決済分野の変革と展望
2019年2月25日
三菱UFJニコス株式会社
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※資料中に記載されている会社名、ロゴ、製品およびサービス名は、各社の商標あるいは登録商標です。
資料6
1.決済分野の展望
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※2025年世界のデジタルデータ生成量は2016年比10倍へ(IDC調査)※世界のデータ量が2年ごとに倍増(IDC調査)
□ これまでの20年でクレジットカード取扱高は約2.8倍、これからの5年は?□ 全ての領域でキャッシュレスが進展、取引量は拡大□ 爆発的なデータ量※の伸びとシンクロするかのように決済取引も拡大。
~IoT時代の到来 / 所有から使用へ / シェアエコノミー
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10,000,000
20,000,000
30,000,000
40,000,000
50,000,000
60,000,000
これまでの20年 これからの5年
2.8倍
XX倍(予想)
経産省 「特定サービス産業動態統計調査」より
クレジットカード取扱高推移
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リアル店舗
EC
スマホ
IoT
2.決済の振り返り
□ 決済手段は多様化。~簡便さ、利得性、利用シーンに応じユーザーは賢く使い分け。
□ 媒体は大きく変化、スマホの登場でペイメントプレーヤーが新規参入。□ IoT時代の到来によりマイクロペイメントが拡大か?
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東京オリンピック開催
クレジットカード発行開始
1961年 2000年 2010年 2015年 2020年 2030年
クレジットカード
デビットカード
電子マネー・ポイント
EC決済の取引増加
IoT時代の到来
8%14%
18%
29%
40%
超キャッシュレス比率
決済種別
媒体の変化
プラスチックカード
ケータイ スマートフォン
IoT(M2M)
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3.足元で起きていること
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□ ○○Payが次々に登場。既存クレジットカード事業者にはない「スマホ + UX × ペイメント」を切り口に各社様々なサービスを展開。
□ 将来のデータビジネスを志向した動きが活発化。 決済は情報収集の手段
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4.決済分野における課題
□ サービスの多くがモバイル起点に変化。カードがモバイル(アプリ)へ移行。□ 顧客と繋がりが強く接点が多い事業者が独自経済圏拡大に向け決済領域に進出。□ 日本的インフラがコストを圧迫、キャッシュレス化進展の障壁に。
決済分野における7つのKey Factor
スマホアプリベースのサービス
既存事業者が持つ領域新興事業者が得意とする領域
コミュニケーションツール・ECサイト起点のサービス
既存ネットワーク・既存インフラを基盤としたサービス
(重厚長大)
カード会社電子マネー事業者
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決済種別
ネットワーク
媒体
コミュニケーション
加盟店網
法対応
情報
5.決済分野における取組みの方向性
□ キャッシュレスとIoT時代の新たな市場対応。□ 単独での解決は困難、Fintech企業との協業が重要。□ 将来を見据えたインフラ領域の革新が必要。
決済分野における7つのKey Factor
サービスレイヤーはアンバンドリングからリバンドリング(再結合)へ
既存事業者が持つ領域新興事業者が得意とする領域
決済種別
ネットワーク
媒体
コミュニケーション
加盟店網
法対応
情報
Service
Platform Infrastructure
情報
ネットワーク
法対応
プラットフォームレイヤーは既に強者が多数、協業を中心とした取組みが求められる
インフラレイヤーは既に持つ情報資産・取引基盤
をより強固にすべく、最新技術を活用した取組みが
必要となってくる
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6.取組み(事例1)
新型ブロックチェーン技術を活用した「新ペイメントプラットフォーム(仮称)」
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□ 新型ブロックチェーン技術を米国Akamai社と協働しMUFGとして開発、従来ブロックチェーンの弱点であった「処理速度・キャパシティ・機密性」をクリアしつつ低コストを両立したプラットフォーム
□ 毎秒100万件の圧倒的な処理能力により、IoT時代の決済処理を支えるインフラ基盤
IoT機器
利用者 加盟店
決済代行
事業者
端末センタ-
POS
ECサイト
決済端末
接続
モジュール
接続
モジュール
接続
モジュール
Connected car
スマートホーム
クレジットカード
ポイント
電子
マネー
(仮称) 新ペイメントプラットフォーム (略称)NPN
エッジノード群
コア システム(各地に配置されたコアノードとセキュアなコアネットワーク)
エッジノード群
業務サーバー
事業者
カード会社
ポイント事業者
電子マネー事業者
IoTサービス
事業者
接続
モジュール
ブロックチェーンネットワーク
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6.取組み(事例2)
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個人のビヘイビア情報を活用した「ライフスタイル認証」
□ 生体情報を使用しない新しい本人認証技術の確立。□ 利便性と安全性を兼ね備えた行動履歴データの活用と多要素認証。
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