deliverymanager standard edition

173
DeliveryManager Standard Edition ユーザーズマニュアル [初級編]

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Page 1: DeliveryManager Standard Edition

DeliveryManager

Standard Edition

ユーザーズマニュアル

[初級編]

Page 2: DeliveryManager Standard Edition

ご注意

(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。

(2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。

(3) 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載漏れなどお気

づきのことがありましたらご連絡ください。

(4) 運用した結果の影響について(3)項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。

Microsoft とそのロゴ、MS、MS-DOS は米国 Microsoft 社の登録商標です。

Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

ESMPROTM は、日本電気株式会社の商標です。

HP-UX は、米国 Hewlett-Packard 社の商標です。

UNIX は、X/Open カンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国にお

ける登録商標です。

Motif は、Open Software Foundation,Inc. の登録商標です。

X Window System は、X Consortium,Inc. の商標です。

ORACLE は、Oracle Corporation の登録商標です。

INFORMIX は、Informix Software, Inc.の登録商標です。

Solaris は、米国 Sun Microsystems 社の登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標もしくは商標です。

Turbo Linux の名称およびロゴは、TurboLinux,Inc.の商標です。

Red Hat は、米国 Red Hat Software,Inc. の登録商標です。

"Miracle Linux"の名称及びロゴは、ミラクル・リナックス株式会社が使用権許諾を受けている登録

商標です。

SUSE Linux は、米国ノベル社の登録商標です。

Copyright © NEC Corporation 2001,2021

《輸出する際の注意事項》

本製品(ソフトウェア)は日本国内仕様であり、外国の規格等には準拠しておりません。本製品は日

本国外で使用された場合、当社は一切責任を負いかねます。また、当社は本製品に関し、海外での保守

サービスおよび技術サポート等はおこなっておりません

Page 3: DeliveryManager Standard Edition

はじめに

本書は、DeliveryManager システムの使用方法について説明したものです。

DeliveryManager は、ネットワークを利用して、ソフトウェア資源の配布/一括管理を行うソフトウ

ェア資源管理システムです。

2021 年 9 月 第 26 版

版数 出荷時期 内容

初版 2001 年 6 月 ・初版

2版 2002 年 9 月 ・ UNIX 上での動作をサポートしました。

・ 新規コンソールコマンドを追加しました。

3版 2002 年 10 月 ・ 管理元システム上のファイル登録機能をサポートしました。

・ Windows 上での中継機能の動作をサポートしました。

4版 2002 年 12 月 ・ Solaris 上での動作をサポートしました。

・ Linux 上での動作をサポートしました。

・ HP-UX、Solaris 上での中継機能の動作をサポートしました。

5版 2003 年 3 月 ・ 集信機能をサポートしました。

・ 最新配布物件の再インストール機能をサポートしました。

6版 2003 年 9 月 ・ 最新配布物件の再インストール機能について更新しました。

7版 2003 年 12 月 ・ HP-UX11i v2 for Itanium に対応しました。

8版 2004 年 9 月 ・ ファイルの削除(適用先)をサポートしました。

・ 履歴自動削除機能について更新しました。

9版 2004 年 12 月 ・ RedHat Enterprise Linux ES2.1、AS2.1 に対応しました。

10版 2005 年 3 月 ・ Windows 上でのマルチキャスト転送をサポートしました。

11版 2005 年 6 月 ・ UNIX 上でのマルチキャスト転送をサポートしました。

・ Solaris 9 に対応しました。

・ RedHat Enterprise Linux ES3、AS3 に対応しました。

12版 2006 年 3 月 ・ レジューム配信機能をサポートしました。

13版 2007 年 3 月 ・ FileTransfer のエラーコード一覧を追加しました。

・ 注意制限事項に DM コマンドの起動権限について追加しました。

14版 2008 年 6 月 ・ Windows Vista Business に対応しました。

15版 2009 年 3 月 ・ Windows Server 2008 に対応しました。

・ HP-UX 11i v3 に対応しました。

16版 2009 年 6 月 ・ RedHat Enterprise Linux Server 5 に対応しました。

17版 2010 年 4 月 ・ エージェント、クライアントを SUSE Linux Enterprise Server 10 に対

応しました。

・ クライアントを Windows7 Enterprise / Professional 32bit に対応しま

した。

18版 2011 年 3 月 ・ 仮想化(VMware および HyperV)環境に対応しました。

19版 2013 年 4 月 ・ Windows Server 2012、Windows 8 に対応しました。

20版 2013 年 11 月 ・ 適用前後処理、復元前後処理について更新しました。

21版 2015 年 8 月 ・ RedHat Enterprise Linux 7 に対応しました。

22版 2016 年 9 月 ・ データベース(SQLite)に対応しました。

・ Solaris 11 に対応しました。

23版 2016 年 12 月 ・ FAQ を追加しました。

24版 2017 年 4 月 ・ 7.注意補足事項 高速スタートアップについて更新しました。

25版 2018 年 3 月 ・ 障害発生時の情報採取方法を追加しました。

Page 4: DeliveryManager Standard Edition

26版 2021 年 9 月 ・ 「前後処理の指定」について更新しました。

最新情報の入手先

最新の製品情報については、以下の Web サイトを参照してください。

マニュアル:http://jpn.nec.com/websam/deliverymanagersde/download.html

FAQ:http://jpn.nec.com/websam/deliverymanagersde/faq.html

本書は以下のオペレーティングシステムに対応しています。

Windows Vista Business、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows7

Enterprise / Professional、Windows Server 2012、Windows 8、Windows 10、Windows Server

2016、Windows Server 2019

HP-UX リリース 11.0、11i v1、11i v2、11i v3

Solaris リリース 2.6、7、8、9、10、11

RedHat Linux 7.2、7.3(Ver7.0~Ver8.0 のみ)

RedHat Enterprise Linux ES2.1、AS2.1、ES3、AS3、ES4、AS4、5、6、7、8

Miracle Linux 2.0、2.1、2.1AS(Ver7.0~Ver8.0 のみ)、3.0

SUSE Linux Enterprise Server 10

Oracle Linux 6、7、8

本書に説明しているすべての機能は、プログラムプロダクトであり、次のプロダクト型番およびプロ

ダクト名に対応しています。

OS 名 プロダクト型番 プロダクト名 リリース

HP-UX UQ4367 DeliveryManager Standard Edition

(エージェント、クライアント、Relay)

Ver7.1

Ver7.2

Ver7.3

Ver8.0

Ver8.2

Linux UQ4367 DeliveryManager Standard Edition

(エージェント、クライアント)

Ver7.1

Ver7.2

Ver7.3

Ver8.0

Ver8.2

Ver8.3

Solaris UW0103 DeliveryManager Standard Edition

(エージェント、クライアント、Relay)

Ver7.1

Ver7.2

Ver7.3

Ver8.0

Windows UL1040

UL1041

UL0042

DeliveryManager Standard Edition

(エージェント、クライアント、Relay)

Ver7.0

Ver7.1

Ver7.2

Ver7.3

Ver8.0

Ver8.1

Ver8.2

Ver8.3

Page 5: DeliveryManager Standard Edition

本マニュアルでは、次のような表記の規則や記号を用いて説明しています。

マウス操作の表記

表記 説明

プレス マウスの(左)ボタンを押すことです。

リリース プレスしたボタンをはなすことです。

クリック マウスのボタンをプレス後すぐにリリースすることです。

ダブルクリック マウスのボタンを素早く連続して2回クリックすること

です。

ドラッグ マウスのボタンをプレスしたままの状態でマウスを移動

することです。

ドロップ ドラッグ状態からリリースを行うことです。

キー操作の表記

表記 説明

[A],[f・1] キーはキートップ(キーの表示文字)を角カッコ([])で

囲んで表します。

[CTRL]+[A] プラス記号(+)は、キーの組合せを表します。例えば、

[CTRL]+[A]は、[CTRL]キーを押しながら[A]キ

ーを押すことを表します。

[RETURN] 改行を示すキー(左に曲がった矢印で表されることもあり

ます)を表します。

ウィンドウ中の表記

表記 説明

[ファイル]メニューの

[閉じる]コマンド

メニュー項目およびその中のコマンドは、[]で囲んで表

します。

「メッセージ定義」 ウィンドウおよびダイアログボックスの名前は「」で囲ん

で表します。

<OK>,<キャンセル> コマンドボタン名やツールバーのボタン名は、山形カッコ

(<>)で囲んで表します。

[項目名] ウィンドウおよびダイアログボックス中の項目の見出し

文字、チェックボックスの表示文字及びオプションボタンの

表示文字は[]で囲んで表します。

Page 6: DeliveryManager Standard Edition

1. DeliveryManager システム 1

1.1. DeliveryManager システムの概要 1

1.2. DeliveryManager システムの基本操作 2

2. ESMPRO_DM 運用管理 GUI 4

2.1. ESMPRO_DM 運用管理 GUI の起動 4

2.2. ESMPRO_DM 運用管理 GUI の終了 5

3. システムの管理 7

3.1. 適用先の登録/削除 7

3.2. クライアントの登録/削除 9

3.3. グループの利用 11

4. ファイルの管理 18

4.1. ファイル登録 18

4.2. リビジョンの追加 25

4.3. ファイル削除 27

4.3.1. ファイルの削除(管理元) 27

4.3.2. ファイルの削除(クライアント) 29

4.3.3. ファイルの削除(適用先) 32

4.4. 表示リビジョンの変更方法 37

5. ファイルの配布(クライアントへの配布) 39

5.1. クライアントへの配布 39

5.1.1. 配信 39

5.1.2. 適用 -切り換え- 44

5.1.3. 適用 -リブート時置換(手動)- 48

Page 7: DeliveryManager Standard Edition

5.2. 配布確認 50

5.2.1. 処理要求一覧 50

5.2.2. 一括情報照会 51

6. その他の機能 55

6.1. スケジュール 55

6.2. 適用 -リブート時置換(指示)- 57

6.3. 適用 -リブート時置換(即時)- 59

6.4. バックアップ/復元 60

6.5. 前後処理の指定 62

7. 注意補足事項 68

付録 A DM コマンド 71

A.1 DM コマンドの概要 71

A.1.1 パッケージの登録と削除 71

A.1.1.1 パッケージの登録(dmfladd) 71

A.1.1.2 パッケージの削除(dmfldel) 77

A.1.2 パッケージグループの登録と削除 79

A.1.2.1 パッケージグループの登録(dmflgmnt -add) 79

A.1.2.2 パッケージグループ構成要素の削除(dmflgmnt -delitem) 80

A.1.2.3 パッケージグループの削除(dmflgmnt -del) 82

A.1.3 適用先/クライアント情報の登録と削除 83

A.1.3.1 適用先の登録(dmmnt -as -add) 83

A.1.3.2 適用先の削除(dmmnt -as -del) 85

A.1.3.3 クライアントの登録(dmmnt -cs -add) 86

A.1.3.4 クライアントの削除(dmmnt -cs -del) 88

A.1.4 適用先/クライアントのグループの登録と削除 89

A.1.4.1 適用先グループの登録(dmmnt -ag -add) 89

A.1.4.2 適用先グループ構成要素の削除(dmmnt -ag -delitem) 91

A.1.4.3 適用先グループの削除(dmmnt -ag -del) 92

A.1.4.4 クライアントグループの登録(dmmnt -cg -add) 93

A.1.4.5 クライアントグループ構成要素の削除(dmmnt -cg -delitem) 95

A.1.4.6 クライアントグループの削除(dmmnt -cg -del) 96

Page 8: DeliveryManager Standard Edition

A.1.5 指示要求の発行 98

A.1.5.1 指示要求の発行(dmreq) 98

A.1.6 パッケージ情報の照会 107

A.1.6.1 パッケージ一覧の照会(dmfllist) 107

A.1.6.2 パッケージ情報の照会(dmflchk) 108

A.1.7 適用先/クライアント情報の照会 110

A.1.7.1 適用先の照会(dmlist -as) 110

A.1.7.2 クライアントの照会(dmlist -cs) 112

A.1.8 ソフトウェアの配信および適用状態の照会 114

A.1.8.1 一括情報照会(dmstat) 114

A.1.9 処理結果の削除 117

A.1.9.1 処理結果の削除(dmdelhis) 117

A.1.10 指示要求のキャンセル 118

A.1.10.1 指示要求のキャンセル(dmcancel) 118

A.1.11 キャッシュファイルの削除 122

A.1.11.1 キャッシュファイルの削除(cacheclr) 122

A.1.12 DM コマンドに関する注意事項 123

A.1.12.1 入力パラメータに関する注意事項 123

付録 B エラーコード 124

B.1 エラーコード形式仕様 124

B.2 コンポーネント内処理状態一覧 124

B.3 コンポーネント種別 129

B.4 エラーコード一覧 129

B.5 FileTransfer エラーコード一覧 147

付録 C FAQ 149

付録 D 障害発生時の情報採取方法 165

Page 9: DeliveryManager Standard Edition

1

1. DeliveryManager システム

1.1. DeliveryManager システムの概要

DeliveryManager システムは、ファイルまたはフォルダを複数のコンピュータに配布し、適用す

るシステムです。配布管理システムは、管理元システム、適用先システム、クライアントシステム、

運用管理システムで構成されます。それぞれのシステムは以下の役割を持っています。

システムを構成するマシン毎に導入が必要な製品については、DeliveryManagerStandard

Edition ユーザーズマニュアル[システム構築編]を参照願います。

クライアントシステム(クライアント)

管理元システムから配布されたファイルを指定フォルダに格納します。指定フォルダへの格

納タイミングは、指示受付時、再起動時などから選択することができます。

管理元システム

適用先システム

クライアント

システム

中継システム

エージェント

DB

file

LAN/WAN

マネージャ

LAN/WAN

適用先システム

エージェント

適用先システム

エージェント

file

file file file

クライアント

クライアント

システム

クライアント

クライアント

システム

クライアント

運用管理システム

管理元システム(マネージャ)

クライアントシステムや適用先システムの情報、配

布するファイルに関する情報(ファイル名、格納フォ

ルダ名など)を DB で管理します。

配布(適用)指示により、各クライアントシステムに

ファイルを配布し、各システムでの適用状態を管理

します。

中継システム

中継システムは、大規模な配布システムを構築する

場合に設置し、管理元システムと適用先システムの

橋渡しを行うシステムです。

管理元から送られてくる指示を各適用先システム

毎に分割/通知します。また、適用先システムから

返却される処理状況を管理元システムに転送します。

中継システムの設置により、管理元システムの負荷

を分散できます。

適用先システム(エージェント)

管理元から送られてくる指示を各クライアントシ

ステム毎に分割/通知します。また、各クライアント

システムから返却される処理状況を管理元システム

に転送します。

Page 10: DeliveryManager Standard Edition

2

運用管理システム

システムやファイルの管理、ファイルの配布等の指示を管理元システムへ依頼するための、

ESMPRO_DM 運用管理 GUI を実行するシステムです。

1.2. DeliveryManager システムの基本操作

DeliveryManager システム運用の基本的な項目を以下に記載します。

システムの管理

DeliveryManager システムを構成する適用先システムおよびクライアントシステムを管理元シス

テムに登録し、管理します。

システムの管理については、本マニュアルの「3 システムの管理」にて説明します。

ファイルの管理

配布するファイルまたはフォルダを配布形式に変換し、管理元システムに登録します。配布形式

に変換したファイルを配布ファイルと呼びます。

配布ファイルの削除や更新、クライアントシステムからの配布ファイルの削除については、本マ

ニュアルの「4 ファイルの管理」にて説明します。

ファイルの配布

ファイル配布の概要を以下に記載します。

ファイル配布は、以下の 2 つの処理によって行われます。

1. 配信フェーズ:管理元システムから適用先システムを介して、クライアントシステムの保持

ファイル格納ディレクトリに転送します。

適用先システムークライアントシステム間の転送には、ユニキャスト転送

(デフォルト設定)またはマルチキャスト転送を選択することが可能です。

管理元システム

(マネージャ)

運用管理

システム

中継

システム

適用先システム

(エージェント)

クライアント

システム

配布

ファイル

実ファイル

実ファイル

ファイルの

登録

適用

配信

(管理元-適用先)

配信

(適用先-クライアント) ・ユニキャストまた

はマルチキャスト

を選択可能

配布

ファイル

配布

ファイル

要求

結果

Page 11: DeliveryManager Standard Edition

3

※マルチキャスト転送はDeliveryManagerシステムVer7.3以降にて利用可

能です。

・ユニキャスト転送

クライアントシステム毎に個別にデータを転送する方式

・マルチキャスト転送

複数クライアントシステムに一回でデータを転送する方式

2. 適用フェーズ:クライアントシステムにて、配布ファイルを展開し、目的の位置(ファイル登

録時、再配置位置で設定した位置)に各ファイルを配置します。

ファイルの配布操作には、運用管理 GUI または運用コマンドを使用します。また、配布結果は、

運用管理 GUI または一括情報照会ツールで確認します。

ファイルの配布操作については、本マニュアルの「5 ファイルの配布(クライアントへの配布)」

にて説明します。

その他の機能

DeliveryManager システムには、基本機能の他に、配信・適用を実施する日時をあらかじめ予約

できるスケジュール機能やファイル適用前後にクライアントシステム上で任意のコマンドを実行

する機能等、便利な機能があります。

これらの機能については、「6 その他の機能」にて説明します。

Page 12: DeliveryManager Standard Edition

4

2. ESMPRO_DM 運用管理 GUI

ESMPRO_DM 運用管理 GUI とは、ESMPRO/DeliveryManager に対する操作や管理を行う

GUI(グラフィック・ユーザ・インタフェース)ベースのツールです。

DeliveryManager システム運用操作の基本となります。

2.1. ESMPRO_DM 運用管理 GUI の起動

ESMPRO_DM 運用管理 GUI の起動手順を説明します。

(1) ESMPRO_DM 運用管理 GUI をインストールしたマシンの[スタート]メニューから[プ

ログラム]―[DeliveryManager STD]―[ESMPRO_DM 運用管理]コマンドを選択し

ます。

図 2-1[ESMPRO_DM 運用管理]の起動

(2) 接続する管理元システムの名前(サーバ名)を入力します。接続したことがあるサーバ名はコ

ンボボックスから選択できます。なお、サーバ名を省略した場合、ローカルマシン

(ESMPRO_DM 運用管理 GUI 動作中のシステム)に接続します。

Page 13: DeliveryManager Standard Edition

5

図2-2「DeliveryManager サーバ名の入力」画面

(3) ESMPRO_DM 運用管理 GUI のメイン画面を表示します。

図2-3「DeliveryManager 運用管理」メイン画面

A: DeliveryManager 運用管理 GUI の操作メニューです。

各メニューの詳細については DeliveryManager 運用管理 GUI のヘルプを参照

してください。

B: 基本的な機能をボタン表示しています。

なお、左端に表示されるボタンは「操作モード」を表し、ボタンが ON の場合

は「クライアント指定」モード、OFF の場合は「適用先指定」モードであるこ

とを表します。

C: 「クライアント指定]モードの場合は、登録されているクライアントの一覧情

報を表示します。

「適用先指定」モードの場合、登録されている適用先システムの一覧情報を表

示します。

D: 現在登録されているファイルの情報を表示します。

・「クライアント指定」モード

指定したクライアントのみに配布を行います。

・「適用先指定」モード

適用先配下のすべてのクライアントに配布を行います。

2.2. ESMPRO_DM 運用管理 GUI の終了

ESMPRO_DM 運用管理の終了手順を説明します。

(1) [ファイル]メニューの[DeliveryManager 運用管理の終了]コマンドを選択します。

C D

B A

Page 14: DeliveryManager Standard Edition

6

図 2-4[ファイル]メニューの[DeliveryManager 運用管理の終了]コマンド

(2) ESMPRO_DM 運用管理 GUI を終了します。

《ESMPRO_DM 運用管理 GUI からの DM(マネージャ)サービス起動》

管理元システムと ESMPRO_DM 運用管理 GUI が同一システム上で動作する場合に限り、

ESMPRO_DM 運用管理 GUI から、DM(マネージャ)サービスの起動/停止を行えます。

DM(マネージャ)サービスの起動/停止は、[起動/停止]メニューから[DeliveryManager 起動]ま

たは、[DeliveryManager 停止]を選択します。

なお、ESMPRO_DM 運用管理 GUI 起動中に、「スタート」メニューの「設定」-「サービス」等を使

用して DM(マネージャ)サービスの停止操作を行った場合、ESMPRO_DM 運用管理 GUI からの

DM(マネージャ)サービスの起動/停止は操作できません。

Page 15: DeliveryManager Standard Edition

7

3. システムの管理

ファイルを配布するには、配布先となるクライアントシステムおよび適用先システムを管理しな

ければなりません。管理元システムが管理(認識)していないシステムには配布できません。

そのため、適用先システムおよびクライアントシステムを各システムの設置状況に合わせて、適

宜メンテナンス(登録/削除等)が必要です。また、クライアントシステムの SG 変更(接続先サーバ

の変更)時もメンテナンスが必要です。

本章では、適用先システムおよびクライアントシステムの登録/削除およびグループの登録/削

除/変更について説明します。

3.1. 適用先の登録/削除

登録

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[適用先名]コマンドを選択します。

図 3-1[ソフトウェア管理]メニューの[適用先名]コマンド

(2) <適用先登録>をクリックします。

図 3-2「適用先名の管理」画面

Page 16: DeliveryManager Standard Edition

8

(3) 適用先システムとするコンピュータの名前を入力します。入力が完了したら<OK>をク

リックします。

図 3-3「適用先名の登録」画面

【注意事項】

適用先システムとするコンピュータには DeliveryManager エージェントがセットア

ップされていなければなりません。

セットアップされていない場合、配布を行うことができません。

(4) 登録した適用先システム名は[適用先名一覧]に表示されます。

図 3-4「適用先名の管理」画面

削除

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[適用先名]コマンドを選択します。

(2) [適用先名一覧]にて削除する適用先名を選択した状態で、<削除>をクリックします。

図 3-5「適用先名の管理」画面

【注意事項】

適用先システムを削除すると、適用先システム配下に登録したクライアントシステム

も削除されます。必要に応じてクライアントシステムを再登録してください。

Page 17: DeliveryManager Standard Edition

9

3.2. クライアントの登録/削除

登録

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[クライアント名]コマンドを選択します。

図 3-6[ソフトウェア管理]メニューの[クライアント名]コマンド

(2) <登録>をクリックします。

図 3-7「クライアント名の管理」画面

(3) クライアントとするコンピュータの名前を[クライアント名]欄に入力します。

図 3-8「クライアント名の登録」画面

【注意事項】

クライアントシステムとするコンピュータには DeliveryManager クライアントがセ

ットアップされていなければなりません。

Page 18: DeliveryManager Standard Edition

10

(4) クライアントシステムが接続する適用先システムの名前を[適用先名]欄に設定します。<

参照>をクリックし、「適用先名の選択」画面から選択します。

図 3-9「適用先名の選択」画面

(5) 選択した適用先名は[適用先名]に表示されます。<OK>をクリックします。

(6) 登録したクライアント名は[クライアント名一覧]に表示されます。

図 3-10「クライアント名の管理」画面

【注意事項】

[メンテナンス指示]メニューの[クライアントメンテ]コマンドを使用し、クライアン

トシステムを登録できます。ただし、この操作では、適用先システムが認識済みのク

ライアントは登録されますが、適用先システムが認識していないクライアントは登録

されません。また、この操作では管理元システムと適用先システムが通信を行い、ク

ライアントの情報を確認するため、時間がかかる場合があります。

削除

クライアントシステム情報は、管理元および適用先の両システムで管理しています。そのた

め、クライアントシステム情報を DeliveryManager システムから完全に削除するには、管理元

および適用先の両システムから削除する必要があります。

管理元および適用先の両システムから削除するには、「a) 管理元/適用先両システムから削

除」を行ってください。管理元システムの情報を削除する場合は、「b) 管理元システムから削

除」を行ってください。

a) 管理元/適用先両システムから削除

(1) [メンテナンス指示]メニューの[クライアントメンテ]コマンドを選択します。

(2) クライアント名一覧にて削除するクライアント名を選択し、<削除>をクリックします。

Page 19: DeliveryManager Standard Edition

11

図 3-11「クライアントメンテ」画面

【注意事項】

適用先システムからクライアントシステム情報を削除する場合、管理元システムと適

用先システムが通信を行うため、時間がかかる場合があります。

また、適用先システムと通信できない状態では削除できません。

b) 管理元システムから削除

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[クライアント名]コマンドを選択します。

(2) [クライアント名一覧]にて削除するクライアント名を選択した状態で、<削除>をクリ

ックします。

図 3-12「クライアント名の管理」画面

【注意事項】

管理元システムからクライアントシステム情報を削除しても、適用先システムに情報

が残っているため、自動的に管理元システムに再登録される場合があります。

その場合は、「a) 管理元/適用先両システムから削除」の手順に従って削除してくだ

さい。

3.3. グループの利用

複数の適用先または複数のクライアントをグループにできます。作成したグループは、配布指示

等で使用できます。なお、グループの変更や削除を行っても登録している適用先およびクライアン

トの情報は削除されません。

適用先グループの登録・変更・削除

【適用先グループの登録】

Page 20: DeliveryManager Standard Edition

12

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[適用先グループ名]コマンドを選択します。

図 3-13[ソフトウェア管理]メニューの[適用先グループ名]コマンド

(2) <適用先登録>をクリックします。

図 3-14「適用先グループ名の管理」画面

(3) [適用先グループ名]にグループの名前を入力します。

図 3-15「適用先グループ名の登録」画面

(4) <追加>をクリックすると「適用先名の選択」画面が開きます。グループとして追加する

適用先名/適用先グループ名を選択し<OK>をクリックします。

Page 21: DeliveryManager Standard Edition

13

図 3-16「適用先名の選択」画面

(5) 追加した適用先名/適用先グループ名は[グループを構成する適用先名/適用先グループ

名一覧]に表示されます。

図 3-17「適用先グループ名の登録」画面

(6) 適用先名/適用先グループ名の登録が完了したら<OK>をクリックします。

(7) 登録したグループ名は[適用先グループ名一覧]に表示されます。

図 3-18「適用先グループ名の管理」画面

【適用先グループの変更】

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[適用先グループ名]コマンドを選択します。

(2) [適用先グループ名一覧]にて変更するグループ名を選択した状態で、<変更>をクリッ

クし、「適用先グループ名の変更」画面を開きます。

Page 22: DeliveryManager Standard Edition

14

図 3-19「適用先グループ名の変更」画面

(3) グループに適用先名/適用先グループ名を追加する場合は、<追加>をクリックして「適

用先名の選択」画面を開き、適用先名/適用先グループ名を追加します。

(4) グループから適用先名/適用先グループ名を削除する場合は、[グループを構成する適用

先名/適用先グループ名一覧]にて削除する適用先名/適用先グループ名を選択した状態

で、<削除>をクリックします。

(5) グループの変更が完了したら<OK>をクリックし、「適用先グループ名の変更」画面を

閉じます。

【適用先グループの削除】

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[適用先グループ名]コマンドを選択します。

(2) 削除するグループ名を[適用先グループ名一覧]から選択し、<削除>をクリックします。

図 3-20「適用先グループ名の管理」画面

【補足事項】

・適用先を選択するときに、[CTRL]キーを押しながら選択することで、

一度に複数個選択することが可能です。

・一つの適用先を複数の適用先グループに登録することが可能です。

クライアントグループの登録・変更・削除

【クライアントグループの登録】

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[クライアントグループ名]コマンドを選択します。

Page 23: DeliveryManager Standard Edition

15

図 3-21[ソフトウェア管理]メニューの[クライアントグループ名]コマンド

(2) <登録>をクリックし、「クライアントグループ名の登録」画面を開きます。

図 3-22「クライアントグループ名の登録」画面

(3) [クライアントグループ名]にグループの名前を入力します。

図 3-23「クライアントグループ名の登録」画面

(4) <追加>をクリックすると「クライアント名の選択」画面が開きます。グループとして追

加するクライアント名/クライアントグループ名を選択し<OK>をクリックします。

図 3-24「クライアント名の選択」画面

Page 24: DeliveryManager Standard Edition

16

(5) 追加したクライアント名/クライアントグループ名は[グループを構成するクライアント

名/クライアントグループ名一覧]に表示されます。

図 3-25「クライアントグループ名の登録」画面

(6) クライアント名/クライアントグループ名の登録が完了したら<OK>をクリックします。

(7) 登録したグループ名は[クライアントグループ名一覧]に表示されます。

図 3-26「クライアントグループ名の管理」画面

【クライアントグループの変更】

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[クライアントグループ名]コマンドを選択します。

(2) [クライアントグループ名一覧]にて変更するグループ名を選択した状態で、<変更>を

クリックし、「クライアントグループ名の変更」画面を開きます。

図 3-27「クライアントグループ名の変更」画面

(3) グループにクライアント名/クライアントグループ名を追加する場合は、<追加>をクリ

ックして「クライアント名の選択」画面を開き、クライアント名/クライアントグループ

名を追加します。

(4) グループからクライアント名/クライアントグループ名を削除する場合は、[グループを

構成するクライアント名/クライアントグループ名一覧]で削除するクライアント名/ク

ライアントグループ名を選択した状態で、<削除>をクリックします。

Page 25: DeliveryManager Standard Edition

17

(5) グループの変更が完了したら<OK>をクリックし「クライアントグループ名の変更」画

面を閉じます。

【クライアントグループの削除】

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[クライアントグループ名]コマンドを選択します。

(2) 削除するグループ名を[クライアントグループ名一覧]から選択し<削除>をクリックし

ます。

図 3-28「クライアントグループ名の管理」画面

【補足事項】

・クライアントを選択するときに、[CTRL]キーを押しながら選択することで、

一度に複数個選択することが可能です。

・一つのクライアントを複数のクライアントグループに登録することが可能です。

Page 26: DeliveryManager Standard Edition

18

4. ファイルの管理

配布ファイルの登録、リビジョンの追加、配布ファイル削除の手順について説明します。

4.1. ファイル登録

配布ファイルの登録とは、指定されたファイルを DeliveryManager が認識できる形式にアーカ

イブすることです。運用管理システムまたは管理元システム上のファイルを配布ファイルとして登

録できます。以下に配布ファイルの登録手順を示します。

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[ファイル名]コマンドを選択します。

図 4-1[ソフトウェア管理]メニューの[ファイル名]コマンド

(2) 「ファイル名の管理」画面にて<登録>をクリックします。

図 4-2「ファイル名の管理」画面

(3) [ファイル名]に配布ファイルを識別する名前を入力し、<新規リビジョン追加>をクリ

ックします。

Page 27: DeliveryManager Standard Edition

19

図 4-3「ファイル名の登録」画面

項目 説明

ファイル名 [登録の場合] 登録するファイル名を入力します。63バイト以内

で設定してください。

[変更の場合] 変更するファイル名を表示します。(変更できませ

ん。)

格納先 ファイルを配信した場合にそのファイルを格納するコンピュータのタイプ

を指定します。

WS 各クライアントシステムにファイルをコピーして使

用します。

サーバ 未サポート機能のため、選択できません。

タイプ ファイルの種別を指定します。

選択肢 説明

AP アプリケーションファイルであることを示します。

RUR エージェント/クライアントの修正物件ファイルで

あることを示します。自システム更新機能を使用し

てエージェント/クライアントに修正物件を適用す

る場合に指定します。

サービス 未サポート機能のため、選択できません。

IM 未サポート機能のため、選択できません。

リビジョン情報 登録するファイルのリビジョン情報を設定します。

選択肢 説明

新規リビジョン追加 ファイルのリビジョン情報を追加するために「ファイル

名の詳細設定」画面を表示します。(ただし、「収集先

ディレクトリ」画面が最初に表示されます。)「「ファ

イル名の詳細設定」画面について」を参照してくださ

い。

(コンボボックス) 既に登録されているファイルのリビジョンの一覧が

表示されます。

更新 既に登録されているファイルのリビジョン情報を更

新するために「ファイル名の詳細設定」画面を表示

します。(ただし、「収集先ディレクトリ」画面が最

初に表示されます。)「「ファイル名の詳細設定」画

面について」を参照してください。コンボボックス

でリビジョンを選択していない場合は、行えません。

再配布ファイル指

最新配布物件の再インストール機能を利用するための再配布指定ファイル

であることを示します。

Page 28: DeliveryManager Standard Edition

20

DMA でのリビジ

ョン保有数

ファイルを転送した場合にエージェントが保持する世代数を指定します。

(4) ファイルを配布形式に変換するための一時的な収集先ディレクトリを作成します。(この

ディレクトリは配布ファイル登録後、削除できます。)「収集先ディレクトリの設定」画面

にて<OK>をクリックします。

図 4-4「収集先ディレクトリの設定」画面

(5) 「ファイルの収集」画面が表示されます。ここでは、配布対象のファイル/ディレクトリ

を収集します。

図 4-5 収集前の「ファイルの収集」画面

「ローカル」ラジオボタンを選択している場合は、運用管理システムのディレクトリ一

覧を収集元ツリーに表示します。「管理元サーバ」ラジオボタンを選択している場合は、管

理元システムのディレクトリ一覧を収集元ツリーに表示します。収集元リストは収集元ツ

リーで選択したドライブ/ディレクトリ配下のディレクトリ/ファイルを表示します。ま

た、収集ファイルリストには収集したファイル/ディレクトリを表示します。

(6) ファイル/ディレクトリを収集元ツリーで検索、収集元リストで選択し、<>>>をクリッ

クします。

(7) 選択したファイル/ディレクトリは収集ファイルリストに表示されます。

Page 29: DeliveryManager Standard Edition

21

図 4-6 収集後の「ファイルの収集」画面

収集したファイル/ディレクトリを収集先ディレクトリから削除する場合は、収集ファ

イルリストで削除対象ファイル/ディレクトリを選択し、<<<>をクリックします。

(8) ファイルの収集完了後、<OK>をクリックします。

(9) 「ファイル名の詳細設定」画面が表示されます。ここでは、配布ファイルのリビジョンと

再配置位置を設定します。また、必要に応じてその他のオプションを設定します。

図 4-7「ファイル名の詳細設定」画面

項目 説明

ファイル名 リビジョン情報を登録するファイル名を表示します。(変更できません。)

リビジョン 登録するリビジョンを入力します。リビジョンは、必ず登録し直してください。

適用前処理 適用の前に実行するコマンドを入力します。

適用後処理 適用の後に実行するコマンドを入力します。

復元前処理 Backup 復元の前に実行するコマンドを入力します。

復元後処理 Backup 復元の後に実行するコマンドを入力します。

Page 30: DeliveryManager Standard Edition

22

パス名 登録するファイル群の情報が表示されます。

選択肢 説明

パス名 登録するファイル群を格納するディレクトリを指

定します。

収集 パス名を指定し、登録するファイル群を編集するた

めに「ファイルの収集」画面を表示します。「「フ

ァイルの収集」画面について」を参照してください。

適用後処理設定 リストの中から1つを選択(マウスをクリック)し、

このボタンを押下すると、選択したファイルが適用

後処理に表示されます。

再配置設定 格納先に WS を指定した場合は格納位置の指定を

行うために「再配置位置の設定」画面を表示します。

リストの中から1つまたは複数を選択(マウスをク

リック)して格納位置を指定します。「「再配置位

置の設定」画面について」を参照してください。

登録時に圧縮を行う ファイルの登録時に圧縮を行うかどうかを指定します。

収集先ツリーは収集先ディレクトリのディレクトリ一覧を表示します。収集先リストは

収集先ツリーで選択したディレクトリ配下のディレクトリ/ファイルを表示します。

(10) 配布ファイルのリビジョンを設定します。リビジョンは配布ファイルのバージョン管理、

履歴管理などに利用しますので、必ず設定してください。

[リビジョン]にリビジョンを半角英数 12 文字以内で入力します。

(11) クライアント上で実際にファイルを展開する場所である再配置位置を設定します。収集先

リストに表示されているファイル/ディレクトリを選択し、<再配置設定>をクリックし

ます。

再配置位置はファイル/ディレクトリ単位で設定できます。また、指定することもできま

す。詳しくは DeliveryManager 運用管理 GUI のヘルプを参照してください。

(12) 再配置位置の設定完了後、<OK>をクリックします。

図 4-8「再配置位置の設定」画面

項目 説明

デフォルト クライアントシステムの SG で、ファイル格納位置として自動を指定したデ

ィレクトリにファイルを格納します。

WINDOWS Windows が格納されているディレクトリにファイルを格納します。

SYSTEM Windows の格納されているディレクトリ配下の system が格納されている

ディレクトリにファイルを格納します。

Program Files Program Files ディレクトリにファイルを格納します。

Page 31: DeliveryManager Standard Edition

23

パス指定 クライアントシステム上でのパスを指定します。パスの指定には、デフォル

ト、WINDOWS などを意味する特殊文字列を使用できます。指定したディ

レクトリにファイルを格納します。相対パスは DMC のインストールディレ

クトリからの相対になります。

DRIVERS system が格納されているディレクトリ配下の drivers が格納されているデ

ィレクトリにファイルを格納します。

ETC drivers が格納されているディレクトリ配下の etc が格納されているディレ

クトリにファイルを格納します。

DMC Install DMC のインストールディレクトリにファイルを格納します。

固定 1~5 クライアントシステムの SG で、ファイル格納位置として固定 1~5を指定した

ディレクトリにファイルを格納します。

《パス指定について》

「再配置位置の設定」画面のパス指定を選択した場合、再配置位置のパス名を文字列

として指定します。パス指定で記述した文字列が‘/’を含む場合は、クライアント

上でファイル再配置処理の際、UNIX のパス形式として扱います。‘/’を含まない場

合は WINDOWS のパス形式として扱います。

(13) 配布ファイルの設定完了後、「ファイル名の詳細設定」画面にて<OK>をクリックすると、

配布ファイルの作成および登録は完了です。

図 4-9 オプション設定後の「ファイル名の詳細設定」画面

(14) 「ファイル名の登録」画面にて、<終了>をクリックします。

Page 32: DeliveryManager Standard Edition

24

図 4-10「ファイル名の詳細設定」画面

(15) 登録したファイル名は[ファイル名一覧]に表示されます。

図 4-11「ファイル名の管理」画面

《管理元システムが UNIX の場合の注意事項》

① 管理元システムが UNIX の場合は、収集元ツリー・収集元リストにルートからの

ディレクトリ一覧を表示します。

図 4-12 UNIX の「ファイル名の収集」画面

② 管理元システムが UNIX の場合、同一ファイル名で英字大文字・小文字が異なる

ファイルは、別ファイルとして扱います。なお、管理元システムが Windows の場合、

収集ファイルリスト上は別ファイルとして扱いますが、処理上は同一ファイルとして

処理されますので、ご注意下さい。)

Page 33: DeliveryManager Standard Edition

25

《ファイルの圧縮登録》

「ファイル名の詳細設定」画面にて、[登録時に圧縮を行う]をチェックすると、フ

ァイルを圧縮して登録します。

4.2. リビジョンの追加

ファイルリビジョンの追加は、既に登録されている配布ファイルに新しいリビジョンを登録

することです。以下にファイルリビジョンの追加登録手順を示します。

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[ファイル名]コマンドを選択します。

図 4-13[ソフトウェア管理]メニューの[ファイル名]コマンド

(2) 「ファイル名の管理」画面にて、追加対象配布ファイルを選択後、<変更>をクリックし

ます。

図 4-14「ファイル名の管理」画面

(3) <新規リビジョン追加>または<更新>をクリックします。

図 4-15「ファイル名の変更」画面

Page 34: DeliveryManager Standard Edition

26

<新規リビジョン追加>をクリックした場合、登録済み配布ファイルの情報は表示されま

せん。

図 4-16<新規リビジョン追加>をクリックした場合の「ファイルの収集」画面

<更新>をクリックした場合、登録済み配布ファイルの情報が既定値として表示されます。

注意事項

内容が更新されているファイルは、再度収集してください。<更新>をクリックした

場合、[ファイルの収集]画面に表示されたファイルは登録済み配布ファイルに含ま

れているファイルです。内容が更新されているファイルについては、必ず再度収集し

てください。

図 4-17<更新>をクリックした場合の「ファイルの収集」画面

《収集ファイルリストのアイコンについて》

収集したファイルの状態ごとに異なるアイコンを表示します(登録済み配布ファイル

Page 35: DeliveryManager Standard Edition

27

に含まれているファイル 、新しく収集したファイル など)。

各アイコンの説明については、ヘルプを参照してください。

(4) 以降、登録手順は「4.1 ファイル登録」(4)~(14)と同様です。

(5) 追加登録したリビジョンは、メイン画面の「[ファイル]フォルダ」に表示されます。

《リビジョン一覧の表示方法》

登録したリビジョンの一覧を表示するには、以下の操作を行ってください。

(1) メイン画面の「[ファイル]フォルダ」にて、対象ファイルを選択します。

(2) 右クリックでメニューを表示させます。

(3) メニューの[リビジョン一覧]を選択します。

4.3. ファイル削除

ファイル削除には、以下の3つの機能があります。

管理元システムに登録済みの配布ファイルを削除する機能

クライアントシステムに配信した配布ファイルを削除する機能

適用先システムに保持している配布ファイルを削除する機能

4.3.1. ファイルの削除(管理元)

管理元でのファイルの削除は、管理元が接続しているデータベースからファイル情報を削除

するとともに、管理元が保持している配布ファイルを削除します。削除した配布ファイルはファ

イル一覧に表示されなくなり、配布することはできません。

なお、クライアントに配信済みの配布ファイルは削除されません。

管理元システム

(マネージャ)

運用管理

システム

中継

システム

適用先システム

(エージェント)

クライアント

システム

配布

ファイル

実ファイル

配布

ファイル

配布

ファイル

要求

結果

管理元システムの

配布ファイルを削

除する

適用

以下に管理元でのファイルの削除手順を示します。

Page 36: DeliveryManager Standard Edition

28

(1) [ソフトウェア管理]メニューの[ファイル名]コマンドを選択します。

(2) 「ファイル名の管理」画面にて、削除対象配布ファイルを選択後、<削除>をクリックし

ます。

図 4-18 「ファイル名の管理」画面

(3) ファイルリビジョン単位で削除する場合、[ファイルリビジョン削除]ラジオボタンをチェ

ックし、[リビジョン一覧]から削除対象リビジョンを選択します。

図 4-19 リビジョン削除時の「ファイル名の削除」画面

ファイルの全リビジョンを削除する場合、[ファイル削除]ラジオボタンをチェックします。

図 4-20 ファイル削除時の「ファイル名の削除」画面

<削除>をクリックします。

(4) 削除されたファイルは「ファイル名の管理」画面の[ファイル名一覧]から削除されます。

《ファイルの保持期限》

配信した配布ファイルは適用先システムおよびクライアントシステムで一定期間保

持します。保持期限を過ぎると配布ファイルを自動的に削除します。

以下に適用先システムおよびクライアントシステムの保持期限について説明します。

Page 37: DeliveryManager Standard Edition

29

・適用先システムの保持期限

ファイル削除(「4.3.3 ファイルの削除(適用先)」参照)を行わない場合、保持期

限は以下の通りです。

配信の「詳細設定」画面で設定できます。[適用先システムでの保持期限]を設

定してください。配信手順については「5.1.1 配信」を参照してください。

保持期限を省略した場合、保持期限は 30 日となります。

・クライアントシステムの保持期間

ファイル削除(「4.3.2 ファイルの削除(クライアント)」参照)を行わない場合、

保持期限は 30 日となります。

4.3.2. ファイルの削除(クライアント)

クライアントでのファイルの削除は、配信された配布ファイルを削除することです。管理元

システムのファイル一覧からは削除されませんので、引き続き配布できます。

管理元システム

(マネージャ)

運用管理

システム

中継

システム

適用先システム

(エージェント)

クライアント

システム

配布

ファイル

実ファイル

配布

ファイル

配布

ファイル

要求

結果

クライアントシステム

上の配布ファイル情報

を削除する

適用

※適用後の実ファイル

は削除できません

以下にクライアントでのファイルの削除手順を示します。

(1) [メンテナンス指示]メニューの[ファイル削除]コマンドを選択します。

Page 38: DeliveryManager Standard Edition

30

図 4-21[メンテナンス指示]メニューの[ファイル削除]コマンド

(2) [クライアントシステムの指定]の<追加>をクリックします。

図 4-22「ファイルの削除」画面

(3) 削除先対象となるクライアントを選択し、<OK>をクリックします。

図 4-23「クライアント名の選択」画面

(4) 選択したクライアントが[クライアントシステムの指定]に表示されます。

Page 39: DeliveryManager Standard Edition

31

図 4-24 クライアント名追加後の「ファイルの削除」画面

(5) [削除対象ファイルの指定]の<追加>をクリックします。

図 4-25「ファイルの削除」画面

(6) 削除対象となるファイルを選択し、<OK>をクリックします。

図 4-26「ファイル名の選択」画面

(7) 選択したファイルが[削除対象ファイルの指定]に表示されます。

Page 40: DeliveryManager Standard Edition

32

図 4-27 ファイル名追加後の「ファイルの削除」画面

(8) 削除先対象クライアント及び削除対象ファイルの選択完了後、「ファイルの削除」画面にて、

<OK>をクリックするとファイル削除を実行します。

(9) 処理要求一覧で削除状況を確認します。

確認手順については、「5.2 配布確認」を参照してください。この一覧は、UNIX マネージ

ャに接続した場合は一部英語で表記されます。

図 4-28「ResultList」画面

正常完了した場合は、[結果][状態]が「成功(Success)」「完了(Complete)」になります。

エラーコードについては、「 付録 B エラーコード」を参照してください。

4.3.3. ファイルの削除(適用先)

適用先システムに保持している配布ファイルを削除します。管理元システムが保持してい

る配布ファイル及びクライアントシステムに配信済みの配布ファイルは削除しません。

Page 41: DeliveryManager Standard Edition

33

管理元システム

(マネージャ)

運用管理

システム

中継

システム

適用先システム

(エージェント)

クライアント

システム

配布

ファイル

実ファイル

配布

ファイル

配布

ファイル

要求

結果

適用先システムに保持

している配布ファイル

情報を削除する

適用

Page 42: DeliveryManager Standard Edition

34

ファイル登録時に再配布ファイル指定をチェックした場合とチェックしなかった場合では、

削除する対象が異なります。

再配布ファイル指定 削除する対象

チェックあり

・対象ファイルの全リビジョンの配布ファイル

・対象ファイルに関する再配布指示ファイル

(再配布指示を削除します。)

チェックなし ・対象ファイルの該当リビジョンの配布ファイル

以下に適用先のファイルの削除手順を示します。

(1) [表示]メニューの[クライアント指定]のチェックが外れていることを確認します。

図 4-29[表示]メニューの[クライアント指定]コマンド

(2) [メンテナンス指示]メニューの[ファイル削除]コマンドを選択します。

図 4-30[メンテナンス指示]メニューの[ファイル削除]コマンド

(3) [適用先システムの指定]の<追加>をクリックします。

Page 43: DeliveryManager Standard Edition

35

図 4-31「ファイルの削除」画面

(4) 削除先対象となる適用先を選択し、<OK>をクリックします。

図 4-32「適用先名の選択」画面

(5) 選択した適用先が[適用先システムの指定]に表示されます。

図 4-33 適用先名追加後の「ファイルの削除」画面

(6) [適用先のファイルを削除する]をチェックします。

Page 44: DeliveryManager Standard Edition

36

図 4-34「ファイルの削除」画面

(7) [削除対象ファイルの指定]の<追加>をクリックします。

図 4-35「ファイルの削除」画面

(8) 削除対象となるファイルを選択し、<OK>をクリックします。

図 4-36「ファイル名の選択」画面

(9) 選択したファイルが[削除対象ファイルの指定]に表示されます。

Page 45: DeliveryManager Standard Edition

37

図 4-37 ファイル名追加後の「ファイルの削除」画面

(10) 削除先対象適用先及び削除対象ファイルの選択完了後、「ファイルの削除」画面にて、<

OK>をクリックするとファイル削除を実行します。

(11) 処理要求一覧で削除状況を確認します。

確認手順については、「5.2 配布確認」を参照してください。

図 4-38「ResultList」画面

正常完了した場合は、[結果][状態]が「成功」「完了」になります。

エラーコードについては、「 付録 B エラーコード」を参照してください。

注意事項

再配布指定ファイルの削除を行った場合、対象ファイルの全リビジョンが削除されます

が、「ResultList」画面には「ファイル削除」画面で指定したリビジョンしか表示されませ

ん。

4.4. 表示リビジョンの変更方法

「ファイル名の選択」画面は各ファイルの最大リビジョン(リビジョンは文字列として辞書順に

比較)を表示します。

以下の操作で、「ファイル名の選択」画面に表示するリビジョンの変更を行います。

(1) 「ファイル名の選択」画面にて、リビジョンを変更するファイルを選択し、<リビジョン

Page 46: DeliveryManager Standard Edition

38

一覧>をクリックします。

図 4-39「ファイル名の選択」画面

(2) リビジョンを選択し、<OK>をクリックします。

図 4-40「リビジョンの選択」画面

(3) 選択したリビジョンは「ファイル名の選択」画面に表示されます。

図 4-41 リビジョン変更後の「ファイル名の選択」画面

Page 47: DeliveryManager Standard Edition

39

5. ファイルの配布(クライアントへの配布)

配布するには、配布ファイルを事前に登録しなければなりません。登録については「4. ファイ

ルの管理」を参照してください。

以下に、クライアントシステムへ配布する手順について説明します。

5.1. クライアントへの配布

配布は、管理元システムから適用先システムを経由してクライアントの保持ファイル格納デ

ィレクトリへファイルを転送する「配信」フェーズ(以降、配信と記述します)と、配信した配

布ファイルを展開し、目的の位置(ファイル登録時、再配置位置で設定した位置)に各ファイルを

配置する「適用」フェーズ(以降、適用と記述します)に分かれています。

また、適用については、「切り換え」指定による適用と、「リブート時置換」指定による適用

について、それぞれ説明します。

5.1.1. 配信

配信手順について説明します。

(1) [表示]メニューの[クライアント指定]コマンドをチェックし、クライアント指定モ

ードにします。

図 5-1[表示]メニューの[クライアント指定]コマンド

(2) [メンテナンス指示]メニューの[ソフトウェア配信]コマンドを選択します。

Page 48: DeliveryManager Standard Edition

40

図 5-2[メンテナンス指示]メニューの[ソフトウェア配信]コマンド

(3) [クライアントシステムの指定]の<追加>をクリックします。

図 5-3「ソフトウェアの配信」画面

(4) ファイル配布対象となるクライアントを選択(複数選択可)し、<OK>をクリックしま

す。

図 5-4「クライアント名の選択」画面

(5) 選択したクライアントは[クライアントシステムの指定]に表示されます。

Page 49: DeliveryManager Standard Edition

41

図 5-5「ソフトウェアの配信」画面

(6) [ファイルの指定]の<追加>をクリックします。

(7) 配布するファイルを選択(複数選択可)し、<OK>をクリックします。

図 5-6「ファイル名の選択」画面

《表示リビジョンの変更方法》

目的のリビジョンが表示されていない場合、「リビジョン一覧」をクリックし、

選択してください。詳しくは「 4.4 表示リビジョンの変更方法」を参照してく

ださい。

(8) 選択したファイルは[ファイルの指定]に表示されます。

図 5-7「ソフトウェアの配信」画面

Page 50: DeliveryManager Standard Edition

42

(9) <詳細設定>をクリックします。

(10) 以下の配信オプションを選択し、<OK>をクリックします。

図 5-8「詳細設定」画面

項目 説明

転送モード 転送方法を指定します。

選択肢 説明

通常転送 通常の転送を行います。この場合、配信済みのファ

イル、あるいは転送先に同じファイル名がある場合

はエラーとなります。

強制配信 転送先に既にファイルが存在していても転送しま

す。

マルチキャスト 適用先→クライアント間の転送にマルチキャスト

を使用します。マルチキャスト転送を行うには、予

め適用先にてSG設定を行う必要があります。

ユニキャストリトラ

マルチキャスト転送に失敗したときにユニキャス

トを使用したリトライを行うかどうかを指定しま

す。マルチキャストを指定したときに限り項目が有

効になります 。

適用まで行う 転送が完了したときに自動的に適用を行うかどうかを指定します。

詳細設定 適用時の各パラメータの設定を行うため、「詳細設定」画面を表示します。

「「詳細設定(切り換え)」画面について」を参照してください。

転送予定日時 転送予定日時を指定します。

選択肢 説明

管理元-適用先 管理元→適用先の転送をスケジュールします。

適用先-クライアント 適用先→クライアントの転送をスケジュールしま

す。

(開始) 転送要求を開始する日時を指定します。

(終了) 転送要求を終了する日時を指定します。

手動更新日数 手動更新期間を指定します。(開始予定日時-(手動更

新日数*24 時間))から開始予定日時までが手動更

新期間になります。尚、開始予定日時を省略したと

Page 51: DeliveryManager Standard Edition

43

きは、即時実行になります。また、管理元→適用先

の転送では、手動更新日数は指定できません。

適用先システムで

の保持期限

適用先システムが転送したファイルを保持する期限を年、月、日、時、分の

形式で指定します。

《オプションについて》

※ 配布済み配布ファイルを強制的に再度配信する場合は、[転送モード]の[強制配布]

を選択してください。

※ 配信と適用を一回の指示で行う場合は、[適用まで行う]をチェックし、適用オプシ

ョンを設定してください。適用オプションの詳細については、DeliveryManager

運用管理 GUI のヘルプを参照してください。

※ 適用先システムからクライアントシステムへのファイル転送にマルチキャストを

使用する場合は、[転送モード]の[マルチキャスト]をチェックして下さい。(デフ

ォルトでは、ユニキャスト転送を行います。)

※ マルチキャスト転送を行なうためには、予め適用先システムにてSG設定を行な

う必要があります。

(11) <配信実行>をクリックします。

(12) <OK>をクリックして、配信を実行します。

図 5-9「DeliveryManager 運用管理」メッセージ

(13) 処理要求一覧で配信状況を確認します。

確認手順については、「5.2 配布確認」を参照してください。この一覧は、UNIX マネー

ジャに接続した場合は一部英語で表記されます。

図 5-10「ResultList」画面

正常完了した場合は、[結果][状態]が「成功(Success)」「完了(Complete)」となり

ます。

エラーコードについては、「付録 B エラーコード」を参照してください。

Page 52: DeliveryManager Standard Edition

44

5.1.2. 適用 -切り換え-

適用[切り換え]モードの手順について説明します。

(1) [表示]メニューの[クライアント指定]コマンドをチェックし、クライアント指定モー

ドにします。

(2) [メンテナンス指示]メニューの[ソフトウェア適用]コマンドを選択します。

図 5-11[メンテナンス指示]メニューの[ソフトウェアの適用]コマンド

(3) [クライアントシステムの指定]の<追加>をクリックします。

図 5-12「切り換え」画面

(4) ファイル配布先対象となるクライアントを選択(複数選択可)し、<OK>をクリックし

ます。

Page 53: DeliveryManager Standard Edition

45

図 5-13「クライアント名の選択」画面

(5) 選択したクライアントは[クライアントシステムの指定]に表示されます。

図 5-14「ソフトウェアの適用」画面

(6) [ファイルの指定]の<追加>をクリックします。

(7) 配布するファイルを選択(複数選択可)し、<OK>をクリックします。

図 5-15「ファイル名の選択」画面

《表示リビジョンの変更方法》

目的のリビジョンが表示されていない場合、「リビジョン一覧」をクリックし、

選択してください。詳しくは「4.4 表示リビジョンの変更方法」を参照してく

ださい。

(8) 選択したファイルは[ファイルの指定]に表示されます。

Page 54: DeliveryManager Standard Edition

46

図 5-16「ソフトウェアの適用」画面

(9) <詳細設定>をクリックします。

(10)以下の適用オプションを選択し、<OK>をクリックします。

図 5-17「詳細設定」画面

項目 説明

指示種別 適用の種類を設定します。

項目 説明

切り換え ファイルを更新し実運用に反映します。

リブート時置換 ファイルを更新し実運用に反映します。ただし、ク

ライアントでの実運用への反映は次回のリブート時

に行います。

強制 適用先に既にファイルが存在していても適用しま

す。

適用モード Windows2000 およびその後継 OS でサポートされる「システムファイ

ルの保護 (SFP) 機能」によって保護される重要なシステムファイルを

強制的に置換するかどうかを指定します。

Windows Vista および Windows Server 2008 では、「強制」を指定し

た場合でも、システムファイルの置換を行うことはできません。

項目 説明

通常 強制的に置換しません。

強制 強制的に置換します。

重要なシステムファイルの置換は、システムに重大

な影響を与えます。置換は十分に検討した上で実行

してください。

また、システムファイルを置換する場合、DLL キャ

ッシュも同時に置換するなどの付随処置が必要とな

る場合があります。

DeliveryManager はこれらの付随処置を自動的に

は行いません。

システムファイルを置換する場合は必要な付随処置

を別途手動で指定してください。

Page 55: DeliveryManager Standard Edition

47

適用後、リブートを行う 適用処理を行った後、リブートを行うかどうかを指定します。

リブート時置換種別 リブート時置換種別を指定します。

選択肢 説明

指示 「リブート指示」でクライアントがリブートを行い

ます。

手動 ユーザの指示によってリブートを行います。

即時 適用後、即時にクライアントがリブートを行います。

リブート指示 対象システムをリブートするかどうかを指定します。

配信/適用要求の場合は、指定できません。

BackUp 復元指示 対象ファイルのBackUpを元の位置に復元するかどうかを指定します。

配信/適用要求の場合は、指定できません。

適用予定日時 適用予定日時を指定します。

選択肢 説明

(開始) 適用/リブート/BackUp 復元要求を開始する日時

を指定します。

(終了) 適用/リブート/BackUp 復元要求を終了する日時

を指定します。

手動更新日数 手動更新期間を指定します。(開始予定日時-(手動更

新日数*24 時間))から開始予定日時までが手動更新

期間になります。尚、開始予定日時を省略したとき

は、即時実行になります。

BackUp を作成する 対象ファイルの BackUp を作成するかどうかを指定します。

保持期限 BackUp ファイルを保持する期限を年、月、日、時、分の形式で指定し

ます。

《オプションについて》

※ 適用済み配布ファイルを強制的に再度適用する場合は、[指示種別]の[強制]をチェ

ックしてください。

(11)<適用実行>をクリックします。

(12)<OK>をクリックして、適用を実行します。

図 5-18「DeliveryManager 運用管理」メッセージ

(13)処理要求一覧で適用状況を確認します。

確認手順については、「5.2 配布確認」を参照してください。この一覧は、UNIX マネー

ジャに接続した場合は一部英語で表記されます。

Page 56: DeliveryManager Standard Edition

48

図 5-19「ResultList」画面

正常完了した場合は、[結果][状態]が「成功(Success)」「完了(Complete)」となり

ます。

エラーコードについては、「付録 B エラーコード」を参照してください。

5.1.3. 適用 -リブート時置換(手動)-

リブート時置換は、システムリブート時にファイルの置換を行います。例えば、使用中のフ

ァイルを置き換える場合などに使用します。

クライアントシステムが UNIX の場合、リブート時置換が行われる契機は、正確にはシステ

ムのリブート時ではありません。注意事項の章を参照してください。

システム再起動を行う契機別に、リブート時置換(指示/手動/即時)の3種類あります。

システム再起動を行う契機は、以下の通りです。

リブート時置換種別 システム再起動を行う契機

リブート時置換

(指示)

管理元からのシステム再起動要求【リブート指示】をク

ライアントが受け付けたときに「DeliveryManager ク

ライアント」がシステム再起動を行います。

リブート時置換

(手動)

ユーザの操作によりシステム再起動を行います。

リブート時置換

(即時)

適用要求をクライアントが受け付けたときに、

「DeliveryManager クライアント」がシステム再起動

を行います。

リブート時置換(手動)手順について説明します。

リブート時置換(指示/即時)については、「6.2 適用 -リブート時置換(指示)-」「6.3 適

用 -リブート時置換(即時)-」を参照してください。

(1) 「5.1.2 適用 -切り換え-」の(1)~(8)と同様の操作を行います。

(2) <詳細設定>をクリックします。

(3) 以下の適用オプションを選択し、<OK>をクリックします。

・[指示種別]の[リブート時置換]オプションを選択します。

Page 57: DeliveryManager Standard Edition

49

・[リブート時置換種別]の[手動]オプションを選択します。

図 5-20「詳細設定」画面

《オプションについて》

※ 適用済み配布ファイルを強制的に再度適用する場合は、[指示種別]の[強制]をチェ

ックしてください。

(4) 「5.1.2 適用 -切り換え-」の(11)~(12)と同様の操作を行います。

(5) 処理要求一覧で適用状況を確認します。

確認手順については、「5.2 配布確認」を参照してください。この一覧は、UNIX マネー

ジャに接続した場合は一部英語で表記されます。

図 5-21「ResultList」画面

クライアントがシステム再起動待ちの状態になった場合は、[結果][状態]が「-」「リ

ブート操作待ち」となります。

エラーコードについては、「付録 B エラーコード」を参照してください。

(6) クライアントをシステム再起動します。

(7) 処理要求一覧で適用状況を確認します。

確認手順については、「5.2 配布確認」を参照してください。この一覧は、UNIX マネー

Page 58: DeliveryManager Standard Edition

50

ジャに接続した場合は一部英語で表記されます。

図 5-22「ResultList」画面

正常完了した場合は、[結果][状態]が「成功(Success)」「完了(Complete)」となり

ます。

エラーコードについては、「付録 B エラーコード」を参照してください。

5.2. 配布確認

配布状況を確認する手順について説明します。

配布状況は、DeliveryManager 運用管理 GUI の「処理要求一覧」画面と一括情報照会ツール

で確認できます。要求毎の配布状況を確認する場合は、DeliveryManager 運用管理 GUI の「処

理要求一覧」画面を使用します。現在のファイルの配布状況を確認する場合は、一括情報照会ツ

ールを使用します。

5.2.1. 処理要求一覧

DeliveryManager 運用管理 GUI の「処理要求一覧」画面で配布状況を確認する手順について

説明します。

(1) [メンテナンス指示]メニューの[処理要求一覧]コマンドを選択します。

図 5-23[メンテナンス指示]メニューの[処理要求一覧]コマンド

Page 59: DeliveryManager Standard Edition

51

(2) 配布状況を確認する要求を選択し、<詳細情報>をクリックします。

図 5-24「処理要求一覧」画面

(3) 配布状況が表示されます。この一覧は、UNIX マネージャに接続した場合は一部英語で表

記されます。

図 5-25「ResultList」画面

《転送率について》 DeliveryManager Ver8.0 以降では、ファイル転送中にエラーが発生した場合、またはファイル転送のキャンセルを行った場合、「ResultList」画面の「詳細」カラムに以下のような転送率(転送済みデータ量を百分率(%)で示す)が表示されます。

1. [XX%](XXは 0~99の数字) ・・・転送対象ファイルサイズに対する現在転送済みのキャッシュファイルサイズの割合を示します。

2. [-] ・・・転送率が不明であることを示します。 3. 転送率表示なし ・・・キャッシュファイルが存在しないことを示し

ます。

(4) 配布オプションを確認する場合は、<指示内容>をクリックします。

配布オプションについては、DeliveryManager 運用管理 GUI のヘルプを参照してください。

(5) 配布状況をファイルに保存する場合は、<保存>をクリックします。

5.2.2. 一括情報照会

一括情報照会ツールで配布状況を確認する手順について説明します。

(1) [ツール]メニューの[一括情報照会]コマンドを選択します。

Page 60: DeliveryManager Standard Edition

52

図 5-26[ツール]メニューの[一括情報照会]コマンド

(2) 一括情報照会ツールの<実行>を選択します。

このとき、配布状況を確認するクライアントあるいはファイルをフィルタリングするオ

プション、適用先システムに問い合わせて最新の配布状況を確認するオプションを使用

することで効率的に確認することができます。

一括情報照会ツールのオプションについては、一括情報照会ツールのヘルプを参照して

ください。

図 5-27一括情報照会ツール

(3) 配布状況が表示されます。

Page 61: DeliveryManager Standard Edition

53

図 5-28一括情報照会ツール

《転送率について》 DeliveryManager Ver8.0 以降では、ファイル転送中にエラーが発生した場合、またはファイル転送のキャンセルを行った場合、一括情報照会ツール画面の「システムエラー情報」カラム、「クライアントエラー情報」カラムに以下のような転送率(転送済みデータ量を百分率(%)で示す)が表示されます。

1. [XX%](XX は 0~99 の数字) ・・・転送対象ファイルサイズに対する現在転送済みのキャッシュファイルサイズの割合を示します。

2. [-] ・・・転送率が不明であることを示します。 3. 転送率表示なし ・・・キャッシュファイルが存在しないことを示し

ます。

(4) 配布状況をファイルに保存する場合は、<保存>をクリックします。

一括情報照会ツールを単独起動する方法

一括情報照会ツールの起動手順について説明します。

(1)[スタート]メニューの[プログラム]―[DeliveryManager STD]をクリックします。

(2)[ESMPRO_DM 一括情報照会]を選択します。

Page 62: DeliveryManager Standard Edition

54

図 5-29[ESMPRO_DM 一括情報照会]の起動

(3)<管理元>をクリックします。

図 5-30一括情報照会ツール

(4)管理元名を入力して、<接続>をクリックします。

管理元名を省略した場合は、ローカルマシンを管理元として接続します。

図 5-31「管理元」画面

Page 63: DeliveryManager Standard Edition

55

6. その他の機能

DeliveryManager のオプション機能について説明します。

オプション機能 概要

スケジュール 配信及び適用の実行日時および有効期日を指定します

適用

‐リブート時置換(指示)‐

リブート指示によるシステムの再起動によって行われる適用

です

適用

‐リブート時置換(即時)‐

クライアントが適用要求を受け付けた時に即時に始まるシス

テム再起動によって行われる適用です

バックアップ/復元 適用時、ファイルをバックアップまたは、バックアップした

ファイルからの復元を行います

前後処理 適用及び復元の際、前処理、後処理を自動実行します

6.1. スケジュール

配布は、管理元から適用先へのファイル転送、適用先からクライアントへのファイル転送、

クライアント上での展開の三段階で行われます。

Page 64: DeliveryManager Standard Edition

56

各段階はそれぞれ決められた日時に実行することができます。

以下にそれぞれの段階のスケジュール設定手順を示します。

配信(管理元から適用先)のスケジューリング

配信(管理元から適用先)のスケジュールは配信の「詳細設定」画面で設定します。配信手

順については、「5.1.1 配信」を参照してください。

(1) [転送予定日時]の[管理元‐適用先]ラジオボタンをチェックします。

(2) 転送開始日時を[(開始)]に入力します。

(3) 転送終了日時を[(終了)]に入力します。

配信(適用先からクライアント)のスケジューリング

配信(適用先からクライアント)のスケジュールは配信の「詳細設定」画面で設定します。

配信手順については、「5.1.1 配信」を参照してください。

(1) [転送予定日時]の[適用先‐クライアント]ラジオボタンをチェックします。

(2) 転送開始日時を[(開始)]に入力します。

(3) 転送終了日時を[(終了)]に入力します。

適用のスケジューリング

適用のスケジュールは適用の「詳細設定」画面で設定します。適用手順については、「5.1.2 適

用 -切り換え-」を参照してください。

(1) 適用開始日時を[(開始)]に入力します。

(2) 適用終了日時を[(終了)]に入力します。

Page 65: DeliveryManager Standard Edition

57

《開始及び終了日時》

開始日時は、処理を開始する日時を指定します。

終了日時は、指示の有効期日を指定します。終了日時までに処理が開始されていない場合、

エラーとして処理します。例えば、コンピュータを起動した時点で終了日時を過ぎているよ

うな場合が該当します。

・[(開始)]及び[(終了)]には左から、年、月、日、時、分を入力してください。

全ての項目を入力しなければスケジュールは設定されません。形式は以下の通りです。

年:年を西暦で指定します

月:月を指定します

日:日を指定します

時:時間を 24 時間制で指定します

分:分を指定します

・[(開始)]及び[(終了)]は省略することができます。省略したスケジュールは設定されま

せん。

6.2. 適用 -リブート時置換(指示)-

リブート時置換(指示)とは、別途、管理元システムから送られる「リブート指示」によっ

て、システムの再起動を行い、適用するモードです。

《リブート時置換の種別》

リブート時置換種別 システム再起動を行う契機

リブート時置換(指示) 管理者等が管理元からのシステム再起動要求【リブー

ト指示】をクライアントが受 け付けたときに

「DeliveryManager クライアント」がシステム再起動

を行います。

リブート時置換(手動) クライアント側のユーザのリブート操作によりシス

テム再起動を行います。

リブート時置換(即時) リブート時置換(即時)の適用要求をクライアントが

受け付けたときに、「DeliveryManager クライアント」

がシステム再起動を行います。

リブート時置換(指示)

リブート時置換(指示)は、適用の「詳細設定」画面で設定します。手順は「5.1.3 適用 -

リブート時置換(手動)-」(1)~(4)と同じです。

(1) 適用オプションには[リブート時置換種別]の[指示]を選択します。

(2) 処理要求一覧で適用状況を確認します。確認手順については、「5.2 配布確認」を参照して

ください。この一覧は、UNIX マネージャに接続した場合は一部英語で表記されます。

Page 66: DeliveryManager Standard Edition

58

図 6-1「ResultList」画面

クライアントが「リブート指示待ち」の状態になると、[結果][状態]が「-」「リブート指

示待ち」となります。

エラーコードについては、「付録 B エラーコード」を参照してください。

リブート指示

リブート指示は、適用指示と同様な手順で行います。「5.1.2 適用 -切り換え-」(1)~(9)

の操作で「詳細設定」画面を表示させます。

(1) [リブート指示]をチェックします。

(2) スケジュールを設定する場合、指示開始日時を[(開始)]に、指示終了日時を[(終了)]

に入力します。

(3) 設定完了後、<適用実行>をクリックします。

(4) <OK>をクリックすると、リブート指示を実行します。

(5) リブート指示によりクライアントのシステム再起動を行います。

(6) 処理要求一覧で適用状況を確認します。確認手順については、「5.2 配布確認」を参照して

ください。この一覧は、UNIX マネージャに接続した場合は一部英語で表記されます。

図 6-2 リブート指示の「ResultList」画面

Page 67: DeliveryManager Standard Edition

59

図 6-3 リブート時置換の「ResultList」画面

正常完了した場合は、リブート指示の[結果][状態]が「成功(Success)」「完了(Complete)」

となり、リブート時置換の[結果][状態]が「成功(Success)」「完了(Complete)」となりま

す。

エラーコードについては、「付録 B エラーコード」を参照してください。

6.3. 適用 -リブート時置換(即時)-

リブート時置換(即時)とは、クライアントが適用要求を受け付け、リブート時置換の準備

が完了すると自動的にシステムを再起動し、適用するモードです。

以下にリブート時置換(即時)の手順を示します。

リブート時置換(即時)

リブート時置換(即時)は、適用の「詳細設定」画面で設定します。手順は「5.1.3 適用 -

リブート時置換(手動)-」(1)~(4)と同じです。

(1) 適用オプションには[リブート時置換種別]の[即時]を選択します。

(2) リブート時置換(即時)の指示を受け付けたクライアントは、即時にシステム再起動を実

施します。

(3) 処理要求一覧で適用状況を確認します。確認手順については、「5.2 配布確認」を参照して

ください。この一覧は、UNIX マネージャに接続した場合は一部英語で表記されます。

図 6-4「ResultList」画面

Page 68: DeliveryManager Standard Edition

60

正常完了した場合は、[結果][状態]が「成功(Success)」「完了(Complete)」となります。

エラーコードについては、「付録 B エラーコード」を参照してください。

6.4. バックアップ/復元

クライアントシステムで適用を実施する際、適用対象ファイルのバックアップを作成できます。

バックアップしたファイルはバックアップ復元指示により復元できます。

バックアップは、DM クライアントの SG フォルダ配下の「dmc_backup」と

いうフォルダ配下にファイル(リビジョン)単位に格納されます。

バックアップを作成する

バックアップ作成は適用の「詳細設定」画面で設定します。適用手順については、「5.1.2 適

用 -切り換え-」を参照してください。

(1) [BackUp を作成する]にチェックします。

(2) [保持期限]にはバックアップファイルの保持期限を入力します。

Page 69: DeliveryManager Standard Edition

61

図 6-5「詳細設定」画面

(3) 適用時、バックアップファイルは作成されます。

バックアップファイルを復元する

バックアップ復元は適用の「詳細設定」画面で設定することができます。「5.1.2 適用 -切

り換え-」(1)~(9)の操作で「詳細設定」画面を表示させます。

(1) [BackUp 復元指示]をチェックします。

図 6-6 [BackUp 復元指示]チェック時の「詳細設定」画面

【注意事項】

バックアップ復元指示は、配布ファイルのリビジョンを指定して行い、指定リビジョ

ン適用時に作成したバックアップを復元します。

複数リビジョンのバックアップを作成している場合は、復元するリビジョンに注意し

てください。

Page 70: DeliveryManager Standard Edition

62

(2) スケジュールを設定する場合、復元開始日時を[(開始)]に、復元終了日時を[(終了)]

に入力します。

(3) 設定完了後、<適用実行>をクリックします。

(4) <OK>をクリックすると、バックアップ復元を実行します。

(5) 処理要求一覧で復元状況を確認します。確認手順については、「5.2 配布確認」を参照して

ください。この一覧は、UNIX マネージャに接続した場合は一部英語で表記されます。

図 6-7「ResultList」画面

正常完了した場合は、[結果][状態]が「成功(Success)」「完了(Complete)」となりま

す。

エラーコードについては、「付録 B エラーコード」を参照してください。

《 バックアップファイルの保持期限 》

・[保持期限]には年、月、日、時、分を入力してください。全ての項目を入力しなけれ

ば保持期限は設定されません。

・保持期限は省略することができます。省略した場合、バックアップファイルは 10 日間保

持されます。

・バックアップファイルの復元は 1 回のみ有効です。復元を一度行うと、保持期限に到達

していない場合でもバックアップファイルは消失します。

《 リブート時置換とバックアップ復元 》

リブート時置換にて作成したバックアップファイルを復元する場合、システム再起動が必

要です。また、システム再起動契機もリブート時置換の種類(指示/手動/即時)と同じ

になります。

6.5. 前後処理の指定

前後処理とは、適用またはバックアップ復元時、前後に実行される処理のことです。前後処

理は配布ファイル登録時、「ファイル名の詳細設定」画面で設定します。配布ファイルの登録に

ついては、「4.1 ファイル登録」を参照してください。

Page 71: DeliveryManager Standard Edition

63

図 6-8「ファイル名の詳細設定」画面

適用前後処理

クライアントシステムにて適用を実施する際、任意のコマンドを適用の前処理あるいは後処

理として自動実行することができます。

ファイル

クライアント

システム

コマンド実行

(前処理)

ファイルの展開

配布

ファイル コマンド実行

(後処理)

適用開始

適用完了

適用前後処理は以下の手順で設定します。

(1) 適用前処理を設定する場合、[適用前処理]に適用の前処理として実行させるコマンド文字

列を設定します。

(2) 適用後処理を設定する場合、[適用後処理]に適用の後処理として実行させるコマンド文字

列を設定します。

Page 72: DeliveryManager Standard Edition

64

リブート時置換の場合、前処理は適用準備前(システム再起動前)に、後処理はファイルの

展開後(システム再起動後)に実施されます。

適用前後処理で失敗した場合、その時点で適用を中止し、適用は失敗完了となります。

復元前後処理

バックアップ復元を実施する際、任意のコマンドを復元の前処理あるいは後処理として自動

実行することができます。

復元前後処理は以下の手順で設定します。

(1) 復元前処理を設定する場合、[復元前処理]にバックアップ復元の前処理として実行させる

コマンド文字列を設定します。

(2) 復元後処理を設定する場合、[復元後処理]にバックアップ復元の後処理として実行させる

コマンド文字列を設定します。

リブート時置換適用したファイルのバックアップ復元には適用時と同じシステム再起動操作

が必要です。その際、前処理は復元準備前(システム再起動前)に、後処理はファイルの復元後

(システム再起動後)に実施されます。

復元前後処理で失敗した場合、その時点で復元を中止し、復元は失敗完了となります。

Page 73: DeliveryManager Standard Edition

65

【補足事項1】

《 コマンド入力規則 》

・コマンドを複数指定する場合

実行させるコマンドは複数指定可能です。複数指定を行う場合、“&”や“&&”を使用

します。

“&”は単一のコマンドライン上で複数のコマンドを区切ります。

“&&”を使うと、この記号の後に続くコマンドは、記号の前のコマンドが成功した場

合にだけ実行されます。

・コマンドのパスに空白が含まれる場合

「”」(ダブルクォーテーション)で括る必要があります。

例)

“C:¥Di rectory¥AAA.exe” & ”C:¥Di rectory¥BBB.exe”

【補足事項2】

DeliveryManager Ver8.3 では適用前後処理または復元前後処理が 60 分間経過しても完了し

ない場合、タイムアウトしエラーとなります。タイムアウト時間を変更する必要がある場合や画

面表示ができない場合エラーとする場合は、以下のコマンドを指定してください。

ctimeout.exe

実行するコマンドの終了を監視するタイムアウト値を変更する場合に指定します。

コマンド形式:

ctimeout.exe /t nn "実行するコマンド"

オプション:

/t nn

タイムアウト値を分単位で指定します。nnは 1~DWORDの最大値まで指定可能です。

使用例) 適用前後処理で【C:¥sample¥sample.bat を起動し、最大 90 分待ち合わせる】処

理を行う場合

ctimeout.exe /t 90 "C:¥sample¥sample.bat "

コマンド返却値:

指定プロセスを起動した場合、指定プロセスの返却値。

指定プロセスを起動できなかった場合、その理由を示すエラー値。

cdesktop.exe

画面表示あるいは入力などユーザの操作を必要とするコマンドを実行する場合に指定しま

す。「ユーザがログインしていない」などの理由で画面出力ができないときや、コマンド実

行中にログオフした場合は、「エラー」となります。

Page 74: DeliveryManager Standard Edition

66

コマンド形式:

cdesktop.exe /t nn "実行コマンド"

オプション:

/t nn

タイムアウト値を分単位で指定します。nnは 1~DWORDの最大値まで指定可能です。

使用例) 適用前後処理で【操作が必須である C:¥WINDOWS¥notepad.exe を起動し、最大

90 分待ち合わせる】処理を行う場合

cdesktop.exe /t 90 "C:¥WINDOWS¥notepad.exe "

コマンド返却値:

指定プロセスを起動した場合、指定プロセスの返却値。

指定プロセスを起動できなかった場合、その理由を示すエラー値。

ctimeout.exe、cdesktop.exe を指定しない場合のタイムアウト値は 60 分(デフォルト)です。

ctimeout.exe、cdesktop.exe で指定する「実行するコマンド」として、powershell.exe を

指定することも可能です。指定する場合は、以下の[例]のように指定してください。

[例]

ctimeout.exe /t 90 "powershell.exe のパス" -file 実行スクリプト

cdesktop.exe /t 90 "powershell.exe のパス" -file 実行スクリプト

なお、DM クライアントは 32bit プログラムであるため、"powershell.exe のパス"

には注意が必要となります。

64bit の powershell.exe を実行させたい場合、以下のように指定してください。

C:¥Windows¥sysnative¥WindowsPowerShell¥v1.0¥powershell.exe

以下のパスを指定した場合は、いずれも 32bit の powershell.exe が実行されます。

識別 パス

64bit OS での

64bit の powershell.exe

C:¥Windows¥system32¥WindowsPowerShell¥v1.0¥powershell.exe

64bit OS での

32bit の powershell.exe

C:¥Windows¥SysWOW64¥WindowsPowerShell¥v1.0¥powershell.exe

32bit OS での

32bit の powershell.exe

C:¥Windows¥system32¥WindowsPowerShell¥v1.0¥powershell.exe

Page 75: DeliveryManager Standard Edition

67

【補足事項3】

DeliveryManager Ver8.3 で、適用前後処理または復元前後処理に指定されたアプリケーショ

ンは、SYSTEM 権限(デフォルト)で起動します。ログインしているユーザの権限で起動させる場

合は、seinfo.ini ファイルにて指定してください。ログインしているユーザの権限で起動させる

設定を行った場合、ユーザがログインしていない場合はエラーになることに注意してください。

seinfo.ini ファイルが存在しない場合や有効なキー名の指定がない場合は、適用前後処理また

は復元前後処理で実行するアプリケーションは SYSTEM 権限で起動します。

ファイル名 seinfo.ini

格納フォルダ DMC、または FT のインストールフォルダ¥

内容 セクション名 SEINFO

キー名 RunOnLogonUserPrivilege

値 TRUE ・・・ログオンユーザの権限で動作します。

FALSE ・・・SYSTEM 権限で動作します。

(seinfo.ini の記載例)

---- ここから ----

[SEINFO]

RunOnLogonUserPrivilege=TRUE

---- ここまで ----

Page 76: DeliveryManager Standard Edition

68

7. 注意補足事項

配布するファイルまたはディレクトリのパス名に以下の記号が含まれる場合、Windows への

配布が失敗します。

? " / \ < > * | : + , ; = [ ]

ファイル、ディレクトリのパーミッション情報、オーナー、グループ情報について

1. 管理元システム上のファイルを登録する場合、管理元システムとクライアントシステムが

UNIXである場合、これらの情報は転送後に復元されます。

2. 運用管理システム上のファイルを登録する場合と、管理元システム上のファイルを登録す

る場合で管理元システムが Windows の場合は、クライアントシステムが UNIX であっても復

元されません。

これは、UNIX のクライアントシステム上でファイルを実行するときに重要です。UNIX のク

ライアントシステムでは、実行権のないファイルは実行できません。このような場合、適用

前後処理の機能によってファイルに実行権を追加するような工夫が必要です。

ファイル、ディレクトリのパーミッション情報と、Windows 上のファイル属性について

1. UNIXの管理元システムから、Windowsの適用先システム、クライアントシステムに配信す

る場合

・UNIX上のパーミッション情報が 444 であれば、Windows上で読み取り専用属性が設

定されます。

クライアントシステムが UNIX である場合、以下の点に注意してください。

1. DeliveryManager(クライアント)が起動するプログラムは、デフォルトでは、SIGKILL を除

くすべてのシグナルが無視されます。シグナルを受け付けたい場合は、プログラム内でシグ

ナルを有効にしてください。

2. DeliveryManager(クライアント)が起動するプログラムの戻り値は、1byte だけが有効です。

3. 「リブート時置換」は、正確にはシステムのリブート(起動)時に行われるわけではあり

ません。Windows では OS 自身が起動時にファイルを入れ替える機能を提供していますが、

UNIX ではそのような機能がありません。そのため、DeliveryManager では擬似的にシス

テムの起動時にファイルを置換しています。具体的には、DeliveryManager のプロセス群

の中で一番最初に起動されるプロセスである TimerProc がファイルを置換します。すなわ

ち、DeliveryManager 本体が起動される以前に置換されることになりますが、システムの

起動時であるとは限りません。そのため、OS が使用しているファイルを入れ替えるような

指示は失敗することがあります。

4. 適用前後処理などでシェルスクリプトを実行させるよう設定する場合、そのシェルスクリ

プトの先頭行には、#!/bin/sh、#!/bin/csh のようにスクリプトを実行するインタプリタがな

にであるかを明示してください。インタプリタを指定しなかった場合や、指定したインタプ

リタが存在しない場合、スクリプトは実行エラーとなります。

Page 77: DeliveryManager Standard Edition

69

適用前後処理などでバッチファイルまたはシェルスクリプトを実行させるように設定する場合、

そのバッチファイルまたはシェルスクリプト内に記載するパスは、絶対パスで記載してくださ

い。

2byte コードを含むファイルグループ名、適用先グループ名、クライアントグループ名、ファ

イル名、リビジョン、ディレクトリ名を指定する場合は、コードは SJIS(シフト JIS)コード

を使用しなければなりません。この場合、データベースでも SJIS コードが使用できるように

設定しなければなりません。データベースで SJIS コードが使用できない場合は、

DeliveryManager では 2byte コード文字を使用することができません。

英語版、中国語版など、国際化された製品と日本語版製品が混在するシステムでは、論理ファ

イル名、物理ファイル名等に各国固有の文字コードを使用しないでください。使用している文

字コードをサポートしていない環境では文字化けして見えたり、ファイル転送が失敗したりす

ることがあります。

後述するキャッシュファイルの削除コマンド(cacheclr)は、管理者権限で実行してください。

一般ユーザ権限にて本コマンドを実行した場合、失敗することがあります。

キャッシュ格納域ディレクトリには、ファイルやディレクトリを格納しないでください。キャ

ッシュ格納域ディレクトリにファイルやディレクトリを格納した場合、削除されるか、または

内容や名前が変更される可能性があります。

キャッシュ格納域ディレクトリとは以下を指します。

1. DeliveryManager マネージャの場合

「DeliveryManager マネージャ SG ディレクトリ¥CACHE_DMFTRNS」

2. DeliveryManager クライアントの場合

「DeliveryManager クライアント SG ディレクトリ¥CACHE_FTCFTRN2」

後述する DM コマンドは、スーパユーザ権限で実行してください。一般ユーザ権限にて実行し

た場合、失敗することがあります。

DeliveryManager クライアント Ver8.3 でないバージョンで、 ctimeout.exe または

cdesktop.exe が指定された場合、適用前後処理あるいは復元前後処理はエラーになります。

DeliveryManager クライアント Ver8.3 で適用前後処理、復元前後処理の指定に ctimeout.exe

または cdesktop.exe を指定していない場合、適用前後処理あるいは復元前後処理が 60 分以上

かかる場合はタイムアウトエラーとなります。

DeliveryManager クライアント Ver8.3 で、Windows Vista 以降の OS の場合、ログインして

いる状態で、セキュリティ画面やスクリーンセーバーになっている時に、適用前後処理あるい

は復元前後処理で画面を持つアプリケーション(画面表示あるいは入力が必須)を起動する場

合、セキュリティ画面あるいはスクリーンセーバーを解除すると画面が表示されています。

Windows Vista 以降のサーバ OS のように、複数のユーザが同時ログイン可能な OS において、

複数ユーザがログインしている状態で、cdesktop.exeを指定している場合は、一番若いセッシ

ョン IDを使用しているユーザのデスクトップに表示します。

DeliveryManager クライアント Ver8.3 で、適用前後処理あるいは復元前後処理の指定で実行

するアプリケーションは、SYSTEM 権限(デフォルト)で起動します。ログインしているユーザ

Page 78: DeliveryManager Standard Edition

70

の権限で起動する場合は、seinfo.ini ファイルにて指定してください。

DeliveryManager クライアント Ver8.3 で、適用前後処理あるいは復元前後処理で実行するア

プリケーションのマニフェストが「uiAccess=true」の設定の場合、権限が適合しないため、

適用前後処理あるいは復元前後処理はエラーとなります。

適用前後処理で指定するバッチファイルの名前に全角文字(2 バイト文字)を使用する場合は、

「”」で括るか、半角文字(1 バイト文字)で指定する必要があります。

配布するファイルサイズの上限は最大2GBまでとなります。一つのパッケージのサイズが2GB

を超える配布はできません。

Windows8 以降の OS の機能である、「高速スタートアップを有効にする」機能にチェックが

入っている場合、シャットダウン操作を実施しても、実際には OS は終了せず、休止状態にな

ります。このため、OS の起動を実行しても休止状態から復帰する処理が動作しますので、DM

関連サービスは再起動されません。このため、以下の注意が必要となりますので、「高速スター

トアップを有効にする」機能については、運用に合わせて、チェックを外して頂く必要があり

ます。チェックを外して無効化する手順は、以下の対処手順を参照ください。

[高速スタートアップ時の注意事項]

1. 配布時、端末の電源が OFF 状態の時の注意点

配布時、端末の電源が OFF 状態の時、状態が「クライアント接続待ち」となり、

DM エージェント上に指示が保留されます。通常は、端末を電源 ON した延長で DM ク

ライアントのサービスが起動され、DM エージェント上に保留されている指示が処理され

ます。「高速スタートアップ」が有効な場合には、端末を電源 ON した延長で DM クライ

アントのサービスは起動されません。この場合、マシンの再起動を実施するか、または、

DM クライアントサービスの再起動を実施頂く必要があります。

2. 「リブート時置換(手動)」での注意点

「リブート時置換(手動)」指示により、状態が「リブート操作待ち」となると、通常は、

以下のいずれの操作を行っても、OS によるファイル置換が行われます。

- マシンのリブート(再起動)

- マシンのシャットダウン後、マシンを起動

「高速スタートアップ」が有効な場合に、「マシンのシャットダウン後、マシンを起動」

の操作を行うと、OS によるファイル置換が行われません。この場合、「マシンのリブー

ト(再起動)」を実施頂く必要があります。

[高速スタートアップを無効化する対処手順]

1) 「コントロールパネル」の「電源オプション」を選択してください。

2) 「スリープ解除時のパスワード保護」「電源ボタンの動作を選択する」

のいずれかを選択してください。

3) [現在利用可能ではない設定を変更します]を選択してください。

4) 「シャットダウン設定」項目の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」

のチェックを外してください。

5) <変更の保存>ボタンを選択してください。

Page 79: DeliveryManager Standard Edition

71

付録A DM コマンド

本章では、DM のコンソールコマンドについて説明します。

A.1 DM コマンドの概要

DeliveryManager Standard Editionでは次の12種類のコンソールコマンドを提供しています。

コマンド名 機能概要

dmfladd パッケージの登録を行います。

dmfldel パッケージの削除を行います。

dmflgmnt パッケージグループの登録と削除を行います。

dmmnt 適用先/クライアント情報および適用先/クライアントグループの登

録と削除を行います。

dmreq 指示要求の発行を行います。

dmfllist パッケージ一覧の照会を行います。

dmflchk パッケージ情報の照会を行います。

dmlist 適用先/クライアント一覧およびグループの一覧の照会を行います。

dmstat ソフトウェアの配信および適用状態を照会します。

dmdelhis 処理結果の削除を行います。

管理元システム(マネージャ)が Ver7.1 以降の Windows 版(ESS

RL2004/09 以降)の場合に限り、本コマンドを利用することができます。

dmcancel 指示要求のキャンセルを行います。

管理元システム(マネージャ)が Ver8.0 以降の場合に限り、本コマン

ドを利用することができます。

cacheclr ローカルホストのキャッシュファイルを削除します。

キャッシュファイルとは、レジューム転送途中でファイルの受け取り側

に保持しているファイルを指します。

[補足]dmdelhisコマンド以外は、Windows/UNIX(HP-UX,Linux,Solaris)で使用可能。

これらのコマンドを利用することにより、コンソール (Windows の場合、「コマンドプロンプ

ト」や「MS-DOS プロンプト」等)から、パラメータを指定して配信/適用やファイルの登録を

行うことができます。

コマンド形式で [ ]で囲まれているオプションは省略可能です。

A.1.1 パッケージの登録と削除

配布するファイルは、マネージャにパッケージとして登録する必要があります。

パッケージの登録、削除、照会を行います。

A.1.1.1 パッケージの登録(dmfladd)

Page 80: DeliveryManager Standard Edition

72

コマンド形式:

dmfladd [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-w workfolder] [-e {stop|cont}]

機能説明:

パッケージを新規に登録します。

オプション:

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

-w workfolder

作業フォルダ名を指定します。

省略時は、Windows の場合カレントに、UNIX の場合 /opt/SS/DeliveryManager/bin/dump

に作業フォルダを作成します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

・ パッケージ定義は、1行のパッケージ定義行(識別子 P)と複数行のファイル登録行(識別子

L/R/RD)、の組合せにて定義します。(後述の【定義例】も参照してください)

・ 登録ファイル行は、次のパッケージ定義行が出現するかファイルの終わりに達するまで、最

後に検出したパッケージ定義の情報として登録されます。

・ パッケージ定義行が定義されていない状態でファイル登録行を検出した場合はエラーになり

ます。ただし、コマンド処理の中止は-eオプションに従います。

・ 処理中に不正なファイル登録行を検出した場合は、現在のパッケージ定義はエラーになりま

す。ただし、コマンド処理の中止は-eオプションに従います。

<パッケージ定義行>

Page 81: DeliveryManager Standard Edition

73

[1] パッケージ定義行識別子, [2]パッケージ名, [3]リビジョン,

[4]適用前処理, [5]適用後処理, [6]復元前処理, [7]復元後処理,

[8]圧縮指定

1 項目名 パッケージ定義行識別子

設定値 P

省略 省略不可

備考

2 項目名 パッケージ名

設定値 DM に登録するパッケージの名称(63バイト以内)

省略 省略不可

備考

3 項目名 リビジョン

設定値 DM に登録するパッケージのリビジョン(12 バイト以内)

省略時 省略不可

備考

4 項目名 適用前処理

設定値 適用前に起動するコマンド文字列(1024バイト以内)

省略時 可

備考

5 項目名 適用後処理

設定値 適用後に起動するコマンド文字列(1024バイト以内)

省略時 可

備考

6 項目名 復元前処理

設定値 ファイル復元を行う場合に復元前に起動するコマンド文字列

(1024バイト以内)

省略時 可

備考

7 項目名 復元後処理

設定値 ファイル復元を行う場合に復元後に起動するコマンド文字列

(1024バイト以内)

省略時 可

備考

8 項目名 圧縮指定

設定値 0:パッケージの圧縮は行わない

1:パッケージの圧縮を行う

省略時 0

備考

<ファイル登録行>

[1]ファイル登録行識別子, [2]対象ファイル/フォルダ, [3]収集元パス名,

[4]収集先フォルダ, [5]再配置先パス名

Page 82: DeliveryManager Standard Edition

74

1 項目名 ファイル登録行識別子

設定値 コマンド起動した端末上のファイル/フォルダを収集する場合:L

管理元サーバ上のファイルを収集する場合:R

管理元サーバ上のフォルダを収集する場合:RD

省略 省略不可

備考

2 項目名 対象ファイル/フォルダ

設定値 配布対象のファイル/フォルダの名前(最終構成要素名)

省略時 省略不可

備考

3 項目名 収集元パス名

設定値 収集対象となるファイル名もしくはフォルダ名を絶対パスにて記述す

る。

省略時 省略不可

備考

4 項目名 収集先フォルダ

設定値 対象ファイル/フォルダを収集するフォルダ名。

カレント作業フォルダからの相対パスを記述。

カレント作業フォルダ配下に収集する場合は"."を指定する。

省略時 省略時は、カレント作業フォルダ。

備考 対象ファイル/フォルダは、パッケージ化に先立ち、一旦指定した収集

先フォルダに集められる。収集先フォルダが存在しない場合は、エラー

になります。収集先フォルダ作成行を指定してください。

5 項目名 再配置先パス名

設定値 配布先システム上の対象ファイル/フォルダの格納位置

省略時 省略不可

備考 「パス指定」の場合、絶対パスで指定してください。

「デフォルト」、「固定 1~5」等を指定する場合は、以下の特殊文字列を

使用できます。

デフォルト・・・$DMC_AUTO$

WINDOWS・・・$WINDIR$

SYSTEM・・・$SYSDIR$

Program Files・・・$PROGRAMF$

DRIVERS・・・$DRVDIR$

ETC・・・$ETCDIR$

DMC Install・・・$DMCINSTDIR$

固定 1・・・$DMC_FD1$

固定 2・・・$DMC_FD2$

固定 3・・・$DMC_FD3$

固定 4・・・$DMC_FD4$

固定 5・・・$DMC_FD5$

以下は、収集先フォルダを作成する場合に指定できます。

<収集先フォルダ作成行>

[1] 収集先フォルダ作成行識別子, [2]収集先フォルダ, [3]再配置先パス名

Page 83: DeliveryManager Standard Edition

75

1 項目名 収集先フォルダ作成行識別子

設定値 D 固定

省略 省略不可

備考

2 項目名 収集先フォルダ

設定値 作成する収集先のフォルダ名。

カレント作業フォルダからの相対パスを記述。

省略時 省略不可

備考 最終構成要素を作成する

3 項目名 再配置先パス名

設定値 配布先システム上の収集先フォルダの格納位置

省略時 省略不可

備考 「パス指定」の場合、絶対パスで指定してください。

「デフォルト」、「固定 1~5」等を指定する場合は、以下の特殊文字列を

使用できます。

デフォルト・・・$DMC_AUTO$

WINDOWS・・・$WINDIR$

SYSTEM・・・$SYSDIR$

Program Files・・・$PROGRAMF$

DRIVERS・・・$DRVDIR$

ETC・・・$ETCDIR$

DMC Install・・・$DMCINSTDIR$

固定 1・・・$DMC_FD1$

固定 2・・・$DMC_FD2$

固定 3・・・$DMC_FD3$

固定 4・・・$DMC_FD4$

固定 5・・・$DMC_FD5$

以下は、新規ファイル登録時に指定できます。

<オプション定義行>

[1] オプション定義行識別子, [2]DMA でのリビジョン保有数, [3]再配布ファイル指定

1 項目名 オプション定義行識別子

設定値 O

省略 省略不可

備考

2 項目名 DMAでのリビジョン保有数

設定値 ファイルを転送した場合に DMAが保持する世代数

省略 DMAのデフォルト値

備考

3 項目名 再配布ファイル指定

設定値 1:「再配布ファイル指定」なし

2:「再配布ファイル指定」あり

省略 1

備考

Page 84: DeliveryManager Standard Edition

76

【定義例】

パッケージ名:PKG001 リビジョン:000.000.001

適用前処理コマンド:e:\temp\befor.exe

適用後処理コマンド:e:\temp\after.exe

圧縮指定=圧縮を行う

収集元 収集先 再配置先

c:\FORM\File01.txt

Dir_A\File02.txt

File03.txt

File04.txt

Dir_B\File05.txt

.\File01.txt

.\Dir_A\File02.txt

File03.txt

.\Dir_C\File04.txt

Dir_B\File05.txt

c:\TO\File01.txt

Dir_A\File02.txt

File03.txt

Dir_C\File04.txt

\Dir_B\File05.txt

入力ファイル内容 P,PKG001,000.000.001,e:\temp\befor.exe,e:\temp\after.exe,,,1 L,File01.txt,c:\FORM\File01.txt,.,c:\TO L,Dir_A,c:\FORM\Dir_A,.,c:\TO D,Dir_C,c:\TO L,File04.txt,c:\FORM\File04.txt,.\Dir_C,c:\TO\Dir_C L,Dir_B,c:\FORM\Dir_B,.\Dir_C,c:\TO\Dir_C

【補足】

同一の‘収集先フォルダ\対象ファイル名’を複数行指定した場合、後行の指定が有効になりま

す。(後行に指定したファイルが登録されます)

また、同一の‘収集先フォルダ\対象フォルダ名’を複数行指定した場合、対象フォルダ内のフ

ァイルがマージされます。

【定義例】

パッケージ名:PKG002 リビジョン:000.000.001

圧縮=圧縮は行わない

収集元 収集先 再配置先

c:\FORM1\Dir_D\File01.txt

File02.txt

FORM2\Dir_D\File02.txt

File03.txt

.\Dir_D\File01.txt

File02.txt(\FORM2)

File03.txt

c:\TO\Dir_E\File01.txt

File02.txt(\FORM2)

File03.txt

入力ファイル内容 P,PKG002,000.000.001,,,,,0 L,Dir_E,c:\FORM1,DirD,.,c:\TO L,Dir_E,c:\FORM2,DirD,.,c:\TO

結果出力フォーマット:

処理したパッケージ定義毎の処理結果を指定したファイルに順次出力します。

[1]パッケージ名,[2]リビジョン,[3]結果コード,[4]詳細コード,[5]結果理由,[6]詳細理由

1 パッケージ名 パッケージ名

2 リビジョン リビジョン

3 結果コード 結果コード(16進 8 桁(0xXXXXXXXX))

4 詳細コード 結果詳細コード(16進 8桁(0xXXXXXXXX))

Page 85: DeliveryManager Standard Edition

77

5 結果理由 結果理由を示す文字列

6 詳細理由 結果詳細理由を示す文字列

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンドが返却する値を以下に示します。

0 正常終了 全てのパラメータが正常完了した

1 警告 全てのパラメータを処理したが、一部パラメータの処理に失敗した。

-e オプションに CONTを指定時、パラメータ処理失敗した場合はこのエラ

ーとなります。

2 致命的1 パラメータの処理を中断した(結果出力有り)。

-e オプションに STOPを指定時、パラメータ処理に失敗してコマンド処理

中断する場合もこのエラーとなります。

3 致命的2 コマンドの引数が不正である(結果出力無し)。

Usage を標準エラー出力に表示する。

4 致命的3 結果出力が出来なかった。

A.1.1.2 パッケージの削除(dmfldel)

コマンド形式:

dmfldel [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

登録されているパッケージを削除します。

指定したパッケージが未登録の場合は、正常として扱います。

オプション:

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

Page 86: DeliveryManager Standard Edition

78

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]パッケージ名, [2]リビジョン,

1 項目名 パッケージ名

設定値 登録削除するパッケージの名称(63 バイト以内)

省略 省略不可

備考

2 項目名 リビジョン

設定値 登録削除するパッケージのリビジョン(12 バイト以内)

省略時 省略時は、指定したパッケージを削除対象とする

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

処理したパラメータ行毎の処理結果を指定したファイルに順次出力します。

[1]行番号,[2]結果コード,[3]詳細コード,[4]結果理由,[5]詳細理由

1 行番号 処理したパラメータ行番号

2 結果コード 結果コード(16進 8 桁(0xXXXXXXXX))

3 詳細コード 結果詳細コード(16進 8桁(0xXXXXXXXX))

4 結果理由 結果理由を示す文字列

5 詳細理由 結果詳細理由を示す文字列

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンドが返却する値を以下に示します。

0 正常終了 全てのパラメータが正常完了した

1 警告 全てのパラメータを処理したが、一部パラメータの処理に失敗した。

-e オプションに CONTを指定時、パラメータ処理失敗した場合はこのエラ

ーとなります。

2 致命的1 パラメータの処理を中断した(結果出力有り)。

-e オプションに STOPを指定時、パラメータ処理に失敗してコマンド処理

Page 87: DeliveryManager Standard Edition

79

中断する場合もこのエラーとなります。

3 致命的2 コマンドの引数が不正である(結果出力無し)。

Usage を標準エラー出力に表示する。

4 致命的3 結果出力が出来なかった。

A.1.2 パッケージグループの登録と削除

パッケージグループの登録、削除を行います。

A.1.2.1 パッケージグループの登録(dmflgmnt -add)

コマンド形式:

dmflgmnt -add [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

パッケージグループへのパッケージの登録を行います。登録先のパッケージグループが存在

しない場合は、新規にパッケージグループを作成します。

オプション:

-add

パッケージグループを登録する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

–f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]グループ名, [2]パッケージ名/パッケージグループ名, [3]リビジョン

Page 88: DeliveryManager Standard Edition

80

(※レコードの重複が発生した場合は、正常として扱います。)

1 項目名 グループ名

設定値 登録するパッケージグループの名称(63バイト以内)

省略 省略不可

備考 同一グループ名が連続して記述されている場合は、一括で処理します。

同一のグループ名に対する登録を行う場合は、連続して記述してくださ

い。

2 項目名 パッケージ名/パッケージグループ名

設定値 登録するパッケージ/パッケージグループの名前(63バイト以内)

省略時 省略不可

備考

3 項目名 リビジョン

設定値 登録するパッケージのリビジョン(12バイト以内)

省略時 省略した場合、パッケージグループと見なす。

備考 同一ファイルで異なるリビジョンが入力パラメータに複数記載されて

いる場合は、最後に登録したリビジョンを有効とする。

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.2.2 パッケージグループ構成要素の削除(dmflgmnt -delitem)

コマンド形式:

dmflgmnt -delitem [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

パッケージグループから登録されているパッケージを削除します。パッケージグループに

登録されているパッケージが全て削除される場合は、パッケージグループ自体を削除しま

Page 89: DeliveryManager Standard Edition

81

す。

オプション:

-delitem

パッケージグループから登録されているパッケージを削除する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]グループ名, [2]パッケージ名/パッケージグループ名, [3]リビジョン

(※レコードの重複が発生した場合は、正常として扱います。)

1 項目名 グループ名

設定値 削除対象となるパッケージグループの名称(63バイト以内)

省略 省略不可

備考 同一グループ名が連続して記述されている場合は、一括で処理します。

同一のグループ名に対する削除を行う場合は、連続して記述してくださ

い。

2 項目名 パッケージ名/パッケージグループ名

設定値 削除するパッケージ/パッケージグループの名前(63バイト以内)

省略時 省略不可

備考

3 項目名 リビジョン

設定値 削除するパッケージのリビジョン(12バイト以内)

省略時 省略した場合、パッケージグループと見なす。

Page 90: DeliveryManager Standard Edition

82

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.2.3 パッケージグループの削除(dmflgmnt -del)

コマンド形式:

dmflgmnt -del [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

パッケージグループ自体の削除を行います。

指定したパッケージグループが未登録の場合は、正常として扱います。

オプション:

-del

パッケージグループを削除する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

Page 91: DeliveryManager Standard Edition

83

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]グループ名

1 項目名 グループ名

設定値 削除対象となるパッケージグループの名称(63バイト以内)

省略 省略不可

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.3 適用先/クライアント情報の登録と削除

適用先システム情報またはクライアントシステム情報の登録、削除を行います。

A.1.3.1 適用先の登録(dmmnt -as -add)

Page 92: DeliveryManager Standard Edition

84

コマンド形式:

dmmnt -as -add [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

適用先を登録します。

指定した適用先が登録済みの場合は、正常として扱います。

オプション:

-as -add

適用先を登録する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]適用先名

1 項目名 適用先名

設定値 登録する適用先の名前(255 バイト以内)

省略時 省略不可

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

Page 93: DeliveryManager Standard Edition

85

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.3.2 適用先の削除(dmmnt -as -del)

コマンド形式:

dmmnt -as -del [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

適用先を削除します。

指定した適用先が未登録の場合は、正常として扱います。

オプション:

-as -del

適用先を削除する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

Page 94: DeliveryManager Standard Edition

86

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]適用先名

1 項目名 適用先名

設定値 削除する適用先の名前(255 バイト以内)

省略時 省略不可

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.3.3 クライアントの登録(dmmnt -cs -add)

コマンド形式:

dmmnt -cs -add [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

指定した適用先に、指定したクライアントを管理元上に登録します。

(適用先上の情報には登録されません)

指定したクライアントが登録済みの場合は、正常として扱います。

オプション:

-cs -add

クライアントを登録する場合に指定します。

Page 95: DeliveryManager Standard Edition

87

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]クライアント名, [2]適用先名,

1 項目名 クライアント名

設定値 登録するクライアントの名称(63バイト以内)

省略 省略不可

備考 英小文字は英大文字として処理する

2 項目名 適用先名

設定値 登録するクライアントの適用先の名前(255バイト以内)

省略時 省略不可

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

Page 96: DeliveryManager Standard Edition

88

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.3.4 クライアントの削除(dmmnt -cs -del)

コマンド形式:

dmmnt -cs -del [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

管理元上に登録されている適用先からクライアントの登録を削除します。

(適用先上の情報は削除されません)

指定したクライアントが未登録の場合は、正常として扱います。

オプション:

-cs -del

クライアントを削除する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

Page 97: DeliveryManager Standard Edition

89

[1]クライアント名, [2]適用先名,

1 項目名 クライアント名

設定値 削除するクライアントの名称(63バイト以内)

省略 省略不可

備考 英小文字は英大文字として処理する

2 項目名 適用先名

設定値 削除するクライアントの適用先の名前(255バイト以内)

省略時 省略不可

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.4 適用先/クライアントのグループの登録と削除

適用先システムおよびクライアントのグループの登録、削除を行います。

A.1.4.1 適用先グループの登録(dmmnt -ag -add)

コマンド形式:

dmmnt -ag -add [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

適用先グループへの適用先の登録を行います。登録先の適用先グループが存在しない場合

は、新規に適用先グループを作成します。

オプション:

-ag -add

Page 98: DeliveryManager Standard Edition

90

適用先システムグループを登録する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]グループ名,[2]種別,[3]適用先/適用先グループ名

(※レコードの重複が発生した場合は、正常として扱います。)

1 項目名 グループ名

設定値 登録する適用先グループの名称(255バイト以内)

省略 省略不可

備考 同一グループ名が連続して記述されている場合は、一括で処理します。

同一のグループ名に対する登録を行う場合は、連続して記述してくださ

い。

2 項目名 種別

設定値 適用先:0

適用先グループ:1

省略時 省略不可

備考

3 項目名 適用先/適用先グループ名

設定値 登録する適用先/適用先グループの名前(255 バイト以内)

省略時 省略不可

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

Page 99: DeliveryManager Standard Edition

91

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.4.2 適用先グループ構成要素の削除(dmmnt -ag -delitem)

コマンド形式:

dmmnt -ag -delitem [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

適用先グループから登録されている適用先を削除します。適用先グループに登録されてい

る適用先が全て削除される場合は、適用先グループ自体を削除します。

オプション:

-ag -delitem

適用先グループから登録されている適用先を削除する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

Page 100: DeliveryManager Standard Edition

92

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

結果出力フォーマットは dmmnt –ag -add コマンドと同じになります。詳細は「dmmnt –ag

-add コマンド」を参照して下さい。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.4.3 適用先グループの削除(dmmnt -ag -del)

コマンド形式:

dmmnt -ag -del [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

適用先グループ自体の削除を行います。

指定した適用先グループが未登録の場合は、正常として扱います。

オプション:

-ag -del

適用先システムグループを削除する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

Page 101: DeliveryManager Standard Edition

93

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]グループ名

1 項目名 グループ名

設定値 登録する適用先グループの名称(255バイト以内)

省略 省略不可

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.4.4 クライアントグループの登録(dmmnt -cg -add)

Page 102: DeliveryManager Standard Edition

94

コマンド形式:

dmmnt -cg -add [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

クライアントグループへのクライアントの登録を行います。登録先のクライアントグループ

が存在しない場合は、新規にクライアントグループを作成します。

オプション:

-cg -add

クライアントグループを登録する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]グループ名,[2]種別,[3]クライアント/クライアントグループ名,[3]適用先名

(※レコードの重複が発生した場合は、正常として扱います。)

1 項目名 グループ名

設定値 登録するクライアントグループの名称(255バイト以内)

省略 省略不可

備考 同一グループ名が連続して記述されている場合は、一括で処理します。

同一のグループ名に対する登録を行う場合は、連続して記述してくださ

い。

2 項目名 種別

Page 103: DeliveryManager Standard Edition

95

設定値 クライアント:0

クライアントグループ:1

省略時 省略不可

備考

3 項目名 クライアント/クライアントグループ名

設定値 登録するクライアント/クライアントグループの名前。(クライアント

名は 63バイト以内、クライアントグループ名は 255 バイト以内)

省略時 省略不可

備考 クライアント名の場合は、英小文字は英大文字として処理する

4 項目名 適用先名

設定値 登録するクライアントの適用先の名前(255バイト以内)

「クライアントグループ」を指定の場合、設定不要。

省略時 クライアント名の重複がない場合は、省略可能。

備考 種別がクライアントグループの場合は無視する。

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.4.5 クライアントグループ構成要素の削除(dmmnt -cg -delitem)

コマンド形式:

dmmnt -cg -delitem [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

クライアントグループから登録されているクライアントを削除します。クライアントグル

ープに登録されているクライアントが全て削除される場合は、クライアントグループ自体

を削除します。

オプション:

-cg –delitem

Page 104: DeliveryManager Standard Edition

96

クライアントグループから登録されているクライアントを削除する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

結果出力フォーマットはdmmnt –cg -addコマンドと同じになります。詳細は「dmmnt –cg -add

コマンド」を参照して下さい。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.4.6 クライアントグループの削除(dmmnt -cg -del)

Page 105: DeliveryManager Standard Edition

97

コマンド形式:

dmmnt -cg -del [-m name] –f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]

機能説明:

クライアントグループ自体の削除を行います。

指定したクライアントグループが未登録の場合は、正常として扱います。

オプション:

-cg –del

クライアントグループを削除する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]グループ名

1 項目名 グループ名

設定値 登録するクライアントグループの名称(255バイト以内)

省略 省略不可

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

結果出力フォーマットは dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を

参照して下さい。

Page 106: DeliveryManager Standard Edition

98

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

コマンド返却値は dmfldel コマンドと同じになります。詳細は「dmfldel コマンド」を参照し

て下さい。

A.1.5 指示要求の発行

DM に対し、以下の指示要求の発行を行います。

・ソフトウェアの配信

・ソフトウェアの適用

・ソフトウェアの配信適用

・ファイルの削除

・リブート指示

・BACKUP の復元

コマンドで指定するパッケージもしくはパッケージグループは事前に登録しておいて下さい。ま

た、適用先名またはクライアント名も事前に登録しておいて下さい。

A.1.5.1 指示要求の発行(dmreq)

コマンド形式:

●Format Type 1

dmreq [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont|check}] [-t time] [-i

interval] [-v {1|2|3|4}]

●Format Type 2

dmreq [-m name] -f2 infile [-o outfile] [-e {stop|cont|check}] [-t time] [-i

interval] [-v {1|2|3|4}]

機能説明:

入力ファイルのパラメータに従って、指示要求を発行します。

以下の要求指示の発行が行えます。

ソフトウェアの配信 ソフトウェアの配信(マネージャ-適用先および適用先-クラ

イアントへのファイルの転送)を行います。

ソフトウェアの適用 クライアントに対する配信済みファイルの適用を行います。

ソフトウェアの配信適

ソフトウェアの配信と適用の両指示を一括して行います。

Page 107: DeliveryManager Standard Edition

99

ファイルの削除 配信・適用を行ったファイル情報を削除します。

リブート指示 指定したシステムに対し、リモートにてリブート指示を行いま

す。

BACKUP 復元 BACKUP を作成したファイルに対し、復元処理を行います。

パラメータの実行結果を指定ファイルに出力することもできます。

指定するパッケージもしくはパッケージグループは、このコマンド投入前に登録してお

いて下さい。また、適用先名またはクライアント名も事前に登録しておいて下さい。

適用先システムークライアントシステム間のファイル転送にマルチキャストを使用す

る場合は、「Format Type 2」を利用して下さい。

オプション:

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略できません。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-e {stop|cont|check}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

check パラメータのエラーチェックのみ行います。実際の要求指示は発行しません。

省略時は stop 指定と見なします。

-t time

処理完了待ち時間を秒単位(10 進数)で指定します。

0を指定した場合、タイムアウト監視は行わず、処理完了まで待ち合わせを行います。

省略時は処理完了の待ち合わせは行ないません。

-i interval

処理完了結果のチェック間隔を秒単位(10 進数)で指定します。

0 を指定した場合、エラーとします。

省略時は 60 を指定したものと見なします。

-t オプションを指定せずに本オプションを指定した場合、または -t オプションで指

Page 108: DeliveryManager Standard Edition

100

定した値以上の値を指定した場合はエラーとします。

-v {1|2|3|4}

処理完了結果を表示します。

1:処理完了結果をチェックするたびに処理完了結果を表示します。

2:処理が完了したときに処理結果を表示します。

3:処理完了結果をチェックするたびに詳細な処理完了結果を表示します。

4:処理が完了したときに詳細な処理完了結果を表示します。

省略時は表示を行ないません。

-t オプションを指定せずに本オプションを指定した場合はエラーとします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

<要求種別=配信/適用/配信適用の場合>

[1]要求種別,

[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名, [5]ファイル種別, [6]ファイル名,

[7]リビジョン,

[8]転送モード,

[9]DM-DMA転送開始予定日時, [10]DM-DMA 転送終了予定日時,

[11]DMA-DMC 転送開始予定日時, [12]DMA-DMC 転送終了予定日時,

[13]DMA-DMC 転送手動更新日数, [14]DMA保持期限,

[15]適用種別, [16]適用強制有無, [17]適用モード,

[18]適用後リブート実施, [19]リブート時置換種別,

[20]適用開始予定日時, [21]適用終了予定日時, [22]適用手動更新日数,

[23]Backup 作成, [24]Backup 保持期限

要求種別 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

配信 1 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ - - - - - - - - - -

適用 2 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ - - - - - - △ △ △ △ △ △ △ △ △ △

配信適用 3 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △

◎:必須 △:任意(省略可) -:無効

1 項目名 要求種別

設定値 1:配信

2:適用

3:配信適用

省略 省略不可

備考

2 項目名 システム種別

設定値 1:適用先

2:適用先グループ

3:クライアント

4:クライアントグループ

Page 109: DeliveryManager Standard Edition

101

省略時 省略不可

備考

3 項目名 システム名

設定値 システム種別に対応する名前を指定する

省略時 省略不可

備考

4 項目名 適用先名

設定値 適用先名文字列

省略時 システム種別が「3:クライアント」の場合、必須

備考 システム種別が「3:クライアント」以外の場合、無効

5 項目名 ファイル種別

設定値 1:ファイル

2:ファイルグループ

省略時 1:ファイル

備考

6 項目名 ファイル名/ファイルグループ名

設定値 ファイル種別に対応する名前を指定する

省略時 省略不可

備考

7 項目名 リビジョン

設定値 文字列

省略時 ファイル種別が「1:ファイル」の場合、必須

備考 ファイル種別が「1:ファイル」以外の場合、無効

8 項目名 転送モード

設定値 1:通常

2:強制

省略時 1:通常

備考

9 項目名 DM-DMA転送開始予定日時

設定値 日時形式(※1)

省略時 未指定扱い

備考

10 項目名 DM-DMA転送終了予定日時

設定値 日時形式(※1)

省略時 未指定扱い

備考

11 項目名 DMA-DMC転送開始予定日時

設定値 日時形式(※1)

省略時 未指定扱い

備考

12 項目名 DMA-DMC転送終了予定日時

設定値 日時形式(※1)

省略時 未指定扱い

Page 110: DeliveryManager Standard Edition

102

備考

13 項目名 DMA-DMC転送手動更新日数

設定値 日数

省略時 未指定扱い(0)

備考 DMA-DMC転送開始予定日時が指定された場合のみ有効

14 項目名 DMA保持期限

設定値 日時形式(※1)

省略時 未指定扱い

備考

15 項目名 適用種別

設定値 1:切り換え

2:リブート時置換

省略時 1:切り換え

備考

16 項目名 適用強制有無

設定値 1:通常

2:強制

省略時 1:通常

備考 要求種別が「1:配信」の場合、無効

17 項目名 適用モード(※2)

設定値 1:通常

2:強制

省略時 1:通常

備考 適用種別が「2:リブート時置換」の場合のみ有効

18 項目名 適用後リブート実施

設定値 1:適用後にリブートを行わない

2:適用後にリブートを行う

省略時 1:適用後にリブートを行わない

備考 適用種別が「1:切り換え」の場合のみ有効

19 項目名 リブート時置換種別

設定値 1:指示

2:手動

3:即時

省略時 2:手動

備考 適用種別が「2:リブート時置換」の場合のみ有効

20 項目名 適用開始予定日時

設定値 日時形式(※1)

省略時 未指定扱い

備考

21 項目名 適用終了予定日時

設定値 日時形式(※1)

省略時 未指定扱い

備考

Page 111: DeliveryManager Standard Edition

103

22 項目名 適用手動更新日数

設定値 日数

省略時 未指定扱い(0)

備考 適用開始予定日時が指定された場合のみ有効

23 項目名 Backup 作成要否

設定値 1:BACKUP を作成しない

2:BACKUP を作成する

省略時 1:BACKUP を作成しない

備考

24 項目名 Backup 保持期限

設定値 日時形式(※1)

省略時 未指定扱い

備考 Backup 作成要否が「2:BACKUP を作成する」の場合のみ有効

(※1)「A.1.10.1 入力パラメータに関する注意事項」を参照してください。

(※2) Windows2000 およびその後継 OS でサポートされる「システムファイルの保護 (SFP) 機能」

によって保護される重要なシステムファイルを強制的に置換するかどうかを指定します。

(管理元システム(マネージャ)、適用先システム(エージェント)が Ver7.1(7.16)以降(ESS

RL2004/09)、Ver7.2(7.24)以降(ESS RL2004/03)の場合に限り、「システムファイルの保

護 (SFP) 機能」を利用することができます。)

ただし、Windows Vista、Windows7、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows

Server 2012、Windows 8 では、「強制」を指定した場合でも、システムファイルの置換を

行なうことはできません。

通常:強制的に置換しません。

強制:強制的に置換します。

重要なシステムファイルの置換は、システムに重大な影響を与えます。置換は十

分に検討した上で実行してください。

また、システムファイルを置換する場合、DLL キャッシュも同時に置換するなど

の付随処置が必要となる場合があります。

これらの付随処置を自動的には行いません。

システムファイルを置換する場合は必要な付随処置を別途手動で指定してくだ

さい。

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

<要求種別=ファイル削除の場合>

[1]要求種別,

[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名, [5]ファイル種別, [6]ファイル名, [7]リビ

ジョン

要求種別 1 2 3 4 5 6 7

ファイル削除 4 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △

◎:必須 △:任意(省略可) -:無効

Page 112: DeliveryManager Standard Edition

104

1 項目名 要求種別

設定値 4:ファイル削除

省略 省略不可

備考

2~7は<要求種別=配信/適用/配信適用>の 2~7 と同じになります。詳細は、<要求種別=配信/

適用/配信適用>を参照してください。

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

<要求種別=リブート指示の場合>

[1]要求種別,

[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名,

[5]適用開始予定日時, [6]適用終了予定日時, [7]適用手動更新日数

要求種別 1 2 3 4 5 6 7

リブート指示 5 ◎ ◎ △ △ △ △

◎:必須 △:任意(省略可) -:無効

1 項目名 要求種別

設定値 5:リブート指示

省略 省略不可

備考

2~4、5~7 は各々<要求種別=配信/適用/配信適用>の 2~4、20~22と同じになります。詳細は、

<要求種別=配信/適用/配信適用>を参照してください。

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

<要求種別=BACKUP 復元の場合>

[1]要求種別,

[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名, [5]ファイル種別, [6]ファイル名, [7]リビ

ジョン,

[8]適用開始予定日時, [9]適用終了予定日時, [10]適用手動更新日数

要求種別 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

BACKUP復元 6 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △

◎:必須 △:任意(省略可) -:無効

1 項目名 要求種別

設定値 6:BACKUP 復元

省略 省略不可

備考

2~7、8~10 は各々<要求種別=配信/適用/配信適用>の 2~7、20~22 と同じになります。詳細

は、<要求種別=配信/適用/配信適用>を参照してください。

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

Page 113: DeliveryManager Standard Edition

105

●Format Type 2

<要求種別=配信/配信適用の場合>

[1]要求種別,

[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名, [5]ファイル種別, [6]ファイル名, [7]リビ

ジョン,

[8]転送モード,

[9]DM-DMA転送開始予定日時, [10]DM-DMA 転送終了予定日時,

[11]DMA-DMC 転送開始予定日時, [12]DMA-DMC 転送終了予定日時,

[13]DMA-DMC 転送手動更新日数, [14]DMA保持期限,

[15]適用種別, [16]適用強制有無, [17]適用モード,

[18]適用後リブート実施, [19]リブート時置換種別,

[20]適用開始予定日時, [21]適用終了予定日時, [22]適用手動更新日数,

[23]Backup 作成, [24]Backup 保持期限 [25]マルチキャストモード

[26]マルチキャスト転送が失敗すればユニキャストで再送する

要求種別 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26

配信 1 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ - - - - - - - - - - △ △

配信適用 3 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △

◎:必須 △:任意(省略可) -:無効

1~24 は各々<要求種別=配信/適用/配信適用の場合>の Format Type 1 と同じになります。詳細

は、<要求種別=配信/適用/配信適用の場合>の Format Type 1 を参照してください。

25 項目名 マルチキャストモード(適用先システムークライアントシステム間のフ

ァイル転送にマルチキャストを使用するかどうかを指定する。)

設定値 1:マルチキャスト転送しない

2:マルチキャスト転送する

省略時 1:マルチキャスト転送しない

備考

26 項目名 マルチキャスト転送が失敗すればユニキャストで再送

設定値 1:ユニキャスト再送しない

2:ユニキャスト転送する

省略時 1:ユニキャスト再送しない

備考

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

<-t オプションを指定していない場合:以下のフォーマットで出力>

処理した入力パラメータ毎の処理結果を指定ファイルに順次出力します。

[1]行番号,[2]要求 ID,[3]結果コード,[4]詳細コード,[5]結果理由,[6]詳細理由

1 行番号 処理した入力パラメータの行番号

Page 114: DeliveryManager Standard Edition

106

2 要求 ID マネージャが指示要求を受け付けた際に払い出される IDを 16進数 8桁

(0xXXXXXXXX)で出力します。

ID が払い出されていない場合、および、コマンド処理結果の場合、本項

目は出力されません。

3 結果コード 結果コード(16進 8 桁(0xXXXXXXXX))

4 詳細コード 結果詳細コード(16進 8桁(0xXXXXXXXX))

5 結果理由 結果理由を示す文字列

6 詳細理由 結果詳細理由を示す文字列

<-t オプションを指定した場合:以下のフォーマットで出力>

処理した入力パラメータ毎の処理完了結果を出力します。

[1]クライアント名,[2]適用先名,[3]ファイル名,[4]リビジョン,[5]結果コード,[6]詳細コ

ード,[7]結果理由,[8]詳細理由

1 行番号 処理した入力パラメータの行番号

2 要求 ID マネージャが指示要求を受け付けた際に払い出される ID を 16 進数 8

桁(0xXXXXXXXX)で出力します。

ID が払い出されていない場合、および、コマンド処理結果の場合、本

項目は出力されません。

3 クライアント名 クライアント名

4 適用先名 適用先名

5 ファイル名 ファイル名

6 リビジョン リビジョン

7 結果コード 結果コード(16進 8 桁(0xXXXXXXXX))

8 詳細コード 結果詳細コード(16進 8桁(0xXXXXXXXX))

9 理由 結果理由を示す文字列、および結果詳細理由を示す文字列 (注1)

注 1) –v オプションで 3 または 4 を指定した場合にのみ出力します。

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

0 正常終了 全てのパラメータが正常完了しました。

1 警告 全てのパラメータを処理したが、一部パラメータの処理に失敗しま

した。

-e オプションに CONT を指定時、パラメータ処理失敗した場合はこ

のエラーとなります。

2 致命的1 パラメータの処理を中断しました(結果出力有り)。

-e オプションに STOP を指定時、パラメータ処理に失敗してコマン

ド処理中断する場合もこのエラーとなります。

3 致命的2 コマンドの引数が不正です(結果出力無し)。

Usageを標準エラー出力に表示します。

4 致命的3 結果出力ができませんでした。

5 致命的4 処理完了の待ち合わせに失敗しました。

パラメータ処理に失敗したものが含まれている場合もあります。

Page 115: DeliveryManager Standard Edition

107

6 致命的5 処理完了を待ち合わせましたが、処理完了結果に失敗したものが

含まれています。

パラメータ処理に失敗したものが含まれている場合もあります。

7 致命的6 処理完了を待ち合わせましたが、指定した時間内に処理が完了しな

かったためタイムアウトしました。

処理完了結果に失敗が含まれているもの、パラメータ処理に失敗し

たものが含まれている場合もあります。

A.1.6 パッケージ情報の照会

パッケージの照会を行います。

A.1.6.1 パッケージ一覧の照会(dmfllist)

コマンド形式:

dmfllist [-m name] [-o outfile] [-g {on|off}] [-t time] [-r retry] [-c {1|2}]

機能説明:

パッケージ一覧の照会を行います。

オプション:

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-o outfile

照会情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

-g {on|off}

on 指定時は、パッケージグループ名一覧を出力します。

off 指定時は、パッケージ一覧を出力します。

省略時は、off 指定として扱います。

-t time

通信タイムアウト監視時間を秒単位で指定します。

0 を指定した場合、タイムアウト監視は行わず、処理完了まで待ち合わせを行います。

省略時は 0(タイムアウト監視なし)を指定したものと見なします。

-r retry

通信リトライ回数を指定します。

0 を指定した場合、リトライは行いません。

省略時は 0(リトライなし)を指定したものと見なします。

-c {1|2}

Page 116: DeliveryManager Standard Edition

108

出力時の項目区切り文字を指定します。

1:タブ

2:カンマ

省略時は、1 指定と見なします。

結果出力フォーマット:

●パッケージ一覧

[1]パッケージ名, [2]リビジョン

1 パッケージ名 パッケージ名

2 リビジョン パッケージのリビジョン

●パッケージグループ一覧

[1]グループ名, [2]登録要素名, [3]登録要素種別, [4]リビジョン

1 グループ名 グループ名

2 登録要素種別 登録要素の種別

0:パッケージ

1:パッケージグループ

3 登録要素名 グループ配下に登録されている要素(パッケージ or パッケージグ

ループ)の名称

4 リビジョン 登録要素がパッケージの場合、パッケージのリビジョン。

登録要素がパッケージグループの場合、値無し。

● 空パッケージ/空パッケージグループ

登録要素が 0件の場合は、パッケージ名/パッケージグループ名と区切り文字のみ出力します。

●登録無し

登録件数 0の場合は、以下の1行を出力します。

NO ENTRY

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

0 正常終了 一覧は正常に取得されました。

1 警告 コマンド処理は成功しましたが、登録件数 0 件または失敗した処理を含

んでいます。

2 異常終了 コマンド処理に失敗しました。

A.1.6.2 パッケージ情報の照会(dmflchk)

Page 117: DeliveryManager Standard Edition

109

コマンド形式:

dmflchk [-m name] -p filename -r revision [-x {0|1}] [-o outfile] [-w workfolder]

機能説明:

パッケージ情報の照会を行います。

オプション:

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-p filename

照会するパッケージの名前を指定します。

省略できません。

-r revision

照会するパッケージのリビジョンを指定します。

省略できません。

-x {0|1}

照会情報の出力形式を指定します。

0 :type1 形式(XML 形式)で出力

1 :type2 形式(CSV 形式)で出力

省略時は type2 形式になります。

-o outfile

照会情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

-w workfolder

作業フォルダ名を指定します。

省略時は、Windows の場合カレントに、UNIX の場合 /opt/SS/DeliveryManager/bin/dump

に作業フォルダを作成します。

結果出力フォーマット:

●type1 形式

XML形式で出力します。

●type2 形式

CSV形式で出力します。

1行目:パッケージ情報を出力します

[1]パッケージ名, [2]リビジョン, [3]適用前処理, [4]適用後処理, [5]復元前処理, [6]復元

後処理,

[7]作成日時

Page 118: DeliveryManager Standard Edition

110

1 パッケージ名 パッケージ名

2 リビジョン パッケージのリビジョン

3 適用前処理 適用前処理

4 適用後処理 適用後処理

5 復元前処理 復元前処理

6 復元後処理 復元後処理

7 作成日時 作成日時(yyyy/mm/dd hh:mm)

2行目~:個々のファイル情報を出力します

[1]ファイル名, [2]パス名, [3]更新日時, [4]サイズ, [5]属性,

[6]オーナーID, [7]グループID, [8]再配置位置

1 ファイル名 ファイル名

2 パス名 収集先パス名

3 更新日時 更新日時(yyyy/mm/dd hh:mm:ss)

4 サイズ ファイルサイズ

5 属性 ファイル属性

6 オーナーID オーナーID

7 グループID グループID

8 再配置位置 再配置位置

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

0 正常終了 情報は正常に取得されました。

1 警告 指定されたパッケージ情報は登録されていません。

2 異常終了 コマンド処理に失敗しました。

A.1.7 適用先/クライアント情報の照会

適用先システム情報またはクライアントシステム情報の照会を行います。

A.1.7.1 適用先の照会(dmlist -as)

コマンド形式:

dmlist –as [-m name] [-o outfile] [-g {on|off}] [-t time] [-r retry] [-c {1|2}]

機能説明:

適用先の照会を行います。

Page 119: DeliveryManager Standard Edition

111

オプション:

-as

適用先を照会する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-o outfile

照会情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

-g {on|off}

on 指定時は、適用先グループ名一覧を出力します。

off 指定時は、適用先一覧を出力します。

省略時は、off 指定として扱います。

-t time

通信タイムアウト監視時間を秒単位で指定します。

0 を指定した場合、タイムアウト監視は行わず、処理完了まで待ち合わせを行います。

省略時は 0(タイムアウト監視なし)を指定したものと見なします。

-r retry

通信リトライ回数を指定します。

0 を指定した場合、リトライは行いません。

省略時は 0(リトライなし)を指定したものと見なします。

-c {1|2}

出力時の項目区切り文字を指定します。

1:タブ

2:カンマ

省略時は、1 指定と見なします。

結果出力フォーマット:

●適用先一覧

[1]適用先名

1 適用先名 適用先名

●適用先グループ一覧

[1]グループ名, [2]登録要素種別, [3]登録要素名

1 グループ名 グループ名

2 登録要素種別 登録要素の種別

0:適用先

1:適用先グループ

Page 120: DeliveryManager Standard Edition

112

3 登録要素名 グループ配下に登録されている要素(適用先 or 適用先グループ)の名

● 空グループ

登録要素が 0件の場合は、グループ名と区切り文字のみ出力します。

●登録無し

登録件数 0の場合は、以下の1行を出力します。

NO ENTRY

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

0 正常終了 一覧は正常に取得されました。

1 警告 コマンド処理は成功しましたが、登録件数 0件または失敗した処理を含ん

でいます。

2 異常終了 コマンド処理に失敗しました。

A.1.7.2 クライアントの照会(dmlist -cs)

コマンド形式:

dmlist –cs [-m name] [-o outfile] [-g {on|off}] [-t time] [-r retry] [-c {1|2}]

機能説明:

クライアントの照会を行います。

オプション:

-cs

クライアントを照会する場合に指定します。

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-o outfile

照会情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

Page 121: DeliveryManager Standard Edition

113

-g {on|off}

on 指定時は、クライアントグループ名一覧を出力します。

off 指定時は、クライアント一覧を出力します。

省略時は、off 指定として扱います。

-t time

通信タイムアウト監視時間を秒単位で指定します。

0 を指定した場合、タイムアウト監視は行わず、処理完了まで待ち合わせを行います。

省略時は 0(タイムアウト監視なし)を指定したものと見なします。

-r retry

通信リトライ回数を指定します。

0 を指定した場合、リトライは行いません。

省略時は 0(リトライなし)を指定したものと見なします。

-c {1|2}

出力時の項目区切り文字を指定します。

1:タブ

2:カンマ

省略時は、1 指定と見なします。

結果出力フォーマット:

●クライアント一覧

[1]クライアント名,[2]適用先名

1 クライアント名 クライアント名

2 適用先名 クライアントを登録している適用先名

●クライアントグループ一覧

[1]グループ名, [2]登録要素種別, [3]登録要素名, [4]適用先名

1 グループ名 グループ名

2 登録要素種別 登録要素の種別

0:クライアント

1:クライアントグループ

3 登録要素名 グループ配下に登録されている要素(クライアント or クライアントグ

ループ)の名称

4 適用先名 登録要素がクライアントの場合、クライアントを登録している適用先

名。

登録要素がクライアントグループの場合、値無し。

● 空グループ

登録要素が 0件の場合は、グループ名と区切り文字のみ出力します。

●登録無し

登録件数 0の場合は、以下の1行を出力します。

NO ENTRY

Page 122: DeliveryManager Standard Edition

114

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

0 正常終了 一覧は正常に取得されました。

1 警告 コマンド処理は成功しましたが、登録件数 0 件または失敗した処理を含

んでいます。

2 異常終了 コマンド処理に失敗しました。

A.1.8 ソフトウェアの配信および適用状態の照会

A.1.8.1 一括情報照会(dmstat)

コマンド形式:

dmstat [-m manager] [-f1 infile] [-o outfile] [-q {1|2|3}] [-t time] [-r retry]

[-c {1|2}] [-d devision]

機能説明:

このコマンドはソフトウェアの配信および適用状況を照会するときに使用します。

オプション:

-m manager

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイルの名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

-o outfile

照会情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

省略時は、標準出力に出力します。

-q {1|2|3}

情報を取得する方法を指定します。

1:指定無し

DM マネージャがデータベースに管理している情報を取得します。

Page 123: DeliveryManager Standard Edition

115

2:適用先に問い合わせる

DM マネージャのデータベースに未反映の最新の状態を適用先(DM エージェント)

に問い合わせて、情報を取得します。

3:未完了状態の強制更新

DM マネージャのデータベースで状態が未完了となっているものについて、適用先

(DM エージェント)に問い合わせて、情報を取得します。

省略時は、1 指定と見なします。

-t time

通信タイムアウト監視時間を秒単位で指定します。

0 を指定した場合、タイムアウト監視は行わず、処理完了まで待ち合わせを行います。

省略時は 0(タイムアウト監視なし)を指定したものと見なします。

-r retry

通信リトライ回数を指定します。

0 を指定した場合、リトライは行いません。

省略時は 0(リトライなし)を指定したものと見なします。

-c {1|2}

出力時の項目区切り文字を指定します。

1:タブ

2:カンマ

省略時は、1 指定と見なします。

-d devision

ファイル分割出力する場合、分割単位(1ファイルの最大出力行数)を指定します。

0 を指定した場合および省略時、ファイルの分割は行いません。

例えば、「-o outfile」の「outfile」に「out.txt」を指定し、2 つに分割された場合、

「(1)out.txt」「(2)out.txt」というファイル名で出力されます。

入力パラメータのフォーマット:

●検索条件

[1]種別, [2]検索名 1, [3]検索名 2

1 項目名 種別

設定値 1:パッケージ

2:パッケージグループ

3:適用先

4:適用先グループ

5:クライアント

6:クライアントグループ

省略 省略不可

備考

2 項目名 検索名1

Page 124: DeliveryManager Standard Edition

116

設定値 検索対象の名前

種別=1の場合:パッケージ名

種別=3,5 の場合:適用先名またはクライアント名

種別=2,4,6 の場合:グループ名

省略時 省略不可

備考

3 項目名 検索名2

設定値 検索対象クライアントの適用先名

省略時 種別がクライアントの場合、省略不可。

備考 種別がクライアントの場合のみ指定。

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

出力ファイルのフォーマット:

出力ファイルの1行目は、項目ヘッダ行を出力します。

[1]パッケージ名, [2]リビジョン, [3]クライアント, [4]システム, [5]分散システム,

[6]システム処理状態, [7]システムエラー情報, [8]システムエラー情報補足,

[9]使用許可, [10]状態,

[11]クライアント処理状態, [12]クライアントエラー情報, [13]クライアントエラー情報補足,

[14]日時, [15]格納パス名, [16]シェア名

1 パッケージ名 パッケージ/パッケージグループの名前

2 リビジョン パッケージのリビジョン

3 クライアント クライアント名

4 システム クライアントが登録されている適用先システム名

5 分散システム 分散システム名(*1)

6 システム処理状態 適用先システム毎のの処理状態

7 システムエラー情報 適用先システム毎の配信、適用エラー情報(*2)

8 システムエラー情報補足 システムエラー情報の補足情報

9 使用許可 使用許可(*1)

10 状態 クライアント毎のファイルの適用状態

11 クライアント処理状態 クライアント毎の処理状態

12 クライアントエラー情報 クライアントへの配信、適用エラー情報(*2)

13 クライアントエラー情報補足 クライアントエラー情報の補足情報

14 日時 クライアントで適用した処理日時

15 格納パス名 格納パス名(*1)

16 シェア名 シェア名(*1)

*1 は現在未サポートのため、未設定または省略値を設定する。

*2 は DeliveryManager Ver8.0 以降では、ファイル転送中にエラーが発生した場合、または

ファイル転送のキャンセルを行った場合、転送率(転送済みデータ量を百分率(%)で示す)

を表示する。

1.[XX%](XXは 0~99の数字)・・・転送対象ファイルサイズに対する転送済みキャッシュ

ファイルサイズの割合。

2.[-] ・・・転送率不明。

3.転送率表示なし ・・・キャッシュファイル存在なし。

●該当情報無し

該当件数 0の場合は、以下の1行を出力します。

NO ENTRY

Page 125: DeliveryManager Standard Edition

117

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

0 正常終了 一覧は正常に取得されました。

1 警告 コマンド処理は成功しましたが、登録件数は 0件でした。

2 異常終了 コマンド処理に失敗しました。

A.1.9 処理結果の削除

A.1.9.1 処理結果の削除(dmdelhis)

コマンド形式:

dmdelhis [-m name] {-all | -date YYYYMMDDhhmm [-datechk] | -datechk} [-o outfile]

機能説明:

処理結果の削除を行います。

オプション:

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-all

全ての処理結果を削除します。

-date YYYYMMDDhhmm

指定した日時以前の処理結果を削除します。

日時は 12 桁の数字を指定してください。

YYYY :西暦

MM :月

DD :日

hh :時

mm :分

-datechk

以下の処理結果を削除します。

・ 処理が完了しているものについては、本コマンドを実行した日付より 30日(ま

Page 126: DeliveryManager Standard Edition

118

たはレジストリ(HistorySavePeriod) (※1)で設定された日数)前の処理結果。

・ 処理が途中のものについては、本コマンドを実行した日付より 90 日(または

レジストリ(HistorySavePeriodProc) (※1)で設定された日数)前の処理結果。

( ※ 1) レジストリ (HistorySavePeriod, HistorySavePeriodProc)については、

「DeliveryManager Standard Edition ユーザーズマニュアル [システ

ム構築編] 10 章 処理結果の自動削除」を参照してください。

-date オプションを指定した場合、本オプションは無効となります。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、標準出力に出力します。

結果出力フォーマット:

処理結果を指定したファイルに出力します。

[1]行番号,[2]結果コード,[3]詳細コード,[4]結果理由,[5]詳細理由

1 行番号 処理したパラメータ行番号。※0 固定。

2 結果コード 結果コード(16進 8 桁(0xXXXXXXXX))

3 詳細コード 結果詳細コード(16進 8桁(0xXXXXXXXX))

4 結果理由 結果理由を示す文字列

5 詳細理由 結果詳細理由を示す文字列

コマンド実行結果:

標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

0 正常終了 一覧は正常に取得されました。

2 異常終了 コマンド処理に失敗しました。

A.1.10 指示要求のキャンセル

DM に対し、以下の指示要求のキャンセル要求を行います。

・ソフトウェアの配信

・ソフトウェアの適用

・ソフトウェアの配信適用

・ソフトウェアの集信

・BACKUP の復元

A.1.10.1 指示要求のキャンセル(dmcancel)

Page 127: DeliveryManager Standard Edition

119

コマンド形式:

●Format Type 1

dmcancel [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}] [-t time]

[-i interval]

●Format Type 2

dmcancel [-m name] -reqid <reqid1>[,<reqid2>[,…]] [-o outfile] [-e {stop|cont}]

[-t time] [-i interval]

機能説明:

入力ファイルのパラメータ、またはオプションに指定した ID に従って、キャンセル要求を

発行します。このとき、キャンセル処理の対象となる要求種別は以下の通りです。

・ソフトウェアの配信

・ソフトウェアの適用

・ソフトウェアの配信適用

・ソフトウェアの集信

・BACKUP の復元

パラメータの実行結果を指定ファイルに出力することもできます。

オプション:

-m name

要求先の DM マネージャ名を指定します。

省略時はローカルコンピュータに接続します。

-f1 infile

入力するパラメータファイル(Format Type 1 形式)の名前を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

指示要求発行コマンド(dmreq)の結果出力ファイルを指定可能です。

Format Type 1 形式で指定する場合、省略できません。

-reqidオプションを同時に指定した場合はエラーとします。

-reqid <reqid1>[,<reqid2>[,…]]

キャンセル対象の要求 ID(Format Type 2 形式)を直接指定します。

要求 ID とは、マネージャが指示要求を受け付けた際に払い出される ID のことです。

指示要求の発行コマンド(dmreq)の結果、または処理要求一覧にて確認してください。

要求 ID を複数指定する場合は、要求 ID 間をカンマで区切ってください。

指定する要求 ID は、大文字、小文字を区別しません。

Format Type 2 形式で指定する場合、省略できません。

-f1オプションを同時に指定した場合はエラーとします。

-o outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

相対パスで指定の場合、DM マネージャのインストールフォルダがカレントとなります。

Page 128: DeliveryManager Standard Edition

120

省略時は、コンソールに出力します。

-e {stop|cont}

実行時の動作を指定します。

stop エラーを検出した時点で処理を停止します。

停止するまでに行われた処理は、有効になります。

cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。

省略時は stop 指定と見なします。

-t time

処理完了待ち時間を秒単位(10 進数)で指定します。

0 を指定した場合、タイムアウト監視は行わず、処理完了まで待ち合わせを行います。

省略時も処理完了まで待ち合わせを行います。

-i interval

処理完了結果のチェック間隔を秒単位(10 進数)で指定します。

0 を指定した場合、エラーとします。

省略時は 10 を指定したものと見なします。

-t オプションを指定せずに本オプションを指定した場合、または -t オプションで指定し

た値以上の値を指定した場合はエラーとします。

入力パラメータのフォーマット:

●Format Type 1

[1]行番号, [2]要求 ID

要求種別 1 2

キャンセル △ ◎

◎:必須 △:任意(省略可) -:無効

1 項目名 行番号

設定値 パラメータファイルの行番号

省略 省略可

備考 指示要求発行コマンド(dmreq)の結果出力ファイルをそのまま利用可能

とするためのフィールドです。ここで指定された値はキャンセル処理の

中では利用されません。

2 項目名 要求 ID

設定値 マネージャが指示要求を受け付けた際に払い出される ID

省略 省略不可

備考 指示要求の発行コマンド(dmreq)の結果、または処理要求一覧より取得

[補足] 複数行記載すると、順次実行されます。

結果出力フォーマット:

処理した入力パラメータ毎の処理結果を指定ファイルに順次出力します。

[1]結果,[2]行番号,[3]要求 ID,[4]クライアント名,[5]適用先名,[6]ファイル名,[7]リビジョン

名,[8]結果,[9]状態,[10]システム,[11]結果コード,[12]詳細コード,[13]理由

1 結果 SUCCESS、WARNING、ERRORのいずれか。

Page 129: DeliveryManager Standard Edition

121

2 行番号 処理した入力パラメータの行番号(注 1)

3 要求 ID キャンセル対象の要求 ID

4 クライアント名 クライアント名

5 適用先名 適用先名

6 ファイル名 ファイル名

7 リビジョン リビジョン

8 結果 キャンセル指示の結果

9 状態 キャンセル指示の状態

10 システム キャンセルを実行したシステム

11 結果コード 結果コード(16進 8 桁(0xXXXXXXXX))

12 詳細コード 結果詳細コード(16進 8桁(0xXXXXXXXX))

13 理由 結果理由を示す文字列

(注 1) Format Type 2 の形式を指定した場合、何も表示しません。

コマンド実行結果:

コンソールにコマンド実行結果を以下の形式で出力します。

コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}

実行結果文字列(結果コード)

[実行結果詳細文字列(詳細コード)]

コマンド返却値:

0 正常終了 全てのパラメータが正常完了しました。

1 警告 全てのパラメータを処理しましたが、一部パラメータの処理に失敗

しました。

-e オプションに CONT を指定時、パラメータ処理に失敗した場合は

このエラーとなります。

2 致命的1 パラメータの処理を中断しました。(結果出力有り。)

-e オプションに STOP を指定時、パラメータ処理に失敗した場合は

このエラーとなります。

3 致命的2 コマンドの引数が不正です。(結果出力無し。)

Usageをコンソールに表示します。

4 致命的3 結果出力ができませんでした。

5 致命的4 処理完了の待ち合わせに失敗しました。

パラメータ処理に失敗したものが含まれている場合もあります。

6 致命的5 処理完了を待ち合わせましたが、処理完了結果に失敗したものが含

まれています。

パラメータ処理に失敗したものが含まれている場合もあります。

7 致命的6 処理完了を待ち合わせましたが、指定した時間内に処理が完了しな

かったためタイムアウトしました。

処理完了結果に失敗が含まれているもの、パラメータ処理に失敗し

たものが含まれている場合もあります。

8 致命的7 指定した要求 IDの書式が全て誤っています。

9 致命的8 指定した要求 IDの要求種別は、全てキャンセル処理の対象外です。

10 致命的9 指定した要求 IDの配布は、全てすでに完了しています。

11 致命的 10 指定した要求 IDにはキャンセル可能な対象が存在しません。

指定した要求 IDの配布はすでに完了しているか、またはキャンセル

処理の対象外の要求種別の IDを指定しています。

12 致命的 11 DMAPIバージョンが不正です。

13 致命的 12 上記以外のエラーが発生しました。

Page 130: DeliveryManager Standard Edition

122

A.1.11 キャッシュファイルの削除

A.1.11.1 キャッシュファイルの削除(cacheclr)

コマンド形式:

cacheclr –all [-result outfile]

機能説明:

ローカルホストのキャッシュファイルを削除します。

キャッシュファイルとは、レジューム転送途中でファイルの受け取り側に保持しているファ

イルを指します。

※クライアントシステム上のキャッシュファイルを削除する場合は、本コマンドを使用し

てください。適用先システム上のキャッシュファイルを削除する場合は、FileTransfer

の cacheclr コマンドを使用してください。

オプション:

-all

本コマンドを起動したマシン上の全てのキャッシュファイルを削除します。

省略できません。

-result outfile

結果情報を出力するファイル名を指定します。

省略時は、コンソールに出力します。

結果出力フォーマット:

r e s u l t : X X X X X X X X N N N N N N ・・・・・・・・・・・・・・

N ①

拡 張 エ ラ ― コ ― ド : Y Y Y Y Y Y Y Y N N N N N N ・・・・・・・・・・・・・・

N

①:結果を出力する。

XXXXXXXX:結果コード。16進 8 桁(0xXXXXXXXX)。

NNN・・・N:説明。正常終了の場合は「正常終了」。異常終了の場合はエラー内容。

YYYYYYYY:拡張エラーコード。16進 8 桁(0xXXXXXXXX)。

Page 131: DeliveryManager Standard Edition

123

NNN・・・N:説明。正常終了の場合は表示なし。異常終了の場合はエラー内容。

コマンド実行結果:

結果出力フォーマットと同じです。

結果コード:

結果コード 説 明

0x00000000 正常完了しました。

0x00000001 パラメータが不正です。

0x00000002 資源が不足しています。

0x00000003 キャッシュファイルのアクセスに失敗しました。

0x00000004 すでに起動されています。

コマンド返却値:

0 正常終了 コマンドが正常完了しました。

1 異常終了 コマンドが処理に失敗しました。

A.1.12 DM コマンドに関する注意事項

A.1.12.1 入力パラメータに関する注意事項

入力パラメータファイルを作成する場合は、以下に注意してください。

‘#’から始まる行は、無視します。(コメント行)

以下の項目に‘::’は指定できません。

・ 適用先名

・ 適用先グループ名

・ クライアント名

・ クライアントグループ名

・ パッケージ名

・ パッケージグループ名

日時形式の項目は、yyyy/mm/dd HH:MM(西暦/月/日 時:分)の形式にて記述してくだ

さい。

Page 132: DeliveryManager Standard Edition

124

付録B エラーコード

本章では、エラーコードについて説明します。

B.1 エラーコード形式仕様

DeliveryManager Standard Editoin では、エラーコードは以下の形式になっています。

形式 : 0x3zzzxyyy

ビット位

対応コード位

説明

31~28 3 固定

27~16 zzz コンポーネント内処理状態

15~12 x コンポーネント種別

11~0 yyy コンポーネント内エラー種別

B.2 コンポーネント内処理状態一覧

以下に DeliveryManager Standard Editoin で使用されるコンポーネント内処理状態(zzz)を表

すコード一覧を示します。

( DM )

コード 説明

000 汎用

001 ファイルの登録

002 ファイルの更新

003 ファイルリビジョンの登録

004 ファイルグループの更新

005 ファイルグループの更新

006 適用先システムの登録

007 適用先グループの登録

008 クライアントの登録

009 クライアントグループの登録

00a クライアントグループの更新

00b ファイルの削除

00c ファイルリビジョンの削除

00d ファイルグループの削除

00e 適用先システムの削除

00f 適用先グループの削除

010 クライアントの削除

011 クライアントグループの削除

012 ファイル一覧の取得

013 ファイルグループ一覧の取得

014 適用先システム一覧の取得

015 適用先グループ一覧の取得

016 クライアントシステム一覧の取得

Page 133: DeliveryManager Standard Edition

125

017 クライアントグループ一覧の取得

018 ファイル情報の取得

019 ファイルリビジョン情報の取得

01a ファイルグループ構成要素の取得

01b 適用先グループ構成要素の取得

01c クライアントグループ構成要素の取得

01d 履歴情報の取得

01e 非同期結果ファイルパスの取得

01f 一括情報照会

020 履歴情報の削除

040 要求IDの取得

041 非同期要求の登録

042 非同期要求の登録(スケジュール)

043 指示ファイルの作成(配信適用系)

044 指示ファイルの作成(メンテ系)

045 指示ファイルの作成(その他)

046 非同期要求中(本体)

047 ファイル転送中(コマンド)

048 応答ファイル取得(配信適用系)

049 応答ファイル取得(メンテ系)

04a 応答ファイル取得(その他)

04b スケジュール復元中

101 ファイル登録コマンド

102 配布/適用コマンド

103 宛先抽出コマンド

104 配布先グループメンテナンスコマンド

105 システム/システムグループメンテナンスコマンド

106 パッケージ登録コマンド

107 パッケージ削除コマンド

108 パッケージグループメンテナンスコマンド

109 指示要求発行コマンド

10A システム/システムグループ照会コマンド

10B パッケージ/パッケージグループ照会コマンド

10C パッケージ情報照会コマンド

10D 一括情報照会コマンド

10F 履歴削除コマンド

201 [API] INIT_REQ

202 [API] TERM_REQ

203 [API] STOP_REQ

204 [API] SETFL_REQ

205 [API] UPDFL_REQ

206 [API] SETFLRV_REQ

207 [API] SETFLG_REQ

208 [API] UPDFLG_REQ

209 [API] SETAS_REQ

20A [API] SETASG_REQ

20B [API] UPDASG_REQ

20C [API] SETCL_REQ

20D [API] SETCLG_REQ

20E [API] UPDCLG_REQ

20F [API] DELFT_REQ

Page 134: DeliveryManager Standard Edition

126

211 [API] DELFLRV_REQ

212 [API] DELAS_REQ

213 [API] DELASG_REQ

214 [API] DELCL_REQ

215 [API] DELCLG_REQ

216 [API] GLSTFL_REQ

217 [API] GLSTFLG_REQ

218 [API] GLSTAS_REQ

219 [API] GLSTASG_REQ

21A [API] GLSTCL_REQ

21B [API] GLSTCLG_REQ

21C [API] GREFFL_REQ

21D [API] GREFFLRV_REQ

21E [API] GREFFLG_REQ

21F [API] GREFASG_REQ

220 [API] GREFCLG_REQ

221 [API] GHSTLST_REQ

222 [API] DHSTLST_REQ

224 [API] SNDSWAS_REQ

225 [API] SNDSWCL_REQ

226 [API] MENT_REQ

227 [API] GETRFPATH_REQ

228 [API] CANASYNCIND_REQ

229 [API] GSUMINFO_REQ

230 [API] GSUMUPD_REQ

232 [API] UPDREGAS_REQ

233 [API] UPDREGCL_REQ

2F0 [API] HELTHCHK_REQ

301 [API] INIT_RSP

302 [API] TERM_RSP

303 [API] STOP_RSP

304 [API] SETFL_RSP

305 [API] UPDFL_RSP

306 [API] SETFLRV_RSP

307 [API] SETFLG_RSP

308 [API] UPDFLG_RSP

309 [API] SETAS_RSP

30A [API] SETASG_RSP

30B [API] UPDASG_RSP

30C [API] SETCL_RSP

30D [API] SETCLG_RSP

30E [API] UPDCLG_RSP

30F [API] DELFT_RSP

311 [API] DELFLRV_RSP

312 [API] DELAS_RSP

313 [API] DELASG_RSP

314 [API] DELCL_RSP

315 [API] DELCLG_RSP

316 [API] GLSTFL_RSP

317 [API] GLSTFLG_RSP

318 [API] GLSTAS_RSP

Page 135: DeliveryManager Standard Edition

127

319 [API] GLSTASG_RSP

31A [API] GLSTCL_RSP

31B [API] GLSTCLG_RSP

31C [API] GREFFL_RSP

31D [API] GREFFLRV_RSP

31E [API] GREFFLG_RSP

31F [API] GREFASG_RSP

320 [API] GREFCLG_RSP

321 [API] GHSTLST_RSP

322 [API] DHSTLST_RSP

324 [API] SNDSWAS_RSP

325 [API] SNDSWCL_RSP

326 [API] MENT_RSP

327 [API] GETRFPATH_RSP

328 [API] CANASYNCIND_RSP

329 [API] GSUMINFO_RSP

330 [API] GSUMUPD_RSP

332 [API] UPDREGAS_RSP

333 [API] UPDREGCL_RSP

3F0 [API] HELTHCHK_RSP

403 [API] STOP_CMP

424 [API] SNDSWAS_CMP

425 [API] SNDSWCL_CMP

426 [API] MENT_CMP

430 [API] GSUMUPD_CMP

501 XML読み込み

502 XML書き込み

800 運用管理

900 一括情報照会

A00 SG支援

( DMR )

コード 説明

000 汎用

011 要求受信監視処理

012 API受付監視処理

021 マネージャ要求受付処理

022 クライアント要求受付処理

031 マネージャ要求中継処理

032 クライアント要求中継処理

041 マネージャ要求実行処理

042 クライアント要求実行処理

051 マネージャ通知処理

052 クライアント通知処理

0A0 API応答処理

0F0 エージェント運用処理

( DMA )

コード 説明

000 汎用

Page 136: DeliveryManager Standard Edition

128

011 要求受信監視処理

012 API受付監視処理

021 マネージャ要求受付処理

022 クライアント要求受付処理

031 マネージャ要求中継処理

032 クライアント要求中継処理

041 マネージャ要求実行処理

042 クライアント要求実行処理

051 マネージャ通知処理

052 クライアント通知処理

0A0 API応答処理

0F0 エージェント運用処理

( DMC )

コード 説明

000 汎用

001 指示受付処理

002 指示ファイル転送処理

003 実ファイル転送処理

004 応答ファイル転送処理

005 DMC本体起動処理

006 SG更新処理

007 システム更新処理

008 解析情報収集処理

009 初期処理

00a メイン処理

00b 指示振り分け処理

00c 適用指示受付部処理

00d 適用前処理

00e 実適用処理(再配置処理)

00f 適用後処理

010 適用失敗時のリカバリ処理

011 Backup復元処理

012 リブート処理

013 ファイル削除処理

014 バックアップ期限チェック処理

015 スケジュール期限チェック処理

016 管理ファイル更新処理

017 応答ファイル更新処理

018 リブート時置換処理

019 リカバリ準備処理

020 ファイル展開処理

021 DMCBOOT初期処理

022 スケジュール情報取得処理

023 指示ファイル振り分け処理

024 イベント処理

025 コマンド起動処理

026 集信前処理

027 実集信処理

028 集信後処理

029 ファイル集信

Page 137: DeliveryManager Standard Edition

129

B.3 コンポーネント種別

以下にDeliveryManager Standard Editoinで使用されるコンポーネント種別( x )を表すコード

一覧を示します。

コード 説明

1 DM

8 DMR

2 DMA

6 DMC

B.4 エラーコード一覧

以下に DeliveryManager Standard Editoin で使用されるエラー種別を表すコード一覧を、コン

ポーネント種別+コンポーネント内エラー種別( xyyy )の形式で示します。

( DM )

コード 対応メッセージ

1000 [DM] 操作は正常に完了しました。

1001 [DM] lock の取得に失敗しました。

1002 [DM] lock の解放に失敗しました。

1003 [DM] すでに存在しています。

1004 [DM] 初期化識別子の取得に失敗しました。

1005 [DM] 利用可能な格納域が不足しています。

1006 [DM] サーバ名が不正です。

1007 [DM] ソケットのオープンに失敗しました。

1008 [DM] ソケットの読み取りに失敗しました。

1009 [DM] ソケットへの書き込みに失敗しました。

100A [DM] ウィンドウの作成に失敗しました。

100B [DM] OS のタイプ、または、バージョンが不正です。

100C [DM] サーバとの接続が切れました。

100D [DM] 適用先名が不正です。

100E [DM] ファイル名が不正です。

100F [DM] ファイル指定のパラメタが不正です。

1010 [DM] 受信データが不正です。

1011 [DM] 再試行に失敗しました。

1012 [DM] タイマの取得に失敗しました。

1013 [DM] 再試行回数を超過しました。

1014 [DM] 不正な処理が要求されました。

1015 [DM] 処理結果格納領域が不足しています。

1016 [DM] パス名が不正です。

1017 [DM] 引き数が不正です。

1018 [DM] スレッドの作成に失敗しました。

1019 [DM] 共有名が不正です。

101A [DM] 通信回線障害が発生しました。

101B [DM] データが存在しません。

101C [DM] 終了指示によって処理が中断されました。

101D [DM] データベース障害が発生しました。

101E [DM] 転送状態が不正です。

101F [DM] 処理要求はスケジュールされました。

Page 138: DeliveryManager Standard Edition

130

1020 [DM] 処理要求のスケジュールに失敗しました。

1021 [DM] ESMPRO/DM は停止中です。

1022 [DM] 処理要求はキャンセルされました。

1023 [DM] システムエラーが発生しました。

1024 [DM] SG 設定値が不正です。

1025 [DM] スレッドの作成に失敗しました。

1026 [DM] 不適切な日付を指定しています。

1027 [DM] 通信資源が不足しています。

1028 [DM] リビジョンが不正です。

1029 [DM] 資源が不足しています。

102A [DM] ファイルは既に存在しています。(正常)

102B [DM] 転送処理中のファイルが存在します。

102C [DM] 適用処理中のファイルが存在します。

102D [DM] ファイルは既に存在しています。

102E [DM] ファイル内容が不正です。

102F [DM] リビジョン管理区分が不正です。

1030 [DM] hosts にない適用先名が指定されました。

1031 [DM] ファイル情報 DB にないファイル名が指定されました。

1032 [DM] ファイルリビジョン情報 DB にないファイルのリビジョンが指定されました。

1033 [DM] 適用先情報 DB にない適用先名が指定されました。

1034 [DM] 存在しないパス名が指定されました。

1035 [DM] 存在しないファイルを転送しようとしました。

1036 [DM] 適用先グループ情報 DB にないグループ名が指定されました。

1037 [DM] ファイルグループ情報 DB にないファイルグループ名が指定されました。

1038 [DM] 転送状態 DB にない適用先/適用先グループ名または、ファイル/ファイルグル

ープ名が指定されました。

1039 [DM] 適用ファイル情報 DB にない適用先/適用先グループ名または、ファイル/ファ

イルグループ名が指定されました。

103A [DM] すでに転送したことのあるファイル/ファイルグループを含んでいます。

103B [DM] 適用先グループまたはファイルグループに属しています。

103C [DM] キャンセルの対象となる転送要求が存在しません。

103D [DM] ファイルグループを構成するファイル内に同一ファイル名のものが存在しま

す。

103E [DM] 指定したファイル/ファイルグループはすでに適用されています。

103F [DM] リビジョン管理対象のファイルにもかかわらず、古いリビジョンが指定されま

した。

1040 [DM] すでに同じIPアドレスで適用先情報 DB の適用先に登録されています。

1041 [DM] 転送は完了しています。

1042 [DM] 処理中(転送中または適用中)のファイル/ファイルグループを含む適用先グル

ープが指定されました。

1043 [DM] プロトコルバージョンが一致していません。

1044 [DM] 適用先グループを構成する適用先のリスト内に同一適用先名のものが存在す

る。

1045 [DM] 管理対象外であるのに適用予定日時が指定されました。

1046 [DM] コピーに失敗しました。

1047 [DM] 予約済み。

1048 [DM] 不正なアクセスが発生しました。

1049 [DM] パス名の構成要素に空白文字が含まれています。

104A [DM] リセットコマンドが発行されました。(正常)

104B [DM] 返却情報チェインの解放に失敗しました。

104C [DM] 転送状態が変更された(正常)。

104D [DM] ファイル制限または処理状態の取得に失敗しました。

Page 139: DeliveryManager Standard Edition

131

104E [DM] クライアント名が不正です。

104F [DM] MDM_CL_CLIENT_FILE_INFO構造体のパラメータが不正です。

1050 [DM] すでに登録されているファイル(ファイルグループ内のファイルを含む)と格

納位置が重複しています。

1051 [DM] 格納パスが取得できません。

1052 [DM] FailOverの監視に失敗しました。

1053 [DM] 相手先のFailOverを検出しました。

1054 [DM] 相手先の停止を検出しました。

1055 [DM] クライアントグループ名が不正です。

1056 [DM] クライアントグループ数が不正です。

1057 [DM] クライアント数が不正です。

1058 [DM] すでに別の格納位置指定で登録されています。

1059 [DM] すでに別の格納位置で登録されています。

105A [DM] 転送予約済みです。(正常)

105B [DM] すでに別の適用予定日で適用中です。

105C [DM] クライアントグループを構成するクライアント内に同一クライアント名のも

のが存在します。

105D [DM] クライアントの世代管理をサポートしていませんが、切り換えを指示すること

は可能です。

105E [DM] オリジナルリビジョンで指定されたファイルが DB 上に存在しません。

105F [DM] すでに別のオリジナルリビジョンで配信済みです。配信は完了しているので、

切り換えを指示することは可能です。

1060 [DM] オリジナルリビジョンで指定されたファイルが存在しません。

1061 [DM] クライアント世代管理DBにないクライアント/クライアントグループ名また

は、ファイル/ファイルグループ名が指定されました。

1062 [DM] 該当するレジストリがありません。

1063 [DM] レジストリのオープンに失敗しました。

1064 [DM] カレントバージョンの形式が不正です。

1065 [DM] すでに差分を指定しないで配信しています。配信は完了しているので、切り換

えを指示することは可能です。

1066 [DM] 差分配信機能をサポートしていません。

1067 [DM] 新世代削除機能をサポートしていません。

1068 [DM] クライアント指定ファイルの切り戻し機能をサポートしていません。

1069 [DM] クライアント指定ファイルのカレント切り戻し機能をサポートしていません。

106A [DM] クライアント指定ファイルの切り戻し(強制)機能をサポートしていません。

106B [DM] DMAの転送状態に合わせる機能をサポートしていません。

106C [DM] 指定された分散管理機能をサポートしていません。

106D [DM] 登録されていない分散システム名が指定されました。

106E [DM] 指定された分散システムに対して別の処理を実行中です。

106F [DM] IPアドレスが重複している適用先システムが指定されています。

1070 [DM] 以前、分散システムを中継して処理を行ったことがあります。この場合、直接

指示はできません。

1071 [DM] 以前、分散システムを中継しないで直接処理を行ったことがあります。この場

合、中継指示はできません。

1072 [DM] 不適切な他のファイル/ファイルグループが指定されていたため、このファイ

ル/ファイルグループについては何も処理しませんでした。

1073 [DM] DMサーバのバージョンと本システムのDMのバージョンを確認してください。

1074 [DM] 適用予定日時の異なる適用先システムが含まれています。

1075 [DM] ファイルグループを構成するファイル内にファイルグループと異なるシステ

ムで作成されたファイルが含まれています。

1076 [DM] 分散管理元システムでは詳細なエラーコードを得ることができません。

Page 140: DeliveryManager Standard Edition

132

1077 [DM] すでに分散システムの最新化処理を行っています(正常)。

1078 [DM] 配信適用同時実行機能をサポートしていません。

1079 [DM]イベントログ出力ファイルがロックされています。

107A [DM] 不明なエラーが発生しました。

107B [DM] ホスト名の取得に失敗しました

1080 [DM] ファイル操作に失敗しました。

1081 [DM] ファイルの記述が正しくありません。

1082 [DM] サーバ名の取得に失敗しました。

1083 [DM] 内部エラーが発生しました。

1084 [DM] スケジュール期限を越えています。

1085 [DM] すでにグループに登録している名前が指定されました。

1086 [DM] エラーが発生したため、処理できませんでした。

1087 [DM] 失敗した処理を含んでいます。

1088 [DM] リビジョンの更新を行いました。

1089 [DM] 書式が誤っているため、キャンセル処理は実行されませんでした。

108A [DM] 要求種別がキャンセル処理の対象外であるため、キャンセル処理は実行されま

せんでした。

108B [DM] すでに完了しているため、キャンセル処理は実行されませんでした。

108C [DM] 指定した要求IDの書式が誤っているため、キャンセル処理は実行されませんで

した。

108D [DM] 未処理です。

108E [DM] 要求IDが重複しているため、キャンセル処理は実行されませんでした。

108F [DM] 要求IDが指定されていません。

1090 [DM] 処理中にタイムアウトを検出しました。

1091 [DM] XML文書の転送に失敗したため、キャンセル処理は実行されませんでした。

1301 [DM] 同じ情報がすでにデータベースに登録されています。

1302 [DM] すでに適用先情報 DB に登録している適用先名が指定されました。

1303 [DM] 転送先に登録されている適用先名が指定されました。

1304 [DM] すでに適用先グループ情報 DB に登録している適用先グループ名が指定されま

した。

1305 [DM] すでにファイル情報 DB に登録しているファイル名が指定されました。

1306 [DM] すでにファイルリビジョン情報 DB に登録しているファイルのリビジョンが指

定されました。

1307 [DM] すでに登録されているパス名が指定されました。

1308 [DM] すでにファイルグループ情報 DB に登録しているファイルグループ名が指定さ

れました。

1309 [DM] 指定したファイルを含むファイルグループが適用先システムに登録されてい

るか、\n指定したファイルグループの中のファイルが適用先システムに登録されてい

ます。\nあるいは、指定したファイル/ファイルグループはすでに適用先システムに登

録されています。

130A [DM] ファイル名とファイルグループ名に同じ名前は登録できません。

130B [DM] 該当するスケジュールは存在しません。

130C [DM] すでにクライアント情報DBに登録しているクライアント名が指定されました。

130D [DM] すでにクライアントグループ情報DBに登録しているクライアントグループ名

が指定されました。

130E [DM] クライアント情報DBにないクライアント名が指定されました。

130F [DM] クライアントグループ情報DBにないクライアントグループ名が指定されまし

た。

1310 [DM] すでにクライアント世代管理情報DBに登録しています。

1311 [DM] 指定された分散システムはすでに登録されています。

1312 [DM] 指定された要求識別子がDBに存在しません。

1313 [DM] 他のシステムで登録された名前と重複しています。

Page 141: DeliveryManager Standard Edition

133

1314 [DM] データベースアクセス関数のロードに失敗しました。

1501 [DM] 差分情報ファイルが存在しません。

1502 [DM] メモリ不足が発生しました。

1503 [DM] ファイルI/Oエラーが発生しました。

1504 [DM] オリジナルリビジョンで指定されたパスの検索に失敗しました。

1505 [DM] 新リビジョンで指定されたパスの検索に失敗しました。

1506 [DM] ファイルの差分を検査中にエラーが発生しました。

1507 [DM] オリジナルリビジョンで指定されたパスの属性取得に失敗しました。

1508 [DM] 新リビジョンで指定されたパスの属性取得に失敗しました。

1509 [DM] 差分リビジョンで指定されたパスの属性取得に失敗しました。

150A [DM] ファイル/ディレクトリの削除に失敗しました。

150B [DM] ファイル/ディレクトリのコピーに失敗しました。

150C [DM] ディレクトリが存在しません。

150D [DM] オリジナルリビジョンで指定されたディレクトリが存在しないか、またはディ

レクトリではありません。

150E [DM] 新リビジョンで指定されたディレクトリが存在しないか、またはディレクトリ

ではありません。

150F [DM] オリジナルリビジョンで指定されたファイルが存在しないか、またはファイル

ではありません。

1510 [DM] 新リビジョンで指定されたファイルが存在しないか、またはファイルではあり

ません。

1511 [DM] 差分情報ファイルに異常を検出しました。

1512 [DM] 指定されたパスにアクセスできません。

1513 [DM] オリジナルリビジョンで指定されたパスにアクセスできません。

1514 [DM] 新リビジョンで指定されたパスにアクセスできません。

1515 [DM] 内部エラーが発生しました。

1516 [DM] 不正な情報が含まれています。

1517 [DM] 差分リビジョンで指定されたパスにアクセスできません。

1518 [DM] 差分リビジョンで指定されたファイルが存在しないか、またはファイルではあ

りません。

1701 [DM] 集配信区分が不正です。

1702 [DM] 格納位置ディレクトリタイプが不正です。

1703 [DM] コマンド名が不正です。

1704 [DM] コマンドラインが不正です。

1705 [DM] グループウィンドウ名が不正です。

1706 [DM] ウィンドウクラスが不正です。

1707 [DM] 実行ディレクトリが不正です。

1708 [DM] アイコンファイル名が不正です。

1709 [DM] 不正なオリジナルリビジョンが指定されました。

170A [DM] オリジナルリビジョンで指定されたファイルが現世代にありません。

170B [DM] 分散システム名が不正です。

170C [DM] 適用先への通知またはファイル転送に失敗しました。

1901 [DM] メモリが不足しています。

1902 [DM] 不正な構造体が指定されました。

1903 [DM] 不正なアクセスが発生しました。

1904 [DM] 内部エラーが発生しました。

1905 [DM] 不正なデータを受信しました。

1911 [DM] パラメータ設定値が不正です。

1912 [DM] 配列型パラメータのエントリ数が不正です。

1913 [DM] IDパラメータの設定値が不正です。

1914 [DM] 日付型パラメータの設定値が不正です。

1915 [DM] 適用先システム名が不正です。

Page 142: DeliveryManager Standard Edition

134

1916 [DM] クライアントシステム名が不正です。

1917 [DM] ファイル名が不正です。

1918 [DM] ファイルバージョン設定値が不正です。

1919 [DM] 適用先グループ名が不正です。

191A [DM] クライアントグループ名が不正です。

191B [DM] ファイルグループ名が不正です。

191C [DM] IPアドレス設定値が不正です。

191D [DM] サービス名が不正です。

191E [DM] 表示名が不正です。

191F [DM] パス名が不正です。

1920 [DM] 依存関係が不正です。

1921 [DM] 優先度が不正です。

1922 [DM] 共有名が不正です。

1923 [DM] サーバ名が不正です。

1924 [DM] ユーザ定義域が不足しています。

1925 [DM] 非同期通知に失敗しました

1926 [DM] 圧縮ファイルの解凍に失敗しました。

1927 [DM] 圧縮ファイルの転送(GET)に失敗しました。

1A00 [SUMINFO]内部エラーが発生しました

1A01 [SUMINFO]メモリが不足しています。

1A02 [SUMINFO]処理をキャンセルしました。

1A03 [SUMINFO]メッセージ通知に失敗しました。

1B01 [DM-XML]メモリが不足しています。

1B02 [DM-XML]引数パラメータが不正です。

1B03 [DM-XML]ノードの種別が異なります。

1B04 [DM-XML]ルートノードが設定されていません。

1B10 [DM-XML]ファイルのオープンに失敗しました。

1B11 [DM-XML]空のファイルです。

1B12 [DM-XML]ファイルの読み込みに失敗しました。

1B13 [DM-XML]ファイルの書き出しに失敗しました。

1B14 [DM-XML]バッファの読み込みに失敗しました。

1B15 [DM-XML]バッファの書き出しに失敗しました。

1B20 [DM-XML]XML文書が不正です。

1B21 [DM-XML]未サポートのバージョンのXML文書です。

1B22 [DM-XML]指定したエンコードは未サポートです。

( DMR )

コード 対応メッセージ

8041 [DMR] メモリ不足のため処理に失敗しました。

8042 [DMR] リソーステーブルの検索に失敗しました。

8043 [DMR] リソース管理機能の初期化に失敗しました。

8044 [DMR] リソース管理機能の有効化に失敗しました。

8045 [DMR] 分散処理スレッドが処理未完了のまま終了しました。

8046 [DMR] ドライブ空き容量の取得に失敗しました。

8047 [DMR] ドライブ容量不足のため処理に失敗しました。

8081 [DMR] 不正なイベント識別子を取得しました。

8082 [DMR] 起動完了イベントのオープンに失敗しました。

8083 [DMR] 終了要求イベントのオープンに失敗しました。

8084 [DMR] 停止通知イベントのオープンに失敗しました。

8085 [DMR] サービスへのイベント通知処理に失敗しました。

80C1 [DMR] SG未設定状態のため処理ができません。

Page 143: DeliveryManager Standard Edition

135

80C2 [DMR] 正しくインストールされていません。

80C3 [DMR] 内部情報の更新処理に失敗しました。

80C4 [DMR] 管理ディレクトリの作成に失敗しました。

80C5 [DMR] カレントディレクトリが設定されていません。

80C6 [DMR] スプールディレクトリが設定されていません。

80C7 [DMR] DMSTDR識別子が不正です。

80C8 [DMR] DMSTDR識別子の更新に失敗しました。

80C9 [DMR] SG更新待ちの設定に失敗しました。

80CA [DMR] SG更新待ちの解除に失敗しました。

80CB [DMR] SG更新ロックの設定に失敗しました。

80CC [DMR] SG更新ロックの解除に失敗しました。

80CD [DMR] SG更新処理コマンドが異常終了しました。

80CE [DMR] SGバージョンの更新に失敗しました。

80CF [DMR] 発呼許可の更新に失敗しました。

80D0 [DMR] 回線多重度の更新に失敗しました。

80D1 [DMR] カレントディレクトリの更新に失敗しました。

80D2 [DMR] スプールディレクトリの更新に失敗しました。

80D3 [DMR] タイムアウトの更新に失敗しました。

80D4 [DMR] 再試行回数の更新に失敗しました。

80D5 [DMR] 再試行間隔の更新に失敗しました。

80D6 [DMR] スレッド多重度の更新に失敗しました。

80D7 [DMR] 高レベルスレッド数の更新に失敗しました。

80D8 [DMR] 中レベルスレッド数の更新に失敗しました。

80D9 [DMR] 低レベルスレッド数の更新に失敗しました。

80DA [DMR] 高レベル回線数の更新に失敗しました。

80DB [DMR] 中レベル回線数の更新に失敗しました。

80DC [DMR] 低レベル回線数の更新に失敗しました。

80DD [DMR] 世代保持数の更新に失敗しました。

80DE [DMR] 保持期限日数の更新に失敗しました。

80DF [DMR] サービス起動モードの更新に失敗しました。

80E0 [DMR] ディレクトリをルートから指定していません。

80E1 [DMR] 固定ドライブを指定していません。

80E2 [DMR] 指定したディレクトリのパスに不正文字が存在します。

80E3 [DMR] 指定したディレクトリのパスに不正文字(\\)が存在します。

80E4 [DMR] 指定したディレクトリにアクセス権がありません。

80E5 [DMR] 共有ドライブを指定していません。

80E6 [DMR] 管理ファイルディレクトリの作成に失敗しました。

80E7 [DMR] 管理元要求ディレクトリの作成に失敗しました。

80E8 [DMR] 管理元応答ディレクトリの作成に失敗しました。

80E9 [DMR] クライアント管理ディレクトリの作成に失敗しました。

80EA [DMR] DMSTDR管理ディレクトリの作成に失敗しました。

80EB [DMR] ファイルパックディレクトリの作成に失敗しました。

80EC [DMR] DMSTDR作業用ディレクトリの作成に失敗しました。

8101 [DMR] 共有処理インターフェイスの初期化に失敗しました。

8102 [DMR] 共有情報ロック処理で異常が発生しました。

8103 [DMR] カレントディレクトリの共有操作に失敗しました。

8104 [DMR] カレントディレクトリの共有解除操作に失敗しました。

8105 [DMR] 共有情報の作成に失敗しました。

8181 [DMR] 世代管理ファイルのオープンに失敗しました。

8182 [DMR] 世代管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

8183 [DMR] 世代管理ファイルの障害を検出しました。

Page 144: DeliveryManager Standard Edition

136

8184 [DMR] 世代管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

8185 [DMR] 世代管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

8186 [DMR] 世代管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

8187 [DMR] 世代管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

81C1 [DMR] ファイル情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

81C2 [DMR] ファイル情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

81C3 [DMR] ファイル情報管理ファイルの障害を検出しました。

81C4 [DMR] ファイル情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

81C5 [DMR] ファイル情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

81C6 [DMR] ファイル情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

81C7 [DMR] ファイル情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

8201 [DMR] クライアント情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

8202 [DMR] クライアント情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

8203 [DMR] クライアント情報管理ファイルの障害を検出しました。

8204 [DMR] クライアント情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

8205 [DMR] クライアント情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

8206 [DMR] クライアント情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

8207 [DMR] クライアント情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

8241 [DMR] 指示情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

8242 [DMR] 指示情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

8243 [DMR] 指示情報管理ファイルの障害を検出しました。

8244 [DMR] 指示情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

8245 [DMR] 指示情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

8246 [DMR] 指示情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

8247 [DMR] 指示情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

8281 [DMR] クライアント毎指示情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

8282 [DMR] クライアント毎指示情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

8283 [DMR] クライアント毎指示情報管理ファイルの障害を検出しました。

8284 [DMR] クライアント毎指示情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

8285 [DMR] クライアント毎指示情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

8286 [DMR] クライアント毎指示情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

8287 [DMR] クライアント毎指示情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

82C1 [DMR] スケジュール情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

82C2 [DMR] スケジュール情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

82C3 [DMR] スケジュール情報管理ファイルの障害を検出しました。

82C4 [DMR] スケジュール情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

82C5 [DMR] スケジュール情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

82C6 [DMR] スケジュール情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

82C7 [DMR] スケジュール情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

8301 [DMR] 更新状況情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

8302 [DMR] 更新状況情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

8303 [DMR] 更新状況情報管理ファイルの障害を検出しました。

8304 [DMR] 更新状況情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

8305 [DMR] 更新状況情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

8306 [DMR] 更新状況情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

8307 [DMR] 更新状況情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

8341 [DMR] 指示ファイルの読み込みに失敗しました。

8342 [DMR] 指示ファイルの更新に失敗しました。

8343 [DMR] 指示ファイルのルートノードの取得に失敗しました。

8344 [DMR] 指示ファイルの障害を検出しました。

8345 [DMR] 指示ファイルに指示内容がありません。

Page 145: DeliveryManager Standard Edition

137

8346 [DMR] 指示ファイルに応答を追記することができませんでした。

8347 [DMR] 新規指示ファイルの作成に失敗しました。

8348 [DMR] 指示ファイルに追記する新規ノードの作成に失敗しました。

8349 [DMR] 指示ファイルに追記する情報ノードの複製に失敗しました。

834A [DMR] 指示ファイルに追記する情報ノードの追加に失敗しました。

834B [DMR] 指示ファイルの情報ノードへの内容の追加に失敗しました。

834C [DMR] 指示の対象となるシステム情報が記述されていません。

834D [DMR] 指示ファイルに記述された指示が不正です。

834E [DMR] 指示ファイルの更新ロック操作に失敗しました。

8381 [DMR] 指定されたエージェントシステムは、既に登録済みです。

8382 [DMR] 指定されたエージェントシステムは、中継システム配下に存在しません。

83C1 [DMR] 回線資源獲得に失敗しました(リトライオーバー)。

83C2 [DMR] 通信関連処理に失敗しました(リトライオーバー)。

83C3 [DMR] SGでエージェント発呼不可が設定されています。

83C4 [DMR] 管理元システムへの中継要求処理に失敗しました。

83C5 [DMR] クライアントシステムへの中継要求処理に失敗しました。

83C6 [DMR] IPアドレスが解決できないため通信処理ができません。

83C7 [DMR] 要求情報ファイルの作成に失敗しました。

83C8 [DMR] 要求情報ファイルの読み込みに失敗しました。

83C9 [DMR] 通知先情報ファイルの作成に失敗しました。

83CA [DMR] 通知先情報ファイルの読み込みに失敗しました。

8401 [DMR] FileTransferが停止しています。

8402 [DMR] ArmAPIの初期化に失敗しました。

8403 [DMR] ARMDRIVEコマンドの起動に失敗しました。

8404 [DMR] ARMDRIVEコマンドの処理が失敗しました。

8405 [DMR] クラスタシステムの共有ドライブが存在しません。

8441 [DMR] DMSTDR運用管理コマンドの起動に失敗しました。

8442 [DMR] DMSTDR運用管理コマンドで内部処理エラーが発生しました。

8443 [DMR] DMSTDR運用管理コマンドで引数エラーが発生しました。

8444 [DMR] DMSTDR運用管理コマンドはメモリ不足のため処理に失敗しました。

8445 [DMR] DMSTDR運用管理コマンドは管理者権限が無いため処理に失敗しました。

8446 [DMR] DMSTDR運用管理コマンドはサポート範囲外OSのため処理に失敗しました。

8481 [DMR] 解析情報収集処理に失敗しました。

8482 [DMR] 論理ファイル削除処理に失敗しました。

8483 [DMR] 自システム更新処理に失敗しました。

8484 [DMR] スケジュールがキャンセルされました。

8485 [DMR] 保持ファイル更新処理に失敗しました。

8486 [DMR] 処理要求はキャンセルされました。

84C1 [DMR] 指示ファイル構成情報の解析に失敗しました。

84C2 [DMR] 指示内容の解析に失敗しました。

84C3 [DMR] 指示ファイルに記載されたスケジュール内容の解析に失敗しました。

84C4 [DMR] 指示ファイルに記載されたファイル内容の解析に失敗しました。

84C5 [DMR] 指示ファイルに記載された対象システム内容の解析に失敗しました。

84C6 [DMR] 指示ファイルに記載されたクライアント内容の解析に失敗しました。

84C7 [DMR] 指示ファイルに記載された要求元内容の解析に失敗しました。

84C8 [DMR] 指示ファイルに記載されたクライアントメンテ内容の解析に失敗しました。

84C9 [DMR] 指示ファイルに記載された参照要求内容の解析に失敗しました。

84CA [DMR] 指示ファイルに記載された応答内容の解析に失敗しました。

84CB [DMR] 指示ファイルに記載されたスケジュールメンテ内容の解析に失敗しました。

84CC [DMR] 指示ファイルに記載されたキャンセルメンテ内容の解析に失敗しました。

8F81 [DMR-API] 接続先サーバ名が不正です。

Page 146: DeliveryManager Standard Edition

138

8F82 [DMR-API] 接続先サーバ名が長すぎます。

8F83 [DMR-API] 接続先サーバのIPアドレス取得に失敗しました。

8F84 [DMR-API] API要求バージョンが不正です。

8F85 [DMR-API] API要求リビジョンが不正です。

8F86 [DMR-API] APIユーザ識別子が不正です。

8F87 [DMR-API] 使用バージョンパラメータが異常です。

8F88 [DMR-API] APIの初期化は既に完了しています。

8F89 [DMR-API] ウィンドウの生成に失敗しました。

8F8A [DMR-API] コールバック関数の設定に失敗しました。

8F8B [DMR-API] 停止要求モードが不正です。

8F8C [DMR-API] ソケットの確保に失敗しました。

8F8D [DMR-API] ソケットの接続に失敗しました。

8F8E [DMR-API] API要求送信に失敗しました。

8F8F [DMR-API] API応答受信に失敗しました。

8F90 [DMR-API] API応答種別が不正です。

8F91 [DMR-API] ソケットのセレクト処理で異常が発生しました。

8F92 [DMR-API] 接続先サーバは停止しています。

8F93 [DMR-API] 接続先サーバ停止処理中です。

8F94 [DMR-API] SG更新待ち開始処理に失敗しました。

8F95 [DMR-API] SG更新待ち終了処理に失敗しました。

8F96 [DMR-API] SG更新(即時反映)処理に失敗しました。

8F97 [DMR-API] カレントディレクトリの初期化に失敗しました。

8F98 [DMR-API] リソース管理の有効化に失敗しました。

8F99 [DMR-API] イベント登録処理に失敗しました。

8F9A [DMR-API] 更新状況ファイルパス格納領域の指定が不正です。

8F9B [DMR-API] 更新状況ファイルパス格納領域サイズが不足しています。

8F9C [DMR-API] 内部ロック取得処理に失敗しました。

8F9D [DMR-API] 内部ロック解放処理に失敗しました。

8F9E [DMR-API] 資源(メモリ)不足が発生したため処理ができませんでした。

8F9F [DMR-API] API処理中に例外が発生しました。

8FA0 [DMR-API] API処理中に内部エラーが発生しました。

8FC1 [DMR] DMR-APIの要求電文ヘッダ情報が異常です。

8FC2 [DMR] DMR-APIの処理要求種別コードが不正です。

8FC3 [DMR] DMR-APIの要求電文情報が異常です。

8FC4 [DMR] メモリ不足のため要求されたDMR-APIの処理ができませんでした。

( DMA )

コード 対応メッセージ

2041 [DMA] メモリ不足のため処理に失敗しました。

2042 [DMA] リソーステーブルの検索に失敗しました。

2043 [DMA] リソース管理機能の初期化に失敗しました。

2044 [DMA] リソース管理機能の有効化に失敗しました。

2045 [DMA] 分散処理スレッドが処理未完了のまま終了しました。

2046 [DMA] ドライブ空き容量の取得に失敗しました。

2047 [DMA] ドライブ容量不足のため処理に失敗しました。

2081 [DMA] 不正なイベント識別子を取得しました。

2082 [DMA] 起動完了イベントのオープンに失敗しました。

2083 [DMA] 終了要求イベントのオープンに失敗しました。

2084 [DMA] 停止通知イベントのオープンに失敗しました。

2085 [DMA] サービスへのイベント通知処理に失敗しました。

20C1 [DMA] SG未設定状態のため処理ができません。

Page 147: DeliveryManager Standard Edition

139

20C2 [DMA] 正しくインストールされていません。

20C3 [DMA] 内部情報の更新処理に失敗しました。

20C4 [DMA] 管理ディレクトリの作成に失敗しました。

20C5 [DMA] カレントディレクトリが設定されていません。

20C6 [DMA] スプールディレクトリが設定されていません。

20C7 [DMA] エージェント識別子が不正です。

20C8 [DMA] エージェント識別子の更新に失敗しました。

20C9 [DMA] SG更新待ちの設定に失敗しました。

20CA [DMA] SG更新待ちの解除に失敗しました。

20CB [DMA] SG更新ロックの設定に失敗しました。

20CC [DMA] SG更新ロックの解除に失敗しました。

20CD [DMA] SG更新処理コマンドが異常終了しました。

20CE [DMA] SGバージョンの更新に失敗しました。

20CF [DMA] 発呼許可の更新に失敗しました。

20D0 [DMA] 回線多重度の更新に失敗しました。

20D1 [DMA] カレントディレクトリの更新に失敗しました。

20D2 [DMA] スプールディレクトリの更新に失敗しました。

20D3 [DMA] タイムアウトの更新に失敗しました。

20D4 [DMA] 再試行回数の更新に失敗しました。

20D5 [DMA] 再試行間隔の更新に失敗しました。

20D6 [DMA] スレッド多重度の更新に失敗しました。

20D7 [DMA] 高レベルスレッド数の更新に失敗しました。

20D8 [DMA] 中レベルスレッド数の更新に失敗しました。

20D9 [DMA] 低レベルスレッド数の更新に失敗しました。

20DA [DMA] 高レベル回線数の更新に失敗しました。

20DB [DMA] 中レベル回線数の更新に失敗しました。

20DC [DMA] 低レベル回線数の更新に失敗しました。

20DD [DMA] 世代保持数の更新に失敗しました。

20DE [DMA] 保持期限日数の更新に失敗しました。

20DF [DMA] サービス起動モードの更新に失敗しました。

20E0 [DMA] ディレクトリをルートから指定していません。

20E1 [DMA] 固定ドライブを指定していません。

20E2 [DMA] 指定したディレクトリのパスに不正文字が存在します。

20E3 [DMA] 指定したディレクトリのパスに不正文字(\\)が存在します。

20E4 [DMA] 指定したディレクトリにアクセス権がありません。

20E5 [DMA] 共有ドライブを指定していません。

20E6 [DMA] 管理ファイルディレクトリの作成に失敗しました。

20E7 [DMA] 管理元要求ディレクトリの作成に失敗しました。

20E8 [DMA] 管理元応答ディレクトリの作成に失敗しました。

20E9 [DMA] クライアント管理ディレクトリの作成に失敗しました。

20EA [DMA] エージェント管理ディレクトリの作成に失敗しました。

20EB [DMA] ファイルパックディレクトリの作成に失敗しました。

20EC [DMA] エージェント作業用ディレクトリの作成に失敗しました。

20ED [DMA] マルチキャストパケット送出間隔の更新に失敗しました。

20EE [DMA] マルチキャストパケットサイズの更新に失敗しました。

20EF [DMA] マルチキャスト転送情報(接続時タイムアウト)の更新に失敗しました。

20F0 [DMA] マルチキャスト転送情報(無通信タイムアウト)の更新に失敗しました。

20F1 [DMA] マルチキャストアドレスの更新に失敗しました。

20F2 [DMA] マルチキャスト転送情報(TTL)の更新に失敗しました。

20F3 [DMA] マルチキャスト転送情報(キャンセルタイムアウト)の更新に失敗しました。

20F4 [DMA] マルチキャスト転送情報(最大受信ポート番号)の更新に失敗しました。

Page 148: DeliveryManager Standard Edition

140

20F5 [DMA] マルチキャスト転送情報(最小受信ポート番号)の更新に失敗しました。

2101 [DMA] 共有処理インターフェイスの初期化に失敗しました。

2102 [DMA] 共有情報ロック処理で異常が発生しました。

2103 [DMA] カレントディレクトリの共有操作に失敗しました。

2104 [DMA] カレントディレクトリの共有解除操作に失敗しました。

2105 [DMA] 共有情報の作成に失敗しました。

2181 [DMA] 世代管理ファイルのオープンに失敗しました。

2182 [DMA] 世代管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

2183 [DMA] 世代管理ファイルの障害を検出しました。

2184 [DMA] 世代管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

2185 [DMA] 世代管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

2186 [DMA] 世代管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

2187 [DMA] 世代管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

21C1 [DMA] ファイル情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

21C2 [DMA] ファイル情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

21C3 [DMA] ファイル情報管理ファイルの障害を検出しました。

21C4 [DMA] ファイル情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

21C5 [DMA] ファイル情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

21C6 [DMA] ファイル情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

21C7 [DMA] ファイル情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

2201 [DMA] クライアント情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

2202 [DMA] クライアント情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

2203 [DMA] クライアント情報管理ファイルの障害を検出しました。

2204 [DMA] クライアント情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

2205 [DMA] クライアント情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

2206 [DMA] クライアント情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

2207 [DMA] クライアント情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

2241 [DMA] 指示情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

2242 [DMA] 指示情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

2243 [DMA] 指示情報管理ファイルの障害を検出しました。

2244 [DMA] 指示情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

2245 [DMA] 指示情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

2246 [DMA] 指示情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

2247 [DMA] 指示情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

2281 [DMA] クライアント毎指示情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

2282 [DMA] クライアント毎指示情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

2283 [DMA] クライアント毎指示情報管理ファイルの障害を検出しました。

2284 [DMA] クライアント毎指示情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

2285 [DMA] クライアント毎指示情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

2286 [DMA] クライアント毎指示情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

2287 [DMA] クライアント毎指示情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

22C1 [DMA] スケジュール情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

22C2 [DMA] スケジュール情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

22C3 [DMA] スケジュール情報管理ファイルの障害を検出しました。

22C4 [DMA] スケジュール情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

22C5 [DMA] スケジュール情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

22C6 [DMA] スケジュール情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

22C7 [DMA] スケジュール情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

2301 [DMA] 更新状況情報管理ファイルのオープンに失敗しました。

2302 [DMA] 更新状況情報管理ファイルのバージョン異常を検出しました。

2303 [DMA] 更新状況情報管理ファイルの障害を検出しました。

Page 149: DeliveryManager Standard Edition

141

2304 [DMA] 更新状況情報管理ファイルに対象のレコードが存在しません。

2305 [DMA] 更新状況情報管理ファイルに対象のレコードが既に存在します。

2306 [DMA] 更新状況情報管理ファイルに対象のレコードが複数存在します。

2307 [DMA] 更新状況情報管理ファイルのレコード変換処理に失敗しました。

2341 [DMA] 指示ファイルの読み込みに失敗しました。

2342 [DMA] 指示ファイルの更新に失敗しました。

2343 [DMA] 指示ファイルのルートノードの取得に失敗しました。

2344 [DMA] 指示ファイルの障害を検出しました。

2345 [DMA] 指示ファイルに指示内容がありません。

2346 [DMA] 指示ファイルに応答を追記することができませんでした。

2347 [DMA] 新規指示ファイルの作成に失敗しました。

2348 [DMA] 指示ファイルに追記する新規ノードの作成に失敗しました。

2349 [DMA] 指示ファイルに追記する情報ノードの複製に失敗しました。

234A [DMA] 指示ファイルに追記する情報ノードの追加に失敗しました。

234B [DMA] 指示ファイルの情報ノードへの内容の追加に失敗しました。

234C [DMA] 指示の対象となるシステム情報が記述されていません。

234D [DMA] 指示ファイルに記述された指示が不正です。

234E [DMA] 指示ファイルの更新ロック操作に失敗しました。

2381 [DMA] 指定されたクライアントシステムは、既に登録済みです。

2382 [DMA] 指定されたクライアントシステムは、エージェントシステム配下に存在しま

せん。

23C1 [DMA] 回線資源獲得に失敗しました(リトライオーバー)。

23C2 [DMA] 通信関連処理に失敗しました(リトライオーバー)。

23C3 [DMA] SGでエージェント発呼不可が設定されています。

23C4 [DMA] 管理元システムへの中継要求処理に失敗しました。

23C5 [DMA] クライアントシステムへの中継要求処理に失敗しました。

23C6 [DMA] IPアドレスが解決できないため通信処理ができません。

23C7 [DMA] 要求情報ファイルの作成に失敗しました。

23C8 [DMA] 要求情報ファイルの読み込みに失敗しました。

23C9 [DMA] 通知先情報ファイルの作成に失敗しました。

23CA [DMA] 通知先情報ファイルの読み込みに失敗しました。

2401 [DMA] FileTransferが停止しています。

2402 [DMA] ArmAPIの初期化に失敗しました。

2403 [DMA] ARMDRIVEコマンドの起動に失敗しました。

2404 [DMA] ARMDRIVEコマンドの処理が失敗しました。

2405 [DMA] クラスタシステムの共有ドライブが存在しません。

2441 [DMA] エージェント運用管理コマンドの起動に失敗しました。

2442 [DMA] エージェント運用管理コマンドで内部処理エラーが発生しました。

2443 [DMA] エージェント運用管理コマンドで引数エラーが発生しました。

2444 [DMA] エージェント運用管理コマンドはメモリ不足のため処理に失敗しました。

2445 [DMA] エージェント運用管理コマンドは管理者権限が無いため処理に失敗しまし

た。

2446 [DMA] エージェント運用管理コマンドはサポート範囲外OSのため処理に失敗しま

した。

2481 [DMA] 解析情報収集処理に失敗しました。

2482 [DMA] 論理ファイル削除処理に失敗しました。

2483 [DMA] 自システム更新処理に失敗しました。

2484 [DMA] スケジュールがキャンセルされました。

2485 [DMA] 保持ファイル更新処理に失敗しました。

2486 [DMA] 処理要求はキャンセルされました。

24C1 [DMA] 指示ファイル構成情報の解析に失敗しました。

Page 150: DeliveryManager Standard Edition

142

24C2 [DMA] 指示内容の解析に失敗しました。

24C3 [DMA] 指示ファイルに記載されたスケジュール内容の解析に失敗しました。

24C4 [DMA] 指示ファイルに記載されたファイル内容の解析に失敗しました。

24C5 [DMA] 指示ファイルに記載された対象システム内容の解析に失敗しました。

24C6 [DMA] 指示ファイルに記載されたクライアント内容の解析に失敗しました。

24C7 [DMA] 指示ファイルに記載された要求元内容の解析に失敗しました。

24C8 [DMA] 指示ファイルに記載されたクライアントメンテ内容の解析に失敗しました。

24C9 [DMA] 指示ファイルに記載された参照要求内容の解析に失敗しました。

24CA [DMA] 指示ファイルに記載された応答内容の解析に失敗しました。

24CB [DMA] 指示ファイルに記載されたスケジュールメンテ内容の解析に失敗しました。

24CC [DMA] 指示ファイルに記載されたキャンセルメンテ内容の解析に失敗しました。

2F81 [DMA-API] 接続先サーバ名が不正です。

2F82 [DMA-API] 接続先サーバ名が長すぎます。

2F83 [DMA-API] 接続先サーバのIPアドレス取得に失敗しました。

2F84 [DMA-API] API要求バージョンが不正です。

2F85 [DMA-API] API要求リビジョンが不正です。

2F86 [DMA-API] APIユーザ識別子が不正です。

2F87 [DMA-API] 使用バージョンパラメータが異常です。

2F88 [DMA-API] APIの初期化は既に完了しています。

2F89 [DMA-API] ウィンドウの生成に失敗しました。

2F8A [DMA-API] コールバック関数の設定に失敗しました。

2F8B [DMA-API] 停止要求モードが不正です。

2F8C [DMA-API] ソケットの確保に失敗しました。

2F8D [DMA-API] ソケットの接続に失敗しました。

2F8E [DMA-API] API要求送信に失敗しました。

2F8F [DMA-API] API応答受信に失敗しました。

2F90 [DMA-API] API応答種別が不正です。

2F91 [DMA-API] ソケットのセレクト処理で異常が発生しました。

2F92 [DMA-API] 接続先サーバは停止しています。

2F93 [DMA-API] 接続先サーバ停止処理中です。

2F94 [DMA-API] SG更新待ち開始処理に失敗しました。

2F95 [DMA-API] SG更新待ち終了処理に失敗しました。

2F96 [DMA-API] SG更新(即時反映)処理に失敗しました。

2F97 [DMA-API] カレントディレクトリの初期化に失敗しました。

2F98 [DMA-API] リソース管理の有効化に失敗しました。

2F99 [DMA-API] イベント登録処理に失敗しました。

2F9A [DMA-API] 更新状況ファイルパス格納領域の指定が不正です。

2F9B [DMA-API] 更新状況ファイルパス格納領域サイズが不足しています。

2F9C [DMA-API] 内部ロック取得処理に失敗しました。

2F9D [DMA-API] 内部ロック解放処理に失敗しました。

2F9E [DMA-API] 資源(メモリ)不足が発生したため処理ができませんでした。

2F9F [DMA-API] API処理中に例外が発生しました。

2FA0 [DMA-API] API処理中に内部エラーが発生しました。

2FC1 [DMA] DMA-APIの要求電文ヘッダ情報が異常です。

2FC2 [DMA] DMA-APIの処理要求種別コードが不正です。

2FC3 [DMA] DMA-APIの要求電文情報が異常です。

2FC4 [DMA] メモリ不足のため要求されたDMA-APIの処理ができませんでした。

( DMC )

コード 対応メッセージ

6000 [DMC]正しくインストールされていません。

Page 151: DeliveryManager Standard Edition

143

6001 [DMC]ライブラリ(DLL)のロードに失敗しました。

6002 [DMC]モジュールのパス名取得に失敗しました。

6003 [DMC]既に起動しています。

6004 [DMC]サポートしていないOSです。

6005 [DMC]認識できないイベントが発生しました。

6006 [DMC]サービス起動通知用Objectの作成に失敗しました。

6007 [DMC]サービス停止通知用Objectの作成に失敗しました。

6008 [DMC]サービスへの通知 に失敗しました。

6009 [DMC]サービスの停止要求が発生しました。

600A [DMC]ファイルの転送に失敗しました。

600B [DMC]適用処理の準備が完了していません。

600C [DMC]コマンドの起動に失敗しました。

600D [DMC]停止指示により、コマンドを強制終了しました。

600E [DMC]スケジュール期限を越えています。

600F [DMC]スケジュール情報が正しくありません。

6010 [DMC]リトライ回数を越えました。

6011 [DMC]スケジュールはキャンセルされました

6012 [DMC]適用先システムの保持期限が経過しました。転送処理は実行されませんでし

た。

6013 [DMC]手動更新要求が発生しました。

6014 [DMC]キャンセル情報が正しくありません。

6015 [DMC]指示がキャンセルされました。

6016 [DMC]キャンセルに失敗しました。

6017 [DMC]対象システム情報が不正です。

6100 [DMC]正しくSG情報が設定されていません。

6101 [DMC]接続先サーバ名が設定されていません。

6102 [DMC]クライアントから発呼する通知は禁止されています。

6103 [DMC]クライアントIDの更新に失敗しました。

6104 [DMC]SG情報のファイル格納ディレクトリが不正です。

6105 [DMC]ネットワーク接続復元に失敗しました。

6106 [DMC]空きドライブがないため、ネットワーク接続復元に失敗しました。

6107 [DMC]格納ディレクトリの空き容量の取得に失敗しました。

6108 [DMC]カレントディレクトリの取得に失敗しました。

6109 [DMC]ディスクトップの切り換えに失敗しました。

610A [DMC]SGディレクトリの取得に失敗しました。

610B [DMC]OS種別が不正です。

610C [DMC]ロックのエラーが発生しました。

610D [DMC]デフォルトSGの書き込みに失敗しました。

610E [DMC]SGの読み込みに失敗しました。(クライアント名)

610F [DMC]SGの読み込みに失敗しました。(障害通知用サーバ名)

6110 [DMC]SGの書き込みに失敗しました。(格納ディレクトリ)

6111 [DMC]ディレクトリの作成に失敗しました。(格納ディレクトリ)

6112 [DMC]ディレクトリの読み込みに失敗しました。(格納ディレクトリ)

6113 [DMC]ディレクトリの読み込みに失敗しました。(保持格納)

6114 [DMC]FTC.DLLのロードに失敗しました。

6115 [DMC]DMCの起動引数が不正です。

6116 [DMC]SGの書き込みに失敗しました。(クライアントID)

6117 [DMC]ファイルIDの書き込みに失敗しました。

6118 [DMC]共有ディレクトリ名の取得に失敗しました。

6119 [DMC]バックアップ期間の書き込みに失敗しました。

611A [DMC]適用先情報が SG されていません。

Page 152: DeliveryManager Standard Edition

144

6200 [DMC]指示ファイル内の情報を取得できませんでした。

6201 [DMC]指示ファイルの読み込みに失敗しました。

6202 [DMC]指示ファイルの書き込みに失敗しました。

6203 [DMC]システム種別の取得に失敗しました。

6204 [DMC]指示種別の取得に失敗しました。

6205 [DMC]指示種別(補足情報)の取得に失敗しました。

6206 [DMC]適用先システム情報の取得に失敗しました。

6207 [DMC]ファイル情報の取得に失敗しました。

6208 [DMC]スケジュール種別の取得に失敗しました。

6209 [DMC]スケジュール情報の取得に失敗しました。

620A [DMC]参照項目の取得に失敗しました。

620B [DMC]対象レジストリの種別取得に失敗しました。

620C [DMC]レジストリ操作の内容取得に失敗しました。

620D [DMC]対象レジストリの項目情報取得に失敗しました。

620E [DMC]応答情報の取得に失敗しました。

620F [DMC]応答内容の取得に失敗しました。

6210 [DMC]応答情報(STATUS)の取得に失敗しました。

6211 [DMC]応答情報(DETAIL)の取得に失敗しました。

6212 [DMC]パス情報の種別取得に失敗しました。

6213 [DMC]再試行情報の取得に失敗しました。

6214 [DMC]対象項目が設定されていません。

6215 [DMC]スケジュール変更情報が正しくありません。

6216 [DMC]応答情報(DETAILSUB)の取得に失敗しました。

62FF [DMC]指示ファイルに異常がありました。

6300 [DMC]詳細情報ファイルの読み込みに失敗しました。

6301 [DMC]詳細情報ファイルの書き込みに失敗しました。

6302 [DMC]詳細情報ファイルの情報削除に失敗しました。

6303 [DMC]ID管理ファイルの読み込みに失敗しました。

6304 [DMC]ID管理ファイルの書き込みに失敗しました。

6305 [DMC]履歴情報ファイルの読み込みに失敗しました。

6306 [DMC]履歴情報ファイルの書き込みに失敗しました。

6307 [DMC]Reboot指示ファイルの読み込みに失敗しました。

6308 [DMC]Reboot指示ファイルの書き込みに失敗しました。

6309 [DMC]Reboot指示ファイルの情報削除に失敗しました。

630A [DMC]Backupファイルの検索に失敗しました。

630B [DMC]Backupファイルの読み込みに失敗しました。

630C [DMC]Backupファイルの書き込みに失敗しました。

630D [DMC]Backupファイルの削除に失敗しました。

630E [DMC]指示ファイルの検索に失敗しました。

630F [DMC]指示ファイルのコピーに失敗しました。

6310 [DMC]指示ファイルの移動に失敗しました。

6311 [DMC]適用後処理用ファイルの書き込みに失敗しました。

6312 [DMC]適用後処理用ファイルの削除に失敗しました。

6313 [DMC]適用後処理用ファイルの読み込みに失敗しました。

6314 [DMC]バックアップ情報ファイルの書き込みに失敗しました。

6315 [DMC]バックアップ情報ファイルの削除に失敗しました。

6316 [DMC]バックアップ情報ファイルの読み込みに失敗しました。

6317 [DMC]ディレクトリ属性ファイルの読み込みに失敗しました。

6318 [DMC]ディレクトリ属性ファイルの書き込みに失敗しました。

6400 [DMC]適用前処理で失敗しました。

6401 [DMC]適用条件が不一致です。(OS種別)

Page 153: DeliveryManager Standard Edition

145

6402 [DMC]適用条件が不一致です。(OSバージョン)

6403 [DMC]適用条件が不一致です。(サービスパック)

6404 [DMC]適用条件が不一致です。(CPU)

6405 [DMC]適用条件が不一致です。(メモリ)

6406 [DMC]適用条件が不一致です。(ハードディスク(空き容量))

6407 [DMC]適用条件が不一致です。(ファイルシステム)

6408 [DMC]適用条件が不一致です。(ドライブ構成)

6409 [DMC]アプリケーションの停止に失敗しました。

640A [DMC]サービスの停止に失敗しました。

640B [DMC]ファイルのバックアップに失敗しました。

640C [DMC]適用順序の指定を満たしていませんでした。

640D [DMC]プロセスの停止に失敗しました。

640E [DMC]指示ファイルの情報取得に失敗しました。

640F [DMC]指示種別が不正です。

6410 [DMC]コマンドの起動に失敗しました。

6411 [DMC]すでに適用されています。

6412 [DMC]すでに起動されています。

6413 [DMC]バックアップ対象のファイルが存在しなかった為、Backup作成を行なうことが

できませんでした。このファイルはBackup復元を行なうことができません。

6500 [DMC]適用処理で失敗しました。

6501 [DMC]ディスクの空き容量不足によりコピーに失敗しました。

6502 [DMC]ファイルの削除に失敗しました。

6503 [DMC]空きドライブがないことにより新規ネットワーク接続に失敗しました。

6504 [DMC]その他の理由により新規ネットワーク接続に失敗しました。

6505 [DMC]シェア名が8.3形式に準拠していないことにより新規ネットワーク接続に失敗

しました。

6506 [DMC]サービスの登録に失敗しました。

6507 [DMC]OSへの登録処理に失敗しました。(リブート時置換処理)

6508 [DMC]再配置処理に失敗しました。

6509 [DMC]再配置情報の取得に失敗しました。

650A [DMC]空き容量チェックコマンドの起動に失敗しました。

650B [DMC]Windows95/98/MeではETC、DRIVERS指定のファイルはインストールしません。

650C [DMC]格納先「サーバ」のファイルは処理できません。

650D [DMC]クライアントのSGで「格納先「サーバ」のファイルを使用する」がチェックさ

れていません。

650E [DMC]実ファイルの削除に失敗しました。

650F [DMC]バックアップを戻す事ができませんでした。

6510 [DMC]Windows95/98/Meでは実ファイル名が8.3形式でないファイルをリブート時置

換できません。

6511 [DMC]ディレクトリ属性復元処理に失敗しました。

6600 [DMC]適用後処理で失敗しました。

6601 [DMC]サービスの起動に失敗しました。

6602 [DMC]リブート時置換処理に失敗しています。

6603 [DMC]APの自動起動に失敗しました。

6604 [DMC]復元前処理で失敗しました。

6605 [DMC]復元後処理で失敗しました。

6700 [DMC]本バージョンでは、サポートしていない機能です。

6701 [DMC]自システムの更新に失敗しました。

6702 [DMC]RUR.INFのコピーに失敗しました。(自システム更新処理)。

6703 [DMC]解析情報収集に失敗しました。

6704 [DMC]SG変更に失敗しました。

6705 [DMC]スケジュールの期限になっていません。

Page 154: DeliveryManager Standard Edition

146

6706 [DMC]特殊変数の置換処理に失敗しました。

6707 [DMC]リカバリ処理に失敗しました。

6708 [DMC]リブート時置換処理に失敗しました。マシンのリブート時にリカバリ処理を行

います。

6709 [DMC]リブート時置換処理に失敗しました。

670A [DMC]適用後処理(コマンド起動)に失敗しました。マシンのリブート時にリカバリ

処理を行います。

670B [DMC]適用後処理(コマンド起動)に失敗しました。

670C [DMC]処理中の同一論理ファイルが存在します。要求指示は実行されませんでした。

670D [DMC]指示は実行されませんでした。

670E [DMC]バックアップ復元に失敗しました。

670F [DMC]バックアップ復元に失敗しました。バックアップファイルが存在していませ

ん。

6710 [DMC]バックアップ期限を経過したため、バックアップファイルの削除を行ないまし

た。

6711 [DMC]ディレクトリの作成に失敗しました。

6712 [DMC]リブート処理中のため、リブート後に処理を行ないます

6713 [DMC]指示を受付けました。次回、DMCサービス再起動時に処理を行います。

6714 [DMC]集信前処理に失敗しました。

6715 [DMC]実集信処理に失敗しました。

6716 [DMC]集信後処理に失敗しました。

6717 [DMC]集信処理用コマンドラインの解析に失敗しました。

6718 [DMC]ファイル集信に失敗しました。

6719 [DMC]起動するコマンドが見つかりません。

671A [DMC]ファイルの状態が不明です。再度、適用指示を実行してください。

671B [DMC]適用先への接続に失敗しました。

671C [DMC]適用先への接続に失敗しました。接続待機中です。

671D [DMC]適用先システムのバージョンは古いです。

671E [DMC]ファイルのマルチキャスト転送に失敗しました。

671F [DMC]適用先システムのマルチキャスト設定は不正です。

6720 [DMC]適用先システムは同一指示内の別ファイルについて処理中です。

6721 [DMC]適用先の状態はクライアントが要求されたマルチキャスト状態ではありませ

ん。

6722 [DMC]適用先への内部情報通知(マルチキャスト要求)に失敗しました。

6723 [DMC]適用先への内部情報通知(マルチキャスト準備完了)に失敗しました。

6724 [DMC]マルチキャスト転送中に、内部エラーが発生しました。

6725 [DMC]マルチキャスト受信コマンドで引数が不正です。

6726 [DMC]マルチキャスト転送中に、スレッドの作成が失敗しました。

6727 [DMC]マルチキャスト転送中に、ソケット障害が発生しました。

6728 [DMC]マルチキャスト転送中に、受信異常が発生しました。

6729 [DMC]マルチキャスト転送中に、ファイルの作成が失敗しました。

672A [DMC]マルチキャスト転送中に、ファイルの書き込みが失敗しました。

672B [DMC]マルチキャスト転送中に、メモリ不足が発生しました。

672C [DMC]パケットロストによりマルチキャスト転送は失敗しました。

672D [DMC]マルチキャスト転送がキャンセルされました。

672E [DMC]マルチキャスト転送中に、ファイルサイズ取得が失敗しました。

Page 155: DeliveryManager Standard Edition

147

B.5 FileTransfer エラーコード一覧

以下に FielTransfer で使用されるエラーコード一覧を示します。

( FT )

コード 説明

0x10000086 FT 初期化エラー

0x20000003 FT との通信に障害発生

0x20000004 FT との通信データに異常

0x2000000F 指定論理ファイル名に誤り

0x20000017 内部情報不整合

0x20000019 指定パス名に誤り

0x2000001D 指定転送元システム名に誤り

0x2000001E 指定転送元システム名は HOSTS ファイルに未登録

0x20000023 指定転送先システム名は HOSTS ファイルに未登録

0x20000024 転送先システム名に誤り

0x2000002C ウインドウプロシージャ起動に失敗

0x2000002D FT が停止

0x2000002E FT に内部エラーが発生

0x2000002F 資源不足

0x20000031 パス接続エラー

0x20000032 通信障害

0x20000033 内部テーブル作成失敗

0x20000034 ファイルアクセスエラー

0x20000035 転送対象ファイルなし

0x20000036 リモートシステム無応答

0x20000038 指定パス名不正

0x2000003A 異常終了

0x2000003B 集信用パス名不正

0x2000003C 既に存在する

0x2000003F リモートシステムの FT に内部エラーが発生

0x20000040 リモートシステムの FT で資源不足

0x20000042 リモートシステムの FT でファイルアクセスエラー

0x20000043 リモートシステムの FT で転送対象ファイルなし

0x20000044 リモートシステムの FT でリモートシステム無応答を検出

0x20000045 リモートシステムの FT で論理ファイルが未登録

0x20000046 リモートシステムの FT でパスマッピングが不正

0x20000047 リモートシステムの FT でファイルは既に存在する

0x20000048 リモートシステムの FT が停止

0x20000049 指定転送開始予定時刻に誤り

0x2000004C 論理ファイル使用中

0x2000004E 転送元システムでフェイルオーバが発生

0x2000004F 転送先システムでフェイルオーバが発生

0x20000050 アペンド指定につき転送の再試行は行なわない

0x20000051 Failover 中

0x20000052 アペンド指定につき Failover 完了後の転送の再試行は行なわない

0x20000053 バックアップファイルの作成に失敗

0x20000054 リモートシステムでバックアップファイルの作成に失敗

0x2000005B リモートシステムの FT のバージョンが古い

Page 156: DeliveryManager Standard Edition

148

0x2000005C 指定した API を使用できるバージョンではない

0x2000005D セキュリティ情報の取得失敗

0x2000005E セキュリティ未サポート

0x2000005F 転送先で禁止されている

0x20000060 AP 起動情報不正

0x20000061 転送前 AP 実行失敗

0x20000062 転送後 AP 実行失敗

0x20000063 他のファイルの転送失敗による転送キャンセル

0x20000064 他のファイルの転送失敗による転送キャンセル(リモート)

0x20000065 プログラム起動を許可されていない

0x20000066 転送先のパス名不一致

0x20000067 転送先でのパス名不正

0x20000068 AP 起動情報数と、指定している情報に不整合がある。

0x2000006C 連続して=文字を伴わない+文字が含まれている

0x2000006D 単独で=文字を使用している

0x2000006E 論理ファイル名末尾の+文字が見つからない

0x2000006F コマンドライン中に無効な文字が使用されている

0x20000071 コマンドライン中に、使用出来ない論理ファイル名が含まれている

0x20000072 コマンドライン中の論理ファイル名のパスマッピングが不正

Page 157: DeliveryManager Standard Edition

149

付録C FAQ

システムの構築について

Q1. DM エージェントを使用しなくてもファイル配信ができますか。

A1. 適用先システム DM エージェントは、SW 配布管理システムに必須です。

Q2. 管理元システム、適用先システム、クライアントシステムが Windows、UNIX の混在環境

でも利用可能ですか。

A2. 可能です。

Q3. 拠点数が全国で約 100 ヶ所、サーバ約 100 台、端末約 20,000 台といった大規模システム

での利用は可能ですか。

A3. 上述規模での利用は、理論上可能です。

ただし、1 台のサーバ(適用先システム)につき 100 台程度までのクライアントとい

う構成を推奨します。

この台数は、ネットワーク構成、配布ファイルの容量およびコンピュータ、ネット

ワークのファイル転送性能等の諸元により上下します。

Q4. 管理元(DMマネージャ)と適用先(DMエージェント)を 1台のマシンに共存させることはで

きますか?

また、適用先(DM エージェント)とクライアント(DM クライアント)を 1 台のマシンに共存

させることはできますか?

A4. どちらも可能です。

Q5. 使用ポート番号を教えてください。

A5. こちら(NEC サポートポータル)を参照してください。

Page 158: DeliveryManager Standard Edition

150

Q6. DeliveryManager Standard Edition を正しく構築できたことの確認は、テスト用のファイ

ルを配布した程度で十分でしょうか。

A6. 特に問題はございません。

なお、配布テストの前に下記手順での設置および確認をしていただくことをお奨め

します。

DeliveryManager Standard Edition では、適用先(DM エージェント)、端末(DM

クライアント)を識別するために固有の番号を使用します。

各システムにて、この識別番号が払い出された状態で配布運用を開始してくださ

い。

1) 適用先(DM エージェント)を設置、システムを起動します。

2) エージェント『DMA SG 支援』を起動し、「ヘルプ」-「エージェント情報」

を実行します。

「システム ID」が "0000000000000000" 以外になっていることを確認しま

す。

3) 端末を設置、システムを起動します。

4) 端末『DMC SG 支援』を起動します。

「クライアント ID」が "0000000000000000" 以外になっていることを確認

します。

"0000000000000000" の場合には、端末もしくは DM クライアントを再起

動し、再度「クライアント ID」を確認します。

Q7. クラスタに対応していますか?

A7. Windows 製品、HP-UX 製品、Linux 製品は以下のクラスタ製品に対応しています。

※Solaris 製品はクラスタに対応していません。

OS 種別 クラスタ製品 備考

Windows CLUSTERPRO

CLUSTERPRO X

・CLUSTERPRO X 3.3 までサポート。

・Ver8.2 から対応。

・中継システム、クライアントシステムはクラスタ

には対応していません。

(クラスタを構成する各マシンへの導入は可能)

ソフトウェア構築ガイドも参照してください。

HP-UX MC/ServiceGuard

Linux CLUSTERPRO X ・CLUSTERPRO X 3.3 からサポート

・Ver8.3 のリビジョンアップ Ver8.32 からサポート

・中継システムはクラスタには対応していません。

(クラスタを構成する各マシンへの導入は可能)

ソフトウェア構築ガイドも参照してください。

詳細に関しては、こちら(NEC サポートポータル)のコンテンツを参照してくださ

い。構築方法を記載したマニュアルに関してはコンテンツの関連情報を参照してく

ださい。

Page 159: DeliveryManager Standard Edition

151

Q.8 管理元(DM マネージャ)、適用先(DM エージェント)を同じマシンにインストールする場合、

スプールディレクトリは同一ディレクトリでも問題ないですか?

A.8 管理元(マネージャ)と適用先(エージェント)のスプールディレクトリは、別のディ

レクトリを指定してください。

同じディレクトリを指定すると、正しく動作しない場合があります。

なお、詳しい情報は DM の「ユーザーズマニュアル [システム構築編]」の「5.1

GUI を使った動作環境設定手順(Windows プラットフォーム)」を参照してくださ

い。DM の「ユーザーズマニュアル [システム構築編]」は、こちら(NEC サポート

ポータル)に公開しております。

Q.9 DeliveryManager サーバ(*)のコンピュータ名と IP アドレスを変更する際の手順および注

意事項について教えてください。(*):DM マネージャ,DM エージェント,DM クライアン

トと FileTransfer いずれかの製品をインストールされているマシンのこと

A.9 [DMFT コンピュータ名 IP アドレス変更時の手順及び注意事項]をご覧ください。

[DMFT コンピュータ名 IP アドレス変更時の手順及び注意事項]は、こちら(NEC

サポートポータル)に公開しております。

※サポートポータルの閲覧には、契約者 ID によるログインが必要となります。

Q.10 DeliveryManager のアドレス解決の仕組みを教えてください。

A.10 以下の通りです。

必要な環境 対応方法 備考

管理元 (DMマネージャ)

DM エージェントのコンピ

ュータ名から

DMエージェントのIPアド

レを取得できる環境

DM エージェントのコンピ

ュータ名を DNS あるいは

hosts あるいは、

LMHOSTS ファイルあるい

は、LMHOSTSに登録する

なし

適用先 (DMエージェント)

・DM マネージャのコンピ

ュータ名から DM マネー

ジャの IPアドレスを取得

できる環境

・DM クライアントのコン

ピュータ名から

DM クライアントの IP ア

ドレスを取得できる環境

・DM マネージャのコンピ

ュータ名及び

DM クライアントのコンピ

ュータ名を

DNS あるいは

hosts ファイル あるい

は LMHOSTS に登録する

・配下の DM クライアント

が全て同じセグメント内

にあり、コンピュータブ

ラウザの機能を有効にし

ている場合は、コンピュ

ータブラウザにより 名

前解決が行えるため

DNS 等への登録は必要が

ない

端末 (DMクライアント)

・DM エージェントのコンピ

ュータ名から

DMエージェントのIPアド

レスを取得できる環境

・DM エージェントのコン

ピュータ名を

DNS あるいは

hosts ファイル あるい

は LMHOSTS に登録する

・接続先サーバ名には、IP

アドレス形式で設定する

こともできます。

ただし、コンピュータブ

ラウザを無効にしている

場合や、接続先サーバが

別セグメントにある場合

は、DM エージェントのコ

ンピュータ名を DNS に登

録するなど対応が必要

である

Page 160: DeliveryManager Standard Edition

152

Q.11 Windows ファイアウォール機能を有効にする場合の注意事項について教えてください。

A.11 Windows ファイアウォール機能のデフォルト設定は、ほとんどの通信ポートを閉じた状

態に設定されております。

そのため、DM によるソフトウェア配布が行なえなくなり、通信障害による配布失敗な

どの現象が発生します。

【回避策】

Windows ファイアウォールにて、ご利用の製品を例外対象プログラムとして、登録

してください。FileTransfer や Relay をご利用の場合は、これらも登録してくださ

い。

[DM マネージャ]

・DM マネージャのインストールディレクトリ¥esmmdm.exe

[DM Relay]

・DM Relay のインストールディレクトリ¥esmrdm.exe

[DM エージェント]

・DM エージェントのインストールディレクトリ¥esmadm.exe

[DM クライアント]

・DM クライアントのインストールディレクトリ¥dmcboot.exe

・DM クライアントのインストールディレクトリ¥dmcmcfrv.exe(*1)

(*1)マルチキャスト転送を行なう場合

[FileTransfer]

・FileTransfer のインストールディレクトリ¥esmft.exe

[Relay]

・Relay のインストールディレクトリ¥esmrelay.exe

Q.12 同一コンピュータに DM マネージャとデータベースを導入し、DM マネージャでこのデ

ータベースを使用する場合の注意事項について教えてください。

A.12 コンピュータの起動時に、DM マネージャ サービスの起動に失敗する現象が確

認されています。これは、データベース起動時に、データベースサーバへの接

続可能になった後、データベースを利用可能となるまでに、時間がかかるよう

になっていることが影響していると思われます。

【回避策】

現象が発生した場合は、DM マネージャ サービスを再起動してください。

また、恒久的に解消するには、DM マネージャにおけるデータベース接続処

理にて、異常を検出した場合に再試行を行うように設定してください。

※Administrator の権限で作業を行ってください。

1.[スタート]-[ファイル名を指定して実行]、「regedit」を入力し、<OK>

ボタンを押し、レジストリエディタを起動します。

2.[編集]-[新規]-[DWORD] を選択し、以下のレジストリを設定します。

レジストリキー : ¥¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥NEC¥DMSTD

[64bitOS の場合]

¥¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥NEC¥DMSTD

値の名前 : DatabaseInitializeRetryCount

設定値 : nn (再試行回数)

※再試行は、1[分]間隔で行います。

3.[コントロールパネル]-[サービス]で、DM マネージャ サービスを再起

動します。

Page 161: DeliveryManager Standard Edition

153

インストールについて

Q1. HDD(ハードディスク)複製ツールを用いて端末を作成しようと思います。コンピュータ名、

IP アドレス等、OS 関連の情報のみ書き換えただけで端末を設置しても良いでしょうか。

A1. DeliveryManager Standard Edition は、原則として 1 端末毎のライセンス解除が

必要となります。ディスク複製にて作成したマスタを使用し、他の複数システムへ

展開を行う場合は、予めサポートセンターにご連絡願います。

また、DeliveryManager Standard Edition では、適用先(DM エージェント)や端

末(DM クライアント)を識別するために固有の番号を使用します。番号は、上位シ

ステムとの接続を契機に払い出されます。

したがって、導通テスト等を実施した状態でマスタ端末を凍結するような場合に

は、これら識別番号(エージェント ID/クライアント ID)を初期化せねばなりません。

詳細の手順については、別途お問い合わせ願います。

Q2. ターミナルサービスがアプリケーションサーバーモードで実行されている Windows サー

バで DeliveryManager Standard Edition のインストールを行ないたいのですが、どうす

れば良いでしょうか。

A2. ターミナルサービスがアプリケーションサーバーモードで実行されている

Windows サーバで DeliveryManager Standard Edition のクライアント製品(DM

運用管理 GUI、DM クライアント)をセットアップする場合、インストールモード

を変更する必要があります。

以下の手順にて、セットアップ(インストール/アンインストール)を行なってください。

1. インストールモードを有効にするため、コマンドプロンプトより、以下のコマンを実行

「change user /install」

2. DM 運用管理 GUI、DM クライアントのセットアップ(インストール/アンインストール)

3.実行モードに有効にするため、コマンドプロンプトより、以下のコマンドを実行

「change user /execute」

Q3. FileTransfer は、どこに必要ですか?

A3. 管理元(DM マネージャ)と適用先(DM エージェント)をインストールするマシ

ンに、FileTransfer をインストールしてください。

なお、FileTransfer は、DM マネージャあるいは DM エージェントよりも先に

インストールしてください。

FileTransfer のライセンスは、管理元(DM マネージャ)と適用先(DM エージェ

ント)それぞれに含まれています。

管理元(DM マネージャ)と適用先(DM エージェント)は、ファイルの転送に

FileTransfer を使用しています。

Q4. WindowsServer2016 環境において、MultiPoint Services の役割をインストールしたマシ

ンにて、DeliveryManager Standard Edition のインストール/アンインストールを実施す

る際に、注意する点はありますか。

A4. MultiPoint Services の役割をインストールしたマシンにて、

Page 162: DeliveryManager Standard Edition

154

DeliveryManager Standard Edition のインストーラ「EXPSETUP.EXE」

「SETUP32I.EXE」を実施した場合、「EXPSETUP.EXE」「SETUP32I.EXE」

実行後はマシンを再起動してください。

ソフトウェアの配布等、システムの運用について

Q1. 配布状況、インストール状況の確認をそれぞれ行うことが可能ですか。

A1. どのシステム(管理元、適用先、クライアント)にて、どういった状態であるか

を確認できます。スケジュール中、適用前/後処理中、適用完了(正常/異常)とい

った詳細な状態まで確認できます。

Q2. クライアントからの任意の契機での配布は可能ですか。

A2. 『手動更新選択ツール』を標準で提供しています。

手動更新期間(*1)中の『手動更新選択ツール』による実行指示を契機に配布が行

なわれます。

*1:開始予定日時-(手動更新日数×24h)から開始予定日時までです。

スケジュール指定の適用と併用します。

またクライアント起動後、一定時間内のみ転送および適用処理を開始するようにす

ることもできます。

Q3. Windows にログオンしていない端末(クライアント)に SW 配布できますか。

A3. できます。

Q4. 配布対象の端末(クライアント)が起動されていないときに、配布指示をしても構わないでし

ょうか。

A4. 構いません。

次回、端末(クライアント)を起動した際に認識・処理されます。

Q5. 配布前の状態に戻すことはできますか。

A5. 「バックアップ・リカバリ機能」を提供しております。

ただし、既に存在していたファイルに関しては、配布前の状態に戻りますが、追加

されたファイルは、削除されません。元に戻すためにファイルの削除が必要な場合

は、別途その仕組みを実行するよう、定義登録する必要があります。

Q6. 配布が失敗した場合に備えて、再配布処理の設定はできますか。

A6. 配布失敗後に自動再配布を行っておりません。

原因を取り除いた後に、再度、配布操作をやり直してください。

Page 163: DeliveryManager Standard Edition

155

Q7. 使用中のファイルを入れ替えることはできますか。

A7. 常時使用中のファイルを安全に置換するために「リブート時置換機能」提供してお

ります。

端末再起動の契機は、複数ご用意しております。

種別 契機

================================================

即時 適用指示受信時

手動 端末利用者のリブート操作時

指示 別途行うマネージャからのリブート指示受信時

Q8. 端末(クライアント)でファイルの受信を契機にコマンド起動は可能ですか。

A8. 可能です。

適用処理の前処理あるいは後処理としてコマンド起動できます。

Q9. 複数ファイルを 1 パッケージとし、パッケージ単位で配布できますか。

A9. できます。

実ファイルをまとめた単位を「論理ファイル(= パッケージ)」と呼びます。論理フ

ァイルに登録した実ファイル/フォルダを別々のフォルダに展開(再配置)させるこ

ともできます。

Q10. ファイルの圧縮・解凍機能はありますか。

A10. あります。

論理ファイルの登録時に圧縮するか否かを選択します。

Q11. ソフトウェアの配信スケジュールと、インストールスケジュールを別々に設定することは

可能ですか。

A11. 以下のスケジュールをそれぞれ個別に指定可能です。

・ファイル転送(管理元 -> 適用先)

・ファイル転送(適用先 -> クライアント)

・SW 更新(クライアント)

Page 164: DeliveryManager Standard Edition

156

Q12. 市販アプリケーションの自動インストールに対応していますか。

A12. セットアップツールがユーザの応答を必要とする SW については、自動で応答

する仕組み(スクリプト)を別途作成してください。

WSH(Windows Script Host)等の利用。

これまで推奨の Visual Test は、Windows2000,XP 等の OS について、正式

サポートの予定はないとのことです。

このスクリプトを DeliveryManager Standard Edition で実行するよう、登録

いただくことになります。

以下の点にはご注意願います。

・ウィルス対策用ワクチン SW およびその設定によっては、スクリプト実行

が遮断される場合があります。市販 SW のインストール自動化不可。

・スクリプト作成技術を習得するまでに時間が必要です。

DeliveryManager Standard Edition 以外の製品知識が必要。

・インストール中にシステム再起動を伴うものについては、基本的に再起動

前までしか自動応答してはなりません。

DeliveryManager Standard Edition でエラーを検知する可能性あり。

なお、UNIX 系クライアントの場合には、シェルスクリプトを別途作成してく

だ さ い 。 Windows 系 ク ラ イ ア ン ト と 同 じ く 、 こ の ス ク リ プ ト を

DeliveryManager Standard Edition で実行するよう、登録いただくことになり

ます。

Q13. Windows において、インストールに管理者権限が必要となるソフトウェアの自動インス

トールは可能ですか。

A13. クライアントシステム(DeliveryManager Standard Edition クライアント)は、

ローカルマシンの SYSTEM アカウントという特殊な権限で動作します。「適用

前/後処理」で指定するコマンドも同じ権限で動作します。このアカウントは、

Administrators グループと同値の権限ではありません。SYSTEM にアクセス

権がないことにより、処理(コマンド)が失敗する場合もあります。

Ver8.3(Ver8.32)以降、配布先の DM クライアントでログインされているユーザ

の権限で動作させる事も選択も可能になっております。

Q14. 配布できるファイル数に制限はありますか。

A14. ありません。

ただし、リブート時置換機能を利用し、大量(1000 個近く)のファイルを置換す

ると、正しく置換できない場合があることが確認されています。

※OS 提供機能の問題と判明しています。

Q15. 本番機にインストールされている DeliveryManager Standard Edition のデータをセー

ブしておき、万が一、本番機がダウンした時は、予備機にバックアップデータをリストア

し、運用を開始するということは可能なのでしょうか。

A15. 可能です。

詳細につきましては、 バックアップリストア手順(NEC サポートポータル)をご

覧ください。

Page 165: DeliveryManager Standard Edition

157

Q16. Windows のネットワークドライブに配布できますか?

A16. ネットワークドライブには配布できません。

また、UNC 表記での配布も不可となります。

Q17. USB、CD、DVD に配布できますか?

A17. メディアを識別した配布は行えません。このため、上記メディアへの配布は行

えません。USB に関してはクライアント PC に固定的に接続しリムーバルメディ

アとして使用しないのであれば配布先のドライブとして利用可能です。

ただし、USB に関しても、リブート時置換機能を利用した配布は行うことがで

きません。

Q18. 次のようにバージョンが混在するシステム構成でも問題はありませんか?

管理元システム(DM マネージャ Ver8.0)

適用先システム(DM エージェント Ver7.3)

クライアントシステム(DM クライアント Ver7.2)

A18. バージョンが混在しても問題ありません。ただし、以下の点に注意してくださ

い。

・使用できる機能は、混在するバージョンの中で最も低いバージョンの機能に限られ

ます。

例えば、質問の構成の場合、使用できる機能は、Ver7.2 で提供している機能範囲に

なります。

・複数のシステム(DMマネージャ、DMエージェント、DMクライアントの何れか)を同一

マシンにインストールする場合は、バージョンを混在できません。

・DMマネージャおよび運用管理ツール(GUI)が、Ver 7.2以上であり、Ver7.2より低い

バージョンの DM クライアントを使用する場合は、DM マネージャおよび運用管理ツー

ル(GUI)が稼働するマシンのレジストリ値を変更してください。

-------------------------------------------------------------------

キー名:¥¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥NEC¥DMSTD

[64bit OS の場合]

¥¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥NEC¥DMSTD

値の名前:EsmPackType

設定値 :1

--------------------------------------------------------------------

・Ver8.0以降の管理元システム(DMマネージャ)である場合、適用先システム(DMエージ

ェント)が

インストールされているマシンで[2000/tcp]を開放しておく必要があります。

Q19. 配布するファイルの種類(拡張子)に制限がありますか?

A19. ファイルの種類(拡張子)の制限はありません。

Page 166: DeliveryManager Standard Edition

158

Q20. 配布するファイルのサイズに上限がありますか?

A20. 配布するファイルのサイズは最大 2GB までとなります。 一つのパッケージの

サイズが 2GB を超える配布はできません。

Q21. プロセス死活監視したい場合、どのプロセスを監視すればよいですか?

A21. ■UNIX の場合:

1. /opt/SS/DeliveryManager/common/bin/TimerProc

基本となるサービスプロセス。

リソース管理を行っており、DM、FT 関連のすべてのプロセスが依存する

プロセスとなります。

2. /opt/SS/FileTransfer/bin/ESMft

FileTransfer 本体プロセス。1 に依存。

3. /opt/SS/DeliveryManager/bin/esmmdm

DM マネージャ本体プロセス。1、2 に依存。

4. /opt/SS/DeliveryManager/bin/esmadm

DM エージェント本体プロセス。1、2 に依存。

5. /opt/SS/DeliveryManager/bin/dmcboot

DM クライアント本体プロセス。1 に依存。

■Windows の場合:

1. <FileTransfer インストールフォルダ>¥esmft.exe

FileTransfer 本体プロセス

2. <DM マネージャインストールフォルダ>¥esmmdm.exe

DM マネージャ本体プロセス

3. <DM エージェントインストールフォルダ>¥esmadm.exe

DM エージェント本体プロセス

4. <DM クライアントインストールフォルダ>¥dmcboot.exe

DM クライアント本体プロセス

※ <xxxxxxインストールフォルダ>は、各システムをインストールした

フォルダを意味します。

Q22. 大量データを配布する場合、ネットワークの負荷を軽減して配布することができますか?

A22. DeliveryManager ではファイル転送に、FileTransfer を使用しています。

そのため、FileTransfer の転送流量制御機能を使用することにより、ネットワ

ークの負荷を軽減して配布することができます。

WebSAM FileTransfer マニュアルの「1.19 転送流量制御」「1.20 帯域制限」

を参照してください。

尚、WebSAM FileTransfer マニュアルはこちら(NEC サポートポータル)に公

開しております。

Q23. DeliveryManager が稼動しているマシンのバックアップ・リストア手順を教えてくださ

い。

A23. バックアップ・リストア手順についてはバックアップ・リストア手順書をご参

照してください。

なお、バックアップ・リストア手順書はこちら(NEC サポートポータル)に公開

しております。

Page 167: DeliveryManager Standard Edition

159

Q24. 製品バージョンの確認方法を教えてください。

A24. 製品バージョンの確認方法をご覧ください。

製品バージョンの確認方法はこちら(NEC サポートポータル)に公開しておりま

す。

※サポートポータルの閲覧には、契約者 ID によるログインが必要となりま

す。

Q25. クライアントを『IP アドレス』で登録することができますか?

A25. DeliveryManager はクライアントをコンピュータ名(*)で管理しています。その

ため、必ず『コンピュータ名』を指定してください。

なお、コンピュータ名は大文字と小文字が区別されますので、注意してくださ

い。

(*): Windows の場合、hostname コマンドにより取得した名前

UNIX の場合、uname -n コマンドにより取得した名前

Q26. DeliveryManager 運用管理ツール(GUI)からではなく、コンソールコマンドを使って、フ

ァイル集信機能を実行することが可能でしょうか?

A26. ファイル集信機能は、DeliveryManager 運用管理ツール(GUI)からのみ実行

可能です。

コンソールコマンドから実行することができません。

Q27. DeliveryManager のログ一覧を教えてください。

A27. こちら(NEC サポートポータル)に公開しております、ログ一覧をご覧くださ

い。

※サポートポータルの閲覧には、契約者 ID によるログインが必要となりま

す。

Q28. DeliveryManager のイベントログ一覧を教えてください。

A28. こちら(NEC サポートポータル)に公開しております、イベントログ一覧をご覧

ください。

※サポートポータルの閲覧には、契約者 ID によるログインが必要となりま

す。

Page 168: DeliveryManager Standard Edition

160

Q29. DM エージェントのファイル保持期限のデフォルト(30 日)を変更することが可能です

か?

A29. 保持期限を変更することが可能です。

以下は変更方法です。

※保持期限の設定範囲は 1~3650[日]になります。

Disk 使用量の算定にあたっては、ご注意願います。

【Windows の場合】

※Administrator の権限で作業を行ってください

1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]、「regedit」を入力し、<OK>

ボタンを押し、レジストリエディタを起動します。

2. [編集]-[新規]-[DWORD] を選択し、以下のレジストリを設定します

レジストリキー:¥¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥NEC¥DMSTDA

値の名前: GenLimitDays

設定値: nn (保持期間)

省略値: 30(日)

3. [コントロールパネル]-[サービス]で、DMA サービスを再起動します。

【UNIX の場合】

※スーパユーザで作業を行ってください

1. DM エージェントの停止

「/opt/SS/DeliveryManager/bin/dma_daemon stop」

2. ps コマンドで TimerProc プロセスの起動状況を確認し、起動されてな

い場合、以下のコマンドで TimerProc プロセスを起動

「/opt/SS/DeliveryManager/common/bin/TimerProc > /dev/null &」

3. regedit コマンドで DM エージェントの保持期限を設定する

cd /opt/SS/DeliveryManager/utility/regtool

./regedit -setval DMSTDA GenLimitDays nn DWORD

nn: 保持期限

例)20(0x14)日に設定する場合

./regedit -setval DMSTDA GenLimitDays 14 DWORD

4. DM エージェントの再起動

「/opt/SS/DeliveryManager/bin/dma_daemon start」

Page 169: DeliveryManager Standard Edition

161

Q30. DM クライアントのファイル保持期限のデフォルト(30 日)を変更することが可能です

か?

A30. 保持期限を変更することが可能です。

以下は変更方法です。

※保持期限の設定範囲は 1~3650[日]になります。

Disk 使用量の算定にあたっては、ご注意願います。

【Windows の場合】

※Administrator の権限で作業を行ってください

1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]、「regedit」を入力し、<OK>

ボタンを押し、レジストリエディタを起動します。

2. [編集]-[新規]-[DWORD] を選択し、以下のレジストリを設定します

レジストリキー: ¥¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥NEC¥DMSTDC¥SG

値の名前: IndSaveDays

設定値: nn (保持期間)

省略値: 30(日)

3. [コントロールパネル]-[サービス]で、DMC サービスを再起動します。

【UNIX の場合】

※スーパユーザで作業を行ってください

1. DM クライアントの停止

「/opt/SS/DeliveryManager/bin/dmc_daemon stop」

2. ps コマンドで TimerProc プロセスの起動状況を確認し、起動されてな

い場合、以下のコマンドで TimerProc プロセスを起動

「/opt/SS/DeliveryManager/common/bin/TimerProc > /dev/null &」

3. regedit コマンドで DM クライアントの保持期限を設定する

cd /opt/SS/DeliveryManager/utility/regtool

./regedit -setval DMSTDC¥¥SG IndSaveDays nn DWORD

nn: 保持期限

例)20(0x14)日に設定する場合

./regedit -setval DMSTDC¥¥SG IndSaveDays 14 DWORD

4. DM クライアントの再起動

「/opt/SS/DeliveryManager/bin/dmc_daemon start」

Q31. DeliveryManager の使用する DB の容量を削減する方法を教えてください。

A31. ファイルの配布を行うと、配布履歴を DM マネージャの DB に記録します。そ

して、配布履歴は配布の度に追記されるため、定期的にメンテナンス(不用分の

削除)を行う必要があります。定期的にメンテナンスを行わないと、DB の容量

増加及び性能劣化となる場合があります。

DeliveryManager 運用管理ツール(GUI)の「メンテナンス指示」-「処理要求一

覧の削除」より、必要に応じて、「全ての処理要求を削除する」または「指定日

時以前の処理要求を削除する」を指定して削除を行ってください。

Page 170: DeliveryManager Standard Edition

162

Q32. Windows(64bit)環境で運用する場合の注意事項について教えてください。

A32. DeliveryManager は、32bit アプリケーションであるため、Windows(64bit)環

境では、32bit 互換モードで動作します。このため、DeliveryManager による

更新(配布・管理)は、32bit 互換モードでアクセス可能なファイル等に限られま

す。

Windows(64bit)環境では、ファイルシステムリダイレクタの機能により、32bit

アプリケーションで %windir%¥System32 ディレクトリにアクセスしようと

すると、アクセスが %windir%¥SysWOW64 というディレクトリにリダイレ

クトされます。このため、32bit アプリケーションからアクセスするとリダイレ

クトされるディレクトリへは、ファイルを格納することができません。

ファイルシステムリダイレクタについては、MicrosoftのHPをご参照ください。

Q33. DeliveryManager+Oracle の構成の場合、Oracle のプロセスが異常停止した際には、

DeliveryManager のプロセスも再起動が必要でしょうか。

A33. DeliveryManager の再起動も必要です。Oracle が異常停止した場合は、以下の

手順で DeliveryManager の再起動を行ってください。

1. Oracle 異常停止検出

2. DeliveryManager 停止

3. Oracle 起動

4. DeliveryManager 起動

Q34. 管理元システム(DM マネージャ)およびクライアントシステム(DM クライアント)が、

UNIX(HP-UX、Linux、Solaris)上に導入されている場合、配布したファイルの情報は復

元されるでしょうか。

A34. ファイルの所有権(ユーザ ID、グループ ID)、パーミッション、タイムスタンプ

は復元されます。

ただし、所有権は、値をそのまま復元します。

文字コードは復元(変換)しません。

Q35. 配布したファイルの Sticky bit は、復元されるでしょうか。

A35. ファイルの Sticky bit は、HP-UX では、復元(維持)されますが、Linux では、

復元(維持)されません。

Linux の場合、適用後処理にて、必要なパーミッションを対象ファイルに付加

してください。

Q36. FileTransfer Ver5.4(Linux 版)を利用している環境において、IPv6 用プロセスは利用しな

いのですが、IPv6 用プロセスを自動起動の対象外とする方法はありますか。

A36. FileTransfer Ver5.4(Linux 版)で IPv6 版プロセスを使用しない場合には、以下

記載のように IPv6 版プロセスをリネームしてください。

リネーム前:/opt/SS/FileTransfer/bin/ft_servex

/opt/SS/FileTransfer/bin/ESMftEx

リネーム後:/opt/SS/FileTransfer/bin/bk_ft_servex

/opt/SS/FileTransfer/bin/bk_ESMftEx

Page 171: DeliveryManager Standard Edition

163

トラブルシューティング

Q1. 配布(配信・適用)を行った際には電源 off 状態だった端末(クライアント)を、30 日以上経過

した後に起動したのですが、「[DMA]処理要求はキャンセルされました。」となり、端末で

実適用(SW 更新)されないのですが?

A1. クライアントを指定した配布指示は、既定値ですと、DM エージェントに到達して

から 30 日以上経過すると、自動でキャンセルされます。既定値は、配布先(クライ

アント)の上位システムとなる DMエージェントの固有レジストリ情報で変更でき

ます。

Q2. DeliveryManager の運用で問題が発生した場合、どのような(解析)情報が必要ですか?

A2. 解析情報及び採取方法は、こちら(NEC サポートポータル)を参照してください。

※サポートポータルの閲覧には、契約者 ID によるログインが必要となります。

なお、状況によりそれ以外の情報につきましても、採取をお願いする場合がありま

す。

Q3. DM 運用管理 GUI の起動時、「サービスのインスタンスはすでに実行されています。

(0x00000420)」のメッセージが表示されます。原因と対処方法を教えてください。

A3. 原因及び対処方法は、こちら(NEC サポートポータル)を参照してください。

※サポートポータルの閲覧には、契約者 ID によるログインが必要となります。

Q4. DM 運用管理 GUI を起動して、「ファイル名の登録」、「適用先名の登録」を実行すると、

「[DM]データが存在しません。」のメッセージが出力されて、ファイル名、適用先名の登

録ができません。原因と対処方法を教えてください。

A4. [原因]DM マネージャのレジストリとデータベースの情報が不一致のため

[対処方法]

[レジストリの変更手順]

<Windows の場合>

『レジストリエディタ』を用いて、以下のレジストリ値を変更します。

キー:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥NEC¥DMSTD

[64bitOS の場合]

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥NEC¥DMSTD

値の名前:DMName

設定値 :マシン名(*1)

<UNIX の場合>

以下のコマンドを実行し、レジストリを変更します。

cd /opt/SS/DeliveryManager/utility/regtool

./regedit -setval dmstd DMName XXXX STRING

※ XXXX:マシン名(*1)

[データベースの変更手順]

DM マネージャ使用のデータベースに接続の上、データベース添付の

SQL 文実行可能なツールを用いて、下記の SQL 文を実行します。

update DMId set DMName='マシン名(*2)';

※ *1 = *2 とすること。

Page 172: DeliveryManager Standard Edition

164

Q5. データベースにSQLiteを利用しています。 DeliveryManagerは起動しましたが、dmsetup

にてデータベースファイルのパスに指定したディレクトリに、データベースファイルが作

成されておりません。原因と対処方法を教えて下さい。

A5. 依存パッケージである unixODBC-2.x.x 32bit 版がインストールされていない

可能性がありますので、インストールを実施してください。

なお、対象のパッケージについては、RedHat Enterprise Linux の媒体に含まれて

おります。

その他

Q1. DeliveryManager Standard Edition の保守サポート期限を教えてください。

A1. DeliveryManager Standard Edition は NEC の PP・サポートサービスのサポート

ポリシー対象製品です。

ご契約を頂いております製品は、標準サポートは出荷停止後 5 年間です。なお、延

長サポート(3 年間)および限定サポート(2 年間)を含めますと最長 10 年間まで延長

できます。

詳細はこちら(NEC サポートポータル)を参照してください。

Page 173: DeliveryManager Standard Edition

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付録D 障害発生時の情報採取方法

障害発生時は以下の情報の採取を行ってください。

[障害発生時の情報採取方法]

問題が発生している環境で以下のコマンドを実行してください。

■Windows の場合

DM 製品のインストールフォルダ(*)¥LogCollect¥getlog.bat

エクスプローラーから[getlog.bat]を選択して、右クリックメニューで

「管理者として実行」を選択してください。

バッチファイルの実行によりカレントディレクトリに

タイムスタンプのディレクトリを作成して、その配下にログ情報を収集します。

※ 採取には、数分かかる場合があります。

バッチファイル終了後、タイムスタンプディレクトリごと、圧縮して頂き、送付を

お願いします。なお、送付頂いた後は、採取情報は削除してください。

(*)複数製品が入っている場合、いずれかの製品についてのみ実施してください。

■UNIX(HP-UX/Linux/Solaris)の場合

/opt/SS/DeliveryManager/common/bin/getlog.sh

上記スクリプトの実行によりカレントディレクトリにタイムスタンプの

ディレクトリを作成して、その配下にログ情報を収集します。

タイムスタンプディレクトリごと tar + compress して送付をお願いします。

なお、送付頂いた後は、採取情報は削除してください。