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ホームページビルダー付属の「ファイル転送ツール」を使ったファイル転送について
このページではよくお問い合わせをいただく,ホームページ作成支援ソフト「ホームページビルダー®」付属の
「ファイル転送ツール」によるコンテンツの転送方法をご紹介いたします。
ホームページビルダーのユーザーズガイドと合わせてご確認下さい。
第 1.0 版
2013/6/1
東北インテリジェント通信株式会社
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目次
1.はじめに................................................................................................................2
2.ファイル転送ツールの起動............................................................................3
2-1.Windows の「スタートメニュー」からの起動 .......................................5
3.初期設定 ..............................................................................................................6
4.ファイル転送設定..............................................................................................7
5.パッシブモードの接続設定 ............................................................................8
6.ファイル転送ツール画面からの接続..........................................................9
7.Web サーバ接続画面.......................................................................................10
8.Web サーバ側からのディレクトリ移動........................................................11
9.パソコン側(ローカル側)のアップロード....................................................12
10.ファイル転送画面............................................................................................13
こんなときは・・・ ....................................................................................................14
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1. ホームページビルダー®を起動します。
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2. メニューバーの「ツール」から「ファイル転送ツールの起動(F)」をクリックします。
①
②
5
2-1.Windows の「スタートメニュー」から直接「ファイル転送ツール」を選択することでも起動可能です。
①
②
6
3.「ファイル転送ツール」が起動します。
初期設定を行う場合は,下記を参照し,設定してください。初期設定がお済みの場合は,項番9へお進みください。
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4.「ファイル転送設定」のウィンドウが開いたら(基本設定タブが開いている状態です),弊社からご案内した
「ホームページ機能サービス設定書」の情報を入力していきます。
入力項目は以下のとおりです。
基本設定タブ
入力項目 入力文字例 説明
転送設定名 ws.tocn.ne.jp 転送設定に分かりやすく名前をつけることができます。(任意)
TOCN の Web サーバであることが分かるようにすると便利です。
FTP サーバ名 ws.tocn.ne.jp 左のとおり設定してください。
任意ではありません。
FTP アカウント名 ホームページ機能サービス設定書記載のアカウント名を設定してください。
任意ではありません。
FTP パスワード ホームページ機能サービス設定書記載のパスワードを設定してください。
任意ではありません。
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5.続けて,ファイル転送ウィンドウのタブを「詳細設定」に切り替え,「パッシブモードで接続する」の左のチェックボックスに
チェックを入れます。その後,「OK」をクリックします。
詳細設定タブ
入力項目 説明
パッシブモードで接続する。 チェックを入れてください。
②
③
①
9
6.ファイル転送ツール画面に戻りますので,「接続」ボタンをクリックします。
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7.Web サーバに接続できると,下図のように画面右側に Web サーバのディレクトリが表示されます。
また,画面右下にある緑の「●●●」が点灯したように色が明るくなります。
Web サーバに接続していると
色が明るくなります。
Web サーバのディレクトリが表示されます。
Web サーバ側の画面 パソコン側の画面
パソコンのフォルダが表示されます。
ホームページコンテンツのある場所を指定しま
す。
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8.Web サーバ側の画面(右側)において,コンテンツの置き場所である「htdocs」をダブルクリックし,ディレクトリを移動します。
(ダブルクリックすることで移動できます。)
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9.パソコン側(ローカル側)にあるホームページデータ(コンテンツ)を Web サーバにアップロードします。
左側の画面で,転送したいコンテンツファイルを選択し(例では index.html),転送画面の中央にある矢印
(右上を向いている矢印)をクリックします。
①
②
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10.ファイル転送が行われます。
転送ツールの右側(Web サーバ側)に,ファイルがアップロードされたことを確認します。
その後,閲覧状況が問題ないかを確認します。
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こんなときは・・・
(1) 画像ファイルや PDF ファイルが表示されない,あるいは一部欠けている。
「ファイル転送ツール」の転送モード設定を確認してください。
アップデートするファイルに適切な転送モード設定になっていない可能性があります。
ファイル種別に合わない転送モードでファイルをアップロードすると,Web サーバ転送時にファイルデータが
壊れてしまい,正常に表示できなくなることがあります。
テキストモードで送るファイルタイプ
(カッコ)内は拡張子
バイナリモードで送るファイルタイプ
(カッコ)内は拡張子
HTML ファイル(.htm,.html,shtml)
テキストファイル(.txt,.log)
プログラムファイル(.cgi,.pl,.css など)
→ASCII 文字で書かれたファイル
画像ファイル(.jpg,.png,.gif)
PDF ファイル(.pdf)
音声ファイル(.mdi,.mp4 など)
→ASCII 文字ではないデータ
ホームページビルダー付属の「ファイル転送ツール」では,デフォルトでは「自動判別モード」になっており,
基本的にファイルの種別を意識せず,アップロードすることが可能です。
ファイル転送後に,ホームページに正常に表示されない場合は,転送モードの確認を実施します。
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(確認方法)
転送モードボタンのへこんでいる箇所にカーソルを合わせると,ボタンの説明メッセージが表示されます。
下の図のように,自動判別モードになっていれば,問題ありません。
なお,ホームページビルダーのバージョンにより,転送モード設定ボタンの位置が異なることがありますので
適宜,ユーザーズガイドを確認してください。
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(転送モードボタンの例 ホームページビルダー ver.17 の場合)
ボタン位置 転送モード
左(ピンク色点線) 自動判別モード
中央(緑点線) 常にバイナリモードで転送
右(青点線) 常にテキストモードで転送
(2) ファイルが転送できない。ディスク容量がいっぱいになっているというエラーメッセージが出る。
契約いただいている Web サーバのディスク容量の使用上限近くまで使用している可能性があります。
Web サーバ上から不要なファイルを削除し,再度アップロードできるか確認ください。
(3) サイトの文字が文字化けする。
HTML ファイル内で文字コードを指定するなどの対応が必要になります。
<html>
<head>
<meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=iso-2022-jp”>
<meta ・・・>
<title>私のホームページ(日本語でも表示されるようになります)</title>
</head>
<body>
・・・以下,省略
</body>
</html>