複数台のデータロガーと FXA3000とを様々な構成で無線 LAN接続する方法
目 次
1 設定手順 P. 2
2 参考資料 GL100_240_840-APS の操作方法 P. 13
GMS-WL03 を活用した
無線 LAN接続接続パターン4 続
LAN S: 1.0sBAT LAN SD S: 1.0s
REC ALM. 1:28
オンド: +34.19℃シツド: +59.8%
ロテン: +12.18℃
パターン4設定手順
設定手順 ①
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① 先ずは各機器の IPアドレスを決定します。 これに基づき、各種設定を行います。
■IPアドレス設定例 FXA3000(AP[ 親機 ]) :192.168.0.1 FXA3000(リピータ[中継器]):192.168.0.2 FXA3000(ST[ 子機 ]) :192.168.0.3 GL240+B-568 :192.168.0.5 GL840+B-568 :192.168.0.6 但しGL840の IP アドレスは NENU→I/F 内の LANの設定にて行います。 GL100-WLとのWLAN接続は 別途設定となります。
192.168.0.5 192.168.0.2 192.168.0.1
無線 LAN 無線 LAN
無線 LAN
有線 LAN
有線 LAN 無線 LAN
FXA3000( リピータ [中継器 ])
192.168.0.3
FXA3000(ST[ 子機 ])
FXA3000(AP[ 親機 ]) PCGL240
B-568
192.168.0.6
GL840
B-568
GL100-WL
パターン4設定手順
設定手順 ②~④
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② 各 FXA3000を設定します。 但し、各機器とも初期 IPアドレスは 192.168.0.1 です。 必ず上記アドレスに設定した後に、変更します。 詳しくは下記メーカサイトより 「FXA3000日本語解説書」をご確認ください。
③ FXA3000 (AP[ 親機 ]) の設定を行います。 PCと有線接続するAPの FXA3000 (AP[ 親機 ]) は工場出荷時設定 のままで使用が可能です。
設定を変更する場合や設定を確認する場合は、 FXA3000の電源を投入してWebブラウザで接続します。
初期状態では図の様に IPアドレスは 192.168.0.1 になっています。 設定に変更がない場合はそのままに、 変更がある場合は [確定] ボタンを押して一時保存します。
④ 基本設定-無線共通は以下のように設定します。 ユニットタイプ: アクセスポイント 無線 LAN規格: IEEE802.11n(2.4GHz) 無線接続モード:アドバンスト・インフラストラクチャ
設定に変更がない場合はそのままに、 変更がある場合は [確定] ボタンを押して一時保存します。
http://www.contec.co.jp/support/download/ FXA3000 PC
市販の LANケーブル
192.168.0.*
パターン4設定手順
設定手順 ⑤~⑥
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⑤ 次に基本設定-無線共通-VAP-VAP1(AP)にて SSIDを設定します。 (図の設定ではSSIDは LocalGroup1 としています。) 次に [ 確定 ] ボタンを押して一時保存します。 設定を保存する場合は 終了→保存と再起動 にて保存します。 以上で AP側の FXA3000の設定が完了しました。 一旦、接続は解除します。
⑥ FXA3000 ( リピータ [中継器 ])の設定を行います。 リピータに相当する FXA3000と接続して IPアドレスを 192.168.0.2 と変更します。 [確定] ボタンを押して一時保存します。
パターン4設定手順
設定手順 ⑦~⑧
⑦ 基本設定-無線共通は以下のように設定します。 ユニットタイプ: リピータ 無線 LAN規格: IEEE802.11n(2.4GHz) 無線接続モード:アドバンスト・インフラストラクチャ [確定] ボタンを押して一時保存します。
⑧ 次に基本設定-無線共通-VAP-VAP1(リピータAP)にて SSIDを設定します。 (図の設定ではSSIDは LocalGroup2 としています。) [確定 ] ボタンを押して一時保存します。
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パターン4設定手順
設定手順 ⑨~⑩
⑨ 次に基本設定-無線共通-VAP-VAP2(リピータST)にて SSIDを設定します。 (図の設定ではSSIDは LocalGroup1 としています。) [確定 ] ボタンを押して一時保存します。 設定を保存する場合は 終了→保存と再起動 にて保存します。 以上で リピータの FXA3000の設定が完了しました。 一旦、接続は解除します。 上記設定を再度確認する場合は、変更した IPアドレスにて 確認してください。
⑩ FXA3000(ST[ 子機 ]) の設定を行います。 STに相当する FXA3000と接続して IPアドレスを 192.168.0.3 とします。 [確定] ボタンを押して一時保存します。
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パターン4設定手順
設定手順 ⑪~⑫
⑪ 基本設定-無線共通は以下のように設定します。 ユニットタイプ: ステーション 無線 LAN規格: IEEE802.11n(2.4GHz) 無線接続モード:コンパチブル・インフラストラクチャ [確定] ボタンを押して一時保存します。
⑫ 次に基本設定-無線共通-VAP-VAP1( 標準)にて SSIDを設定します。 (図の設定ではSSIDは LocalGroup2 としています。) [確定 ] ボタンを押して一時保存します。 設定を保存する場合は 終了→保存と再起動 にて保存します。 以上で STの FXA3000の設定が完了しました。 一旦、接続は解除します。 上記設定を再度確認する場合は、変更した IPアドレスにて 確認してください。
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パターン4設定手順
設定手順 ⑬~⑭
⑬ 3台の FXA3000と PCを接続します。 Webブラウザで接続して、 各 FXA3000を確認します。
⑭ 続いて、GL240+GL無線 LANユニット(B-568)の設定を行います。 無線 LAN:ステーション SSID:LocalGroup2 直接入力もしくはSSID検索より上記SSIDを設定します。 11n:On 接続後はWebブラウザで確認して、192.168.0.5 を確認します。 [その他設定 ]-[ST-IP 設定 ] にて IPアドレスを設定します。 [OK] の後に [ 設定の反映 ]を実施します。
設定中は途中電源の再投入の必要があります。
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GL240
GL240のMENU画面
無線 LAN有線 LAN
FXA3000(AP[ 親機 ]) PCFXA3000 ( リピータ [中継器 ] )
192.168.0.2 192.168.0.1
FXA3000(ST[ 子機 ])
192.168.0.3
SSID : LocalGroup2無線 LAN
SSID : LocalGroup1
パターン4設定手順
設定手順 ⑮~⑯
⑮ GL840+GL無線 LANユニット(B-568)とGL100-WLを 無線接続します。 先ずGL100-WLは次のように設定します。 無線 LAN:ステーション DHPC:Off SSID:LocalGroup3 セキュリティー:Off TCP/IP IP アドレス:192.168.237.004 サブネットマスク:255.255.255.0
⑯ 次にGL840+B-568の無線を次のように設定します。 無線 LAN:アクセスポイント SSID:LocalGroup3 11n:On [ その他設定 ]→[AP-IP 設定 ] IPアドレス:192.168.237.001 サブネットマスク:255.255.255.0 設定中は途中電源の再投入の必要があります。
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GL100-WL
GL100-WL
[I/F]-[TCP-IP 設定 ] [WLAN]
192.168.0.6 192.168.237.001 192.168.237.004
GL840
パターン4設定手順
設定手順 ⑰~⑱
⑰ 接続が完了しましたら、接続状態を確認します。 図のようにWLセンサが表示されたら、接続終了です。
⑱ 次に [I/F]-[TCP-IP 設定 ] にて有線 LAN側の設定を 行います。
IPアドレス:192.168.0.6 サブネットマスク:255.255.255.0 [ 設定の反映 ]を実施します。
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GL840のMENU画面
GL100-WLGL840
GL100-WLが登録 / 認識されている状態です。
GL840の無線電波強度表示(強→弱の5段階)数字は親機設定時の接続中の子機台数です。
パターン4設定手順
設定手順 ⑲
⑲ 全ての接続と設定が完了しましたので、IPアドレスやSSIDを下記に表示します。
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無線 LAN有線 LAN
有線 LAN
FXA3000(AP[ 親機 ]) PCFXA3000 ( リピータ [中継器 ] )
192.168.0.2 192.168.0.1
FXA3000 (ST[ 子機 ])
192.168.0.3 192.168.0.6 192.168.237.1 192.168.237.4
192.168.0.5
SSID : LocalGroup2無線 LAN
SSID : LocalGroup1
無線 LANSSID : LocalGroup2
無線 LANSSID : LocalGroup3
GL100-WL
GL240
GL840
B-568
パターン4設定手順
設定手順 ⑳
⑳ PCソフトウェアGL100_240_840-APS 立上げ、[検索]による LAN接続を確認してください。接続が正常であれば [接続 ]-[ 選択 ]-[ 検索 ] で接続された機種が確認できます。
選択できましたら、次に接続を確認して、ステータスが OKになれば、完了です。 以上により、GL100-WLのデータはGL840のデータとして 確認が可能となります。
PCソフトウェアGL100_240_840-APS の操作に関しては、 計測器に付属されているソフトウェアの取扱説明書、 または本誌の最後のページをご覧ください。
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GL240_01とGL840_01のタブの切替えにより、GL240/GL840のデータがぞれぞれ確認可能
完了
参考資料 GL100_240_840-APS の操作方法
操作方法 ①~③
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① PC の GL100_240_840-APS をクリックし、 起動させます
② 「接続」画面より[選択]ボタンを押し、 “検索”をクリックして「装置一覧」画面を表示します。
③ 「装置一覧」より検索された機種を選択し、[選択]を クリックします。
参考資料 GL100_240_840-APS の操作方法
操作方法 ④~⑥
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④ 検索されなかった場合は、[選択]ボタンを押し、 “手動接続”を選択します。
⑤ ロガー本体に設定された“IP アドレス”、“ポート番号”を 入力して[OK]をクリックします
⑥ [接続]をクリックして、「ステータス」が“OK”になれば 接続が完了し、[閉じる]をクリックすることで 波形表示がされます。