光と構図の基礎が理解できれば たちまち写真がラン …...写真撮影の基本...

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写真は光の魔術光と構図の基礎が理解できれば たちまち写真がランクアップ!!

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Page 1: 光と構図の基礎が理解できれば たちまち写真がラン …...写真撮影の基本 • 1)写真における露出とは?• 2)適正露出とは?• 3)露出値とISOと被写界深度について

写真は”光の魔術”

光と構図の基礎が理解できれば

たちまち写真がランクアップ!!

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第5回10月22日(木)

え~もん★ひょうごワークショップ担当:写真家/安藤 宏

14:00 ~ 14:05  挨拶14:05 ~ 14:25  撮影体験その114:25 ~ 15:25  写真の基礎講座 露出・構図・ライティング15:25 ~ 16:10  実際にライティングしての撮影&レクチャー16:10 ~ 16:50  撮影体験その2

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写真撮影の基本

•1) 写真における露出とは?

•2) 適正露出とは?

•3) 露出値とISOと被写界深度について•4) 露出補正の意味と必要性

•5) ヒストグラムの見方

•6) TV・AV・Pの意味と使い分け•7) 構図 焦点距離 トリミング

•8) ライティング ホワイトバランス

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1) 写真における露出とは?

写真における露出(露光)とはシャッターを開けてフィルムやCCD・CMOSへレンズを通過してきた光を当てることを意味します。 現在の主流は完全にデジタルカメラであり、銀塩写真と呼ばれるフィルムを使

うカメラは一部マニアに限られ、今や完全に少数派です。そのデジタルカメラ

に使われているCCD(Charge Coupled Device) とは電荷結合素子と呼ばれる撮像素子であり CMOS(Complementary metal-oxide-semiconductor)も同様にフォトダイオードを使用する受光素子です。銀塩写真時代のフィルムに相当する

もので、フィルムに替わってレンズを通過して入ってきた光を電子信号に変え

てを画像として記録するものです。

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適正露出とは撮影された写真を人間が見た場合に感じる、自然な明るさ・色彩で表現されることです。シャッター速度や絞りを変えて、その場の明るさに応じた光線量に調節し、理想的な画像を記録するために最適な数値で露出することを意味します。

適正な露出時間よりも多い場合を露出オーバーと呼び、画面は不自然に白っぽく明るくなる。逆に少ない場合を露出アンダーと呼び、画面は不自然に黒っぽく暗くなる。

2) 適正露出とは?

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• 一般的には適正露出と云えない場合でも表現方法や目的によっては問題無い場合もあり、個々の条件で判断することになります。

• オーバーやアンダーの写真は露出の失敗として扱われることも多いですが、意図的に表現の手段として利用する場合も多く、それぞれハイキー・ローキーと呼び軽快感や重厚感を表現する場合によく使われます。

適正露出の範囲

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またデジタルの場合は基本的に画像処理も一緒に考えねばなりませんので、失敗したような露出でも救済出来る事も少なくありません。

ただ後処理で救済した場合は画像のノイズが増えたり色調がおかしくなることもあるのでやはり適正な露出を考えて撮影するのは必要です。

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• 一般的なデジタルカメラの場合、RGB(赤緑青)の光の三原色について各256段の階調の組み合わせで表現されますが、三色全て255を越えてしまうと白とびが起きてしまいます。逆に0を下回ると黒つぶれが起き撮影後に救済しようとしてもデータそのものが無い状態なので不可能です。

• この白とびと黒つぶれになる限界の露出の幅をラティチュードやダイナミックレンジと呼びます。ネガフィルムの場合は10段ありますがポジフィルムで5段、デジタルカメラではもっと狭くなります。つまり白とび&黒つぶれになりやすいので段階露光などが必要な場合も多いのです。

白とび

黒つぶれ

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3) 露出値とISOと被写界深度について

• 絞り値(f値)と露光時間(シャッタースピード)によって決まる露出の度合いを表すために、露出値と呼ばれる数値が用いられる。露出値は通常 Exposure Value の略であるEVという記号で表記さます。

• 絞り値がf1、露光時間が1秒のときの露出値をEV0と定義し、露光時間が半分になるか、絞り値が(約1.4)倍になるかして届く光量が半分になるごとにEV値は1大きくなります。露出値が同じならば、同じ被写体を同じ光線状況で撮影したときフィルムや撮像素子等にあたる光の量は同じになりますが、絞り値と露光時間の組み合わせは無数にありますので、決して一つではありません。

• 例えばf2.8-1/500秒、f4-1/250秒、f5.6-1/125秒の組み合わせからは同一の露出値(12EV)が得られます。(絞り値が1/1.4になり光の量が半分になるたびに、シャッタースピードが2倍になり打ち消しあって同じ露光量となる)

• f値というのはレンズの焦点距離を有効口径で割った数値で、レンズの明るさを示す指標として使われます。現在はラティチュードの狭いデジタルカメラが一般的ですので、1/3段が使われることが多いのですが、今回の説明は1段ごとで表示します。

• F:1・1.4・2・2.8・4・5.6・8・11・16・22・32・45・64・・・と永遠に続きますが、この数値の並びは1・2・4・8・16・32・・・の平方根、つまり√を開いた数値です。

• つまりレンズの口径が2倍になるとその平方根√2=1.4ですので一絞り明るいレンズということになります。

• 基本的に明るいレンズが高価なのは、レンズの口径が大きければ大きいほど原材料も高くなり、それに伴う収差の補正などで設計から難しくなるためです。

• しかし実用的にはレンズを開放で使うことは極まれで、星や暗いものを撮る場合などに限られます。数段絞って使うことがほとんどなので、高価で重いレンズは一般的には必要性は少ないと思います。ただ明るいレンズはボケの美しいレンズでもあるので、余裕があればラインナップにに欲しいところです。

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絞りとシャッター速度の組み合わせの考え方

  この露出時間と絞りの関係を水道とコップに入る水の量を使って説明します。

コップに満タン入った水の量を適正露出とすると、レンズの絞りが開いた状態は蛇口を全開にしたと考えてください。そうすると時間単位の流れる水の量が多いことになるので短時間でいっぱいになります。この短時間というのがシャッター速度が早い(短い)時間で済むということです。逆にレンズの絞りを絞った状態ではチョロチョロと少ししか水が流れないので、いっぱいになるまでに時間がかかります。これはシャッター速度がゆっくりということ、つまり遅い(長い)シャッター速度が必要ということです。

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• つまり同じ露出値のシャッター速度と絞りの組み合わせは無限にありますが、表現目的により選択することになります。一つは被写界深度(絞り値が大きいほど、深くなる)であり、もう一つはブレの量(シャッタースピードが遅いほど大きくなる)です。

• 例えば商品撮影の場合に、たくさんの対象物全てにピントが必要な場合などはf値を大きくし(絞りを絞る)、バックをぼかしたい時はf値を小さくします(絞りを開ける)。

• また動く物を撮影する場合やその動きを止めて撮影したい場合にはシャッター速度を早くし(高速シャッター)、逆にブレを大きくして動きを表現したい場合はシャッター速度を遅くします(低速シャッター、)。

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• デジタルカメラの場合はISO感度も自由に変えられるので、上記のシャッター速度と絞りの関係にもう一つの選択肢が加わることになります。

• 被写界深度を深くしたい場合はf値を大きくしてシャッター速度を遅くする必要がありますが、シャッター速度を遅くしないでも、ISO感度を上げていけば同じ露出値を得られることになります。ただ感度を上げるとノイズも増えるので注意が必要です。

• 2つの画像は同じ日に、同じレンズ、同じカメラで撮ったものの画面の1部分を拡大したものです

• 同じ空の一部ですが、日没直後と3時間後との違いなどで発色が違っていますが、画面のノイズの差は歴然としています。

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ISOと被写界深度について・・・• ISOとはInternational Organization for Standardizationの略称でイソもしくはアイエスオーと読み、国

際標準化機構のことである。

• ISO感度とは国際標準化機構で策定された写真フィルムの規格であり、かつて使われていたASA感度(アメリカ)やDIN(ドイツ)を統合したものであり、デジタルカメラにおける受光素子の感度も同じ規格で使われる。

• ISO200はISO100の2倍の感度があり、同じ条件で撮影する場合は2倍のシャッター速度で撮影出来、シャッター速度が同じなら絞りを1段絞って(一絞り分)同じ露光量になる。

• 被写界深度(ひしゃかいしんど)とは、写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲のこと。写真用レンズにおいては、ある一つの設定で厳密な意味でピントが合っている場所は、一つの平面上にしかないが、一定の許容量を認めることでその前後にも十分にはっきりと像を結んでいるといえる範囲がある。その範囲のことを被写界深度と呼んでいる。

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4) 露出補正の意味と必要性

• 最近のカメラでは測光点が増えて全てカメラ任せの自動露出でも充分美しく撮れることが多くなったが、特殊な条件下では露出補正が必要な場合が多い。

• 特に真っ白な背景や真っ黒な背景で撮影する場合は注意が必要だ。

• 自動露出とはカメラ内の露出計で適生露出を割り出している。ほとんどの機種は反射光式の露出計を内蔵しているので反射率18%を適正露出の基準としている。つまり黒も白も反射率18%のグレーにしようとカメラは判断するので、露出補正が必要になってくる。その場合には露出とは何か理解出来ていれば判断が簡単に出来る。

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5) ヒストグラムの見方• デジタルカメラの場合は撮影後にモニターで画像が確認出来るのも露出補正には便利です。その場合にモニター上にヒストグラムを表示すれば、明るい場所でも確実に画像の露出が適正かどうか分かります。ヒストグラムは簡単にいえば、山が左に寄っていれば暗く右に寄っていれば明るいということを表しています。極端に片方に寄っている場合、左なら露出補正を+側に、右なら-側に設定して再度撮影することをお勧めします。

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6) TV・AV・Pの意味と使い分け• 自動露出を使う場合にTV・AV・Pと何種類かの設定が出来る機種が多い。最近ではこれに加えて夜景モードや人物モード・接写モードまでいろいろなシーンに合わせて使い勝手の良いモード設定が出来る。

• TVとはシャッター速度優先のAEで自分でシャッター速度をまず決めて絞りのみをカメラに任せる。例えばスポーツや動きの速いものを撮る場合や手ぶれを防止したい場合などで使うと便利だ。

• AVとは絞り優先のAEで被写界深度を有効に使いたい場合。商品写真などでピントが端から端まで必要な場合や逆に背景をぼかしたい場合に使える。

• Pは全てカメラの中で適当なシャッター速度と絞りの組み合わせを決めてくれる。その中にいくつかシーンに対するモードも含まれる。

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7)構図・焦点距離・トリミング

• 構図とは?広辞苑には「絵画・写真などで芸術表現の要素をいろいろに組み合わせて、作品の美的効果を出す手段」とあります。

• 要は被写体のバランスや配置取りなどを効果的に配置して撮影することです。

• まず大きく分けて縦位置と横位置があります。撮るものによって意識せずにカメラを縦に構えたり横に構えたりすると思います。無意識でも縦位置は高さや奥行きを、横位置は広がりを表現する場合に使うことが多いです。あと斜めにする場合もありますが、それは特殊な状況で、基本的には垂直・水平を意識すると画面として落ち着きます。

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構図の三分割ポイント

• 一番最初によくやる構図として多いのが、日の丸構図といわれるど真ん中に対象物を置いた形です。これはカメラのピント検出能力が一番高い場所が画面中央だったり、そこしかAFが効かない機種もあるので仕方ない部分もあります。

• ただ不思議なことに、画面中央よりももっと人間の目が引きつけられるポイントがあるのです。

• それがこの縦横に三分割された交点です。

風景写真などの場合もこの三分割の線にあわせて水平線や地平線をおくと安定した構図になります。

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対角線構図

• 次は対角線構図です。こちらも普段無意識で使っていることも多いのですが、改めて意識して撮ると画面が引き締まります。

• 商品などの配置を対角線上に置いたり、画面を斜めに横切るような配置は動きや奥行きを感じさせてくれます。

• 同じようなことに三角構図という言い方もあります。要は真っ直ぐ横に並べるよりは前後差を付けて奥行きを出したり、立体感を演出するためのものです。

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焦点距離

• 焦点距離とはレンズの主点から焦点までの距離です。これでは余計に分かりにくいと思いますので、シンプルなむし眼鏡を想像してください、小学校の理科の授業で太陽光線を集めて黒い紙を焼いた経験があると思います。その時のむし眼鏡の中心から焼けた紙までの距離がそのレンズの焦点距離です。

• 実際の写真レンズでは収差や周辺光量などを調整するために、たくさんの凸レンズや凹レンズを組み合わせて使っています。そのプラスマイナスの全てを含めた合計がそのレンズの焦点距離になります。

• フィルムカメラの時代は標準レンズというのがありました。50㎜の焦点距離のレンズをそう呼んでいたのは、当時の35㎜版のフィルムの対角線の長さが50㎜に近かったからです。それよりも長い焦点距離を望遠レンズ、短いものを広角レンズと呼んでいました。

• 現在はズームレンズが標準装備されていますが、標準ズームや広角ズーム・望遠ズームという言い方はまだ使われています。

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焦点距離の違いで何が変わるか?

• 焦点距離を変えて撮るのは何のためか?

• まず同じ場所から撮った場合には、画面の中の対象物の大きさが変わるということ。逆に同じ大きさで撮ろうとすると、対象物との距離が変わります。同時に遠近感も変わるので表現したいものにあわせて選ぶ必要があります。

右の画像の場合、上が広角で下が望遠です。18㎜では小さくしか見えなかった池が100㎜でははっきりと見え、200㎜ではその向こうの建物もはっきりとわかります。

野鳥やスポーツを撮る場合はどうしても、望遠や超望遠レンズが必要になってきます。それは近寄ることが出来ないからです。普段の撮影では必要はありませんが、商品などを撮る場合は若干長めの焦点距離がお勧めです。

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トリミング

• トリミングというのは撮った画像の要らない部分をカットして一部分を使うということです。本来は焦点距離を変えたり、近づいたり離れたりして必要な部分だけを画面に収める方が無駄がなくていいのです。しかしこの考え方はフィルム時代のことで、デジタルで撮ってモニターで見ることが主流の今では古い考え方かもしれません。ただトリミングにもやはり限界があって、ほんの一部を無理矢理拡大すると画像が乱れて見苦しくなります。ただホームページなどで使う画像は横長が多く、しかも縦横比が1:10くらいの細い場合もよくあります。なので撮影時には普通に1枚撮ったあとに、余裕があればもう少し周辺を入れた広い絵も1枚、また縦位置でも撮っておくと後々助かることがあります。フィルムと違って、たくさん枚数を撮っても費用は同じなのでいろいろなバリエーションを撮ることをお勧めします。

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8) ライティングとホワイトバランス

• 普通に屋外で撮影する場合には不要ですが、屋内で特に商品撮影する場合などは絶対に必要になります。昼間の屋外でしたら太陽光や半日陰でも充分に明るいため、レフ板があれば充分いろいろな撮影が可能です。

• ところが屋内では光量が少なく、照明もない場合はなかなか難しいものです。

• 基本的にはメインの光源の位置でいくつかに別れます。

• トップライト

• サイドライト

• アクセントライト

• バックライト

• フットライト

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ホワイトバランス

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