Download - GitHub Enterprise と内製開発の文化
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IIJ について
国内最古の商用 ISP
自社サービス・プロダクトによるソリューション
• IaaS 型クラウド IIJ GIO
• メールホスティング
• 自社開発ルータ SEIL, SA シリーズ
最近は MVNO のブランド IIJ mio 等
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今日の話題
GitHub Enterprise
• IIJ における利用実績・利用の形
技術的な話や GitHub と他サービス連携の話
• CI や自動デプロイの話
• 調べればたくさん出てくる
テーマ「Hack the Real」
開発文化がどう変わったか?
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Before - SVN 以前の時代
変更の取り込み後に気付くバグ(SVN)
部署毎にバージョン/チケット管理システムが乱立
統合的な開発ポータルが存在しない
社内で運用する負荷・安定性(Gitlab/Gitrious)
当時時点での機能不足(Gitlab/Gitrious)
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2016/02 現在
利用実績
• 280 seats license
• 3000 repositories over
用途
• プロジェクト開発
• 個人ツール、パッチ
• 日報、週報、ドキュメント
運用
• 3人の運用メンバー
• 特別なことはあまりしていない
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コードに誰でもアクセスできる
プロジェクト外に成果物・コードを公開する
• ユーザ視点での意見・要望
• コントリビュートが期待できる
車輪の再発明を防ぐ
• 他プロジェクトの資産を流用
• リポジトリ/コードを共有 → 共同開発
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GitHub の文化 - social coding
コードを介して他者とコラボレートする
共有すること ≒ オープンであること
• どこからでも参照できる
• 誰でも参照できる
• 誰でも気軽にコントリビュートできる
皆でコードやアイデアを出し合い
それがプロダクトになる
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開発文化の変化
GitHub Enterprise 導入による環境の変化
環境に合わせた開発プロセスを利用
開発プロセスの中で文化が徐々に変化する
文化を普及させるための支援
• ハンズオンや勉強会の開催
• SVN からの移行手順をサポート
• 現在の利用方法をヒアリング
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社内に social coding は根付いたか?
個人のツールやソフトウェアが公開され始めた
• 勤怠管理系ツール
• サーバ用の設定ジェネレータ
プロジェクトにコントリビュートするための記事
把握してない部分でも...?
少しずつではあるが根付いてきた
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Appendix – 安定性
2013年頃の黎明期
• 色々なバグが有った…
• IIJ は安定してきた頃に導入
2016年現在
• ほとんど重大な不具合・動作不良なし
• 大幅なバージョンアップをしても問題なく動く