病診連携画像診断支援システム...本日の内容...

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病診連携画像診断支援システム 病診連携画像診断支援システム INFINITT JAPAN Co.,Ltd.

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Page 1: 病診連携画像診断支援システム...本日の内容 1.はじめに~医療を取り巻く環境 2.病診連携の目的 3.画像診断から見た病診連携とは?4.病診連携画像診断支援システム実現のポイント!5.病診連携ワークフロー(例)

病診連携画像診断支援システム病診連携画像診断支援システム

INFINITT JAPAN Co.,Ltd.

Page 2: 病診連携画像診断支援システム...本日の内容 1.はじめに~医療を取り巻く環境 2.病診連携の目的 3.画像診断から見た病診連携とは?4.病診連携画像診断支援システム実現のポイント!5.病診連携ワークフロー(例)

本日の内容1.はじめに~医療を取り巻く環境

2.病診連携の目的

3.画像診断から見た病診連携とは?

4.病診連携画像診断支援システム実現のポイント!

5.病診連携ワークフロー(例)

6.病診連携システム構築に不可欠なセキュリティ

7.まとめ~病診連携画像診断支援システムへの期待

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1.はじめに~医療を取り巻く環境医療を取り巻く環境の変化は、地域の医療機関相互の連携を中心とした病院・診療所のあり方を変えつつあります。

ここ数年各地域の病院では地域医療の活性化を目的とした地域連携の為の部署が増えてきております。

これら環境の変化に伴い、医療の形態も変化を求められています!

今までは “施設完結型医療”

これからは “地域完結型医療”

これは患者様を中心に、様々な機能をもつ医療機関が協力し、それぞれの得意分野の中で、役割を分担し、患者様の症状に応じた適切な医療を地域全体で提供していくと言うものです。

INFINITTでは、画像診断の観点から、各地域の病院様、診療所様にとって効果的な病診連携システム構築のポイントをご紹介させて頂きます。

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2.病診連携の目的

(1).地域の病院・診療所が良い関係を築き、相談しやすい病院/患者様を紹介しやすい病院が増えることで、患者様により良い医療を提供する。

(2).各病院・診療所が深くコミュニケーションをとる事で、地域医療の活性化・レベルの向上を目指す。

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3.画像診断から見た病診連携とは?

2-1.病院の地域連携医療高額医療機器の協同利用で、医療資源の有効活用により、稼働率のアップを期待できます。また、紹介率のアップにつながります。

2-2.診療所のレベルアップと役割かかりつけ医として、病院の施設の利用ができ、遠隔診断により診療所としての医療の質が向上します。結果として、患者様の健康を守り、信頼を得ることができます。病院、診療所の密接な関係を築くことで、地域医療の活性化にもつながります。

2-3.患者様のメリット病診連携システムにより、患者様が到着する前に事前の用意ができますので、待ち時間も少なくなります。病院診療所連携により患者様は安心して適切な医療をうけることができます。

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3.画像診断から見た病診連携とは?

2-4.診療報酬の改定診療報酬の面からも、診療情報提供料の見直しやコンピュータ画像処理加算の新設など、医療機関相互の連携やIT化を後押しする動きが出てきております。

・診療情報提供料:保険医療機関が、患者の退院に際して、添付の必要を認め、患者の同意を得て、別の保険医療機関に対して、退院後の治療計画、検査結果、画像診断に係る画像情報その他必要な情報を添付した場合は、所定点数に200点を加算する。

・コンピュータによる画像処理加算(画像情報を電子媒体に保存した場合)核医学、CT、MRIにおいて、一連の撮影について、1回に限り、所定の点数に60点を加算する。(但しフィルム算定は出来ない)

★病診連携に画像診断は不可欠★

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4.病診連携画像診断支援システム実現のポイント!

3-1.病院-診療所間での接続ルールを作成。

・ユーザ及び施設ごとに参照権限を持ち該当の画像のみ参照可能。(他の端末で画像の

参照も不可) *個人情報保護法

3-2.病院及び各診療所間で複数の施設が同時にコミュニケーションをとれるシステムの構築。

・病診間において同一イメージでのカンファレンスが遠隔で出来る

機能が必要。

その場合には画像選択および、調整など画面上の操作作業を

全て共有出来ることが望ましい。

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4.病診連携画像診断支援システム実現のポイント!

3-3.診断結果(画像・所見)を効率的に参照できるシステムの構築。

・紹介元施設ではキーとなる画像のみを参照できるような仕組み作り。(全画像を参照するこ

とも可能)

・事前に画像をダウンロードできる仕組み。

また、ダウンロードした画像は保存期間の設定が可能。

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4.病診連携画像診断支援システム実現のポイント!

3-4.紹介状(診療情報提供書)、所見等、紙の情報と依頼画像を同時に転送できるシステムの構築。

・ 紹介元では患者様の紹介状、カルテ、ECG、ペーパなど画像だけでなく様々な情報の転送が可能。

・紹介先が手書き所見の場合、スキャナーで取り込み、画像に添付して紹介元へ転送可能。

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地域病院

A病院(検査機器設置施設)

画像ダウンロード

Bクリニック

Cクリニック

5.病診連携画像診断支援システムワークフロー(例)

DMZ領域

オンライン or

既設DICOMサーバー

画像ダウンロード

画像ダウンロード

InternetFWFW

画像、所見データ

a)スキャナーにて紹介状(診療情報提供書)を取り込み。読影依頼の画像に添付し紹介先へ転送

★患者紹介(診察、検査依頼):FAX・電話・インターネットetc.→日時確定後、患者様に紹介状交付

PANZER

PANZER

VPN構築

診断済み画像・所見の配信・レポートシステムの場合:診断結果確定後、自動配信・手書きレポートの場合:スキャナーによる報告書取り込み、

画像に添付し送信。更に付随する紙ベースの情報がある場合には、スキャナ-に取り込み送信可能。

PiView STAR

治療方法、症例相談等についてのコミュニケーション

大学病院等地域中核病院

PANZER

スキャナー

各モダリティ

STARPACS.netScan DOC機能

★専門医へ相談

STARPACS.netScan DOC機能

スキャナー

オフライン

b) 紹介状(診療情報提供書)をFAX等で紹介先へ送付

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6.病診連携システム構築に不可欠なセキュリティ~紹介先施設の院内ネットワーク環境、紹介元施設のリモート接続環境の両面にお

けるセキュリティ対策が必要。

6-1.電子認証の方法

(1)認証局(Certification Authority)の選択 -パブリックCAとプライベートCAの違い-◆パブリックCA・電子署名法で規定されている指定業者。公的認証機関。・証明書発行ごとに業者へ依頼しなければいけない。・証明書発行及び維持に費用がかかる。

◆プライベートCA・自由に発行が許されている認証局。独自の認証レベルを設定して運用する閉域内での利用など。・院内にプライベートCAを構築しなければいけないが、運用コストは抑えられる。・院内にて証明書の発行がスピーディに行え、自由に発行できるなど柔軟な運用ができる。

→病診連携での運用においてはプライベートCAの方がメリットが多い。

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6.病診連携システム構築に不可欠なセキュリティ

(2)クライアント証明書の必要性◆クライアント証明書無し・ID/パスワードがあれば誰でも、どこからでもアクセスできる。

◆クライアント証明書有り・クライアント証明書が無いPCからはID/パスワードがあってもアクセスできない。

→クライアント証明書を使いセキュリティの高い運用が可能。クライアント証明書があるPCからのみアクセスを制限をすることが可能。

◆USB Tokenの必要性クライアントへの証明書はUSB Tokenに書き込み配布できる。PCに証明書が残らない(USBに保存)。USB TokenをPCに差し込んでなければアクセスできない。

→USBトークンを利用することにより、信頼性が高まる。

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6.病診連携システム構築に不可欠なセキュリティ

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地域病院

A病院(検査機器設置施設)

Bクリニック

Cクリニック

DMZ領域

オンライン or

既設DICOMサーバー

Internet光回線etc.

SSL-VPN(仮想私設網)通信の暗号化

電子認証病院:Server証明書

ID/パスワード各施設:Client証明書

USB Token

FWFW

画像、所見データ

PANZER

PiView STAR

治療方法、症例相談等についてのコミュニケーション

大学病院等地域中核病院

PANZER

スキャナー

各モダリティ

★専門医へ相談

スキャナー

オフライン

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7.まとめ~病診連携画像診断支援システムへの期待

これまでご紹介させて頂きました様に、病診連携画像診断支援システムの構築が、病院・診療所間の深いコミュニケーションを築くツールとして、また地域医療の活性化、レベルアップを実現させるツールとして、今後ご活用して頂けるよう、企業側も色々なソリューションをご提供していきたいと考えます。

ご清聴有難うございました。