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Page 1: 小説「帰ってきたヒトラー」 - 日独協会会場が変更に なりました 「私の2013年はほとんどいつも作中のヒトラーとともにあっ た、なかなかにすさまじい年でした。翻訳しているあいだ、い

会場が変更になりました

「私の 2013 年はほとんどいつも作中のヒトラーとともにあった、なかなかにすさまじい年でした。翻訳しているあいだ、いろいろなことを考え、悩み、頭を抱え、締切におびえ、ようやく本が完成しました。いつもは“翻訳者は黒子”と心得、ひっそり暮らしておりますが、今回、憧れのマライさんがご一緒ということで、人前でこの作品について語ってみようかと思いました。私は翻訳者としての観点からあれこれを、マライさんからはネイティブの方ならではの観点から鋭い分析があることと思います。どうぞご期待くださいませ。」 森内薫

日時:2014年 7月4日(金) 19:00~21:00(開場18:30)

会場:日本橋社会教育会館 ホール(8F)   〒103-0013 中央区日本橋人形町1-1-17

会費:協会会員1,000円 一般 1,500 円

申込:E-Mail もしくは、FAX、お電話にてお申込下さい。お申込みの際には、イベント名と、会員の方はお名前と会員番号、一般の方はお名前とご連絡先(電話番号、E-Mail アドレス)をお知らせ願います。

上智大学外国語学部フランス語学科卒業。おもな翻訳書に、ドムシャイトーベルク『ウィキリークスの内幕』(共訳、文藝春秋)、シーゲル&ブライソン『しあわせ育児の脳科学』(早川書房)他多数。7 月に文藝春秋より『脳科学は人格を変えられるか?』(仮)が刊行予定。

森内薫 (翻訳者)

申込み・問合せ先:公益財団法人 日独協会 東京都新宿区信濃町18 マヤ信濃町2番館 ℡ 03-5368-2326 FAX 03-5368-2065 E-Mail:[email protected]

トークセッション

※ このイベントはあくまでも作品を文学的、社会的観点から語るものであり政治活動を目的とするものではありません。

  そういった目的でのご参加は固くお断りいたします。

「この小説、日本でも「話題になる」だろうとは思っていましたが、これほど「好評を博す」とは予想外でした。なぜならドイツ政治の内輪的なネタが多いし、また、おそらく大方の読者の先入観を覆すであろうあの結末が、日本でそのままウケるとは思えなかったからです。しかしその予見は覆されました。なんということでしょう!(ここ、ビフォーアフター風に)そこで今回、私は翻訳者である森内さんとともに、著者の認識やドイツ読書文化の特質について考えながら、本書の何が普遍的な魅力を生み出しているのかを追究してみたいと思います。ものごとの核心を衝く書物の周囲で起こる出来事からは、いろいろな価値ある本質が読み取れます。ということで、乞うご期待!」 マライ・メントライン

シュレースヴィヒ = ホルシュタイン州キール出身。NHK 教育 『テレビでドイツ語』 出演。早川書房 『ミステリマガジン』誌、web マガジン「Young Germany」等でエッセイやドイツ小説を紹介するコラムを掲載中。

翻訳者 森内薫さんと、エッセイ執筆やドイツ語小説普及活動などマルチな分野で活躍するマライ・メントラインさんが作品について語り合います。

翻訳者ならではのエピソード、苦労と工夫、訳し得なかったこと、ドイツでの反響、知れば更に面白く読めるドイツの社会、政治、メディア事情、ドイツ人の歴史観や歴史教育についても触れてお話いただく予定です。

(公財)日独協会 ドイツ語圏文化セミナー69

マライ・メントライン

小説「帰ってきたヒトラー」を語る!

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