Amazon RDS for PostgreSQL
アマゾンデータサービスジャパン株式会社
エマージングソリューション部
部長/ソリューションアーキテクト
大谷 晋平
#reinvent
RDSのおさらい
AWSが提供するマネージドRDBサービス
バックアップ、パッチ適用、可用性向上等の設計・運用作業をAWS側で実施することで、リスクや作業負担を激減
Oracle/SQLServer/MySQLに対応し、既存ライセンスの持ち込みや、AWS独自の従量課金ライセンスも利用可能
バックアップ設定、障害/災害対策実施済みDB構築が簡単に可能
2
構築作業不要
自動障害/災害対策
自動サイト間転送 (同期)
自動フェイルオーバー
独自の従量課金ライセンス
AZ-a AZ-b
リードレプリカ (参照専用、非同期)
*DBMSによって未対応の機能がございます
RDS for PostgreSQL
RDS for PostgreSQL
PostgreSQL 9.3.1をサポート
RDSの主要な下記機能を全リージョンで利用可能
• マルチAZ
• 自動バックアップ、ポイントインタイムリカバリ
• メンテナンスウインドウ
• プロビジョンIOPS
• インスタンスサイズの変更(db.t1.microからdb.cr1.8xlarge)
• VPCサポート
• 事前によくチューニングされたパラメータ設定
• RDSにおけるイベントの通知
以下はまだサポートしてません
• リードレプリカ
RDS for PostgreSQL(2)
PostgreSQLの機能サポート
• PostGIS
• 地図情報アプリケーション構築時のデファクトデータベース
• 言語エクステンション
• Perl、pgSQL、TCLでプロシージャ作成を可能に
• フルテキストインデクシング
• 自然言語処理で使いやすいように
利用方法
例:PostGISのロード
CREATE EXTENSIONで以下モジュールをロード
• postgis, fuzzystrmatch, postgis_tiger_geocoder, postgis_topology
作成されたスキーマのオーナーをrds_superuserに
• alter schema tiger owner to rds_superuser;
• alter schema topology owner to rds_superuser;
FUNCTIONで一括でOWNER変更
パラメータグループとpg_settings
PostgreSQLの場合もパラメータグループを調節可能
• 184個の設定項目があり、変更する事で細かい調節が可能
• ただしデフォルトの設定はRDSチームが良くチューンしている
個別作成する場合はdefault.postgres9.3パラメータグループをコピーして新規作成し、そちらを利用するように設定
まとめ
RDSでPostgreSQLが利用できるようになった
RDSの様々な主要機能が全リージョンで最初から利用可能なので、PostgreSQLの運用管理負荷が大幅に軽減
PostgreSQLで利用される標準的なモジュールは最初から利用可能な状態になっているため、運用管理が楽