環境活動レポート単位 2014年度 2015年度 2016年度 売上高 百万円 1,525 1,421...
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環境活動レポート
期間 2016年 8月1日~2017年 7月31日
作成日 2017年 9月 14日
改訂日 2017年 12月 18日
改訂日 2018年 3月 7日
株式会社 沼田機業
1
[1] 事業活動の概要
1) 事業所名及び代表者氏名
株式会社 沼田機業
代表取締役 沼田 直
2) 所在地及び対象範囲
本 社 :〒311-3411 茨城県小美玉市野田183番地
中間処理場:・破砕施設 〒311-3412 茨城県小美玉市川戸字葉柄峰1143番3 他3筆
・発酵堆肥化施設 〒311-3412 茨城県小美玉市川戸字葉柄峰1143番2の一部
3) 環境管理責任者氏名
及び連絡先 ・環境管理責任者 大高 弘明
・連絡先 TEL: 0299-58-1715 FAX: 0299-58-4412
4) 事業の概要
・法人設立: 平成 8年 8月 8日
・資本金 : 2,350万円
・年間売上高: 1,498百万円 (2016年度:2016年8月~2017年7月)
・従業員数 : 44名
・事業活動 : 木材破砕土木工事業、木材チップのリサイクル事業、発酵堆肥化事業
産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物及び一般廃棄物処分業、
建物の解体工事業、土木工事業、一般区域貨物自動車運送事業
5) 組 織 図 (2017年8月1日現在)
役員 4名
( 7名 ) ( 15名 ) ( 6 名 ) ( 12 名 )
5-1) 役割・責任
社長 経営資源を必要に応じて提供する。
環境管理責任者の任命
環境方針の制定、改訂、周知
環境経営マニュアル、会社規定、手順書の制定、見直しにおける承認
環境管理に関する諮問及び審議機関としての環境会議の設置と開催の指示
環境活動計画書、環境目標・活動計画/進捗管理表の承認
環境教育訓練計画/実施記録の承認
マネジメントレビューの実施
環境管理 環境関係法令等登録表/遵守評価記録の承認
責任者 環境経営マニュアルの作成
環境活動計画書、環境目標・活動計画/進捗管理表の作成
環境教育訓練計画/実施記録の作成
外部環境情報の窓口及び報告書の作成
遵法性評価の実施
是正処置、予防処置の指示・有効性の確認
マネジメントレビューのための情報提供、及び記録の作成
各部門 環境目標・活動計画の実施
責任者 教育・訓練、緊急事態対応テストの実施
是正処置、予防処置の実施
社 長
環境管理責任者
環境会議
EA21事務局
事務担当 収集運搬担当 中間・破砕処理 工事担当
2
6) 許可の内容
小美玉市 (小美玉環境指令第24号)
取扱廃棄物の種類:剪定枝、刈草
収集、運搬及び処分の別:中間処分(破砕)
処分地 :小美玉市川戸1143番1、1143番3、1140番1、1147番11
許可期間:平成28年4月1日~平成30年3月31日
茨城県 (許可番号 00821072308) 優良認定
許可年月日 : 平成28年12月13日、許可有効期限:平成35年10月26日
①破砕:木くず
施設の所在地: 茨城県小美玉市川戸字葉柄峰1143番3 他3筆
施設の種類 : 破砕施設
処理能力 : 196.48トン/日(8時間)
設置年月日 : 平成22年8月24日
②発酵堆肥化:動植物性残さ(植物由来に限る)
許可年月日 : 平成28年6月30日
施設の所在地: 茨城県小美玉市川戸字葉柄峰1143番2の一部
施設の種類 : 発酵堆肥化施設
処理能力 : 36.1トン/日(24時間)
設置年月日 : 平成28年6月30日
茨城県 千葉県 埼玉県 栃木県 福島県 宮城県 神奈川県
許可番号 801072308 1200072308 1100072308 900072308 707072308 400072308 1400072308
優良認定 平成26年5月16日 平成26年10月31日 平成27年5月26日 平成27年3月16日 平成29年5月23日 平成29年9月5日
許可年月日 平成29年10月13日 平成26年10月3日 平成27年5月26日 平成27年3月16日 平成29年5月23日 平成29年9月5日 平成27年12月3日
許可の有効期限
平成36年9月18日 平成33年10月30日 平成34年4月29日 平成34年3月15日 平成36年5月22日 平成36年9月4日 平成32年12月2日
汚泥 ○
廃プラスチック類
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
紙くず
木くず ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
繊維くず
ゴムくず
金属くず ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
ガレキ類 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
(これらのうち特別管理産業廃棄物であるものを除く)
許可を受けた産業廃棄物について、事業者から運搬・処分の委託を受けた場合は、廃棄物の処理及び清掃に
関する法律に基づく契約を締結し、排出事業者からマニフェストの交付を受け、自社の中間処理施設に運搬し
適正に処分します。
許可番号 茨城県 (般-21) 第28749号
許可年月日
許可の有効期限
建設業の種類 とび・土木工事業、舗装工事業、水道施設工事業
廃棄物の種類
平成27年3月24日
平成32年3月23日
(a)一般廃棄物処理業
(b)産業廃棄物処分業
(c)産業廃棄物の収集運搬業
(d)事業計画の概要
(e)建設業の許可
3
許可番号 茨城県 (特-29) 第28749号
許可年月日
許可の有効期限
建設業の種類 土木工事業、とび・土工工事業、舗装工事業、水道施設工事業、解体工事業
①運搬車両
保有台数
ダンプ 9.40 1台
ダンプ 2.50 1台
ダンプ 3.00 1台
キャブオーバー 7.70 1台
キャブオーバー 9.40 1台
キャブオーバー 6.10 1台
トラクター 51.14 1台
トラクター 36.30 1台
トラクター 39.21 1台
トラクター 51.44 1台
トラクター 50.96 1台
トラクター 51.20 1台
トラクター 50.92 1台
脱着装置付コンテナー専用車 5.70 1台
脱着装置付コンテナー専用車 10.40 1台
脱着装置付コンテナー専用車 10.40 1台
②その他車両
保有台数
セミトレーラー 27.90 1台
セミトレーラー 20.00 1台
セミトレーラー 25.20 1台
ダンプセミトレーラー 17.70 1台
ダンプセミトレーラー 20.20 1台
ダンプセミトレーラー 20.00 1台
バックホー ― 10台
ブルトーザー(レーキドーザー) ― 1台
タイヤショベル ― 3台
商用車(引導車含む) ― 7台
③特殊機器等
保有台数
破砕機 TG540ATX(Vermeer社) 1台
荒破砕機 DW306 CERON 1台
ウッドシア 3台
フォークグラップル 7台
レーキスケルトン 7台
ロータリーディスクカッター 2台
ハーベスタ 1台
ギドラ 2台
ガメロン 1台
ヌマトロン 5台
ウッディ 1台
トロンメルン 3台
最大積載量(トン)
機器名称
車両型式
平成29年5月30日
平成34年5月29日
車両型式 最大積載量(トン)
(f) 施設等の状況
4
④処理工程図 (一般廃棄物及び産業廃棄物の処理工程図) 拡大した工程図は巻末資料-1に示しました。
①破砕施設- - - 木くず
木くず破砕機 木材チップ保管施設
②発酵堆肥化施設- - - 動植物性残さ(植物由来に限る)
野菜くず等の破砕機 発酵ヤード
5
(年度 8月~7月)
単位 2014年度 2015年度 2016年度
売上高 百万円 1,525 1,421 1,498
従業員 人 38 38 44
敷地面積 ㎡ 13,610 22,624 22,624
本 社 ㎡ 8,344 8,344 8,344
処理場 木材チップ施設 ㎡ 5,266 5,266 5,266
堆肥化施設 ㎡ ― 9,014 9,014
一般廃棄物受入量 選定枝、枯草等 t 2,618 1,106 1,073
産業廃棄物収集運搬量 木くず t 48,624 40,241 44,460
〃 動植物性残さ t ― ― 32
産業廃棄物処理量 木くず t 50,622 49,362 57,361
〃 動植物性残さ t ― 1,031 7,963
木材破砕土木工事 件 303 253 290
電気使用量 kWh 198,772 315,092 799,159
軽油使用量 kl 1,294 1,333 1,446
ガソリン使用量 kl 15 13 15
二酸化炭素排出量 t-CO2 3,523 3,695 4,249
二酸化炭素排出量の電気排出係数は0.525kg-CO2/kWhを使用
個別見積による(見積料は無料)。
[2] 環 境 方 針
活 動 方 針
㈱沼田機業は、茨城県の空の玄関である茨城空港近くに事業所を構え、地理的な利便性と効率的な
土木技術を活かした木材資源のリサイクル事業及び食品残さのリサイクル事業を通して、地域環境整備に
努めています。
今後も下記の行動指針に則り、全社員一丸となって、持続可能な循環型社会形成の一翼を担って
いきます。
行 動 指 針
1. 環境関連の法規制及び当社が同意した業界・地域の要求事項を遵守し環境保全に 努めます。
2. 事業活動の中で次のテーマに取組み、環境負荷の低減で二酸化炭素排出量削減に 努めます。
(1) 収集運搬車両、営業車、重機のエコドライブ及び効率の良い配車による燃費向上
(2) 事務所及び中間処理場の無駄撲滅による電気の効率的な使用
(3) 事業所から発生する廃棄物の削減
(4) 水の無駄使い禁止
(5) グリーン購入、化学物質の適正管理、製品及びサービスへの環境配慮等の取組
3. 当社の環境方針は、社内に掲示し、すべての従業員に周知します。
又、環境活動については、環境活動レポートで公開します。
制定 平成25年4月1日
改定 平成29年8月1日
株式会社 沼田機業代表取締役
沼田 直
項目
(g)事業規模と処理実績
(h) 廃棄物処理料金
6
[3] 環境目標と計画
2015年8月策定中期計画部門 単位 2015年度 2016年度 2017年度
①運搬車両、重機の軽油使用量 2014年度の軽油燃費2.45km/ℓを毎年0.01 全社 km/ℓ 2.46 2.47 2.48
の削減 改善する。
2014年度軽油原単位12.70ℓ/トン(収集量+ 全社 ℓ/トン 12.69 12.68 12.67
処理量)を毎年0.01改善する。
②商用車のガソリン使用量削減 2014年度ガソリン原単位0.01ℓ/千円を毎年 全社 ℓ/千円 0.01 0.01 0.01
維持する。
③電気使用量削減 2014年度電気原単位3.93kWh/トン(処理量)を 全社 kWh/トン 3.92 3.91 3.9
毎年0.01改善する
2014年度電気使用量を毎年0.25%削減する。 本社 57,105 56,962 56,820
本社57,248kWh、処理場(既存)141,524kWh 処理場 141,170 140,817 140,465
④二酸化炭素排出量の削減 2014年度CO2排出原単位(収集量+処理量) 全社 kg-CO2/トン 34.58 34.57 34.56
実績34.59kg-CO2/トンを毎年0.01改善する。
2014年度CO2排出総量3,523tに対して、 全社 t-CO2 4,021 3,529 3,526
各年度の収集量+処理量に見合ったものにする。
⑤自社廃棄物の削減 2014年度実績342kgを毎年1%削減する。 全社 kg 339 336 332
本社 kg 109 108 107
処理場 kg 230 228 225
⑥-1 水道水の削減 水道水2014年度実績444m3を維持する。 全社(本社) ㎥ 444 444 444
⑥-2 地下水の削減 2014年度の地下水実績を1,322㎥を維持する。 全社 ㎥ 1,322 1,322 1,322
本社 ㎥ 694 694 694
処理場 ㎥ 628 628 628
⑦-1 グリーン購入 2014年度実績に毎年+1品目増やす 全社 品目 +1 +1 +1
⑦-2 化学物質の適正な取り扱い 化学物質購入・ 使用・在庫の把握 全社 ― 適正管理 適正管理 適正管理
⑦-3 工事・運搬・処理に対する 工事廃棄物の分別処理推進 全社 ― 埋立ゼロ 埋立ゼロ 埋立ゼロ
環境 配慮
⑧エコ21と優良認定の維持 ⑧エコ21と優良認定の維持 全社 ― 維持改善 維持改善 維持改善
二酸化炭素排出量の電気排出係数は0.525kg-CO2/kWhを使用
[4] 環境目標の実績と評価
2016年度の目標値と実績並びに評価結果を以下に示しました。部門 単位 目標値 実績値 評価
①運搬車両、重機の軽油使用量 燃費目標は当初計画どおり実施する。 全社 km/ℓ 2.47 2.57 ○
の削減
原単位目標を2015年度は当初計画より修正。 全社 ℓ/トン 14.51 13.04 ○
2016年度は前年度実績を0.01改善する。
②商用車のガソリン使用量削減 当初計画どおり実施する。 全社 ℓ/千円 0.01 0.01 ○
③電気使用量削減 原単位目標を2015年度は当初計画より修正。 全社 kWh/トン 18.57 12.23 ◎
2016年度は前年度実績を0.01改善する。
電気使用量目標を2015年度は当初計画より 本社 56,962 56,871 ○
修正。2016年度は削減する。 処理場(既設分) 140,817 129,615 ○
④二酸化炭素排出量の削減 原単位目標を2015年度は当初計画より修正。 全社 kg-CO2/トン 76.19 38.32 ◎
2016年度は前年度実績を0.01改善する。
収集量+処理量に見合ったものにする。 全社 t-CO2 4,021 4,249 △
(2月以降4,581に変更)
⑤自社廃棄物の削減 廃棄物目標を2015年度は当初計画より修正。 全社 kg 344 338 ○
2016年度は前年度実績を1%改善する。 本社 kg 120 117 ○
処理場 kg 224 221 ○
⑥-1 水道水の削減 当初計画どおり実施する。 全社(本社) ㎥ 444 309 ◎
⑥-2 地下水の削減 2015年度は当初計画をオーバー。 全社 ㎥ 3,999 5,814 ✕
堆肥化施設の増加分を加味し、2015年度実績 本社 ㎥ 969 1,069 ✕
に1,000㎥を更に増加する。 処理場 ㎥ 3,030 4,745 ✕
⑦-1 グリーン購入 2014年度実績に毎年+1品目増やす 全社 品目 +1 +1 ○
⑦-2 化学物質の適正な取り扱い 化学物質購入・ 使用・在庫の把握 全社 ― 適正管理 使用なし ―
⑦-3 工事・運搬・処理に対する 工事廃棄物の分別処理推進 全社 ― 埋立ゼロ 埋立ゼロ ○
環境 配慮
⑧エコ21と優良認定の維持 ⑧エコ21と優良認定の維持 全社 ― 維持改善 維持改善 ○
二酸化炭素排出量の電気排出係数は0.525kg-CO2/kWhを使用
kWh
kWh
環境目標 基準年度と中期目標値
環境目標 中期計画の見直し
7
[5] 環境活動取組み結果とその評価並びに今後の取り組み
5-1)2016年度の活動結果(a) 環境目標の達成状況
①燃費のテーマはエコドライブの徹底で目標対比104%で達成しました。実績の2.58km/ℓは前年と変わらずでした。
前年比で走行距離は112%、軽油使用量は113%と増加し、収集運搬量は110%の増加となりました。
日頃のエコドライブの徹底が燃費の維持に繋がりました。
②軽油使用量削減のテーマは目標対比111%で達成しました。前年対比では90%と減少しました。
産廃収集運搬量は前年比で110%と増加しましたが、軽油使用量は108%で済みました。
運搬車や重機のエコドライブが成果に繋がりました。
③ガソリン使用量削減のテーマは目標対比100%の達成でした。
ガソリン使用量が前年対比でも同量でした。営業車のエコドライブが継続しました。
④電気使用量削減のテーマは堆肥化が本格稼働した昨年5月~7月の実績からの削減に取り組みました。
その結果、18.57kWh/トンの目標値に対して12.23kWh/トンの実績でした。
前年比では電気使用量、産廃処理量とも大幅増加となりました。来年度からは本年度実績からの改善に取組みます。
⑤二酸化炭素排出量削減のテーマも電気同様に昨年5月~7月の実績からの削減に取り組みました。。
その結果、76.19kg-CO2/トンの目標に対して38.32kg-CO2/トンの実績でした。
CO2排出量総量削減のテーマも同様に昨年5月~7月実績に基づき4,021kg-CO2/年の目標にしました。
しかし、本年8月~1月6ヵ月間の実績が連続で目標未達成となり、2月以降は前半実績以下を改定目標として取組みました。
その結果、4,249kg-CO2の実績で改定目標は達成しました。来年度からは本年度実績からの改善に取り組みます。
⑥自社廃棄物削減のテーマは目標対比102%で達成しました。分別徹底が浸透しました。
⑦水使用量削減のテーマでは水道水の使用量は節水徹底で目標対比144%で達成しました。
しかし、地下水使用量は目標対比69%で大幅未達成でした。粉塵対策での散水や車両の洗浄で使用量が増加しました。
来年度からは本年実績からの削減に取組みます。
⑧-1 グリーン購入は目標通り、前年比1品目の増加を実施しました。
⑧-2 化学物質の使用はありませんでした。
⑨-3 環境への配慮では、工事で発生した埋立処分量廃棄物はゼロで目標を達成しました。
(b) 環境活動の実施状況環境活動内容とその取り組みについて以下のように評価しました。
担当部門 活動の評価
①アイドリングストップ・エコドライブ 5
5
①アイドリングストップ・エコドライブ 5
②燃費データの把握 5
③車両整備の徹底 5
④施設内の整理整頓 5
①アイドリングストップ 5
②エコドライブ教育 5
5
①省エネ教育実施 4
②処理機器の定期点検・整備 5
③照明機器の省エネ化 4
4
①エネルギー各項目目標達成 5
②省エネ教育実施 4
③省エネパトロール実施 4
①ペーパーレス、裏紙再利用 5
②分別の徹底 5
本社 5
5
②洗車水、散水の節約 4
5
5
5
評価点については引き続き改善に取り組みます。
⑧-1 グリーン購入
全社
①環境配慮製品の選定・購入
⑧-2 化学物質管理 ②化学物質購入・使用・在庫の把握
⑧-3製品サービス環境配慮 ①工事廃棄物の分別処理推進
本社処理場
⑦-1 水道水の削減 ①配管の漏洩点検
取組テーマ 活動内容
⑤二酸化炭素排出量削減 全社
⑥自社廃棄物の削減
⑦-2 地下水の削減本社
処理場
①配管の漏洩点検
①燃費向上 全社②車両整備の徹底
②軽油使用量の削減 全社
③ガソリン使用量削減 営業部門
③車両整備の徹底
④電気使用量の削減 全社
④省エネパトロールの実施
8
(c) 環境教育の実施状況
①ポケットブック配布- - -2016年度も全社員にポケットブックを配布し、各自の目標と活動を明確化しました。
②エコニュース発行- - -エコニュース009(巻末資料-2)を発行し自覚教育を実施しました。
2016年度活動結果と2017年度活動計画について分かり易く説明しました。
③ヒヤリハット事例報告- - -2016年度は40件のヒヤリハットが報告されました。
集計結果はエコニュース008(巻末資料-3)に纏め、情報の共有化と危険防止を教育しました。
④緊急時対応訓練の実施
緊急時訓練では新設した中間処理場堆肥化施設で火災発生時の緊急時対応訓練を実施しました。
⑥ 訓練参加者
①火災発生 ②初期消火開始
④消火栓消火活動 ③消火栓へホース接
⑤工場長への報告 訓練参加者
1
(d) 地域社会への貢献
本年度も近隣保育園や幼稚園に寄付を行い、皆さんからお礼状をいただきました。
市立羽鳥幼稚園 市立堅倉幼稚
市立納場幼稚園 市立竹原幼稚園
市立元気っ子幼稚園 市立玉里幼稚園
2
5-2)2017年度の活動計画 堆肥化処理場の稼働に伴い、2015年度~2017年度中期計画の見直しを実施しました。
(a)環境目標- - - 2017年度は2016年度実績を基に下記の色塗りした目標で取組む予定です。部門 単位 2016年度 2017年度
①運搬車両、重機の軽油使用量 2014年度の軽油燃費2.45km/ℓを毎年0.01 全社 km/ℓ 計画 2.47 2.48
の削減 改善する。 実績-見直し 2.57 (当初計画通り)
2015年度軽油原単位14.53ℓ/トン(収集量+ 全社 ℓ/トン 計画 14.51 14.50
処理量)を毎年0.01改善する。 実績-見直し 13.04 (当初計画通り)
②商用車のガソリン使用量削減 2014年度ガソリン原単位0.01ℓ/千円を毎年 全社 ℓ/千円 計画 0.01 0.01
維持する。 実績-見直し 0.01 (当初計画通り)
③電気使用量削減 2015年度電気原単位18.58kWh/トン(処理量)を 全社 kWh/トン 計画 18.57 18.56
毎年0.01改善する。→2016年度比0.01削減 実績-見直し 12.23 12.22
2014年度電気使用量を毎年0.25%削減する。 本社 kWh 計画 56,962 56,820
実績-見直し 56,871 (当初計画通り)
処理場(既存) 計画 140,817 140,465
実績-見直し 129,615 (当初計画通り)
処理場(堆肥化) ― 実績把握 前年比0.25%減
実績-見直し 612,673 611,141
④二酸化炭素排出量の削減 2015年度CO2排出原単位(収集量+処理量) 全社 kg-CO2/トン 計画 76.19 76.18
を毎年0.01改善する。→2016年度比0.01削減 実績-見直し 38.32 38.31
CO2総量を2016年度実績を1%削減とする。 全社 t-CO2 計画 4,021 3,526
実績-見直し 4,249 4,207
⑤自社廃棄物の削減 2015年度実績347kgを毎年1%削減する。 全社 kg 計画 344 341
実績-見直し 338 (当初計画通り)
本社 kg 計画 120 119
実績-見直し 117 (当初計画通り)
処理場 kg 計画 224 222
実績-見直し 221 (当初計画通り)
⑥-1 水道水の削減 水道水2014年度実績444m3を維持する。 本社 ㎥ 計画 444 444
実績-見直し 309 (当初計画通り)
⑥-2 地下水の削減 2016年度の地下水実績を維持する。 全社 ㎥ 計画 3,999 3,999
実績-見直し 5,814 5,814
本社 ㎥ 計画 969 969
実績-見直し 1,069 1,069
処理場 ㎥ 計画 3,029 3,029
実績-見直し 4,745 4,745
⑦-1 グリーン購入 2014年度実績に毎年+1品目増やす 全社 品目 計画 +1 +1
実績-見直し +1 (当初計画通り)
⑦-2 化学物質の適正な取り扱い 化学物質購入・ 使用・在庫の把握 全社 ― 計画 適正管理 適正管理
実績-見直し 実績なし (当初計画通り)
⑦-3 工事・運搬・処理に対する 工事廃棄物の分別処理推進 全社 ― 計画 埋立ゼロ 埋立ゼロ
環境 配慮 実績-見直し 実績なし (当初計画通り)
⑧エコ21と優良認定の維持 ⑧エコ21と優良認定の維持 全社 ― 維持改善 維持改善 維持改善
二酸化炭素排出量の電気排出係数は0.525kg-CO2/kWhを使用
(b)環境活動- - - 2017年度は2016年度に引き続き、下記環境活動に取組む予定です。
担当部門
①燃費向上 全社 ①アイドリングストップ・エコドライブ、②車両整備の徹底
②軽油使用量の削減 全社 ①アイドリングストップ・エコドライブ、②燃費データの把握、③車両整備の徹底
③ガソリン使用量削減 営業部門 ①アイドリングストップ、②エコドライブ教育、③車両整備の徹底
④電気使用量の削減 全社 ①処理機器の定期点検・整備、②照明機器の省エネ化
⑤二酸化炭素排出量削減 全社 ①エネルギー各項目目標達成、②省エネ教育実施、③省エネパトロール実施
⑥自社廃棄物の削減 全社 ①ペーパーレス・裏紙再利用、②分別の徹底
本社
⑦-2 地下水の削減 本社
本社 ①環境配慮製品の選定・購入
全社 ②化学物質購入・使用・在庫の把握
全社 ①工事廃棄物の分別処理推進
尚、事務局では①ポケットブックの配布、②エコニュースの配布、③環境活動事例の紹介、④関連関係法令情報提供等を行います。
取組テーマ
環境目標 基準年度と中期目標値
活動内容
⑦-1 水道水の削減 ①配管の漏洩点検
①配管の漏洩点検、②洗車水、散水の節約
⑧-1 グリーン購入
⑧-3製品サービス環境配慮
⑧-2 化学物質管理
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[7] 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟等の有無
1)当社に適用される主な環境関連法規
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(第14条、第12条、第5条、第21条、第6条、小美玉市条例)
騒音規制法(第6条)
振動規制法(第6条)
自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域に於ける総量の削減等に関する特別処置法(第4条)
道路交通法(第74条)
労働安全衛生法(第61条、第76条、他)
建設リサイクル法(第9条、第34条他)
水質汚濁防止法(第14条、茨城県霞ヶ浦水質保全条例)
消防法(第9条、小美玉市火災防止条例)
高圧ガス保安法(第16条、第17条)
建設業法(第3条)
オフロード法(第17条)
浄化槽法(第10条、第11条)
貨物自動車運送事業法(第18条、安全則)
道路運送車両法(第47条、第48条、第49条、第50条)
計量法(第19条、第21条)
工業用水法(第2条)
森林法(第10条)
茨城県生活環境の保全等に関する条例
フロン排出抑制法
肥料取締法
2)環境関連訴訟等の有無
環境関連法規の遵守状況は、2017年7月に評価しましたところ法規制等の違反はありませんでした。
また、近隣からの苦情もありませんでした。
関係当局から過去3年間にわたって違反の指摘や訴訟はありませんでした。
[8] 代表者による全体評価と見直し結果
2016年度は2015年度に策定中期3ヵ年計画の2年目として活動を展開しました。
堆肥化処理場も本格稼働を開始したこともあり、2016年度の電気、CO2の削減テーマは試運転稼働時実績を基に目標値を修正して
取り組みました。その結果、産廃収集量や産廃処理量の増加がありましたが、軽油、ガソリン、電気、CO2削減の各テーマで目標を
達成することが出来ました。又、自社廃棄物や水道水の削減についても目標を達成しました。しかし、地下水使用については
車輌の洗車や処理場の粉塵対策で大幅に目標を超過しました。その他のテーマはほぼ目標を達成しました。
2017年度の環境目標については、堆肥化処理場の1年間の稼働実績を踏まえて、再度見直しを行いました。
中期計画最終年度の環境目標は10ページに記載したとおりですが、目標達成に向けて、全員一丸となって取り組んで行く所存です。
尚、環境方針は中間審査の指摘を受けて、食品残さのリサイクル事業について追記しました。環境経営システムについては変更
ありません。
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巻末資料-1
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巻末資料-2
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巻末資料-3
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