メールソフト「あるめーる」の取扱い
最近、メールを介して感染するコンピュータウイルスが蔓延しております。多くの大切なデータや情報
を扱う教育現場においても、しっかりとしたセキュリティ対策をとることが重要となっております。
その対策のひとつとして、より安全に活用できるメールソフト(メールを取り扱うアプリケーション)
を選択して使用することがあげられます。
メールソフトとして「AL-Mail」(あるめーる)を推奨いたします。このソフトはシェアウェアソフト
ではありますが、教育機関での使用に限ってフリーとなっています。AL-Mail の使用方法について説明
します。
Ⅰ インストールについて
1 プラグラムのダウンロード
最新版 AL-Mail32 のプログラムをダウンロードページから取得します。
① まず Internet Explorer を起動します。
ダブルクリック アドレス欄
② アドレス欄に次のアドレスを入力して ENTER キーを押します。
http://www.almail.com/
③ ダウンロードをクリックします。次の画面が現れるので、
先頭の alm32113.exe(1.63MB)AL-Mail32 Version 1.13 をクリックします。
④「保存」をクリックします。
⑤ 保存する場所を聞いてくるので「マイドキュメント」もしくは適当なフォルダに保存します
⑥ しばらくすると、ダウンロードの完了の画面が現れるので「閉じる」で終了します。
2 インストールプログラムの実行
① マイドキュメントもしくは保存したフォルダを開き、
alm32113 のファイルを確認します。
② これをダブルクリックしてインストールを開始します。流れに従ってクリックしていきます。
「はい」をクリックします。
「次へ」
「はい」
「次へ」
「次へ」
しばらく待ちます
「次へ」
POP3 サーバ → pop.noc.open.ed.jp
SMTP サーバ → smtp.noc.open.ed.jp
を入力します。
ユーザ名 → 校長用なら head
学校用なら school 等
を入力します。
個人用なら 個人用アカウントを入力してください。
例) [email protected] → okinawat
アカウント名
学校代表メールの場合
メールアドレス → school@○○○○.open.ed.jp
を入力します。○○○○の部分は各学校のドメイン名となります。
例) 北部農林高等学校 → [email protected]
フルネーム → 学校名 等
を入力してください。
例) 北部農林高等学校の学校代表メール → 北部農林高(school)
辺土名高等学校の postmaster → 辺土名高(postmaster)
個人の場合([email protected]) → 沖縄太郎
「完了」をクリック
AL-Mail のインストールおよび活用についてはつぎの URL を参照ください。
インストールガイド
http://www2.almail.com/almail32/guide/
AL-Mail32 入門&活用 http://www.food.nara-wu.ac.jp/almail/
Ⅱ パスワードの設定
メールサーバに接続するにはパスワードの設定が必要です。次の手順で設定します。
パスワードの欄にあらかじめ割り当てられたパスワードを正確に入力します。****で表示されます。
北部農林高等学校 学校代表メールの例
メールアドレスをその
ままコピーしてユーザ
名に貼り付けます
注意)インストール時
に入力したユーザ名
には@以降が入力され
ていませんので、ここ
で訂正します。
Ⅲ Apop の設定
ID(ユーザ名)およびパスワードがネットワークにそのまま流れるのを防ぎ、セキュリティーを高
めるためにAPOPの設定を行います。
APOPで認証するにチェックをいれます。これによりID(ユーザ名)とパスワードが暗号化され
ます。
Ⅳ メールを読む
AL-Mail ウインドウは次のような画面構成となっています。左側がメールを整理してしまっておく
ところで、右側に現在のファルダの内容が表示されます。
①まず、新しいメールが届いているかどうかを確認します。 メールの送受信ボタンをクリッ
クします。メールサーバからメールが取り込まれます。
②「郵便受け」の中の読みたいファイルをダブルクリックします。つぎのようにメール VIEW ウイン
ドウが現れ、メールの内容が表示されます。
Ⅴ メールを出す
メールを出したい時は、AL-Mail ウインドウでツールバーの 1 番左の「新規に送信する」をクリッ
クします。
次のメール送信画面が現れるので、「題名」、「宛先」(相手のメールアドレス)、本文を入力します。
「メール送信」ボタンをクリックして送信箱にデータを送ります。(未だ送信してはいない)
「メールの送受信」ボタンをクリックしてメールを送信します。このボタンをクリック
せずに終了するとメールが送信されませんので注意してください。!!!
本文
Ⅵ アドレス帳への登録
送信相手のアドレスをアドレス帳へ登録しておくと、メール送信の効率が上がります。登録の方法は
次の手順で行います。
「ツール」-「アドレス帳」を選択します。
新規にアドレスを登録するときは「アドレス」をクリックします。
「グループ」でグループを作成してその中にアドレスを登録しておくと、さらに選択がしやすくなり
ます。また同じメールをグループ全員に送信するときに便利です。
「新規宛先」という宛先が作成され
ます。「見出し」に相手先の名前等を
入力します。「アドレス」に相手先の
アドレスを入力して「OK」すると
登録できます。
Ⅶ アドレス帳の編集
他のメールソフトで使用しているアドレス帳からデータを取り込むときはつぎの方法があります。
まず、他のメールソフトのアドレス帳のデータを csv ファイル等のテキストファイルでエクスポート
しておきます。
つぎに、エクスプローラ等で「Program Files」-「Almail32」-「Mailbox」を開きます。
その中にある「Address」を右クリックで「開く」を選択します
「一覧からプログラムを選択する」をチェックし、「OK」をクリックします。
「Notepad」(メモ帳)等テキストファイルを編集できるプログラムでファイルを開きます。
内容は次のようになっています。
■単独設定 沖縄太郎: [email protected]
見出し 半角コロン メールアドレス(半角英数字)
自分側から送信したメールアドレスの差出人を日本語で表示したいときは次のようにします。
沖縄太郎:沖縄太郎<[email protected]>
この部分の送信した相手の名前が表示されます。
※ グループ設定で登録した部分 ※単独で登録した部分
この部分に直接テキスト入力して追加編
集することもできますし、他のメールソフ
トからエクスポートされたデータを貼り付
けて上書き保存すれば ok です。 ただし、書式は次の書式に従ってくださ
い。
■ グループ設定 グループ名
Group 南部地区
End group
Ⅷ 新着メールの自動チェック設定
新着メールがあるかどうかを自動で定期的にチェックをかけることができます。新着があったとき
にその旨を知らせる音源を設定すれば、メロディ音で通知することが可能です。
① メニューバーから「ツール」-「オプション」-「受信」を選択します。
②「新着メールの自動チェックを行う」にチェックを入れます。
③ サウンドを設定するときは「到着時にサウンドを鳴らす」にチェックをいれます。
「参照」から好きな音の wav ファイルを指定します。wav ファイルは「c:¥WINDOWS¥Media」等の
フォルダに多数存在します。
④「受信後は新着メールにフォーカスを移動する」にチェックを入れます。」
⑤ メニューバーから「ツール」-
「オプション」-「接続」を選
択し、「起動時にサーバに接続
する」にチェックを入れます。
⑥「OK」で設定を完了します。
⑦ メニューバーから「フォルダ」-「トレイで待機する」を選択すると次のようにタスクバーに表
示されて待機状態となります。
~ 見出し 半角コロン メールアドレス(半角英数字)