新ctp プレート 2 種 nadamas oと neclipse oの 国内販売を...

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PR2021_003:プレート_Adamas,Eclipse PRESS RELEASE プレスリリース 日本アグフア・ゲバルト株式会社 〒141-0032 東京都品川区大崎 1-6-1 大崎ニューシティビル 1 号館 5 階TEL 03-5487-8253 FAX 03-5487-8256 新 CTP プレート 2 種「Adamas」と「Eclipse」の 国内販売を今夏に開始へ 2021年2月1日 日本アグフア・ゲバルト株式会社 日本アグフア・ゲバルト株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長 岡本勝弘)は、商業印刷向 けCTPプレートとして2種類の新製品 高耐刷性ガム処理プレート「アダマス」と、検版性に優れ た機上処理プレート「エクリプス」― の国内販売を2021年夏より開始します。従来から好評の「ア ズーラ」を含む幅広いプレートのラインアップにより、様々なご要望にお応えしていきます。 Adamas(アダマス) Adamas(アダマス)は、Azura(アズーラ)で実績のあるガム処理方式を受け継ぎつつ、新たなテク ノロジーの投入によって、高生産性・高耐刷・UV 対応を実現しております。 サーマル対応プレートセッターにて露光後、専用のクリーニングユニットにてガム液を用いて不要な 塗布膜を洗浄除去することで、画像コントラストに優れた高品質の刷版を得ることができます。新開発 の高感度サーマルフォトポリマー技術の採用により、同じガム処理方式の Azura と比較して、プレー トセッターでの生産性、印刷時の耐刷性ともに大きく改善しています。露光後のプレートの処理に使 用するガム液の pH は中性であり、強アルカリ性の現像液は使用しません。Adamas プレート専用に 開発されたクリーニングユニットは AGFA 独自のデュアルガムコンセプトを採用。洗浄用ガム液と仕 上げ用ガム液を使い分けることで、クリーニングユニットのメンテナンス周期の長期化と、処理後の プレートの版面保護の強化を実現しています。出力後のプレートは検版性に優れ、ガム液で保護され ていることから印刷までの取り扱いも従来の PS 版/CTP 版と同等です。ガム処理方式のメリットはそ のままに、Azura と比較して耐刷性能は大きく向上しています。油性インキだけでなく、UV インキの お仕事においても従来以上の場面でご利用いただけます。

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  • PR2021_003:プレート_Adamas,Eclipse

    PRESS RELEASE プレスリリース

    日本アグフア・ゲバルト株式会社 〒141-0032 東京都品川区大崎 1-6-1 大崎ニューシティビル 1 号館 5 階TEL 03-5487-8253 FAX 03-5487-8256

    新 CTP プレート 2 種「Adamas」と「Eclipse」の

    国内販売を今夏に開始へ

    2021年2月1日

    日本アグフア・ゲバルト株式会社

    日本アグフア・ゲバルト株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長 岡本勝弘)は、商業印刷向

    けCTPプレートとして2種類の新製品 ― 高耐刷性ガム処理プレート「アダマス」と、検版性に優れ

    た機上処理プレート「エクリプス」― の国内販売を2021年夏より開始します。従来から好評の「ア

    ズーラ」を含む幅広いプレートのラインアップにより、様々なご要望にお応えしていきます。

    Adamas(アダマス)

    Adamas(アダマス)は、Azura(アズーラ)で実績のあるガム処理方式を受け継ぎつつ、新たなテク

    ノロジーの投入によって、高生産性・高耐刷・UV 対応を実現しております。

    サーマル対応プレートセッターにて露光後、専用のクリーニングユニットにてガム液を用いて不要な

    塗布膜を洗浄除去することで、画像コントラストに優れた高品質の刷版を得ることができます。新開発

    の高感度サーマルフォトポリマー技術の採用により、同じガム処理方式の Azura と比較して、プレー

    トセッターでの生産性、印刷時の耐刷性ともに大きく改善しています。露光後のプレートの処理に使

    用するガム液の pH は中性であり、強アルカリ性の現像液は使用しません。Adamas プレート専用に

    開発されたクリーニングユニットは AGFA 独自のデュアルガムコンセプトを採用。洗浄用ガム液と仕

    上げ用ガム液を使い分けることで、クリーニングユニットのメンテナンス周期の長期化と、処理後の

    プレートの版面保護の強化を実現しています。出力後のプレートは検版性に優れ、ガム液で保護され

    ていることから印刷までの取り扱いも従来の PS 版/CTP 版と同等です。ガム処理方式のメリットはそ

    のままに、Azura と比較して耐刷性能は大きく向上しています。油性インキだけでなく、UV インキの

    お仕事においても従来以上の場面でご利用いただけます。

  • PR2021_003:プレート_Adamas,Eclipse

    PRESS RELEASE プレスリリース

    日本アグフア・ゲバルト株式会社 〒141-0032 東京都品川区大崎 1-6-1 大崎ニューシティビル 1 号館 5 階TEL 03-5487-8253 FAX 03-5487-8256

    Eclipse(エクリプス)

    Eclipse(エクリプス)は、機上処理方式でありながらも一定の検版性を持ち、なおかつ印刷機の汚染を最小

    限に抑えることのできるプレートです。

    サーマルプレートセッターで露光後、アルカリ現像液もガム液も使用することなく、そのまま印刷機に掛け

    てご使用いただけます。

    この方式のプレートは昨今導入が進む一方で、技術的には多くの課題がありました。1つは、露光後印刷前

    のプレートの検版性です。印刷機上で除去される塗布膜は無色に近いことが好ましい一方で、画線部も非画

    線部も無色に近い状態では、検版作業のみならず印刷機に掛けるプレートの識別すら困難です。Eclipseでは、

    塗布膜は無色に近い色に設計しつつ、露光された画線部を青く発色させることで、この課題に対応しており

    ます。また、一度発色した画線部は短時間で退色することもありません。

    もう1つの課題は、印刷機上で除去された塗布膜の一部が、印刷機のローラー上や湿し水中に残留すること

    です。Eclipseにおいては、塗布膜が湿し水を含んで膨潤する仕組みと、膨潤した塗布膜がインキによってア

    ルミ支持体から引きはがされる仕組みの最適化を図ることで、印刷機の汚染を最小限に抑えるように開発さ

    れております。

    露光後印刷前のプレート、および印刷機上での取り扱いには、機上処理方式であることを考慮したハンドリ

    ングが必要ではありますが、適切な条件下ではインキ着肉も早く、損紙も最小限に抑えることが可能です。

    Adamas、Eclispeともに、AGFA独自のXMスクリーニングSublima(スブリマ)との相性も優れており、高

    精細印刷にも対応いたします。また、これらの新プレートは、一度に最大2,400枚が搭載できるCTPパレッ

    トローディングシステムExpert Loader(エキスパート・ローダー)との組み合わせでもお使いいただけま

    す。

    現像あり・現像レスのガム処理タイプ・機上処理タイプと3種の処理方法を取り揃える事で、あらゆるご要望

    にお応えできる体制を整えました。現像レスプレートの先駆者として、これからも皆様のご要望にお応えで

    きる様努めてまいります。

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    日本アグフア・ゲバルト株式会社 〒141-0032 東京都品川区大崎 1-6-1 大崎ニューシティビル 1 号館 5 階TEL 03-5487-8253 FAX 03-5487-8256

    アグフアについて

    アグフア・ゲバルト グループ(本社:ベルギー、モーツェル)は、世界有数のイメージングメーカーであり、世界 40 の国と地域に

    支社を置き、100 カ国以上でグローバルに展開しています。印刷業界および医療用の写真・デジタル画像システム、などの各事業を展

    開しています。アグフアのグラフィックシステム製品としては、プリプレス工程で必要とされる刷版、ケミカル、自動現像機を始め、

    カラーマネージメントシステム、CTP システム、ワークフローシステム、インクジェットプリンタ、インクに至る総合デジタルソリュ

    ーションが含まれています。

    近年では、現像レスプレート「アズーラ」による速乾印刷や業界初のクラウドワークフロー「Apogee Cloud」、印刷現場の自動

    化・効率化を推進する「ファクトリーオートメーションシステム」など、革新的なソリューションを提供している印刷業界のリーディ

    ングカンパニーです。

    このプレスリリースに関するお問い合わせ先:

    日本アグフア・ゲバルト株式会社

    経営企画室 マーケティング&コミュニケーション担当 大岡 晶

    TEL:03-5487-8253 FAX:03-5487-8256