Chapter

In Case of Emergency

第だい６章

しょう

緊きんきゅう急時

じの対たいおう応

6

Emergency

－53－

緊

急

時

第だい

６章しょう

　緊きんきゅう

急時じ

の対たいおう

応１　盗

とうなん

難防ぼう し

止　学がくない

内での盗とうなん

難には十じゅうぶん

分注ちゅうい

意してください。盗とうなん

難事じ こ

故は特とく

に授じゅぎょう

業中ちゅう

の講こうぎしつ

義室や図としょ

書館かんない

内、サー

クル活かつどう

動中ちゅう

の更こう い

衣室しつ

や休きゅうじつ

日のサークル共きょうよう

用施しせ つ

設などで多たはつ

発していますので、貴きちょう

重品ひん

は常つね

に身みぢ か

近

に置お

き、各かく じ

自で盗とうなん

難にあわないように注ちゅうい

意してください。盗とうなん

難にあった場ば

合あい

は、所しょぞく

属部ぶ

局きょく

の

担たんとう

当係かかり

又また

は学がくせい

生支し え ん か

援課に連れんらく

絡してください。学がくがい

外で盗とうなん

難（犯はんざい

罪）にあった場ばあ い

合は、すぐに

１１０番ばん

通つうほう

報をして、警けいさつ

察の指し じ

示に従した

がってください。

２　交こうつう

通事じ

故こ

　本ほんがく

学の周しゅうへん

辺は、坂さかみち

道が多おお

く、自じ

転てんしゃ

車と歩ほ

行こう

者しゃ

の接せっしょく

触事じ こ

故などが頻ひんぱん

繁に起お

こっていますので、

十じゅうぶん

分注ちゅうい

意してください。加かがいしゃ

害者になった場ばあい

合、相あいて

手のけがの程てい

度ど

にもよりますが、賠ばいしょう

償を請せいきゅう

求

されることがあります。このような場ばあい

合に備そな

えて、少しょうがく

額なお金かね

で補ほしょう

償が得え

られる賠ばいしょうせきにんほけん

償責任保険

への加かにゅう

入をすすめます。（第だい

５章しょう

の３－４　保ほ け ん

険：45ページを参さんしょう

照）なお、交こうつう

通事じ

故こ

により、

けが人にん

が出で

た場ば

合あい

は、状じょうきょう

況に応おう

じて１１９番ばん

に通つうほう

報して救きゅうきゅう

急車しゃ

を呼よ

んでください。１１０番ばん

で警けいさつ

察にも通つうほう

報し、場ば

所しょ

や状じょうきょう

況を知し

らせてください。

３　火か じ

事　住

じゅうきょ

居には、初しょ

期き

消しょう

火か

のために必かなら

ず消しょう

火か

器き

を備そな

えておいてください。自じぶ ん

分の力ちから

で消しょうか

火する

のが不ふ

可かの う

能な場ばあ い

合は、すぐに１１９番ばん

に通つうほう

報してください。１１９番ばん

に電でん わ

話する場ばあ い

合、電でん わ

話

の相あいてがわ

手側が「火か じ

事ですか、救きゅうきゅう

急ですか」と聞き

くので、まず「火か じ

事です」と答こた

えて、住じゅうしょ

所及およ

び

目もくひょうぶつ

標物（近ちか

くにある大おお

きな建たてもの

物等の名なまえ

前）を伝つた

えてください。また、まわりの人ひと

にも大おお

きな声こえ

で伝つた

えましょう。消しょうぼう

防自じどうしゃ

動車等とう

のサイレンが聞き

こえてきたら、道みちあんない

案内に出で

てください。

４　地じ

震しん

・津つな み

波　日

に

本ほん

は地じ

震しん

が多おお

い国くに

ですが、地じ

震しん

に遭あ

ってもあわてずに落お

ち着つ

いて行こうどう

動することが大たいせつ

切です。

日ひ

頃ごろ

から、市しやくしょ

役所等とう

で配はいふ

布されている広こうほうさっし

報冊子などで、最も

寄よ

りの避ひなん

難場ば

所しょ

をチェックしておき

ましょう。また、地ちいき

域や寮りょう

などで集しゅうだん

団で行おこな

われる訓くんれん

練には参さんか

加するようにしてください。地じしん

震

が発はっせい

生したときに、津つなみ

波が起お

こることがあります。テレビやラジオで情じょうほう

報を確かくにん

認してください。

津つなみ

波警けいほう

報・注ちゅういほう

意報が出で

ているときは、海かいがん

岸や河かこう

口に近ちか

づいてはいけません。日ひ

頃ごろ

の備そな

えについて

は、大だいがく

学で配はいふ

布されているカード「地じしん

震のときに注ちゅうい

意すること」を参さんしょう

照してください。

５　台たいふう

風　日

に

本ほん

は、８月がつ

から９月がつ

に、強きょうふう

風と大おおあめ

雨を伴ともな

う台たいふう

風が到とうらい

来します。土と ち

地の低ひく

い場ば

所しょ

では床ゆかうえ

上浸しんすい

水

などの被ひ

害がい

をもたらします。むやみに外がいしゅつ

出せずに、気き

象しょう

情じょうほう

報に注ちゅうい

意して適てきせつ

切に行こうどう

動しましょう。

６　日ひごろ

頃の備そな

え　災

さいがい

害の対たいさく

策として、予あらかじ

め、あなたの居きょじゅうち

住地の市しやくしょ

役所等とう

で、自じぶん

分の家いえ

の近ちかく

くの指してい

定された避ひなん

難場ばしょ

所を

確かくにん

認し、家か ぐ

具など転てんとう

倒の危きけん

険があるものは、固こてい

定するなど、転てんとう

倒防ぼうし

止策さく

を施ほどこ

してください。緊きんきゅう

急の際さい

には、自じぶん

分の周まわ

りの高こうれいしゃ

齢者や体からだ

に不ふ じ ゆ う

自由な人ひと

をサポートしてください。手てみじか

短な所ところ

にあなたが携けいたい

帯でき

る避ひなん

難用ようひん

品（薬くすり

、水みず

、非ひじょう

常食しょくひん

品、懐かいちゅう

中電でんとう

灯、ラジオ、お金かね

など）を常じょうち

置しておいてください。

－54－

Emergency

Chapter 6 In Case of Emergency1 Prevention of Theft

Please protect your belongings from theft on campus. A number of thefts have been reported in classrooms, library and club locker rooms on weekdays and club facilities on weekends. Please make sure to carry your valuables with you and to ensure that you do not become victim of theft. If your item is stolen, please contact the person in charge in your faculty or the Student Support Division. If your item is stolen off campus, call 110 to contact the police, and follow their instructions.

2 Traffic AccidentsPlease be careful walking near the university as there are steep slopes that have seen many

accidents especially between bicycles and pedestrians. You may be req uired to pay a fine if you inflict injury on someone else depending on the severity of the injury. For such cases, we recommend that you enroll in liability insurance. (Please see Chapter 5-3-4 Insurance: Page 46). If someone is injured in a traffic accident, call 119 for an ambulance if necessary. Also, call the police by dialing 110 and let them know the location and situation of the incident.

3 FirePlease make sure to have a fire extinguisher in your residence. If you can not extinguish a fire

on your own, call 119 immediately. When you call 119 , a telephone operator will ask “kaji desuka, kyûkyû desuka?” (Is it a fire or you need an ambulance?) Reply “kaji desu” (it is a fire) and give your address and nearby landmarks (the names of large buildings nearby). Also, it is important to warn people in the neighborhood about the fire in a loud voice. When you hear fire trucks approaching, direct them to your residence.

4 Earthquakes and Tidal Waves (Tsunami)Many earthq uakes occur in Japan. When it happens, it is important to stay calm. To prepare for

a possible earthq uake, check the location of evacuation areas in the pamphlets prepared by the city hall or ward office.

It is recommended that you participate in earthq uake drills conducted in your dormitory or neighborhood. Also, earthq uakes sometimes trigger tidal waves (tsunami). Please make sure to check the radio or television for the latest information. You must avoid coastal areas while tsunami warning or advisory is issued. Please check “Preparing for an earthq uake,” the document distributed by our university.

5 TyphoonsTyphoons with strong wind and heavy rain freq uently occur from August to September in Japan

possibly causing flood in low-lying areas. Do not go outside unless it is necessary and act properly while paying attention to the latest forecast.

6 Regular Disaster PreparednessPlease check with your local government office about designated evacuation areas near your

house in the event of a large-scale disaster. Please make sure to secure or reinforce furniture and items in your home that might easily fall over. In the event of an emergency, please assist the elderly or physically disabled persons near you. Also, please keep your emergency items such as medicines, water, food, flashlight, radio, and cash in an easily accessible place in the event of an emergency.