IBM Containers @TOKIDA
第11回 クラウドごった煮(コンテナ勉強会)
自己紹介
常田 秀明
@tokida
所属 ・日本情報通信株式会社
仕事 ・クラウドのインテグレーション
・クラウドの運用
コミュニティ活動 ・Japan SoftLayer User Group
今日おぼえてほしいこと
IBM Container ってなに?
どこで利用できるの?
本資料は、検証やドキュメントを参考に記載しております。
また会社を代表するものではありません。
IBM Container とは
IBM社とDocker社が提携 2014年12月にIBM社とDocker社にて戦略的提携をしたことを発表。
+
IBM Container とは
IBMが「Docker」を利用した「コンテナ」サービスの名称
IBM Containerとは
どこで使えますか?
IBM Bluemix 上で提供されています。 提供している地域という意味では、米ダラスと英国ロンドンのデータセンターで稼働しています。
Bluemixとは
IBMは、米国のIaaSベンダーの「SoftLayer」を買収 SoftLayerは、全世界にDCを所有しベアメタルサーバが利用可能なハイパフォーマンスなIaaSサービスです。
SoftLayer上にIBMのPaaSサービスを実装 Bluemixは、SoftLayer上に作られている最大のサービス(だと思う)
Bluemixとは
IBMが、SoftLayer上で展開するCloud Foundry ベースのPaaSサービス。
= + +
Bluemixとは
ランタイム
サービス
IBM Containerとは
IBM Bluemix上で動く、Dockerコンテナサービス
http://bluemix.net
つまり
Bluemix
IaaS
PaaS
Service
もう少し具体的に
IBM Containerでは
・Dockerの実行環境
・Dockerのプライベートリポジトリ
が提供されます。
コンテナ
Host os ベアメタル
サーバ
Docker Engine
コンテナ コンテナ
つまり
リポジトリ
Docker
Image
Docker
Image
SoftLayerの物理サーバ上でのDocker実行環境
Docker Imageを保管するプライベートのリポジトリ
どうやって制御するのか?
コンテナの制御を、Bluemix上の「IBM Container Service」が処理します。
コンテナ
Host os ベアメタル
サーバ
Docker Engine
コンテナ コンテナ
つまり
リポジトリ
Docker
Image
Docker
Image
IBM Container
Service
IBM Bluemix
どうやって制御するのか?
ユーザは、ICE(IBM Containers
Extention)を利用してDocker
Build/Pushを行います。
ICEは、dockerツールとcfツールを利用して動作します。
ローカルでdockerを利用してdocker imageを作ります。そのimageをcfを利用してリポジトリにpushします。
コンテナ
Host os ベアメタル
サーバ
Docker Engine
コンテナ コンテナ
つまり
リポジトリ
Docker
Image
Docker
Image
IBM Container
Service
IBM Bluemix
IBM Container
Extention
Docker
cf
Docker
Image
どう接続するのか?
コンテナ
Private IP
Global IP
標準でプライベートIPが付与
グローバルIPアドレスをコンテナに付与 コンテナの中からはInterfaceは1つなのでNATとして付与される
コンテナで利用するTCPポートでそのままアクセス可能
リソース
現在はβ版なので無料で利用可能
最大コンテナ数:8個
グローバルIP:2個
メモリ:2GByte
IBM Container BETA版
ICE version 2.0
2015年2月前後でIBM Containersが前面に!
IBM Container BETA版
ICE version 2.0
新規で追加される機能
・グループ機能(オートスケール機能)
・共有ディスクVolume機能
まとめ
IBM Containers
= Docker as a Service
ご清聴ありがとうございました
Japan SoftLayer User Group
= JSLUG
Bluemix x User Group
= BMXUG