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2015.10.1〜2016.9.30 URL http://1923.co.jp/ 証券コード:3689 株式会社イグニス 第7期 ビジネスレポート

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Page 1: 株式会社イグニス - pdf.irpocket.compdf.irpocket.com/C3689/iQkZ/Tpr8/S1tD.pdf · 収益の安定化 q 2016年9月期の経営環境について 教えてください。 銭

2015.10.1〜2016.9.30

URL http://1923.co.jp/

証券コード:3689

株式会社イグニス

第7期 ビジネスレポート

Page 2: 株式会社イグニス - pdf.irpocket.compdf.irpocket.com/C3689/iQkZ/Tpr8/S1tD.pdf · 収益の安定化 q 2016年9月期の経営環境について 教えてください。 銭

ごあいさつ

代表取締役社長

銭 錕代表取締役CTO

鈴木 貴明

イグニスは次のステージへ

ミッション

経営理念

イグニスが目指すもの「創造力と技術力が高い次元で融合した組織」

「次のあたりまえを創る。何度でも」

「世界にインパクトを与えなければ、気がすまない」

 イグニスは、前期(2015年9月期)に事業環境の変化に対応するため、主力サービスである小規模アプリから中・大規模アプリへと開発リソースを大きくシフトしました。痛みを伴う改革により株主の皆様には大変ご心配をお掛けしましたが、当期(2016年9月期)は改革による成果が出てまいりました。 年間を通して順調に推移したネイティブソーシャルゲームの『ぼくとドラゴン』に牽引され、当期の業績は売上高5,585百万円(前期比230.9%)、営業利益1,474百万円、経常利益1,465百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,087百万円となりました。売上高は前期比で約2.3倍の大幅増収となり、営業利益は創業以来の最高益、営業利益率も20%台を引き続き維持しています。また、大規模かつ高度なプロダクトにおいても十分に戦えることを示せた一年だったと思います。 スマートフォンアプリ市場は日々変化しています。この荒波に耐え得る強固なポートフォリオを構築するため、従来の「無料ネイティブアプリ事業」「ネイティブソーシャルゲーム事業」の枠組みから「コミュニティ事業」「ネイティブゲーム事業」「メディア事業」へと枠組みを整理。蓄積したノウハウを活かしつつ、運用体制を強化することで収益向上を図ってまいります。また、新規ジャンルへも積極的に多面展開してまいります。 これからのイグニスにご期待いただき、今後ともより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

開発スタイルは、「量産」から「本当に価値のある体験創出に、集中的にリソース投入」するスタイルへ!

小規模アプリを量産し、グロース

2014年9月期 2015年9月期 2016年9月期

婚活アプリ『with』、 スマート家電『mornin'』などの

新しい体験を創出中規模・大規模アプリ、

ソーシャルゲームの開発にシフト

1 2 ビジネスレポート ビジネスレポート

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トップインタビュー

営業利益(単位:百万円)売上高(単位:百万円)

営業利益率(単位:%)

-101

243

-140

263

-70

613

274

1,299

409

1,321

434

1,289

358

1,424

271

1,550

21.1

31.0

33.7

25.2

17.517.5

2015年9月期 2016年9月期

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

転換期

収益の安定化

Q 2016年9月期の経営環境について 教えてください。

銭 2016年9月期(当期)は、当初予測より上方修正となり、売上高55億円、営業利益14億円となりました。これは前期に、小規模から中・大規模アプリへと開発方針を変更し、大きな先行投資を行った成果が数字として表れてきたのだと思います。痛みを伴う改革が実を結んできています。より大規模かつ高度なプロダクトでさらに大きな収益を目指すステージでも、我々が十分戦えることを示せたのではないでしょうか。当期の決算に大きく貢献したのがネイティブソーシャルゲーム『ぼくとドラゴン』のヒットです。これには、今まで多方面で事業を展開し、蓄積してきたノウハウを活かすことにより得られた結果だと考えています。今後はここで得た収益でさらに新しい種をまいて、新たな事業での取り組みを加速させていきたいと思います。

鈴木『ぼくとドラゴン』は1周年を迎えても月当たり数億円の売上規模を維持しています。リリース後もチームのメンバーを増員したり、ユーザーの体験価値を高める取り組みを続けてきた成果だと思っています。『ぼくとドラゴン』のヒットによってゲームの運用に自信がつき、継続的にゲームを楽しんでもらうためのノウハウが社内に蓄積されました。この運用ノウハウを活かしつつ、技術的に高い領域にチャレンジするのが次のステップです。各ゲームジャンルでNo.1を獲ることを目標に、技術力、組織力を高めて

いくタイミングが、ここ1、2年だと思っています。無理なライン増加はせずに一本ずつ丁寧に作り上げていく方針で、現在開発に取り組んでいるのは、3Dアクションゲームです。技術難易度は、ソーシャルゲームの中でも最高峰。これまでにない新しいジャンルのタイトルとなる予定です。ぜひご期待いただければと思います。

銭 ネイティブソーシャルゲーム以外で手応えを得ている事業としては、コミュニティ事業の婚活アプリ『with』があります。サービス開始から1年を経て、順調に推移しています。「運命よりも、確実。」をキャッチフレーズに、お互いの価値観だったり、内面的な相性の良さを重要視して、満足度の高い出会いを提供するというもの。メンタリストのDaiGoさんが監修していて、他社の恋愛・婚活アプリとは一線を画すユニークなサービスになっています。『with』は婚活アプリの中でも、後発参入でしたが、売上ランキングは順調に上昇し、業界3番手まで上り詰めました。今後もUI改善や機能強化を図り、集客を加速させていきたいと思います。

Q 当期のどのような変化が成長につながったとお考えですか?

銭 プロジェクトの立ち上げ方が、ここ1年で大きく変わりました。『ぼくとドラゴン』の成功体験もあって、プロジェクトの立ち上げ時にコアメンバーを決めて、コアメンバーがスタートアップのように自分たちで事業目標や組織戦略を作って進めていく体制に変わりました。その方が熱量の高い組織を作れる。我々経営陣は、アドバイスやフレームワークを提供することで、その熱量に惹かれた人が集まってくるし、集まってきた人が事業の中で組織化されていく流れが連続的に作れています。採用活動は各事業のコアメンバーが中心となって、採用チームと連携しながら行っています。内定時に「あなたに何を求めて、どういう未来が待っているのか」といったオファーレターを送っているのですが、入社後に「思っていたのと違った」という理由で辞めていくリスクが少ない。競合他社と優秀な人材を取り合いになった

時に最終的に選んでもらえることが多く、そのようなところにも好感を持っていただけているようです。

鈴木社内SNSによる情報共有を行っていますが、私も『ぼくとドラゴン』で得たエッセンスを言語化した記事をあげています。チャレンジすることにより

四半期ごとの推移

2016年9月期事業総括2016年9月期は、4つのジャンルで一定の成果を出すことが できました!

『ぼくとドラゴン』の開発・運用体制強化を 実現し、収益の拡大に成功!新規タイトルも鋭意開発中!

当社主要ジャンルの第二の柱として位置付けるコミュニティ事業では、婚活アプリ『with』の売上ランキングが堅調に伸長。

キュレーションメディアサービス『U-NOTE』のグロースに成功!

IoTベンチャー Robit社を関連会社化。世界初!スマホ連動型カーテン自動開閉機『めざましカーテン mornin’』をリリース!

ライフハック事業

コミュニティ事業

ネイティブゲーム事業

メディア事業

3 4 ビジネスレポート ビジネスレポート

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得られた経験は、何物にも代えがたい財産となっています。簡単なアプリを中心に作っていた時代と比べると、作り手の集団として大きく成長できたと思います。当期はさまざまなプロモーションにもチャレンジしました。『ぼくとドラゴン』のテレビCMの反響は限定的でしたが、大変良い勉強となりました。オンラインプロモーションやゲーム内のコラボイベントの方が、ダイレクトに反応が返ってくるので重要視しています。今後はゲームの設計段階から、訴求するべきターゲットに対して、プロモーションで受けるイメージとゲーム体験が一致することまで考えて展開していくことが、成功の鍵になるのではないかと思います。

Q 今後の成長戦略をどのようにお考えでしょうか?

銭 スマートフォンアプリの事業領域としては、ほとんどの席が埋まってきている状況です。チャット系なら『LINE』、SNSなら『Facebook』、フリマアプリなら『メルカリ』という具合に、新規参入は難しい状況

です。一方で新しい技術が出てきて、VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)やAI(人工知能)の技術、さらには他産業の技術との融合といった新しいフィールドが広がっており、どんどん成長していける将来性を感じています。当社は2016年11月11日に中期事業計画を発表いたしました。従来からの「コミュニティ事業」「ネイティブゲーム事業」「メディア事業」を強化していくと同時に、新たな市場に挑戦する3事業を順次立ち上げ、2020年までの収益事業化を目指します。

鈴木その1つが「VR事業」です。新会社を立ち上げVRの技術開発を進めています。ゲームの世界に没入できるVRの市場は、今後ますます拡大していきます。2020年代にはAIやロボットの技術革新が進み、人間が行っていた仕事がコンピュータで代替される「第四次産業革命」が起こる可能性が指摘されています。その時、エンターテインメントやコミュニケーションを、オンラインに求める機会が今まで以上に増えていくのではないでしょうか。

銭 2つ目の新事業がグループ会社のRobit社で行っている「ライフハック事業」です。我々がスマートフォンアプリで培ってきた体験設計のノウハウとIoT関連のテクノロジーを活用し、あらゆる体験を向上させるプロダクトを生み出していきます。その第一弾が、起床体験を向上させる『めざましカーテンmornin'』です。スマートフォンアプリのアラームと連動して、起きる時間になるとカーテンを自動的に開いて、日光を浴びさせることで無理なく目覚めさせるという世界初のプロダクト。「朝決まった時間に気持ちよく起きるにはどうすればよいか」を突き詰めていった結果、ソフトウェアとハードウェアを組み合わせた新しいプロダクトが生まれました。家電まで作ってしまうスマートフォンアプリ会社は珍しいのではな

いでしょうか。このプロダクトは、ネットや家電量販店でも販売しており、売れ行きは好調です。将来性が非常に大きいジャンルのため、積極的に取り組んでいきたいです。

Q お二人から株主の皆様へのメッセージをお願いします。

銭 我々のモノづくりは全て「ユーザーにどんな価値ある体験をしてもらうか」を考え抜くことから始まります。ユーザー体験のためにはどんなに難しい技術にも挑戦し、その結果、技術力が身についてきました。体験を設計する「創造力」と「技術力」を融合し、「次の

あたりまえ」を何度でも創っていきます。ここ2年はネイティブゲーム事業に支えられながら、さまざまな事業の種まきをしてきました。その芽がようやく出てきそうな手応えを感じているので、さらに飛躍すべくどんどん仕掛けていきたいと思います。株主の皆様には、ぜひ楽しんで見守っていただければ幸いです。

鈴木前期の営業赤字から当期は黒字も大幅に拡大して、投資を継続できる体力もつきました。同時にユーザーのニーズを叶える技術力や組織力も高まってきたので、連続的に新しい価値をいろんな事業で創っていきたいと思います。ぜひご期待ください!

トップインタビュー

中期事業計画概要既存事業を維持・強化する一方で新たに3事業を順次立ち上げ、2020年には、全て収益事業化されていることを目指します。

2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期

2020年9月期目標

ありえない融合、はじまる。

起床体験を中心に、あらゆる体験を向上させるプロダクトを生み出していきます。

幸せな結婚を増やし、離婚率を下げる無二のプロダクトを目指す

丁寧な開発により、長期間CashCowとなる運用を実現する

メディア価値の強化による収益性の維持向上

新規事業の

創造

既存事業の

維持・強化

???

コミュニティ事業

VR事業

ネイティブゲーム事業

ライフハック事業

メディア事業

サービスの高度化と事業領域の拡大

新タイトルの投入と長期CashCow化の実現

広告へのコミットメント強化による、新たなメディア価値の創造

2016年9月期55.8億円▼

2020年9月期

150億円

連結売上高

2016年9月期14.7億円▼

2020年9月期

60億円

連結営業利益

CashCowの地位確立

新タイトル(コードネーム:GK)が

本格的に利益貢献

新メディアも立ち上げ

UI改善、機能強化による収益性向上・集客加速

更なる付加価値を創出

AI

GK

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アプリ紹介 財務ハイライト(2016年9月30日現在)

単体 連結単体 連結

[ ]第3期2012年9月期 [ ]

第4期2013年9月期

第5期[ ]2014年

9月期[ ]第3期2012年9月期 [ ]

第4期2013年9月期

第5期[ ]2014年

9月期

[ ]第3期2012年9月期 [ ]

第4期2013年9月期

第5期[ ]2014年

9月期 [ ]第3期2012年9月期 [ ]

第4期2013年9月期

第5期[ ]2014年

9月期 [ ]第3期2012年9月期 [ ]

第4期2013年9月期

第5期[ ]2014年

9月期

[ ]第3期2012年9月期 [ ]

第4期2013年9月期

第5期[ ]2014年

9月期

202,345

874,905

2,047,824

単体 連結

△30,009

309,969

3,000,000

2,000,000

0

4,000,000

5,000,000

1,000,000

△1,000,000

純資産額(単体) 総資産額(単体) 純資産額(連結) 総資産額(連結) 単体 連結

△29,938

単体 連結

△28,828

308,407

561,748

第7期[ ]2016年

9月期

第7期[ ]2016年

9月期

第7期[ ]2016年

9月期

第7期[ ]2016年

9月期

第7期[ ]2016年

9月期

第7期[ ]2016年

9月期

総資産額(連結)

1,474,188

△44,706

77,163153,194

518,615

1,583,9622,139,554

307,457

1,465,324

1,087,927

第6期[ ]2015年

9月期

第6期[ ]2015年

9月期

第6期[ ]2015年

9月期

第6期[ ]2015年

9月期

第6期[ ]2015年

9月期

第6期[ ]2015年

9月期

2,419,086

△38,438△148,553

0

1,000,000

2,000,000

3,000,000

4,000,000

5,000,000

6,000,000

△300,000

0

300,000

600,000

900,000

1,200,000

1,500,000

△300,000

0

300,000

600,000

900,000

1,200,000

1,500,000

0

250,000

500,000

750,000

1,000,000

1,250,000

△100

△50

0

50

100

150

200

△306,793

4,332,521

1,238,1461,238,146

1,966,8662,498,950

5,585,904

545,164

2,497,95037.17

56.11

176.58

△5.56

△50.43

200,744

売上高 (単位:千円)

営業利益又は営業損失(△) (単位:千円)

総資産額/純資産額 (単位:千円)

経常利益又は経常損失(△) (単位:千円)

1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) (単位:円)

■提供開始:2016年3月■提供OS:iOS8.0以降      Android4.0.3以降■提供会社:IGNISLTD.     ibinc.

アプリ提供開始から累計ダウンロード数は300万を突破!■多彩なイベントや機能追加により、着実に拡大■堅実な収益基盤を確立

2016年3月にiOS版をリリースして以来、国内SNSの売上ランキングが順調に上昇中。

イグニス プロダクツ 検索詳しくは

※2013年9月期より連結決算となっております。

イベント と コラボレーション で安定的な成長に向けた取り組みぼくとドラゴン

親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純損失(△)(単位:千円)

■提供開始:2015年2月■提供OS:iOS、Android■提供会社:studiokinginc.

iOS

iOS

Android

Android

ダウンロードしたい方はこちらへアクセス

ダウンロードしたい方はこちらへアクセス

2015年5月 6月 7月 8月 9月10月 8月 9月10月

2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月11月12月

300万

300

250

200

150

100

50

0

(万DL)

月間ダウンロード数の推移(累計)■ Android版 ■ iOS版  ※2016年10月31日時点

累計ダウンロード突破

2016年3/29 4/29 5/29 10/297/29 8/29 9/296/29

50

1

100

150

200

250

300

350

(位)

iPhone 国内ソーシャルネットワーキングカテゴリにおける売上ランキングの推移

売上ランキングが順調に上昇中

  iOS版 ※2016年10月31日時点

20位上位     前後をキープ

ダミー300万を突破!累計ダウンロード数

業界3番手に!後発参入ながら

各種イベントを実施

Facebook認証型婚活アプリの売上ランキングイメージ

運命よりも、確実。心理学×統計学を元にした

婚活アプリ

(出所:AppAnnie)

Pairs

Omiai

ゼクシィ恋結び

7 8 ビジネスレポート ビジネスレポート

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連結財務諸表

科 目 当期末2016年9月30日

前期末2015年9月30日

(資産の部)

 流動資産 3,086,418 1,049,600

 固定資産 1,246,103 917,265

  有形固定資産 112,136 150,455

  無形固定資産 485,980 208,978

  投資その他の資産 647,985 557,831

 資産合計 4,332,521 1,966,866

(負債の部)

 流動負債 1,390,000 609,127

 固定負債 444,571 119,593

 負債合計 1,834,571 728,720

(純資産の部)

 株主資本 2,434,902 1,229,319

  資本金 621,566 562,641

  資本剰余金 620,461 561,572

  利益剰余金 1,244,807 156,880

  自己株式 △51,933 △51,774

 その他の包括利益累計額 △3,374 6,311

  為替換算調整勘定 △3,374 6,311

 新株予約権 3,212 2,516

 非支配株主持分 63,210 ー

 純資産合計 2,497,950 1,238,146

 負債・純資産合計 4,332,521 1,966,866

科 目当期

2015年10月1日から2016年9月30日まで

前期2014年10月1日から2015年9月30日まで

売上高 5,585,904 2,419,086

売上原価 911,308 677,725

売上総利益 4,674,595 1,741,361

販売費及び一般管理費 3,200,407 1,779,800

営業利益又は営業損失(△) 1,474,188 △38,438

営業外収益 2,817 2,579

営業外費用 11,680 112,694

経常利益又は経常損失(△) 1,465,324 △148,553

特別利益 590,154 ー

特別損失 172,613 ー税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) 1,882,865 △148,553

法人税等 807,808 158,239

当期純利益又は当期純損失(△) 1,075,057 △306,793親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 1,087,927 △306,793

連結貸借対照表(要約) (単位:千円) 連結損益計算書(要約) (単位:千円)

科 目当期

2015年10月1日から2016年9月30日まで

前期2014年10月1日から2015年9月30日まで

営業活動によるキャッシュ・フロー 1,351,348 △64,306

投資活動によるキャッシュ・フロー △123,218 △777,197

財務活動によるキャッシュ・フロー 496,827 87,221

現金及び現金同等物に係る換算差額 △6,919 3,044

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,718,036 △751,237

現金及び現金同等物の期首残高 452,347 1,203,584

現金及び現金同等物の期末残高 2,170,383 452,347

連結キャッシュ・フロー計算書(要約) (単位:千円)

■ 発 行 可 能 株 式 総 数 6,000,000,000株■ 発 行 済 株 式 の 総 数 6,235,700株 (うち自己名義株式数) (21,564株)■ 株 主 数 3,091名

■金融商品取引業者 5.03%

■その他国内法人 0.65%

■個人・その他 58.44%

■外国法人等 35.13%

■自己名義株式 0.35%■金融機関 0.40%

2016年9月期

■ 所有者別株式分布状況

■ 大株主(上位10名) ※小数点第3位以下は切り捨てております。株主名 持株数(株) 持株比率(%)

銭   錕 1,983,300 31.80鈴木 貴明 1,983,300 31.80山田 理恵 106,100 1.70柏原 俊高 100,000 1.60SMBC日興証券株式会社 93,400 1.49佐藤 裕介 76,000 1.21山本 彰彦 69,900 1.12株式会社SB I証券 65,800 1.05NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB) 49,300 0.79BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE 36,248 0.58

■ 事業年度 10月1日から翌年9月30日まで■ 期末配当金受領株主確定日 9月30日■ 中間配当金受領株主確定日 3月31日■ 定時株主総会 毎年12月■ 株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社■ 同連絡先 三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部

〒137-8081東京都江東区東砂七丁目10番11号 お問合せ先:0120-232-711(ご注意)株主様の住所変更、買取請求、配当金の振込指定、その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等にお問い合わせください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。

■ 公告の方法 電子公告により、当社ウェブサイト(http://1923.co.jp/)に掲載します。なお、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載します。

■ 社 名■ 役 員

(2016年12月16日現在)

■ 資本金■ 設 立■ 本社所在地

■ 従業員数■ 主な事業

■ 主要グループ会社

株式会社イグニス(英字表記名:IGNIS LTD.)代表取締役社長 銭   錕 代表取締役CTO 鈴木 貴明 取締役CFO 山本 彰彦 取締役(非常勤) 佐藤 裕介 取締役(社外/常勤監査等委員) 大杉  泉 取締役(社外/非常勤監査等委員) 渡辺 英治 取締役(社外/非常勤監査等委員) 大村  健621,566,550円2010年5月31日〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー12F139名(正社員のみ)スマートフォンアプリ事業 スマートフォンアプリの企画・制作・運営・販売

(ジャンル別内訳)  無料ネイティブアプリ  ネイティブソーシャルゲーム株式会社アイビー 株式会社IGNIS APPS 株式会社スタジオキング ALTR THINK株式会社 株式会社 U-NOTE※

IGNIS AMERICA, INC.※株式会社U-NOTEは、2015年10月30日付でグループ会社となっております。

株主メモ

会社概要(2016年9月30日現在) 株式の状況(2016年9月30日現在)

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Page 7: 株式会社イグニス - pdf.irpocket.compdf.irpocket.com/C3689/iQkZ/Tpr8/S1tD.pdf · 収益の安定化 q 2016年9月期の経営環境について 教えてください。 銭

秋元 康氏、松尾 豊氏、DaiGo氏が資本参加 当社は2016年11月4日付で「VR(バーチャルリアリティ:仮想現実 以下「VR」)」 領域への進出を目的にパルス株式会社を子会社として設立いたしました。また、作詞家、放送作家として活躍されている秋元 康氏、人工知能を専門分野とし、東京大学大学院にて特任准教授をされている松尾 豊氏、メンタリストとして幅広く活動されているDaiGo氏が資本参加し、積極的にプロジェクトを推進できる体制を整えました。

秋元氏からのコメント 人生の面白さは、“出会い”にある。ジャンルの異なる天才たちと出会った。今まで経験したことのない何かを感じた。全てが新鮮だった。 AI、VR… 最先端の科学とエンターテインメントの化学反応は、何を生み出すのか? 今、僕は未来の窓を覗いている。

松尾氏からのコメント 人工知能、特にディープラーニングはさまざまな分野でイノベーションを起こしています。VRと融合することで、どんな世界観が生まれるのかわくわくしています。

DaiGo氏からのコメント こんな素晴らしいチームでコンテンツを創れることを光栄に思います。 心理学の知識を応用し、VRを単なるデバイスではなく、人類が手に入れた第2の現実世界にしていきたいと思います。

ありえない融合、はじまる。VR領域進出!!

VR領域を手掛けるパルス株式会社始動。

パルス株式会社の概要

社 名 パルス株式会社代 表 代表取締役 銭 錕設 立 2016年11月4日本 社 所 在 地 東京都渋谷区資 本 金 1,050,000 円株 主 構 成

株式会社イグニス、秋元康、 松尾豊、DaiGo など

決 算 期 9月事 業 内 容 VRコンテンツの企画・開発・運営U R L http://pulse227.com/

見やすくまちがえにくいユニバーサルデザインフォントを採用しています。

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株式会社イグニス〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー12FTEL.03-6408-6820