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Page 1: DP070-000C 失敗学原論 - SHIMADZU01♯ 贅沢すぎた電気扇風機。当時の 最高技術を つめこんだが、 高級すぎて 普及せず。 ファンモーター 大正3年(1914年)、当時は珍しい風力切り換え付きの扇風機を製造。しかも当時はエナメルが入手困難だったため、なんと漆塗り。

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成功している人ほど、失敗の数も多い。

人よりも多く挑戦するからです。

島津製作所の失敗作をあえて紹介します。

挑戦者魂を感じ取って欲しいからです。

誰も試していないこと、独創的なことをするときは、失敗がつきものです。でも、単に失敗を認めるんじゃない。認められる失敗にしてゆく、ということ。失敗を放置したり、隠したりするんじゃなくて。なぜ失敗したのかを認識して解析する。自分を理解する。それだけではなく、人に役立ててもらえるようにする。それが認められる失敗にしてゆくことなんですよ。Remember, whenever you try something creative or something nobody has ever tried before, it’s natural to experience some failures. Accepting these failures and helping others to learn from them is what’s important. Never ignore or conceal your failures.Recognize and analyze why you have failed. Get in touch with yourself. It’s important that your failures are made helpful to others. This is how your failures are made acceptable.

成功している人ほど、失敗の数も多い。

人よりも多く挑戦するからです。

島津製作所の失敗作をあえて紹介します。

挑戦者魂を感じ取って欲しいからです。

誰も試していないこと、独創的なことをするときは、失敗がつきものです。でも、単に失敗を認めるんじゃない。認められる失敗にしてゆく、ということ。失敗を放置したり、隠したりするんじゃなくて。なぜ失敗したのかを認識して解析する。自分を理解する。それだけではなく、人に役立ててもらえるようにする。それが認められる失敗にしてゆくことなんですよ。Remember, whenever you try something creative or something nobody has ever tried before, it’s natural to experience some failures. Accepting these failures and helping others to learn from them is what’s important. Never ignore or conceal your failures.Recognize and analyze why you have failed. Get in touch with yourself. It’s important that your failures are made helpful to others. This is how your failures are made acceptable.

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♯01

贅沢すぎた電気扇風機。

当時の最高技術をつめこんだが、高級すぎて普及せず。

◎ファンモーター大正3年(1914年)、当時は珍しい風力切り換え付きの扇風機を製造。しかも当時はエナメルが入手困難だったため、なんと漆塗り。一つひとつ丁寧に仕上げられた200台だったが、あまりに高価であったため、一般家庭には普及せず。創業記念資料館にある約100年前の扇風機は今なお動き、さわやかな風を送ってくれる。

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♯02

日本初の有人気球顛末記。

日本初の有人気球に挑戦。資料は、ないに等しかった。

◎有人水素気球明治10(1877)年、京都府から「日本初の有人気球を上げたい」と、気球の製作を依頼される。日本初への挑戦。快く引き受ける。しかし、気球の知識は皆無。しかも当時、参考資料になりそうなものは、ほとんどない。約4カ月後、大観衆の前で軽気球は36メートルの高さまで浮上することに成功。

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♯03

悩み続けた12 年間。

海外の大手企業が絶対に無理!と論文で発表。

◎直接変換方式フラットパネルディテクタライバル社がアモルファスセレンという変換膜素材に手を出さない。この素材で動画は絶対にできないと海外企業が論文で発表。島津製作所は、それを「チャンス」ととらえて、あえて挑戦。12年間の苦難を乗り越えて、平成15年(2003年)、ムービーとしてリアルタイムで体内の動きが見られる医療現場待望のフラットパネルディテクタが誕生した。X線装置の常識を変えた発明。

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♯04

ほんとは簡単な方法が。

夜中に用意周到に、それは実は無駄なことだった?

◎日本初期のX線写真撮影相当の距離に撮影物を置き、乾板は赤紙で幾重に包み、さらにこれを黒布で包み、なおかつ不便な夜間に実験したりして。用意周到だった。ほんとは、写真乾板を枠に入れてその上に撮影物を載せればいいだけなのに。でも、無駄の積み重ねが、明治29年(1896年)に国内1、2を争う早さでのX線写真撮影を実現したのだ。レントゲン博士がX線を発見したわずか11ヵ月後のことである。

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♯05

営業社員が戸惑った。

当時の主力商品とは、ケタ違いの安さだった。

◎国産初のガスクロマトグラフ国内最初のガスクロマトグラフを開発。東京大学をはじめ、著名な石油・化学系のメーカー研究所に納入された。当時の主力製品は一台数千万円。当初、なかには「100万円程度のものを売るのに時間が割けるか」という人もいたほど、営業にも衝撃的な商品だった。安さと便利さが市場に受け、すぐに大ヒットにつながった。

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♯06

人体模型からマネキン人形?

科学技術と芸術の融合への挑戦。そして海外へ。

◎日本初の洋装マネキン昭和6年(1931年)、東京美術学校(現東京芸大)で学んだ島津良蔵(二代源蔵の次男)が、マネキン製造部門に入社し、製作を始める。その芸術性の高さだけでなく、人体模型で培った解剖学的精巧さ故に市場に評価されるようになり、国内シェア85%にも達し、欧州など海外にも輸出された。

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♯07

トップメーカーの座危うし。

アメリカ社の追い上げが世界初を生み出した。

◎光電子増倍管を使った世界初の光電子分光光度計日本初の「分光写真器」をつくった島津。戦前は、そのトップメーカーだった。昭和20年(1945年)、アメリカ社の「光電式分光光度計」が日本でも様々な分野で使われはじめた。島津はそれよりも数百倍高感度の「光電子増倍管」を使って、他社ではできない測定を可能にする製品を世界で初めて開発。巻き返しに成功した。

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♯08

謎の画期的装置。

使い道をイメージしきれないまま開発してしまった。

◎におい識別装置今まで、世の中になかった商品だけに、お客様もイメージできなかった。お客様の声をもとに食品、化学、環境、家電、自動車など、100項目に対応するソフトを開発したことで大ヒットに。その後も、様々な機能を追加した新機種を投入。さらに用途は拡大し、食品・悪臭分野を中心に業界トップシェアに至った。

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♯09

研究員が天を仰いだ。

超高速度ビデオカメラは、不可能なのか。

◎高速度ビデオカメラ100万コマ/秒(※)を可能にする超高速度ビデオカメラ(家庭用ビデオカメラは30コマ/秒程度)。この開発には莫大な費用が必要で、失敗は許されなかった。が、途中段階で設計のミスが見つかる。研究員は、「もうだめだ」と天を仰いだ。しかし、その難局もしのぎきり、3年がかりで試作機を完成。風船やコンクリートが破壊される瞬間の映像がマスコミで大々的に紹介された。※現在は1000万コマ/秒

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♯10

失敗と挑戦の原点。

なんでもつくります、という精神が多難な前途を決定づけた。

◎理化器械目録表明治15年(1882年)発行。島津製作所で現存する最古の理化学器械カタログ。「物性学・固体動静論」「水学・気学」「音学」「熱学・光学」「磁気・電気学」など、約110種類を網羅。最後のページに「御好次第何品ニテモ製造仕候也」(ご要望に応じて、どんなものでもつくります)と記されている。「挑戦と失敗」、多難な未来を宿命づけた一冊。

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♯11

レントゲンの欠点。

日本初のレントゲン装置を開発した企業としては黙っちゃいられなかった。

◎遠隔操作式X線テレビジョン装置世界中で用いられてきたレントゲン装置には、欠点があった。「レントゲン技師がX線に被曝してしまう」ということ。日本初のレントゲン装置を開発し、日本初のレントゲン技師の養成所で技師の教育にも取り組んできた企業としては、見過ごすわけにはいかなかった。根本的な「欠点」を解決したのが、この遠隔操作式X線テレビジョン装置であった。

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♯12

少年の工作。

見よう見まねでつくった装置が、やがてレントゲンの島津を。

◎ウィムシャースト式感応起電機明治16年(1883年)、島津製作所は、海外の図面1枚だけを手本に、数十万ボルトの高電圧を発生する感応起電機の開発に成功。わずか16歳の少年が作ったものを、ただの工作だと思った人もいたかもしれない。後に、島津製作所はX線写真の撮影を成功させるが、その大きな鍵となったのが、この「工作」だったのだ。

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♯13

早すぎた先進技術。

なかなか、認めてくれなかった先進のディスプレイ技術。

◎ヘッドマウントディスプレイ機能的で、人間工学に基づいていて、先進的。でもはじめはなかなか認めてもらえなかった。新しいとは、そういうものだ。国際的オートバイレース“鈴鹿8耐”の「ピットクルー」に、使用してもらえた。これからは、航空機のメカニック、工事現場などで活躍する。

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♯14

寄せ集めの材料で日本初。

構想と理論は確立していた。時代が立ちはだかっていた。

◎電子顕微鏡商品化第1号機昭和18年(1943年)、戦時中の資材確保もままならない中、電子顕微鏡の試作機を完成。20年(1945年)には、倍率20万倍、分解能50Åという世界最高レベルの性能を実現。22年(1947年)に国産第一号、SM-1A型完成。電気試験所に納入。ただし、この段階でも多くの構造部品は手作り。大ヒットするまでにはあと数年が必要だった。

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♯15

負けた悔しさで。

営業と開発の意地の結晶。顧客の要望をはるかにしのぐ性能のマシンを実現した、大逆転劇。

◎半導体製造用ターボ分子ポンプ海外の大手半導体製造メーカーから、厳しい要請があった。「今の3倍の排気量を実現してくれ。競合はつくると言っている。」 既存製品のバージョンアップで要望に近づいた。しかし、先方は他社製品を選択。数十台の受注を奪われた。あまりの悔しさに、その他社製品のスペックをはるかに上回る商品開発に挑戦。4ヵ月で完成させ、同じ顧客に持ち込んだ。すっかり安心して開発の手を止めていた競合をよそ目に。そして、数百台の受注を獲得。現在、この分野での世界シェアトップを狙えるところまできている。

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♯16

世界最速だけでは満足しない。

ユーザーのニーズを深く理解し、世界最速と使いやすさを両立。

◎超高速液体クロマトグラフ世界最速の「超高速液体クロマトグラフ」への挑戦。海外のライバルに先行されるが、ユーザーが安定性や使用感に満足していないことを突き止めた。ユーザーの不満も、ポジティブに捉えればヒントの宝庫。「使いやすさ」にもこだわった開発が進んだ。平成22年(2010年)、従来の20倍以上という世界最速レベルをついに実現。さらには、使いやすさの面でもライバルを上回る評価を得た。

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♯17

偉大なる失敗。

グリセリンを誤って混ぜてしまった失敗が、ノーベル賞に。

◎質量分析装置タンパク質の質量分析装置を開発している過程で、レーザー光の衝撃を弱める物質(マトリックス)を探している研究者がいた。ある日、そのマトリックスに誤ってグリセリンを混入。この失敗がやがてノーベル賞につながるとは、本人も気づかなかった。

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失敗はしてはいけないこと。

でも、それ以上にいけないことは、

失敗を避けて通ることです。

失敗を避けずに挑戦し続けていることに、

私たちは誇りを感じています。

さて、君は、

この先、どんな失敗をして、

何をつかみとって、

どんな challengers philosophy を

示すのだろうか。

失敗はしてはいけないこと。

でも、それ以上にいけないことは、

失敗を避けて通ることです。

失敗を避けずに挑戦し続けていることに、

私たちは誇りを感じています。

さて、君は、

この先、どんな失敗をして、

何をつかみとって、

どんな challengers philosophy を

示すのだろうか。

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