兵庫医科大学病院薬剤部

調剤室

201５.６

内外用調剤内規

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目次

Ⅰ. 処方箋の種類と使用方法……………………… P.３

Ⅱ. 調剤の流れ……………………………………… P.４

Ⅲ. 薬袋・ラベルの作成…………………………… P.５

Ⅳ. 錠剤・カプセル剤の調剤……………………… P.５

（エフピーOD 錠の調剤 P.６）

Ⅴ. 散剤の調剤……………………………………… P.８

Ⅵ. 内用液剤(水剤)の調剤…………………………･ Ｐ.10

Ⅶ. 吸入液剤の調剤………………………………… P.12

Ⅷ. 外用剤・口腔用剤の調剤……………………… P.1３

Ⅸ. 眼科用剤の調剤………………………………… P.13

Ⅹ. 在宅自己注射製剤の調剤……………………… P.13

ⅩⅠ. 特定生物由来製品の調剤…………………… P.13

ⅩⅡ. 鑑査…………………………………………… P.1３

ⅩⅢ. 外来患者への薬剤交付……………………… P.14

ⅩⅣ. 外来での麻薬および器材交付について…… P.1４

ⅩⅤ. その他………………………………………… P.1４

付録…………………………………………………… P.1６～

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Ⅰ. 処方箋の種類と使用方法

1. オーダリング用処方箋

(1) 入院処方箋

薬剤部用と病棟控えの 2 枚からなる。

①定時

処方日数は 7 日以内とする。

②臨時

処方日数は 7 日以内とする。

③退院

保険適応に準じる。

④至急

処方日数は１日分とする。当日分と翌日分の処方入力可能。

⑤スミ処方一覧

1日 1 回，スミ処方一覧が午前 11 時以降に自動で打ち出される。

⑥入院中外来 (以下，入外)

入院患者が外来など入院診療科以外の診療科に受診したときの処方をいう。

(2) 特生物処方箋 (外来・入院)

薬剤部用と管理票の 2 枚からなる。処方箋の管理上，1 処方箋 1薬剤とする。

(3) 麻薬処方箋 (外来・入院)

薬剤部用と管理表の 2枚からなる。

これらは富士通より発行され，医師が登録印を押印して薬剤部へ提出する。処

方日数は 7 日以内，デュロテップMTパッチは 2 回までとする。但し，退院処

方は 30 日以内とする。交付は原則として当日開始分のみとする。また，麻薬連

絡管理票と薬袋はユヤマから薬剤部より発行される。原則として麻薬のみの単

独処方とする。

(4) 外来処方箋

保険適応に準じる。「控え」用なし。

2. 手書き処方箋

(1)入院処方箋

薬剤部用，病棟用，医事会計用，病棟控え の 4枚からなる。

① オーダー入力できない場合

患者限定薬品の当日処方など

(2)外来処方箋

① オーダー入力できない場合

患者限定薬品の当日処方など

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(3)治験薬処方箋

① 薬剤部用②医事会計用③薬剤部用④治験医師用 の 4枚からなる。

【入院処方出力スケジュール】

平日(土曜出勤含む) 休日

至急処方 終日：当日分・翌日分を自動出力 同左

退院処方

22:00 まで：当日分～翌日開始分を出力

発行休日前日：休日最終の翌日分を出力

原則当日 15 時締切

22:00 まで：当日分～翌日分

を出力

臨時処方

16:30 まで：翌日朝開始分を出力

休日前日:15:00まで休日最終日分を出力

14:00 まで：当日分～翌日朝

開始分を出力

16:00 まで：当日分を出力

当日 16 時締切

14:00～16:00 まで：当日分を

出力

スミ処方 当日 11:00までに入力された処方を出力 同左

指示簿ｵｰﾀﾞｰ 前日 11:00:00～当日 10:59:59までに

入力された処方を出力 同左

定時処方 前日 10:00締切 翌日分を出力

(6-1 は月～水の 10:00) ―

Ⅱ．調剤の流れ

１．処方箋の種類毎に出力

２．各プリンターから出力

処方箋，薬袋プリンター：処方箋・処方箋控え・薬袋

散剤指示箋プリンター：散剤指示箋・散剤薬袋

麻薬エリアプリンター：麻薬連絡管理票・麻薬薬袋

水剤プリンター ：水剤ラベル

薬剤情報提供用紙プリンター：薬剤情報提供用紙

３．処方箋・処方箋控え・薬袋等の取りそろえ

４．処方箋記載事項の確認・処方内容の確認→疑義照会

取り間違えの多い薬剤や複数規格採用している薬剤には，処方箋の印字の色を

変えて注意喚起を行う。

＜処方箋上の注意喚起＞

・同一銘柄の複数規格の薬剤：赤紫色

・名称類似の薬剤：水色

・その他：赤色

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５．調剤

① 錠剤計数・散剤分包品計数・外用剤計数・軟膏混合

② 錠剤一包化（錠剤分包機）

③ 散剤監査システム：散剤秤量→散剤分包（散剤分包機）

④ 水剤監査システム：水剤・吸入剤計量

＜オーダー発行された処方箋に付随する記号＞

★ 散剤調剤監査システムを使用して計量する散剤

☆ 自動錠剤分包機より出力される 1回量包装の錠剤及びカプセル

▼ 水剤調剤監査システムを使用して計量する内用液剤及び吸入液剤

▽ 水剤調剤監査システムを使用せずに調剤する内用液剤及び吸入液剤

６．鑑査

７．薬剤交付

Ⅲ. 薬袋・ラベルの作成

通常，処方箋に記載された Rpごとに薬袋を作成する。

単独指定している薬品は，１薬品につき１薬袋を作成する。

(1) 錠剤と散剤は薬袋を別に作成する。

(2) 製品予包品及び院内予包品(以下，予包品)で調剤する散剤と秤量する散剤がある場合，

薬袋は別々に作成する。

(3) 予包品で調剤できる散剤が２種類以上ある場合，１回服用包数が同数の薬品ごとに薬袋

を作成する。

(4) 外用剤・眼科用剤等は１薬品につき１薬袋を作成する。

(5) 希釈して交付する内用液剤は，７日分ごとにラベルを作成する。

Ⅳ. 錠剤・カプセル剤の調剤

1. 錠剤カプセル剤の調剤方法を以下のように取り決めている。(表１ 参照)

(1) 単独指定

１薬品につき１薬袋を作成する。

(2) PTP シート指定

一包化指示がある場合でも PTP シートのまま調剤する。

例 冷所保存が必要な薬品，吸湿性のある薬品，一部の口腔内崩壊錠，服用方法が

特殊な薬品

(3) 説明書，遮光袋添付

(4) その他

必要な注意事項を記載する。

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2. 原則 PTP シートでの調剤を行う。

以下のような場合，内袋を使用，または薬袋を別に作成する。

① 同一 Rp内に１回服用量の異なる薬品がある場合は，内袋を使用する。

例 錠剤Ａ ３T ←１回１個服用の内袋に入れる

錠剤Ｂ ６T ←１回２個服用の内袋に入れる

分３毎食後 １４日分

② 服用指示が不均等の場合は薬品ごとに薬袋を作成する。

例 錠剤Ａ ３T

錠剤Ｂ ６T

錠剤Ｃ ４T(2-1-1) ←薬袋を別に作成する

錠剤Ｄ ４T(2-1-1) ←薬袋を別に作成する

分３毎食後 １４日分

上記例では薬袋は３枚となる

３. 「一包化指示」がある処方

調剤指示コメントのある処方は，その指示に従って自動錠剤分包機により一包化さ

れる。

(1) 「上記 Rp を一包化する(錠剤)」

その Rpのみ一包化する場合の指示

(2) 「一包化(処方全体)」

同じ服用日数である複数の Rpをまとめて，服用タイミング(朝・昼・夕食後など)

ごとに一包化する場合の指示

但し，一包化のコメントがある場合でも以下の場合は一包化されない。

・「至急処方」 (但し，バラ錠包装しかない薬剤は一包化される)

・同一 Rp 内に PTP シート指定薬品がある場合(抗悪性腫瘍剤，糖尿病薬，一部の免疫

抑制剤および一部の抗ウイルス剤)は，その薬品は１回量包装せず，PTP シートのま

ま交付

・薬剤部内の基準として１カ月以内の安定性が確保できない薬剤

また，一包化のコメントがなくても以下の場合は一包化される。

・1 回量に半錠を含む処方

・バラ錠包装しかない薬剤

４. パイルパッカーを使用する場合

・抗悪性腫瘍剤，糖尿病薬，一部の免疫抑制剤，一部の抗ウイルス剤

・抗HIV 剤

・至急処方の 1回量に半錠を含む処方

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パイルパッカーを用いて 1 回量を分包する処方例

① A剤 1.5 錠 分 1

調剤: パイルパッカーにて 1.5錠を 1包化する。

薬袋: 修正なし

② A剤 1.5 錠

B 剤 1 錠 分 1

調剤: Ａ錠のみパイルパッカーにて 1.5 錠を 1 包化する。

薬袋: 修正なし

内袋: A 錠については「1 回 1包」，B剤については「1回 1 錠」とする。

③ A剤 1.5 錠

B 剤 0.5 錠 分 1

調剤: A 剤，B剤まとめてパイルパッカーにて 1 包化する。

薬袋: 1 回 1 包ずつに修正する。

５.バラ包装の抗 HIV 剤

「退院処方」，「外来処方」，に限り下記のように調剤する。

他の処方は抗ウイルス剤の調剤方法に準じる。

(1) 交付量が製品包装単位で交付できる場合はそのまま使用し，交付量に端数が生じ

た場合は「ユニパック」に入れて交付する。

(2) 計数は２回行い，計数量を記入した上で計数量を○で囲む。

「この錠剤は一袋が一回分ではありません」の注意書を添付する。

６ 覚せい剤原料使用製剤 (エフピーOD錠)

(1) 「退院処方」以外は単独で入力してもらう。

(2) 処方箋，病棟控え，および薬袋に「病棟管理/覚原」の印を押印する。ただし退院

処方時の薬袋には押印をしないこと。

(3) 交付時は，処方箋のコピーを取って，記録簿(交付者・受領者・返納者・返納受領

者)のシールを貼り，受領者と交付者のサインを記録する。

交付方法は，病棟スタッフに手渡しとする。

(4) 継続して処方されている場合，交付時に服用を終了した処方箋控えと薬袋を返却し

てもらい，返納者と受領者のサインを記録する。但し，退院処方については病棟

控えの返却は不要である。

(5) 覚せい剤取締法により，他の一般薬のように一旦交付後の返薬はできない。

従って，返薬は原則として受け付けず，継続して服用してもらう。退院する場合，

残薬は持ち帰ってもらう。

＜返薬を受け付けても良い場合＞

・床に落とした

・死亡

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・何らかの理由により中断または中止

＊これらの理由で返薬を受け付けた場合、県の立会いの下、廃棄される

Ⅴ. 散剤の調剤

１．以下のように取り決めている。(表２ 参照)

(1) 単独指定

薬品ごとに薬袋を作成する。(１薬品につき１薬袋)

(2) 包装シート指定

包装シートは開封しない。

(3) 別調剤指定

秤量する場合，他の薬品と混合せず単独で秤量する。

(4) 説明書，遮光袋添付

(5) その他

必要な注意事項を記載する。

２．製品予包品及び院内予包品(以下，予包品)を使用し，規格に合致しなければ秤量する。

３．同一 Rp内に複数の秤量する散剤がある場合，配合変化がなければ一包化し，１回１包

に分包する。ただし，別調剤指定の薬品は除く。

＊分包する場合の１包の最大量は 9gとする。１包 9g 以下であっても対応できない場

合は薬品個々に決める。薬袋・処方箋控えは 1 回 2 包に訂正する。

４．同一 Rp 内に予包品で調剤できる散剤が２種類以上ある場合，１回服用包数が同数の薬

品は同一薬袋に入れる。１回服用包数の上限は設定しない。

５．服用指示が不均等(１回の服用量が異なる)の場合

例 散剤Ａ(1g予包品あり) 4g (2-1-1)

分３毎食後 １４日分

→薬袋１枚作成(朝２包，昼１包，夕１包の表示)

例 散剤Ｂ(1g予包品あり) 2.5g (1-0.5-1)

分３毎食後 １４日分

→薬袋３枚作成(各々朝１包，昼 1 包，夕１包の表示)

すべて散剤監査システムにまわるが予包品で調剤できるものは，秤量せず

散剤秤量者が予包品を調剤する。この場合，昼のみ秤量する。

例 散剤Ｃ(予包品なし) 4g(1-1-2)

分３毎食後 １４日分

→薬袋３枚作成(各々朝１包，昼 1 包，夕１包の表示)

すべて秤量する。

６．錠剤・カプセル剤に粉砕指示がある場合

(1) 粉砕が可能な場合は粉砕して交付する。

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(2) 薬品の特性により粉砕はできないが，カプセルの開封のみ可能な場合は，薬袋に「服

用直前にカプセルを開けて中の薬をお飲み下さい」の指示をして交付する。

(3) 錠剤・カプセル剤を粉砕した場合，当該薬品のヒートシールの薬品名が記載された

部分を散剤指示箋に貼付する。

(４)粉砕不可（薬剤部内の基準：３カ月以内の安定性が確保できない場合）の薬剤であ

っても粉砕依頼がある場合，粉砕用資料を参考の上，対応する。

７．免疫抑制剤の分包および包装シート分割，糖尿病用剤等を粉砕した場合はパイルパッ

カーを用いて分包する。

8．賦形について

(1) 賦形剤は通常，乳糖(粒状)を使用する。

例外 以下の薬品については賦形剤としてデンプンを使用する。

イスコチン錠，チラージン S 錠を粉砕した場合

ピラマイド

(2) 賦形剤の添加量は以下の通りとする。

散剤(粉末，細粒，錠剤やカプセル剤を粉砕したもの)

用法 屯用・分１～

１歳未満→１回分合計が 0.1g未満の場合，賦形剤を 0.1ｇ添加

１歳以上～→１回分合計が 0.2g 未満の場合，賦形剤を 0.2g 添加

賦形しないもの

・顆粒剤(なお，リボトリール細粒・ジプレキサ細粒は顆粒扱い)

・ドライシロップ

・抗菌薬

(3) １回服用量が不規則の場合

賦形する必要があるものにのみ，賦形剤を上記に従って添加する。

(4) 顆粒剤と散剤(粉末，細粒，錠剤やカプセル剤を粉砕したもの)の組み合わせの場合

散剤(粉末，細粒，錠剤やカプセル剤を粉砕したもの)に賦形が必要な場合は，上記

に従って賦形剤を添加する。その後，顆粒剤とは混合せず二段まきで分包する。

(5) 錠剤・カプセル剤を粉砕した場合，規定の量に満たない場合は，上記に従って賦形

剤を添加するが，散剤指示箋にその旨を記入する。

(6) メスチノン錠を粉砕した場合は，分包時に静電気を発生し分包が不均一になるため，

規定の量を満たしていても必ず賦形する。

(7) リファンピシンの粉砕指示の場合，カプセルを外し賦形せずパイルパッカーで分包

する。

Ⅵ. 内用液剤(水剤)の調剤

１．以下のように調剤方法を取り決めている。

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(表３および参考１．内用容器・外用容器の種類 参照)

(A) 希釈して交付する。

(B) 原液で交付する。

(C) 単独指定

秤量する場合，混合せず単独で秤量・交付する。

(D) 説明書，遮光袋添付

(E) その他

必要な注意事項を記載する。

２．希釈して交付する場合

(1) 処方日数が７日以内は希釈して交付する。

①容器は内用液剤調製容器・目盛り選択表(以下，水剤容器選択表)を用いて選び，

用法×日数の目盛りの位置に｢１回は１目盛り｣のシールを貼付し，希釈する。

(参考２．水剤容器選択表 参照)

② 同一 Rp 内に２種類以上の薬品が含まれる場合，配合変化の生じる組み合わせ

がなければそのまま混合し，希釈する。

③ 同一 Rp 内に配合変化を生じる組み合わせの薬品が含まれる場合，以下の内用

液剤配合変化表の「薬品Ａ」を別にする。

内用液剤配合変化表

(2)処方日数が８日以上の場合，７日分は希釈し，残日数分は水剤容器選択表に準じて

「１回は１目盛り」のシールを貼付し，原液で交付する。

この時，「希釈方法の説明書」を添付し，さらに「水ぐすり原液」の薬袋を使用する。

例 ２０日分→７日分を希釈し，７日分と６日分を原液で交付

(3) 通常，希釈して交付する薬剤で原液にて交付する場合，１回服用量が 0.1mL の整

数倍にならない場合は問い合わせをする。整数倍とならず希釈して交付する場合，

水剤ラベルの記載内容は訂正する。

この場合，容器は水剤容器選択表の「２歳未満の項」を使用する。

該当する「２歳未満の項」の希釈目盛りを超えるときは，加える水の量が最小とな

るように容器を選択し，目盛りをとる。

３．原液で交付する場合

(1) 「外来処方」，「退院処方」，「入外」では，薬杯又はスポイドを添付する。

スポイド：1 回の服用量 2mL以下の場合及び 0.1～0.9mLを秤取する場合

薬杯：1 回の服用量 2mLを超える場合

(2) 原液で交付する場合，製品包装品の規格に合致すれば開封せずそのまま使用し，交

薬品Ａ 薬品Ｂ

ビソルボンシロップブロチン液

濃厚ブロチンコデイン液

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付総量が製品包装規格を超える場合は「製品包装品＋内用ポリ容器(端数)」とする。

* 「外来処方」，「退院処方」，「入外」

「製品包装品＋内用ポリ容器(端数)」で交付する場合は「異なる容器が……」の注

意書を添付する。

(3) 希釈して交付する薬品でも，以下の指示がある場合は原液で交付する。

・ 頓用指示の場合

・ 服用指示が不均等の場合

・ 隔日服用の場合

この場合，調剤指示コメントから「原液にて調剤」のコメントを選択してもらう。

コメントがない場合，水剤ラベルは「１回１目盛お飲みください」の表示となる

ため，交付する際，水剤ラベルの記載内容は訂正する。

4. 入院調剤の特殊例

(1) イトリゾール液

20mL/日×7 日分で処方オーダーがあった場合，1 本(1４0mL)のまま交付する。

ビンに水剤ラベルを貼る。但し，「退院処方」，「入外」，「外来処方」の場合は，

内用ポリ容器へ移し変えて交付する。

(2) バンコ内服液

11 東および血液内科の「定時処方」のみ交付

製剤試験室において塩酸バンコマイシン散(500mg)3Vを注射用蒸留水で溶解

(無菌操作)し，全量 30mLとしたもので 1日 3 回に分けて服用する。

(3) 塩酸バンコマイシン散０．５ｇ(バイアル)

1 回 10mL に溶解する。原則として 3 日分(返品される可能性があり，高額薬

剤であるため感染制御部と取り決め)までの期間とする。

ただし，「退院処方」，「外来処方」については最大 7 日まで溶解して交付可と

する(安定性に問題なし)。

(4)トリクロリールシロップ

1回につき 1mL 多く加え調剤する。

(5) アルファロール液

全量につき 1mL 多く加え調剤する。専用の容器を用い，専用のスポイドを

交付する。

(6) ファンキゾンシロップ

製品包装品で交付する場合，専用のスポイドを添付する。

また，ファンギゾンシロップ３ｍL 分 3×7 日分の処方オーダーがあった場合

も製品１本と専用スポイドを交付する。

(7) 入外(入院中外来)

希釈して交付する場合は処方日数を 7 日分までとする。残りの日数の交付方法

は，２‐(２)に従う。

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Ⅶ. 吸入液剤の調剤

１．吸入液剤の処方箋の記載量は１回使用量とする。

１回使用量の最小秤量単位は 0.1mLとし，各々「１回分」多く追加する。

２．同一 Rp内に２種類以上の薬品がある場合

(１)「定時処方」「臨時処方」「至急処方」の場合

混合して交付する。混合する場合の調剤日数は１４日以内を限度とする。

(２)「退院処方」「入外」「外来処方」の場合，Rp を別に処方してもらい，Rp ごと

にラベルを作成する。

３．交付する場合

「外来処方」，「退院処方」，「入外」では，薬杯又はスポイドを添付する。

スポイド：1 回の服用量 2mL以下の場合及び 0.1～0.9mLを秤取する場合

薬杯：1 回の服用量 2mLを超える場合

４．原液で交付する薬品が，製品包装品の規格に合致すれば開封せずそのまま使用し，交

付総量が製品包装規格を超える場合は「製品包装品＋外用ポリ容器(端数)」とする。

(外用容器の選択は，参考１．内用容器・外用容器の種類 参照)

５．特殊例

・ベナンバックス溶解用蒸留水

処方箋に記載があっても交付しない。病棟定数の蒸留水を使用，あるいは黄伝で請求

してもらう。

Ⅷ. 外用剤・口腔用剤等の調剤

１．外用剤・口腔用剤等は１薬品につき１薬袋を作成する。

２．注意事項等を記載する。(表４～７ 参照)

３．説明書等がある場合は添付する。

４．単品の外用剤を外用容器に小分けする場合，薬品名を記載したラベルを容器本体に貼

付する。(外用容器の選択は，参考１．内用容器・外用容器の種類 参照)

５．単品の軟膏類を軟膏容器に小分けする場合，薬品名を記載したラベルを容器のふたと

本体に貼付する。(軟膏容器の選択は，参考３．軟膏容器選択表 参照)

６．外用液剤を外用ポリ容器に小分けする場合，薬品名を記載したラベルを貼付する。

７．坐剤の１回使用量が 1/2個・2/3 個等の場合，１回１個で交付し，薬袋を確認する。

８．貼付剤の 1 回量が 0.5枚の場合，1回 1 枚で交付し，薬袋を確認する。

９．フェノール亜鉛華リニメントを交付する場合は容器に薬包紙をはさみ蓋をする。

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Ⅸ. 眼科用剤の調剤

１．眼科用剤は１薬品につき１薬袋を作成する。

２．注意事項等を記載する。(表８ 参照)

３．説明書等がある場合は添付する。

４．用時溶解して使用する点眼剤は溶解せずに交付する。

ただし，溶解を希望する場合は，溶解して溶解日を記入した袋に入れて交付する。

５．製品に添付された遮光袋あるいは保存袋がある場合は添付する。

Ⅹ．在宅自己注射製剤の調剤

１．１薬品につき１薬袋を作成する。

２．注意事項等を記載する。(表９ 参照)

３．説明書等がある場合は添付する。

ⅩⅠ. 特定生物由来製品の調剤

特定生物由来製品を調剤する場合，ロット番号を処方箋と処方箋控え兼管理票の両方

に記入し，管理シールを処方箋に貼付する。外来・退院処方の場合には，処方箋控え

兼管理票にも管理シールを貼付する。

ⅩⅡ. 鑑査

1．糖尿病用剤を粉砕した場合，分包紙に紫色の線を引く。

2．遮光保存が必要な場合は遮光袋に入れて交付する。

例 ・アルファロール散を秤量した場合

・ケーワンカプセル，フォリアミン錠を粉砕した場合

・インクレミンシロップを秤量した場合

・チラージン S 錠を粉砕した「外来処方」「退院処方」「入外」

・漢方薬を秤量した場合(乾燥剤をいれる)

・粉砕不可の登録薬剤の場合でも粉砕した場合遮光保存とするもの

(粉砕用資料参照)

3．粉砕等により特に吸湿しやすいと考えられる場合はアルミ袋に入れて交付する。

例 ・ブレディニン錠，イムラン錠等を粉砕した場合

・臭化ナトリウムを計量した場合

４．「外来処方」「退院処方」「入外」でアルファロール散を秤量した場合，処方日数に関わ

らず，薬袋に「冷蔵庫に保存してください」の印鑑を押す。

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５．希釈して「１回は１目盛り」のシールが貼付された水剤を鑑査する際は，ラベルを「１

回は１目盛り」シールのすぐ横に沿わせて貼付する。

６．鑑査終了後，薬袋を折り曲げる際は薬袋の薬品名が見えるようにする。

７．お薬の説明書がある場合は忘れずに添付する。

８．冷所保存が必要な薬剤を入れた薬袋は 1 番手前にする。退院処方の中に冷所保存の薬

剤がある場合は「冷所保存薬あり」の用紙を添付する。

９．外来，入院中外来，及び退院処方を交付する場合はホッチキスを使用せずビニール袋

等を使用し交付する。

ⅩⅢ.外来患者への薬剤交付

「お薬渡し窓口」で外来患者に薬を交付する者は，必要な情報を提供し薬学的知見に

基づく指導を行い，処方箋の指定された枠に押印する。指導時に特記事項があれば，

その旨を処方箋に記載する。

ⅩⅣ. 外来での麻薬および器材交付について

1. 器材箋による交付

・ 「お薬渡し口」より，交付内容を患者と相互にチェックし交付する。必要な場合

は患者に番号札を渡し，番号と患者の名前を確認後に交付する。

・ 器材箋に医事課の確認印のない場合は，器材は交付しない。医事課の確認印をもら

うよう患者に伝える。

・ 器材の数や品目を増減する場合は，診療科へ確認後，その内容を器材箋に記載する。

器材箋の差替えを診療科に依頼し，変更内容を診療科から医事課に連絡してもらう。

・ 検査前処置薬は外来器材処方で交付する。

2. 外来麻薬処方

・ 医事課からの電話連絡により，医事課カウンターまで麻薬処方箋・施用票を取りに

行く。

ⅩⅤ. その他

1. 定数配置薬

1) 病棟における定数配置薬

・休日もスミ処方の調剤を行う。

・指示簿オーダー入力分は，前日 11:00:00～当日 10:59:59 までの集計を富士通

システムDWH より発行し，交付する。

2) 外来診療科における定数配置薬

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時間外の外来患者に投薬された病棟の定数配置薬の補充薬品は，黄伝等により調剤

室より交付する。

2. インスリン製剤，注射針，検査チップ

入院中の場合，インスリン製剤は「入院処方箋」，注射針，検査チップは「薬品請求

伝票(個人箋以外)(黄伝)」を用いて交付し，退院処方及び入外処方は「入院処方箋」を

用いる。

3. 入院調剤室で請求票により，交付するもの→所定の請求用紙を用いる。

坐薬挿入シート(50枚入)，薬包紙(50 枚入)，注射薬遮光カバー

4. 交付済みの錠剤・カプセル剤の粉砕依頼

再度オーダーし直してもらう。

5. 交付済み処方薬の返薬

内容確認の上，返薬の処理を行う。

返薬用紙は「入院処方箋」の「病棟控え」又は中止処方箋を用いる。

病棟控えを紛失した場合は黄伝等を用いる。

6. 持参薬の再分包または粉砕は受け付けない。新たにオーダーしてもらう。

7. 薬品以外の分包依頼は，特殊な場合のみ「分包依頼書」を用いて分包する。

8. 交付済みの処方を削除する場合は，病棟控えと交付した薬剤を確認後，処理する。

9. 薬剤情報提供用紙

外来処方，退院処方には薬剤情報提供用紙を添付する。

１０.羊水検査の薬は「臨時処方」で入力し，入力後当該病棟より連絡があるため，発行し

手渡しで病棟に交付する。

１１.オーダー入力時の注意喚起

医師がオーダー入力する際，以下のような注意喚起が行われている。

・糖尿病薬：赤色，筋弛緩薬：緑色，抗がん剤：青色 で表示

・常用量を超えている場合，処方量を赤字で表示

・併用禁忌薬：内容を了承すれば解除可能

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付録

表１．錠剤・カプセル剤

薬品名 単独指定 PTP シート

指定

説明書等

添付 その他

アイセントレス錠 ○ ○

アカルディ Cap ○

アクトス錠 ○ ○ ○

アクトネル錠 17.5mg ○ ○

注意事項有り

アコニンサン錠（限）

○

アサコール錠 ○

アスパラ K 錠

○

アマリール錠 ○ ○ ○

アミサリン錠（限）

○

アロマシン錠（限）

○

アンコチル錠（限） ○ ○

イメンド Cap

○

イレッサ錠 ○ ○

ウラリット配合錠 ○ ○

エクア錠 ○ ○ ○

エクジェイド懸濁用錠 ○ ○ ○

エストラサイト Cap ○ ○ ○

エパデール S ○ ○

エビリファイ OD 錠 ○ ○ ○

エプジコム錠（限） ○

エフピーOD 錠 ○ ○

エルカルチン錠 ○ ○

オーグメンチン錠

○

オイグルコン錠 ○ ○ ○

オラドールトローチ ○ ○

カソデックス OD 錠 ○ ○

カバサール錠

○

専用保存袋添付

グラクティブ錠 ○ ○ ○

グラセプターCap ○

グリベック錠 ○ ○

グリミクロン錠 ○ ○ ○

17

グルコバイ OD 錠 ○ ○ ○

グルファスト錠 ○ ○ ○

クレストール錠 ○

クレメジン Cap ○ ○

コンビビル錠(限) ○

ザイボックス錠 ○ ○

ジェイゾロフト OD 錠 ○ ○

ジオトリフ錠 ○ ○

ジプレキサザイディス ○ ○ ○ 注意事項有り

ジャヌビア錠 ○ ○ ○

シュアポスト錠 ○ ○ ○

シングレアチュアブル錠 ○ ○ ○

スーグラ錠 ○ ○ ○

スターシス錠 ○ ○ ○

スーテント Cap ○ ○

スプリセル錠 ○ ○

セイブル錠 ○ ○ ○

ゼフィックス錠（限） ○

セレジスト OD 錠 ○ ○

ゼローダ錠 ○ ○

ゾーミッグ RM錠 ○ ○ ○

タシグナ Cap ○ ○

タルセバ錠 ○ ○

ツルバダ錠 ○ ○

TS-1 配合 OD 錠 ○ ○

テネリア錠 ○ ○ ○

デノタスチュアブル配合錠 ○ ○

デパケン錠 ○

デベルザ錠 ○ ○ ○

テモダール錠 ○ ○

ドラ－ル錠 ○

トラゼンタ錠 ○ ○ ○

ナゼア OD 錠 ○ ○ ○

ニトロペン舌下錠 ○ ○ ○

ネオーラル Cap ○ ○ ○

ネクサバール錠 ○ ○

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ネシーナ錠 ○ ○ ○

ノービア錠(限) ○ ○

ノルバデックス錠

○

バラクルード錠 ○ ○ ○ 注意事項有り

バリキサ錠 ○ ○

ビ・シフロール錠 ○ ○

ピレスパ錠 200mg ○

フェアストン錠（限） ○ ○

フェマーラ錠 ○ ○

フォシーガ錠 ○ ○ ○

プラザキサ Cap

○

注意事項「カプセルは噛んだ

り，開けたりせずにおのみ下

さい」「必ずコップ一杯以上

の水でお飲み下さい」

ブレディニン錠 ○ ○

プログラフ Cap ○

プロスタール錠（限） ○

プロマック D 錠 ○ ○

ベイスン OD 錠 ○ ○ ○

ペルサンチン L―Cap ○

ペルマックス錠（限） ○

ホスレノールチュアブル（限） ○ ○ ○

ボナロン錠 35㎎ ○ ○

注意事項有り

マクサルト RPD 錠 ○ ○ ○

マグミット錠 ○ ○

ミニリンメルト OD 錠（限） ○ ○ ○

メタライト Cap(限) ○ ○

注意事項として「冷蔵庫

に保管して下さい」

メトグルコ錠 ○ ○ ○

メトピロン Cap（限） ○ ○

メトレート錠 ○ ○ ○

メバロチン錠 ○

モービック錠 ○

ユーエフティ配合 Cap ○ ○

ユリーフ錠 ○ ○

ヨウ化カリウム丸 ○ ○

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ラジレス錠 ○

ランサップ４００ ○ ○ ○

リウマトレックス Cap ○ ○ ○

リカルボン錠 ○ ○

リパクレオン錠 ○

リバロ OD 錠 ○

リピトール錠 ○

リポバス錠 ○

リルテック錠(限) ○ ○

レクシヴァ錠（限） ○

レグパラ錠 ○ ○

レナジェル錠 ○ ○ ○

レバチオ錠 ○

レブラミド錠 ○ ○

レベトール Cap ○

レミッチ Cap（限） ○

ロイコボリン錠 ○

ローコール錠 ○

ロルカム錠 4mg ○

その他の口腔内崩壊錠（OD 錠）：単独指定，注意事項あり（ただし，一包化時には単独指定から外れる）

表２．散剤

薬品名 単独指定 包装シート

指定 別調剤指定

説明書

等添付 その他

抗悪性腫瘍剤 ○

抗生物質 ○

抗菌剤 ○

抗ウイルス剤 ○

ドライシロップ

○

注意事項として「１回分ず

つ適量の水に混ぜてお飲

み下さい」

経口・経腸栄養剤 ○

漢方エキス製剤 ○

糖尿病用剤の粉砕 ○

分包紙に紫色の線を引く

免疫抑制剤の粉砕 ○

メスチノン錠の粉砕 ○

必ず賦形用乳糖を添加

20

アルギ U 顆粒（限） ○

アルファロール散 ○

アローゼン ○

ウラリット U

○

SG顆粒

○

SM散

○

エビリファイ散 ○

ガストローム顆粒

○

キプレス細粒

○

○

強力アデロキシン末

（限） ○

クレスチン ○ ○

○

クレメジン細粒 ○ ○

○

コロネル細粒

○

注意事項として「必ずコッ

プ一杯以上の水でお飲み

下さい」

酸化マグネシウム

○

セフゾン小児用細粒 ○

○＊

＊年齢 1 歳未満の場合の

み説明書

セレニカ R 顆粒 ○

○

ソリタ T 顆粒３号 ○ ○

D－ソルビトール ○

ダイオウ末

○

タナドーパ顆粒

○

タミフル DS

○

○

注意事項として「1回分ず

つ適量の水に混ぜてお飲

み下さい」

経口用トロンビン細粒 ○ ○

○

ビオラクチス散 ○

注意事項として「冷蔵庫に

保管して下さい」

プログラフ顆粒 ○ ○

ポルトラック ○ ○

○

ラックビー微粒 N ○ ＊分包する場合は，湿気注

意の説明書

ラクツロース末・P ○ ○ ○

リーバクト顆粒 ○ ○

ワーファリン顆粒 ○

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表３．水剤

薬品名 希釈交付 原液交付 単独指定 説明書等

添付 その他

アスベリンシロップ ○

アセチルシステイン内用

液 ○ ○

包装単位で調剤する

アルクレイン内用液 ○ ○

アルサルミン液

○ ○ ○ 包装単位で調剤する※

アルファロール内用液

○ ○

専用瓶 製品添付のスポ

イド添付

アンブロキソール塩酸塩

内用液 ○ ○ ○

包装単位で調剤する

イソバイド

○ ○

イトリゾール内用液

○ ○

インクレミンシロップ

○ ○

注意事項として「服用前

後３０分はお茶を飲まな

いで下さい」

エビリファイ内用液

○ ○ ○ 包装単位で調剤する

ガスコンドロップ内用液

○ ○

注意事項として「よく振

って下さい」

カナマイシンシロップ ○

○

注意事項として「よく振

って下さい」

カレトラリキッド(限)

○ ○ ○

キョウニン水 ○

ケイツーシロップ

○ ○ ○ 包装単位で調剤する

ザイザルシロップ

○ ○

サムチレール内用懸濁液 ○ ○ ○ 包装単位で調剤する

セルシンシロップ ○ ○

デパケンシロップ ○ ○

トリクロリールシロップ ○ ○

注意事項として「冷蔵庫

に保管して下さい」

ネオーラル内用液（限） ○ ○ ○ 包装単位で調剤する

ピアーレシロップ ○ ○

ビソルボンシロップ ○

ピコスルファート内用液 ○ ○ ○ 包装単位で調剤する

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ファンギゾンシロップ

○ ○

注意事項として「よく振

って下さい」 製品添付

のスポイド添付

濃厚ブロチンコデイン液 ○

ブロチンシロップ ○

ぺリアクチンシロップ ○

ポンタールシロップ ○

○

注意事項として「よく振

って下さい」

マルファ液

○ ○

注意事項として「よく振

って下さい」

小児用ムコソルバンシロ

ップ ○

ムコダインシロップ ○

ムコフィリン吸入液（限） ○ ○ 包装単位で調剤する

ラクツロース・シロップ ○ ○

リスパダール内用液

○ ○ ○ 包装単位で調剤する

リンデロンシロップ ○ ○

ロキソプロフェンナトリ

ウム内用液（限）

○ ○ ○

包装単位で調剤する

包装単位で調剤する ※通常は開封せず調剤するが包装単位で調剤出来ない場合は開封する

希釈した水剤：注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

調剤した吸入剤：注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

表４．外用剤

薬品名 説明書・保存袋

等添付 その他

アクトシン軟膏 注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

アズノールうがい液 ○

アデスタン G３００ ○

アドエアディスカス ○

アラミスト点鼻液 ○

イオウカンフルローション 注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

イソジンガーグル ○

イミグラン点鼻液２０(限) ○

インタール吸入液 ○

エストラーナテープ ○

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エンペシド膣錠 ○

オキサロール軟膏 ○

オンブレス吸入用カプセル ○

カラミンローション 注意事項として「よく振って下さい」

クロマイ膣錠 ○

ケンエーG浣腸 ○

ｻｰｼﾞｾﾙｱﾌﾞｿｰﾊﾞﾌﾞﾙ･ﾍﾓｽﾀｯﾄ(綿ｼｰﾄ) ○ 注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

シムビコートタービュヘイラー ○

ステロネマ ○

スピリーバレスピマット ○ ハンディヘラー添付

スピール膏Ｍ ○

スプレキュア点鼻液 ○

スミルスチック ○

セレベント５０ディスカス ○

タリビット耳科用液 ○

デスモプレシン・スプレー ○ 注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

デスモプレシン点鼻液 ○ 注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

デュロテップ MT パッチ ○

ナサニール点鼻液 ○

ナゾネックス点鼻液 ○

ニゾラールローション ○ 注意事項として「よく振って下さい」

ニュープロパッチ ○

ネリプロクト軟膏 ○

バクトロバン鼻腔用軟膏 ○

パルミコート 200 ﾀｰﾋﾞｭﾍｲﾗｰ ○

パルミコート吸入液 ○

ビソノテープ ○

フィブラストスプレー ○ 注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

フラジール膣錠 ○

フランドルテープ ○

フルタイドエアー ○

フルタイドディスカス ○

プレドネマ注腸 ○

プロクトセディル軟膏 ○

プロトピック軟膏 ○

ペンタサ注腸 ○

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強力ポステリザン軟膏 ○

５倍希釈ボスミン液(調製) 注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

ホクナリンテープ ○

ボラザ G 軟膏 ○

ホーリン V 錠（膣用） ○

ミリステープ ○

ミレーナ（限） ○

メプチン 10μg エアー ○

リレンザ ○

リンデロン点眼・点耳・点鼻液 ○

点眼・点鼻用リンデロン A 液 ○ 注意事項として「冷蔵庫に保管して下さい」

ルリコン液 ○

表５．口腔用剤

薬品名 説明書・保存袋等添付 その他

アフタッチ ○

ケナログ口腔用軟膏 ○

サリベート ○

サルコートカプセル（限） ○ パプライザー添付

デキサルチン軟膏（口腔用） ○

ミオコールスプレー ○

表６．坐剤

薬品名 説明書・保存袋等添付 その他

エスクレ坐剤 ○

新レシカルボン坐剤 ○

ボルタレンサポ ○

ワコビタール坐剤 ○

アルピニー坐剤 ○ 注意事項として「直射日光のあたら

ない涼しいところ(冷蔵庫など)に保

管して下さい」

サラゾピリン坐剤 ○

ダイアップ坐剤 ○

テレミンソフト坐薬 ○

ナウゼリン坐剤 ○

ネリプロクト坐剤 ○

25

プロクトセディル坐薬 ○

表７．その他

薬品名 説明書・保存袋等添付 その他

アーガメイトゼリー ○

カロリールゼリー ○

フロリードゲル経口用 ○

リーバクト配合経口ゼリー ○

表８．眼科用剤

薬品名 冷蔵庫保存 よく振って下さい 説明書等添付 その他

アイファガン点眼液 ○

エイゾプト懸濁性点眼液 ○

エコリシン点眼液 ○ 用時溶解※

カリーユニ点眼液 ○

キサラタン点眼液 ○ ○

コソプト配合点眼液 ○

ザラカム配合点眼液 ○ ○

ジクロード点眼液 ○

タプロス点眼液 ○

チモプトール XE 点眼液 ○

トラバタンズ点眼液 ○ ○

ヒアレイン・ミニ点眼液 ○

フルメトロン ○

ベストロン点眼用 ○ 用時溶解※

ミケラン LA 点眼液 ○

ムコスタ点眼液 UD ○

点眼・点鼻用リンデロン A 液 ○

0.5％硫酸ｱﾄﾛﾋﾟﾝ点眼液（院内） ○

※溶解指示がある場合，溶解年月日を記載した袋に入れて交付する。

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表９．在宅自己注射製剤

薬品名 冷蔵庫保存

インスリン製剤 ○

ゴナールエフ皮下注ペン ○

フォリスチム注カートリッジ ○

ヒト成長ホルモン剤 ○

セロスティム（限）

血液凝固第Ⅶ因子製剤

○ 血液凝固第Ⅷ因子製剤

血液凝固第Ⅸ因子製剤

サンドスタチン注射液 ○

ソマバート（限） ○

注射用グルカゴンＧ ○

アボネックス（限） ○

ベタフェロン

インターフェロンアルファ製剤 ○

エンブレル皮下注シリンジ ○

ヒュミラ注 ○

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参考１．内用容器・外用容器の種類

参考２．水剤容器選択表

内用容器 外用容器(褐色)

30mL 30mL

100mL 100mL

200mL 300mL

300mL 500mL

500mL

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参考３．軟膏容器選択表

40g→20g×2 個とはせず，50g 容器に秤量する。

ただし，20g×2 個の指示があれば指示通りに秤量する。

薬品容量 選択する容器

１～２０g ２０g

２１～３０g ３０g

３１～５０g ５０g

５１～１００g １００g

１０１～１５０g １００g＋○g

１５１～２００g １００g×２個

２０１～２５０g １００g×２個＋○g

２５１～３００g １００g×３個

３０１～５００g ５００g

軟膏容器選択表

４０g→２０g×２個とはせず，５０g容器に秤量する。ただし，２０g×２個の指示があれば指示通りに秤量する。