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Page 1: 「クローザー」のスピンオフ P G W が登場§¿がテンポ良く描かれる。巧みな手腕で事件を解決していく査官たちの反発に苦戦しながらも、彼女が、たたき上げのベテラン捜

彼女が、たたき上げのベテラン捜

査官たちの反発に苦戦しながらも、

巧みな手腕で事件を解決していく

姿がテンポ良く描かれる。

マクドネル以外にもプロベンザ

警部補役のG・W・ベイリーらお

なじみのキャストが総出演してい

るが、〝自白〟がテーマだった前作

に対し、今回焦点が当てられてい

るのは〝司法取引〟。容疑者と交渉

して事件を早期に解決するという、

全く新しいタイプのクライム・サ

スペンスとなっている。早くも第

3シーズンまで制作が決定してい

るだけに、このファースト・シー

ズンは「クローザー」ファンならず

とも見逃せない!

簡単に言うと罪を認めることによって刑を軽くするという取引ですね。裁判が始まると膨大な時間と費用がかかるので、その節約になります。日本では認められていない制度ですが、導入しようという話は常にあります。ただ、日本だと国民感情として受け入れがたいものがあるかもしれませんね。私個人としては導入することに賛成です。やっぱり、全てを正攻法でいこうとすると捜査ってしにくいと思うんです。弁護士同士の交渉なら、証拠があるけど隠したり、ないのにあるように見せたりしながら取引することも当然あり得るので。だから、レイダーのやり方には共感しますね。でも、どちらかというと私自身は周りに迷惑を掛けちゃうブレンダタイプかも…(笑)。レイダーをお手本にして頑張りたいです。

昨年、惜しまれつつもシーズン

7でファイナルを迎えた「クロー

ザー」。キーラ・セジウィック演じ

るロス市警の重大犯罪課チーフ、

ブレンダが、CIA仕込みの尋問

テクニックで容疑者を自白に追い

込み、難事件を解決する大人気ク

ライム・サスペンスだ。そのスピ

ンオフとなる本シリーズでは、「ク

ローザー」の最終話直後から物語

がスタートする。ロス市警を去っ

たブレンダに代わって重大犯罪課

のチーフとなったのは、メアリー・

マクドネル扮するレイダー警部。

「クローザー」のチームが再び活躍する新たなクライム・サスペンスがお目見え。その全貌に迫る!

人気作「クローザー」の

製作陣&出演者が再集結

あの「クローザー」のチームを

天敵レイダー警部が指揮する

が登場!大人気クライム・サスペンス「クローザー」のスピンオフ

CASE1

強盗を認めさせて殺人を不問に!?

警部補

巡査部長

監察医

長年、重大犯罪課をサポートしている監察医。変死や不審死について死因を究明する。皮肉の利いたユーモアセンスの持ち主

モラレス(ジョナサン・デル・アルコ)

FBIとロス市警の間の連絡係を務める。アルコール中毒を克服した過去が。常に紳士的で仕事中毒のブレンダを支える良き夫

FBI特別捜査官フリッツ・ハワード(ジョン・テニー)

重大な殺人事件の目撃者。レイダーの監視下にあり、彼女の家に同居する。姿を消した母親を捜す中、実の父親の存在を知る

重要証人ラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)

ロス市警強盗殺人課の警視正から昇進して副本部長に。マスコミへの対応が得意。しばしば重大犯罪課の強い味方となっている

ラッセル・テイラー(ロバート・ゴセット)

副本部長

技術者

モニター室の技術者。重大犯罪課の受け持つ事件現場を全て撮影して記録に残す。ロス市警の支給する機器が古いことが不満

バズ・ワトソン(フィリップ・P・キーン)

技術関連に精通しており、その豊富な知識を生かして事件を解決に導く。話が回りくどく、うんちくを語りたがるところがある

マイク・タオ(マイケル・ポール・チャン)

重大犯罪課に異動してきた捜査官。元軍人でアフガニスタンに従軍した経歴を持つ。周囲に実力を認めてもらおうと奮闘する

エイミー・サイクス(キーラン・ジョヴァンニ)

チームのムードメーカーで仕事熱心。緊迫した場面では、独特の皮肉を交えて現場の空気を和ませることも。プロベンザと親しい

アンディー・フリン(トニー・デニソン)

シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)ブレンダの後任として重大犯罪課の責任者に就任。基本的に無表情で淡々と物事を進めていく。部下の反感を物ともせず、チームを引っ張る

弁護士大渕愛子'77年8月12日生まれ、東京都出身。東京・表参道にある「アムール法律事務所」の代表弁護士。「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)などに出演中

ブレンダの夫でFBI特別捜査官のフリッツは引き続き出演。ブレンダの忘れ物を取りに行くほか、彼女と電話で話すなど思わずニヤリとしてしまうシーンが満載。

「クローザー」最終エピソードでロス市警の保護を受けた少年ラスティ。大人を信じられない彼が、レイダーと親子のような関係を築いていく姿が感動を呼ぶ!

レイダーはドラマのヒロインとしては異質とも言える真面目な堅物キャラ。ルールを重んじ、司法取引による犯人逮捕の効率化という課の新たな方針にも忠実に従う。だが、その裏には「私は直接犯人を投獄したい。方針だからじゃない。自分たちで決着をつけるチャンスを逃したくないからよ」との熱い思いも。

第1話では、強盗を繰り返していた5人組のうちの一人が、仲間を殺害するという事件が発生。だが、証拠不十分だったためレイダーは犯人に強盗を働いたことを認めさせる代わりに、仲間の殺害を見逃すという驚きの取引を持ち掛ける。

レイダーの部下となるのは一癖も二癖もあるベテラン刑事のおじさまたち。FIDからきた畑違いの女性上司の就任を、彼らがあっさり認めるわけがない。それどころか、長年彼らの内務調査を続けてきたレイダーは、重大犯罪課にとって天敵だ。中でも最年長のプロベンザは彼女のやり方に猛反発し、辞職まで考える始末。レイダーは彼らとどのように信頼関係を築いていくのか!?

大渕愛子弁護士に聞く「司法取引」とは?

罪の重い殺人の方を不問にするというのは非常に大胆な決断。ただ、殺人は強盗の延長で起きたことと考えれば納得できますね。

大胆だけど、納得できる部分も

専門家の意見は…

再審っていうのは有罪判決を覆す最後のチャンスであり、そこで無罪になったらもう争えないんですよ。さすがのレイダーもこれは諦めるしかないです。

何があっても再審の結果が真実

専門家の意見は…

CASE3

無罪になった被告人を再び裁く

第8話ではかつて起こった殺人事件の審判から8年がたち、再審の結果、当時は有罪を言い渡された被告人が無罪になるという逆転劇が起こる。だが、捜査を担当していたタオ、そしてレイダーも被告人が有罪だと考える。

レイダーの初登場は〈フィフス・シーズン〉の第3話。2人はことごとく対立する

© 2014 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

エミー賞やゴールデン・グローブ賞で話題の人気ドラマシリーズ「クローザー」の

〈ファースト〉から〈ファイナル〉までの全エピソードを収録したコンプリート・シリーズが発売に。これを見れば「MAJOR CRIMES―」がさらに楽しめる!

【初回限定生産】DVDコンプリート・シリーズ(47枚組・ボーナスディスク1枚含む/全107話)¥25,800(税別) 4/2水販売

コンプリート・シリーズクローザー

4/2水リリース

出演:メアリー・マクドネル G・W・ベイリー6 原案・製作総指揮:ジェームズ・ダフ

STORY ロス市警の重大犯罪課で、ブレンダの後任として新リーダーとなったのは他部署から突如異動してきたレイダー警部だった。彼女は司法取引によって事件を効率的に解決していく。

販売=DVDコンプリート・ボックス(5枚組/全10話)¥9,400(税別)/レンタル=DVD Vol.1〜5(全10話)4/2水販売・レンタル開始

MAJOR CRIMES–重大犯罪課–〈ファースト・シーズン〉 4/2水リリース

「MAJOR CRIMES—」に

つながる 「クローザー」をおさらい!!待望のコンプリート・シリーズ登場!

CASE2

第1級殺人罪を過失致死罪に!?

この被害者の〝秘密〟がキーなのかなと思いますね。だからって、罪名まで変わるのは考えられないけど、私は正直、見ていてスカッとしました(笑)。

これは誰も文句を言わないかも?

専門家の意見は…

第2話ではプライベートジムの経営者が惨殺され、捜査の結果、被害者のある秘密が明らかに。やがて容疑者が逮捕されるが、物証がない。レイダーは罪を認めれば第1級殺人から過失致死に減刑すると取引を迫る。

新たなチーフレイダーってこんな人!1異動した前チーフ

ブレンダの近況も明らかに!?2

法律の専門家・大渕愛子の解説付き!

司法取引のプロ・レイダーの手腕に迫る5

4

さ、犯人と取引するわよ

おなじみの顔ぶれがずらり! 重大犯罪課のおじさまたちとレイダーが対立

ありがとう、

どうもありがとう

ラスティの母親捜しをレイダーが引き受ける!3

独り立ちした娘と息子。

弁護士の夫とは25年間別居中•家族

白ワイン•好きなお酒

ジャケットスタイルが基本•ファッション冷静沈着。堅物で規則を重視•性格司法取引での早期解決•捜査方針

ロス市警FID(Force

Investigation Division /武力

犯罪調査課)の内務調査員

•前歴

重大犯罪課の古株。怒りっぽい性格で、レイダーが異動してきたため昇進できなかったことに不満を抱く。私生活ではバツ4! 

ルイ・プロベンザ(G・W・ベイリー)

チームで唯一スペイン語が話せ、ロスのマフィア事情に精通している。容疑者を威圧しながらも常に冷静に物事を考えている

フリオ・サンチェス(レイモンド・クルツ)

「Major Crimes ~重大犯罪課~」シーズン2はFOXチャンネルにて毎週水夜11時から好評放送中Google play他で見逃しダウンロード販売開始予定

KADOKAWA 月刊ザテレビジョン5月号(3月24日売り)掲載記事より

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