特定野菜の生産・流通・消費動向 - alic6,530 2,985 26,900 15,870 5,330 2,413 23,000...
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特定野菜の生産・流通・消費動向
令和2年12月
独立行政法人農畜産業振興機構
目 次
1 特定野菜とは 1頁2 アスパラガス 23 カリフラワー 54 セルリー 85 ブロッコリー 116 こまつな 157 しゅんぎく 178 ちんげんさい 199 ふき 2110 みずな 2311 みつば 2512 にら 27
13 かぼちゃ 29頁14 スイートコーン 3315 えだまめ 3616 グリーンピース 3917 さやいんげん 4118 さやえんどう 4419 そらまめ 4720 かぶ 4921 ごぼう 5122 れんこん 5423 かんしょ 5724 しょうが 60
25 にんにく 64頁26 やまのいも 6727 生しいたけ 7028 いちご 7329 すいか 7630 メロン 7931 オクラ 8232 ししとうがらし 8533 にがうり 8834 みょうが 9135 らっきょう 9336 わけぎ 96
〈使用した資料〉・国内生産量 農林水産省「野菜生産出荷統計」、「地域特産野菜生産状況調査」、「特
用林産物生産統計調査」、「作物統計」
・輸入数量、輸入価格 財務省「貿易統計」
・国内価格及び入荷量 東京都「東京都中央卸売市場年報」
・国産と輸入品の出回り時期 農畜産業振興機構「ベジ探」、財務省「貿易統計」
・購入数量及び購入金額 総務省「家計調査報告」
○ 「特定野菜」とは、国民生活上指定野菜(キャベツ、たまねぎなど14品目で出荷量の約7割)に準じる重要性をもつ野菜で、ブロッコリー、ちんげんさい、かぼちゃなど35品目が指定されている。
○ 指定野菜に準じて消費生活上及び地域農業振興上重要な野菜で、野菜全体の作付面積の37%、出荷量の23%を占めている。物価に相当の影響を与える品目、端境期において重要な役割の品目、日常生活に欠かせない伝統的な品目等がある。
○ 特定野菜の位置付け(平成30年)
資料:農林水産省「野菜生産出荷統計」、「地域特産野菜生産状況調査」、「特用林産物生産統計調査」及び「作物統計」
注意:野菜計は、上記の資料に掲載されている指定野菜14品目、特定野菜35品目及びその他野菜31品目の計である。また、すべての品目は調査されていない。
1
1 特定野菜とは
○ 特定野菜35品目
こまつな みつば ちんげんさい ふき しゅんぎく
セルリー アスパラガス にら カリフラワー にんにく
ブロッコリー わけぎ らっきょう みずな みょうが
かぼちゃ さやいんげん スイートコーン そらまめ えだまめ
さやえんどう グリーンピース にがうり ししとうがらし オクラ
かぶ ごぼう れんこん やまのいも かんしょ
いちご メロン すいか しょうが 生しいたけ
(果実的野菜) (その他野菜)
(葉茎菜類)
(果菜類)
(根菜類)
作付面積 出荷量 作付面積 出荷量
ha トン ha トン
ア ス パ ラ ガ ス 5,170 23,200 ご ぼ う 7,710 117,200
カ リ フ ラ ワ ー 1,200 16,600 れ ん こ ん 4,000 51,600
セ ル リ ー 573 29,500 か ん し ょ 31,330 700,700
ブ ロ ッ コ リ ー 15,400 138,900 し ょ う が 1,750 36,400
こ ま つ な 7,250 102,500 に ん に く 2,470 14,400
し ゅ ん ぎ く 1,880 22,600 や ま の い も 7,120 134,400
ち ん げ ん さ い 2,170 37,500 生 し い た け 285 69,804
ふ き 538 8,560 い ち ご 5,200 148,600
み ず な 2,510 39,000 す い か 9,970 276,500
み つ ば 931 14,000 メ ロ ン 6,630 138,700
に ら 2,020 52,900 オ ク ラ 837 10,708
か ぼ ち ゃ 15,200 125,200 し し と う が ら し 335 5,990
ス イ ー ト コ ー ン 23,100 174,400 に が う り 705 16,428
え だ ま め 12,800 48,700 み ょ う が 242 5,376
グ リ ー ン ピ ー ス 760 4,680 ら っ き ょ う 635 7,272
さ や い ん げ ん 5,330 24,900 わ け ぎ 60 781
さ や え ん ど う 2,910 12,500 189,501 2,814,299
そ ら ま め 1,810 10,100 511,465 12,220,905
か ぶ 4,300 97,900 37% 23%
品目 品目
特定野菜計(A)
野 菜 計(B)
(A)/(B)
2 アスパラガス
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、近年4万トン前後で推移(平成20年4.3万トン→平成30年3.8万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で70%とやや減少(平成20年72%)。○ 国内生産量はやや減少(平成30年は2.7万トン、平成20年比で86%)。上位5県では、熊本県(同138%)以外は減少。
佐賀県及び長野県のシェアが上昇。○ 平成30年の輸入量は平成20年比で104%。周年で輸入され、主に秋から春先の国産が少ない端境期に多く輸入されている。
主な輸入先国はメキシコ、豪州で、平成20年に比べてメキシコのシェアが大幅に拡大(平成20年25%→平成30年68%)。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成年及び平成30年)
生鮮アスパラガス平成20年 平成30年
14%減少
4%増加
(生鮮アスパラガスの月別輸入量)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
17年 27年
2
31 31 31 29 29 30 29 29 30 26 27
12 12 1414 17 12 13 10 12
11 12
0
10
20
30
40
50
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
○ アスパラガスの国内生産量及び輸入量の推移
メキシコ
(25.3%)
豪州
(24.4%)タイ
(21.2%)
ペルー
(8.9%)
フィリピン
(7.9%)その他
(12.3%)
平成20年
10,438
トン
メキシコ
(68.4%)
豪州
(24.5%)
ペルー
(3.6%)
その他
(3.5%)
平成30年
10,827
トン
北海道
(17%)
長野
(14%)
佐賀
(10%)
長崎
(8%)
福島(7%)
その他
(44%) 平成20年
30,800
トン
北海道
(14%)
佐賀
(10%)
長野
(9%)
熊本
(7%)
福岡(7%)
その他
(53%)
平成30年
26,500
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量○ 国産アスパラガスと輸入アスパラガスの価格の比較
○ 国産アスパラガスと輸入アスパラガスの出回り時期 平成30年
平成20年
○ 平成30年の輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり684円で国産価格1,315円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の5割程度。この10年は5割~6割で推移。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、6,217トンで平成20年に比べて減少(平成20年比89%)。上位10県では、栃木県(同335%)、メキシコ(同214%)及び山形県(同155%)が平成20年に比べて大きく増加。輸入品は、国産の出回りが少なくなる10月から3月までは豪州産、メキシコ産が入荷量の多くを占めている。
ペルー(21)
メキシコ(52)
メキシコ(44)
長崎(18)
福島(23) 北海道
(26)佐賀(25)
福島(28) 福島
(24)
オースト
ラリア(82)
オースト
ラリア(86) オースト
ラリア(48)群馬(20)
群馬(15)
佐賀(21)
米国(17)
長野(18)
佐賀(19) 長崎(15) 佐賀(16)
佐賀(17)
長崎(5)
ペルー(22)
メキシコ(20)
佐賀(14)
長崎(20)
佐賀(12)
秋田(12)
福島(9)福島(15) 長崎(14)
長崎(13)
佐賀(5)
NZ(15)
秋田(14)
長崎(5)
群馬(4)
長野(10)
北海道(9)
長野(9)秋田(14) 秋田(14)
秋田(10)
栃木(9)
新潟(8)
長崎(8)栃木(6) 栃木(6)
オースト
ラリア(10)
その他(25)
その他(14)
その他(11)
その他(34)
その他(30)
その他(29)
その他(25)
その他(22)
その他(26)
その他(8)
その他(14)
その他(15)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
メキシコ(80)
メキシコ(84) メキシコ
(45)
栃木(24)
栃木(19)
佐賀(22)
栃木(23)
栃木(28) 栃木
(23)
オースト
ラリア(80) オースト
ラリア(76)
メキシコ(60)
岩手(6)
佐賀(4)
佐賀(18)
メキシコ(18) 長野
(13)北海道
(16)
佐賀(22)
佐賀(17)
佐賀(16)
佐賀(5)
メキシコ(22)
オースト
ラリア(31)
群馬(5)
栃木(4)長崎(17)
長崎(16)
秋田(12) 長崎(14)
長崎(20) 長崎
(16)
長崎(12)
長崎(5)
群馬(2)栃木(7)
佐賀(9)
福島(11)
栃木(10)
福島(7)山形(12)
オースト
ラリア(12)
メキシコ(4)
福岡(5)
長野(6)北海道
(10)
福岡(6)
秋田(7)福島(8)
山形(11)
栃木(3)
その他(9)
その他(6)
その他(8)
その他(27)
その他(35)
その他(32)
その他(21) その他
(19)
その他(26)
その他(3)
その他(2)
その他(9)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
12
北海道
佐賀県
長野県
メキシコ
10 11
豪 州
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
997 965 9801064 1065 1058
11621233 1240
1300 1315
606 555 523 534 503 631 642
766 714 720 684
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
3
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で68産地で、平成19年度に比べて7産地増加した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は81%(2,413ha)、出荷量は79%(15.9千トン)とそれ
ぞれ減少。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で45%、出荷量で55%を占める。
4
○ アスパラガスにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(45.7%) (59.0%) (45.3%) (54.7%)
6,530 2,985 26,900 15,870 5,330 2,413 23,000 12,577
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
3 カリフラワー
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、年々減少傾向。(平成20年2.5万トン→平成30年2.0万トン)○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は2.0万トン、平成20年比で80%)。平成28年以降は横ばいで推移。多くの県で減少
する中、埼玉県(同154%)及び熊本県(同137%)が生産量を拡大(ブロッコリー産地を中心に一時期カリフラワーの作付面積が増加したが、出雷後の栽培管理がブロッコリーより手間がかかるためやや減少している。)。
○ 平成30年の輸入量は4トンと非常に少なく平成20年比で12%に減少。主に外食等の業務用向けで、輸入先は米国のみ。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
平成30年
20%減少
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
88%減少
25 24 23 22 22 22 22 22 20 20 20
0 00 0 0 0 0 0
0 0 0
0
5
10
15
20
25
30
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
○ カリフラワーの国内生産量及び輸入量の推移
米国
(100%)
平成20年
34
トン
米国
(100%)
平成30年
4
トン
茨城
(11%)
徳島
(11%)
愛知
(11%)
長野
(7%)
熊本(6%)
その他
(54%)
平成20年
24,500トン
茨城
(12%)
熊本
(11%)
徳島
(9%)
愛知
(9%)埼玉
(8%)
その他
(51%)
平成30年
19,700
トン
0
1
2
3
4
5
6
7
8
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
19年 29年
(生鮮カリフラワーの月別輸入量)
生鮮カリフラワー
5
平成20年
○ 平成30年の輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり268円で国産価格276円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の0.97倍。平成26年を除き、国内価格の0.5~1.8倍程度。近年輸入価格の変動が大きくなっている。ほぼ外食等の業務用として輸入されており、過去には価格が高くなる年末に市場に出荷されることもあった。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、3,397トンで平成20年に比べて減少(平成20年比85%)。10月から年末にかけて入荷量が大きく増加。上位10県では、群馬県(同577%)、神奈川県(同498%)、埼玉県(同165%)及び熊本県(同138%)が平成20年と比べると大きく増加する一方、福岡県、徳島県及び愛知県が半減。
平成20年
平成30年
○ 国産カリフラワーと輸入カリフラワーの価格の比較
○ 国産カリフラワーと輸入カリフラワーの出回り時期
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
福岡(31 )
福岡(23)
千葉(20)
山梨(26)
茨城(83)
茨城(46)
長野(58)
長野(75)
長野(48)
新潟(40) 新潟
(25)埼玉(24)
徳島(15)
熊本(18)
福岡(17)
茨城(20)
徳島(6)
長野(25) 北海道(18)
北海道(20)
新潟(38)
長野(20)茨城(17)
愛知(18)
熊本(14)
静岡(15)
徳島(17) 福岡(13)
山梨(3)
山梨(19)
山梨(10)
北海道(6)
茨城(16) 埼玉(15) 福岡(13)
愛知(12)
愛知(14)
熊本(15)
徳島(12)新潟(4)
山梨(6) 東京(13)徳島(11)
宮崎(6)
千葉(12)
愛知(14)
熊本(10)
東京(4)
徳島(11)茨城(9)
その他(22)
その他(18)
その他(17)
その他(19)
その他(8)
その他(6) その他(14)
その他(5)
その他(8)
その他(14)
その他(19) その他
(25)
0
100
200
300
400
500
600
700
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
埼玉(21)熊本(28)
熊本(25)
茨城(43)
茨城(56)
茨城(47)
長野(94) 長野
(92)
長野(65)
新潟(54) 埼玉
(28)
埼玉(29)福岡(17)
福岡(24)
福岡(22)
山梨(29)
徳島(27)
長野(35)
新潟(26)
茨城(15)新潟(22)
熊本(24)
熊本(15)愛知(12)
愛知(18)
福岡(6)
新潟(5)
新潟(11)
埼玉(10)神奈川
(11)
福岡(13)
愛知(11)埼玉(11)
徳島(11)
熊本(6)
愛知(4)
山梨(5)
長野(9)
茨城(10)
愛知(6)
徳島(9)
神奈川(6) 千葉(8)
神奈川(4) 熊本(9)神奈川(6)
その他(27)
その他(19)
その他(16)
その他(16)
その他(8)
その他(2)
その他(6)
その他(8)
その他(9)
その他(8)
その他(20)
その他(22)
0
100
200
300
400
500
600
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
12
茨城県
熊本県
徳島県
愛知県
10 11
米 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
190 187 213 204238 226 222 237
294260 276
178 182 203172
120
210
618
424
295
410
268
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
0
100
200
300
400
500
600
700
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
6
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で11産地で、平成19年度と同数となった。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は67%(178ha)、出荷量は58%(3.4千トン)とそれぞれ
大きく減少。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で14%、出荷量で20%を占める。
7
○ カリフラワーにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(18.7%) (28.8%) (14.4%) (20.2%)
1,410 264 20,400 5,866 1,230 178 17,000 3,426
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
4 セルリー○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、年次変動があるものの、4万トン前後で推移(平成20年3.9万トン→平成30年3.9
万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で80%と低下傾向(平成20年は88%)。○ 国内生産量は減少傾向であるが、近年横ばいで推移(平成30年は3.1万トン、平成20年比で91%)。上位5県では、夏場
の長野県(同99%)のみが横ばいで、その他の県は減少。○ 平成30年の輸入量は、平成20年比で171%に増加。周年で輸入されており、月別輸入量も全ての月で増加。米国産が輸入
量の太宗を占めるが(平成30年シェア92%)、平成20年に比べてメキシコ産のシェアが大幅に拡大(平成20年シェア0%→平成30年8%)。
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)平成20年
9%減少
71%増加
平成30年
34 37 32 32 33 34 34 32 34 32 31
5 25 7
10 9 118 8 7 8
0
10
20
30
40
50
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
○ セルリーの国内生産量及び輸入量の推移
長野
(40%)
静岡
(22%)
福岡
(11%)
愛知(8%)
香川
(2%)
その他
(17%)
平成20年
34,200
トン
長野
(44%)
静岡
(20%)
福岡
(10%)
愛知(8%)
千葉
(3%)その他
(15%)
平成30年
31,100
トン
米国
(91.9%)
メキシコ
(8.0%)
豪州
(0.1%)
平成30年
7,979
トン
米国
(100%)
平成20年
4,665
トン
0
200
400
600
800
1,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
8
(生鮮セルリーの月別輸入量)○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
生鮮セルリー
○ 平成30年の輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり110円で国産価格277円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の4割程度。この10年間は、国内価格の3~4割程度で推移。特定野菜の中でも内外価格差が大きい品目。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、9,036トンで平成20年に比べて減少(平成20年比84%)。上位10県では、米国(同235%)、香川県(同200%)及び福岡県(同119%)が平成20年と比べると大きく増加。米国産が周年で月25~31トンが国産を補完するように入荷されている。
平成30年
○ 国産セルリーと輸入セルリーの価格の比較
○ 国産セルリーと輸入セルリーの出回り時期
9
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
平成20年
静岡(59)
静岡(47) 静岡
(36)
静岡(53)
静岡(37)
長野(84)
長野(95)
長野(89)
長野(85)
長野(95)
長野(45)
静岡(63)
愛知(18) 愛知
(16) 千葉(16)
福岡(17)
長野(23)
山形(7)北海道(8) 北海道(12)
北海道(3)
静岡(31)
愛知(19)
福岡(13)福岡(12) 愛知
(13)
茨城(14)
茨城(16)
茨城(5)
愛知(8)
福岡(12)
茨城(5) 千葉(9) 福岡(10)
千葉(5)
福岡(16)
山形(8)茨城(8)茨城(10)
愛知(3) 北海道(3)
その他(5)
その他(8)
その他(15)
その他(8)
その他(8)その他(4) その他(5)
その他(3)その他(3)
その他(2) その他(5)
その他(6)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
静岡(47) 静岡
(37)
静岡(35)
静岡(52)
静岡(30)
長野(84)
長野(95)
長野(93)
長野(92)
長野(92)
静岡(37)
静岡(54)
愛知(18) 愛知
(23)
愛知(15)
福岡(22)
長野(26)
茨城(5)
米国(4)
米国(5)米国(5)
米国(4)
長野(35)
福岡(22)福岡(14)
福岡(17)
福岡(14)
茨城(15)
福岡(18)
山形(4)
愛知(7)
愛知(10)
茨城(8) 茨城(7)
香川(13)
米国(3)
茨城(16)
米国(3)
福岡(7)
千葉(5)香川(4)
香川(6)
茨城(13)
香川(3)
米国(4)山形(5)
米国(3)
その他(9)
その他(10)
その他(10)
その他(5)
その他(6)その他(4)
その他(1)
その他(2) その他(3)
その他(4)その他(9)
その他(6)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
223 228
281257 267 264 259
297 291269 277
75 66 72 70 6693 92
113 100 113 110
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0
50
100
150
200
250
300
350
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
米 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
長野県
静岡県
福岡県
愛知県
10 11
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で5産地で、平成19年度より1産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は88%(367ha)、出荷量は84%(18.1千トン)とそれぞ
れ減少。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で65%、出荷量で59%を占める。夏場は長野県、冬場は静岡県が一大産地
となっている。
10
○ セルリーにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(62.0%) (64.7%) (63.3%) (59.2%)
669 415 33,400 21,611 580 367 30,600 18,113
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
5 ブロッコリー
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、消費量の増加に伴い増加傾向(平成20年19.2万トン→平成30年22.9万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で67%で減少傾向(平成20年は71%)。消費量が増加したことで輸
入量(冷凍ブロッコリー)も増加(平成20年比136%)。○ 国内生産量は増加傾向(平成30年は15.4万トン、平成20年比で112%)で、上位5県では徳島県(同217%)、香川県
(同198%)及び北海道(同108%)が増加。その他の県では熊本県(同200%)及び長崎県(同156%)が大きく増加。○ 生鮮ブロッコリーの輸入量は平成30年で約1万8千トンでこの10年で45%減少し、北海道をはじめ夏期の国産供給体制が
できあがったこともあり、米国産のシェアが激減する一方、メキシコ産、中国産が拡大。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び30年産)
平成20年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び30年)
平成20年 平成30年
12ぇ増加
平成30年産
45%減少
(生鮮ブロッコリーの月別輸入量)
○ ブロッコリーの国内生産量及び輸入量の推移
137 141 129 130 138 137 146 151 142 145 154
55 53 62 6886 71 69 60 75 62
75
0
50
100
150
200
250
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
北海道
(15%)
埼玉(9%)
愛知(9%)
香川
(8%)
徳島(7%)
その他
(52%)
平成30年
153,800
トン
北海道
(15%)
愛知
(13%)
埼玉
(11%)
長野
(6%)香川(5%)
その他
(50%)
平成20年
136,900
トン
米国
(98.42%)
中国
(1.57%)
その他
(0.01%)
平成20年
32,353
トン
米国
(83.5%)
メキシコ
(7.2%)
中国
(6.1%)豪州
(3.2%)
平成30年
17,641
トン
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
11
生鮮ブロッコリー
○ 冷凍ブロッコリーの輸入量は、年々増加傾向(平成20年2.3万トン→平成30年5.7万トン)。主な輸入先は中国、エクアドル、メキシコであるが、近年、エクアドルからの輸入が増加(平成20年比414%)。近年国産の価格の高騰もあり、家庭での輸入ものの購入量も増加。
○ 平成30年の輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり241円で国産価格410円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の6割程度。この10年間は5~6割で推移。
○ 中国産は、卸売市場にはほとんど入荷されず、加工・業務用に仕向けられ、米国産は、主に量販店で販売されており、国産が高くなると輸入量も増える。
冷凍ブロッコリー平成20年 平成30年
(冷凍ブロッコリーの月別輸入量)
152%増加
中国
(48.7%)エクアドル
(46.6%)
メキシコ
(2.3%)
その他
(2.4%)
平成30年
57,330
トン
中国
(59.6%)エクアドル
(28.4%)
メキシコ
(9.1%)
その他
(2.9%)
平成20年
22,712
トン
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
12
○ 輸入量の比較(平成20年及び30年)
297271
324 326355 345 330
385
467
396 410
174 163 169 161 150
200 212
267
224 251 241
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0
100
200
300
400
500
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産ブロッコリーと輸入ブロッコリー(生鮮)の出回り時期
○ 国産ブロッコリーと輸入ブロッコリー(生鮮)の価格の比較
11 121 2 3 4 5 6 月
産地等7 8 9 10
北海道
埼玉県
愛知県
アメリカ
メキシコ
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、2.8万トンと増加傾向(平成20年比112%)。北海道、長野県等の夏期の国内供給体制が構築されたことから、春から夏にかけて米国産から国産にシフト。上位10県では、香川県が平成20年に比べて6倍に増加するとともに、氷詰めや鮮度保持フィルム詰めでの流通が確立したことから、北海道(同114%)、群馬県(同109%)及び長野県(同108%)と夏場の産地が増加。
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は1,371グラム、購入金額は762円/㎏で、消費者の健康志向もあり、増加傾向。
○ ブロッコリーの年間購入数量と購入金額の推移
13
1,183 1,2501,108 1,158 1,225 1,211
1,364 1,3111,228
1,395 1,371
0
100
200
300
400
500
600
700
800
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g
数量 金額
16%増加愛知(41) 愛知
(47)
愛知(50)
埼玉(32)
埼玉(31) 長野
(25)
北海道(57) 北海道
(62)北海道
(51) 北海道(27)
埼玉(48)
埼玉(42)
埼玉(18)
埼玉(15)
埼玉(12)
愛知(23)
福島(16)米国(22)
長野(20)
米国(21) 長野(23) 埼玉
(19)
群馬(9)
愛知(23)
群馬(7)
米国(13)
米国(11)
米国(22) 米国(15)
福島(21)
米国(17)
長野(16) 米国(21)長野(14)
愛知(9)
群馬(13)
米国(7)
群馬(7)
香川(10)
香川(8) 茨城(8)青森(10)
米国(14)
栃木(5)
米国(4)
香川(6)香川(5) 群馬(6)
岡山(5)
新潟(7)北海道(9)
福島(8)
長野(5)
茨城(3)
その他(21)
その他(13) その他(11)
その他(10)
その他(23)
その他(13)その他(6)
その他(1)その他(5)
その他(18)
その他(24)
その他(15)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
平成20年
平成30年
愛知(35)
愛知(33)
香川(37)
香川(33)
香川(28) 長野
(34)
北海道(56) 北海道
(73)
北海道(68)
北海道(43)
埼玉(28)
香川(27)
香川(20)香川(24)
愛知(25)
埼玉(23)
熊本(15)
青森(12)
長野(30)
長野(13)長野(16) 埼玉(18)
群馬(16)
埼玉(17)
埼玉(13)熊本(9)
熊本(17)
愛知(15)
埼玉(13)
福島(11)
米国(5)
米国(11)
米国(9)長野(12)
香川(14) 熊本(13)
群馬(9)埼玉(7)
長崎(4)
長崎(9)
愛知(11)
北海道(9)
青森(3)
青森(4) 米国(5)
熊本(8) 群馬(12)
群馬(7)
熊本(6) 福島(8)
香川(6) 愛知(6)愛知(9)
その他(23) その他(20)
その他(17)
その他(14)
その他(25)
その他(28) その他(6)
その他(3)
その他(3)その他
(22)
その他(28)
その他(22)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
4,500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で92産地で、平成19年度より16産地増加した。特定野菜事業では一番多い。
○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は157%(7,839ha)、出荷量は143%(7.2万トン)とそれぞれ大きく増加。
○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で53%、出荷量で55%を占める。ここ10年でシェアも1割増加。
14
○ ブロッコリーにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(42.0%) (45.7%) (52.6%) (55.2%)
11,900 4,998 109,900 50,199 14,900 7,839 130,200 71,922
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
6 こまつな
○ 国内生産量は増加傾向(平成30年は11.6万トン、平成20年比で122%)。上位5県では、茨城県(同488%)、福岡県(同297%)及び群馬県(同178%)と大きく増加。発祥の地と言われている東京都(同87%)や埼玉県(同90%)は減少。ほうれんそうの需要が減少する中、シュウ酸もなく調理しやすいこまつなに消費がシフトしたことも要因。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1.4万トンと増加傾向(平成20年比129%)。上位10県では、福岡県(同857%)、茨城県(同451%)及び群馬県(同147%)が大きく増加。また、近年茨城県及び群馬県のシェアが拡大。
平成20年産 平成30年産
22%増加
平成20年
平成30年
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
95 98 99 102 101 105 113 115 114 112 116
0
20
40
60
80
100
120
140
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
茨城
(17%)
埼玉
(13%)
福岡
(10%)
東京
(7%)群馬(6%)
その他
(47%)平成30年
115,600
トン
埼玉
(17%)
東京
(10%)
神奈川
(8%)
千葉
(8%)
大阪
(5%)
その他
(52%)
平成20年
95,000
トン
茨城(55)
茨城(56)
茨城(54)
茨城(54)
茨城(52) 茨城
(52) 茨城(46)
茨城(49)
茨城(45)
茨城(54)
茨城(55)
茨城(50)
埼玉(25)
埼玉(26)
埼玉(26)
埼玉(26)
埼玉(24) 埼玉
(23)群馬(21)
群馬(23)
群馬(26)
埼玉(22)
埼玉(26)
埼玉(27)
東京(7) 東京(8)
東京(9)
東京(9)東京(9)
群馬(8) 埼玉(20)
埼玉(16)
埼玉(19)
群馬(13)
東京(7)
東京(8)
千葉(6)
千葉(5)
千葉(5)
千葉(4)
栃木(5)
東京(8) 東京(6)
東京(4)
東京(4)東京(4) 千葉(6)
千葉(6)群馬(5)
群馬(3)
群馬(4)
群馬(4)
群馬(5)
栃木(4)
栃木(3) 栃木(4)
千葉(3)千葉(4) 群馬(4)
群馬(6)その他(2)その他(2)
その他(2)
その他(3)
その他(5)
その他(5)
その他(4) その他(4)
その他(3)その他(3)
その他(2)
その他(3)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
15
○ こまつなの国内生産量の推移
埼玉(49)
埼玉(48)
埼玉(48) 埼玉
(48)
埼玉(49) 埼玉
(45)埼玉(39) 埼玉
(39)
埼玉(38)
埼玉(43) 埼玉
(47)
埼玉(47)
東京(23) 東京
(23)
東京(26)
東京(24)
東京(23)
東京(20)
群馬(26)
群馬(24)
群馬(21)
東京(16)
茨城(19)
東京(20)
茨城(12)茨城(15)
茨城(14)
茨城(18)
茨城(16)
茨城(17)
東京(16)
東京(14)
東京(16)
群馬(14)
東京(17)
茨城(16)
千葉(10)千葉(9)
千葉(8)
千葉(5)
千葉(6)
群馬(9)
茨城(12)
茨城(13)
茨城(12)
茨城(14)
千葉(11)
千葉(10)
群馬(2)
群馬(3)
群馬(2)
群馬(2)
群馬(3)
千葉(5)
千葉(5)
千葉(7)
千葉(10)
千葉(10)
群馬(3)
群馬(3)
その他(4)
その他(2)
その他(2)
その他(3)
その他(3)
その他(4)
その他(2)
その他(3)
その他(3)
その他(3)
その他(3)
その他(4)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1,100
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり177~716円(年平均329円)の幅で推移している。年によって違いはあるものの、価格は夏場に下がり、冬場に上がる傾向にある。正月商材としての引き合いが強い。
○ 生産量の多い主産県では、露地栽培とハウス栽培を組み合わせて年に4~8回作付けされ、周年で出荷されている。上位は茨城県、埼玉県、東京都、群馬県など関東近隣の産地が多くなっている。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で13産地で、平成19年度より5産地増加した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は214%(1,176ha)、出荷量は231%(1.9万トン)とそれ
ぞれ2倍以上に増加。平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で17%、出荷量で19%を占める。特定野菜の中でも低い。これは、特定産地以外でも生産が増加していることが考えられる。
○ こまつなの出回り時期
16
12
茨城県
埼玉県
福岡県
東京都
10 11
群馬県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
278 266
315
279
314 311297
319 330 331 329
0
50
100
150
200
250
300
350
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
100
200
300
400
500
600
700
800
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
1800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
○ こまつなの価格の比較
○ こまつなにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(9.6%) (10.6%) (16.8%) (19.1%)
5,730 549 77,500 8,206 7,010 1,176 99,200 18,991
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
7 しゅんぎく○ 国内生産量は大きく減少(平成30年は2.8万トンで、平成20年比で72%)。上位5県でも増加した産地はない。独特の香
りもあり好みがはっきりと分かれる野菜の一つで、すき焼きの具材、おひたし等和食の材料で、調理方法も限られていることから消費量も減少している。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、2,174トンで減少(平成20年比65%)。周年で出回っているものの、需要が多くなる1~3月、11~12月が主な入荷時期。千葉県産や栃木県産を主体に、群馬県産や茨城県産など関東近県からの入荷が多いが、夏場は岩手県産や青森県産などの東北産も入荷している。上位10県では、茨城県(同130%)以外は減少。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
平成20年
平成30年
○ しゅんぎくの国内生産量の推移
28%減少
39 38 35 34 32 31 31 32 30 29 28
0
10
20
30
40
50
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
千葉
(15%)
大阪
(11%)
茨城(8%)
群馬
(8%)
福岡
(6%)
その他
(52%)
平成20年
38,800
トン
千葉
(12%)
大阪
(11%)
茨城
(9%)
群馬
(8%)福岡
(8%)
その他
(52%)
平成30年
28,000
トン
千葉(45) 千葉
(44)千葉(36)
栃木(33) 群馬(28) 岩手(18) 岩手(23) 岩手(27) 岩手(24)
群馬(30)
群馬(33)
千葉(41)
栃木(21)
栃木(23)
栃木(30)
千葉(25)千葉(27)
千葉(18) 宮城(18)
青森(21)
千葉(22)
千葉(24)
千葉(29)
群馬(22)
群馬(19)
群馬(17)
群馬(17)
群馬(19)宮城(18)
宮城(17)
千葉(15) 千葉(16) 青森(14)
岩手(9)
栃木(14)
栃木(20)
茨城(7)
茨城(7)
宮城(9)
宮城(14)栃木(14)
群馬(16)
青森(14) 宮城(11) 群馬(14)
茨城(8)
茨城(8)
茨城(8)
宮城(5)
宮城(7)
茨城(6)
茨城(6) 茨城(9)
茨城(12)
茨城(13)茨城(11) 茨城(9)
青森(8)
宮城(5)
宮城(5)
その他(3)
その他(2)
その他(2)
その他(3) その他(4)その他
(19)
その他(17)
その他(14)
その他(17)
その他(21)
その他(11)
その他(4)
0
100
200
300
400
500
600
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
千葉(40)
千葉(42) 栃木
(33)栃木(30) 茨城(29) 茨城(29) 茨城(29) 岩手(34) 岩手(24)
群馬(24)
千葉(25)
千葉(39)
栃木(26) 栃木
(27)
千葉(31)
千葉(30)千葉(28)
千葉(16)岩手(24)
茨城(22)
青森(18)
茨城(16)
群馬(19)
栃木(22)
茨城(13)
茨城(12)
茨城(14)
茨城(16)宮城(21)
宮城(16)
宮城(12)青森(18)
茨城(16)千葉(13)
茨城(18)
茨城(15)
群馬(10)
宮城(8)
宮城(9)
宮城(11)
群馬(9)
岩手(16)
青森(12) 千葉(13)岩手(11)
栃木(17)
群馬(10)宮城(7)
群馬(7)
群馬(7)
群馬(6) 栃木(9)
青森(6)千葉(10)
福島(8)
宮城(7)
宮城(8)
その他(4)
その他(4)
その他(6)
その他(7) その他(4)その他
(17)
その他(13)
その他(26)
その他(29)
その他(28)
その他(14)
その他(6)
0
50
100
150
200
250
300
350
400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
17
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり438~1,358円(年平均744円)の幅で推移している。天候などの影響で年によって違いはあるものの、入荷量の少ない8月や9月に高値となり、その後低下するが、12月や1月には鍋物需要などで上昇に転じている。
○ 生産量の多い主産県では、千葉県及び群馬県を除いて周年出荷されている。関東地域の主産地は、千葉県などの関東近隣産地で、関西地域は菊菜といわれて、大阪府、和歌山県、福岡県が主産地となっている。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で23産地で、平成19年度より1産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は63%(325ha)、出荷量は53%(3.7千万トン)とそれぞ
れ大きく減少。平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で17%、出荷量で16%を占める。特定野菜の中でも低い。
○ しゅんぎくの出回り時期
18
12
千葉県
大阪府
茨城県
群馬県
10 11
福岡県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
462 444
572521
701 675632
601
679717 744
0
100
200
300
400
500
600
700
800
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
0
50
100
150
200
250
300
350
400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
○ しゅんぎくの価格の比較
○ しゅんぎくにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(21.0%) (21.8%) (16.9%) (15.8%)
2,440 512 32,200 7,016 1,930 325 23,500 3,715
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
8 ちんげんさい○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は4.2万トンで、平成20年比で83%)。上位5県では、茨城県及び静岡県は平成20年
と同程度であるが、その他の県は減少。一部の産地ではこまつなへの転換もみられる。○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、4,537トンと減少傾向(平成20年比74%)。上位10県では、秋田県(同
579%)埼玉県(同141%)以外は減少。周年で入荷されるが、北海道・東北での生産が少ないこともあり、夏場(7~9月)の入荷量が減少。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
平成20年
平成30年
17%減少
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
50 51 48 48 48 47 45 44 44 43 42
0
10
20
30
40
50
60
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
茨城
(23%)
静岡
(15%)
群馬
(8%)愛知
(8%)埼玉(6%)
その他
(40%) 平成20年
50,300
トン
茨城
(28%)
静岡
(18%)
愛知
(6%)埼玉(6%)
群馬
(6%)
その他
(36%) 平成30年
42,000
トン
茨城(70)
茨城(73)
茨城(72) 茨城
(68)
茨城(70) 茨城
(71)茨城(68)
茨城(71)
茨城(70)
茨城(65)
茨城(70)
茨城(67)
静岡(13)
静岡(12)
静岡(12) 群馬
(14)
群馬(11)
静岡(10) 静岡(12)
静岡(11)
静岡(11)
群馬(11)群馬(10)
静岡(12)
群馬(8)
千葉(7)
群馬(10)静岡(10)
静岡(10)
群馬(7) 群馬(8)
群馬(7)
群馬(8)
静岡(10)
静岡(10) 群馬(10)千葉(5)
群馬(5)
千葉(4)千葉(4)
千葉(4)千葉(4) 千葉(4)
千葉(4)
千葉(5)埼玉(7)
千葉(5)千葉(6)埼玉(2)
愛知(2)
愛知(1)愛知(2)
埼玉(2)
埼玉(3) 埼玉(4)
埼玉(3)
埼玉(4)千葉(5)
埼玉(3)
埼玉(3)
その他(2)
その他(1)
その他(1)その他(2)
その他(3)
その他(5) その他(4)
その他(4)
その他(2)
その他(2)その他(2)
その他(2)
0
100
200
300
400
500
600
700
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
茨城(79)
茨城(78)
茨城(78) 茨城
(77)茨城(73) 茨城
(67)茨城(64) 茨城
(66)
茨城(67)
茨城(70)
茨城(72) 茨城
(75)
静岡(10) 静岡(11)
静岡(10)
静岡(11) 静岡(9)
静岡(10)
静岡(12)
静岡(13)
静岡(11)
静岡(9)静岡(9)
静岡(12)
千葉(5)
千葉(6)
千葉(5)
千葉(4)埼玉(7)
埼玉(9)
埼玉(9)
埼玉(7)
埼玉(8)
埼玉(7) 埼玉(7)
千葉(5)
埼玉(3)千葉(4)
千葉(5)
千葉(5) 千葉(4) 千葉(7)
千葉(6) 千葉(5) 群馬(4)
群馬(4)
群馬(3)
群馬(3)
群馬(3)群馬(4) 群馬(4) 埼玉(2)
その他(6)
その他(5)
その他(7)
その他(5)
その他(3)
その他(9) その他(7)
その他(7)
その他(4)その他(4)
その他(3)その他(2)
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
19
○ ちんげんさいの国内生産量の推移
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり233~479円の幅で推移している。近年価格が上昇しており平成30年は315円と過去10年間で最高となった。年間を通して一定の需要はあるが、気温が上がり加熱料理の需要が減少する夏期は数量、価格ともに下がる。鍋などの加熱料理需要が伸びる冬期は価格が上昇する傾向。
○ 生産量の多い主産県では、周年で出荷がされている。厳寒期を除いては露地栽培が中心となる。病気に強く様々な土壌で栽培が可能である。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で9産地で、平成19年度より2産地増加した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は115%(593ha)、出荷量は110%(12.3千トン)とそれ
ぞれ増加。平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で27%、出荷量で32%を占める。
○ ちんげんさいの出回り時期
20
埼玉県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
茨城県
静岡県
愛知県
群馬県
10 11
248229
289
238257 263 264
297 294 300315
0
50
100
150
200
250
300
350
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
100
200
300
400
500
600
0
100
200
300
400
500
600
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
○ ちんげんさいの価格の比較(年別・月別)
○ ちんげんさいにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(21.9%) (26.4%) (27.0%) (32.3%)
2,350 515 42,400 11,195 2,200 593 38,000 12,278
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
9 ふき○ 国内生産量は大きく減少(平成30年は1.0万トンで、平成20年比で65%)。上位5県は北海道を除いて大きく減少。調理
の下処理に時間がかかり、煮物、佃煮等和食の食材で調理方法が少ないこと等から消費量が減少している。○ 秋田県や北海道では普通サイズのふき以外に、1m以上になるものも栽培されている。○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1,055トンと大きく減少(平成20年比45%)。3月から5月に入荷が集中し、
特に4月は主産地の愛知県産に加え群馬県産が入荷してピークとなる。愛知県と群馬県の2県が大きなウェイトを占める。上位10県では、主産地は減少しているが、栃木県(同303%)、岩手県(同265%)及び山形県(同178%)が増加。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
平成20年
平成30年
35%減少
○ 東京都中央卸売市場の入荷量○ ふきの国内生産量の推移
16 15 14 14 13 12 12 12 11 11 10
0
5
10
15
20
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
愛知
(40%)
群馬
(15%)大阪
(7%)
徳島
(5%)
福岡
(4%)
その他
(29%)
平成20年
15,600
トン
愛知
(39%)
群馬
(14%)大阪
(9%)北海道
(4%)
徳島
(3%)
その他
(31%)
平成30年
10,200
トン
愛知(99)
愛知(96)
愛知(91)
愛知(55)
群馬(73)
群馬(60)愛知(99)
愛知(98) 愛知
(99)
群馬(8)
群馬(42)
愛知(20)
千葉(3)
その他(1) その他(4)
その他(1)
その他(3)
その他(4)
その他(40)
その他(100)
その他(100)
その他(1) その他(2)その他(1)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
愛知(100)
愛知(100)
愛知(97)
愛知(53)
群馬(47)
群馬(44) 千葉(100)
愛知(99)
愛知(99)
愛知(99)
群馬(42)
愛知(38)
山形(20)
岩手(5)
栃木(4)
千葉(3)
その他(3)
その他(5)
その他(3)
その他(36)
その他(100)
その他(1)
その他(1)その他(1)
0
50
100
150
200
250
300
350
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
21
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり222~473円の幅で推移している。入荷の減少もあり、近年価格が上昇し平成30年は308円となった。夏場の消費は少なく、価格は平年より安い。6~9月はほとんど入荷がない。この時期は国産も少なく、中国から入荷されることがある(貿易統計ではその他の生鮮野菜に区分)。
○ 生産量の多い主産県では、秋口から春先までに出荷が集中し、夏場は極端に少なくなる。愛知県から全国に出荷されるものの、関東地域は群馬県、関西地域は大阪府、福岡県等が主産地となっている。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で3産地で、平成19年度より2産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は50%(62ha)、出荷量は42%(2.7千トン)とそれぞれ大
きく減少。平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で11%、出荷量で29%を占める。
○ ふきの出回り時期
22
247263
283 273 277 281 290315
331 319 308
0
50
100
150
200
250
300
350
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
050100150200250300350400450500
0
50
100
150
200
250
300
350
400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
12
愛知県
群馬県
大阪府
北海道
10 11
徳島県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
○ ふきの価格の比較
○ ふきにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(16.9%) (47.6%) (11.1%) (29.4%)
741 125 13,400 6,377 557 62 9,130 2,684
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
10 みずな
○ 国内生産量は増加傾向(平成30年は4.3万トン、平成20年比151%)。上位5県では、すべての県で増加。中でも茨城県(同179%)及び福岡県(同146%)で大きく増加。この2県で全体の56%を占めている。サラダや鍋に使用されることが多く、消費量も増加している。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、6,107トンと減少傾向(平成20年比68%)。市場を経由しない取引が多いとみられる。主産地の茨城県を主体に周年で入荷されているが、暑さに弱いため6月から10月始め頃まで入荷量が減少する。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
平成20年
平成30年
○ みずなの国内生産量の推移
51%増加
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
2938 43 42 42 42 44 44 42 43
0
10
20
30
40
50
H20年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
茨城
(41%)
福岡
(8%)京都
(7%)
埼玉(5%)
滋賀
(5%)
その他
(34%)
平成20年
28,523トン
茨城
(49%)
福岡
(8%)
京都(5%)兵庫(4%)
埼玉
(4%)
その他
(30%)
平成30年
43,100
トン
茨城(84)
茨城(84)
茨城(88) 茨城
(89)茨城(87)
茨城(85) 茨城
(85)茨城(87)
茨城(84)
茨城(77)
茨城(83)
茨城(82)
埼玉(6)埼玉(7)
埼玉(5)
埼玉(5)埼玉(6)
埼玉(8)埼玉(9)
埼玉(8)埼玉(9)
埼玉(14) 埼玉(8)
埼玉(8)群馬(4)
群馬(3)
群馬(3)
群馬(2)宮城(2)
宮城(2)
宮城(2)
群馬(3)
群馬(5)
群馬(6)
群馬(1)宮城(2) 宮城(1)
その他(6)
その他(6)
その他(4)
その他(4)その他(5)
その他(4)
その他(6)
その他(5)
その他(5)
その他(4)
その他(4)
その他(3)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
茨城(94) 茨城
(94)
茨城(95)
茨城(97)
茨城(96)
茨城(95)
茨城(97)
茨城(98)
茨城(96)
茨城(95)
茨城(94) 茨城
(89)
埼玉(2)
埼玉(3)
埼玉(2)
埼玉(2)
埼玉(2) 埼玉(2)
埼玉(2)
群馬(7)
その他(4)
その他(3)
その他(3)
その他(3)
その他(2)
その他(5)その他(3)
その他(2)
その他(2) その他(3)
その他(4)
その他(4)
0
100
200
300
400
500
600
700
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
23
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、 1㎏当たり230~667円の幅で推移している。入荷の減少もあり、近年価格が上昇して平成30年は404円となった。天候の影響は受けるものの、暑さに弱いことから6月以降は、入荷量の減少に伴い、価格は上昇傾向となる。また、平成29年は、10月末に2度の台風の襲来があった後、急激に気温が下がったことから生育が進まず、11月以降に値を上げ翌年2月まで大幅な高値で推移した。
○ 主産県では、近年、早生種を活用し、年間5~6回収穫作付けできる小株若取りを行い、周年出荷されている。○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で9産地で、平成19年度より7産地増加した。○ 対象産地について平成29年を20年と比較すると、作付面積は305%(2,460ha)、出荷量は452%(11.6千トン)とそ
れぞれ大きく増加。平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で25%、出荷量で30%を占める。
○ みずなの出回り時期
24
埼玉県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
茨城県
福岡県
京都府
兵庫県
10 11
343315
397
342 354373 365
384365 365
404
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
100
200
300
400
500
600
700
800
0
100
200
300
400
500
600
700
800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
○ みずなの価格の比較
○ みずなにおける対象産地の位置付け
平成20年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(11.9%) (9.7%) (24.6%) (30.4%)
1,658 198 26,384 2,560 2,460 605 38,000 11,569
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
注 みずなは平成20年度に特定野菜事業特定野菜等事業の対象となった。
11 みつば
○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は1.5万トン、平成20年比86%)で、上位5県では、埼玉県(同131%)及び静岡県(同110%)のみ増加。茶碗蒸しなど和食の彩りに使用されることが多く、調理方法も少ないとから消費量も減少している。糸みつばは家庭用として店頭で見かけることが多いが、切りみつばや根みつばは外食などの業務用として使われることが多い。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1,909トンと減少傾向(平成20年比67%)。上位10県では、大分県(同152%)、群馬県(同123%)及び栃木県(同112%)が増加。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
平成20年
平成30年
14%減少
18 17 16 16 16 16 16 16 15 15 15
0
5
10
15
20
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
千葉
(19%)
愛知
(16%)
茨城
(13%)大分
(8%)静岡
(7%)
その他
(37%) 平成20年
17,500
トン
千葉
(19%)
愛知
(16%)
茨城
(12%)埼玉
(10%)
静岡
(9%)
その他
(34%)平成30年
15,000
トン
千葉(46)
千葉(50)
千葉(50) 千葉
(39)
千葉(52) 千葉
(54)千葉(53) 千葉
(53)
千葉(50)
千葉(43) 千葉
(45)
千葉(42)
茨城(18)
茨城(16)
茨城(23)
茨城(25)
茨城(16)
茨城(16) 茨城(15)
茨城(17)
茨城(22)
茨城(32)
茨城(28)
茨城(24)
埼玉(11)
埼玉(14)
埼玉(12)
埼玉(12)埼玉(14)
埼玉(16) 埼玉(14)
埼玉(13)
静岡(13)
静岡(11)
静岡(13)
静岡(12)静岡(10)
静岡(11)
静岡(10)
福島(12)静岡(10)
静岡(11) 静岡(14)
静岡(13)
埼玉(12)
埼玉(11)
埼玉(12)
埼玉(10)
北海道(6)岩手(2)
静岡(8)
福島(5)北海道(4)
その他(9)その他(7)
その他(5) その他(4)
その他(3)
その他(3)その他(4)
その他(4)
その他(3)
その他(3)
その他(2)
その他(8)
0
50
100
150
200
250
300
350
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
千葉(47) 千葉
(50)
千葉(49)
千葉(42)
千葉(45)
千葉(47)
千葉(48) 千葉
(49)千葉(46)
千葉(40)
千葉(43)
千葉(43)
静岡(16) 埼玉
(15)
茨城(16)
茨城(18) 埼玉(18) 埼玉(18) 埼玉(17)
埼玉(17) 茨城(17)
茨城(24)
茨城(22)
茨城(16)
埼玉(15)
静岡(15)
埼玉(14)
静岡(14)
静岡(16) 静岡(15) 静岡(14)
静岡(13)埼玉(15)
埼玉(15) 静岡(15)
埼玉(15)
茨城(13)
茨城(13)
静岡(14)
埼玉(13)
茨城(13) 茨城(13) 茨城(14)
茨城(12)静岡(15)
静岡(14) 埼玉(14)
静岡(13)
福島(7) 群馬(2)
群馬(4)
その他(9)
その他(7)
その他(7)
その他(6)その他(6)
その他(7) その他(7)
その他(9)その他(7)
その他(7) その他(6)
その他(9)
0
50
100
150
200
250
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
25
○ みつばの国内生産量の推移
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり372~1,463円の幅で推移している。入荷量の減少もあり、近年価格が高めで推移し平成30年は678円となった。 近年670円前後で推移し、天候による価格変動が少ない。年による違いはあるものの、1月から6月ごろまでは下げ基調で推移し、7月から9月ごろにかけて上げ基調に転ずる。その後、需要期である12月に最高値となる傾向にある。
○ 生産量の多い主産県では、周年で出荷されている。多くが水耕栽培で生産され、さわやかな香りとみずみずしい緑、シャキッとした歯ごたえのみつばは、日本料理を引き立てる日本古来のハーブであると言われている。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で15産地で、平成19年度より3産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は95%(330ha)、出荷量は82%(5.9千トン)とそれぞれ
減少。平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で35%、出荷量で41%を占める。
○ みつばの出回り時期
26
563 491
623 581 601 609 607
662 680 678 678
0
100
200
300
400
500
600
700
800
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
1800
0
50
100
150
200
250
300
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
静岡県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
千葉県
愛知県
茨城県
埼玉県
10 11
○ みつばの価格の比較
○ みつばにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(28.7%) (43.3%) (34.5%) (41.0%)
1,210 347 16,700 7,223 957 330 14,400 5,899
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
12 にら
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び30年産)
平成20年産 平成30年産
平成20年
平成30年
10%減少
65 67 64 64 63 64 61 62 62 60 59
0
10
20
30
40
50
60
70
80
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
高知
(22%)
栃木
(18%)
茨城
(11%)群馬
(7%)宮崎
(6%)
その他
(36%)平成20年
65,300
トン
高知
(25%)
栃木
(18%)
茨城
(14%)
宮崎(6%)
群馬
(5%)
その他
(32%)平成30年
58,500
トン
栃木(43)
栃木(42)
栃木(38) 栃木
(34)茨城(31) 栃木
(27)
栃木(32) 栃木
(27)
茨城(29)
栃木(37) 栃木
(34)栃木(34)
茨城(23)
茨城(24)
茨城(24)
茨城(31)
栃木(28)
茨城(26)
茨城(26) 茨城
(27)
栃木(28)
茨城(34)
茨城(32) 茨城
(26)
群馬(11) 群馬(11)
群馬(11)
千葉(9)山形(10)
山形(24)
山形(24)
山形(25)
山形(23)
千葉(9)
高知(11)
千葉(11)
千葉(9)千葉(9)
千葉(8)
群馬(8)高知(8)
千葉(8) 千葉(9)
千葉(10)千葉(9)
群馬(7)
千葉(11)
高知(10)
高知(6)高知(5)
高知(7)
高知(8)千葉(7)
北海道(5)
北海道(3)
北海道(4)
群馬(6) 高知(6)
群馬(5)
群馬(5)
その他(8)その他(9)
その他(12)
その他(10)
その他(16)
その他(10)
その他(6)
その他(7)
その他(5)その他(7)
その他(7)その他
(14)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1,100
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン○ 東京都中央卸売市場の入荷量
栃木(48)
栃木(49)
栃木(44) 栃木
(37)栃木(34) 栃木
(33)栃木(33)
茨城(31)
茨城(31)
栃木(41)
栃木(39) 栃木
(32)
茨城(23)
茨城(26)
茨城(26)
茨城(31)
茨城(29)
茨城(27) 山形
(31)栃木(29) 山形
(24)
茨城(28)
茨城(32)
茨城(23)
高知(14)高知(12)
高知(12)
高知(12)
高知(13)
山形(22) 茨城
(21)山形(23)
栃木(24)
高知(14)
高知(14)
高知(22)
千葉(5)千葉(5)
千葉(6)
千葉(8) 千葉(8)
千葉(8)
千葉(9) 千葉(10)
千葉(9)
千葉(8)千葉(9)
千葉(8)
長崎(5)
長崎(3)
長崎(4)
北海道(5)北海道(6) 高知(4)
北海道(3)
北海道(5) 高知(4)山形(5)
長崎(3)
長崎(7)
その他(5)
その他(5)
その他(8)
その他(7)その他(10) その他(6)
その他(3)
その他(2) その他(8) その他(4)
その他(3)
その他(8)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
27
○ にらの国内生産量の推移
○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は5.9万トン、平成20年比で90%)。上位5県では茨城県(同115%)及び高知県(同104%)が増加。比較的初期投資が少なく生産を始められ、刈り取った後の株から再び新葉が伸びて年数回の収穫が可能な軽量野菜であるため、水田転作作物として推進する地域もあり、生産量は安定的に推移している。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、8,360トンと減少(平成20年比79%)。1年を通じて栃木県と茨城県の2県で5割以上を占め、6~9月は山形県、それ以外の月は高知県の入荷が増加。これらの県の合計が各月の入荷量全体の7割以上を占める。上位10県では、宮崎県(同156%)、高知県(同153%)及び長崎県(同117%)と西南暖地の産地が増加。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり398~1,101円の幅で推移している。入荷量の減少もあり、近年価格が上昇傾向で推移し平成30年は721円となった。2月から6月にかけて下げ基調で推移し、入荷量が比較的少ない冬場に高値になる傾向がある。生産量の多い主産県では、全ての県で周年出荷がされている。
○ 業務用向けに中国から冷凍にら(カット)が輸入されている。○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で32産地で、平成19年度より13産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は77%(926ha)、出荷量は78%(3.1万トン)とそれぞれ
減少。栃木県ではいちごへの転換もみられるそうである。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で45%、出荷量で56%を占める。
○ にらの出回り時期
28
12
高知県
栃木県
茨城県
宮崎県
10 11
群馬県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
475437
549492 498
444
519585
618674
721
0
100
200
300
400
500
600
700
800
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
0
200
400
600
800
1000
1200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
○ にらの価格の比較(年別・月別)
○ にらにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(56.0%) (67.3%) (44.9%) (55.9%)
2,160 1,209 57,600 38,757 2,060 926 53,900 30,145
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
13 かぼちゃ
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は減少傾向(平成30年は26.3万トン、平成20年比76%)。国内生産量は年による増減が大きく、平成24年以降は減少傾向。輸入は、国産の作況によって増減する。
○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で61%と大きく減少(平成20年70%)。○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は15.9万トン、平成20年比66%)で、上位5県では、宮崎県(同103%)のみ増加。○ 平成30年の輸入量は、平成20年と同程度。生鮮かぼちゃが3%増加するも、冷凍かぼちゃが大きく減少。生鮮かぼちゃは主
に秋から春先の国産が少ない時期に輸入される。平成17年の日・メキシコEPA発効もあり、メキシコからの輸入が大きく増加。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
生鮮かぼちゃ平成20年 平成30年
34%減少
3%増加
243 214 221 209 227 212 200 202 185 201159
100105 106 115
125105 99 107 117 96
103
0
50
100
150
200
250
300
350
400
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
北海道
(50%)
鹿児島
(6%)茨城
(4%)
長崎
(3%)
千葉
(2%)
その他
(35%)
平成20年
242,800
トン
北海道
(41%)
鹿児島
(5%)茨城(5%)長野(4%)
宮崎
(3%)
その他
(42%) 平成30年
159,300
トン
○ かぼちゃの国内生産量及び輸入量の推移 ○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
NZ
(52.4%)メキシコ
(42.0%)
韓国
(2.4%)
その他
(3.2%)
平成30年
103,170
トン
NZ
(68.7%)
メキシコ
(26.5%)
ニューカレド
ニア(2.3%)
その他
(2.5%)
平成20年
100,380
トン
(生鮮かぼちゃの月別輸入量)
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
29
○ 冷凍かぼちゃは、業務用として輸入されているが、輸入量は年々減少(平成20年3,361トン→平成30年828トン)。全ての主要輸入国で大きく減少している。輸入量が減少している中で、ニュージーランド産の割合が増加。
○ 平成30年の生鮮かぼちゃの輸入価格(CIF価格)は、83円/㎏で国産価格281円/㎏(東京都中央卸売市場の卸売価格)の3割程度。ここ10年間は3~5割で推移。年末は需要期となるので、価格は上がる傾向がある。
30
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成30年冷凍かぼちゃ
75%減少
(冷凍かぼちゃは、貿易統計でその他冷凍野菜に区分されてデータがない。植物防疫の検査数量を輸入数量として代用した。)
○ 国産かぼちゃと輸入かぼちゃの価格の比較
168
202 186 193
149
186
217 223
250
209
281
76 61
78 70 73 79 91
105 86
96 83
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0
50
100
150
200
250
300
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産かぼちゃと輸入かぼちゃの出回り時期
12
北海道
鹿児島県
茨城県
NZ
10 11
メキシコ
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
中国
(57.9%)NZ
(28.4%)
ベトナム
(8.5%)
タイ
(4.1%)その他
(1.1%)
平成20年
3,361
トン
NZ
(48.6%)中国
(42.1%)
ベルギ-
(5.5%)
タイ
(1.8%)
その他
(2.0%)
平成30年
828
トン
0
100
200
300
400
500
600
700
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
平成20年
(冷凍かぼちゃの月別輸入量)
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、3.0万トンと減少(平成20年比71%)。8月から11月までは北海道産が入荷量の大半を占め、12~6月はNZ産、メキシコ産が大半を占める、6~7月は鹿児島県産や茨城県産等が加わるなど、産地の棲み分けができている。上位10県では、メキシコ(同126%)、青森県(同125%)及び沖縄県(同108%)が増加。
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は1,289グラムで、年によって増減はあるが減少傾向。1人当たり年間購入金額は、512円/㎏で近年横ばいで推移。価格が高いときは購入量が減少するが、栄養価も高く、冬至に食べると風邪をひかないといわれることもあり、冬場の貴重な緑黄色野菜としてニーズが高い。
平成20年
平成30年
31
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
メキシコ(76)
NZ(77)
NZ(92) NZ
(93)
NZ(55)
鹿児島(55)
茨城(37)
北海道(65)
北海道(94)
北海道(99)
北海道(79)
メキシコ(50)
鹿児島(12)
メキシコ(16)
沖縄(7)
沖縄(6)
メキシコ(21)
メキシコ(14)
神奈川(16)
茨城(10)
メキシコ(10) 北海道
(30)
NZ(5)
沖縄(6)
鹿児島(15)
茨城(9)
長崎(10)
青森(4)ニューカレ
ドニア(5) 鹿児島(16)
沖縄(6)神奈川(8)
栃木(9)
栃木(4)
長崎(3)
鹿児島(7)
秋田(4)
その他(7)
その他(1)その他(1)
その他(1)
その他(3)
その他(11)
その他(21)
その他(13)
その他(6)
その他(1)
その他(6)その他(4)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
4,500
5,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
メキシコ(81) NZ
(60)
NZ(86)
NZ(82)
メキシコ(42)
メキシコ(50)
茨城(28)
北海道(48)
北海道(93)
北海道(98)
北海道(75)
メキシコ(63)
鹿児島(9)メキシコ
(29)
沖縄(9)
沖縄(12)
NZ(36)
鹿児島(29)
鹿児島(15)
青森(11)
メキシコ(17)
北海道(20)
北海道(5)沖縄(7)
鹿児島(3)
メキシコ(4)
沖縄(11)
神奈川(7)
神奈川(15)
茨城(7)
ニューカレ
ドニア(6) 鹿児島(13)
鹿児島(9)茨城(7)
メキシコ(8)韓国(7)
沖縄(2)
栃木(6) 山形(7)
その他(5)
その他(4)
その他(2)
その他(2) その他(2)
その他(5)
その他(28)
その他(20)
その他(7)
その他(2)
その他(2) その他(4)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ かぼちゃの購入数量と購入金額の推移
1,491 1,467 1,480 1,508 1,484 1,463 1,423 1,461 1,4631,357 1,289
0
100
200
300
400
500
600
0
500
1,000
1,500
2,000
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g
数量 金額
14%減少
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で29産地で、平成19年度より10産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は67%(2,570ha)、出荷量は62%(2.8万トン)とそれぞ
れ大きく減少。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で16%、出荷量で17%を占める。
32
○ かぼちゃにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(22.4%) (26.1%) (16.3%) (17.4%)
17,200 3,861 173,700 45,402 15,800 2,570 161,000 28,092
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
14 スイートコーン
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成20年 平成30年
18%減少
95%減少
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、近年微減傾向(平成20年31.1万トン→平成30年27.2万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で80%と減少(平成20年比86%)。○ 国内生産量も減少傾向(平成30年は21.8万トン、平成20年比で82%)。上位5県では群馬県(同111%)及び茨城県
(103%)が増加。北海道は生育期の降雨、台風の影響で大きく減少した。○ 平成30年の輸入量は5.4万トンと増加(平成20年比120%)。平成28年以降輸入量は年間5万トンを超えており、その大
部分が冷凍もの。生鮮ものの輸入は、平成20年に比べて95%減少し、4トンと激減。
北海道
(46%)
千葉
(7%)
茨城(6%)
群馬
(4%)
長野(4%)
その他
(33%)
平成20年
266,000
トン
北海道
(38%)
千葉
(8%)
群馬(5%)
山梨
(4%)茨城
(7%)
その他
(38%)平成30年
217,600
トン
豪州
(100%)
平成20年
85
トン
豪州
(100%)
平成30年
4
トン
0
10
20
30
40
50
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
○ スイートコーンの国内生産量及び輸入量の推移
(生鮮スイートコーンの月別輸入量)
266 236 235 240 255 237 250 240196
232 218
4543 42 47 49
47 42 45
5054 54
0
50
100
150
200
250
300
350
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
平成20年産
生鮮スイートコーン
33
○ 冷凍スイートコーンの輸入量は、増加傾向(平成20年4.5万トン→平成30年5.4万トン)。主要な輸入先国は、米国、タイ、NZで、NZ産以外の主要国からの輸入量が増えている。外食等向けに周年輸入されている。
○ 平成30年の生鮮スイートコーンの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり402円で国産価格264円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の1.5倍程度。この10年間は1.1~2.9倍で推移。国産が多い時期の価格は低いが、近年は、国産がない時期の輸入が多くなり、価格が高くなる傾向。
○ 冷凍スイートコーンは主要国全てで周年で輸入されている。生鮮スイートコーンは、輸入量は大きく減少し、平成30年は4トン全量が12月に輸入されている。
冷凍スイートコーン平成20年 平成30年
20%増加
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
米国
(65.5%)タイ
(17.8%)
NZ
(8.3%)
中国
(6.3%)その他
(2.1%)
平成30年
54,168
トン
米国
(64.8%)NZ
(19.3%)
タイ
(14.1%)
中国
(1.3%)
その他
(0.5%)
平成20年
44,964
トン
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン 20年 30年
34
○ 国産スイートコーンと輸入スイートコーンの価格の比較
201 227 210 236 232 230 223260 255 243 264
293260 265
505
300
660
429 455 449
306
402
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
3.5
0
100
200
300
400
500
600
700
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産スイートコーンと輸入スイートコーンの出回り時期
12
北海道
千葉県
茨城県
群馬県
10 11
米国(冷)
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
(冷凍スイートコーンの月別輸入量)
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1.4万トンと減少(平成20年比80%)。代表的な夏の旬野菜であるため、6~9月にかけて入荷が集中する。5月のハウス栽培からトンネル栽培、露地栽培と継続的に出荷される。上位10県では、埼玉県及び千葉県(同104%)、茨城県(同103%)が増加。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で30産地で、平成19年度より12産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は65%(2,168ha)、出荷量は65%(1.6万トン)とそれぞ
れ大きく減少。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で10%、出荷量で9%を占める。特定野菜でも少ない品目の1つである。
35
宮崎(64)
山梨(16)
茨城(40)
北海道(33)
北海道(89)
北海道(92)
長崎(16)
愛知(16)
千葉(25)
千葉(23)
群馬(4)
宮崎(15)
群馬(13)
群馬(21)
岩手(4)
茨城(15)
埼玉(6)
岩手(15)
千葉(10)
栃木(5)茨城(4)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(20)
その他(28)
その他(11)
その他(4)
その他(3)
その他(8)
その他(100)
その他(100)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
4,500
5,000
5,500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
宮崎(47)
茨城(28)
茨城(37) 北海道
(50)北海道
(93) 北海道(97)
長崎(25)
千葉(16)
千葉(36)
群馬(23)
群馬(5)
山梨(12)
山梨(14)
群馬(15)
千葉(17)
埼玉(13)
埼玉(4)
岩手(6)
群馬(7)
栃木(3)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(16)
その他(22)
その他(5)
その他(4)
その他(2)
その他(3)
その他(100)
その他(100)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
4,500
5,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
平成20年
平成30年
○ スイートコーンにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(13.1%) (12.7%) (9.6%) (8.8%)
25,600 3,344 198,200 25,245 22,700 2,168 186,300 16,449
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
15 えだまめ
○ えだまめの国内生産量及び輸入量の推移
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
生鮮えだまめ平成20年 平成30年
14%減少
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、近年14万トン前後で推移(平成20年13.1万トン→平成30年14.1万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で45%と減少傾向(平成20年57%)。○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は6.4万トンで、平成20年比で86%)。上位5県では、北海道(同132%)及び群馬県
(同125%)が増加。生産量が増加した産地は、徳島県(同107%)のみ。○ 輸入量は7万トン前後で推移し、そのほとんどが冷凍もの。平成30年の輸入量は7.7万トンで99.4%が冷凍えだまめである。
生鮮えだまめの輸入は、ほとんどが台湾産で3~5月の国産が出回らない時期に輸入されているが、輸入量は減少傾向。
42%減少
74 73 71 66 70 63 67 66 66 68 64
56 60 68 71 7271 71 73 75 76 77
0
20
40
60
80
100
120
140
160
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
千葉
(12%)
山形
(10%)
新潟
(9%)
埼玉
(8%)
群馬
(7%)
その他
(54%)
平成20年
74,200
トン
群馬
(10%)北海道
(9%)
埼玉
(9%)
千葉
(9%)
山形
(9%)
その他
(54%)
平成30年
63,800
トン
台湾
(98.5%)
フィリピン
(1.5%)
平成20年
821
トン
台湾
(99.6%)
その他
(0.4%)
平成30年
477
トン
0
100
200
300
400
500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
(生鮮えだまめの月別輸入量)
36
○ 冷凍えだまめの輸入量は、平成23年以降7万トン前後で推移し、近年増加傾向。主な輸入先国は台湾、タイ、中国、インドネシアで、近年、中国産のシェアが低下する一方、台湾、タイ産のシェアが拡大。
○ 平成30年の冷凍えだまめの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり228円で国産価格930円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の2~3割程度。内外価格差が大きい品目であり、輸入ものは主に居酒屋等の業務用向けであるが、量販店などでの販売も増加している。また、国産はほとんどが家庭内での消費となっている。
○ 平成30年の冷凍えだまめは輸入量は7万6千トンと平成20年に比べて37%増加しており、台湾、タイ、中国、インドネシアなどの国から周年で輸入されている。
平成20年
(冷凍えだまめの月別輸入量)
37%増加
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
台湾
(38.7%)
中国
(29.4%)
タイ
(24.5%)
インドネシア
(6.4%)
その他
(1.0%)
平成20年
55,654
トン
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
37
○ 国産えだまめと輸入えだまめ(冷凍)の価格の比較
714787
676
774
627
836758
836 840 813
930
182 175 164 158 168 206 220
254 224 232 228
0.0
0.1
0.1
0.2
0.2
0.3
0.3
0.4
0
200
400
600
800
1000
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産えだまめと輸入えだまめ(冷凍)の出回り時期
台湾
(40.5%)
中国
(28.0%)
タイ
(26.4%)
インドネシア
(4.8%)
その他
(0.3%)
平成30年
76,351
トン
平成30年冷凍えだまめ
12
群馬県
北海道
埼玉県
台 湾
10 11
中 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、5,217トンと減少(平成20年比77%)。スイートコーン同様に夏が旬であるため、6~9月にかけて入荷が集中。近年、生産量が増加している秋田県の入荷量のシェアが拡大。上位10県では、秋田県(同127%)及び静岡県(同105%)が増加。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で24産地で、平成19年度より8産地増加した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は114%(1,408ha)、出荷量は106%(4.6千トン)とそれ
ぞれ増加。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で11%、出荷量で9%を占める。特定野菜でも少ない品目の1つである。
38
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
台湾(57)
千葉(29)
千葉(37)
群馬(38)
群馬(28) 秋田
(28)
岡山(19)台湾(26)
埼玉(25)
千葉(25)
山形(23)
群馬(27) 群馬(18)
静岡(23)
群馬(17)
埼玉(16)
秋田(21)
山形(25)
秋田(17)
神奈川(12)
新潟(9)
新潟(12)
新潟(8)
山形(14)
神奈川(4)
千葉(4)
青森(6)
千葉(14)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(43)
その他(22)
その他(9)
その他(8)
その他(12)
その他(6)
その他(18)
その他(100)
その他(100)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン平成20年
千葉(32)
群馬(29)
群馬(42)
秋田(34) 秋田
(48)
秋田(51)埼玉(24)
千葉(26)
埼玉(16)
群馬(24)
群馬(29)
静岡(16)
埼玉(21)
千葉(12)
山形(18)
山形(12)
沖縄(15)
神奈川(12)
新潟(10)
新潟(12)
新潟(5)
静岡(7)
秋田(6)
埼玉(3)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(13)
その他(5)
その他(14)
その他(9)
その他(6)
その他(49)
その他(100)
その他(100)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン平成30年
○ えだまめにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(9.6%) (8.8%) (10.9%) (8.8%)
12,800 1,233 48,900 4,298 12,900 1,408 51,800 4,570
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
16 グリーンピース○ 国内生産量は、ほぼ横ばい(平成30年は5.9千トン、平成20年比で97%)。和歌山県と鹿児島県の上位2県の生産量シェ
アがこの10年間で77%から58%に低下する一方、平成20年の生産量がほとんどなかった北海道(同767倍)及び熊本県(同291%)の生産量が増加。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、530トンと減少傾向(平成20年比66%)。平成20年に比べて11~12月を除いて入荷が大きく減少。7~10月の入荷量は少ない。上位10県では、平成20年の主要産地からの入荷量は大きく減少し、生産が少なかった秋田県(同757%)及び北海道(同359%)や東京市場への出荷が少なかった長崎県(同30倍)及び和歌山県(同243%)が大きく増加。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
平成20年
平成30年
3%減少
和歌山
(47%)
鹿児島
(30%)
大阪
(4%)
奈良
(3%)
福島
(3%)
その他
(13%)
平成20年
6,122
トン
和歌山
(43%)
鹿児島
(15%)熊本
(4%)
北海道
(4%)
大阪
(3%)
その他
(31%)
平成30年
5,940
トン
6.1 5.1 4.4
6.5 6.7 5.9 5.5
6.4 5.9
0
1
2
3
4
5
6
7
8
H20年 22年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
鹿児島(98)
鹿児島(98)
鹿児島(96)
鹿児島(96)
鹿児島(39) 福島
(67)
鹿児島(85)
鹿児島(94)
福岡(31)
茨城(16)
福島(7)
栃木(5)熊本(5)
その他(2)その他(2)
その他(4)
その他(4)
その他(13)
その他(17)
その他(100) その他
(100)その他(100)
その他(100)
その他(15)
その他(6)
0
50
100
150
200
250
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
鹿児島(93)
鹿児島(92)
鹿児島(91)
鹿児島(82)
鹿児島(28) 福島
(50)
秋田(26) 北海道(72) 鹿児島
(77)
鹿児島(87)
長崎(4) 長崎(9)
千葉(16)
秋田(16)
北海道(24)
長崎(15)
長崎(10)
福島(3)
福島(10)茨城(7)
福岡(9)
茨城(8)その他(7)
その他(8)
その他(5)
その他(6)
その他(29)
その他(27)
その他(50)
その他(28)
その他(100)
その他(100)
その他(8)
その他(3)
0
20
40
60
80
100
120
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
39
○ グリーンピースの国内生産量の推移 ○ 東京都中央卸売市場の入荷量
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり832~2,368円の幅で推移している。入荷量の減少もあり、近年価格が上昇傾向で推移して平成30年は1,003円となった。平成28年は天候不順で入荷量が減少し、過去10年で最高値となった。11月から鹿児島県の入荷が始まり、4月がピークとなる。5月から8月にかけては北海道等からも入荷する。入荷量が少ない7~10月に高値になる傾向がある。近年、北海道の生産増で7月の入荷量が増加傾向。
○ 生産量全国一の和歌山県では、夏場を除いて栽培され、関西圏への出荷が主体。関西で多く出回るうすいえんどうといえば「なにわの伝統野菜」としても知られ、関西地区では春先に欠かすことのできない食材である。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で4産地で、平成19年度より1産地減少した。○ 対象産地について平成29年を20年と比較すると、作付面積は52%(95ha)、出荷量は35%(609トン)と大きく減少。
平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で12%、出荷量で12%を占める。特定野菜でも少ない品目の1つである。
○ グリーンピースの出回り時期
40
612 683
842 777
865 725 755
952
1,201
926 1,003
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
500
1000
1500
2000
2500
0
20
40
60
80
100
120
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
大阪府
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
和歌山県
鹿児島県
熊本県
北海道
10 11
○ グリーンピースの価格の比較(年別・月別)
○ グリーンピースにおける対象産地の位置付け
平成20年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(27.7%) (30.5%) (12.2%) (12.0%)
656 182 5,655 1,726 772 95 5,060 609
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
17 さやいんげん
○ さやいんげんの国内生産量及び輸入量の推移
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成20年 平成30年
(生鮮さやいんげんの月別輸入量)
26%減少
58%増加
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、国内生産量の減少に伴い減少傾向(平成20年7.7万トン→平成30年6.4万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で59%で減少(平成20年66%)。○ 国内生産量は大幅に減少(平成30年は3.7万トン、平成20年比で73%)し、上位5県では沖縄県(同100%)を除きすべ
ての県で減少。○ 輸入量は近年2.5~2.6万トン前後で推移し、平成30年の輸入量は2.6万トン。生鮮いんげん等の輸入が増加しており、12
~3月までの国産の出回りが少ない時期に輸入。平成30年は、中国からの輸入がなくなり、オマーンが99.6%を占めている。
生鮮いんげん等
51 51 45 43 42 41 41 40 40 40 37
26 21 26 27 28 26 25 25 26 27 26
0
20
40
60
80
100
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
千葉
(13%)
福島
(10%)
北海道
(8%)
鹿児島
(8%)
茨城(5%)
その他
(56%)
平成20年
50,900
トン
千葉
(17%)
福島(9%)
鹿児島
(8%)
北海道
(7%)
沖縄(6%)
その他
(53%)
平成30年
37,400
トン
オマーン
(99.6%)
米国
(0.4%)
平成30 年
1,341
トン
オマーン
(88.2%)
中国
(11.7%)
その他
(0.1%)
平成20年
849
トン
0
100
200
300
400
500
600
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
41
○ 冷凍いんげん豆の輸入量は、微減傾向(平成30年は平成20年に比べて98%の2.5万トン)。主に業務用向けに周年輸入され、近年、ベルギー、インドからの輸入が増加。
○ 平成30年の生鮮さやいんげんの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり428円で国産価格939円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の5割程度。この10年間でも4~6割の価格で推移。輸入品は業務用でも使われるが、国内産が少ない時期は量販店でも販売。
○ 平成30年の大阪中央卸売市場では、1~3月及び12月の入荷量1位がオマーン産となっている。
平成20年 平成30年
2%減少
42
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
中国
(61.7%)
タイ
(34.9%)
米国
(2.6%)その他
(0.8%)
平成20年
25,284
トン
中国
(55.8%)タイ
(32.6%)
ベルギー
(4.6%)
インド
(2.7%)その他
(3.1%)
平成30年
24,772
トン
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
冷凍いんげん豆
○ 国産さやいんげんと輸入さやいんげん(生鮮)の価格の比較
(冷凍さやいんげんの月別輸入量)
711 720
816 786743 779 785
844913 903 939
380 357 343 336 347397
448 474 461407 428
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0
200
400
600
800
1000
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産さやいんげんと輸入さやいんげん(生鮮)の出回り時期
オマーン
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
千葉県
福島県
鹿児島県
北海道
10 11
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、3,178トンと減少傾向(平成20年比64%)。12月から4月にかけては沖縄県が中心であるが、輸入品も入荷される。5月から12月にかけて福島県、千葉県及び茨城県などの関東平野部からの出荷が中心。また、近年オマーン産の入荷量が増加しており、年末から3月にかけて入荷されるようになった。上位10県では、沖縄県(同103%)のみ増加。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で15産地で、平成19年度より9産地減少した。○ 対象産地について平成29年を20年と比較すると、作付面積は52%(95ha)、出荷量は35%(609トン)とそれぞれ大
きく減少。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で12%、出荷量で12%を占める。特定野菜でも少ない品目の1つである。
43
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
沖縄(63) 沖縄
(60)沖縄(64)
沖縄(65) 千葉
(36)千葉(37)
福島(58)
福島(70) 福島
(65)
福島(21)
長崎(43)
沖縄(57)
その他
海外(25)その他
海外(32)
その他
海外(23)鹿児島(19) 鹿児島
(24)茨城(18)
茨城(17)
青森(11)
青森(12)
長崎(19)
鹿児島(34) 鹿児島(17)
鹿児島(11)
鹿児島(11) 千葉(7)
沖縄(18) 鹿児島(14)
千葉(9)
群馬(6)
茨城(5)
茨城(14)
千葉(8)
長崎(11)
長崎(12)福島(11)
青森(5) 茨城(3)
群馬(4)
鹿児島(9)
沖縄(4)その他
海外(11)
茨城(4)
長崎(9)
群馬(3) 秋田(2)
埼玉(3)
青森(8)
茨城(3)
その他(1)
その他(8)
その他(2)その他(9)
その他(6)
その他(11)
その他(8)その他(8)
その他(11)
その他(29)
その他(8)
その他(4)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン平成20年
沖縄(53)
沖縄(55)
沖縄(73)
沖縄(73)
千葉(38)
千葉(36)
福島(54)
福島(44)
福島(50) 福島
(35)
長崎(51)
沖縄(47)
オマーン(37)
オマーン(38)
オマーン(22)
鹿児島(14)
鹿児島(22)
茨城(26)
群馬(11)
青森(22)
青森(23)
長崎(18)
鹿児島(23)
鹿児島(18)
鹿児島(6)鹿児島(6)
鹿児島(4)
千葉(8)
長崎(15)
長崎(15)
茨城(11)
群馬(18)
群馬(12)
茨城(11)
千葉(9)オマーン
(15)
長崎(3)
沖縄(14) 鹿児島(9)
青森(8)
岩手(7)
岩手(4)
青森(9)
茨城(6) 長崎(15)
茨城(8)福島(8)
千葉(7) 秋田(3)
秋田(2)
千葉(8)
福島(4)
その他(4) その他(1)
その他(1)
その他(2)
その他(3)
その他(6)
その他(9) その他(6)
その他(9)
その他(19)
その他(7)
その他(4)
0
50
100
150
200
250
300
350
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン平成30年
○ さやいんげんにおける対象産地の位置付け
平成20年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(27.7%) (30.5%) (12.2%) (12.0%)
656 182 5,655 1,726 772 95 5,060 609
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
18 さやえんどう
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成30年産
生鮮えんどう 平成30年
(生鮮えんどうの月別輸入量)
13%減少
5%減少
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、減少傾向(平成20年3.9万トン→平成30年3.3万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で60%で微増(平成20年は58%)。冷凍えんどうの輸入量が減少し
たことも要因。○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は2.0千トン、平成20年比で87%)、上位5県では、鹿児島県(同211%)及び広島県
(同104%)が増加。○ 平成30年の輸入量は1.3万トンと減少(平成20年は1.6万トン)。このうち、生鮮ものの輸入量は減少(平成20年比
95%)、近年タイ、ペルー、グアテマラの割合が大きく増加し、中南米からの輸入が増えている。○ さやえんどうの国内生産量及び輸入量の推移
平成20年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
22 21 21 20 20 19 18 22 20
16 15 15 14 13 13 1314
13
0
10
20
30
40
50
H20年 22年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
平成20年
タイ
(32.6%)
ペルー
(29.6%)
中国
(23.0%)
グアテマラ
(14.3%)
その他
(0.5%)
平成30年
953
トン
0
50
100
150
200
250
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
44
中国
(43.7%)
ベトナム
(43.3%)
インドネシア
(11.4%)
その他
(1.6%)
平成20年
999
トン
鹿児島
(9%)愛知
(9%)
和歌山
(5%)
福島(7%)
北海道
(4%)
その他
(66%)
平成20年
22,478
トン
鹿児島
(22%)
愛知(7%)
福島(6%)
和歌山
(4%)
広島(3%)
その他
(58%)
平成30年
19,600
トン
○ 平成30年の冷凍えんどうの輸入量は、減少傾向(平成20年1.5万トン→平成30年1.2万トン、※統計上、さやえんどうとグリーンピースが含まれ、その輸入はグリーンピースが主と考えられる。)。
○ 平成30年の生鮮えんどうの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり578円で国産価格1,246円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の5割程度。この10年間でも2~5割と内外価格差が大きい品目のひとつ。主な輸入先国は、タイ、ペルー、中国、グアテマラで、中国からの輸入量は減少傾向にあるが、外食等の業務用として市場入荷されている。
冷凍えんどう平成20年 平成30年
(冷凍えんどうの月別輸入量)
45
21%減少
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
中国
(42.4%)
NZ
(32.5%)
米国
(24.6%)
その他
(0.5%)
平成20年
15,322
トン
中国
(49.7%)
米国
(27.0%)
NZ
(17.3%)
イギリス
(3.1%)
その他
(2.9%)
平成30年
12,048
トン
0
500
1,000
1,500
2,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
○ 国産さやえんどうと輸入生鮮えんどうの価格の比較
10651173
10281104 1154 1110
1254
1428
1276 1245 1246
209 223294 293 345 362 365
444538 578 578
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産さやえんどうと輸入生鮮えんどうの出回り時期
12
鹿児島県
愛知県
福島県
タ イ
10 11
ペルー
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1,722トンと減少傾向(平成20年比78%)。平成17年以降、中国産の入荷量が年々が減少し、特に1~2月の入荷量が大幅に減少。上位10県では、長崎県(同271%)、青森県(同234%)及び熊本県(同103%)が増加。中国産は半数以下となったが、タイ産が平成29年から大きく増加(平成20年比487倍)。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で11産地で、平成19年度より5産地減少した。○ 対象産地について平成29年を20年と比較すると、作付面積は44%(230ha)、出荷量は60%(1,412トン)とそれぞれ
大きく減少。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で8%、出荷量で11%を占める。特定野菜でも少ない品目の1つである。
46
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
平成20年
鹿児島(36 ) 中国
(32)
愛知(46) 愛知
(37)
福島(40)
福島(71)
北海道(38)
北海道(57) インドネ
シア(40)
インドネ
シア(21)
鹿児島(37)
鹿児島(35)
中国(28) 愛知
(31)
鹿児島(20)
鹿児島(16)
徳島(10)
ベトナム(9)
岩手(24)
インドネ
シア(19)
北海道(38)
ベトナム(19)
愛知(16)
愛知(28)
愛知(21) 鹿児島
(24)
静岡(12)
静岡(11)
ベトナム(9)
岩手(8)
青森(14)
中国(12)
北海道(14)
ベトナム(15)
ベトナム(11)
静岡(5) 静岡(8)
中国(11)
ベトナム(11) 茨城(7)
青森(3)
中国(10)
長崎(13)
中国(10)
熊本(4)
徳島(10)
群馬(5)
徳島(6)
その他(10)その他(5)
その他(7) その他(15)
その他(29)
その他(9)
その他(14)
その他(12)
その他(22)
その他(46)
その他(13)
その他(16)
0
50
100
150
200
250
300
350
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
鹿児島(41)
愛知(44)
愛知(42)
愛知(33)
福島(42)
福島(53)
青森(38)
北海道(66) 北海道(49)
青森(18)
鹿児島(44)
鹿児島(51)
愛知(33)
鹿児島(25)
鹿児島(24)
長崎(17) 茨城(13)
青森(20)
岩手(22)ペルー(15)
ペルー(30)
タイ(16)長崎(29)
長崎(17)長崎(8)中国(7)
長崎(9)
熊本(10)
中国(7)
岩手(10)
北海道(17)
北海道(14)
愛知(6)
愛知(16)
タイ(6)タイ(6)
熊本(7)
鹿児島(9)
愛知(7)
中国(11)
中国(4)
タイ(4)
静岡(5)
静岡(6)
福島(7)
中国(4)
その他(12)
その他(13)
その他(12)
その他(24)
その他(31)
その他(17)
その他(24)その他
(19)その他
(21)
その他(41)
その他(17)
その他(8)
0
50
100
150
200
250
300
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン平成30年
○ さやえんどうにおける対象産地の位置付け
平成20年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(14.2%) (19.0%) (7.9%) (11.3%)
3,654 520 12,345 2,344 2,910 230 12,500 1,412
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
19 そらまめ
○ 国内生産量は大幅に減少(平成30年は1.5万トン、平成20年比で69%)。上位5県では、茨城県(同103%)のみが増加。温暖な気候を好み、生育適温が高いため収穫時期と地域が限定的され、高齢化等により多くの県で生産量が減少している。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、2,298トンで減少傾向(平成20年比43%)。12月から鹿児島産が入荷し始めて4月にかけて増加していき5月がピークとなる。12~4月までは鹿児島産が太宗を占める。5~6月は関東産や東北産が中心。上位10県では、全ての県で大きく減少。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成30年産
平成20年
平成30年
○ そらまめの国内生産量の推移
31%減少
21 20 20 19 17 18 18 17 15 16 15
0
5
10
15
20
25
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
鹿児島
(26%)
千葉
(13%)
茨城
(8%)愛媛
(8%)
宮城(4%)
その他
(41%)平成20年
21,100
トン
平成20年産
鹿児島
(22%)
千葉
(18%)
茨城
(12%)
愛媛(5%)宮城(3%)
その他
(40%) 平成30年
14,500
トン
鹿児島(99)
鹿児島(99)
鹿児島(99)
鹿児島(89)
愛媛(25)
宮城(39)
青森(65)
鹿児島(99)
長崎(7)
千葉(25) 茨城
(23)
秋田(13)
鹿児島(15)
新潟(14)
長崎(11)
秋田(11)
茨城(8)
千葉(9)
その他(1)
その他(1)
その他(1)
その他(4)
その他(16)
その他(4)
その他(22)
その他(100) その他
(100)その他(100)
その他(100)
その他(1)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
鹿児島(99)鹿児島
(99)
鹿児島(99)
鹿児島(89)
千葉(35)
宮城(38)
青森(56)
鹿児島(99)
長崎(6)
茨城(25)
秋田(22)
秋田(35)
愛媛(12)
青森(14)
鹿児島(10)
茨城(11)
長崎(9)
新潟(9)
その他(1) その他(1)
その他(1)
その他(5)
その他(9)
その他(6)
その他(9)
その他(100)
その他(100)
その他(1)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
47
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり371~1,504円の幅で推移している。入荷量の減少もあり、近年価格が上昇傾向で推移して平成30年は538円となった。
○ 主産県では、鹿児島県が12~5月までと出荷時期が長いが、その他の産地は4~6月となっている。若い豆は野菜として、完熟し乾燥させた豆は味噌や醤油の原料や煮豆、甘納豆などに利用される。
〇 主に中国から冷凍そらまめが輸入されて、外食産業や惣菜用として使用されている。○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で9産地で、平成19年度より6産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は49%(373ha)、出荷量は56%(4,091トン)とそれぞれ
大きく減少。平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で20%、出荷量で38%を占める。
○ そらまめの出回り時期
48
宮城県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
鹿児島県
千葉県
茨城県
愛媛県
10 11
401 405 413 409
479
402426
500 512543 538
0
100
200
300
400
500
600
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
0
200
400
600
800
1000
1200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
○ そらまめの価格の比較
○ そらまめにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(30.5%) (48.3%) (19.7%) (38.2%)
2,520 768 15,200 7,338 1,900 373 10,700 4,091
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
20 かぶ
○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は1.2万トン、平成20年比で74%)、上位5県では、滋賀県(同108%)を除き減少。また、家庭用で一般的に用いられる小かぶと千枚漬けなどの加工用に用いられる大かぶとが生産されている。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1.5万トンで減少傾向(平成20年比69%)。10~6月が主な入荷時期で、周年で千葉産が大半を占める。6~10月は青森産の入荷量が増加。上位10県では、栃木県、山形産及び茨城産が半減以下となる一方、東京都(同295%)、10年前は東京市場の入荷が少なかった滋賀県(同23倍)及び京都府(同454%)は大きく増加。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
26%減少
平成30年
平成20年
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
159 155 145 139 136 133 131 132 129 119 118
0
50
100
150
200
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量
○ かぶの国内生産量の推移
千葉
(30%)
埼玉
(12%)
青森
(6%)北海道
(4%)
山形
(3%)
その他
(45%)平成20年
159,100
トン
千葉
(29%)
埼玉
(15%)
青森
(6%) 滋賀
(4%)
京都
(4%)
その他
(42%) 平成30年
117,700
トン
千葉(93) 千葉
(93)
千葉(87)
千葉(86) 千葉
(76)千葉(64)
千葉(52)
青森(54)
千葉(58)
千葉(65)
千葉(77)
千葉(84)
埼玉(4)埼玉(4) 埼玉(10)
埼玉(12)埼玉(12)
青森(23)
青森(38)
千葉(40)
青森(33)
青森(15)
埼玉(16)
埼玉(10)
青森(8)
埼玉(9)
埼玉(5)
北海道(5)
埼玉(6)
埼玉(13)
栃木(2)
北海道(4)
青森(2)
その他(3)
その他(3)その他(3)
その他(2)
その他(4)
その他(4)その他(1)
その他(1)
その他(3)
その他(7)
その他(3)その他(6)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
千葉(86)
千葉(89)
千葉(91) 千葉
(87) 千葉(79)
千葉(65)
千葉(58)
千葉(49)
千葉(57)
千葉(66)
千葉(76)
千葉(83)
埼玉(10) 埼玉(8)
埼玉(8)埼玉(12)
埼玉(13)
青森(21)
青森(35)
青森(49)
青森(33)
青森(16)
埼玉(14)
埼玉(11)
青森(5)
埼玉(12)
埼玉(6)
埼玉(9)
埼玉(15)
青森(7)
青森(3)
その他(4)その他(3)
その他(1)その他(1)
その他(3)
その他(2)
その他(1)
その他(2)
その他(1)
その他(3)
その他(3)
その他(3)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
2,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
49
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり106~217円の幅で推移している。入荷量の減少もあり、近年価格が上昇傾向で推移して平成30年は142円となった。
○ 入荷が少なくなる7~10月は特に価格が高くなる傾向。平成30年の1~2月は主産地が台風、長雨等の天候不順で入荷量が前年及び平年を大きく下回ったこともあり、200円以上の価格となった。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で7産地で、平成19年度より1産地増加した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は101%(354ha)、出荷量は56%(5,923トン)となった。○ 平成30年の対象産地の全国シェアは、作付面積で8%、出荷量で6%を占める。特定野菜でも少ない品目の1つである。
○ かぶの出回り時期
50
12
千葉県
埼玉県
青森県
滋賀県
10 11
京都府
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
114 112
127118
130 135 133 137145 145 142
0
20
40
60
80
100
120
140
160
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
50
100
150
200
250
0200400600800
100012001400160018002000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
○ かぶの価格の比較
○ かぶにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(6.5%) (8.2%) (8.0%) (6.0%)
5,360 351 128,500 10,501 4,420 354 98,800 5,923
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
21 ごぼう
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成20年
19%減少
10%増加
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、減少傾向(平成20年22.1万トン→平成30年19.4万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で70%と減少傾向(平成20年は76%)。○ 国内生産量も減少傾向(平成30年は13.5万トン、平成20年比で81%)。上位5県では、青森県(同102%)のみ増加。○ 平成30年の輸入量は20年に比べて1割増加。生鮮ごぼうでも1割増加した。平成20年に比べ台湾産が8割減少し、中国産
のシェアが98%となった。主に加工・業務向けとして中国産は周年で輸入され、台湾産は1年1作で4~7月の輸入量が多い。
167 173 161 162 168 158 155 153 138 142 135
54 4546 54 58
50 57 5359 58 59
0
50
100
150
200
250
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
○ ごぼうの国内生産量及び輸入量の推移
青森
(29%)
茨城
(13%)
北海道
(10%)
千葉
(9%)宮崎
(7%)
その他
(32%)
平成20年
167,200
トン
青森
(37%)
茨城
(10%)北海道
(10%)
宮崎(6%)
千葉
(6%)
その他
(31%)
平成30年
135,300
トン
中国
(92.1%)
台湾
(7.9%)
平成20年
44,762
トン
生鮮ごぼう
中国
(98.5%)
その他
(1.5%)
平成30年
49,079
トン
平成30年
(生鮮ごぼうの月別輸入量)
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
51
○ 平成30年の冷凍ごぼうの輸入量は、8.8千トンと年々増加傾向(平成20年比112%)。平成30年は全量が中国産からの輸入となっており、主に業務用に仕向けられている。
○ 平成30年の生鮮ごぼうの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり66円で国産価格382円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の2割程度。この10年間でも2~3割と内外価格差が大きい品目のひとつ。主に外食等の業務用であるが市場にも入荷されている。
冷凍こぼう平成20年 平成30年
(冷凍ごぼうの月別輸入量)
52
12%増加
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
中国
(100%)
平成30年
8,830
トン
中国
(99.9%)
フランス
(0.1%)
平成20年
7,897
トン
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
○ 国産ごぼうと輸入ごぼうの価格の比較
○ 国産ごぼうと輸入ごぼうの出回り時期
273253 251
299 293
246
314 299
385345
382
51 44 62 71 49 63 71 59 59 55 660.0
0.1
0.2
0.3
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
台 湾
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
青森県
茨城県
北海道
中 国
10 11
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、7,709トンと減少傾向(平成20年比64%)。青森県、茨城県、群馬県、埼玉県及び鹿児島県などから周年で入荷されている。東京都中央卸売市場における国内産の価格は、7~11月にかけて下降し、年末需要の高まる12月に上昇するという傾向がある。中国など外国産の価格は周年200円/㎏前後で安定している。
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は522グラムで、年によって増減はあるが減少傾向。1人当たり年間購入金額は367円/㎏で、近年370円/㎏前後で横ばいで推移。下処理等が面倒で家庭内での調理が減少していることも要因。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で18産地で、平成19年度より7産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は88%(2,377ha)、出荷量は76%(3.9万トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で30%、出荷量で32%を占める。
53
672 661 654 629 631668
607 611569
532 522
0
50
100
150
200
250
300
350
400
0
100
200
300
400
500
600
700
800
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g 数量 金額
22%減少
平成20年
青森(55)
青森(57) 青森
(51)青森(50) 熊本
(38) 群馬(33)
群馬(50) 群馬
(43)
青森(36)
青森(59)
青森(64)
青森(62)茨城(17)
茨城(18)
茨城(20) 熊本(19) 青森(33)
熊本(16)茨城(12)
茨城(21)
茨城(21)
茨城(16)
茨城(16)
茨城(16)
埼玉(7)
埼玉(7)
埼玉(8) 茨城(12) 宮崎(8)
青森(15)宮崎(11)
埼玉(10) 群馬(20)
群馬(6) 北海道(6)
千葉(7)
宮崎(5)
鹿児島(6)
鹿児島(7)
埼玉(7) 埼玉(7)
宮崎(11) 埼玉(10)
青森(7) 埼玉(7)
埼玉(5)
埼玉(4)
北海道(4)
鹿児島(5)
宮崎(4)
宮崎(4)中国(3) 茨城(5)
埼玉(9)
熊本(4)
宮崎(6)
宮崎(4)
北海道(3) 中国(3)
埼玉(3)
その他(11)
その他(8)
その他(10)
その他(9) その他(9)
その他(16)
その他(13)
その他(13)
その他(12)
その他(11) その他(7)
その他(8)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
2,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
平成30年
青森(63)
青森(59)
青森(48)
青森(63)
熊本(39) 群馬
(33)群馬(43)
群馬(38)
青森(54)
青森(68)
青森(80)
青森(71)
茨城(12)茨城(11)
鹿児島(14)
熊本(15)青森(36)
熊本(30) 鹿児島(23)
鹿児島(21)
鹿児島(10)
茨城(9)
茨城(7)茨城(11)
埼玉(6) 鹿児島(10)
茨城(14)
鹿児島(6)
埼玉(5)
青森(14)
宮崎(10)宮崎(12)
群馬(9)
群馬(7)
北海道(5)熊本(6)
鹿児島(6) 熊本(9)
熊本(9)
茨城(4)群馬(5)
宮崎(7)
青森(6)茨城(9)
茨城(9)
鹿児島(5)
埼玉(3)埼玉(3)
熊本(5)
埼玉(4)
埼玉(5)
埼玉(4)北海道(4)
鹿児島(7)
熊本(6)青森(9)
宮崎(7)
北海道(4)
鹿児島(2)
鹿児島(2)
その他(8)
その他(7)
その他(10)
その他(8)
その他(11)
その他(9)
その他(12) その他
(11)
その他(11)
その他(7)
その他(3)
その他(7)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量 ○ ごぼうの購入数量と購入金額の推移
○ ごぼうにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(30.5%) (37.9%) (29.9%) (31.9%)
8,800 2,687 136,200 51,653 7,950 2,377 122,800 39,146
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
22 れんこん○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、台風被害等により出荷量が減少した平成26年及び27年を除き、60万トン前後で推
移(平成20年7.1万トン→平成30年6.1万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で93%(平成20年は89%)。輸入量の減少もあり、国産割合が上昇。○ 国内生産量は台風被害がない年では横ばい傾向(平成30年は6.1万トン、平成20年比で92%)。茨城県が過半を占めてお
り、上位5県では、佐賀県(同172%)及び茨城県(同108% )が増加。○ 塩蔵れんこんは、主に中国から水煮など加工・業務用として周年輸入されており、年々減少傾向。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成20年 平成30年
18%減少
44%減少
○ れんこんの国内生産量及び輸入量の推移
平成20年産
茨城
(43%)
徳島
(14%)
愛知(7%)
山口
(7%)
佐賀(6%)
その他
(23%)
平成20年
63,300
トン
中国
(98.9%)
ベトナム
(1.1%)
平成20年
8,012
トン
(塩蔵れんこんの月別輸入量)
中国
(98.3%)
ベトナム
(1.7%)
平成30年
4,512
トン
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
54
塩蔵れんこん
茨城
(48%)
佐賀
(11%)
徳島
(11%)
愛知(6%)
山口
(5%) その他
(19%)
平成30年
61,300
トン
63 62 60 58 63 64 56 57 60 62 61
8 7 7 87 7
7 6 5 5 5
0
10
20
30
40
50
60
70
80
20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、8.6千トン(平成20年比93%)で、茨城産が周年で入荷されている。12月は需要の最盛期となり、5月まで続く。6~7月はハウス栽培ものが入荷する。関西地域では、徳島県が主産地となり周年入荷されている。
○ 平成30年の塩蔵れんこんの輸入価格(CIF価格)は、132円/㎏で国内価格510円/㎏(東京都中央卸売市場の卸売価格)の3割程度。ここ10年間でも2~3割と内外価格差が大きい品目のひとつ。生鮮れんこんは、貿易統計では区分されていないが、植物防疫検査実績では、中国から生鮮と冷凍が、ベトナムから冷凍が輸入されている。
平成30年
○ 国産れんこんと輸入れんこん(塩蔵)の価格の比較
○ 国産れんこんと輸入れんこん(塩蔵)の出回り時期
55
平成20年
茨城(99)
茨城(99)
茨城(99)
茨城(99) 茨城
(99)茨城(73)
茨城(77)
茨城(96)
茨城(99)
茨城(99) 茨城
(99)
茨城(99)
徳島(17) 徳島(11)
熊本(7) 熊本(8)
その他(1)
その他(1) その他(1)
その他(1)その他(1)
その他(3) その他(4) その他(4)
その他(1)
その他(1)
その他(1)
その他(1)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
茨城(94)
茨城(93)
茨城(93)
茨城(92) 茨城
(94)
茨城(68)
茨城(93)
茨城(97)
茨城(97)
茨城(96)
茨城(95)
茨城(96)
佐賀(4)佐賀(5)
佐賀(6)
佐賀(7)佐賀(3)
徳島(21)
佐賀(1)
佐賀(2) 佐賀(3)
佐賀(3)
熊本(8)
千葉(1)
その他(2) その他(2)その他(1)
その他(1)その他(3)
その他(3)その他(7)
その他(3)
その他(2)
その他(1)その他(2)
その他(1)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
433381
455425 448
371
485
555
622 599
484
85 86 87 86 101 120 131179 154 133 123
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0
100
200
300
400
500
600
700
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
12
茨城県
徳島県
佐賀県
愛知県
10 11
中 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は453グラムで、近年では平成25年をピークに減少したが、27年以降は回復傾向。1人当たり年間購入金額は362円/㎏で、平成28年以降は365円/㎏前後で推移。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で12産地で、平成19年度より1産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は79%(1,630ha)、出荷量は83%(2.2万トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で41%、出荷量で43%を占める。
56
○ れんこんの購入数量と購入金額の推移
398
464415 437 416
511460
396 409441 453
0
50
100
150
200
250
300
350
400
0
100
200
300
400
500
600
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g
数量 金額
14%増加
○ れんこんにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(50.9%) (56.8%) (41.1%) (42.8%)
4,060 2,067 47,100 26,746 3,970 1,630 51,600 22,084
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
23 かんしょ
○ 国内供給量(国内収穫量+輸入量)は、減少傾向(平成20年103万トン→平成30年81万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で98%と横ばい(平成20年は98%)。○ 国内生産量は年により増減があるものの減少傾向(平成30年は79.7万トン、平成20年比で79%)。上位5県では、茨城
県(103同%)のみ増加。○ 平成30年の輸入量は、平成20年比99%の1.8万トン。生鮮・乾燥かんしょが半減しているが、冷凍かんしょが4.5倍と大
幅に増加している。生鮮・乾燥かんしょは大半が中国から業務向けに周年で輸入されている。
○ 国内収穫量の比較(平成20年産及び平成30年産)
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
生鮮・乾燥かんしょ 平成30年
平成30年産
46%減少
21%減少
平成20年
鹿児島
(40%)
茨城
(17%)
千葉
(12%)
宮崎
(9%)
徳島
(3%)
その他
(19%)
平成20年
1,011,000
トン
平成20年産
鹿児島
(35%)
茨城
(22%)
千葉
(13%)
宮崎
(11%)
徳島
(3%)
その他
(16%)
平成30年
796,500
トン
1,011 1,026864 886 876 942 887 814 861 807 797
19 18
20 22 2425
2219 19 21 18
0
200
400
600
800
1,000
1,200
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
輸入量 国内生産量
○ かんしょの国内収穫量及び輸入量の推移
中国
(99.99%)
その他
(0.01%)
平成20年
16,506
トン
中国
(99.7%)
その他
(0.3%)
平成30年
8,911
トン
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
57
(生鮮・乾燥かんしょの月別輸入量)
○ 平成30年の冷凍かんしょの輸入量は、年々増加傾向(平成20年2.1千トン→平成30年9.6千トン)。主な輸入先国は、ベトナム、インドネシア、中国で、近年インドネシアのシェアが増加。
○ 平成30年の生鮮・乾燥かんしょの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり172円で国産価格230円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の7割程度。この10年間では3~7割となっている。近年、乾燥かんしょの輸入が増え、全体の輸入品単価が上昇。
○ 乾燥かんしょは、でん粉用に利用される。また、冷凍かんしょは、焼き芋に加工された形で輸入され、大幅に増加している。生鮮・乾燥、冷凍とも周年で業務用として仕向けられている。
平成20年 平成30年
(冷凍かんしょの月別輸入量)
4.5倍に増加
58
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
ベトナム
(46.9%)
インドネシア
(34.3%)
中国
(18.8%)
平成30年
9,563
トン
ベトナム
(63.0%)
中国
(24.8%)
インドネシア
(11.7%)
台湾
(0.5%)
平成20年
2,109
トン
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
冷凍かんしょ
193171
198 196173 167
200
244 240220 230
54 57 67 86 95
117 129 140 135
156 172
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0
50
100
150
200
250
300
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
ベトナム(冷凍)
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
鹿児島県
茨城県
千葉県
中国(生鮮)
10 11
○ 国産かんしょと輸入かんしょ(生鮮・乾燥)の価格の比較
○ 国産かんしょと輸入かんしょの出回り時期
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、2.8万トンと減少(平成20年比91%)。千葉県及び茨城県が2大供給産地で、量的には少ないが徳島県及び鹿児島県がほぼ周年で入荷。主産地の入荷が少なくなる6~7月は香川県及び高知県からも入荷。上位10県では、鹿児島県(同229%)、宮崎県(同118%)及び茨城県(同114%)が増加。
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は879グラムで、平成20年に比べて18%減少。近年900グラム前後で推移。食味の良い品種が開発されたことで安定的に消費されている。1人当たり年間購入金額は334円/㎏で、平成27年以降は350円/㎏前後で推移。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で16産地で、平成19年度より8産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は94%(6,062ha)、出荷量は108%(13.2万トン)となっ
た。平成30年の対象産地の全国シェアは、作付面積で17%、出荷量で16%を占める。
59
1,069 1,107
966907 934
995 960910 900 932
879
0
50
100
150
200
250
300
350
400
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g
数量 金額
18%減少
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
平成20年
千葉(64)
千葉(59) 千葉
(58) 千葉(63) 千葉
(66) 千葉(62)
千葉(25)
千葉(43)
千葉(63)
千葉(64) 千葉
(62)千葉(62)
茨城(26)
茨城(31)
茨城(31)
茨城(27)
茨城(26)
茨城(23)
高知(20)
茨城(21)
茨城(28)
茨城(25)
茨城(26)
茨城(23)
徳島(8)
徳島(7)
徳島(9)
徳島(8)
徳島(5)
高知(11)
静岡(20)
静岡(12)
徳島(7)
徳島(8)
徳島(7)徳島(11)
香川(16)
徳島(11)
鹿児島(3)
茨城(9)
香川(8)
その他(2)
その他(3)
その他(2)
その他(2)
その他(3)
その他(4)
その他(10)
その他(5)
その他(2)
その他(3)
その他(2) その他(4)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
千葉(54)
千葉(53)
千葉(52) 千葉
(56) 千葉(58)
千葉(58)
千葉(34)
千葉(42)
千葉(59)
千葉(56)
千葉(58)
千葉(53)
茨城(33)
茨城(34) 茨城
(36)
茨城(36)
茨城(35)
茨城(36)
茨城(32)
茨城(31)
茨城(31)
茨城(29)
茨城(27)
茨城(29)
徳島(9)徳島(8)
徳島(7)
徳島(5)
高知(4)
香川(13)
徳島(14)
徳島(8) 徳島(9)徳島(8)
徳島(12)鹿児島(3)
鹿児島(3)
鹿児島(3)
徳島(7)
香川(10)
鹿児島(4)鹿児島(5)
鹿児島(4)
静岡(6)
その他(1)その他(2)
その他(2)
その他(3)
その他(7)その他(2) その他(8)
その他(3)
その他(2)その他(2)
その他(2)
その他(2)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン平成30年
○ かんしょの購入数量と購入金額の推移
○ かんしょにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(15.8%) (12.6%) (17.0%) (16.3%)
40,700 6,427 968,400 122,078 35,600 6,062 807,100 131,826
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
24 しょうが
○ しょうがの国内生産量及び輸入量(生鮮のみ)の推移
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
生鮮しょうが平成20年 平成30年
24%減少
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、減少傾向(平成20年7.6万トン→平成30年6.7万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で70%に上昇(平成20年65%)。○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は4.7万トン、平成20年比で94%)で、上位5県でも、宮崎県(同100.4%)のみか横
ばいで、その他の県は減少。○ 平成30年の生鮮しょうがの輸入量は、2万トンで、平成20年に比べて24%減少。主に中国から周年で輸入され、量販店等
で販売される。近年は、タイ及びインドネシアの輸入割合か減少。
50 53 54 54 55 49 50 49 51 48 47
27 20 19 21 2119 17 20 22 20 20
0
20
40
60
80
100
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
6%減少
高知
(42%)
熊本
(13%)
千葉
(10%)
宮崎
(5%)
和歌山
(6%)
その他
(24%)
平成20年
49,800
トン
高知
(42%)
熊本
(12%)宮崎
(5%)
茨城
(5%)
千葉
(10%)
その他
(26%)
平成30年
46,600
トン
中国
(85.1%)
タイ
(6.8%)
インドネシア
(5.3%)その他
(2.8%)
平成20年
26,555
トン
中国
(94.7%)
タイ
(3.6%)
その他
(1.7%)
平成30年
20,271
トン
(生鮮しょうがの月別輸入量)
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
60
○ 平成30年の塩蔵しょうがの輸入量は、16千トンで減少傾向(平成20年比52%)。ベトナムの輸入割合が増加。○ 平成30年の酢調整しょうがの輸入量は、1.7万トンと増加傾向(平成20年比143%)。ほとんどが中国からのもの。近年、
ベトナムとタイの輸入割合が減少。○ 塩蔵・酢調整しょうがは、甘酢しょうがのガリや梅酢漬けの紅ショウガなどの原料等として輸入。○ 塩蔵しょうがを輸入して、日本国内で塩抜きをして製品を製造するか、輸入先国で製品に近いものに加工し、酢調整しょう
がで輸入するかは、関税(塩蔵9%、酢調整12%)、価格、製造コストを勘案して選択されている。
平成20年 平成30年
(塩蔵しょうがの月別輸入量)
48%減少
平成20年 平成30年酢調整しょうが
43%増加
塩蔵しょうが
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
タイ
(70.1%)
中国
(29.6%)
その他
(0.3%)
平成20年
29,947
トン
タイ
(76.0%)
中国
(20.8%)
ベトナム
(3.2%)
平成30年
15,594
トン
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
中国
(98.7%)
ベトナム
(1.1%)
その他
(0.2%)
平成30年
17,021
トン
(酢調整しょうがの月別輸入量)
中国
(92.5%)
ベトナム
(4.2%)
タイ
(3.3%)
平成20年
11,928
トン
0
500
1,000
1,500
2,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
61
○ その他調整しょうがの輸入量は、26千トンで減少傾向(平成20年比87%)。中国の割合が増加しており、主に、チューブ入りしょうがの原料になっている。
○ 平成30年の生鮮・乾燥しょうがの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり133円で国産価格782円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の2割程度。この10年間では1~2割と、内外価格差が極めて大きい品目。
○ 生鮮しょうがは、業務用として使用されることもあるが、中国産は主に周年で卸売市場に入荷されて量販店等で販売されている。
平成20年 平成30年
(その他調整しょうがの月別輸入量)
13%減少
62
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
中国
(68.0%)
タイ
(22.0%)
台湾
(9.0%)
その他
(1.0%)
平成20年
29,896
トン
中国
(82.5%)
タイ
(8.9%)
台湾
(7.8%)
その他
(0.8%)
平成30年
20,039
トン
その他調整しょうが
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
○ 国産しょうがと輸入しょうが(生鮮)の価格の比較
800
642
552
642571
512
659
754799
753 782
133 86 123 100 68 102
227159
95 123 1330.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産しょうがと輸入しょうがの出回り時期
12
高知県
熊本県
千葉県
中 国
10 11
タ イ
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、4,419トンと大きく減少(平成20年比70%)。高知県産及び中国産ともに大きく減少。上位10県では、茨城県(同320%)、和歌山県(同140%)及び長崎県(同118%)が増加。根しょうがは周年で入荷されているが、千葉県で生産されている葉しょうがは6~8月に多く入荷される。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で9産地で、平成19年度と同数である。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は98%(588ha)、出荷量は127%(18.8千トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で33%、出荷量で50%を占める。
63
○ 東京都中央卸売市場の入荷量平成20年
中国(43 )
高知(45)
高知(45)
高知(49)
高知(55)
高知(56)
高知(51) 高知
(49) 高知(45) 高知
(41) 高知(43)
中国(43)
高知(39)
中国(39)
中国(38)
中国(36)
中国(32)
中国(27)
中国(27)
中国(29)
中国(34)
中国(40)
中国(41)
高知(42)
熊本(8)熊本(6)
千葉(6)
千葉(6)
千葉(5)
和歌山(7)
和歌山(11)
和歌山(11)
和歌山(11)
千葉(6)
熊本(7)
熊本(6)インドネ
シア(4)千葉(5)
熊本(6)
熊本(5)
熊本(4)
熊本(4)
熊本(5)
熊本(5)
熊本(5)
熊本(5) 千葉(5)千葉(6)
千葉(4)
その他(2)
その他(5) その他(5)
その他(4)
その他(4)
その他(6)
その他(6)
その他(6)
その他(5)
その他(8)その他(4) その他(3)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
平成30年
中国(41)
高知(42)
高知(50)
高知(54)
高知(60)
高知(52)
高知(49)
高知(44) 高知
(44) 高知(37)
中国(43)
高知(50)
高知(40)
中国(39)
中国(35)
中国(32)
中国(26)
中国(20)
和歌山(23)
中国(26)
中国(31)
中国(36) 高知
(41)
中国(41)千葉(9)
千葉(10)
千葉(7)千葉(8)
千葉(6)
和歌山(19)
中国(20)
和歌山(21)
和歌山(10)千葉(15)
千葉(5)
熊本(5)
熊本(7)熊本(6)
熊本(5)熊本(3)
熊本(3)
千葉(8)
和歌山(5)
熊本(5)その他(3)
その他(3)
その他(3)その他(3)
その他(5)
その他(9)その他(8)
その他(9)
その他(7)
その他(7)
その他(6)その他(4)
0
100
200
300
400
500
600
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ しょうがにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(32.2%) (47.9%) (33.0%) (49.5%)
1,870 603 31,100 14,886 1,780 588 38,100 18,862
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
25 にんにく○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、増加傾向(平成20年4.0万トン→平成30年4.2万トン)。この10年間は4万トン
前後で推移。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で48%と減少(平成20年50%)。○ 国内生産量は、この10年間2万トン前後で推移(平成30年は2.0万トン、平成20年比で103%)。青森県のシェアが66%
を占め、上位5県では、北海道(同4倍)のみ増加。○ 平成30年の輸入量は2万2千トンで平成20年に比べ10%増加。中国産の輸入割合が92%を占めるが、近年スペインの割合
が増加。その他は米国や欧州などから輸入。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成20年
3%増加
10%増加
20 20 20 21 20 21 20 21 21 21 20
20 20 19 19 20 19 19 20 21 21 22
0
10
20
30
40
50
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
青森
(66%)
北海道
(4%)
香川
(3%)
鹿児島
(2%)
岩手
(2%)
その他
(23%)
平成30年
20,200
トン
青森
(72%)
香川
(4%)
岩手
(2%)
徳島
(1%)
和歌山
(1%)
その他
(20%)
平成20年
19,700
トン
中国
(92.0%)
スペイン
(6.7%)
その他
(1.3%)
平成30年
21,869
トン
(生鮮にんにくの月別輸入量)
平成30年
中国
(98.7%)
その他
(1.3%)
平成20年
19,959
トン
生鮮にんにく
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
64
○ にんにくの国内生産量及び輸入量(生鮮)の推移
○ 平成30年の生鮮にんにくの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり224円で国産価格1,698円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の1割程度。この10年間では1~2割と、内外価格差が極めて大きい品目。中国産は、近年労賃等の上昇もあり、価格が上昇。国内産は大ぶりで品質が高く、中国産は小ぶりで1片が小さく皮をむくのに手間がかかる。中国産は量販店でも販売されているが、その多くが米国産を含めて業務用に使用されている。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、3,329トンと大きく減少(平成20年比67%)。中国産の入荷量が半減してたことが要因。青森県と中国産が主体となって周年入荷されている。上位10県では、生産が拡大している北海道(同11倍)、千葉県及び大分県(同7倍)からの入荷が増加しているなか、輸入が増加しているスペイン産の入荷が大幅に増加。
平成30年
○ 国産にんにくと輸入にんにくの価格の比較
○ 国産にんにくと輸入にんにくの出回り時期
平成20年
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
中国(57)
中国(53)
中国(64) 中国
(65)
中国(57) 中国
(59)
中国(61) 中国
(59)中国(62)
中国(60)
中国(59)
中国(60)
青森(42) 青森
(46)
青森(35)
青森(32)
香川(19) 青森
(23)
青森(26)
青森(37)
青森(36)
青森(39)
青森(40)
青森(39)
青森(17)
香川(14)
香川(8)和歌山(4) 岩手(4)
その他(1) その他(1)
その他(1)
その他(3)
その他(3)
その他(4)
その他(1)
その他(4)その他(2) その他(1)
その他(1)
その他(1)
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
中国(53)
青森(53)
青森(49) 中国
(54)中国(39)
中国(51)
中国(56)
中国(53)
中国(56)
中国(56)
中国(50)
青森(53)
青森(45)
中国(45)
中国(48)
青森(36)
青森(27)
青森(37) 青森
(30)
青森(39) 青森
(39)
青森(39)
青森(44)
中国(45)
和歌山(3) 香川(20)
香川(6)
香川(5)
和歌山(4)
その他(2)
その他(2)その他(3)
その他(7)
その他(10)
その他(6)
その他(9)
その他(8) その他(5)その他(5)
その他(6)
その他(2)
0
50
100
150
200
250
300
350
400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
1527
9761051
1217
8951006
1379
18531677
17731698
101 104 192 168 155 184 173 230 286 301 2240.00
0.10
0.20
0
500
1000
1500
2000
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
スペイン
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
青森県
北海道
香川県
中 国
10 11
65
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で13産地で、平成19年度より5産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は119%(1,446ha)、出荷量は99%(5.38千トン)となっ
た。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で60%、出荷量で57%を占める。
66
○ にんにくにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(60.0%) (67.8%) (59.5%) (57.2%)
2,030 1,217 12,300 8,335 2,430 1,446 14,500 8,287
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
26 やまのいも
○ やまのいもの国内生産量及び輸入量の推移
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成20年 平成30年
13%減少
65%減少
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、減少傾向(平成20年18.6万トン→平成30年15.9万トン)。平成21年以降は微減。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で99%(平成20年97%)。○ 国内生産量は近年微減傾向(平成30年は15.7万トン、平成20年比で87%)。上位5県で増加した県はない。○ 平成30年の輸入量は平成20年に比べて64%減少。生鮮ながいも等の輸入量は1,082トン(平成20年比35%)。主要輸入
先国は、中国で、周年輸入されており、業務用に一定の需要があるもの。近年、ベトナムの輸入割合が増加。ベトナムのものは日本で言われているながいもと種類が違う。
青森
(37%)
北海道
(34%)長野
(5%)
千葉
(5%)
群馬
(4%)
その他
(15%)
平成20年
181,200
トン
北海道
(38%)
青森
(35%)長野
(5%)
千葉
(4%)
群馬
(4%)
その他
(14%)
平成30年
157,400
トン
中国
(95.5%)
ベトナム
(4.2%)
その他
(0.3%)
平成20年
3,051
トン
生鮮ながいも等
中国
(73.6%)
ベトナム
(25.2%)
その他
(1.2%)
平成30年
1,082
トン
(生鮮ながいも等の月別輸入量)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
67
181 167 173 166 166 160 165 163 146 159 157
54 4 4 2 2 2 2
22 2
0
50
100
150
200
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
○ 平成30年の冷凍ながいもの輸入量は、696トンで大幅に減少(平成20年比37%)。冷凍食品の材料や製品として輸入されている。
○ 平成30年の生鮮ながいも等の輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり594円で国産価格381円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の1.6倍。この10年では0.6~1.6倍で推移しており、近年輸入価格が上昇。中国国内の消費が増加したことや輸送コスト、人件費の上昇などにより、価格が上昇。30年は中国で台風、長雨の影響から大不作となり高騰したことから、国産価格との格差が拡大した。
○ 中国産は、卸売市場には入荷されず、加工・業務用として実需者に供給。
冷凍ながいも平成20年 平成30年
(冷凍ながいもの月別輸入量)
63%減少
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
中国
(98.6%)
その他
(1.4%)
平成20年
1,901
トン
中国
(97.6%)
ベトナム
(2.4%)
平成30年
696
トン
0
50
100
150
200
250
300
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
68
○ 国産やまのいもと輸入ながいも(生鮮)の価格の比較
316 320 380
306
386 367 401 392
455 494
381
190 194
273314 300
459430
571 546
466
594
0.0
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
0
100
200
300
400
500
600
700
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産やまのいもと輸入ながいもの出回り時期
ベトナム
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
青森県
北海道
長野県
中 国
10 11
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1.3万トンと減少(平成20年比88%)。入荷量減少の大部分はやまのいも等である。主産地はながいもでは青森県、北海道、やまのいも等(いちょういも、自然薯等)では群馬県、千葉県等となる。主な収穫期間は11~12月であるが、長期貯蔵により周年で出荷。上位10県では、群馬県(同120%)及び北海道(同114%)が増加。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で27産地で、平成19年度より5産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は86%(4,469ha)、出荷量は86%(9.7万トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で63%、出荷量で73%を占める。
69
○ 東京都中央卸売市場の入荷量平成20年
青森(53)
青森(55)
青森(64)
青森(61)
青森(65) 青森
(61)青森(57)
青森(55)
青森(57)
青森(63) 青森
(58)
青森(56)
千葉(13)
北海道(14)
千葉(10)北海道
(12)
北海道(12) 北海道
(15)北海道
(14) 北海道(16)
北海道(15)
千葉(14)
千葉(12)
北海道(13)
北海道(12)
茨城(11)
北海道(10)
千葉(11)
千葉(10)千葉(10)
千葉(12)
千葉(11)
千葉(13)
北海道(11)
岩手(10)
千葉(13)
茨城(10)
千葉(10)茨城(7)
茨城(6)埼玉(5)
埼玉(6)埼玉(5)
埼玉(6) 埼玉(6) 埼玉(6)
北海道(8)
茨城(6)
埼玉(6)
埼玉(5)埼玉(5)
埼玉(5)茨城(3)
茨城(4)茨城(4)
岩手(5) 茨城(4) 茨城(4)
埼玉(5)
岩手(5)
その他(6)
その他(5) その他(4)
その他(5)その他(5)
その他(4)その他(8)
その他(7) その他(5)その他(2)
その他(7)
その他(7)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
平成30年
青森(60)
青森(60)
青森(64)
青森(68)
青森(71)
青森(70)
青森(64) 青森
(61) 青森(61) 青森
(58) 青森(56)
青森(57)
北海道(13)
北海道(11)
北海道(14)
北海道(14)
北海道(14)
北海道(14)
北海道(17)
北海道(19) 北海道
(19)北海道
(23)北海道
(21)
北海道(17)
千葉(9)千葉(9)
千葉(8) 千葉(7)
千葉(7)
千葉(8)
千葉(10)
千葉(10)
千葉(10)
千葉(9)
千葉(10)
千葉(9)
茨城(9)茨城(9)
茨城(5)岩手(4)
岩手(3)
群馬(3)
群馬(3)
群馬(4)
群馬(4)
群馬(4)
群馬(5)
群馬(5)
岩手(5)
岩手(4)
茨城(5)
その他(9)
その他(6)
その他(5)
その他(7)
その他(5)
その他(5)
その他(6)
その他(6)
その他(6)
その他(6)
その他(8)
その他(7)
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ やまのいもにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(62.8%) (73.5%) (62.5%) (72.5%)
8,250 5,182 154,500 113,558 7,150 4,469 134,300 97,374
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
27 生しいたけ
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、平成22年をピークに減少傾向であったが、平成24年以降は7.1万トン前後で推移(平成20年7.5万トン→平成30年7.2万トン)。
○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で97%と上昇(平成20年94%)。○ 国内生産量は近年横ばい傾向(平成30年は7.0万トンで、平成20年比で99%)。上位5県では、北海道(同144%)、秋
田県(同122%)及び徳島県(同107%)で増加。菌床栽培の生産量が年々増加。○ 平成30年の輸入量は平成20年に比べて6割程度減少。
○ 生しいたけの国内生産量及び輸入量(生鮮)の推移
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成30年
1%減少
59%減少
70 75 77 71 66 68 68 68 70 70 70
55 6
55 4 3 2 2 2 2
0102030405060708090
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
輸入量 国内生産量
徳島
(11%)群馬
(7%)
北海道
(7%)
岩手(7%)
栃木
(6%)
その他
(62%)
平成20年
70,342
トン
徳島
(12%)
北海道
(10%)
岩手(6%)
群馬
(6%)
秋田(5%)
その他
(61%)
平成30年
69,804
トン
中国
(100.0%)
平成20年
4,689
トン
生鮮しいたけ
中国
(99.99%)
イタリア
(0.01%)
平成30年
1,942
トン
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
70
平成20年
(生鮮しいたけの月別輸入量)
○ 平成30年の生鮮生しいたけの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり329円で国産価格968円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の3割程度。この10年間では2~4割と内外価格差が比較的大きい品目。輸入価格は他の品目に比べても、年間を通じて比較的安定しており、年による差もあまりみられない。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、7,532トンで減少傾向(平成20年比95%)。中国産の入荷量が6割減少。主要4県(岩手県、秋田県、栃木県、北海道)から周年入荷されており、秋から冬にかけての入荷が比較的多い。上位10県では、千葉県(同770%)、北海道(同215%)、秋田県(同195%)山形県(同137%)、及び栃木県(同130%)が増加。
平成30年
○ 国産生しいたけと輸入生鮮しいたけの価格の比較
○ 国産生しいたけと輸入生鮮しいたけの出回り時期
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
平成20年
岩手(23) 岩手
(22)岩手(20)
岩手(21)
岩手(21) 岩手(21) 岩手(21) 岩手(22) 岩手(24)
岩手(28) 岩手
(24)岩手(21)
中国(18)
中国(16) 栃木(12)
中国(11) 福島(12) 福島(12) 福島(12) 福島(13)福島(13)
栃木(13)
栃木(15)
栃木(13)
栃木(10)
栃木(12)中国(12)
栃木(11) 栃木(11)栃木(10) 栃木(10)
栃木(10)栃木(11)
秋田(12)
秋田(12)秋田(12)
福島(10)
福島(11)福島(12)
福島(11) 中国(11)群馬(10) 群馬(9)
秋田(8)
中国(9)
福島(9)
福島(8)中国(11)
群馬(8)
群馬(8)群馬(9)
群馬(9) 群馬(9)中国(8) 秋田(8)
群馬(8)
長崎(8)
群馬(8)
群馬(8)
福島(8)
その他(31)
その他(31) その他
(35)その他
(37) その他(36) その他
(39)その他
(40) その他(39)
その他(35)
その他(30)
その他(33)
その他(35)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
岩手(24)
岩手(23)
岩手(21)
岩手(21)
岩手(20)
岩手(18)
岩手(19)
岩手(20)
秋田(20)
岩手(20)
秋田(21)
栃木(23)
秋田(17) 栃木
(16)
栃木(16) 栃木
(17)北海道
(17) 秋田(16) 秋田(17) 秋田(19)岩手(19)
秋田(20)
栃木(20)
秋田(19)
栃木(15) 秋田
(15)
秋田(15)
秋田(15) 秋田(16)北海道(15)
栃木(12) 栃木(11)栃木(13)
栃木(16)
岩手(19)
岩手(18)
北海道(8)北海道(11)
北海道(12)
北海道(13) 栃木(14)
栃木(12)北海道(12) 北海道(9)
千葉(10)
千葉(10)
千葉(9)北海道(8)
群馬(6)兵庫(6)
群馬(6)
北海道(6)
北海道(6)
北海道(7)千葉(7)
その他(30)
その他(29)
その他(30)
その他(34)
その他(33) その他
(39)その他
(40) その他(41)
その他(32)
その他(28)
その他(24)
その他(25)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
11091006
936 935 927979
1024 1031 1052 1048968
247 234 253 260 279 360 374 384 340 324 329
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0
200
400
600
800
1000
1200
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
12
徳島県
北海道
岩手県
群馬県
10 11
中 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
71
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は532グラムで、平成20年に比べて1%増加。平成22年をピークに年々減少していたが、平成25年以降は購入数量は530グラム前後、購入金額も700円前後で推移。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で16産地で、平成19年度より4産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、出荷量は140%(4,449トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、出荷量で6.4%を占める。特定野菜でも少ない品目の一つ。
72
○ 生しいたけの購入数量と購入金額の推移
528559
594550 536 528 520 527 523 528 532
0
100
200
300
400
500
600
700
800
0
100
200
300
400
500
600
700
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g
数量 金額
1%減少
○ 生しいたけにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年
全国 対象産地 全国 対象産地
(4.7%) (6.4%)
67,155 3,189 69,639 4,449
出荷数量 出荷数量
28 いちご
○ いちごの国内生産量及び輸入量(生鮮)の推移
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成30年
15%減少
100%
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量(生鮮のみ))は、減少傾向(平成20年19.4万トン→平成30年16.5万トン)。近年は16.5万トン前後で推移。
○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で98%と横ばい(平成20年98%)。○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は16.2万トン、平成20年比で85%)。上位5県で生産量が増加した県はないが、栃木
県、茨城県、静岡県など多くの県で、県で育種した品種の生産振興を図っている。○ 平成30年の輸入量(生鮮いちご)は平成20年と横ばいの3,281トン。主に米国から輸入され、ケーキやジャムなどの材料
に使用される。国産の出回りが少なくなる6~11月に業務用向けとして輸入される。近年、オランダの輸入割合が増加。
191 185 178 177 163 166 164 159 159 164 162
3 3 3 34 4 3 3 3 3 3
0
50
100
150
200
250
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
平成20年 生鮮いちご
米国
(92.7%)
オランダ
(5.2%)
その他
(2.1%)
平成30年
3,281
トン
米国
(94.2%)
韓国
(5.8%)
平成20年
3,278
トン
(生鮮いちごの月別輸入量)
0
200
400
600
800
1,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
73
栃木
(16%)
福岡
(10%)
熊本
(7%)
静岡
(7%)
長崎
(6%)
その他
(54%)
平成20年
190,700
トン
栃木
(15%)
福岡
(10%)
熊本
(7%)
静岡
(7%)
長崎
(6%)
その他
(55%)
平成30年
161,800
トン
○ 冷凍いちごは、主にジャムやジュースなどの原料に使用され、平成30年の輸入量は3.1万トンに増加(平成20年比116%)。主な輸入先国は、中国、チリ、エジプト、米国、モロッコで、近年、米国及び中国のシェアが大きく減少し、チリ、エジプト、モッロコのシェアが拡大。
○ 平成30年の生鮮いちごの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり1,129円で国産価格1,369円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の8割程度。平成21年以降は7~9割で推移。
○ 米国産は、国産がほとんどない時期に輸入され、主にケーキの具材、ジャムの原料として使用される。
冷凍いちご平成20年 平成30年
(冷凍いちごの月別輸入量)
16%増加
74
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
中国
(41.1%)
チリ
(16.9%)
エジプト
(16.0%)
モロッコ
(7.4%)
米国
(10.5%)
その他
(8.1%)
平成30年
31,174
トン
中国
(63.0%)
米国
(24.6%)
チリ
(5.6%)
エジプト
(2.6%)
その他
(4.2%)
平成20年
26,843
トン
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年12
栃木県
福岡県
熊本県
米 国
10 11
オランダ
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
1008 1,022 1042 1007
11681112
11831259
1320 13061369
1,013 889
818 804 824
962 1,025
1,150
979 1,072
1,129
0.0
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 国産いちごと輸入いちご(生鮮)の価格の比較
○ 国産いちごと輸入いちごの出回り時期
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、2.5万トンで減少傾向(平成20年比88%)。3月が最盛期で11~5月が主な入荷時期となる。端境期となる夏場は、米国産が中心となるが、北海道や東北、長野の高冷地で夏秋いちごの生産が増えている。上位10県では、栃木県(同116%)が増加。10年前は入荷が少なかった熊本県が大幅に増加。
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は752グラム、平成20年に比べて71%と年々減少。通常、1パック300グラムで販売していたものを食べきりサイズにするため、200グラムのものを追加したこと等が購入数量の減少につながったとみられる。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で28産地で、平成19年度より4産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は72%(680ha)、出荷量は70%(2.1万トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で13%、出荷量で14%を占める。
75
1,0661,004 955 1,012
819916
847 842759 784 752
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g
数量 金額
29%減少
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
平成20年
栃木(41)
栃木(33)
栃木(28)
栃木(31) 栃木
(41)
栃木(17)
栃木(69)
栃木(43)
福岡(18)
佐賀(17)
佐賀(18)
福岡(19)
佐賀(15)福岡(16)
茨城(12)
福岡(17)
福岡(17) 佐賀
(13)
茨城(13)
茨城(12)
静岡(8)
茨城(12)
茨城(11)
茨城(11)
福岡(9)
佐賀(11)
佐賀(7)
静岡(7)
静岡(9)
静岡(8)
静岡(5)
静岡(7)
その他(14)
その他(14)
その他(17)
その他(18)
その他(17)
その他(83)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(31)
その他(11)
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
平成30年
栃木(44)
栃木(47)
栃木(41) 栃木
(44) 栃木(61)
宮城(35)栃木(73)
栃木(48)
福岡(18)
福岡(17)
福岡(19)
福岡(17)
茨城(10) 福岡(18)
茨城(10)
茨城(12)
茨城(11)
茨城(9)
静岡(9)茨城(9)
静岡(9)
静岡(8)
佐賀(8)
佐賀(8)
福岡(5)
静岡(8)
佐賀(6)
佐賀(5)
静岡(8)
静岡(8)
佐賀(6)
その他(13)
その他(11)
その他(13)
その他(14)
その他(15)
その他(65)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(27)
その他(11)
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
○ いちごの購入数量と購入金額の推移
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(14.5%) (16.8%) (12.9%) (13.6%)
6,580 951 173,400 29,205 5,280 680 150,200 20,502
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
○ いちごにおける対象産地の位置付け
29 すいか○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、減少傾向(平成20年40.2万トン→平成30年32.1万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年でほぼ100%。○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は3.2万トン、平成20年比で80%)。上位5県を含めてすべての県で減少。○ 平成30年の輸入量は265トンで、23年をピークに年々減少傾向(平成20年比267%)。米国産、メキシコ産が8月を中
心に輸入され、国内価格に応じて輸入量が増減。主な輸入先国は、米国、韓国、メキシコで、近年メキシコ産の割合が増加。業務用にカットされたものが冷凍すいかとして輸入されている。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成20年 平成30年
20%減少
167%増加
○ すいかの国内生産量及び輸入量の推移
402 390 369 363 370 355 358 340 345 331 321
0 0 1 3 1 1 1 0 0 0 0
0
100
200
300
400
500
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
熊本
(15%)
千葉
(12%)
山形
(10%)
北海道
(5%)鳥取(5%)
その他
(53%)
平成20年
402,000
トン
熊本
(15%)
千葉
(13%)
山形
(10%)
長野(5%)新潟
(6%)
その他
(51%)
平成30年
320,600
トン
米国
(53.0%)韓国
(30.8%)
メキシコ
(16.2%)
平成30年
265
トン
米国
(61.4%)
韓国
(38.6%) 平成20年
99
トン
生鮮すいか
(生鮮すいかの月別輸入量)
0
20
40
60
80
100
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
76
○ 平成30年の生鮮すいかの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり158円で国産価格239円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の7割程度。この10年は5~8割で推移。国内価格は4月から下降し、出荷ピークを迎える8月に最安値となる。9月以降、徐々に価格が上昇する。
○ 米国産は、平成23年が猛暑で国内の出荷量が少なくなり高値となったことから輸入が増加し、その後減少しているものの、夏場の7~9月を中心に業務用など米国産への一定の需要があることが伺える。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、4.1万トンで減少傾向(平成20年比86%)。夏を代表とする果実的野菜として、5~8月に集中している。4月にハウス栽培ものの入荷が始まり、その後トンネル、露地栽培ものが順次入荷される。
○ 国産すいかと輸入すいかの価格の比較
○ 国産すいかと輸入すいかの出回り時期
平成20年
平成30年
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
熊本(77)
熊本(67) 千葉
(37)千葉(25)
山形(45 )
山形(33)
茨城(13)
千葉(17) 茨城(21)
山形(19)
長野(15)
北海道(22)
茨城(10)
熊本(20)
新潟(12)
秋田(12)
長野(13)
群馬(5)
鳥取(11)茨城(9)
神奈川(9)
群馬(6)神奈川(9)
青森(7)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
その他(10)
その他(1)
その他(5)
その他(26)
その他(12)
その他(32)
その他(100)
その他(100)
その他(100
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
16,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
熊本(70) 熊本(82)
熊本(67) 千葉
(39)山形(26)
山形(52)
長野(28)
茨城(12)
千葉(18)
茨城(19) 新潟
(16)
長野(14)
北海道(24)
茨城(11)熊本(19)
千葉(14) 秋田(12)
青森(16)
鳥取(13)神奈川
(12)
青森(7)
群馬(5)長野(10)
神奈川(7)
その他(100)
その他(100)
その他(30)
その他(6)
その他(4)
その他(5)
その他(22)
その他(8)
その他(32)
その他(100)
その他(100)
その他(100
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
184168
201 193181
197179
204 213 222239
143123 126
97 106 117 120 126 120147 158
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
0
50
100
150
200
250
300
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
12
熊本県
千葉県
山形県
新潟県
10 11
米 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
77
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は1,193グラムで、平成20年に比べて92%と近年減少傾向。長雨や冷夏が続くと消費が伸び悩む。最近では、世帯人数の減少により小玉すいかやカットされたものが多くなっており、消費者も買いやすくなってきている。年間購入金額は450円前後で推移しており、販売金額によって購入量が変動。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で33産地で、平成19年度より11産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は63%(2,175ha)、出荷量は63%(6.8万トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で30%、出荷量で24%を占める。
78
○ すいかの購入数量と購入金額の推移
1,3041,456
1,271 1,330 1,328 1,355 1,378 1,335 1,299 1,2761,193
0
100
200
300
400
500
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g 数量 金額
8%減少
○ すいかにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(27.3%) (29.6%) (21.3%) (23.8%)
12,600 3,440 361,000 106,983 10,200 2,175 284,400 67,627
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
30 メロン
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、近年、減少傾向で推移(平成20年2.4万トン→平成30年1.8万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、85%とやや減少(平成20年87%)。○ 国内生産量は大きく減少(平成30年は1.5万トン、平成20年比で73%)。上位5県を含めてすべての県で減少。○ 平成30年の輸入量は平成20年に比べて12%減少し2.7万トン。生鮮メロンは、カットフルーツの原料等として周年で輸入
されており、メキシコとアメリカで輸入量の8割を占め、近年、ホンジュラス、コスタリカなどの南米からの輸入が増加。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成20年 平成30年
35%減少
209 199 188 180 176 169 168 158 158 155 153
31 29 29 33 30 33 29 24 29 26 27
0
50
100
150
200
250
300
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
○ メロンの国内生産量及び輸入量の推移
茨城
(23%)
北海道
(16%)
熊本
(15%)
山形(7%)
愛知
(6%)
その他
(33%)平成20年
208,500
トン
メキシコ
(77.0%)
米国
(21.3%)
その他
(1.7%)
平成20年
31,073
トン
12%減少
生鮮メロン
メキシコ
(64.6%)米国
(16.2%)
グアテマラ
(6.9%)
ホンジュラス
(5.2%)
コスタリカ
(3.5%)その他
(3.6%)
平成30年
27,222
トン
(生鮮メロンの月別輸入量)
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
79
茨城
(26%)
熊本
(15%)
北海道
(14%)
山形(7%)
青森
(6%)
その他
(32%)
平成30年
152,900
トン
○ 平成30年の生鮮メロンの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり114円で国産価格539円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の2割程度。この10年は2~3割と内外価格差が大きい品目。近年は、メキシコ産のネット系ではないハネジューメロンでの輸入が増えており、内外価格差が大きくなっている。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1.9万トンで減少傾向(平成20年比71%)。上位10入荷先では、メキシコ(同139%)が増加。
平成20年
平成30年
○ 国産メロンと輸入メロンの価格の比較
○ 国産メロンと輸入メロンの出回り時期
80
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
熊本(30) 静岡(29)
静岡(32)
熊本(44)
茨城(60)
茨城(69)
茨城(28) 北海道
(32)北海道
(42)茨城(32) 熊本(36)
熊本(53)
静岡(28) 熊本(22)熊本(23)
茨城(25)
熊本(26)
熊本(10)
千葉(24)
青森(19)茨城(29)
北海道(29)
静岡(20)
静岡(17)メキシコ(15)
静岡(13)
静岡(4)
千葉(7)
山形(23)
山形(18)
静岡(10)
静岡(14) 茨城(20)
宮崎(11)
メキシコ(6)
宮崎(3) 静岡(4)
静岡(8)
静岡(10)
青森(9)
山形(12)
山形(3)
北海道(8)
茨城(9)
その他(42)
その他(49)
その他(30)
その他(12)
その他(7)その他(7)
その他(9)
その他(12)その他
(10)
その他(13)
その他(24)
その他(19)
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
熊本(40)
メキシコ(27)
メキシコ(34)
茨城(32)
茨城(62)
茨城(68)
山形(32) 山形
(28)北海道
(43) 北海道(44)
熊本(30)
熊本(54)
静岡(31)
静岡(27)
静岡(23)
熊本(23)
熊本(26)
千葉(13)
千葉(24)
青森(24)
茨城(20)茨城(23)
静岡(29)
静岡(24)
熊本(22)熊本(18)
静岡(16)
静岡(4)
熊本(8)
茨城(13)
北海道(21)
静岡(13)
静岡(15)
メキシコ(14)
静岡(4)
北海道(12)
茨城(11)
青森(11)
静岡(9)
静岡(10)
山形(7)その他
(29)
その他(24)
その他(25) その他
(15)
その他(8)
その他(7)
その他(10)
その他(6)
その他(6)
その他(18)
その他(41)
その他(22)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
4,500
5,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
456
335364
479 476511
479515 531 553 539
112 102 93 92 97 100 108 117 109 107 114
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0
100
200
300
400
500
600
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
12
茨城県
熊本県
北海道
メキシコ
10 11
米 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
○ 平成30年の1人当たりの年間購入数量は604グラムで、平成20年に比べて71%と近年減少傾向。16年頃までは家庭で1個単位で購入していたが、18年以降はカットされたものを購入するようになったことも要因。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で10産地で、平成19年度より6産地減少した。○ 対象産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は26%(266ha)、出荷量は18%(4,728トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で4%、出荷量で4%を占める。特定野菜の中で一番少ない。
81
○ メロンの購入数量と購入金額の推移
850 839777
831739 713
815
625676
569 604
0
100
200
300
400
500
0
200
400
600
800
1,000
1,200
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円g
数量 金額
29%減少
○ メロンにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(12.4%) (15.0%) (4.4%) (3.9%)
8,420 1,041 171,800 25,686 6,069 266 122,800 4,728
作付面積 出荷数量作付面積 出荷数量
31 オクラ(特認野菜)○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、輸入量の増加によりこの10年で10%増加(平成20年1.6千万トン→平成30年1.8
万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で64%と輸入量に応じて変動(平成20年は75%)。○ 国内生産量は1.2万トン前後で横ばい(平成30年は1.2万トン、平成20年比で95%)。上位5県では、熊本県(同
139%)及び鹿児島県(同118%)で増加。○ 輸入量は、年によって増減があるが、平成30年は6.3千トンで、平成20年に比べて157%増加。タイとフィリピンから夏
場は少ないものの周年で輸入され、国内価格に応じて輸入量が増減。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
生鮮オクラ
平成20年
152%増加
82
(生鮮オクラは、貿易統計でその他生鮮野菜に区分され、データがない。植物防疫の国別検査数量を国別輸入数量として代用した。)
5%減少鹿児島
(34%)
高知
(19%)沖縄
(14%)宮崎
(5%)
徳島
(5%)
その他
(23%)
平成20年
12,308
トン
鹿児島
(42%)
高知
(16%)
沖縄
(11%)熊本
(7%)
福岡
(4%)その他
(20%)
平成30年
11,665
トン
12 12 12 12 13 12
4 6 7 6 76
0
5
10
15
20
25
20年 22年 24年 26年 28年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
0
200
400
600
800
1,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
フィリピン
(58.6%)
タイ
(41.3%)
その他
(0.1%)
平成30年
6,270
トン
(生鮮オクラの月別輸入量)
平成30年
フィリピン
(57.4%)
タイ
(41.7%)
ラオス
(0.9%)
平成20年
2,487
トン
○ オクラの国内生産量及び輸入量の推移
○ 冷凍オクラは、中国から、主に外食産業や惣菜用として周年で輸入。平成30年の輸入量は198トンで、20年に比べて12%と激減。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、2,545トンで減少傾向(平成20年比90%)。上位10入荷先では、タイ(同189%)、輸入量の増加に伴いフィリピン(同171%)及び鹿児島(同105%)が増加。国産の出回りが少なくなる11月から4月まではフィリピン産、タイ産が入荷量の大半を占めている。
平成20年 平成30年
88%減少
(冷凍オクラは、貿易統計でその他の冷凍野菜に区分され、データがない。植物防疫の国別検査数量を輸入数量として代用した。)
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年) ○ 東京都中央卸売市場の入荷量
平成20年
平成30年
中国
(71.0%)
インドネシア
(11.7%)
タイ
(10.8%)
その他
(6.5%)
平成20年
1,644
トン
冷凍オクラ
中国
(48.9%)タイ
(42.2%)
ベトナム
(8.7%)
その他
(0.2%)
平成30年
198
トン
(冷凍オクラの月別輸入量)
0
50
100
150
200
250
300
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
フィリピン(93)
フィリピン(95)
フィリピン(92)
フィリピン(60)
鹿児島(39)
鹿児島(40)
鹿児島(34)
鹿児島(28) 高知
(22)沖縄(38) 沖縄(62)
フィリピン(50)
鹿児島(18)
沖縄(26)
沖縄(28)
沖縄(21)
高知(22)
鹿児島(20)
高知(20)タイ(18)
タイ(27)
高知(19)
高知(22)
高知(20)
沖縄(17)
沖縄(20)
鹿児島(15)
フィリピン(8)
沖縄(22)フィリピン(9)
宮崎(5)
宮崎(7)
群馬(12)
群馬(12)
宮崎(8)
福岡(6)
宮崎(5)
福岡(7)熊本(7)
その他(7)
その他(5)その他(8)
その他(22) その他(7)
その他(5)
その他(12)
その他(16)
その他(19) その他
(12)
その他(12) その他(1)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
フィリピン(80)
フィリピン(81)
フィリピン(74)
フィリピン(55)
鹿児島(37)
鹿児島(50)
鹿児島(40)
鹿児島(36)
鹿児島(26)
タイ(21)
フィリピン(58)
フィリピン(79)
タイ(15)タイ(16)
タイ(19)鹿児島(26)
フィリピン(27)
高知(21)
高知(24) 高知
(23)
沖縄(23)
フィリピン(20)
沖縄(23)沖縄(11)
タイ(11) 沖縄(19)
沖縄(17)
沖縄(9) 沖縄(14)
高知(23) 高知(19)
タイ(13)
高知(14)
フィリピン(5)
群馬(8) 群馬(9)
群馬(10)
鹿児島(11)
熊本(6) 熊本(5)
熊本(5)
群馬(10)
その他(5)
その他(3) その他(7)
その他(8)
その他(3)
その他(7) その他(13)
その他(13)
その他(13)
その他(19)
その他(6)その他
(10)
0
100
200
300
400
500
600
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
83
〇 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は1㎏当たり974~2,717円(年平均1,119円)で推移している。国産の入荷量が大幅に減少する1月から3月が最も高くなる。鹿児島県の本格入荷が始まる4月以降は月を追うごとに価格が下がり、国産の入荷がピークとなる7~8月が最も安くなる。
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で13産地で、平成19年度より1産地増加した。○ 対象産地について平成29年を20年と比較すると、作付面積は125%(509ha)、出荷量は95%(6,660トン)となった。○ 平成30年の対象産地の全国シェアは、作付面積で61%、出荷量で62%を占める。
○ 国産オクラと輸入オクラ(生鮮)の出回り時期
84
○ 国産オクラの卸売価格の推移(年別・月別)
タ イ
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
鹿児島県
高知県
沖縄県
フィリピン
10 11
689 636
799 829756 778
877 895 867 836
1119
0
200
400
600
800
1000
1200
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
500
1000
1500
2000
2500
3000
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
特認野菜
特認野菜とは、「特にその供給の安定を図る必要がある野菜として農林水産大臣が定めるもの」として、県知事からの申請により、その消費量、生産事情、出荷事情等の面から定められている野菜である。現在、以下の6品目が定められている。
○ オクラ(高知県、鹿児島県及び沖縄県)、ししとうがらし(高知県)、にがうり(熊本県、宮崎県、鹿児島県及び高知県)、みょうが(高知県)、らっきょう(鳥取県、宮崎県及び鹿児島県)及びわけぎ(広島県)【( )内は、対象県である。】
○ オクラにおける対象産地の位置付け
平成20年 平成30年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(53.1%) (61.2%) (60.8%) (62.2%)
767 408 11,482 7,026 837 509 10,708 6,660
注: 平成30年の対象産地の数字は、平成29年の実績を使用。
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
32 ししとうがらし(特認野菜)○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、近年、減少傾向。(平成20年10千トン→平成30年8千トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で90%と低下傾向(平成20年97%)。○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は7.3千トン、平成20年比で73%)。上位5県では宮崎県(同100%)が横ばいである
以外は減少。主に業務用(天ぷら等)で使用される。○ 平成30年の輸入量は797トンで平成20年に比べて2.6倍と増加。韓国産が輸入量の98%を占めているが、ニュージーラン
ド産が増加。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成30年
(生鮮その他とうがらしの月別輸入量)
27%減少
159%増加
平成20年
10 9 9 8 8 8 8 8 8 8 7
0 01 1 1 0 0
0 0 11
0
2
4
6
8
10
12
H20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
○ ししどうがらしの国内生産量及び輸入量の推移
高知
(44%)
千葉
(12%)和歌山
(6%)
徳島
(4%)
山形
(3%)
その他
(31%)
平成20年
9,980
トン
高知
(40%)
千葉
(14%)和歌山
(5%)宮崎(3%)
徳島
(3%)
その他
(35%)
平成30年
7,270
トン
韓国
(97.7%)
NZ
(1.0%)
その他
(1.3%)
平成30年
797
トン
0
20
40
60
80
100
120
140
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
85
韓国
(100%)
平成20年
307
トン
生鮮その他とうがらし
○ 平成30年の生鮮ししとうがらしの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり431円で国産価格1,471円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の3割程度。この10年は3~6割程度で推移。国産が少なくなる11月以降は上昇基調で、年末需要(忘年会等)もあり12月が最高値となる。年明け以降、国産の増加とともに値を下げ、国産の入荷ピークの6~9月の価格が最も安くなる。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、1,126トンで減少傾向(平成20年比70%)。上位10県では、静岡県(同116%)のみ増加。韓国産が国産の少ない時期に補完的に入荷されていたが、平成30年の入荷量は20年比5%と激減。高知県が主体となり、周年で入荷されている。
平成30年
○ 国産ししとうがらしと輸入その他とうがらしの価格の比較
○ 国産ししとうがらしと輸入その他とうがらしの出回り時期
平成20年
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
高知(87)
高知(91)
高知(86)
高知(86)
高知(69)
千葉(55)
千葉(63)
千葉(57)
千葉(58)
千葉(57) 高知
(69)高知(81)
韓国(7) 韓国(5) 韓国(10) 韓国(8)千葉(21)
高知(36)
高知(24)
高知(23)
高知(27)
高知(30)
千葉(20)
韓国(10)
千葉(5) 韓国(8)
茨城(5)
茨城(6)
秋田(8)
秋田(6)
秋田(5)
韓国(5)千葉(7)
長崎(3)
茨城(4)
茨城(2)
茨城(3)
その他(6) その他(4) その他(4)
その他(1) その他(2)
その他(4)
その他(4)
その他(8)
その他(7)
その他(5)
その他(6) その他(2)
0
50
100
150
200
250
300
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
高知(92)
高知(95)
高知(94)
高知(95)
高知(73)
千葉(50)
千葉(63)
千葉(58)
千葉(62)
千葉(55)
高知(79) 高知
(90)
千葉(24) 高知
(41)
高知(29)
高知(27)
高知(28)
高知(38)
千葉(19)
千葉(8)
茨城(6)
茨城(3)
山形(5)
秋田(2)秋田(3)
山形(2)
その他(8)その他(5)
その他(6)
その他(5)
その他(3)
その他(3)
その他(5)その他(7)
その他(6)
その他(7)その他(2)
その他(2)
0
20
40
60
80
100
120
140
160
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
12
高 知
千 葉
和歌山
宮 崎
10 11
韓 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
11851112 1139 1180 1207 1261 1257
14911359 1359
1471
670582
477 438 487 538 486
830
503438 431
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
86
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で6産地で、平成20年度と同数である。○ 指定産地について平成29年を19年と比較すると、作付面積は90%(346ha)、出荷量は57%(52トン)となった。○ 平成29年の対象産地の全国シェアは、作付面積で15%、出荷量で41%を占める。
87
○ ししとうがらしにおける対象産地の位置付け
平成19年 平成29年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(23.8%) (53.6%) (15.1%) (41.0%)
383 91 8,060 4,317 346 52 6,420 2,635
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
33 にがうり(特認野菜)○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、減少傾向(平成20年2.5万トン→平成30年1.8万トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年で99.1%(平成20年は99.6%)。○ 国内生産量は近年、減少傾向(平成30年は1.8万トン、平成20年比72%)。上位5県では、群馬県(同118%)のみ増加。○ 平成30年の輸入量は156トンで、平成20年に比べ156%と増加。このうち生鮮にがうりの輸入は16年は275トンあった
が、近年は減少して30年は365㎏と激減。冷凍にがうりの輸入は増加傾向。この10年間で中国産が激減し、タイ産がほぼ全量を占めるようになっており、外食産業や惣菜用に使用されている。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
冷凍にがうり平成20年 平成30年
55%増加
88(冷凍にがうりは、貿易統計でその他冷凍野菜に区分され、データがない。植物防疫の国別検査数量を輸入数量として代用した。)
25 23 22 22 2118
00 0 0 0
0
0
5
10
15
20
25
30
H20年 22年 24年 26年 28年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
沖縄
(33%)
宮崎
(17%)鹿児島
(15%)
熊本
(11%)
群馬
(5%) その他
(19%)
平成20年
25,271
トン
28%減少
沖縄
(41%)
宮崎
(13%)
鹿児島
(12%)
群馬(9%)
熊本(7%)
その他
(18%)
平成30年
18,077
トン
タイ
(99.9%)
その他
(0.1%)
平成30年
155
トン
中国
(61.9%)タイ
(26.1%)
その他
(12.0%)
平成20年
100
トン
0
10
20
30
40
50
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
(冷凍にがうりの月別輸入量)
○ にがうりの国内生産量及び輸入量の推移
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、2,477トンで減少傾向(平成20年比63%)。上位10県では、栃木県(同244%)及び茨城県(同190%)が大きく増加。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は1㎏当たり407円で、国産の入荷量が大幅に減少する11月から12月が最も高くなる。年明け以降、沖縄県の増加とともに値が下がり、国産の入荷がピークとなる8月が最も安くなる。
平成30年
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
89
平成20年
沖縄(87) 沖縄(88) 沖縄(70)
沖縄(65)
沖縄(49) 沖縄
(43)宮崎(25) 群馬
(26)長崎(21)
長崎(36) 沖縄(39) 沖縄(72)
宮崎(21)
宮崎(21)
宮崎(23)
宮崎(20)
鹿児島(19)
茨城(16)
群馬(15)
鹿児島(19) 鹿児島
(27)
鹿児島(12)
鹿児島(20)
鹿児島(19)
沖縄(13)
宮崎(11)
茨城(15)
沖縄(10)長崎(21)
長崎(4)
長崎(8)
群馬(13)
鹿児島(11)
鹿児島(12)
茨城(8)宮崎(7)
埼玉(2)
長崎(13)
長崎(10)
福島(9)
その他(13)
その他(12)
その他(9)
その他(2)
その他(4)その他(8)
その他(17)
その他(26)
その他(28)
その他(27)
その他(6)
その他(28)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
沖縄(93) 沖縄(95)
沖縄(93)
沖縄(73)
沖縄(57) 沖縄
(41)群馬(25)
茨城(42)
茨城(45)
茨城(38) 沖縄(42)
沖縄(89)
宮崎(15)
鹿児島(16)
宮崎(17)
茨城(25)
群馬(27)
群馬(26) 鹿児島
(12) 宮崎(16)
鹿児島(6)
宮崎(16)
鹿児島(13)
宮崎(18)
宮崎(9)
栃木(7)
熊本(6)
長崎(10)
栃木(11)栃木(9)
宮崎(7)栃木(7)
長崎(6)
埼玉(3)
その他(7)その他(5)
その他(7)
その他(6)
その他(5)
その他(12)
その他(15)
その他(10)
その他(15)
その他(50)
その他(42)
その他(11)
0
100
200
300
400
500
600
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
345 347
376
403
354 357
370
408
383
371
407
300
320
340
360
380
400
420
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
○ 国産にがうりの卸売価格の推移(年別・月別)
○ 宮崎県、鹿児島県、熊本県などの九州の主要産地では、施設栽培で周年生産・出荷を行っている。○ タイ産は国内産の数量が少ない時期に出回っている。○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で15産地で、平成19年度より1産地増加した。○ 対象産地について平成29年を20年と比較すると、作付面積は68%(220ha)、出荷量は60%(4,913トン)となった。○ 平成30年の対象産地の全国シェアは、作付面積で31%、出荷量で30%を占める。
90
○ 国産にがうりと輸入にがうり(冷凍)の出回り時期
12
沖縄県
宮崎県
鹿児島県
群馬県
10 11
タイ(冷凍)
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
○ にがうりにおける対象産地の位置付け
平成20年 平成30年 (単位:ha、トン)
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(31.6%) (36.8%) (31.2%) (29.9%)
1,025 324 22,265 8,200 705 220 16,428 4,913
注: 平成30年の対象産地の数字は、平成29年の実績を使用。
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
34 みょうが(特認野菜)
○ 国内生産量は5.5千トン前後で横ばい傾向(平成30年は5.4千トン、平成20年比で95%)。上位5県では、高知県(同113%)以外は減少。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、2,082トンで増加傾向(平成20年比95%)。高知県から周年で入荷され、入荷量全体の9割を占めている。上位10県では、高知県(同115%)以外は減少。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び30年産)
平成20年産 平成30年産
5%減少
平成30年
平成20年
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
6 5 6 6 5 5
0
1
2
3
4
5
6
H20年 22年 24年 26年 28年 30年
千トン
国内生産量
○ みょうがの国内生産量の推移
高知
(76%)
秋田
(7%)
群馬
(5%)
奈良
(4%)
山形
(2%)その他
(6%)
平成2年
5,669
トン
高知
(91%)
奈良
(2%)
秋田
(2%)群馬(2%) 山形(1%)
その他
(2%)
平成30年
5,387
トン
高知(94) 高知(97)
高知(93)
高知(96)
高知(98)
高知(98)
高知(94)
高知(40)
高知(37)
高知(69) 高知
(89) 高知(90)
秋田(31)
秋田(22)
栃木(7)
群馬(20)
群馬(17)茨城(6)
山形(3)
山形(7)山形(5)
長野(7)
その他(6) その他(3)
その他(7)
その他(4)
その他(2)
その他(2) その他(6)
その他(6)
その他(10)その他
(13)
その他(11)
その他(10)
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
高知(99.9) 高知(99)
高知(98)
高知(99)
高知(98)
高知(99)
高知(99)
高知(76)
高知(54)
高知(90)
高知(99)高知(99)
群馬(13)
群馬(16) 栃木(4)
秋田(8)
秋田(12)
長野(4)
青森(4)
その他(0.1) その他(1)
その他(2)
その他(1)
その他(2)
その他(1)
その他(1)
その他(3)その他
(10)
その他(6)
その他(1)
その他(1)
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
91
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり1,961円で近年上昇傾向。国産の入荷量が大幅に減少する11月から1月の価格が最も高くなる。また、消費量が増える7月から8月にかけて価格が上がり、秋口の9月に一時的に下落するものの、入荷量が減ってくる年末にかけて上昇する傾向がみられる。
○ 施設栽培で周年供給しているが、6~10月が旬である。○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で3産地で、平成24年度と同数である。(みょうがは平成24年度に特
認野菜※として追加された。)○ 対象産地について平成29年を24年と比較すると、作付面積は99%(105ha)、出荷量は98%(4,736トン)となった。○ 平成30年の対象産地の全国シェアは、作付面積で44%、出荷量で88%を占める。
○ みょうがの出回り時期
92
1460 1424
16571498 1520
1668 15911741 1808 1818
1961
0
500
1000
1500
2000
2500
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格12
高知県
奈良県
群馬県
秋田県
10 11
山形県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
0500100015002000250030003500400045005000
050
100150200250300350400450500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
30入荷量 31入荷量 平年(26~30)
30単価 31単価 平年(26~30)
○ みょうがの価格の比較(年別・月別)
○ みょうがにおける対象産地の位置付け
平成24年 平成30年
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(24.3%) (85.8%) (43.6%) (87.9%)
437 106 5,606 4,811 242 105 5,387 4,736
注: 平成30年の対象産地の数字は、平成29年の実績を使用。
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
35 らっきょう(特認野菜)
○ 国内供給量(国内生産量+輸入量)は、国産・輸入ともに年々減少。(平成20年18.5千トン→平成30年8.6千トン)。○ 国内供給量に占める国内生産量の割合は、平成30年は輸入量の減少によりで90%と上昇(平成20年80%)。○ 国内生産量は減少傾向(平成30年は7.8千トンで、平成20年比で52%)。上位5県では、全ての県が減少。○ 平成30年の輸入量は834トンで20年に比べて77%減少。主な輸入先は中国で、甘酢漬けや醤油漬などに加工されて利用
されている。
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
○ 輸入量の比較(平成20年及び平成30年)
平成30年
48%減少
77%減少
○ らっきょうの国内生産量及び輸入量の推移
1512 12 11 11
8
4
2 2 1 1
1
0
5
10
15
20
20年 22年 24年 26年 28年 30年
千トン
国内生産量 輸入量
宮崎
(27%)
鳥取
(26%)
鹿児島
(26%)
徳島
(5%)
福井(4%)
その他
(12%)
平成20年
14,847
トン
鳥取
(29%)
鹿児島
(27%)
宮崎
(18%)
沖縄(7%)
徳島
(6%) その他
(13%)
平成30年
10,607
トン
中国
(100.0%)
平成20年
3,677
トン
塩蔵等らっきょう
中国
(97.9%)
ベトナム
(2.1%)
平成30年
834
トン
(塩蔵等らっきょうの月別輸入量)
平成20年
0
100
200
300
400
500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
20年 30年
93
○ 平成30年の塩蔵等らっきょうの輸入価格(CIF価格)は、1㎏当たり218円で国産価格655円(東京都中央卸売市場の卸売価格)の3割程度。この10年は3~4割程度と安定している。入荷の多い5月、6月は安値となるが、ほとんど入荷のない秋から冬季にかけて価格が上昇する。
○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、811トンで減少傾向(平成20年比48%)。上位10県では、沖縄県(同190%)のみ増加。その他の県は4割以上減少。沖縄県では伝統野菜である島らっきょうが増えている。
平成30年
○ 国産らっきょうと輸入らっきょう(塩蔵等)の価格の比較
○ 国産らっきょうと輸入らっきょう(塩蔵等)の出回り時期
94
平成20年
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
沖縄(100)
鹿児島(67)
鹿児島(49)
鳥取(60)
茨城(85)沖縄(100)
沖縄(100)
鳥取(23)
鹿児島(15)
宮崎(12)茨城(11)
徳島(10)宮崎(8)
高知(3)
その他(100)
その他(100)
その他(33)
その他(3)
その他(6)
その他(15)
その他(100)
その他(100)
その他(100)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
沖縄(100)
沖縄(66)
鹿児島(54)
鳥取(57)
茨城(80)
沖縄(100)
沖縄(100)
徳島(25)
鳥取(22)
鹿児島(22)
徳島(10)
茨城(12)
宮崎(7)
宮崎(5)
高知(3)
その他(100)
その他(100)
その他(9)
その他(4)
その他(4)
その他(20) その他
(100)その他(100)
その他(100)
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
中 国
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5 12
鳥取県
鹿児島県
宮崎県
沖縄県
10 11
375 392
460509
464
380
468
572613 639 655
125 126 160 157 145 169 194
245 229 222 218
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0
100
200
300
400
500
600
700
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格 輸入価格 価格差(倍)
○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で4産地で、平成19年度より2産地減少した。○ 対象産地について平成29年を20年と比較すると、作付面積は80%(241ha)、出荷量は78%(3,427トン)となった。○ 平成30年の対象産地の全国シェアは、作付面積で38%、出荷量で47%を占める。
95
○ らっきょうにおける対象産地の位置付け
平成20年 平成30年
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(28.8%) (34.0%) (38.0%) (47.1%)
1,043 300 12,940 4,405 635 241 7,272 3,427
注: 平成30年の対象産地の数字は、平成29年の実績を使用。
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
36 わけぎ(特認野菜)
○ 国内生産量は大幅に減少(平成30年は0.8千トン、20年比で31%)。上位5県では、大阪府(同228%)のみ増加。○ 平成30年の東京都中央卸売市場入荷量は、168トンで大きく減少(平成20年比50%)。千葉県、埼玉県、静岡県及び東
京都から周年で入荷。千葉県と埼玉県で入荷量全体の9割以上占めている。上位10県では、群馬県(同110%)のみ増加。(関東市場では、わけぎにわけねぎが含まれており、関東産は大部分がわけねぎである。)
○ 国内生産量の比較(平成20年産及び平成30年産)
平成20年産 平成30年産
69%減少
平成30年
平成20年
○ 東京都中央卸売市場の入荷量
2.62.0
1.4 1.20.8 0.8
0
1
2
3
20年 22年 24年 26年 28年 30年
千トン
国内生産量
○ わけぎの国内生産量の推移
広島
(54%)
埼玉
(14%)
愛知
(10%)
神奈川
(5%)
福岡(4%)
その他
(13%)
平成20年
2,645
トン
広島
(53%)
群馬
(11%)福岡
(8%)
大阪(7%)
神奈川
(6%) その他
(15%)
平成30年
827
トン
埼玉(51)
埼玉(47)
埼玉(45)
埼玉(42) 埼玉
(47)埼玉(47)
埼玉(42)
千葉(45)
千葉(61)
埼玉(43)
埼玉(54)
埼玉(54)
千葉(40)
千葉(41)
千葉(36)
千葉(38)
千葉(38)
千葉(34)
千葉(34)
埼玉(42)
埼玉(31)
千葉(42)
千葉(38)
千葉(38)
静岡(6) 静岡(5)静岡(8)
静岡(6)
静岡(8)新潟(8) 新潟(10)
新潟(5)
新潟(4)
静岡(6) 静岡(5)
静岡(5)茨城(4)茨城(4)
茨城(5)
新潟(6)静岡(7) 静岡(7)
静岡(5)
静岡(3)
東京(5)
東京(3)
群馬(3)
その他(3)
その他(3)
その他(4)
その他(6)
その他(1)
その他(4)その他(7)
その他(3)
その他(1)
その他(4)
その他(3)
その他(3)
0
5
10
15
20
25
30
35
40
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
埼玉(46)
埼玉(47)
埼玉(54) 埼玉
(51)埼玉(47)
埼玉(52)
埼玉(56) 埼玉
(56) 千葉(47)
千葉(51)
埼玉(50)
埼玉(50)
千葉(44)
千葉(43)
千葉(39)
千葉(36)
千葉(37)
千葉(37)
千葉(36) 千葉
(38)
埼玉(45)
埼玉(43)
千葉(43)
千葉(42)
静岡(6)静岡(6)
静岡(4)
静岡(5) 群馬(6)静岡(4) 静岡(5)
静岡(4)
静岡(5)
静岡(4)
静岡(5) 静岡(5)東京(3)
東京(4)東京(5) 群馬(3)
その他(1)その他(4)
その他(3)
その他(4)その他(5) その他(4)
その他(3)
その他(2)
その他(3)
その他(2)
その他(2) その他(3)
0
2
4
6
8
10
12
14
16
18
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
トン
96
○ 平成30年の東京都中央卸売市場の卸売価格は、1㎏当たり623~1,237円(年平均846円)の幅で推移している。平成26年までは天候不順で高くなった平成22年を除いて600円前後で推移。近年は生産数量の減少もあり、平成22年と同水準の820円/㎏前後で推移。
○ 生産量の多い西日本の産地は、大阪以西の市場への出荷が中心で、東京市場の価格が高くなったときに入荷が増える。○ 平成29年度の特定野菜等事業の対象産地は、全国で4産地で、平成19年度より2産地減少した。○ 対象産地について平成29年を20年と比較すると、作付面積は80%(241ha)、出荷量は78%(3,427トン)となった。○ 平成30年の対象産地の全国シェアは、作付面積で38%、出荷量で47%を占める。
○ わけぎの価格の比較(年別・月別) ○ わけぎの出回り時期
12
広島県
群馬県
福岡県
大阪府
10 11
神奈川県
6 7 8 9 月
産地等1 2 3 4 5
665 657
834
669 665 667 665
818 796 823 846
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
H20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
円/㎏
国内価格
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
0
5
10
15
20
25
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
円/㎏トン
29入荷量 30入荷量 平年(25~29)
29単価 30単価 平年(25~29)
平成20年 平成30年
全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地 全国 対象産地
(46.8%) (43.0%) (48.3%) (42.0%)
167 78 2,479 1,066 60 29 781 328
注: 平成30年の対象産地の数字は、平成29年の実績を使用。
作付面積 出荷数量 作付面積 出荷数量
97
○ わけぎにおける対象産地の位置付け
(参考)特定野菜等供給産地育成価格差補給事業の概要(昭和51年創設)
○ 都道府県知事が「特定野菜等(35品目)」を消費地に安定供給する集団産地を「特定産地(全国で629産地)」として指定し、生産者・県・国が積み立てた資金をもとに、特定産地から対象市場に出荷された特定野菜等の販売価格が過去6年平均価格の90%を下回った場合にその差額の8割を価格差補給交付金として交付。
○ 特定野菜等供給産地育成価格差補給事業は各都道府県に所在する野菜価格安定法人が運営。
○ 特定野菜等供給産地育成価格差補給の仕組み
①特定野菜(29品目)アスパラガス、いちご、えだまめ、かぶ、かぼちゃ、カリフラワー、
かんしょ、グリーンピース、ごぼう、こまつな、さやいんげん、さやえんどう、しゅんぎく、しょうが、すいか、スイートコーン、セルリー、そらまめ(乾燥したものを除く)、ちんげんさい、生しいたけ、にら、にんにく、ふき、ブロッコリー、みずな、みつば、メロン(温室メロンを除く)、やまのいも、れんこん
②特認野菜(6品目)オクラ、ししとうがらし、にがうり、みょうが、らっきょう、わけぎ特認野菜とは、県知事からの申請により「特にその供給の安定を図る必要がある野菜」として農林水産大臣が定める野菜
98
※ 特定野菜等(35品目)
○ 特定産地の位置付け
資料:農林水産省「野菜生産出荷統計」「地域特産野菜生産状況調査」等、機構調べ
(B)/(A)
特定野菜の出荷数量 281 万t 69 万t 25%
特定野菜の作付面積 19.0 万ha 4.3 万ha 23%
特定野菜の農家戸数(延べ) - 万戸 6 万戸 -
野菜農家の経営規模(1戸当たり) - ha/戸 0.72 ha/戸 -
ブロッコリー農家の経営規模 0.27 ha/戸 0.76 ha/戸 281%
すいか農家の経営規模 0.33 ha/戸 0.91 ha/戸 276%
全国 (A) 特定産地 (B)
生産者補給金を交付資金造成割合
① 特定野菜
国 1 / 3
県 1 / 3
生産者 1 / 3
② 重要特定野菜
国 1 / 2
県 1 / 4
生産者 1 / 4
価格平均販売価額
平均価格
保証基準額80%
最低基準額55%