都市にある漁村横浜市漁協 小柴本牧海人の会
昭和の小柴は、前に広い干潟とアマモ場が拡がり、背後の山にはへばりつくように家が立ち並ぶ小さな半農半漁の村でした。海苔やシャコ漁が盛んで、若い漁師らの笑顔と活気に満ちあふれていました。いまは世界の船が出入りする横浜港のなかにあり、とても漁村とは言えなくなりました。しかし、私たちは豊かな浜と漁村文化を何とか残し、次の人にバトンタッチしたい想いを持って、アマモ場の保全活動、漁村文化や食文化の伝承機会を提供する活動を行っています。
活動組織:「横浜市漁協 小柴本牧海人の会」 代表 小山紀雄連絡先:〒236-0012 横浜市金沢区柴町397番地 [email protected] 担当 松澤
名 称:横浜市漁協 小柴本牧海人の会
(平成25年7月29日設立)
構成員:漁業者260名、
漁業関係者29名
その他20名 合計 309名
年間スケジュール 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
藻場の保全
教育と啓発の場の提供 本牧お馬流し
おさかなフェア
金沢海産物フェスタ食文化等の伝承機会の提供
藻場保全活動について
8月の本牧のお馬流しは、室町時代から受け継がれる厄災を流し、無病息災や大漁・豊作を願うお祭りです。「お馬さま」は、亀の胴体に馬の頭をもち茅で作られています。旧本牧にあった6箇所の村から各1体が奉られ、お馬さまに災難を乗せて沖合で流します。私たちは、本牧に伝わる貴重な文化財を大切に受け継いでいきます。
秋のおさかなフェアでは、地元住民の方々に藻場の保全や漁村文化等について知ってもらう機会として、様々な企画を行っています。
参加人数:4,007名(H26.11実績)
紙粘土法で、アマモの移植や播種を行っています。
近くに住んでいても分からないことがあって新発見ができて楽しかったのでまた来たいと好評でした。
多くの方が私たちの藻場保全活動を知って、応援してくれています。 n=46