cloudian with ca arcserve
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S3互換オブジェクト・クラウドストレージ・ソフトウェア製品Cloudian(クラウディアン)とバックアップ/リストア・ソフトウェア製品CA ARCserveとの接続性検証結果資料です。TRANSCRIPT
Cloudian® と CA ARCserve ®との接続検証結果及び
クラウドバックアップの利⽤シーン
クラウディアン株式会社2013年2月26日
クラウドバックアップの利⽤シーン
サマリー
概要クラウディアン株式会社と日本テレマティーク株式会社の2社は共同で、Cloudian®の新たな利⽤シーンを⾒出す取り組みを⾏っています。Amazon S3 へのクラウドバックアップ機能をもつ CA ARCserve ®とS3 APIに完全準拠したCloudian ®との相互連携検証を昨年から実施しており、この検証結果に基づき、この度、CA Technologies様から公式に認定されました。
CA ARCserve ® Backup および CA ARCserve ® D2D の2製品において、r16 と r16.5(2月26日 新リリース)を利⽤のユーザは、当社で確認した以下のオブジェクトストレージをバックアップ先として利⽤する事が可能です。
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のオブジェクトストレージをバックアップ先として利⽤する事が可能です。
項番 対象ストレージ 備考1 ニフティクラウド Powered By Cloudian®
2 クラウド・エヌ Powered By Cloudian®
3 Cloudian® Version 2.2 以降
ニフティの「ニフティクラウドストレージ」及び NTTコミュニケーションズの「Biz ホスティング Cloudn (クラウド・エヌ) Object Storage」にはCloudian ®が採⽤されています。
Cloudianとは
汎用的なPCサーバを簡単にクラウドストレージとして構築できるパッケージソフトウェアです。高価なストレージ製品を用意する事無く、数台のPCサーバからスモールスタートし、ビジネスの成⻑やデータの増⼤に合わせてスケールアウトする事を可能とします。
[主な特徴]・安価なPCサーバで構築可能。・ソフトウェアで実現するため、ハードベンダにロックインさ
れない・データ容量やパフォーマンスの増⼤に合わせてスケールアウ
トが可能データ容量の増⼤に合わせてスケールアウト
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トが可能・複数のサーバでデータを複製するためデータの安全性を確保
SPOFが無くノード障害時もシステムは安定して稼働・マルチデータセンター構成に対応
⼤規模災害に対応した堅牢なストレージシステムの実現・マルチテナントにも対応。ユーザやグループ毎への従量制課
⾦やレポーティング機能も搭載・Amazon S3 REST APIに完全準拠
わせてスケールアウト
S3 API を通じてデータのUP/Downloadを実施
クライアント
Cloudianの構成例
Cloudian は事実上の業界標準である Amazon S3 REST API に完全準拠しており、Amazon S3へのクラウドバックアップ機能をもつCA ARCserveと連携しCloudian へのバックアップとリストアを可能とします。
CA ARCserve Backup の特徴
多様なバックアップ方法と確実なリカバリ環境を実現安価で汎⽤性の高い「ディスク」、可搬性と保管に優れる「テープ」、そしてステージング先(二次保管先)として柔軟性と拡張性に優れ、初期コストを抑えることができる「クラウド」のすべてに対応。
単純バックアップから⻑期保存まで標準で対応基本的なバックアップであるD2D(Disk to Disk)やD2T(Disk to Tape)はもちろん、Amazon S3 REST APIを通じたD2D2C(Disk to Disk to Cloud:ステージング)といった高度なバックアップ機能や、監査証跡の保管をはじめ、法令遵守にも活⽤できるアーカイブ機能を標準で搭載。
ARCserve Backup
バックアップ先 ステージング先
ARCserve Backup
ステージング アーカイブ
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ディスクを無駄なく活用できる「重複排除」機能を搭載データの重複をファイル単位ではなく、フォルダ単位で排除することで、無駄なく効率的なバックアップ/リカバリが可能。バックアップデータの容量が⼤きく削減できるため、効率的なディスク利⽤を可能とすることで、ストレージコストの削減を実現します。
ディスク
テープ
ARCserve Backup
バックアップ ディスク
テープ
クラウド
コピー
ARCserve Backupクラウド
外部保管サイト
アーカイブ
CA ARCserve D2D の特徴
小規模サーバ向けの簡単バックアップD2Dの最⼤の特徴はシステム全体をディスクに「丸ごととって」「丸ごと戻す」ことです。丸ごと戻す「ベアメタル復旧」機能によって、専門的な知識や特別な設定は⼀切必要なく、管理者の負担を軽減します。
柔軟なリストアベアメタル復旧以外にも、ファイル/フォルダ単位でリストアする機能も標準で搭載。復旧ポイントを複数設定しておけば(標準では31回)、任意のバックアップ時点のファイルでも簡単に復元できます。
クラウドへのファイルコピーに対応重要なデータの管理や、参照頻度の低い元データを削除し、Amazon S3 REST APIを通じてクラウド上に保存することで、サーバのディスク使⽤量を削減できます。
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に保存することで、サーバのディスク使⽤量を削減できます。
異なるハードウェアへのベアメタル復旧が可能異なるサーバに復旧できる機能を標準で搭載。OS、アプリケーションのインストールが不要なため、システム全体をすばやく再構築できます。
デスクトップPCなどのクライアント環境も簡単に保護サーバだけでなく、デスクトップPCやノートPCのデータも丸ごとバックアップし、丸ごとリカバリが可能です。サーバ同様に、継続的な増分バックアップによって、運⽤の⼿間を省き、クライアントのシステムやデータも簡単に保護できます。ベアメタル復旧機能によって、紛失や破損によるデータの損失を防ぐことができます。
CA ARCserver Backup のクラウディアン設定画面
「接続名」を⼊⼒。「アクセスキー」「シークレットキー」を⼊⼒。
「ベンダURL」にCloudianのURLを⼊⼒。https://〜 と⼊⼒します。
クラウド接続環境の設定画面で以下のように設定する事で、クラウディアンへの接続設定が可能です。Amazon S3に接続する時と同様の⼿順となります。
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https://〜 と⼊⼒します。
「バケット名」「バケットの地域」をプルダウンから選択。
CA ARCserver D2D のクラウディアン設定画面
プルダウンから、「Amazon S3」を選択。
「ベンダURL」「アクセスキーID」
クラウド接続環境の設定画面で以下のように設定する事で、クラウディアンへの接続設定が可能です。Amazon S3に接続する時と同様の⼿順となります。
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「ベンダURL」「アクセスキーID」「シークレットキー」を⼊⼒。
「バケット名」「バケットの地域」を⼊⼒。
企業におけるバックアップ構成イメージ
「ニフティクラウド」「クラウド・エヌ」
パブリッククラウド プライベートクラウド
DC1 DC2
1次バックアップ先としては同一拠点内のNAS等のストレージを利用し、2次バックアップ先や⻑期保管のための利用としてパブリック/プライベート環境のCloudianを利用する事ができます。
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パブリッククラウド プライベートクラウド
企業内のサーバ等
NAS等
1次バックアップ先として拠点内のNASなどに保管
データの重要度などに応じて、パブリック/プライベートクラウドを使い分け、2次保管先として利⽤
企業ビル
ARCserve Backup と Cloudian の利用シーン
リストア
ファイル単位でのリストアが可能
想定ケース・機密データや企業の情報資産等の災害対策として、2次バックアップ先を検討している。・ログや顧客データのバックアップは⻑期保管しなければならないが、アクセス頻度が稀なので、ディスク単価の高いディスクやテープ媒体は使⽤させたくない。・マルチプラットフォーム(Windows/Linux/Unix)に対応し、⼀元的に管理したい。
ARCserve Backup の利用イメージ ニフティクラウドやクラウド・エヌもバックアップ先として利⽤できます。
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バックアップ対象 NASやテープなどの記憶装置
バックアップ ファイルをコピー
マルチプラットフォームの環境を⼀元管理し、様々な形態でのバックアップを取得。
データの重要度やバックアップ保持規則等に基づき、必要なデータのみをクラウド上へコピー。イメージ毎コピーしないため、データ転送料⾦/使⽤料⾦を抑える事ができ、また災害対策への対応を実現。アクセス頻度が少ないデータについては、NAS上から削除し、NASのストレージ利⽤容量を節約する事も可能です。
リストア
コンプライアンス、7年保存、災害対策等・・・対策が必要なデータを抽出し、クラウド上へ保管
ARCserve D2D と Cloudian の利用シーン
リストア
ファイル単位でのリストアが可能
想定ケース・機密データや企業の情報資産等の災害対策として2次バックアップを考えないと検討している。・ログや顧客データのバックアップは⻑期保管しなければならないが、アクセス頻度が稀なので、ディスク単価の高いディスクやテープ媒体は使⽤させたくない。・⼿軽に実現したい。
ARCserve D2D の利用イメージ ニフティクラウドやクラウド・エヌもバックアップ先として利⽤できます。
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バックアップ対象 NASなどのディスク装置
イメージバックアップ ファイルをコピー
リストア
ARCserve D2Dをインストールし、イメージバックアップを取得。
データの重要度やバックアップ保持規則等に基づき、必要なデータのみをクラウド上へコピー。イメージ毎コピーしないため、データ転送料⾦/使⽤料⾦を抑える事ができ、また災害対策への対応を実現。アクセス頻度が少ないデータについては、NAS上から削除し、NASのストレージ利⽤容量を節約する事も可能です。
リストア
コンプライアンス、7年保存、災害対策等・・・対策が必要なデータを抽出し、クラウド上へ保管
S3 in the BOX
企業が保有するデジタルデータは増加する一方。データの重要度や性質、経済的な観点から、データのバックアップ先をオンプレミス/クラウド等、ハイブリッドな形で使い分けていく事が求められてきます。
S3クラウドストレージをパッケージングしたCloudianと、CA ARCserveを用いてこれらを解決し、ハイブリッドなバックアップ環境を実現します。
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本件のお問合せ先
日本テレマティーク株式会社
ソリューションシステム部
TEL:03-5351-1512
E-mail: [email protected]
www.nti.co.jp
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クラウディアン株式会社
E-mail: [email protected]
www.cloudian.jp
Cloudian について: http://www.cloudian.jp/cloud-storage-products/cloudian.html
Cloudian のトライアル: http://www.cloudian.jp/cloud-storage-products/cloudian_eval_agr.php
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