design thinking 2015

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Page 1: Design Thinking 2015
Page 2: Design Thinking 2015

‣大学院でデザイン思考の授業をサポートすることになったので、そのための自分用のメモ •他人に見せるものではないので注意!

‣2015年度の授業は3回(2Q、3Q、4Q)にあるので、適宜アップデートしていく予定 •2015-07-01:アップデート

•2015-05-18:作成

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このスライドについて

Page 3: Design Thinking 2015

‣グラフィックデザインではない

‣「設計」のほうのデザイン •もっと言えば「創造」すること

•もっと言えば「イノベーション」

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「デザイン」とは?

Page 4: Design Thinking 2015

‣ビジネスを変えること

‣社会を変えること

‣世界を変えること

‣すべては「デザイン」である •「動詞のデザイン」by IDEO

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もっと言えば……

Page 5: Design Thinking 2015

‣んなことはひとりでは無理

‣チームを作る •チームとは「目的」を共有したグループ

•最初にチームビルディングが必要

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スーパーマンはいない

Page 6: Design Thinking 2015

‣多様性、複数の専門分野

‣コラボレーション、swarming

‣さまざまな視点から問題を見る •問題のリフレーミング、再定義

•「素人のように考え、玄人として実行する」by 金出武雄

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チームに求められること

Page 7: Design Thinking 2015

‣自明な問題はあまりない •当事者すら本当の問題を気づいていない

‣問題を反転しても解決しない •Xができない → Xができる(なわけない)

•解決策は「状況」と「目的」によって決まる • 構造構成主義

‣それでも解決に値する問題を発見する!7

問題とは

Page 8: Design Thinking 2015

‣1. 状況を注意深く観察する

‣2. 作ることで目的と方法を考える

•すばやく作る、たくさん作る

•フィードバックをもらう

•気づき(インサイト)を得る8

問題を発見するには?

Page 9: Design Thinking 2015

ダブルダイヤモンド

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http://www.thoughtworks.com/insights/blog/double-diamond

[状況][目的]

[方法]

Page 10: Design Thinking 2015

‣TBD

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0. チームビルディング

Page 11: Design Thinking 2015

参考:イノベーションの切り口

11http://www.ideo.com/about/

人間中心インタラクション 技術リストを持つ

プロトタイピング

ビジネスモデルファイナンス

Page 12: Design Thinking 2015

‣F:自分たちの状況 •何ができるのか? → 技術の棚卸し

‣V:世の中の状況 •業界の動向、技術トレンドなど

‣H:ユーザーの状況 •インタビュー、参与観察、Contextual Inquiry

‣リーンキャンバスを作っておくと便利12

1. 状況把握(Understand)

Page 13: Design Thinking 2015

‣データからニーズとインサイトをつくる •データを鵜呑みにせずにパターンを見つけ出す

•対象者本人が気づいていないことがインサイト

‣カスタマージャーニーマップがよさげ •「感情、活動、周囲の状況」3段が個人的には好き

•メンタルモデルを理解する

‣問題を新しい視点で再定義する! •How Might We ...? クエスチョン (HMWQ)

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2. 目的設定(Define)

Page 14: Design Thinking 2015

‣対象者の特定 •個人的には好きではないがペルソナとか?

•メンタルモデル、メンタルオブジェクトの構築

‣対象者に期待する行動 •コンセプトを絵でスケッチする

•スケッチからシナリオを構成する

‣手を動かしながら考える(コンストラクショニズム) •とにかくたくさん出しまくる

•製品理解のための「プロトタイピング」とは違う「スケッチング」

•デザインボックスやプレスリリースなども便利

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3. 方法の方向性(Explore)

Page 15: Design Thinking 2015

‣プロトタイピング •本格的に製品を作ってしまう

•すばやく、たくさん、すぐフィードバック

‣プロトタイプの使用状況を想定しながら •ストーリー形式で描き出しておくと便利

•あくまでも行動(動詞)の「デザイン」

‣ユーザーに評価してもらう •意見を鵜呑みにしない!

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4. 方法の決定(Create)

Page 16: Design Thinking 2015

‣基本的にはあんまり口出さない。チームで考えるような質問を。

‣TBD

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ファシリテーションの心構え

Page 17: Design Thinking 2015

‣http://kdmsnr.com/bib/design-thinking/

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参考文献