前にかかりつけの医師に相談してください。アレルギーや常備薬等について事前にアドバイスを受けておく必要があります。医師の処方箋がないと薬を買えない国もあります。自分がこれまで受けた予防接種等についても把握しておき、それらの英語訳についても調べておきましょう。 また、協定校によっては健康診断書(胸部レントゲン含む)が必要となりますので、保健センターで学生定期健康診断を必ず受診してください。

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Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

4.留学生活

(1)留学生活スタート 通常、協定校の受け入れ許可書とともに送られてくる資料の中には、現地到着後まず大学内のどこに行かねばならないかの案内がありますので確認してください。また現地到着後、わからないことがあれば大学のInternational OfficeやStudent Centerを訪ねて案内を受けてください。 現地では、大学での手続き(履修登録、学籍登録、図書館やPC関連の登録、保健センターへの登録等々)と、日常生活上の手続き(銀行口座開設、在外日本公館への「在留届」提出等々)がたくさんあります。必要な手続きに漏れがないよう気をつけてください。到着後、オリエンテーションでの説明をよく聞いて、International OfficeやStudent Centerその他のアドバイスを受けながら進めてください。 日本とは、言語、文化、宗教、習慣等が異なることから、戸惑うことも多くあるかもしれません。外国語でのコミュニケーションに手間取り、予想外に時間がかかることがあるかもしれません。わからないことがあるのが当たり前です。戸惑うことがたくさんあって当然です。困ったことがあれば、とにかく遠慮せずにどんどん質問していけば、必ず解決方法にたどりつきますので、焦らず一つ一つ進めてください。 到着後1~2週間と授業開始後1~2週間は数多くの行事等がありますので、積極的に参加していろいろな人と出会う機会を持つよう心がけてください。 なお、到着後は、必ず、最寄りの日本大使館・領事館に在留届を提出してください(旅券法16条により義務付けられています)。 参考 ▶在留届電子届出システム  http://www.ezairyu.mofa.go.jp    ▶在外日本公館リスト http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list

(2)阪大への連絡 本学では、留学中に何か起こったときに、交換留学生と迅速に連絡を取り対応できる体制をとっています。 留学先の住所、連絡先等が決まったら、速やかに、所定の様式で国際学生交流課へ連絡してください。また、家族や指導教員等にも連絡を忘れないでください。 なお、現地で天災、新型インフルエンザ等の感染症、テロ等が発生した場合は、たとえ自分には何も被害がなくても、安否について速やかにメール等で国際学生交流課まで連絡してください(緊急時の連絡先については、P.49を参照)。安全の確保と危機管理については、後述の(7)を参考にしてください。

(3)勉学・研究生活 協定校で授業や研究生活が始まると、戸惑うことがたくさんあるかもしれません。阪大と違う点も多く見受けられるでしょう。 毎週のように課題が出されレポートを提出することになるかもしれません。授業では、語学力不足を痛感し、学生からの質問の活発さに驚き、学生同士のディスカッションやプレゼンテーションを課せられて、どうしようと戸惑うこともあるかもしれません。授業についていくことの大変さに途方にくれ、留学したことを後悔するほど落ち込むことがあるかもしれません。 しかしそういう気持ちはあなただけでなく、留学する人は皆経験するものなのです。自分のできることから少しずつ努力して解決してください。勉強の仕方がわからなければ、先生やクラスメートや友人に相談してください。1学期の最初が一番大変ですが、1日1日、1週間、1ヶ月、2ヶ月…、時間の経過とともにあなたの経験も増え、少しずつであっても着実に、今いる環境に慣れてきます。そして、1学期の体験を経たあとの2学期は、きっと1学期よりも数段楽になっているはずです。

(4)日常生活 住み始めた当初は買い物するだけでも一苦労かもしれません。しかし、徐々に慣れてくるはずです。留学当初は、緊張感からストレスを感じることもあるでしょう。また少し慣れてくると、自分でも気づかないうちにやたら開放的になったり、逆に変に落ち込んでしまうこともあります。時間をかけたのに日本のようには物事が進まなかったり、コミュニケーションがうまくとれなくてストレスがたまることもあるでしょう。 そんな時には無理をしないで、好きなことをして気分転換を図ったり、一人で考え込まないで心を許せる友人と語らったりして、

“ゆったりした気分”で過ごすことも大切です。時々は、日本の家族や友人と連絡を取って近況を伝え合ったりすることも効果的でしょう。 また、ほとんどの協定校では、留学生のためのカウンセリングサービスを実施していますので、話を聞いてほしいと思ったときは気後れせずに利用してください。

(5)保険 留学中の事故や病気に備え、必ず留学期間全てをカバーする保険に加入してください。保険は、クレジットカード付帯の保険ではなく、必ず海外留学用の保険に加入してください。既往症、歯科関係、妊娠関係は一般的に海外旅行保険の対象外となります(中には歯科関係を保険対象とする保険もあります)。既往症や歯科関係等は留学前に完治できるよう早めに病院に行くことをお勧めします。国民健康保険や海外旅行傷害保険の手続きについては、各自で行ってください。また協定校によっては、交換留学生は強制加入とされている保険もあります。協定校から送られる資料等でよく調べてください。

(5)健康管理 留学生活は、日本での生活とは異なります。食事をはじめ、生活のリズムや環境の変化から体調を崩すことがありますから、健康管理には十分留意してください。 もし、風邪をひいたり体調がすぐれないときは、早めに診察を受けるようにしてください。協定校に保健センターがあるときは、まずそこで診てもらうといいでしょう。協定校での健康相談や医療関係のサービスについては、たいていオリエンテーション時に説明があります。

大阪大学交換留学制度を利用しての留学

(6)留学継続が困難になったとき 通常は、誰でも、大変ながらも何とか問題を克服し、留学生活を継続して期間を満了しています。 しかし、留学中に、当初予想もしなかった深刻な状況に陥ることがあるかもしれません。そうした事情から、どうしても留学を継続することが困難になった場合、あるいはどうしていいかまったくわからなくなった場合、一人で悩まず誰かに相談し助けを求めてください。 まずは、国際学生交流課もしくは国際教育交流センター([email protected])に連絡を取ってください(皆さんのプライバシーは確実に守られます)。

 さらに、眼鏡やコンタクトレンズを使用している人は、スペアレンズやケア用品を持って行ってください。歯の治療は、海外旅行傷害保険では原則として対象とされず、国によっては適切な治療を受けられないこともありますので、出発前に必ず治療を済ませておいてください。

 異文化への適応過程は、滞在日数の経過によって、適応→不適応→再適応を繰り返すU字型適応曲線をたどるケースもあるといわれています。すなわち、留学開始直後の高揚感、その後訪れるカルチャーショック、表面的な適応感からの一応の安堵感、文化・習慣・言語・宗教等の違いからまだまだ真に適応してはいないことに気づかされる第2のカルチャーショック等々、何度か適応と不適応の状態が連鎖反復する可能性があります。こうしたある種の不適応症状が、大なり小なり自分にも訪れるかもしれないことをあらかじめ承知していて、いま自分がどのような状態にあるのかを客観的に見ることができたら、心の負担が軽くなるかもしれません。 このように、留学は、困難もつきまといますが、逆に日本では得られない貴重な体験を味わうことができます。努力を続けて、少しずつでも困難を克服し、有意義な留学生活を送ることができれば、自分に自信がつき、予想していた以上の成果を得ることになるでしょう。 わからないことがあれば、一人で悩まず、遠慮せずに、同級生や先生や留学生アドバイザー等に相談しましょう。もちろん、国際学生交流課にメールしていただいても結構です。

(7)安全の確保と危機管理 到着後の緊張感も、留学先での生活に慣れるにつれて徐々にほぐれてきます。ただ、外国では、文化や生活習慣の違いなどから、安全に対する認識が違う面がありますので、日本での感覚を当然と思わず、常日頃から安全面での緊張感を保ち、注意を払ってください。いざという時のために、緊急時連絡先(日本及び海外での連絡先)を控え、常時携行するようにしてください。 阪大の連絡先や現地の日本公館についての情報はもちろんのこと、協定校における緊急時対応・連絡システムについて、オリエンテーション時の説明や配布資料でよく把握しておき、いざというときに冷静かつ迅速に対応できるよう備えておいてください。 交通事故や窃盗事件、新型インフルエンザ等の感染症の流行、政治・経済・社会的な危機発生等の非常事態への対応について、危機感を持って想定し備えてください。危機的状況下においては、まず身の安全を確保すること、次に大使館・領事館や留学先との連絡、日本の家族や阪大への連絡等が重要です(緊急時の連絡先については、P.49を参照)。留学先国や地域の治安情報については、現地情報と在外日本公館のHPなどの危険情報に常に注意を払ってください。 また、留学中に旅行等で第三国を訪れる場合は、必ず外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

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Ⅱ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

5.帰国後の生活

(1)帰国後の手続き 帰国後は、早めに所属学部・研究科の教務係に申し出てください。帰国後の履修、単位認定手続き等については学部・研究科により異なりますので、よく確認してください。 国際学生交流課へは、所定の「大阪大学交換留学(大学間派遣)報告書」等の報告書類を提出してください。

(2)阪大での再出発 留学を通してさまざまな体験をしたあなたは、どんな気持ちで帰国したことでしょう。母国を離れての生活は、いろいろな意味で貴重な体験となったと思います。留学前と変わらないところもあれば、変わったところもあるでしょう。スムーズに阪大での生活を再開できる人もいれば、現地での生活になじんだがゆえに逆に帰国後の生活にストレスを感じたり違和感を持つ人もいるかもしれません。 あなたの帰国後の気持ちを素直に受けとめてください。帰国後のショックやストレスは逆カルチャーショックと言われることもあり、程度の差はあれ、留学した人たちが皆経験するプロセスですから、焦らず、時間をかけて、帰国後の生活に慣れていってください。 他の留学経験者と会って話をするのもいいし、国際学生交流課や国際教育交流センターを訪ねて留学を通じて気がついたことを話してくれるのも歓迎です。 特に、留学体験記は、ぜひ書いてほしいと思います。体験記を書くプロセスを通じて、自分の留学生活を振り返り、客観的に自分を見つめ直し、気持ちを整理することができます。 あなたの体験記や留学情報は、これから留学をしようとする後輩たちへの貴重な資料となります。国際学生交流課では、そうした資料情報をより効果的に提供するため、留学体験者に留学体験談の執筆をお願いしています。 あなたの留学先国・地域、留学した協定校、そしてそこで出会ったさまざまな人々、それぞれ多様で特徴的だったと思います。その半面、日本で体験したり予想していたこととまったく同じであったり非常によく似通っていたりする面も感じたことと思います。 留学を通じて、あなたは、自分の世界を広げ、視野を広げ、自分と日本を再確認し、大きく成長されたことでしょう。 留学にチャレンジし実現させた、その意欲と積極性、そして困難を乗り越えた留学体験そのものが、あなたの人生における貴重な体験となります。計り知れない価値を秘めたその体験を活かして、あなたは、これからの人生を歩むことになります。Good Luck!

(8)留学を終えて帰国の準備 留学当初は長く感じられる留学生活も、いつの間にか思った以上に早く過ぎていきます。留学期間が終わる頃には、最初戸惑っていたことも多くの人々の協力を得て解決し、さまざまな体験をし充実した留学生活を送ってきた自分に気づくことでしょう。また、留学を終えようとしているのに十分目標を達成できていないなどと焦ったり、まだまだ留学生活を続けたいと思うほど生活になじんだ人もいるでしょう。 交換留学は、あらかじめ認められた留学期間が終わると、帰国するのが原則となっています。 帰国の準備は、留学期間が満了する2ヶ月ほど前から徐々に始めてください。成績証明書の郵送依頼や退寮手続き等、交換留学生としての留学終了時の手続きについては、協定校のInternational Officeなどで確認してください。また、留学中の語学力向上の達成度を測るため、TOEFLやIELTSなどをこの時期に受験することもお勧めします。 予約した航空便は直前にリコンファームしてトラブルを予防します。また、日本へ送り返す荷物は、船便・航空便をうまく使い分けて発送するとよいでしょう。送料が比較的安くなる別送品扱いもあります。 そして、帰国の日程が決まったら、必ず協定校のInternational Office 及び国際学生交流課に報告してください。

大阪大学交換留学制度を利用しての留学

 自分の身は自分で守るという緊張感を保ち、緊急時に取るべき対応をあらかじめ想定し備えたうえで、留学生活を送ることが必要です。

交換留学生からの情報と体験談

1.阪大に学ぶ交換留学生からの母校の情報 阪大では、短期留学特別プログラム(OUSSEP)に参加している学生、各学部・研究科に直接受け入れられ勉学や研究を行っている学生など、協定校からたくさんの交換留学生が学んでいます。以下に2名の学生が母校の紹介をしてくれました。この他、皆さんが国際教育交流センターや各学部・研究科の留学生相談室等を訪ねて、直接、交換留学生と話してみてください。

Ruprecht-Karls-Universität HeidelbergHeidelberg University:

Enjoy the atmosphere of an old historical cityBEZLER Angelika Sharon, Heidelberg University, Germany

Are you planning an exchange year in Germany? You want to see a lot of traditional old buildings? Then come to Heidelberg University! Ruprecht–Karls Universität Heidelberg also known as Heidelberg University is the oldest university in Germany and was founded in 1386 by King Ruprecht I. Therefore Heidelberg University is one of the oldest universities in Europe and the oldest in Germany.

It has also about 400 exchange programs with other universities around the world. The campus of Heidelberg University is divided into three parts: Altstadt, Bergheim and Neuenheimer Feld. Two busses connect all three campuses and it is easy to go from one campus to the other campus.

How about having a nice lunch or coffee in the cafeteria? A lot of students like to spend their breaks in the Marstall Mensa. The Marstall Mensa is the biggest cafeteria in Heidelberg University. There you can have nice lunch and dinner, they also provide a cake buffet, where you can eat all kinds of cake while you are taking a short break. During big football events they also show football matches in the cafeteria. Next to the cafeteria is the so-called Marstall Café; it is a nice place, where you can have a nice cup of coffee or tea and also nice cakes or ice cream. This place is famous among Heidelberg students, because of the relaxing sphere. Each Sunday evening you can watch some football

matches or a German television series. But there are more benefits of being a student from Heidelberg University. With the student ID card you get a lot of discount it does not matter if you want to go to a museum, zoo or cinema. With the semester ticket you can also use the cable car, which brings you to the Heidelberg castle and also to Königstuhl. During the spring and summer, students love to hang around the Neckarwiese, which is large grassland next to the river. In the colder months especially during December you can enjoy the Christmas market. Enjoy the warm wine and special Christmas candies on the Heidelberg Christmas market in front of the Heidelberg University.

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Ⅲ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

交換留学生からの情報と体験談

2.阪大から派遣された交換留学経験者の体験談 ここで紹介する以外に、交換留学体験談を集めた冊子が学内の以下の場所で閲覧できます。吹田キャンパス:ICホール2階 国際教育交流センター留学生交流情報室(IRIS)豊中キャンパス:学生会館2階 国際教育交流センター豊中分室箕面キャンパス:B棟1階 国際教育交流センター箕面分室

(学年は留学より帰国後、原稿執筆当時の学年を示す)

University of Toronto:

Interested in UofT? Let me show you the way!ZOU Rong, University of Toronto, Canada

The University of Toronto is one of the world’s top 20 universities and currently home to over 84 000 students. As an immigrant to Canada, U of T’s multicultural environment has provided me with many fascinating experiences. From instant access to countless cultures' foods to diverse celebrations dedicated to various countries’ immigrants, every day in Toronto is filled with exciting new events.

U of T is situated across three campuses, with its main campus (St. George) integrated into downtown Toronto. Walking down the streets of St. George campus, I pass by ethnic food streets, high rise apartments, high-tech business buildings, and of course, antique campus buildings where classes are held. Did you know that many of UofT’s classroom buildings are over 100 years old, and the exteriors are preserved to look as they did a century

ago? I was amazed to see how the old European buildings are maintained and blend into the modern landscape of Toronto.

In addition, no matter where I am, I am guaranteed to be surrounded by people of all ages and ethnicities. The city of Toronto itself is a multicultural city containing a wide range of immigrants, and last year our university alone welcomed nearly 10 000 international students from 161 countries! Whether it’s debating in class, having fun in your student club, or simply connecting with new people at a local coffee shop, you are always able to meet and learn from people around the world.

With all these different students on campus, the selection of student clubs to join is equally diverse. There is a club for almost anything you can imagine: sports, business, math and science clubs are just a few examples. One event that helped me as a first year student was the Club Week that happens once a year, where all the club leaders come out to recruit new members. It’s the perfect time to discover your favourite club! Personally, I joined a few business clubs before deciding to apply for an executive position in a club called AIESEC. Why? Being a member means being in touch with many like-minded students, but being an executive means being in charge and creating even better experiences for those around you! As the Marketing Manager I attended various retreats, workshops, and promotion events throughout the year. Not only did being a club executive gave me the opportunity to work along some of the most passionate students on campus, I was also able to work with managers of companies to send our members on international exchanges.

When it comes to academics, many of U of T’s professors have an "open door policy." This means that in addition to regular office hours, if their office door is open then students are allowed to drop in and chat. Whether it’s needing help with homework, tips for reviewing, or just wanting insight to pursue a career in your major, all the professors I’ve met were approachable and genuinely cared about what students hoped to achieve.

 交換留学の一年前に語学研修でモナシュ大学を訪れ、大学も近くの町のメルボルンも気に入り、ここに留学しようと決めて始めた留学でした。勉強からも、日常生活からも毎日非常に多くのことを学ぶいい機会となりました。 授業だけでは授業内容を理解できず、予習も大変で授業に追いついていくのも精一杯でした。授業では活発に議論が行われ、ただただ圧倒されるばかりでした。最初のセメスターは勉強ばかりに追われ、それ以外のことをしたいと思ってもほとんど何もできずに終わってしまいました。 次のセメスターが始まる前に寮の友達に前のセメスターの状況を話し、どうにかうまく勉強とそれ以外の時間を両立させられないだろうか、と相談しました。そこで友達が提案してきたのは、忙しい時でも息抜きをするということでした。始めのうちは忙しい時ほど息抜きをすれば集中が切れ、何より忙しい時にやるべきことから離れて息抜きをするなんて不真面目なのではないか、と思っていたのですが、相談した友達からすると、むしろ「いくら忙しい時でも息抜きをしなければ気持ちが疲れて逆に効率が悪い」らしく、それもそうかもしれない、と私も思うようになりました。自分で当たり前だと思うことも、日本人以外の人には当たり前ではないこともあるということに気が付かされました。それからは少々忙しくても少しだけでも息抜きをするようにしました。キャンパス内のジムに通って体を動かしたり、毎週木曜日に寮の皆と近所のパブに飲みに出掛けたりと勉強以外のことにも

学ぶばかりの毎日文学部人文学科 尾田 昂弘◦オーストラリア・モナシュ大学へ留学(2014.2 ~ 2014.11)

手を伸ばすようになりました。勉強の量が最初のセメスターより減ることはなく、大変だったことに変わりはなかったのですが、息抜きをすることで少し気が楽になり、授業に追いつくのもさほど大変ではなくなりました。 留学している間はいろいろな場所に出かけ多くの発見をする機会に恵まれました。土日にはメルボルンの街に出かけてただひたすら歩き回って、街の雰囲気を楽しんで回り、長期休暇の間はオーストラリアの各地に出かけ学生向けの格安ツアーに参加していました。ツアーではオーストラリアの美しい自然を見て感動できたことはもちろん、世界各地からの留学生や旅行者と出会い、故郷の話、今まで見てきた場所や経験してきたこと、将来の話などさまざまな話をすることができました。今まで知らなかった考え方や生き方に触れ、私が留学するまで生活してきた世界はこの世界全体の中でもほんの小さな一部でしかなかったことに気付かされました。 寮で生活したり、学校で勉強したり、旅をしたりする中で多くの人と出会っていくうちに気付いたことで最も大きなことが、価値観や見た目の違いはあっても、どこの国の人も、

地域の人も同じ人間という点ではあまり大きく変わりがないということでした。確かに違いはあるのですが、よく考えるとそれらの違いも些細なことで、人々の根底にあるものは大きく変わらないということでした。もちろん時には宗教的なタブーなどの違いに配慮したりする必要もありましたが、お互い理解しあうことができないわけではなく、どこから来た人でも気さえ合えば、お互いのことを理解し合い、友達になることはさほど大変なことではないことが分かりました。

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Ⅲ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

交換留学生からの情報と体験談

 自分が育った大阪の外の世界を体感し、視野を広げることで自立した女性になろうと思い、米国への留学を志望しました。大学のあるインディアナに到着したとき、マイナス20度以下とあまりにも寒いうえに、空港から大学への道にコーン畑しかなく、とても不安になったことを覚えています。しかし、一旦パデュー大学の敷地内に入ると、広大なキャンパス、美しい講義研究棟、24時間オープンの図書館、学生のダイバーシティを見て、こんな素晴らしい環境で勉強できるのか、と嬉しくなりました。 留学中は、自分の専攻である法律の知識をさらに深めるため、米国の憲法、ビジネス法を中心に履修し、米国で人権がどのように形成され、民主主義社会が発展してきたかを学びました。また、ビジネスに関わる法律の知識・語彙も学びました。留学前から英語に力を入れていたこともあり、授業やレポートについては、そこまで問題がありませんでしたが、一回の授業で裁判判例を毎回4例、計100頁超を読みそれぞれをA4用紙1頁ずつにまとめていることを前提に授業が進んだため、週2回は毎晩午前3時まで勉強していました。自分の将来のための勉強であると自分に言い聞かせ、手を抜かなかったことで、自分の限界が少し広がったように思います。米国では学校の成績が就職に大きく影響することもあり、周りの学生も勉強に必死であったことも心の支えとなりました。2学期目が終わった時には、1学期の一番最初に苦労して取り組んだ判例がすっと頭に入り、成長を実感できたことは大きな喜びでした。 課外活動では、本学の体育会剣道部で週3,4回稽古をしていました。私の剣道歴はわずか7年ですが、米国では大学から剣道を始める学生が多く、経験の浅い私でも技術的なことや礼節などを伝える場面がたくさんありました。米国には剣道

新たな環境に飛び込んだ留学法学部法学科 辻川 美由紀◦アメリカ・パデュー大学へ留学(2014.1 ~ 2014.12)

を培った文化的な土壌がないため、日本式の礼儀や精神を押し付けず、逆に後輩・先輩のない米国のフランクな雰囲気を大切にしながら、剣道に関する英語のウェブサイトを皆に紹介してみたり、部員と剣道について語りあったりし、試行錯誤を続けました。自分自身も米国の視点から剣道を見ることで、剣道や日本の精神とはなんだろう、と深く考え、学ぶ機会が多くありました。また、剣道部のメンバーとは剣道だけでなく、勉強について、さらには将来の夢について語り合い、心からの友人になれたと思います。12月に最後の稽古を終えたとき、皆と別れる寂しさに涙しました。 パデュー大学の夏休みの間に日本で就職活動をし、留学前から第一志望の企業から内定を得ることができました。今後も、交換留学を通じて得た語学力、粘り強さなどを生かして、国際法務や資源取引に関連する業務で活躍することを新たな目標として、勉強や仕事を頑張っていきたいと思います。 勉強はたやすくはなく、知らない場所で孤独感に悩むこともあり、留学は楽しいことばかりではありません。しかし、新たな環境に飛び込んで努力をし、さまざまな考え方や生き方に触れることでしなやかさやたくましさを得ることができると思います。皆さんもぜひ勉強を始めて、次の交換留学の募集に応募しませんか。

 留学前、カリフォルニア大学からの留学生のチューターをした際、彼らの開放的でエネルギッシュな雰囲気に魅了され、私は同大学のデービス校に留学した。この留学を通じて私は、自分は何なら出来るかが重要ではなく、自分は何をしたいか、が大切であることを学んだ。 留学先では専門の老年学を中心に学ぼうと決めていた。しかし、履修を考えていた授業は全て応用の授業で難易度の高いものばかりだった。以前留学を経験した先輩から最初の学期は留学生でも理解しやすい入門の授業から始めるべき、と聞いていたので、それを知った私は老年学の授業を諦めることを一瞬考えた。しかし、元々老年学を学びたくて来た留学だったので希望の授業をどうしても諦められず、単位取得出来ないかも知れないけれど、とにかく応用の老年学の授業ばかり履修することにした。結果、やはり授業スピードはとても速い上、内容も今まで学んだことのない医学、人口統計学、昆虫学など他領域から老年学を学ぶものだったので、最初の頃の成績は散々だった。そして一日の殆どを勉強に費やす毎日が続いたので、途中疲れ果て、やはり自分は無理だったのかもしれないと後悔したこともあった。しかし、授業を通じて同じ興味を持つ友人ができ、彼らと共に勉強し、助けてもらいながら、何とか全ての授業で平均以上の成績を得られた。更に最終学期では、授業で活発にディスカッションをしたり、老人ホームでインターンをする授業に参加し、現地の高齢者の思いに触れて高齢者や老化に対する理解を深めることが出来た。その経験は帰国後の卒業研究や就職活動に影響する貴重なものとなった。 私生活では、前から挑戦したかったストリートダンスのクラブに入った。メンバーのほとんどが経験者だったのに対して、初心者の私はもちろん全く踊れず、授業では使わないような

Why don’t you try it?人間科学部人間科学科 増田 裕子◦アメリカ・カリフォルニア大学デービス校へ留学 (2014.9 ~ 2015.6)

彼らの英語と独特な文化にもついていけなかった。その結果、クラブから遠ざかりがちになり、同時期に勉強も大変だったので、非常に落ち込み、日本にいる家族に弱音を吐いた日もあった。しかし、ある時留学先の友人から、『旅の恥はかき捨てでしょ?』と言われた時、突然気持ちが楽になった。間違えることが怖くても分からないことがあるなら躊躇せずに聞けばいい、それよりも今自分がやりたかったことをやらなきゃもったいない!と思うようになった。それ以降、積極的にメンバーに踊り方を教わり、英語も大分分かるようになった。また、以前よりもありのままの自分を表現するようになったことで、メンバーたちとの壁もどんどんなくなり、彼らとは帰国した今でも、真剣な話も時に笑い話もできる心からの友達になった。 留学は楽しいことばかりではない。始めから勉強も私生活も思い通りに出来る人は殆どいない。しかも、見知らぬ環境で挑戦して失敗することは恐ろしい。それでも、常にやりたことを諦めず、挑み続ければ、失敗して悩んで辛いことがあっても、きっとどうにかなる。そして帰国するころには前より少し成長した自分に出会えるだろう。だから、Why don’t you try it?

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Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

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インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

交換留学生からの情報と体験談

 ただ新しい経験をしたい、世界をこの目で見たいという漠然とした思いから決意した約1年間の交換留学は今振り返ると想像以上の刺激と学びの連続だった。文化面では価値観や人生観の違いを実感し、外国語への取り組み方への考え方も変化した。学際面では新たな分野の開拓や違ったアプローチ方法での取り組みなどでの刺激と学びがあった。 ミュンヘンはドイツでも有数の国際都市で、多くの外国人が住んでおり、大学内外でさまざまなバックグラウンドを持つ人と関わることができる。日本では得られないような考え方を持つ人やそれを実践する人々との交流によって、新しい考えを知識ベースで知っているという状態ではなく実際に自分の選択肢としての一つのオプションになっていった。日本でもそのような価値観を情報として知ることができるが、実社会での、人との生活を通して初めて実感することができるのではないかと思う。また、ドイツでの長期滞在と地元の人との交流によってドイツの文化や歴史に対してさらに興味関心を持つようになった。 外国語に対する考え方も変わった。留学前では言語習得は何か義務的なものという感覚があったが、現地でドイツ語を習得するにつれて言語が異文化を理解する上で大きな入り口になっていると感じ、言語習得の喜びを得た。学期間の休みを利用して現地の語学学校にも通い、留学当初はほとんど話せなかったドイツ語は帰国時には日常会話程度には喋れるようになり、1年間の留学で最も成長を実感できた部分の一つである。 大学内や授業での刺激も多かった。日本では一般的には理系学生の学部時代での長期留学はそれほど一般的ではないが、世界ではそうでもなく、多くの同世代の理系学生と交流をした。それを通して海外の学生の意識の高さやグローバル的な

世界が広がり深まった留学基礎工学部システム科学科 竹澤 拓朗◦ドイツ・ミュンヘン工科大学へ留学(2014.10 ~ 2015.7)

側面から見た自分の立ち位置を知ることができた。また、授業の一つで阪大の私のコースでは紹介程度の内容も留学先では実際にコーディングまでした。一つのテーマを深く追求する姿勢は新鮮でかつやりがいがあり、その分野に強く惹かれた。今後の自分の方向性を定める重要な転換期となった。 後期の授業では前期の授業内容に関するチームプロジェクトに参加し、そこでは明確な答えがない課題に対してチームメンバーと議論しながらシステムを構築し、プレゼンするという流れだった。システム開発はもちろん、英語でのプレゼンや文献の作成などは初めてのことで非常に苦労したが、仲間の支えもあり無事にやり遂げることができた。そのプロジェクトでは知識を実際に使うことを重要視しており、今までの自分に欠けていた姿勢だと痛感した。また、その他の試験もただ単純な計算問題などは少なく、現象やアルゴリズムを言葉で説明するものが多く、こうした訓練が将来自分の研究を説明する際に重要になると感じた。 1年間の留学を改めて振り返ると本当にして良かったと思う。それは今述べた学びはもちろんのこと、それ以外の学びや成長、そして何より多くの友達を得たことである。彼らとの出会い無しには私の留学も単調に終わっていただろう。このような経験を一人でも多くの阪大生にもしてほしいと願ってやまない。

 2007年9月から2008年4月までの間、カナダのブリティッシュコロンビア大学へ留学していました。留学にいってから日が経つため体験談よりは、留学後に実感した留学がもたらしたポジティブな効果について述べさせていただきます。特に語学習得だけでなく「留学経験の社会からのウケ」について述べます。 まず就職活動を非常に有利に進めることができました。留学から帰国後、一年休学をしながら就職活動を行いましたが、一年在学期間が長くなるという事実にも関わらず、選考を受けたほぼすべての企業から良い反応を得ることができました。具体的には、選考の早い段階から人事部長や第一線で活躍する現役社員との個別面談を設定していただいて業界・企業研究が捗りましたし、留学経験がある学生のみを対象にした企業説明会や選考過程を経ることで就職活動をスムーズに行うことができました。近年お金を払えばだれでも留学に行くことができ留学の価値が低下していると漏れ聞きますが、「国立大学×留学経験」のステータスを持つ学生は依然として少ないと感じます。ほかの学生との差別化を図り自分のしたい仕事に就くうえで、留学は必ず強みになるはずです。 次にアカデミックにおいても留学経験は高く評価されます。就職活動がひと段落をして内定もいただいていましたが、将来を考える中でそのまま大学院へ進学することに決めました。民間奨学金の奨学生や日本学術振興会の特別研究員に採用されるなど、留学経験が選考に有利に働き、金銭面に不安を感じることなく研究に励むことができました。大学院では読む・書く・発表するは英語で行われることが多いため、自身

留学のポジティブな効果について経済学研究科博士後期課程 経済学専攻 小川 弘昭◦カナダ、ブリテイッシュコロンビア大学へ留学 (2007.9 ~ 2008.4)

の勉強・研究をスムーズに進めることができました。また国際機関でのインターンシップや海外の協定大学とのワークショップに大学から派遣されるなど、英語が堪能であることでさまざまな機会に恵まれることも多かったです。大学院へ進学予定の学生は学部時代に英語を習得しておくことをぜひお勧めします。 留学の利点は語学の習得だけではありません。留学を社会が評価し新たな機会に恵まれ、その経験から自分がさらに成長し、それによって新たなチャレンジの場が与えられる、というキャリアの好循環を生み出します。私自身も留学がきっかけで多くの経験を積むことができたため、国際機関の新卒競争試験に昨年合格し、長年の夢だった国際協力の道を歩むことになりました。留学を検討しているみなさん、留学は必ずリターンのある投資です。時間的・金銭的な負担があったとしても、あなたの将来にとって次のステップをもたらしてくれることでしょう。ぜひ留学にいきましょう。

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インターンシップなど

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を利用しての留学

交換留学生からの情報と体験談

3.交換留学についてのQ&A

交換留学をする人は、1年間留年する人が多いと聞きますが、本当ですか?また、どうしても4年間で大学を卒業したいのですが可能ですか?

TOEFLの対策はどのようなことをしましたか?どのように勉強すればよいでしょうか?

留学するタイミングはいつがいいでしょうか?就職活動との兼ね合いが気になります。

 状況にもよりますが、単位との関係で言えば、4年間で学部を卒業すること自体は可能な場合が多いです。ただ就職活動や院試の準備などと留学時期が重なる、あるいは十分な時間がなくなるなどといった理由で、1年卒業を遅らせる人が多いと言えます。 そこで、留学にあたって特に卒業の時期を遅らせることができない人は、主に以下のことを考えておく必要があります。 ・希望大学の受け入れ時期、期間 ・卒業後の進路について (大学院進学、一般企業就職、公務員試験受験など) ・阪大での授業について (ゼミの必修単位や卒業論文など) ・単位認定のことについて 状況はそれぞれで異なってくるので、就職活動などの時期などを具体的に考えておくこと、ゼミの先生や所属学部・研究科の教務担当者としっかり相談しておくこと、場合によっては、留学希望大学にも問い合わせておくことも大切です。 留学したい大学、期間、進路、阪大での生活、さまざまな点で希望はあると思いますが、優先順位を考えて行動することが重要だと思います。

 人によりさまざまですが、交換留学制度を利用する学生の中で最も多いのは、2年生で応募し、3年生の秋から1年間留学するパターンです。帰国時期によっては就職活動の時期と重なる可能性もあります。インターネットで情報を得る、海外での就職説明会に参加する等、留学中でもできることはあります。秋採用を行っている企業もあるでしょう。いろいろな可能性を考えてみてください。 また、就職活動との兼ね合いを考えて1学期間のみの留学にするという方法もありますが、スケジュールが許すのであれば、より長期の留学をお勧めします。学内応募後に期間を延長することは難しいので、応募時までにしっかり計画を練るようにしてください。 就職活動や大学院入試の時期など帰国後を見据えて、自分で最良のものを選択してください。

 自分の希望する大学が要求するスコアを確認します。同じ大学内でも専攻によって要求されるスコアが異なる場合もあるので、ホームページなどでの確認が必要です。また、総合点以外に、Writing, Speakingなどそれぞれのカテゴリーでの最低点を設けているところもあるので注意が必要です。 必要なスコアを確認すると、今度は自分の現段階での実力がどのくらいかを知ることも大切です。模擬試験問題集などを活用して、あとどれくらいスコアを伸ばさなければいけないかを知るとともに、得意分野や不得意分野を明確にすると、勉強の方向性がわかってくると思います。

(1)日本の生活との調整について(卒業、就職、資格試験、教職、ゼミなど)

(2)語学について

 このQ&Aは、阪大の交換留学経験者が、各キャンパスで行っている留学相談の場で、留学希望者のみなさんから受ける質問の中から、よくあるものをまとめたものです。留学に関するあれこれの質問に、経験者ならではの本音で答えています。 「留学経験者の生の話をもっといろいろ聞いてみたい!」という方や、「留学に興味があるけど、何をしたらいいんだろう?」という方は、ぜひこの交換留学経験者による留学相談の機会を活用してください。 相談希望者は、本ガイドブックのP.9を参照してください。

留学希望者からの質問に交換留学経験者が本音で回答!

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Q&A交換留学

TOEFLの中でも、Writing, Speakingが不安ですが、どう勉強すればよいですか?

 この分野に関しても、問題集などを活用して、出題傾向を把握し、実際に自分の実力を試してみることが重要です。勉強方法はさまざまですが、多くの留学経験者は、①作文などに必要な構文や単語、言い回しなどを記憶する「インプット」と、②実際に自分で言ってみる、書いてみるという「アウトプット」、以上2点を並行して訓練することで、スコアを伸ばしたようです。Writing, Speakingは独力で勉強しづらいという話もよく聞きますが、過去の留学体験者でも、完全に独学で対応した人や、大学の授業での担当教員にアドバイスをしてもらった人、英会話学校を利用した人などいろいろなケースが見られます。

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授業はどのような雰囲気ですか?

授業についていけないのではと不安なのですが。

 国・地域や大学、専攻によって異なる面もありますが、基本的に日本に比べて、課題の量や予習復習の量が多いことやディスカッションやプレゼンテーションなどで自分の意見を言う場が多いことです。 特にディスカッションでは白熱した議論が交わされることも多く、留学生に対しては、留学生ならではの視点から意見を求められることもよくあります。

 最初は話が聞き取れない、ディスカッションについていけないなど、苦労が多いようです。また授業の中身の違いや、課題の多さに驚く人も多くいます。 対策としては、予習復習をしっかりすること、分からない点があれば、その場で解消しておくことが必要です。ランゲージセンターなどで、エッセイの書き方を教えてくれたり、添削してくれたりする大学、学部も多いので十分に活用するとともに、授業中も、不安があれば、担当の先生やTAに相談しておくとよいでしょう。 いずれにしても自分のできる範囲で精一杯努力をすること、主体的に行動することを心がけておくことが重要です。過去の経験者も、勉強に関しては、それぞれ相当な努力をしたようですが、結果的にそれが自分自身の成長や語学の向上につながったと皆感じています。

(3)現地での生活について

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を利用しての留学

交換留学生からの情報と体験談

費用はどれくらいかかるのですか?

語学留学などと異なる、交換留学ならではの良さは何ですか?

交換留学用の奨学金はありますか?また、奨学金の併願や併給は可能ですか?

留学したいという気持ちはあっても、どの国のどの学校がよいかわかりません。

大学間協定と部局間協定の違いについて教えてください。

あまり海外経験もない自分が、突然留学ができるか不安です。

人気の留学先はどこですか?また、学内選考の競争率はどのぐらいですか?

協定校ではどのような科目を履修することができますか?

 個々の状況によりさまざまですが、ビザ申請などにかかる費用、留学保険などへの加入料、渡航費、現地での生活費(家賃や食費など)が基本的に考えておくべき費用です。生活費は物価や寮費などの条件に左右されますが、日本で一人暮らしをするのに必要な資金を基本として考えると、イメージしやすくなります。また留学生の多くは、長期休暇などを利用して旅行に行く人が多いので、そのような費用も別途考えておくとよいと思います。

 語学留学では「言葉が話せない」ことが前提の留学ですが、大学への留学はある程度言葉が話せることを前提に、「言葉を使って」勉強していくことが求められます。その分の努力はもちろん必要ですが、努力をした分、語学力を伸ばし、深い知識を身につけるチャンスです。 また、もちろん単位認定制度などの制度の面の違いもありますが、特に他国の交換留学生との交流の場がさまざまな場面であることや、双方の大学のサポートがしっかり受けられることなどから、交換留学という制度は、本気で留学したいと考える人にはとてもすばらしいチャンスになると思います。

 交換留学の申請と同時に申請できる奨学金、別途大学に申請するもの、個人で申請するものがありますので、本ガイドブックP.33-36を参照してください。応募期間が短いもの、学内選考が終わっていない段階で申請する必要があるものなどもありますので、注意が必要です。 また、本ガイドブックに載せているもの以外にも個人で申請可能なものもありますので、JASSOのホームページなどで検索してみてください。なお、併願は認めていても併給が認められない奨学金も多くありますので、各奨学金の規定を確認してください。

 留学経験者たちの学校選択の基準としては、まずは自分の専門分野の研究が充実している国や大学などを選んでいるようです。その他にも、個人的に旅行に行って気に入った国や、自分の興味のある国、他に留学可能な時期や期間も考慮に入れて選んでいるようです。一つの国の中でも、大きな総合大学か、カレッジのような小規模のアットホームな大学かという違いがあったり、留学生の割合や雰囲気もさまざまだったりするので、協定校のパンフレットやホームページなどをいろいろと調べてみたり、先輩の話などを聞いてみたりするといいと思います。

 大学間協定は、海外の大学等と大阪大学が大学同士で結んでいる協定のことで、部局間協定は学部と学部、研究科と研究科など部局同士で結んでいる協定のことです。大学間協定校への交換留学は大阪大学の正規生であれば所属学部・研究科を問わず応募できますが、部局間協定校は協定を結んでいる学部・研究科所属の学生しか応募できません。

 留学経験者たちが皆言うのは、考えているほど留学は大変なことや特別なことではないということです。さまざまな文化の人と交流すること、新しい文化に触れること、新しいことに挑戦すること、このようなことが好きな人なら、きっとすばらしい経験ができると思います。確かに授業や語学の面での苦労もありますが、留学経験者もその多くが、苦労も多かったが、その分いろいろな面で、大きく成長できるすばらしい経験だったと感じています。少しでも挑戦してみたいという気持ちがあるなら、ぜひそれを形にしてください。

 アメリカ、カナダ、イギリスなどの英語圏が特に人気があります。非英語圏では、ドイツ、ロシア、ブラジルがここ数年人気があります。 募集人数は毎年変動しますので、募集人数が少ない大学に応募が集中すると、4~8倍程度の競争率になることもあります。必ず第一希望の大学に内定がもらえるとは限らないので、第一希望同様、第二・第三希望以下についてもよく調べておく必要があります。

 交換留学生はその大学が開講している授業の大半は受講できることが多いようですが、一部専門科目など履修できないものもあります。詳しくは協定校のウェブページやシラバスで確認してください。また、留学先で全く新しい分野を学ぶことはあまり現実的ではありません。不慣れな分野を学ぶ場合には、阪大で関連科目を履修しておくか、予習をしておくことをお勧めします。

(4)費用について

(5)その他

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留学すると、語学力は伸びますか?

 長期的に外国語を使う状況下におかれるため、ある程度の語学力は自然に身につきます。しかしどれだけ向上できるかは自分次第です。よく言われる「日本人同士で固まっていると、なかなか上達しない」ということは、どの留学経験者も口をそろえて言います。 日々の予習復習をしっかりすることや、幅広い人たちと交流を深めるなど、日常の中での心がけをしっかりすることで、語学力の向上は異なってくるというのが、留学経験者達の実感です。

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Q&A交換留学

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を利用しての留学

交換留学以外の留学制度・語学研修・インターンシップなど

 大阪大学では下記のような語学研修・海外研修プログラムが実施されています。他にも、各学部・研究科等で独自に実施されるものもありますので、興味のある方は所属学部・研究科等の掲示板や留学担当係の窓口等で情報を得るようにしてください。 プログラムによっては数万円の助成を得られる場合があります。詳細は各プログラムの募集要項で確認してください。

1.交換留学以外の派遣プログラム

プログラム名称(科目となっているものはその名称)

研修先国・地域 研修先機関名 研修内容 実施予定期間※平成28年度

対象者(学部・研究科) 定員 募集時期(予定)

応募締切(予定) 問い合わせ連絡先

エセックス大学夏季語学研修プログラム

(国際交流科目「イギリス異文化体験演習」)

英国エセックス エセックス大学

長期留学にも役立つAcademic Englishを中心とした英語研修、イギリス文化学習、英語能力検定試験「IELTS」の現地受験*単位修得可能

8月下旬~9月下旬(5週間程度) 全学部・研究科 40名程度 4月上旬 4月下旬

国際部国際学生交流課Tel: 06-6879-4026E-mail: [email protected]: http://www.osaka-u.ac.jp/ja/international/

outbound/ex_students.html

モナシュ大学春季語学研修プログラム

(国際交流科目「オーストラリア異文化体験演習」)

オーストラリアメルボルン モナシュ大学

異文化理解と英語運用能力の向上を主なテーマとした英語研修、オーストラリア文化学習、ホームステイ(国内他大学とのジョイント・プログラム)*単位修得可能

2月下旬~3月下旬(5週間程度) 全学部・研究科 50名程度 10月上旬 11月中旬

Campus France短期語学研修プログラム フランス

Campus France がパートナーシップを結ぶ大学附属学校

週25時間のフランス語研修、文化・スポーツアクティビティなど。宿泊については、ホームスティか学生寮の選択制。

夏季:8月~9月春季:2月~3月

(4週間程度)全学部・研究科 5名程度 夏季4月上旬

春季10月中旬夏季4月上旬春季11月中旬

グローニンゲン大学短期訪問プログラム

オランダグローニンゲン グローニンゲン大学

英語講座(プレゼンテーションスキル、ライティングスキル向上)、オランダ文化講座、グローニンゲン大学学生との交流、ヨーロッパの歴史と文化に触れる各種イベントなど

8月下旬~9月上旬2~3週間程度

文・人・外・法・経・理・工(学部・研究科) 20名程度 4月上旬 5月上旬

【申込について】 各学部・研究科 教務担当係窓口【プログラム内容について】 大阪大学欧州センター(グローニンゲンオフィス)

E-mail: [email protected]

大阪大学夏期海外研修2016年度マヒドン大学短期訪問プログラム

タイ王国バンコク

マヒドン大学インターナショナルカレッジ

大阪大学文系5学部と6研究科がインターナショナルカレッジの協力を得てアジアの文化を学び英語能力の向上を図る研修プログラム

8月(3週間程度)

文・人・外・法・経・言文(学部・研究科の正規生) 20名程度 5月上旬(予

定)5月下旬(予定) 各学部・研究科 教務担当係窓口

理工系学部学生のための海外英語研修コース(国際交流科目「理工系英語基礎海外演習」)

オーストラリアメルボルン モナシュ大学

レベルに応じた英語集中トレーニング、理工系学部生向け特別レクチャー、工学系施設へのサイトビジットと関連教育、現地学生との交流、ホームステイ*単位修得可能

8月中旬~9月下旬(5週間程度) 理工系学部学生 40名程度 4月上旬 5月上旬 大学院工学研究科/

工学部教育学務国際室国際交流推進センターTEL: 06-6879-8972E-mail: [email protected]: http://www.fsao.eng.osaka-u.ac.jp/o_training/

理工系大学院生のための海外研究発表研修コース(単位認定:工学英語Ⅱ)

米国カリフォルニア州

カリフォルニア大学デイビス校

英語での研究発表スキル獲得に向けたトレーニング、工学系施設・企業・大学へのサイトビジットと関連教育、現地学生との交流、ホームステイ*単位修得可能

8月中旬~9月中旬(5週間程度)

理工系大学院生(博士前期・後期課程) 25名程度 4月上旬 5月上旬

理系科学英語夏期海外研修 米国カリフォルニア州 セントメリーズ大学

プレゼンテーション力および英語による真のコミュニケーション力の向上に注力し、研究者やエンジニアに必要なグローバルな素養を身に着けることを目的とした研修プログラム。現地学生との交流、ホームステイなども含む。*単位修得可能

8月下旬~9月中旬(約3週間半)

理工系学部学生(大学院生も可) 20名程度 4月中旬 5月上旬

理学研究科 留学生・国際交流担当Tel: 06-6850-6778E-mail: [email protected]

イタリア・デザイン・サマースクール「芸術・社会・産業」(大学院横断教育科目・コミュニケーションデザイン科目「アートプロジェクト入門Ⅱ」)

イタリアボローニャ ボローニャ大学 英語によるデザイン講座(デザイン史論、美術史、デザイン実習)、

デザイン関連企業やミュージアムの見学等*単位修得可能8月下旬~9月中旬

(3週間程度) 全学部・研究科 24名 4月上旬 4月上旬

文学研究科・CSCD教授 藤田 治彦Tel: 06-6850-2171e-mail: [email protected]: http://italiandesign.ing.unibo.it/

国連ユースボランティア(国際交流科目「グローバル・長期インターンシップ」)

開発途上国(東ティモール、ルワンダ、ラオス、モンゴル、カンボジア、スリランカ等)

国連事務所、国際/現地NGO、政府機関等

日本のコンソーシアム9大学と国連ボランティア計画との協定に基づき、開発途上国を中心とした国連事務所、国際/現地NGO、政府機関等でウェブサイトやポスター作成などの広報活動やプロジェクト運営支援などを通じて、教育・公共衛生・環境・ジェンダー・貧困削減などの活動に携わる。*単位修得可能

9月下旬~2月(約5か月間)

全学部(派遣時現在20歳以上、日本国籍保持者のみ)

8名程度(本学 か ら の 推薦上限人数)

2月 3月下旬国際部国際学生交流課Tel: 06-6879-7102E-mail: [email protected]

カップリング・インターンシップ

アジア各地(インドネシア、カタール、シンガポール、ミャンマー、ベトナム等5カ国以上を予定)

現地連携大学及び日系企業

大阪大学と現地連携大学の文系及び工学系学生(全8名)が、事前研修(企業文化論、コミュニケーションスキル)、企業実習(インターンシップ)、文化体験、報告会及び事後研修(日本のみ)を協働で行う、文理融合型グローバル人材育成プログラム。

未定 工学研究科言語文化研究科外国語学部

合計8名大阪大学4名現地大学4名

4月下旬 5月上旬言語文化研究科・外国語学部箕面事務室 研究協力係Tel: 072-730-5013,5014E-mail: [email protected]

2016 年 5 月現在

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Ⅳ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

Ⅳ 交換留学以外の留学制度・語学研修・インターンシップなど

 青年海外協力隊の概要、募集案内は以下のホームページを参照してください。 ▶http://www.jica.go.jp/volunteer

(4)一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会(JAWHM) ワーキング・ホリデー制度は、二国間の協定に基づいて、最長1年間異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために付随的に就労することを認める制度です。JAWHMでは、この制度に関する情報提供などのサービスを行っています。 ▶http://www.jawhm.or.jp

(3)国際協力機構(JICA)青年海外協力隊

4.留学関連情報リンク

(1)独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援サイト」

(2)各国留学情報サイト

 海外留学の基礎情報から世界各国の留学情報まで、留学を目指す方のための様々な情報が掲載されています。 ▶http://ryugaku.jasso.go.jp

[米国] ●日米教育委員会(日米両政府共同運営の教育交流機関)ホームページ▶http://www.fulbright.jp/study ●その他米国留学情報サイト▶http://www.petersons.com ▶http://www.princetonreview.com

[カナダ] ●AUCC(カナダ大学協会)ホームページ ▶http://www.aucc.ca

[英国] ●「Education UK」(英国の公的機関であるBritish Councilによる留学情報サイト)   ▶http://www.educationuk.org/japan

[オーストラリア]●「Study in Australia」(オーストラリア政府による留学情報サイト)     ▶http://www.studyinaustralia.gov.au/japan

[フランス]●「Campus France - Japon」(フランス政府留学局・日本支局のサイト)  ▶http://www.japon.campusfrance.org

[ドイツ]◯DAAD(ドイツ学術交流会)ホームページ ▶http://tokyo.daad.de

(3)その他お役立ちサイト●国際交流基金の海外ネットワークサイト▶http://www.jpf.go.jp/j

●日本学術振興会の海外研究連絡センター一覧サイト▶http://www.jsps.go.jp/j-kaigai_center

●米国大学院学生会(アメリカへの学位留学を支援する留学生・留学経験者有志の団体)▶http://gakuiryugaku.net

●カガクシャ・ネット(海外大学院留学の実現、留学後のキャリア構築を支援する 留学生・留学経験者有志の団体) ▶http://www.kagakusha.net

 海外での語学研修の場合、交換留学や海外の大学・大学院に入学する場合と異なり、通常、単位認定などを受けられませんが、以下のような理由から英語圏での語学研修を考える人が増えています。■就職に有利なので、短期間で英語力をつけたい。■海外経験を積んで、将来、留学やインターンを実現したい。■正規留学をする前に、大学の付属機関などで英語を勉強したい。 では、どのようなプロセスで語学研修先の地域や学校を選べばいいでしょうか? 自分でインターネットを閲覧して語学学校を選んで入学する人もいますが、多くの場合は、大学生協や留学斡旋機関を通じて、希望に合った語学学校や大学付属のエクステンション・スクールなどを紹介してもらっています。語学研修においては、以下のようなポイントを自分自身で明確にしておくことが大切です。どの斡旋機関でも、通常、相談や資料説明は無料で行っていますので、複数の機関に相談して信頼のおける機関を選ぶようにしてください。

2.個人で申し込む語学研修

1) 基本的な目的が何かを明確に 英語のスキルアップといっても、どの点に重点をおくか、で選択肢が変わります。将来、留学したい人にとっては、自分の勉強したい分野や行きたい大学に近い環境で勉強した方が効果的です。ビジネスやボランティア活動に興味がある人には、語学研修以外に実地研修が組み合わされているようなコースを探してみることをお勧めします。

2) どの国・地域・都市に行きたいのか? まず、国の選定が重要です。将来の目標や自分の興味に照らし合わせて自分が適応しやすい場所を選びます。英語学習の場合は、国によってアクセントなども異なります。また、安全性、ビザ取得の利便性、物価水準、生活環境なども考慮して行き先を決めましょう。

3) 予算・研修期間 国や地域ごとに生活費や授業料なども異なります。いくつかの学校を候補にして、行ける期間と予算を試算したうえで、最も適当な学校を選びましょう。

4) 自分に合う環境は何か 最終的には自分の目標達成のために、有効に時間とお金を使えるかどうか、が大きなポイントになります。日本人が多くいる地域に行けば、どうしても日本語を使う機会が増えてしまうでしょう。かといって、まったく日本語を話せない地域で寂しい思いをするとストレスがたまってしまうかもしれません。あくまでも可能なかぎり自分に合った研修先を選ぶことが大切です。

3.海外インターンシップ・海外ボランティアについて 海外で働きながら学ぶことは、将来、国際的な企業や組織で働こうという皆さんには、貴重な体験になります。ここでは、海外でのインターンシップ・プログラム及びボランティア活動を実施している非営利機関の中から、公共性の高いプログラムをいくつか紹介します。

(1)AIESEC(アイセック) 世界113の国と地域で、海外インターンシップを運営する国際学生NPOです。日本では24の委員会があり、本学にも委員会があります。 ▶http://www.aiesec.jp

(2)IAESTE(イアエステ)一般社団法人日本国際学生技術研修協会 理工農薬学系学生のための国際インターンシップを仲介している国際非政治団体。1948年以来、ヨーロッパを中心に活動し、日本でも1964年以来5000人以上の学生を交換してきた実績があります。本学もこの大学会員校です。 ▶http://www.iaeste.or.jp

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Ⅴ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

No.

奨学金名称対象

金額 対象期間 募集時期等 備考学部 院生

1

第二種奨学金(短期留学) ※有利子貸与型

〇 〇

正規生で、本学在学中に3か月以上海外の大学等へ留学を予定する者(留学生不可、学部生の場合、単位認定を受けることができる留学が対象)

【貸与月額】学部生:3・5・8・10・12万円の選択制大学院生:5・8・10・13・15万円の選択制

【留学時特別増額貸与奨学金】10・20・30・40・50万円から選択した額を初回振込時に併せて振込

3か月以上 12か月以内(ダブルディグリーの場合は最大24か月以内)

◦第1回(2016年4月~7月留学開始):2016年1月上旬

◦第2回(2016年8月~11月留学開始):2016年5月上旬

◦第3回(2016年12月~2017年3月留学開始):2016年9月上旬

2

第二種奨学金(海外) ※有利子貸与型

〇 〇海外の大学等へ学位取得のための留学を予定する者(留学生不可、休学留学は対象外)

【貸与月額】大学に進学:3・5・8・10・12万円の選択制大学院に進学:5・8・10・13・15万円の選択制

【留学時特別増額貸与奨学金】10・20・30・40・50万円から選択した額を初回振込時に併せて振込

学位取得のための本課程進学年月から標準修業年限以内

◦第1回(2016年4月~2017年3月留学開始):2015年10月上旬

◦第2回(2016年4月~2016年5月留学開始):2016年1月上旬

◦第3回(2016年6月~2017年3月留学開始):2016年2月上旬

◦第4回(2016年8月~2017年3月留学開始):2016年5月上旬

◦第5回(2016年12月~2017年3月留学開始):2016年9月上旬

卒業又は修了後3年以内であれば申請可能

3

第一種奨学金(海外協定派遣対象) ※無利子貸与型

〇 〇

海外留学支援制度(協定派遣)(上記2(1)-1)の採用者(留学期間が3か月以上の者に限る)で、経済的理由により修学に困難があると認められる者

【貸与月額】学部生:3万円・4万5千円・5万1千円の選択制修士課程相当:5万円・8万8千円の選択制博士課程相当:8万円・12万2千円の選択制

【留学時特別増額貸与奨学金(有利子)】10・20・30・40・50万円から選択した額を初回振込時に併せて振込

海外留学支援制度(協定派遣)の支給回数と同じ月数

海外留学支援制度(協定派遣)採用候補者に個別に案内

4

第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象) ※無利子貸与型

〇 〇

海外留学支援制度(大学院学位取得型)(上記2-

(1)-2)の採用者で、経済的理由により修学に困難があると認められる者

【貸与月額】修士課程相当:5万円・8万8千円の選択制博士課程相当:8万円・12万2 千円の選択制

【留学時特別増額貸与奨学金(有利子)】10・20・30・40・50万円から選択した額を初回振込時に併せて振込

海外留学支援制度(大学院学位取得型)の支給回数と同じ月数

海外留学支援制度(大学院学位取得型)の採用決定後に個別に案内

(2)日本学生支援機構(JASSO)の奨学金: (返還の必要あり)貸与型

留学関連奨学金情報

No.

団体名称(奨学金名称)対象

金額 対象期間 募集時期等 備考学部 院生

1

業務スーパージャパンドリーム財団

〇 〇 交換留学を行う学生 月額15万円 本学が認めた留学期間(12か月以内)

(2016年4月~2017年 3 月 留 学 開 始 ):2016年1月上旬~1月下旬

給付型奨学金との併給は不可(渡航費は除く)

2

TOMODACHI住友商事

〇 ×

日本国籍又は日本における永住権を保持している学部学生で、アメリカへの交換留学にあたり経済的支援を必要とし、8月または9月から1年間留学する学生

150万円※8月初旬に留学準備金として60万円を支給し、翌月から年5月まで月額10万円を月初に支給

8月または9月から1年間

(2016年8月または9月留学開始):2015年12月~2016年2月上旬

給付型奨学金との併給は不可

3

日本国際教育支援協会(学研災グローバル人材育成奨学金)

〇 〇本学に正規生として在籍する日本人学生で、3か月以上12か月以内留学する学生

往復航空費(申請額から調整する場合有)、及び月額10万円

留学先での授業開始月から終了月まで(現地での準備期間等は含まない)

(2016年度中に留学開始):2016 年 2 月上旬~3月中旬

給付型奨学金との併給は不可(学費免除は除く)

(3)奨学金支給団体:民間財団 ※募集時期等は昨年のものです。今年度の募集は案内があり次第、KOAN 掲示板でお知らせします。

No.

奨学金名称対象

金額 対象期間 募集時期等 備考学部 院生

1

海外留学支援制度(協定派遣)

〇 〇3か月以上1年以内の交換留学を行う学生(留学生不可)

月額6・7・8・10万円(派遣先による)

本学が認めた留学期間

【大学間交換留学】◦Ⅰ期(2017年1月~2017年3月留学開

始):2016年7月◦Ⅱ期(2017年4月~2018年3月留学開

始):2016年10月【部局間交換留学】◦Ⅰ期(2017年1月~2017年3月留学開

始):2016年7月◦Ⅱ期(2017年4月~2018年3月留学開

始):2017年1月下旬

大学間 / 部局間によって申請方法が異なるので、募集要項を確認すること。

(大学間/部局間併願の場合は要注意)

2

海外留学支援制度(大学院学位取得型)

〇 〇海外の大学等に留学し、修士または博士の学位取得を目指す学生(留学生不可)

月額8万9千円~14万8千円(派遣先地域による) 授業料(1万米ドル相当までは実費額を支給。1万米ドル相当を超える場合は、採用状況により予算の範囲内で追加支給する場合がある。ただし、250万円を上限とする。) ※平成27年度予算の状況により変更となる場合がある

修士の学位を取得するコースは2年、博士の学位を取得するコースは原則3年を限度とする(再度申請可)

【募集締切(昨年分)】◦2015年10月下旬

【対象】◦2016年4月~2017年3月に新たに留

学開始する者(既に留学中の場合は、2016年4月~翌年3月31日までの間で新たな学年となる月より支援開始)

他奨学金との併給不可在学中だけでなく、卒業後の申請も可能

3

官民協働海外留学支援制度~トビタテ! 留学JAPAN日本代表プログラム~

〇 〇正規生で28日以上2年以内(3か月以上を推奨)留学を行う学生(留学生不可)

奨学金月額12万円~20万円(派遣先による)、留学準備金(事前事後研修参加費の一部、往復渡航費の一部)、授業料(上限30万円/年)

28日以上2年以内

◦5期:(2016年8月19日~2017年3月留学開始):2016年1月中旬~2月中旬

◦6期:(2017年4月~2017年10月留学開始予定):2016年7月~10月予定

(年度によって異なるので注意)

2.大阪大学からの推薦が必要な奨学金

No.

奨学金名称対象

金額 対象期間 募集時期等 備考学部 院生

1

未来基金グローバル化推進事業「交換留学奨学金(派遣)」

〇 △3か月以上1年以内の交換留学を行う学生対象(博士後期課程の学生は対象外)

月額5万円(年間60万円を上限とし、留学開始時に一括振込み)

本学が認めた留学期間

【大学間交換留学】◦Ⅰ期(2017年1月~2017年3月留学

開始):2016年7月◦Ⅱ期(2017年4月~2018年3月留学

開始):2016年10月【部局間交換留学】◦Ⅰ期(2017年1月~2017年3月留学

開始):2016年7月◦Ⅱ期(2017年4月~2018年3月留学開

始):2017年1月下旬

大学間 / 部局間によって申請方法が異なるので募集要項を確認すること。

(大学間/部局間併願の場合は要注意)

2

未来基金グローバル化推進事業「研究留学助成金」

× 〇2か月から10か月程度まで、4月から翌年3月までに研究留学を開始する学生対象

往復渡航費10・20万円(派遣先による)及び月額6・7・8・10万円(派遣先による)

任意(2か月から10か月程度まで、4月から翌年3月までに留学開始)

◦第1回:(2016年4月~2016年10月留学開始):2月下旬~3月中旬

◦第2回:(2016年10月~2017年3月留学開始):6月初旬~7月上旬

第2回目より、3か月以上の留学を推奨

3

未来基金グローバル化推進事業「海外グループ研修助成金」

〇 〇

自らの企画により、海外の大学・研究機関・企業において交流・研修活動を行う任意に結成された学生グループ(数名から10名程度)

1グループ上限100万円(3グループ程度)

任意(ただし帰国後の報告等を含めて当該年度内に終了するもの)

2016年4月上旬~6月上旬

4

未来基金グローバル化推進事業「海外研修プログラム助成金」

〇 〇担当教員が本事業への申請し、採択されたプログラムに参加する学生

月額4・5・6・8万円(派遣先による)

5日以上3ヶ月未満で7月から3月までに実施

2016年3月下旬~5月

プログラム責任者が応募、プログラム内での手続きは担当者に確認

1.大阪大学の奨学金:給付型

(1)日本学生支援機構(JASSO)の奨学金: 給付型

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Ⅴ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

◦飯塚毅育英会◦伊藤国際教育交流財団◦インペックス教育交流財団◦大蔵共助会◦大阪大学工業会◦大林財団◦外国政府等

・アメリカ・アイスランド・アイルランド・イスラエル・イタリア・インド・インドネシア・英国・エジプト・オーストラリア・オーストリア・オマーン・オランダ・カナダ・韓国・ギリシャ・クウェート・コロンビア・シンガポール

留学関連奨学金情報

3.希望者が財団等に直接申請する奨学金

・スイス・スウェーデン・スペイン・スリランカ・スロバキア・スロベニア・台湾・中国・チェコ・デンマーク・ドイツ・トルコ・ノルウェー・ハンガリー・フィンランド・フランス・ブルネイ・ダルサラーム・ベルギー・ポーランド・マレーシア・メキシコ・モンゴル・ラトビア・リトアニア・ルーマニア・ロシア

◦関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団◦経団連国際教育交流財団◦皇太子明仁親王奨学金日本委員会◦交流協会◦国際ロータリー◦総合研究奨励会◦大真奨学金◦中華民国扶輪米山会◦東電記念財団◦中島記念国際交流財団◦船井情報科学振興財団◦ブリティッシュ・カウンシル◦平和中島財団◦平沢和重奨学基金◦本庄国際奨学財団◦松下幸之助記念財団◦松本・土井アイリン海外留学助成基金◦丸文財団◦村田海外留学奨学会◦ヤマハ音楽振興会◦吉田育英会◦和歌山県企画部企画政策局文化国際課◦二十一世紀文化学術財団◦CWAJ◦Kiyo Sakaguchi奨学金◦KDDI財団◦NEC C&C財団

等の奨学金(50音順)

※変更になる可能性有。※各奨学金の詳細はKOAN掲示板、財団等のHPで確認してください。 外国政府等の奨学金は下記のJASSOのHPに詳細が掲載されています。

●日本学生支援機構(JASSO)「海外留学のための奨学金」 http://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship

 同機構の実施する様々な奨学金制度だけでなく、地方自治体・民間団体の奨学金、外国政府奨学金等の検索ができます。

No.

団体名称(奨学金名称)対象

金額 対象期間 募集時期等 備考学部 院生

4

竹中育英会

〇 〇

海外の大学院へ自然科学およびその応用分野を専攻予定で学位取得を目的として留学する学生(原則として修士課程留学者は申請時27歳以下、博士課程留学者は申請時30歳以下に限る)

授業料等大学への納付金として250万円を上限とする実費、及び滞在費投稿費等に充当するものとして年額200万円を上限とする費用の合計金額を実賞に応じて支給

留学先大学の学位取得のための最短修業年限(修士号修得の場合は2年、博士号修得の場合は3年、修士・博士号併せ原則5年以内)

(2016年度中に留学開始):2015 年 8 月上旬~9月中旬

給付型奨学金との併給は不可

5

石橋財団

× 〇美術史を専攻し、海外の大学に正規生として入学予定の日本人学生

月額15万円

前期:2016年4月から2018年3月まで後 期:2016 年 10 月 か ら2018年9月まで大学における在学期間中に限る(最長2年間)

前期:2016年1月下旬~3月初旬後期:2016年4月中旬~6月初旬

給付型奨学金との併給は不可

6

川口靜記念奨学生

〇 〇アジア圏の大学へ正規の学生として入学が許可されている申請時30歳未満の日本人学生

月額4万円 2016年9月より1年間 2016 年 1 月初旬から1月中旬 給付型奨学金との併給は不可

7

佐藤陽国際奨学財団

〇 〇

インドネシア、タイ、フィリピン等、東南アジア、南アジアで6か月以上1年以内の交換留学を行う学生

奨学金月額8万円、渡航費25万円、交換留学一時金10万円

6か月以上1年以内

(2016年度9月までに留学開始):2015年12月上旬~12月下旬

給付型奨学金との併給は不可

8

堀田育英財団

〇 〇

応募時の年度に卒業または修了し、欧州の大学もしくはこれらと同程度の学校で服飾・美術・建築等の芸術文化を学ぶ日本人学生

月額8万円

新学期が始まる9月から正規の最短修業年限の終期まで

(最長2年間)※希望者には語学研修期間を考慮して、6月から支給開始(最長2年間)

2015年11月下旬~12月初旬

9

吉田育英財団

× 〇

日本国籍を有する学士号以上の学位を留学開始までに取得している35歳未満の学生でかつ人文科学系分野、社会科学系分野または自然科学系分野で留学する学生

月額20万円、学費合計250万円以内の実費、・扶養補助月額2万円(奨学生が配偶者と同居し、かつ配偶者が無収入の場合)、渡航費

奨学金の支給を開始した月から2年以内※ただし、博士号取得を目的に留学する場合、審査のうえ1年以内の延長を認めることがある

(2 0 1 6 年 4 月 ~2017年3月留学開始):2015 年 8 月上旬~9月上旬

10

KDDI財団

× 〇

日本国籍を有し、法律、 政治、経済、社会、文化、技術の各分野において国際的視野に立ち 社会に貢献するテーマの研究を行う35歳以下の学生

月額最大20万円(金額は留学先、研究内容により異なる)

最長2年(留学期間は1年以上あること)

(2 0 1 6 年 4 月 ~2017年3月留学開始):2015 年 6 月下旬~7月中旬

11

阪和育英会

〇 ×日本国籍を有し、留学後本学に戻り学業の継続または学位の取得をする学生

留学準備金15万円、月額7万円

原則として1年、条件により6か月以上2年以内(大学付属の機関における語学研修期間も含む)

(2016年度中に留学開始):2015年12月中旬~2016 年 2 月中旬

他財団との併給は可能面接の際の交通費は実費支給

12

浦上奨学会

〇 〇

広島県出身者で日本国籍を有し、留学先の履修期間が6か月以上12か月以内の理工系を専攻している学生

月額10万円 6か月以上12か月以内(2016年度に留学開始):2016年3月下旬~2016年5月中旬

給付型奨学金との併給は不可

13

福井県アジア人材基金

〇 〇

福井県内の高校を卒業した35歳以下の日本国籍を有する又は日本における永住権を保持している学生(原則6か月以上のアジア圏へ留学)

渡航費等10万円、月額5万円(貸与)

最長12か月だが、大学院レベルの研究留学の場合は最長24か月

随時

本学を卒業した年の翌年4月末日までに福井県内に本社を持つ企業に就職し、3年間勤務した時又は返還免除とすべき特別な事情があるときは、返還免除

(3)奨学金支給団体:民間財団 ※募集時期等は昨年のものです。今年度の募集は案内があり次第、KOAN 掲示板でお知らせします。

※大阪府国際化戦略実行委員会・おおさかグローバル奨学金は、平成28年度より海外大学への進学者を対象とした制度に改正となり、交換留学等は対象外となりました。

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Ⅵ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

海外留学に関する資料Ⅵ国/地域名 大学名 学年暦

要求される語学能力(協定校のHPで必ず

確認すること)留学資格要件 その他(宿舎等)

台湾

国立交通大学National Chiao Tung University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語 *大学寮あり

国立清華大学National Tsing Hua University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語又は英語 *台湾・中国国籍の学生は受入不可 *大学寮あり

国立成功大学National Cheng Kung University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語又は英語 *大学寮あり

国立台湾大学National Taiwan University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語又は英語*台湾国籍の学生は受入不可(二重国籍の学生は可)

*大学寮あり

中華人民共和国

西安交通大学 Xi’an Jiaotong University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語 *大学寮あり

上海交通大学Shanghai Jiao Tong University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語(HSK 5)又は英語(IELTS iBT 6.0/TOFEL 90)

GPA3.0/4.0以上学部2年以上

*大学寮あり*中国語クラスの提供有

清華大学Tsinghua University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語又は英語 学部2年以上 *大学寮あり

浙江大学Zhejiang University

秋学期:9月~1月春学期:2月~7月

中国語 *大学寮あり

同済大学Tongji University

秋学期:9月~1月春学期:2月~7月

中国語*通常の授業を履修するには、 旧HSK Level 4以上、新HSK Level 4(190点以上)

*大学寮あり

南京大学Nanjing University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語又は英語 *中国国籍の学生は受入不可

*大学寮あり*中国語クラス有

武漢大学Wuhan University

秋学期:9月~1月春学期:2月~7月

中国語又は英語 *大学寮あり

復旦大学Fudan University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月

中国語又は英語*通常授業を履修するには、中国語の授業:HSK Level 6(200点)以上、英語の授業:TOEFL iBT 80/IELTS 6.5(全セクション6.0以上)が必要

*大学寮あり*中国語クラス有

北京師範大学Peking Normal University

春学期:2月~6月秋学期:9月~1月

中国語*通常の授業を履修するには、 旧HSK Level 6以上、新HSK Level 5(180点以上)が必要

*大学寮あり(割り当ては先着順)

北京大学Peking University

秋学期:9月~1月春学期:2月~7月

中国語*通常の授業を履修するには、HSK Level 6以上が必要

学部2年以上*中国国籍の学生は受入不可

*大学寮あり

香港大学The University of Hong Kong

秋学期:9月~12月春学期:1月~5月

英語(TOEFL iBT 93 / IELTS 6.5) 学部2年以上 *大学寮あり

香港中文大学The Chinese University of Hong Kong

秋学期:9月~12月春学期:1月~5月

中国語又は英語※英語での授業を履修するには、iBT 79 / IELTS 6.0以上が必要

学部2年以上GPA3.0/4.0以上 *大学寮あり

フィリピン共和国

アテネオ・デ・マニラ大学Aneteo de Manila University

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~5月

英語学部:TOEFL iBT 79 / IELTS 6.0大学院: iBT 90/IELTS 6.5

学部2年以上 *大学寮あり

デ・ラ・サール大学De La Salle University

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~4月第3セメスター:5月~8月

英語(IELTS 6.0以上) 学部2年以上CGPA2.5/4.0以上

*大学寮あり(limited)

フィリピン国立大学University of the Philippines

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~5月

英語又はフィリピノ語 GPA3.0/4.0以上 *大学寮あり

協定校の HPで最新の情報を確認してください協定校の HPで最新の情報を確認してください

2016 年 5 月現在

1. 学生交流協定大学(大学間)留学情報

国/地域名 大学名 学年暦要求される語学能力

(協定校のHPで必ず確認すること)

留学資格要件 その他(宿舎等)

インド

インド工科大学 ハイデラバード校Indian Institute of Technology, Hyderabad

*H28年度派遣募集は未定

インドネシア共和国

アイルランガ大学Universitas Airlangga

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:2月~7月

英語TOEFL iBT 70以上 / IELTS 5.0以上(各セクション5.0以上) 学部2年以上

*宿舎斡旋あり*無料のインドネシア語クラスあり

インドネシア大学Universitas Indonesia

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:2月~6月

インドネシア語又は英語学部3年以上GPA3.0/4.0以上

*大学寮あり(limited)

ガジャマダ大学Universitas Gadja Mada

第1セメスター:9月~2月第2セメスター:2月~7月

インドネシア語又は英語TOEFL : 550 (paper-based) IELTS : 6.0

GPA3.0/4.0以上 *宿舎斡旋あり

バンドン工科大学Institut Teknologi Bandung

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~5月

インドネシア語又は英語

タイ王国

カセサート大学Kasetsart University

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~5月

タイ語又は英語

タマサート大学Thammasat University

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~5月

タイ語又は英語 学部2年以上 *大学寮あり

チェンマイ大学Chiang Mai University

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~5月

タイ語 学部3年以上 *大学寮あり

チュラロンコン大学Chulalongkorn University

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~5月

タイ語又は英語(TOEFL iBT 79又はIELTS 6.0)

学部2年以上GPA3.0/4.0以上が望ましい

*大学寮あり

マヒドン大学Mahidol University

第1学期:9月~12月第2学期:1月~4月第3学期:4月~7月

タイ語又は英語(TOEFL iBT 79以上又はIELTS 6.0.) 学部3年以上 *大学寮あり

モンクット王トンブリ工科大学King Mongkut’s University of Technology, Thonburi

第1セメスター:8月~12月第2セメスター:1月~5月

英語 学部2年以上 *大学寮あり

大韓民国

慶尚大学校GyeongSang National University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月(留学開始はいずれの学期からも可能)

韓国語 GPA3.0/4.0以上 *大学寮あり

ソウル大学校Seoul National University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月

韓国語(KLAT Level 5, TOPIK Level 5以上)又は英語(TOEFL iBT 88/IELTS 6.0以上)

学部2年以上GPA3.0/4.0以上 *大学寮あり

昌原大学校Changwon National University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月

韓国語 *大学寮あり

中央大学校Chung-Ang University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月

韓国語(TOPIK Level 3推奨)又は英語(TOEFL CBT 197推奨) 学部3年以上 *大学寮あり

忠南大学校Chungnam National University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月(留学開始はいずれの学期からも可能)(1学期間又は1年間の留学が可能)

韓国語*大学寮あり*韓国語クラスの提供有

全南大学校Chonnam National University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月

韓国語又は英語 (証明書必要)

*大学寮あり*韓国語クラスの提供有

漢陽大学校Hanyang University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月

韓国語 *大学寮あり

釜山大学校Pusan National University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月(留学開始はいずれの学期からも可能)

韓国語又は英語*英語コースの数は限られている

学部2年以上 *大学寮あり

延世大学校Yonsei University

春学期:3月~6月秋学期:9月~12月

韓国語(KLAT level 4 / KLPT level 4 / TOPIK level 4以上)又は英語(TOEFL iBT 79 / IELTS 6.0以上)

学部2年以上GPA2.5/4.0以上 *大学寮あり

2016 年 5 月現在

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Ⅵ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

協定校の HPで最新の情報を確認してください

海外留学に関する資料

国/地域名 大学名 学年暦要求される語学能力

(協定校のHPで必ず確認すること)

留学資格要件 その他(宿舎等)

カナダ

トロント大学University of Toronto

秋学期:9月~12月冬学期:1月~4月

英語学部:TOEFL iBT 89(W 19)IELTS 6.5(各セクション6.0以上)大学院:TOEFL iBT 93(W /S 22以上)IELTS 7.0※専攻により異なるため、要確認

CGPA2.25/4.0以上*Ⅱ期のみで募集*大学寮あり

ブリティッシュ・コロンビア大学The University of British Columbia

第1セメスター:9月~12月第2セメスター:1月~4月(留学開始はいずれの学期からも可能だが、秋学期から留学を開始するほうが望ましい)

英語学部:TOEFL iBT 90(R / L 22, W / S 21) IELTS 6.5(各セクション6.0以上)大学院:専攻により異なるため、要確認

*Ⅱ期のみで募集*大学寮あり(数に限りあり)

マギル大学McGill University

秋学期:9月~12月冬学期:1月~4月

*H28年度派遣募集は未定

マックマスター大学McMaster University

秋学期:9月~12月冬学期:1月~4月(1年間留学の場合は秋学期に留学開始)

英語

*Ⅱ期のみで募集*大学寮あり*学外宿舎の斡旋あり

ブラジル連邦共和国

サンパウロ大学Universidade de São Paulo

第1セメスター:2月~6月第2セメスター:8月~12月

ポルトガル語*大学院生の場合は、事前にGraduate Officeに要確認

*ポルトガル語クラス受講可能*大学寮無し

ペルー共和国

ローマ教皇庁立ペルー・カトリック大学Pontificia Universidad Católica del Perú

第1セメスター:3月~7月第2セメスター:8月~12月

スペイン語 学部3年以上*大学寮あり*ホームステイ斡旋あり

メキシコ合衆国メキシコ国立自治大学Universidad Nacional Autonoma de Mexico

秋学期:8月~12月春学期:2月~6月

スペイン語(B2レベル以上) 学部3年以上

オーストリア共和国

ウィーン大学Universität Wien

冬学期:10~1月夏学期:3月~6月

ドイツ語 *学期前のドイツ語コースあり

オランダ王国

グローニンゲン大学University of Groningen

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:2月~6月(留学開始はいずれの学期からも可能)

オランダ語又は英語TOEFL iBT 92(各セクション20以上)/IELTS 6.5(各セクション6.0以上)*学部・専攻によって異なる場合があるため、要確認

学部2年以上

*学外宿舎の斡旋あり(第1セメスター開始時には不足することが多い)

デルフト工科大学Delft University of Technology

秋学期:9月~2月春学期:2月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

オランダ語又は英語(TOEFL iBT 90/ IELTS 6.5)*学部・専攻によって異なる場合があるため、要確認

学部2年以上 *学外宿舎の斡旋あり

スイス連邦

スイス連邦工科大学チューリッヒ校Swiss Federal Institute of Technology Zurich

秋学期:9月~2月春学期:2月~9月

ドイツ語又は英語(B2レベル以上、C1レベル推奨)

*学外宿舎の斡旋あり*学期前のドイツ語コースあり

スイス連邦工科大学ローザンヌ校Swiss Federal Institute of Technology in Lausanne

秋学期:9月~2月春学期:2月~7月(1年間留学の場合は秋学期に留学開始)

フランス語(B2レベル)又は英語 *大学寮、学外宿舎の斡旋あり

スウェーデン王国

イェーテボリ大学The University of Gothenburg

秋学期:8月~1月春学期:1月~6月(1年間留学の場合は秋学期に留学開始)

スウェーデン語又は英語

*大学寮あり(学期開始時期には不足することが多い)*スウェーデン語の語学クラス有

スウェーデン王立工科大学Royal Institute of Technology

秋学期:8月~1月春学期:1月~6月

スウェーデン語又は英語*学部レベルはスウェーデン語、修士レベルは英語で授業が行われることが多い

学部3年以上*大学寮あり(数に限りあり)*宿舎斡旋あり

国/地域名 大学名 学年暦要求される語学能力

(協定校のHPで必ず確認すること)

留学資格要件 その他(宿舎等)

ベトナム社会主義共和国

ハノイ国家大学Vietnam National University, Hanoi

第1セメスター:8月~1月第2セメスター:2月~6月(留学開始は第1セメスターから)

ベトナム語 *大学寮あり

ミャンマー連邦共和国

ヤンゴン大学University of Yangon

第1セメスター:12月~3月第2セメスター:6月~9月

モンゴル国モンゴル国立大学National University of Mongolia

春学期:2月~5月秋学期:9月~12月 モンゴル語

カタール カタール大学Qatar University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月夏学期:6月~8月

アラビア語 *H28年度派遣募集は未定

エジプト アレキサンドリア大学Alexandria University

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:2月~6月 アラビア語 *H28年度派遣募集

は未定

オーストラリア連邦

アデレード大学The University of Adelaide

第1セメスター:2月~7月第2セメスター:7月~12月(留学開始はいずれの学期からも可能)

英語TOEFL iBT 79~ IELTS 6.0~*学部・専攻によって異なるため要確認

*大学寮あり

オーストラリア国立大学The Australian National University

第1セメスター:2月~6月第2セメスター:7月~11月(留学開始はいずれの学期からも可能)

英語TOEFL iBT 80(R / W 20以上, S /L 18以上)IELTS 6.5(各セクション6.0以上)*学部・専攻によって異なるため要確認

*大学寮あり

クイーンズランド大学University of Queenslsand

第1セメスター:2月~6月第2セメスター:7月~11月(留学開始はいずれの学期からも可能)

英語TOEFL iBT 87(W 21,それ以外のセクション19以上)IELTS 6.5(各セクション6.0以上)*学部・専攻によって異なるため要確認

学部2年以上成績平均以上 *大学寮あり

モナシュ大学Monash University

第1セメスター:2月~6月第2セメスター:7月~11月(留学開始はいずれの学期からも可能)

英語学部:TOEFL iBT 79(W 21, L 12, R 13, S 18以上)IELTS 6.5*大学院:専攻によって異なるため要確認

学部2年以上GPA3.0/4.0以上 *大学寮あり

アメリカ合衆国

ウェズリアンカレッジWesleyan College

秋学期:8月~12月春学期:1月~5月

英語学部:TOEFL iBT 80~IELTS 6.0(各セクション5.5)*大学院は要確認

女子学生のみ *女子大学*大学寮あり

カリフォルニア大学University of California

【UCB/UCM】秋学期:8月~12月春学期:1月~5月【それ以外】秋学期:9月~12月冬学期:1月~3月春学期:3月~6月

英語学部UCLA/UCSD:TOEFL iBT 83 / IELTS 7.0UCD : iBT 80 / IELTS 7.0それ以外:TOEFL iBT 80 / IELTS 6.5*大学院は個別に要確認

学部2年以上*申請前にUCEAPのウェブサイトで要件等を確認しておくこと

*Ⅱ期のみで募集*大学寮あり

ジョージア大学The University of Georgia

秋学期:8月~12月春学期:1月~5月

英語学部:TOEFL iBT 80 / IELTS 6.5 *大学寮あり

テキサスA&M大学Texas A&M University

秋学期:8月~12月春学期:1月~5月 英語TOEFL iBT 80 / IELTS 6.0

*大学寮あり(空部屋のある場合のみ入居可能)

ナザレスカレッジローチェスター校Nazareth College

秋学期:8月~12月春学期:1月~5月 英語TOEFL iBT 79 / IELTS 6.5 *大学寮あり

パデュー大学Purdue University

秋学期:8月~12月春学期:1月~5月

英語TOEFL iBT 80(各セクション20以上)IELTS 6.5(S 6.0以上)

GPA3.0/4.0以上成績平均以上 *大学寮あり

ライス大学Rice University

秋学期:8月~12月春学期:1月~5月(1年間留学の場合は秋学期に留学開始)

英語TOEFL iBT 100 / IELTS 7.0 学部生のみ *大学寮あり

ワシントン大学University of Washington

秋学期:9月~12月冬学期:1月~3月春学期:3月~6月

英語学部:TOEFL iBT 83/ IELTS7.0大学院:TOEFL iBT 92/ IELTS7.0*大学院は専攻により異なる可能性があるため、要確認

学部2年以上GPA3.0/4.0以上*大学院は専攻によりさらに高いGPAを求められることがあるので、要確認

*Ⅱ期のみで募集*大学寮あり

協定校の HPで最新の情報を確認してください

2016 年 5 月現在2016 年 5 月現在

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Ⅵ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

海外留学に関する資料

国/地域名 大学名 学年暦要求される語学能力

(協定校のHPで必ず確認すること)

留学資格要件 その他(宿舎等)

フィンランド共和国

オーボアカデミー大学Åbo Akademi

秋学期:8月~12月春学期:1月~5月(留学開始はいずれの学期からも可能)

英語又はスウェーデン語 学部2年以上 *宿舎斡旋あり

フランス共和国

エクス・マルセイユ大学Université d’Aix-Marseille

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:1月~6月

フランス語(B1レベル) *大学寮あり

グルノーブル大学連合*ジョゼフ・フーリエ大学*ピエール・メンデス・フランス大学*スタンダール大学*グルノーブル理工科大学*サヴォワ大学*グルノーブル政治学院Université de Grenoble

第1セメスター:9月~12月第2セメスター:1月~5月(1年間留学の場合は第1セメスターに留学開始)

フランス語 学部3年以上 *大学寮あり

ストラスブール大学Université de Strasbourg

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:2月~6月(1年間留学の場合は第1セメスターに留学開始)

フランス語(B1レベル以上)*B2レベル以上推奨

学部3年以上 *大学寮あり

パリ国立高等化学学院École Nationale Supérieure de Chimie de Paris

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:2月~6月

フランス語

ピエール・マリー・キュリー大学(パリ第6大学)Université Pierre-et-Marie-Curie

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:2月~7月

フランス語(B1レベル以上推奨) *宿舎斡旋あり

ボルドー大学Université de Bordeaux

第1セメスター:9月~12月第2セメスター:1月~6月(1年間留学の場合は第1セメスターに留学開始)

フランス語(B1レベル以上)*B2レベル以上推奨

学部2年以上*大学寮あり*学期内のフランス語講座あり(無料)

ベルギー王国ルーヴァンカトリック大学Université Catholique de Louvain

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:2月~6月(留学開始はいずれの学期からも可能)

フランス語*英語での科目は限られているため要確認

*宿舎斡旋、大学寮あり*語学講座あり

英国

シェフィールド大学The University of Shefield

秋学期:9月~2月春学期:2月~6月

英語IELTS for UKVI 6.0-7.5*学部・専攻によって必要スコアが異なるため要確認*TOEFL及び日本英語検定協会実施のIELTSは不可

学部学生のみGPA3.0/4.0以上

*大学寮あり

ノッティンガム大学The University of Nottingham

秋学期:9月~2月春学期:1月~6月(留学開始はいずれの学期からも可能)

英語IELTS for UKVI 6.0-6.5*学部・専攻によって必要スコアが異なるため要確認*TOEFL及び日本英語検定協会実施のIELTSは不可

学部2年以上GPA3.0/4.0以上

*大学寮あり(宿舎は大学で確保)

リーズ大学University of Leeds

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:1月~6月(1セメスターまたは1年間の留学が可能)

英語TOEFL iBT 87-92(L / R 20-21, W / S 21-22) IELTS 6.0-6.5(各セクション5.5-6.0)*学部・専攻によって必要スコアが異なるため要確認

GPA3.0/4.0以上 *大学寮あり

ロシア連邦サンクトペテルブルク大学Saint Petersburg State University

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月(1年間留学の場合は秋学期に留学開始)

ロシア語ロシア語又は英語での授業を受講する場合は、それぞれB2レベル以上が必要

*大学寮あり*ロシア語講座(無料)あり

協定校の HPで最新の情報を確認してください

協定校の HPで最新の情報を確認してください

国/地域名 大学名 学年暦要求される語学能力

(協定校のHPで必ず確認すること)

留学資格要件 その他(宿舎等)

スペイン王国

バリャドリード大学Universidad de Valladolid

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:2月~6月

スペイン語(B1レベル) *大学寮あり

マドリッドアウトノマ大学Universidad Autonoma de Madrid

第1セメスター:9月~1月第2セメスター:1月~5月(1年間留学の場合は第1セメスターに留学開始)

スペイン語(B1レベル)*専攻により異なるため、要確認

*大学寮あり

デンマーク王国コペンハーゲン大学The University of Copenhagen

秋学期:9月~1月春学期:2月~6月(留学開始はいずれの学期からも可能)

英語又はデンマーク語 学部3年以上

*学期開始前のデンマーク語クラスあり*大学寮あり

ドイツ連邦共和国

アーヘン工科大学RWTH Aachen University

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月

ドイツ語(B1.1レベル)又は英語*授業はドイツ語で行われることが多い

*学期開始前の語学講座あり*奨学金あり

アウクスブルク大学Universität Augsburg

冬学期:10月~3月夏学期:4月~9月(1学期間又は1年間の留学可能、1年間の留学を推奨)

ドイツ語(B2レベル)又はドイツ語の基礎知識及び英語(B2レベル)

*学期開始前の語学講座あり(冬学期前のみ)*大学寮あり*奨学金あり

エアランゲン・ニュルンベルク・フリードリヒ・アレクサンダー大学Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

ドイツ語(A2レベル)

*ネット等で学外宿舎を予約*学期開始前の語学講座あり

ゲッティンゲン大学Georg-August-Universität Göttingen

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

英語での授業を履修:英語(B2レベル)とドイツ語(B1レベル)ドイツ語での授業を履修:ドイツ語(B2レベル)

*学期開始前の語学講座あり*大学寮あり

ハイデルベルク大学Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

ドイツ語

*宿舎斡旋あり*奨学金あり*学期開始前の語学講座あり

ビーレフェルト大学Universität Bielefeld

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

ドイツ語(B1レベル)又は英語(B2レベル)

*宿舎斡旋あり*学期開始前の語学講座あり

ベルリン工科大学Technische Universität Berlin

冬学期:10月~3月夏学期:4月~8月(留学開始はいずれの学期からも可能)

ドイツ語(B2レベル)又は英語*90%がドイツ語の授業

*大学寮あり(数に限りあり)*学期開始前の語学講座あり

ミュンヘン工科大学Technische Universität München

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

ドイツ語又は英語*宿舎斡旋あり*学期開始前の語学講座あり

ミュンヘンルートゥヴィヒ・マクシミリアン大学Ludwig-Maximilians-Universität München

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

ドイツ語(B1/B2レベル)又は英語(B2/C1レベル)*学部・専攻によって異なるため要確認

*大学寮あり(数に限りあり)*宿舎斡旋あり

ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マインJohann Wolfgang Goethe-Universität Frankfurt am Main

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

ドイツ語*ドイツ語での授業を受けるにはB1レベル以上が必要

*宿舎斡旋あり*学期開始前の語学講座あり(開始までにB1レベル以上が必要)

ルール・ボーフム大学Ruhr-Universität Bochum

冬学期:10月~2月夏学期:4月~7月(留学開始はいずれの学期からも可能)

ドイツ語又は英語*ドイツ語での授業を受けるにはB2レベル以上が必要

*宿舎斡旋あり

ハンガリー共和国

エトヴェシュ・ロラーンド大学Eötvös Loránd Tudományegyetem

秋学期:9月~1月春学期:2月~7月

ハンガリー語

*宿舎斡旋あり*ハンガリー語及び英語の語学講座あり

2016 年 5 月現在2016 年 5 月現在

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Ⅵ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

2016 年 4 月現在

海外留学に関する資料

学部・研究科名 相手大学名 国・地域名 地域名派遣実績(人)

2011 2012 2013 2014 2015

全部局 ジョージア大学 アメリカ 北米 1 3 2 4 3全部局 テキサスA&M大学 アメリカ 北米 3 3 1 2 3全部局 ナザレスカレッジローチェスター校 アメリカ 北米 2 3 3 3 2全部局 パデュー大学 アメリカ 北米 3 1全部局 ライス大学 アメリカ 北米全部局 ワシントン大学 アメリカ 北米 1 2 4 1全部局 トロント大学 カナダ 北米 2 3 3 2全部局 ブリティッシュ・コロンビア大学 カナダ 北米 1 1 1 2 3全部局 マギル大学 カナダ 北米 1 1全部局 マックマスター大学 カナダ 北米 1 4 2 4全部局 サンパウロ大学 ブラジル 中南米 1 2 4 4 6全部局 ローマ教皇庁立ペルー・カトリック大学 ペルー 中南米 1全部局 メキシコ国立自治大学 メキシコ 中南米 1 2 1全部局 ウィーン大学 オーストリア ヨーロッパ 3 1 1 2全部局 グローニンゲン大学 オランダ ヨーロッパ 1 2 2 1全部局 デルフト工科大学 オランダ ヨーロッパ全部局 スイス連邦工科大学チューリッヒ校 スイス ヨーロッパ全部局 スイス連邦工科大学ローザンヌ校 スイス ヨーロッパ全部局 イェーテボリ大学 スウェーデン ヨーロッパ 1 2 3 2 4全部局 スウェーデン王立工科大学 スウェーデン ヨーロッパ 1 1 1全部局 バリャドリード大学 スペイン ヨーロッパ 1全部局 マドリッドアウトノマ大学 スペイン ヨーロッパ 2 2 1 1全部局 コペンハーゲン大学 デンマーク ヨーロッパ 1 2 5 6 7全部局 アーヘン工科大学 ドイツ ヨーロッパ 1全部局 アウクスブルク大学 ドイツ ヨーロッパ 1 1 1

全部局 エアランゲン・ニュルンベルク・フリードリヒ・アレクサンダー大学 ドイツ ヨーロッパ 4 2 1 2 3

全部局 ゲッティンゲン大学 ドイツ ヨーロッパ 2 1全部局 ハイデルベルク大学 ドイツ ヨーロッパ 2 1 1 1 2全部局 ビーレフェルト大学 ドイツ ヨーロッパ 4 1 1 2 1全部局 ベルリン工科大学 ドイツ ヨーロッパ全部局 ミュンヘン工科大学 ドイツ ヨーロッパ 2 1

全部局 ミュンヘンルートゥヴィヒ・マクシミリアン大学 ドイツ ヨーロッパ 2 2 3 3

全部局 ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン ドイツ ヨーロッパ 1 2 2

全部局 ルール・ボーフム大学 ドイツ ヨーロッパ全部局 エトヴェシュ・ロラーンド大学 ハンガリー ヨーロッパ 3全部局 オーボアカデミー大学 フィンランド ヨーロッパ 1 3 3 5全部局 エクス・マルセイユ大学 フランス ヨーロッパ全部局 グルノーブル大学連合 フランス ヨーロッパ 1 1 2 5全部局 ストラスブール大学 フランス ヨーロッパ 4 5 3 6 3全部局 パリ国立高等化学学院 フランス ヨーロッパ全部局 ピエール・マリー・キュリー大学 フランス ヨーロッパ全部局 ボルドー大学 フランス ヨーロッパ全部局 ルーヴァンカトリック大学 ベルギー ヨーロッパ 3 3 2 1 1全部局 シェフィールド大学 イギリス ヨーロッパ 2 2 1全部局 ノッティンガム大学 イギリス ヨーロッパ 1 1 1全部局 リーズ大学 イギリス ヨーロッパ 1 3 3 7全部局 サンクトペテルブルク大学 ロシア ヨーロッパ 6 3 7 7 6

全部局(理工系学部) ICI-ECP EU3ヶ国 ヨーロッパ 3

大学間協定に基づく交換留学生数 合計 96 98 108 132 141

部・研究科名 相手大学名 国・地域名 地域名派遣実績(人)

2011 2012 2013 2014 2015

2.過去の交換留学派遣人数実績表(協定校別)

全部局 インド工科大学ハイデラバード校 インド アジア全部局 アイルランガ大学 インドネシア アジア全部局 インドネシア大学 インドネシア アジア全部局 ガジャマダ大学 インドネシア アジア全部局 バンドン工科大学 インドネシア アジア全部局 カセサート大学 タイ アジア 1全部局 タマサート大学 タイ アジア 4 5全部局 チェンマイ大学 タイ アジア 3 2 5 3 3全部局 チュラロンコン大学 タイ アジア 1 4 3 2 2全部局 マヒドン大学 タイ アジア全部局 モンクット王トンブリ工科大学 タイ アジア全部局 慶尚大学校 韓国 アジア全部局 ソウル大学校 韓国 アジア 4 7 3 2 9全部局 昌原大学校 韓国 アジア 1全部局 中央大学校 韓国 アジア 1全部局 忠南大学校 韓国 アジア全部局 全南大学校 韓国 アジア全部局 漢陽大学校 韓国 アジア 1 2 7全部局 釜山大学校 韓国 アジア 2 1全部局 延世大学校 韓国 アジア 1 9 6 4全部局 国立交通大学 台湾 アジア全部局 国立清華大学 台湾 アジア全部局 国立成功大学 台湾 アジア 1全部局 国立台湾大学 台湾 アジア 1 1 3 4全部局 西安交通大学 中国 アジア全部局 上海交通大学 中国 アジア 1全部局 清華大学 中国 アジア 4 2 3全部局 浙江大学 中国 アジア全部局 同済大学 中国 アジア全部局 南京大学 中国 アジア 1全部局 武漢大学 中国 アジア 1全部局 復旦大学 中国 アジア 3 1全部局 北京師範大学 中国 アジア 2 1 2全部局 北京大学 中国 アジア 4 4 5 4 3全部局 香港中文大学 中国 アジア 1 3 1 2全部局 アテネオ・デ・マニラ大学 フィリピン アジア全部局 デ・ラ・サール大学 フィリピン アジア 2全部局 フィリピン国立大学 フィリピン アジア 3 1全部局 ハノイ国家大学 ベトナム アジア 2全部局 ヤンゴン大学 ミャンマー アジア全部局 モンゴル国立大学 モンゴル アジア全部局 カタール大学 カタール 中近東全部局 アレキサンドリア大学 エジプト アフリカ全部局 アデレード大学 オーストラリア オセアニア 1 1全部局 オーストラリア国立大学 オーストラリア オセアニア 2 3全部局 クイーンズランド大学 オーストラリア オセアニア 3 1 2 1全部局 モナシュ大学 オーストラリア オセアニア 2 1 1 4 1全部局 ウェズリアンカレッジ アメリカ 北米 1 1 1 1 3全部局 カリフォルニア大学 アメリカ 北米 15 10 9 14 12

大学間協定に基づく交換留学生数 2016 年 4 月現在

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Ⅵ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

海外留学に関する資料

学部・研究科名 相手大学名 国・地域名 地域名派遣実績(人)

2011 2012 2013 2014 2015

経済学研究科 ESSECビジネススクール フランス ヨーロッパ 1 3 1 1 3

経済学研究科経済学部 ロンドン大学東洋アフリカ学院 イギリス ヨーロッパ 1 2

経済学研究科 経済学部 パリ商科大学 フランス ヨーロッパ 1

医学系研究科医学部 マレーシアサラワク大学 マレーシア アジア 4 2 4

医学系研究科医学部 グローニンゲン大学 オランダ ヨーロッパ 4 3 4

医学系研究科医学部 カロリンスカ研究所(カロリンスカ大学)スウェーデン ヨーロッパ 1

医学系研究科医学部 国立台湾大学 台湾 アジア 1

医学系研究科医学部 北京大学 中国 アジア 2

医学系研究科医学部 ソウル大学校 韓国 アジア 2

工学研究科工学部 ベルリン工科大学 ドイツ ヨーロッパ 2 1

工学研究科工学部 オックスフォード大学 イギリス ヨーロッパ 1

基礎工学研究科基礎工学部 クレタ大学 ギリシャ ヨーロッパ 1

基礎工学研究科基礎工学部 スウェーデン王立工科大学 スウェーデン ヨーロッパ 1

基礎工学研究科基礎工学部 アーヘン工科大学 ドイツ ヨーロッパ 1 1 1

基礎工学研究科基礎工学部 ギーセン大学 ドイツ ヨーロッパ 1

基礎工学研究科基礎工学部 シンガポール国立大学 シンガポール アジア 1 1 2 1

基礎工学研究科基礎工学部情報科学研究科

ウースター工科大学 アメリカ 北米 1

基礎工学研究科基礎工学部 トロント大学 カナダ 北米 1 2

薬学研究科  薬学部 アリゾナ大学 米国 北米 3

情報科学研究科 カンタベリー大学 ニュージーランド オセアニア 2

情報科学研究科サイバーメディアセンター カリフォルニア大学 アメリカ 北米 6

情報科学研究科 南洋理工大学 シンガポール アジア 1 1

外国語学部言語文化研究科 ウラル連邦大学 ロシア ヨーロッパ 2 2 1 2 2

外国語学部言語文化研究科 モスクワ言語大学 ロシア ヨーロッパ 2 2 1 1

2016 年 4 月現在

2016 年 4 月現在

学部・研究科名 相手大学名 国・地域名 地域名派遣実績(人)

2011 2012 2013 2014 2015

部局間協定に基づく交換留学生数

文学研究科文学部 マンチェスター大学 イギリス ヨーロッパ 3 2 4 3 2

文学研究科・文学部工学研究科・工学部 パリ・ラヴィレット建築エコール フランス ヨーロッパ 1 1

文学研究科・文学部外国語学部言語文化研究科

ハイデルベルク大学 ドイツ ヨーロッパ 5 4 6 5

文学研究科文学部 ロッテルダム・エラスムス大学 オランダ ヨーロッパ 1

文学研究科文学部 ウプサラ大学 スウェーデン ヨーロッパ 1

文学研究科文学部 パラツキー大学 チェコ ヨーロッパ 1

文学研究科 国立台湾師範大学 台湾 アジア 1

人間科学研究科人間科学部 アデレード大学 オーストラリア オセアニア 1 1

人間科学研究科人間科学部 リンネ大学(旧ヴェクショー大学) スウェーデン ヨーロッパ 2 1

法学研究科高等司法研究科 グローニンゲン大学 オランダ ヨーロッパ 1 1 1

法学研究科高等司法研究科 リヨン第三大学 フランス ヨーロッパ 1

法学研究科・法学部高等司法研究科国際公共政策研究科

建国大学校 韓国 アジア 1

法学研究科・法学部高等司法研究科 国立政治大学 台湾 アジア 1

法学部国際公共政策研究科 パヤップ大学 タイ アジア 6 3

法学部国際公共政策研究科 チェンマイ大学 タイ アジア 2 1

法学部国際公共政策研究科 ナンヤン工科大学 シンガポール アジア 1 1 1

法学部国際公共政策研究科 パンナサストラ大学 カンボジア アジア 1 5

法学部国際公共政策研究科 シアークアラ大学 インドネシア アジア 1

法学部国際公共政策研究科 国立東ティモール大学 東ティモール アジア 1 1

法学部国際公共政策研究科 デ・ラ・サール大学 フィリピン アジア 3 1

国際公共政策研究科 グローニンゲン大学 オランダ ヨーロッパ 1 1

経済学研究科経済学部 ブリティッシュ・コロンビア大学 カナダ 北米 1 2

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Ⅵ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

学部・研究科名 相手大学名 国・地域名 地域名派遣実績(人)

2011 2012 2013 2014 2015

人間科学研究科外国語学部言語文化研究センター世界言語研究センター

南デンマーク大学 デンマーク ヨーロッパ 1 1

外国語学部言語文化研究科日本語日本文化教育センター

トゥルーズ・ル・ミライユ大学 フランス ヨーロッパ 1 2 2 2 1

外国語学部言語文化研究科

エクス-マルセイユ大学(プロヴァンス大学) フランス ヨーロッパ 2 2 2 2 2

外国語学部 リール政治学院 フランス ヨーロッパ 2 1 2 2

文学研究科・文学部外国語学部言語文化研究科世界言語研究センター

ゲッティンゲン大学 ドイツ ヨーロッパ 1

外国語学部言語文化研究科世界言語研究センター

デュッセルドルフ大学 ドイツ ヨーロッパ 1 1 1

外国語学部言語文化研究科日本語日本文化教育センター

ルーヴァンカトリック大学(KU Leuven) ベルギー ヨーロッパ 1

外国語学部 言語文化研究科 リスボン新大学 ポルトガル ヨーロッパ 1

外国語学部言語文化研究科 ジョージア州立大学 アメリカ 北米 1 1 1

外国語学部言語文化研究科日本語日本文化教育センター

ウェリントン・ヴィクトリア大学 ニュージーランド オセアニア 1 1

外国語学部言語文化研究科世界言語研究センター

ウダヤナ大学 インドネシア アジア 2

外国語学部言語文化研究科 シラパコーン大学 タイ アジア 3 1 3 2

外国語学部言語文化研究科 コーンケーン大学 タイ アジア 2 1 3

外国語学部言語文化研究科世界言語研究センター

ハノイ大学 ベトナム アジア 1 1 2 2

外国語学部言語文化研究科世界言語研究センター

ハノイ師範大学 ベトナム アジア 1

外国語学部言語文化研究科 ホーチミン市師範大学 ベトナム アジア 2

外国語学部言語文化研究科 ホーンバーン国際大学 ベトナム アジア 2 2

外国語学部言語文化研究科 カイロ大学 エジプト アフリカ 1 1 2

部局間協定に基づく交換留学生数 合計 51 52 47 46 47

大学間・部局間協定に基づく交換留学生数 合計 147 150 155 178 188

2016年 4月現在

備考 :数字は年度計算(4月~ 3月)にて。

学部・研究科等/Faculty 電話/Telephone ファックス/Fax E-Mail

国際部国際学生交流課 06-6879-7102 06-6879-8964 [email protected]

国際教育交流センター 06-6879-7118 06-6879-8964 [email protected]

学生センター(豊中キャンパス)(日本学生支援機構国内奨学金関係) 豊中: 06-6850-5037 豊中:06-6850-5020 豊中:[email protected]

学生センター(吹田キャンパス)(授業料免除関係)(民間団体等奨学金関係)

吹田: 06-6879-7089 06-6879-7084

吹田:06-6879-7167 吹田:[email protected]

文学部・文学研究科 06-6850-5084 06-6850-5087 [email protected]

人間科学部・人間科学研究科 06-6879-4038 06-6879-4038 [email protected]

法学部・法学研究科06-6850-6942 06-6850-5089 [email protected]

高等司法研究科

経済学部・経済学研究科 06-6850-5204 06-6850-5212 [email protected]

理学部・理学研究科 06-6850-6778 [email protected]@[email protected]

医学部・医学系研究科(保健学科・保健学専攻を除く) 06-6879-3079 06-6879-3347 [email protected]

医学部(保健学科)・医学系研究科(保健学専攻) 06-6879-2512 06-6879-2629 [email protected]

大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科 06-6879-3026 06-6879-3347 [email protected]

歯学部・歯学研究科 06-6879-2862 06-6879-2832 [email protected]

薬学部・薬学研究科 06-6879-8147 06-6879-8154 [email protected]

工学部・工学研究科 06-6879-7223 06-6879-7229 [email protected]

基礎工学部・基礎工学研究科 06-6850-615206-6850-6146 06-6850-6151 [email protected]

[email protected]

外国語学部 072-730-5052072-730-5053 072-730-5057 [email protected]

言語文化研究科(言語文化専攻) 06-6850-5856 06-6850-5865 [email protected]

言語文化研究科(言語社会専攻/日本語・日本文化専攻)

072-730-5052072-730-5053 072-730-5067 [email protected]

国際公共政策研究科 06-6850-5612 06-6850-5600 [email protected]

情報科学研究科 06-6879-450806-6879-4509 06-6879-4570 [email protected]

生命機能研究科 06-6879-4421 06-6879-4420 [email protected]

微生物病研究所 06-6879-8273 06-6879-8266 [email protected]

産業科学研究所 06-6879-8385 06-6879-8509 [email protected]

蛋白質研究所 06-6879-8596 06-6879-8590 [email protected]

社会経済研究所 06-6879-8552 06-6879-8584 [email protected]

接合科学研究所 06-6879-8678 06-6879-8689 [email protected]

全学教育推進機構 06-6850-5610 06-6850-5614 [email protected]

コミュニケーションデザイン・センター 06-6850-6214 06-6850-5614 [email protected]

グローバルイニシアティブ・センター 06-6879-4017 06-6879-7106 [email protected]

核物理研究センター 06-6879-8904 06-6879-8899 [email protected]

サイバーメディアセンター 06-6879-8804 06-6879-8814 [email protected]

レーザーエネルギー学研究センター 06-6879-8711 06-6876-4110 [email protected]

免疫学フロンティア研究センター 06-6879-4275 06-6879-4272 [email protected]

3. 各学部・研究科等・問い合わせ先

海外留学に関する資料

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Ⅵ Ⅰ海外留学のすすめ

Ⅲ交換留学生からの情報と体験談

Ⅳ交換留学以外の留学制度・語学研修・

インターンシップなど

Ⅴ留学関連奨学金情報

Ⅵ海外留学に関する資料

Ⅱ大阪大学交換留学(大学間派遣)制度

を利用しての留学

MEMO

留学・研修先などで事件・事故等が発生した場合の緊急連絡体制

海外留学に関する資料

4. 海外留学時等の緊急連絡体制

日本大使館領事館等

本人の家族 文部科学省、外務省等の関係省庁

国際学生交流課+81-6-6879-7102

安全衛生管理部(休日・勤務時間外)+81-90-6826-2804

状況により大阪大学と相談の上、現地へ渡航

本 人海外留学時に事故・事件に遭い、ケガ・入院などをした時

(行方不明・死亡時は留学先大学等が大阪大学等へ報告)

必要に応じて適宜対策本部を設置して対応。状況により教職員を現地大学へ派遣。

留学先大学等(在外公館)

連絡

連絡・相談

連絡・相談 連絡・相談

連絡・相談

連絡・相談

連絡・相談

報告(連絡・相談)

国 内

国 外

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阪大生のための

2016‒

2017

海外留学ガイドブック

Study AbroadGuidebook for

Osaka UniversityStudents

平成28年5月

06-6879-7102www.osaka-u.ac.jp

国 際 部 国 際 学 生 交 流 課〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-1

阪大生のための

2016–2017

海外留学ガイドブック