docuwide 6050 docuwide 6030 docuwide 5070 - fuji xerox...wide scanner twain sourceⅡは、docuscan...

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DocuWide6050 DocuWide6050 DocuWide6050 DocuWide6050 DocuWide6030 DocuWide6030 DocuWide6030 DocuWide6030 DocuWide5070 DocuWide5070 DocuWide5070 DocuWide5070 WideScanner TWAIN Source Ⅱユーザーズガイド

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  • DocuWide 6050DocuWide 6050DocuWide 6050DocuWide 6050DocuWide 6030DocuWide 6030DocuWide 6030DocuWide 6030DocuWide 5070DocuWide 5070DocuWide 5070DocuWide 5070

    WideScanner TWAIN Source Ⅱユーザーズガイド

  • 「NetWare」は、Novel,Inc. の登録商標です。

    「Microsoft」「MS-DOS」「Windows」「Windows NT」は、米国マイクロソフト社の

    米国およびその他の国における登録商標です。

    「Twain Source」は、Twain Working Group により開発され、公開されているプロトコルです。

    画面の使用に際して、米国マイクロソフト社の許諾を得ています。

    「UNIX」は、X/OPEN Company Ltd. がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。

    「 HP-GL 」は、日本ヒューレット・パッカード社の登録商標です。

    「Intel」「i386」は、Intel Corporation の登録商標です。

    「AutoCAD」は米国オートデスク社の登録商標です。

    その他の製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。

    ご注意① 本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編することはおやめください。② 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。③ 本書に、ご不明な点、誤り、記載もれ、乱丁、落丁などがありましたら弊社までご連絡ください。

    [XEROX] [The Document Company] [ イーサネット ][DocuWide][BrainTech][CentreWare] は登録商標です。

  • はじめにこのたびは、富士ゼロックス Wide Scanner TWAIN Source Ⅱをお買い上げい

    ただき、まことにありがとうございます。

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱは、DocuScan 1200w および DocuWide 6030/

    6050/5070 用の TWAIN データソースです。

    本書は、この Wide Scanner TWAIN Source Ⅱについて説明しています。

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの性能を十分に発揮させ、DocuScan 1200w お

    よび DocuWide 6030/6050/5070 を利用したシステムを使用する業務におい

    て、一層の生産性向上のためにお役立てください。

    2002 年 10 月

    富士ゼロックス株式会社

  • マニュアル体系本書の内容は、お使いになるスキャナー、プロッターの取り扱いと操作、お

    よび Microsoft® Windows® に関する知識と操作について、習得されている

    ことを前提に記述されています。

    スキャナーとプロッターの取り扱いと操作で不明な点は、次表のマニュアル

    をご利用ください。

    マニュアル名 概要

    DocuScan 1200w 取扱説明書DocuWide 1200w スキャナーの取り扱いと操作方法が記載されています。

    DocuWide 6030/6050 取扱説明書 DocuWide 6030/6050/5070 本体の取り扱いが記載されています。

    DocuWide 6030/6050コピー操作説明書

    DocuWide 6030/6050/5070 のコピー操作方法が記載されています。

    DocuWide 6030/6050プリンター操作説明書

    DocuWide 6030/6050/5070 のプリンターとしての操作方法が記載されています。

    DocuWide 5070 取扱説明書 DocuWide 5070 本体の取り扱いが記載されています。

    DocuWide 5070コピー操作説明書

    DocuWide 5070 のプリンターとしての操作方法が記載されています。

    DocuWide 5070 取扱説明書 DocuWide 5070 のプリンターとしての操作方法が記載されています。

     マニュアル体系

  • 本書の読み方本書は、DocuScan 1200w および DocuWide 6030/6050/5070 からのモノクロイ

    メージの読み取り方法、および読み取ったイメージの修正や保存、印刷方法

    について説明しています。

    ○本書をお読みいただくにあたって

    本書は、DocuScan 1200w または同製品を含む DocuWide 6030/6050/5070 をす

    でに利用されているかたを対象としています。

    DocuScan 1200w および印刷出力装置側の仕様・機能の詳細については、それ

    ぞれのマニュアルをごらんください。

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱは、Microsoft® Windows® 2000、Microsoft®

    Windows® XP、Microsoft® Windows NT® 4.0、Microsoft® Windows® 95、

    Microsoft® Windows® 98、Microsoft® Windows® 98SE、Microsoft®

    Windows® Me、オペレーティングシステム環境のコンピューター上で動作し

    ます。

    各 Windows についての基本的な操作方法については、Microsoft® Windows®

    のマニュアルをご覧ください。

    ○本書の構成

    本書は、4部構成の全7章で構成されています。各章の内容は次のとおりです。

    Part 1 お使いになる前に

    製品パッケージを開封したときや、Wide Scanner TWAIN Source Ⅱをはじめ

    てお使いになるときにお読みください。

    1 章 Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの概要

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの機能および製品概要について説明してい

    ます。

    2 章 本書で使用する用語

    本書の読み方

  • イメージスキャンに特有な用語の意味を説明しています。

    3 章 ご使用にあたっての留意事項

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱを使用するときに、留意していただきたい

    事項について説明しています。

    Part 2 準備編

    4章 利用環境の確認

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱを正しくお使いいただくために、必要とな

    る利用環境について説明しています。

    5 章 ソフトウェアのインストール

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱソフトウェアをホストコンピューターにイ

    ンストールする手順について説明しています。

    Part 3 機能編

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの機能について説明しています。

    6 章 利用できる読み取り機能

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱで利用できる読み取り機能について説明し

    ています。

    Part 4 エラーメッセージ編

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱが、操作ウィンドウに表示するメッセージ

    の意味を説明しています。

    7 章 エラー/警告メッセージ

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱから出されるエラー、警告メッセージにつ

    いて、その原因を説明しています。

     本書の読み方

  • ■本書の表記

    本書では、以下のような記号を用いて表現しています。

    ① 本文中の「コンピューター」は、パーソナルコンピューターやワークス

    テーションの総称です。

    ② 本文中では、説明する内容によって次のマークを使用しています。

    ③ 本文中では、次の記号を使用しています。

    操作に関する注意事項を表します。必ずお読みください。

    必要に応じて読んでいただきたい情報を表します。

    参照先を表します。

    例を表します。

    < >キー キーボードのキーを表します。 キーを押します。

    [  ] 画面に表示されるメニューや項目を表します。 [ ファイル ]メニューから [印刷 ]を選択します。

    「  」 本書内の参照か所を表します。 「 1.1 設置手順」を参照してください。

    『  』 参照先は本書ではなく、ほかの説明書です。 『Windows Plot Driverユーザーズガイド(Windows NT 4.0)』を参照してください。

    本書の読み方

  • 8  本書の読み方

  • 目次■はじめに

    ■本書の読み方

    ■目次

    第 1章 お使いになる前に

    1 章 Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの概要 ................................2

    1.1 TWAIN Source とは ............................................... 2

    2 章 本書で使用する用語 ..............................................3

    2.1 用語説明 ........................................................3

    3 章 ご使用にあたっての留意事項 .......................................4

    3.1 スキャナー側の仕様と注意・制限事項 ..............................4

    3.2 原稿読み取り.................................................... 4

    第 2章 準備編

    4 章 利用環境の確認 ...................................................8

    4.1 ホスト環境...................................................... 8

    4.2 接続関係 ........................................................8

    5 章 ソフトウエアのインストール .......................................9

    5.1 インストールをする前に.......................................... 9

    5.2 インストール方法 ...............................................10

    5.3 インストール手順 ...............................................10

    5.4 インストール後の状態 ...........................................15

    5.5 アンインストールの手順 .........................................16

    第 3章 機能編

    6 章利用できる読み取り機能 ........................................... 20

    6.1 イメージの読み取り .............................................20

    目次

  • 第 4章 エラーメッセージ編

    7 章 エラー/警告メッセージ ..........................................32

    7.1 TWAIN Source Ⅱのエラーメッセージ ..............................32

    索引 ............................................................................37

     目次

  • Part

    1111

    お使いになる前に ëÊ1èÕ

    1 章 Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの概要1.1TWAIN Source とは

    2 章本書で使用する用語2.1 用語説明

    3 章ご使用にあたっての留意事項3.1 スキャナー側の仕様・注意・制限事項

    3.2 原稿読み取りの仕様・注意・制限事項

  • 1 章 Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの概要

    この章では、Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの機能、および製品の概要につ

    いて説明します。

    1.1 TWAIN Source とはWide Scanner TWAIN Source Ⅱ ( 以降、「TWAIN Source Ⅱ」と呼びます )は、

    Microsoft® Windows® 2000、Microsoft® Windows® XP、Microsoft® Windows

    NT® 4.0(Service Pack 5以降)、Microsoft® Windows® 95 OSR2.5、Microsof®

    Windows® 98、Microsoft® Windows® 98SE、Microsoft® Windows® Me オペ

    レーティングシステムで動作するコンピューターをホストコンピューター

    として利用し、ホストに接続された DocuScan 1200w および DocuWide 6030/

    6050/5070 を使用して、イメージ原稿の読み取り機能を提供します。

    大判イメージスキャナ-に要求される基本的な機能のすべては、Windows の

    ユーザーインターフェイスを利用した操作で利用できます。

    ■ Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの特長

    ● イメージスキャナーで標準的に用いられているTWAINプロトコルを使用し

    ながら、簡単なメニュー操作でイメージを読み取ることが可能● 読み取り条件の設定を自動的に行う定形用紙の自動判定、および読み取り

    原稿の地肌に合わせた自動地肌調整機能を標準で装備

    2 Part 1 お使いになる前に

  • 2 章 本書で使用する用語

    この章では、本書を読み進めるために必要な用語の意味を説明します。

    2.1 用語説明

    スキャンプロトコル

    イメージスキャン用アプリケーションソフトウェアと、イメージスキャナー

    間のやりとりを行うための通信手続き全体を指します。

    TWAIN Source ソフトウェア

    TWAIN Working Group が開発したイメージスキャン用アプリケーションとイ

    メージスキャナー間のやりとりを行う、イメージスキャン用の標準プロトコ

    ルです。

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱでは、DocuWorks などのアプリケーションと

    の通信にこのプロトコルを使用します。DocuWorks については、DocuWorks

    のマニュアルを参照してください。

    3

  • 3 章 ご使用にあたっての留意事項

    この章では、Wide Scanner TWAIN Source Ⅱを使用するときに、必要な留意

    事項について説明します。

    3.1 スキャナー側の仕様と注意・制限事項TWAIN Source Ⅱを使用するには、DocuScan 1200w のファームウェアのバー

    ジョンが「1.0.0」以降であることが必要です。

    ファームウェアのバージョンは、TWAIN Source Ⅱのバージョン情報で確認で

    きます。バージョンが 1.0.0 以前の場合は、弊社テレフォンセンターにご連

    絡ください。

    3.2 原稿読み取りTWAIN Source Ⅱの原稿読み取りサイズは、以下のとおりです。仕様の制限を

    超えて読み取りをしようとすると、読み取りエラーが発生するか、または、

    指定と異なる読み取り結果になることがあります。

    [1] 読み取りサイズ仕様

    ■ 600 dpi 時

    4 Part 1 お使いになる前に

  • 5

  • ■自動サイズ判定仕様

    ■最大読み取り原稿サイズ

    スキャナーに搭載したメモリー量によって、最大読み取りサイズが決まりま

    す。

    原稿幅として検知した値(検出値)と系列の指定によって、サイズを判定します。

    お客様がお使いのアプリケーションによっては、最大読み取りサイズ以下の原稿でも読み込みできない場合があります。アプリケーションの最大読み込みサイズについては、各アプリケーションのマニュアルを参照してください。

    搭載メモリー量 最大読み取りサイズ

    256メガバイト 3,000mm

    512メガバイト 7,500mm

    1ギガバイト 15,000mm

    6 Part 1 お使いになる前に

  • Part

    2222

    準備編 ëÊ2èÕ

    4 章利用環境の確認4.1 ホスト環境

    4.2 接続関係

    5 章ソフトウェアのインストール5.1 インストールをする前に

    5.2 インストール方法

    5.3 インストール手順

    5.4 インストール後の状態

    5.5 アンインストールの手順

  • 4 章 利用環境の確認

    この章では、TWAIN Source Ⅱを使うために必要となるホストコンピュー

    ター、および読み取りと印刷出力を行う環境について説明します。

    4.1 ホスト環境TWAIN Source Ⅱは、Windows 2000、Windows XP、Windows NT 4.0(Service

    Pack 5 以降)、Windows 95 OSR2.5、Windows 98、Windows 98SE、Windows Me

    オペレーティングシステムで動作するコンピューターを、ホストコンピュー

    ターとして使用します。このため、これらオペレーティングシステムのうち、

    いずれかがインストールされている必要があります。また、以下のハード

    ウェア条件を満たすホストコンピューターが必要になります。

    ■ ホストコンピューターの条件

    ハードウエア

    CPUPentium Ⅲ 450MHz 以上推奨

    メモリー(主に A0 二値画像を扱う場合):256MB 以上

    メモリー(主にグレー多値画像を扱う場合):1GB 以上

    ハードディスク(主に A0 二値画像を扱う場合):500MB 以上の未使用領域

    ハードディスク(主にグレー多値画像を扱う場合):1GB 以上の未使用領域

    SCSI ボード (Windows XP 以外の OS の場合) :Adaptec ASC29160

    SCSI ボード (Windows XP の場合):AHA2940AU

    ソフトウエア(OS)

    Windows 2000、Windows XP、Windows NT 4.0(ServicePack 5 以降)、Windows

    95 OSR2.5、Windows 98、Windows 98SE、Windows Me オペレーティングシス

    テム

    4.2 接続関係イメージ原稿を読み取るには、ホストコンピューターに SCSI カードがイン

    ストールされており DocuScan 1200w および DocuWide 6030/6050/5070 とが

    正しく接続されている必要があります。

    SCSI カードおよび SCSI カードドライバーのインストール方法については、

    各 SCSI カードのマニュアルに従ってください。

    8 Part 2 準備編

  • 5 章 ソフトウエアのインストール

    この章では、TWAIN Source Ⅱソフトウエアをホストコンピューターにインス

    トールする手順と、アンインストールする手順を説明します。

    5.1 インストールをする前に次の注記内容を守ってインストールしてください。

    ■ 製品内容

    TWAIN Source Ⅱは、DocuScan 1200w および DocuWide 6030/6050/5070 用の

    オプション製品です。TWAIN Source Ⅱの提供パッケージを開封したときに、

    不足しているものがないことを確認してください。

    使用権許諾書 (1 部 )

    ソフトウェアをインストールする前に、必ずお読みください。

    TWAIN Source Ⅱソフトウエアのライセンスに関することが記述してありま

    す。

    セットアップ用 3.5 インチプログラムフロッピーディスク (2 枚 )

    スキャンアプリケーションの実行に必要なプログラムをホストコンピュー

    ターにインストールする「セットアッププログラム」と、DocuScan 1200w お

    よびDocuWide 6030/6050/5070とホストコンピューター間のデータ処理を行

    う「TWAIN Source Ⅱ」ソフトウェアが収録されています。

    •ソフトウエアを最新版にするときは、インストールする前に必ず、ご使用中の旧バージョンのソフトウェアをアンインストールしてください。

    • TWAIN Source Ⅱの新バージョンのセットアッププログラムは、旧バージョンのファイルを上書きするのではなく、新たにファイルを作成します。このため、旧バージョンのファイルが残っていると、正しくインストールされないことがあります。XS4120、BrainTech 8030/8050、DocuWide 2050/4080 用 Wide Scanner TWAIN Source は別製品で、ここでいう旧バージョンには相当しません。同一の PC に同時にインストールすることが可能です。

    プログラムは、セットアッププログラムによるインストール時の指定に従って、ホストコンピューターのハードディスクに保存されるので、ディスク内容を確認する必要はありません。

    9

  • Wide Scanner TWAIN Source Ⅱユーザーズマニュアル(PDF)

    本書です。ソフトウエアのインストールから日常の操作にわたる説明書とし

    てお使いください。

    5.2 インストール方法TWAIN Source Ⅱソフトウエアを、ホストコンピューターにインストールする

    には、製品パッケージで提供されるフロッピーディスクに収録された「セッ

    トアッププログラム」を使用します。

    次のどれかの方法で、ホストコンピューター(Windows NT 4.0、Windows 95、

    Windows 98、Windows 2000、Windows Me、Windows XP) 上で、フロッピーディ

    スクのセットアッププログラムを起動します。

    ①コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]ウィザードを使

    用する

    ②スタートメニューの[ファイル名を指定して実行]を使用する

    ③エクスプローラからフロッピーディスクのセットアッププログラムファ

    イルを開く

    5.3 インストール手順ここでは、コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]ウィ

    ザードを使って、インストールする手順を説明します。

    Windows NT 4.0、Windows 2000 の場合、TWAIN Source Ⅱのソフトウエアを、ホストコンピューターにインストールするには、 Administrator 権限があるユーザーでホストコンピューターにログインする必要があります。Windows XP の場合、コンピューターの管理者の権限があるユーザーでホストコンピューターにログインする必要があります。

    ①以外の方法を利用する場合は、セットアッププログラムファイル(setup.exe)を選択して、実行します。 Windows のファイル操作に不慣れなときは、ファイル選択操作の必要がない①の方法を利用することをお勧めします。

    本書では、Windows NT 4.0 を例に、画面の説明をしています。Windows 95、Windows 98、Windows 2000、Windows Me、Windows XP からの操作についても、Windows NT 4.0 と同様の操作です。

    10 Part 2 準備編

  • インストールするソフトウエアのセットアップ用 3.5 インチプログラムフ

    ロッピーディスク (2 枚 ) を用意して、ホストコンピューター (Windows NT

    4.0、Windows 95、Windows 98、Windows 2000、Windows Me、Windows XP) を

    起動してください。

    1 コントロールパネルを開いて、[アプリケーションの追加と削除]アイコンをダブルクリックします。

    [アプリケーションの追加と削除プロパティ]が開きます。

    2[インストール]ボタンをクリックします。セットアップディスク 1 を、フロッピーディスクドライブに挿入する

    指示の画面に切り替わります。

    11

  • 3 セットアップディスク 1 をフロッピーディスクドライブに挿入して、[次へ]ボタンをクリックします。

    [インストールプログラムの実行]画面に切り替わり、[インストール

    プログラムのコマンドライン :]のボックスに「A:¥Setup.exe」と表

    示されます。

    4[完了]ボタンをクリックします。セットアッププログラムを起動するための[ようこそ]画面に切り替

    わります。

    ここではフロッピーディスクドライブが、「A:」の場合を例に説明します。

    12 Part 2 準備編

  • 5[次へ]ボタンをクリックします。セットアッププログラムが起動して、[インストール先の選択]画面に

    切り替わります。

    セットアッププログラムには、デフォルトのインストール先のフォルダが用

    意されています。変更する場合は、[参照 ] ボタンをクリックして、インス

    トール先を指定してください。

    6[次へ]ボタンをクリックします。インストールが開始されます。

    インストールの途中で、「次のディスク(ディスク 2)を挿入してくださ

    い。・・・( 以下省略 )・・・」というメッセージが表示されると、インス

    トールが中断されます。

    インストール方法①以外の方法を利用した場合は、ここまでの操作手順が異なります。

    13

  • 7 セットアップディスク1をフロッピーディスクドライブから取り出し、セットアップディスク 2を挿入して、[OK]ボタンをクリックします。

    インストールが再開されます。

    8 [ はい、直ちにコンピュータを再起動します。]をチェックします。

    すでに ASPI のドライバーファイルがインストール先に存在する場合は、「ASPI 関連のファイルが既に存在します。上書きしますか?」というメッセージが表示されます。上書きする場合は、[はい ] ボタンをクリックして、インストールを続行してください。上書きしない場合は、[いいえ ]ボタンをクリックすると、「このままインストールを続行しますか?」というメッセージが表示されます。インストールを中止する場合は、[いいえ ]ボタンをクリックしてください。インストールを続行する場合は、[はい ]ボタンをクリックしてください。ただし、上書きしないでインストールした場合は、インストール後の WideScanner TWAIN Source Ⅱの動作は保証できません。

    14 Part 2 準備編

  • 9 フロッピーディスクドライブから、セットアップディスク2を取り出します。

    10 [ 完了 ] ボタンをクリックします。ホストコンピューターが再起動します。設定内容は、ホストコンピュー

    ターの再起動後に有効になります。

    再起動後は、「5.4 インストール後の状態」を参照して、状態を確認してく

    ださい。

    5.4 インストール後の状態TWAIN Source Ⅱのインストールが正しく行われると、TWAIN Source Ⅱフォ

    ルダーが作成されます。

    この例では、ホストコンピューターの C ドライブの[Program Files]フォ

    ルダーの [Fuji Xerox] フォルダーに、[Wide Scanner TWAIN Source Ⅱ ] と

    いう名前で、TWAIN Source Ⅱのプログラムフォルダーが作成されます。

    15

  • 5.5 アンインストールの手順ご使用中のソフトウエアを最新版にするときは、新規インストールと同じ手

    順でインストールできます。

    ただし、インストールする前に、必ず使用中の旧バージョンのソフトウエア

    をアンインストールしてください。

    1 コントロールパネルを開いて、[アプリケーションの追加と削除]アイコンをダブルクリックします。

    [アプリケーションの追加と削除プロパティ]が開きます。

    2 アプリケーション一覧から [Wide Scanner TWAIN Source Ⅱ ] を選択します。

    [追加と削除 ]ボタンが有効になります。

    TWAIN Source Ⅱの新バージョンのセットアッププログラムは、旧バージョンのファイルを上書きするのではなく、新たにファイルを作成します。このため、旧バージョンのファイルが残っていると、正しくインストールされないことがあります。

    16 Part 2 準備編

  • 3[追加と削除]ボタンをクリックします。[ファイルの削除と確認]ダイアログボックスが表示されます。

    4[はい]ボタンをクリックします。[はい]ボタンをクリックすると、アンインストールが開始されます。

    [いいえ]ボタンをクリックすると、アンインストールが中止されます。

    5 このあと、状況によっては、共有ファイルを削除するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されることがあります。必要に応じて、共

    有ファイルを削除します。

    [はい]ボタンをクリックすると、そのファイルが削除されます。

    [すべてはい]ボタンをクリックすると、以降のすべての共有ファイルが削

    除されます。

    [いいえ]ボタンをクリックすると、そのファイルは削除されません。

    [すべていいえ]ボタンをクリックすると、以降のすべての共有ファイルは

    削除されません。

    インストールが完了すると、次の画面が表示されます。

    17

  • 6 [OK] ボタンをクリックして、アプリケーションの削除を終了します。[アプリケーションの追加と削除プロパティ]に戻ります。

    以上で、アンインストールは終了です。

    18 Part 2 準備編

  • Part

    3333

    機能編 ëÊ3èÕ

    6 章利用できる読み取り機能6.1 イメージの読み取り

  • 6 章 利用できる読み取り機能

    この章では、TWAIN Source Ⅱで利用できる機能について説明します。

    6.1 イメージの読み取りTWAIN Source Ⅱでは、[Wide Scanner TWAIN Source Ⅱ ] ダイアログボック

    スを使って、読み取りのときに利用できる機能を設定したあと、イメージ

    データとして取り込むことができます。

    [Wide Scanner TWAIN Source Ⅱ ] ダイアログボックス

    次に [Wide Scanner TWAIN Source Ⅱ ] ダイアログボックスで設定できる機

    能項目と、その内容を説明します。

    [1] 動作モード

    動作モードでは、DocuScan 1200w および DocuWide 6030/6050/5070 の読み取

    り動作を設定します。DocuScan 1200w は [ スキャンモード ]のみ、DocuWide

    6030/6050/5070は [スキャンモード]または[スキャン&コピーモード]の

    どちらかで動作します。

    20 Part 3 機能編

  • (1) スキャンモード

    スキャンモードは、イメージ原稿の読み取りだけを実行します。また、原稿

    サイズについては、次の 4つの方法で判定します。それぞれ設定できる内容

    が異なるので、目的に合わせて選択する必要があります。

    ○ 定形自動判定

    ○ シンクロ

    ○ 定形任意指定

    ○ 任意サイズ

    また、原稿の用紙サイズ内での読み取り範囲を設定できる次の 2つの機能も

    使用できます(「定形任意指定」または「任意サイズ」を指定したときに使

    用可能)。

    ○ オフセット

    ○ 読み取り開始位置

    以下に、それぞれの機能を説明します。

    ■ 定形自動判定

    原稿の用紙サイズを自動的に識別して読み取りを行います。

    用紙系列と原稿の縦 /横を指定する必要があります。

    スキャナーのメモリーの空き容量がなくなった場合、次の原稿はプレフィー

    ド(先端部分が機械に引き込まれます)されますが読み込みは開始されませ

    ん。メモリーが空くと、自動的に読み込みを開始するので、そのまましばら

    くお待ちください。

    [定形自動判定 ]を選択した場合は、[読み取り開始位置 ]を設定できます。

    21

  • ■シンクロ

    原稿の長手方向が定形外の長尺原稿のときに、原稿の長さに合わせて読み取

    ります。

    用紙系列を指定する必要があります。

    DocuScan 1200wおよびDocuWide 6030/6050/5070に実装されているページメ

    モリーの容量によって、読み取れる原稿の最大サイズが異なります。

    ■定形任意指定

    ドロップダウンリストの中から、原稿サイズを指定します。

    ■任意サイズ

    原稿の幅・長さをミリメートル単位で、任意に設定できます。また、[ 任意

    サイズ ]を選択したとき、[幅 ] または [ 長さ ] のどちらかを選択して、マ

    ウスの右ボタンをクリックすると、定形サイズの幅と長さを設定できます。

    [シンクロ]を選択した場合は、[読み取り開始位置]を設定できます。

    • [定形任意指定]を選択した場合は、[読み取り開始位置]と[オフセット]を指定できます。

    • [ 定形任意指定 ]を選択した場合は、鏡像(「[3] イメージ反転」参照)の指定ができません。

    • [任意サイズ]を選択した場合は、[読み取り開始位置]と[オフセット]を指定できます。

    • [ 任意サイズ ]を選択した場合は、鏡像(「[3] イメージ反転」参照)の指定ができません。

    22 Part 3 機能編

  • ■オフセット

    スキャンモードで、[定形任意指定 ]または [任意サイズ ]を指定すると、[

    オフセット ]ボタンが有効になります。[オフセット ]ボタンをクリックす

    ると、[オフセット ]ダイアログボックスが開きます。ここでオフセット値

    を入力します。設定範囲は、0~ 310 ㎜です。

    ■読み取り開始位置

    [ 読み取り開始位置 ] ボタンをクリックすると、[ 読み取り開始位置 ] ダイ

    アログボックスが表示されます。

    読み取る原稿の用紙サイズの上端および左端からの距離で、読み取り開始位

    置を指定できます。設定範囲は、基準位置から主査方向で -500 ~ 500mm、副

    走査方向で -999 ~ 999mm です。

    (原稿を読み取り面から見た場合)

    •原稿の外側に範囲が設定された場合は、白データあるいはエラーになります。

    •オフセットの原点となる位置は、読み取り開始位置調整で指定された開始位置になります。

    23

  • ◎読み取り位置調整を行ったときの自動サイズ認識

    読み取り位置調整機能を使用し、上下方向に移動しても、定形サイズの画像

    長になります。定形サイズに入らない原稿部分はカットされ、原稿に足りな

    い部分は白で埋めます。

    (2) スキャン&コピーモード

    DocuWide 6030/6050/5070 などのシステムの場合には、スキャナーが原稿を

    読み取ると同時に、読み取った内容をコピー出力できます。読み取りとコ

    ピー出力の連続動作を行うのが、スキャン&コピーモードです。

    スキャン&コピーモードには、2つの出力形式があります。

    ○ コピーと異なる設定でスキャン

    ○ コピーと同じ設定でスキャン

    ■コピーと異なる設定でスキャン(交互出力)

    原稿を読み取った後、ホストへデータを転送します。

    TWAIN Source Ⅱの UI 上で、次の項目を設定できます。

    ・解像度、ネガポジ反転、鏡像、原稿種類、地肌調整、読み取り濃度、シャー

    プネス、イメージタイプ、タイマー監視

    [ スキャン&コピーモード ] を選択したときは、用紙サイズの設定はできません。コピーの設定が有効になります。

    本モードは、読み取りに DocuWide 6030/6050/5070 などのシステムを利用する場合にだけ有効になります。読み取りのときは、コピー出力と同じサイズでホストコンピューターにデータを転送します。

    解像度の上限は、600dpi までとなります。

    24 Part 3 機能編

  • ■コピーと同じ設定でスキャン(同時出力)

    原稿を読み取りながら、ホストへデータを転送します。

    TWAIN Source Ⅱの UI 上で、次の項目を設定できます。

    ・タイマー監視

    [2] 解像度

    解像度は、読み取る原稿の描写内容の精細さの度合いに合わせて設定しま

    す。

    150~ 2400dpi(dots/inch)の範囲で、1dpi(dots/inch)単位で設定できます。

    デフォルトは 400dpi(dots/inch) です。

    [3] イメージ反転

    スキャナーが原稿を読み取るときに、次のイメージ反転処理を指示すること

    ができます。

    ○ ネガポジ反転

    ○ 鏡像

    (1) ネガポジ反転

    読み取った原稿イメージの白黒部分を反転させます。

    データの解像度は、600dpi 固定となります。

    •スキャン&コピーモードでは、コピー機側でネガポジを指定してください。

    •スキャンモードでネガポジを使用した場合は、余白部分は反転して読み込まれますが、スキャン&コピーモードの場合(コピー機側でネガポジを指定)は、余白部分は必ず白で取り込まれます。

    25

  • (2) 鏡像

    読み込んだ原稿イメージを左右反転(鏡像を作成)させます。

    [4] 原稿の画質に合わせた読み取り(原稿の種類)

    読み取る原稿の種類によって、9 つの読み取りタイプからそれぞれに適した

    方式を設定できます。

    ○ 文字/線画(デフォルト)

    ○ 文字/写真

    ○ 印画紙写真

    ○ 印刷写真

    ○ 青焼き原稿

    ○ 切り貼り原稿

    ○ 透過原稿

    ○ 濃い地肌

    ○ 特殊原稿定義 1-3

    (1) 文字/線画

    文字 /線画からなる原稿に適しています。シャープな画像が得られます。

    (2) 文字/写真

    文字 /線画と写真が混在した原稿に適しています。文字 /線画部分のシャー

    プさと、写真部分の階調性を両立させた画像が得られます。

    (3) 印画紙写真

    一般の写真に適しています。滑らかな階調性が得られます。

    (4) 印刷写真

    ポスター、パンフレットなどの印刷物に適しています。滑らかな階調性を持

    ち、モアレ縞が抑制された画像が得られます。

    スキャンモードで [定形任意指定 ]、[任意サイズ ]を指定したとき、またはスキャン&コピーモードで[コピーと同じ設定でスキャン]を指定したときは、この機能は使用できません。

    26 Part 3 機能編

  • (5) 青焼き原稿

    青焼き原稿に適しています。

    (6) 切り貼り原稿

    切り貼りによって地肌の濃度が急激に変化している原稿に適しています。切

    り貼り幅を 10 段階で指定します。

    (7) 透過原稿

    透過原稿に適しています。文字まわりのにじみを抑えます。

    (8) 濃い地肌

    比較的、色の濃い原稿に適しています。地肌が調節され、シャープな画像が

    得られます。

    (9) 特殊原稿定義 1-3

    現在は利用できません。指定した場合は、文字 /線画と同じになります。

    [5] 原稿の品質に合わせた読み取り

    原稿の種類は同じでも、凹凸のある特殊な用紙の場合や、用紙そのものに色

    がついていたり、経年変化で地肌が傷んでいたりすると、同じ読み取り方式

    を選択しても、読み取りイメージの質が異なることがあります。こうした場

    合の読み取りのときに、微調整を行うための次の 4つの調整機能が利用でき

    ます。

    ○ 地肌調整

    ○ 読み取り濃度

    ○ シャープネス

    ○ イメージタイプ

    (1) 地肌調整

    原稿を読み取るときに、地肌部分のノイズを除去する強さを設定します。

    •スキャン&コピーモードで [コピーと同じ設定でスキャン ]を指定したときは、これらの機能はコピー側の設定で読み込まれます。

    • [印刷写真]、[印画紙写真]を指定したときは、イメージタイプで[白黒2値 ] は指定できません。

    スキャン&コピーモードで[コピーと同じ設定でスキャン]を指定したときは、これらの機能はコピー側の設定で読み込まれます。

    27

  • [ 自動 ] を選択した場合は、除去の強さを、[ 弱く ] ~ [ 強く ] の 7 段階の

    中から選択できます。

    [マニュアル ]を選択した場合は、除去の強さを、[弱く ] ~ [ 強く ] の 39

    段階の中から選択できます。

    (2) 読み取り濃度

    読み取ったイメージ全体の濃度を、[薄く ] ~ [ 濃く ] の 9 段階の中から設

    定できます。

    (3) シャープネス

    読み取ったイメージの輪郭の鮮明さを、[弱く ] ~ [ 強く ] の 5 段階の中か

    ら設定できます。

    読み取りイメージに、モアレが起きる場合などに使用すると効果がありま

    す。

    (4) イメージタイプ

    読み取ったイメージの階調を変換します。

    [ 白黒 2 値 ] を選択した場合は、2 値化のしきい値を基準にイメージを白黒

    に変換します。しきい値は、1(白)~ 255(黒)の間で設定します。

    [白黒疑似階調 ]または [ グレイ多値 ]を選択した場合は、自動的に階調が

    変換されます。

    地肌調整は、地肌部分の読み取り結果だけを調整する機能です。原稿の内容によっては、目的とするイメージ品質を得るために、ほかの調整機能と併用することが必要な場合もあります。

    •原稿の画質で、[印刷写真 ]、[ 印画紙写真 ]を指定したときは、白黒 2値は指定できません。

    • [グレイ多値]を指定したとは、原稿の種類、わく消しは無効になります。• [グレイ多値]を指定したとは、読み込めるイメージの最大長は48インチになります。

    28 Part 3 機能編

  • [6] 読み取りで利用できるそのほかの機能

    前述した機能のほかに、原稿を読み取るときに利用できる機能があります。

    ○ わく消し

    ○ タイマ監視

    ○ 設定内容保存

    ○ 表示位置保存

    ○ 読み込み設定

    (1) わく消し

    定形縦型の原稿について、用紙の上下および左右の四つの端から、一定距離

    までの範囲にあるイメージを消去できます。

    また、上下左右の端それぞれについて、1mm 単位で、最大 50mm の領域を、わ

    く消し範囲に設定できます。

    (2) タイマ監視

    読み取ったイメージデータのホストへの転送が完了した時点から、次の原稿

    の読み取りを終了するまでの時間を監視します。ここで設定した時間が経過

    すると、スキャナーの制御権が放棄されます。

    監視時間は、1 ~ 120 分までの間で、分単位で設定します。タイマーのタイ

    ムアウトが発生すると、[Wide Scanner TWAIN Source Ⅱ ] ダイアログボック

    スに戻ります。再び原稿をスキャンする場合は、[Wide Scanner TWAIN

    Source Ⅱ ] ダイアログボックスの [開始 ] ボタンをクリックして、スキャン

    の開始を指示します。

    (3) 設定内容保存

    [ 標準として保存 ] ボタンに割り当てられた機能で、ユーザーが設定した読

    み取りパラメーターを保存する機能です。設定内容をデフォルトに戻すとき

    は、[標準に戻す ]ボタンを使います。

    スキャン&コピーモードでは設定できません。

    •動作モードで[シンクロ]が選択されている場合は、わく消しは行われません。

    •動作モードで[任意サイズ]が選択され、長さ8000mmを超える指定がされている場合、わく消しは無効になります。

    29

  • (4) 表示位置保存

    メイン画面の位置を保存します。

    次回、メイン画面が開いたときは、保存した位置に表示されます。

    (5) 読み込み設定

    原稿の読み込み開始方法、および読み込み速度を設定します。

    [読み込み設定]ボタンをクリックすると、[読み込み設定]ダイアログボッ

    クスが表示されます。

    • DocuScan 1200w では、[ スキャナの設定に依存 ]は選択できません。•スキャン&コピーモードでは、自動的に[スキャナの設定に依存]が設定されます。

    30 Part 3 機能編

  • Part

    4444

    エラーメッセージ編 ëÊ4èÕ

    7 章エラー /警告メッセージ

    7.1TWAIN Source Ⅱのエラーメッセージ

  • 7 章 エラー/警告メッセージ

    この章では、TWAIN Source Ⅱソフトウェアを使用中に表示されるメッセージ

    について、原因内容を説明します。

    7.1 TWAIN Source Ⅱのエラーメッセージ原稿読み取りを行うときに、ホストコンピューターまたはスキャナーの装置

    で異常が発生した場合、TWAIN Source Ⅱソフトウェアは、エラーが発生した

    ことをメッセージでダイアログボックスに表示して、ユーザーに通知しま

    す。

    表示メッセージと、その意味は以下のとおりです。

    「スキャナが初期動作中または異常です。」

    「プリンタ部を確認してください。」

    「原稿読み取りに失敗しました。」

    「スキャナの読み込み部に原稿がつまっているかスキャナのカバーが開けら

    れました。読み取りを続けますか?」

    原因 スキャナーが初期動作中か異常な状態にあります。

    対処 スキャナーを正常な状態にした後、再度実行してください。

    原因 プリンター部が紙づまり、ウォーミングアップ中など、動作できない状態にあります。

    対処 プリンター部が動作できる状態になった後、再度実行してください。

    原因 定型自動判定、シンクロ時に指定解像度上限を超える原稿が挿入されました。

    対処 挿入する原稿の最大解像度内の値を設定して、再度実行してください。

    原因 スキャナーのカバーが開いているか、原稿が搬送中に詰まりました。

    対処 スキャナーのカバーを閉じるか、詰まった原稿を取り除き、再度実行してください。

    32 Part 4 エラーメッセージ編

  • 「原稿が長すぎるため完全に読み取ることができませんでした。」

    「ハードウェア異常が発生しました。」

    「現在、動作モードの変更は行えません。しばらく待って再度実行してくだ

    さい。」

    「現在、動作モードの変更は行えません。原稿が挿入されている場合は取り

    除いてから”OK”を押してください。」

    「スキャナを使用できません。SCSI の接続、または、スキャナのコンパネ表

    示を確認してください。」

    「電源断またはリセットが発生しました。」

    原因 原稿が長すぎます。

    対処 原稿を短くしてください。

    原因 原因不明の致命的ハードウェア障害が発生しました。

    対処

    原因 動作モード変更不可時に、動作モードを変更しようとしました。

    対処 30 秒以上経過した後、再度実行してください。

    原因 原稿ジャム中で動作モード変更不可時に、動作モードを変更しようとしました。

    対処 原稿を取り除いてから“OK”を押してください。

    原因 使用できるデバイスがありません。

    対処 使用できるデバイスを接続してください。

    原因 電源断・リセットが起きました。

    対処

    33

  • 「指定されたオフセット値を含む原稿サイズは、設定許容範囲を超えていま

    す。オフセット、原稿サイズまたは、解像度の変更を行ってください。」

    「指定された解像度では読み込むことができません。」

    「読み込みサイズが大きすぎるため、完全に読み取ることができません。デ

    バイスにメモリを追加してください。」

    「設定の保存に失敗しました。」

    「指定された「解像度」は、設定できません。」

    「指定された「わく消し範囲」は設定できません。0 ~ 50mm の範囲で指定し

    てください。」

    原因 オフセット、原稿サイズ、解像度で指定された値の組み合わせが不適切です。

    対処 指定値を変更してください。

    原因 定型任意指定時に指定された解像度で、指定された大きさの原稿をスキャンすることはできません。

    対処 解像度または原稿の大きさを変更してください。

    原因 読み込む原稿に対して、デバイスのメモリが不足しています。

    対処 デバイスにメモリを増設してください。

    原因 パラメータのいずれかに指定範囲外の値を指定し、保存しようとしました。

    対処 各パラメータの値を確認し、値を指定範囲内にしてください。

    原因 解像度に指定範囲外の値を指定しました。

    対処 指定範囲内の値を指定してください。

    原因 わく消し範囲に指定範囲外の値を指定しました。

    対処 指定範囲内の値を指定してください。

    34 Part 4 エラーメッセージ編

  • 「指定された「任意サイズ」は設定できません。幅 914mm、長さ 15000mm まで

    の値を指定してください。」

    「指定されたタイマ値は設定できません。1~ 120 までの値を指定してくださ

    い。」

    「指定された「しきい値」は設定できません。1~ 255 の範囲で指定してくだ

    さい。」

    「空きディスク容量が不足しているため、イメージデータ保存一時ファイル

    が作成できません。」

    「デバイスコントロールに失敗しました。」

    「イメージデータ保存一時ファイルが作成できません。」

    原因 任意サイズに指定範囲外の値を指定しました。

    対処 指定範囲内の値を指定してください。

    原因 タイマ監視の値に指定範囲外の値を指定しました。

    対処 指定範囲内の値を指定してください。

    原因 しきい値に指定範囲外の値を指定しました。

    対処 指定範囲内の値を指定してください。

    原因 イメージデータ保存一時ファイルのためのディスク領域を確保できません。

    対処 ディスクの空き容量を増やしてください。

    原因 SCSI コマンドの実行時に何らかのエラーが発生しました。

    対処 デバイスが正常な状態で動作しているかを確認してください。

    原因 TIFF ファイルが作成できません。

    対処 ディスクの空き容量を確認し、不足していれば、ディスクの空き容量を増やしてください。

    35

  • 「イメージデータの獲得に失敗しました。」

    原因 必要なメモリー領域を確保できないため、イメージファイルが作成できません。

    対処 メモリー容量が動作環境に合致しているかを確認してください。他のアプリケーションを動作させている場合は終了させてください。

    36 Part 4 エラーメッセージ編

  • 索引

    AAAAA0 二値画像を扱う.............................. 8

    DDDDDocuScan 1200w................................. 2DocuWorks ...................................... 3

    SSSSSCSI ボード..................................... 8

    TTTTTWAIN Source ソフトウェア ..................... 3TWAIN Source とは.............................. 2TWAIN Source Ⅱのエラーメッセージ ........... 32TWAIN プロトコル ............................... 2

    WWWWWide Scanner TWAIN Source Ⅱの概要 ........... 2Wide Scanner TWAIN Source Ⅱの特長 ........... 2Wide Scanner TWAIN Source Ⅱユーザーズマニュアル ........................................... 10

    ああああ青焼き原稿 .................................... 27アンインストールの手順....................... 16イメージタイプ................................ 28イメージの読み取り ........................... 20イメージ反転.................................. 25印画紙写真 .................................... 26印刷写真 ...................................... 26インストールをする前に........................ 9インストール後の状態 ......................... 15インストール手順 ............................. 10インストール方法 ............................. 10エラー/警告メッセージ....................... 32お使いになる前に .............................. 1オフセット ................................21, 23

    かかかか解像度 .........................................25監視時間.......................................29鏡像 ........................................... 25切り貼り原稿 .................................. 27グレー多値画像を扱う ..........................8原稿の品質に合わせた読み取り.................27原稿の種類.....................................26原稿読み取り ...................................4濃い地肌.......................................27交互出力.......................................24コピーと異なる設定でスキャン.................24コピーと同じ設定でスキャン...................24ご使用にあたっての留意事項....................4

    ささささ最大読み取り原稿サイズ ........................6自動サイズ判定仕様.............................6地肌調整.......................................27シャープネス .................................. 28使用権許諾書 ...................................9シンクロ.................................. 21, 22スキャナー側の仕様と注意・制限事項...........4スキャンプロトコル.............................3スキャンモード ................................21スキャン&コピーモード ....................... 24製品内容........................................9接続関係........................................8設定内容保存 .................................. 29ソフトウェアのインストール....................9

    たたたたタイマー監視 .................................. 25タイマ監視.....................................29定形自動判定 .................................. 21定形任意指定 ............................. 21, 22透過原稿.......................................27動作モード.....................................20同時出力.......................................25特殊原稿定義 .................................. 27

    37索 引

  • なななな任意サイズ ................................21, 22ネガポジ反転.................................. 25

    はははは表示位置保存.................................. 30ファームウェアのバージョン ................... 4ホストコンピューター .......................2, 8ホストコンピューターの条件 ................... 8ホスト環境 ..................................... 8本書で使用する用語 ............................ 3

    まままま文字/写真 .................................... 26文字/線画 .................................... 26

    やややや用語説明 ....................................... 3読み込み設定.................................. 30読み取り位置調整を行ったときの自動サイズ認識24読み取り開始位置 .........................21, 23読み取りサイズ仕様 ............................ 4読み取りで利用できるそのほかの機能 ......... 29読み取り濃度.................................. 28

    らららら利用環境の確認................................. 8利用できる読み取り機能....................... 20

    わわわわわく消し ...................................... 29

    38 索 引

  • マニュアルコメント用紙本書をより使いやすいものとするために、皆様からの貴重なご意見(説明不足、間違い、誤字、

    誤植、ご要望など)をお待ちいたしております。ご記入に際しましては、マニュアルに関する

    ことのみ具体的にご指摘くださるようお願いいたします。

    ●マニュアル名 Wide Scanner TWAIN Source Ⅱ ユーザーズガイド ●管理No. ME3059J1-1

    ●ご氏名 ●会社名

    ●所属部門 ●電話番号 [ 内線 ]

    ●所在地

    ●ページ ●行 ●内容へのご指摘/ご要望

    ●富士ゼロックス記入欄

    ●記事 ●受付 No. ●受付担当印

  • 送付先 :

    HID 開発部マニュアル グループ 行

    担当社員 :

    富士ゼロックス(株)社内メール扱い

    事業部 営業所 課 係

    氏名

    • ご記入くださいましたら点線の部分で折り込みホチキスなどでとめたうえ、お買い求めの販売店にお渡しください。

    • このままで郵便物として投函なさらないようにご注意ください。

    [折り込み線 ]

    [切り取り線]

    [ 折り込み線 ]

  • 保守・操作のお問い合わせは�

    この商品の保守・操作のお問い合わせは、テレフォンセンター(または販売店)にご連絡ください。�

    ● テレフォンセンターの電話番号は、機械に貼付してあるラベル、またはカードに記載されています。�

    ● ご連絡の際は、ラベル、またはカードに記載されている「機種名」および「機械番号」をお知らせください。�

    富士ゼロックスに対するご意見、ご相談などは、お客様相談センターにご連絡ください。�

      フリーダイヤル 0120-27-4100

    フリーダイヤル受付時間:土、日、祝日を除く9~12時、13~ 17時、東京でお受けします。�

    ただし、通話地域制限がある内線電話機、および携帯電話機からはご利用になれません。全国通話ができる

    電話機をご使用ください。�

    インターネットホームページで商品情報を提供しています。アクセス先は、http://www.fujixerox.co.jpです。�

    地区テレフォンセンター電話番号�

    ※営業・C/E へのお願い:導入時に記入してください。�

    都道府県名( )�

    ー ー�

    販売会社カード�もしくは�名刺貼付位置�

    Wide Scanner TWAIN Source Ⅱ ユーザーズガイドWide Scanner TWAIN Source Ⅱ ユーザーズガイドWide Scanner TWAIN Source Ⅱ ユーザーズガイドWide Scanner TWAIN Source Ⅱ ユーザーズガイド著作者 富士ゼロックス株式会社 発行年月 2002 年 10 月 第 1 版発行者 富士ゼロックス株式会社 発行年月 2004 年 7 月 第 2 版

    ヒューマンインターフェイスデザイン開発部 (管理 No:ME3059J1-1)

    はじめにマニュアル体系本書の読み方目次Part1 お使いになる前に1章 Wide Scanner TWAIN Sourceの概要1.1 TWAIN Sourceとは

    2章 本書で使用する用語2.1 用語説明

    3章 ご使用にあたっての留意事項3.1 スキャナー側の仕様と注意・制限事項3.2 原稿読み取り

    Part2 準備編4章 利用環境の確認4.1 ホスト環境4.2 接続関係

    5章 ソフトウエアのインストール5.1 インストールをする前に5.2 インストール方法5.3 インストール手順5.4 インストール後の状態5.5 アンインストールの手順

    Part3 機能編6章 利用できる読み取り機能6.1 イメージの読み取り

    Part4 エラーメッセージ編7章 エラー/警告メッセージ7.1 TWAIN Sourceのエラーメッセージ

    索引マニュアルコメント用紙