競技施設基準...-1-競技名陸上競技 基日本陸上競技連盟公認 の第1種競技場...
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平成16年2月25日 第2回常任委員会決定
平成19年3月15日 第6回常任委員会一部改正
平成20年3月18日 第8回常任委員会一部改正
第67回国民体育大会
競 技 施 設 基 準
第67回国民体育大会
岐 阜 県 準 備 委 員 会
目 次
ページ
1 .陸 上 競 技 12 .水 泳 23 .サ ッ カ ー 44 .テ ニ ス 55 .ボ ー ト 66 .ホ ッ ケ ー 77 .ボ ク シ ン グ 88 .バ レ ー ボ ー ル 99 .体 操 10
10.バ ス ケ ッ ト ボ ー ル 1111.レ ス リ ン グ 1212.セ ー リ ン グ 1313.ウエイトリフティング 1414.ハ ン ド ボ ー ル 1515.自 転 車 1616.ソ フ ト テ ニ ス 1717.卓 球 1818.軟 式 野 球 1919.相 撲 2020.馬 術 2121.フ ェ ン シ ン グ 2222.柔 道 2323.ソ フ ト ボ ー ル 2424.バ ド ミ ン ト ン 2525.弓 道 2626.ラ イ フ ル 射 撃 2727.剣 道 2928.ラグビーフットボール 3029.山 岳 3130.カ ヌ ー 3331.ア ー チ ェ リ ー 3532.空 手 道 3633.銃 剣 道 3734.ク レ ー 射 撃 3835.な ぎ な た 4036.ボ ウ リ ン グ 4137.ゴ ル フ 4238.高 等 学 校 野 球 43
- 1 -
競技名 陸 上 競 技
基 日本陸上競技連盟公認の第 1種競技場 1 摘 1 周300m~400mのサブトラック 1 、投てき練
習場 1
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
♦1 周 の 距 離 400m
♦競 走 路 大規模改修・改造時には、トラック面積に許容のあるときは 9 レーンに
改修する。やむをえない場合は、 8 レーンでも可とする。
♦距 離 の 公 差 1/10,000
♦3 0 0 0 m障害物競走路 内側にある場合は、大規模改修・改造時に外側に移設する。
♦跳躍場及び各種投てき場 仕様に示す数。
♦高 齢 者 、 身 障 者 席 車いす席を早期のうちに設置する。
♦用 器 具 庫 2 ヵ所以上とし、合計面積は500㎡以上とする。
♦夜 間 照 明 設 備 大規模改修・改造時には、設備の設置を必要とし、 1 m220の高さで平
均照度1,000ルックス程度とする。また、フィニッシュラインは、1,500ルクス以上を確保する。
♦電 光 掲 示 盤 大規模改修・改造時には、設置することが望ましい。
♦観 客 の 収 容 数 大規模改修・改造時には、15,000人以上(芝生を含む)とする。少なくと
もメインスタンドは、7,000人程度で屋根付きとする。
♦雨 天 走 路 大規模改修・改造時には、メインスタンド又はバックスタンド側に必要と
する。
♦補 助 競 技 場(※) 第 3種公認陸上競技場とする。
1 周の距離が400mの全天候舗装で 6 レーン以上とし、直送路は原則とし
て 8 レーンとする。
♦投 て き 練 習 場(※) 大規模大会では、投てき練習場は主競技場の至近に設置する。
(※) 現状がこのように設置されていない場合、可能な限り大規模改修・改造時に設置する。
「公認陸上競技場及び長距離走路並びに競歩路規定」及び「第 1種・第 2種公認競技場の基本仕様」
から抜粋
(配慮すべき事項)
- 2 -
競技名 水 泳
日本水泳連盟公認のプール 左記1、2、3は、至近距離にある異なった会場
基 1.競泳用50mプール 1 摘 であることが望ましい。
(隣接して25m補助プール 1 )
2.飛込、シンクロナイズドスイミング用プール1
(飛込用として10mの固定台と 3 mの飛
準 板を備えていること) 要
3.水球用プール 1
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
1.競泳用プール(国内基準公認プールの場合)
(1) 長 さ 50.02m(タッチ板を両端壁に設置する場合)
(2) 幅 17.9m以上
(3) 水 深 1.35m以上
(4) コ ー ス の 数 7コース以上
(5) コ ー ス の 幅 2.50m
(6) プール両端の余裕 0.2m以上で休息だなの幅以上
(7) 自動審判計時装置 常設しなければならない。
(8) 練 習 施 設 事情の許す限り50mプールを併設することとし、できないときは25mプール
でも可とする。
2.飛込用プール (「国内基準飛込プール」の場合)
(1) 飛 板 1m及び 3m
長さ4.8m以上、幅0.5m以上とし、表面に十分な滑りどめを施したものであっ
て、日本水泳連盟の検定を受けたものでなければならない。
(2) 飛 込 台 5m、7.5m、10m
先端の厚さは0.20mを基本とし、0.3mを越えてはならない。
(3) 水 深 10m飛込台の基線上の水深 4.50m
(4) プ ー ル の 方 向 屋外プールにあっては、飛板及び飛込台は北向きに設置されることが望ましい。
(5) 波 立 て 装 置 競技者の水面確認を容易にするために、水面攪拌装置を設置しなければ
ならない。
(6) 練 習 装 置 1 m 飛 板 競技用とは別に 2基
高飛込練習台 飛込台とは異なる側に 1基
(助走用及び踏切練習用)
3.シンクロナイズドスイミング用プール (「国内基準シンクロナイズドスイミング競技プール」の場合)
(1) フィギュアゾーン
♦フィギュア・ゾーンとして10.0m×3.0mの長方形の区域を 2 ヵ所設けなければならない。
♦ 2 つのゾーンのうちの一方は水深3.0m以上、他方は水深2.5m以上でなければならない。
♦それぞれのゾーンは、長辺(10.0m)の一方が同一のプール壁から1.5m以内で、かつプール壁
に平行になるよう設けなければならない。
♦フィギュア・ゾーンはルーティン・ゾーン内に設けることができる。
(2) ルーティン・ゾーン
♦ルーティン・ゾーンは、水深1.8m以上で最低12.0m×25.0mの長方形とし、そのゾーン内に水深
2.5m以上で、一辺12.0mの正方形の区域を設けなければならない。
(3) プールの水は水底まではっきり見えるよう透明でなければならない。
- 3 -
基 準 の 内 容
○シンクロナイズドスイミングプールは次のとおりとする。
〈 フィギュア・ゾーン 〉
プールの壁
1.5以下 1.5以下
ゾーン 2 ゾーン 1
3.0 3.0
水深2.5(Min) 水深3.0(Min)
10.0 10.0
〈 ルーティン・ゾーン 〉
25.0(Min)
水深1.8(Min) 水深2.5(Min) 水深1.8(Min) 12.0(Min)
12.0
4.水球用プール (「国内基準公認水球プール」の場合)
(1) 競技に使用される水面(男子水球) 長辺(ゴールライン間)30.0m 短辺20.0m(2) 水 深 2.00m以上(3) バ ウ ン ダ リ ー ・ ラ イ ン バウンダリー・ラインは、ゴールライン後方(外側)0.30mの位
置に設置する。(4) ゴールラインとプール壁の距離 1.50m以上
○水球プールの一般配置は次のとおりとする。(男子)
1.5以上30.0
プ-
ルの 20.0壁
0.3以上 (単位:m)
〔 日本水泳連盟プール公認規則より抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦ビデオ判定装置の設置が望ましい。
- 4 -
競技名 サ ッ カ ー
基 規定の競技場芝生 7面 摘 2会場地以上に分かれてもよい。
原則、天然芝とするが、1・2回戦はJFA公認
人工芝ピッチの使用を可能とする。ただし、各
種別1会場までとする。準々決勝以上は天然
準 要 芝とする。
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
105
68
(単位:m)
♦日本国内での国際試合及び国民体育大会等の全国的規模の大会でのフィールドの大きさは、105m
×68mとする。
〔サッカー競技規則から抜粋〕
(配慮すべき事項)
♦コートから障害物までの距離は、 6 m以上確保することが望ましい。
- 5 -
競技名 テ ニ ス
基 規定のコート20面 摘 2会場地に分かれる際は24面とする。
準 要
基 準 の 内 容
コートは、次のとおりとする。
8
6 10.97 5 以上 10.97
23.77
8
(単位:m)
〔 テニス規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦コートの方位は、南北 5°に設計することが望ましい。♦コートは、砂入り人工芝が望ましい。♦ナイター照明があることが望ましい。♦屋内コートを 6 面設置することが望ましい。
- 6 -
競技名 ボ ー ト
基 1,000mの 5 コースを有する水路 1 、艇庫 1 (仮 摘
設でもよい。)
準 回送用として 1 コース程度を付設する水路 要
基 準 の 内 容
コースは次のとおりとする。
50 1,000 100
1 レ ー ン
2 レ ー ン
立入禁止 3 レ ー ン
自由水域 75以上
水 域 4 レ ー ン
5 レ ー ン
回送レーン
発艇線 決勝線
(単位:m)
♦コースは、B級以上とする。
♦決勝線の後方に、長さ100m以上の自由水域を設けなければならない。
♦コースの各レーンは互いに平行し、各レーンの幅は、最小限12.5m、最大限15mとする。
♦競漕レーンの外境と岸、その他固定建築物との間には、 5m以上の自由水域を設けなければならな
い。
♦レーンの水深は、各レーンの深さが均等でない場合 3m以上、各レーンの深さが均等な場合 2m以
上とする。
♦コースには、流れのないことを原則とするが、流れのあるときは競漕レーンの全幅について同一の速
さであり、かつ流速20㎝/秒を超えないこと。
〔 日本ボート協会漕艇規則及び日本ボート協会コース規格規定から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦艇置場、リギング場の設置が望ましい。
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競技名 ホ ッ ケ ー
基 規定の競技場 2面 摘
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
10 91.40 10
5
ネ
ッ
ト
ま
た 55
は
フ
ェ
ン
ス
5
ネットまたはフェンス
(単位:m)
〔 (社)日本ホッケー協会国民体育大会ホッケー競技場施設基準から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦競技場は、人工芝 2面とすることが望ましい。
♦防球フェンスの高さは50㎝位とする。
♦防球ネットの高さは、 3 ~ 4 m位とする。
- 8 -
競技名 ボ ク シ ン グ
基 規定のリング 2面を設置することができる体育 摘
館 1 (床面積:縦40m以上×横35m以上)検診、計量会場、医療室、グロービング室、選手
準 練習場などの付帯施設 要
基 準 の 内 容
リングは、次のとおりとする。
0.46以上 0.46以上
4.9~6.1
0.46以上
ロープ
4.9~6.1
0.46以上
(単位:m)
♦ロープの外側は、少なくとも46㎝以上なければならない。♦リングの床の高さは、91㎝以上、122㎝以下を原則とする。
♦リングの床は、水平で厚さ1.3㎝から1.9㎝のフェルトまたは同じ程度の柔軟なものを敷き、キャンパス
で全体を覆う。♦リングロープは、 3本の場合は床から40㎝、80㎝、130㎝の高さに、 4本の場合は床から40㎝、70㎝、
100㎝、130㎝の高さに、太さ 3㎝から 5㎝のロープを四隅の柱から強く張ってかこむ。
♦ロープの角には、パッドをあてがい、 3㎝から 4㎝幅のキャンパス布 2本でロープを等間隔につなぐ。♦リングに 3 台の階段を備える。 2 台は選手とセコンドが使用するために赤と青のコーナーに、また、 1
台はレフリーと医師が使用するために中立コーナーに備える。
〔日本アマチュア・ボクシング競技規則から抜粋〕
(配慮すべき事項)♦リングの照度は1,600ルクス以上が望ましい。(照明は仮設で可)
- 9 -
競技名 バ レ ー ボ ー ル
基 規定の屋内コート 8面 摘 2会場地以上に分かれてもよい。体育館の天井の高さは10m以上が望ましい
準 要 が、 7m以上あればよい。
基 準 の 内 容
コートは、次のとおりとする。
〔 6 人制 2面及び 9 人制女子 2面の場合〕
85 9 5 5 9 5
18
8フリーゾーン
〔 9人制男子 2面の場合〕
85 10.5 5 5 10.5 5
2 1
8フリーゾーン
(単位:m)
♦フリーゾーンは、最小限サイドラインから 5 m、エンドラインから 8 mなければならない。♦競技場の明るさは、コートの表面から 1 mの高さで、1,000~1,500ルクスの範囲とする。♦自由競技空間は、競技場の表面から最小限12.5mの高さがなければならない。
〔 (財)日本バレーボール協会競技規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
- 10 -
競技名 体 操
基 規定の各器具を設置することができる体育館 1 摘 2会場地に分かれてもよい。
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
1.体操競技
♦器械・器具は、国民体育大会などすべての競技会に使用することができる公式体操競技用検定品
とする。
〔 器械・器具検定規則から抜粋 〕
2.新体操
♦競技場は、中央の約50m×30mの面積を競技エリアとし最低14m以上の高さがなくてはならない。
♦演技面は13m×13mとし、その回りには最低 1mの安全地帯を設ける。なお、演技台を設ける場
合は、 2 mとする。
♦演技面を 2 面設置する場合は、その間の距離を最低 2 mとする。
〔 新体操女子規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦体操競技会場の広さは、2,500㎡程度が望ましい。
♦観覧席は、2,000席以上が望ましい。
♦照度は、1,000ルクス以上が望ましい。
- 11 -
競技名 バスケットボール
基 規定の屋内コート 7 面 摘 近接であれば 2 会場地以上に分かれてもよい。
準 要
基 準 の 内 容
コートは、次のとおりとする。
〔 1 競技場 2面の場合〕
5 以上 15 7 以上 15 5 以上
28
5 以上
〔 1競技場 1面の場合〕
5 以上 15 5 以上
28
5 以上(単位:m)
♦天井の高さまたは天井についている障害物までの高さは、床から 7 m以上なければならない。♦照明は、コートの表面をむらなく照らすものとし、プレーヤーや審判、テーブル・オフィシャルズがまぶしくないように配置されなければならない。♦コートは、チーム・ベンチに座っている人を含むすべての障害物から、 2 m以上離れていなければならない。
〔 バスケットボール競技規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦オフィシャル席をどちらのサイドにでも設置可能にするために、また、プレーに支障のないようにコートの境界線から障害物までは 5 m以上が望ましい。♦コートの間隔は、7m以上が望ましい。♦照度はコート面上1mの高さで700ルクス以上とし、コートの競技者に直接日光が当たらないよう採光することが望ましい。
- 12 -
競技名 レ ス リ ン グ
基 規定のマット4面を設置することができる体育館 摘 2会場地に分かれてもよい。1
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
役員席出入口 2 出入口 2
4RED BLUE
マットチェアマン マットチェアマン
コントローラー ジャッジ ジャッジ コントローラー
912
1.5
3~4 BLUE RED4 12 4 12 4 38
RED BLUE
マットチェアマン マットチェアマン
コントローラー ジャッジ ジャッジ コントローラー
12
BLUE RED出入口 2 4 出入口 2
36
(単位:m)
♦マットは、 9m直径の円形で、1.5m幅の同じ「厚さ」の補助部分を有するものとする。♦マットは、「キャンパス」で覆わなければならない。♦マットに隣接するセフティー・ゾーンは、柔らかい材質で完全に覆わなければならない。♦マットの中央に、直径 1 m、幅10㎝のミドルサークルを設置する。パッシビティ・ゾーンは赤色とする。
〔 レスリング・国際ルールから抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦マットの余地は 4 mが望ましい。♦観客の視野を確保するために、マット1.1mまでの高さの「プラットホーム」上に設営することが望ましい。♦競技会を正常に運営するために、マット周辺には広くフロアーの余裕を残すことが望ましい。
- 13 -
競技名 セ ー リ ン グ
基 日本セーリング連盟が適当と認める水域 1 摘( 2海面)ヨットハーバー、艇庫及び競技運営棟(仮設で
準 もよい。) 要
基 準 の 内 容
1.コースの図示の例
1,000~1,500
●マーク1
風●マーク2
1,000~1,500
1,000~1,500
100~200
マーク3● スタート○ ○
フィニッシュ◎
150~200100
◎600~1,000
(単位:m)
(配慮すべき事項)♦水域は、ハーバーの近くにあることが望ましい。
- 14 -
競技名 ウェイトリフティング
基 規定のプラットホーム 1 面を設置することがで 摘きる施設 2ウォーミングアップ場を各施設に1(8セット以上のバーベルとプラットホーム)練習会場1(10セット以上のバーベルと練習用プ
準 ラットホーム) 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
8 以上
4
競技台
× 4 9 以上
6
SR SRCR
ジュリー
(単位:m)
♦会場は、体育館または公会堂的なものとし、フロアの広さは、1,000㎡~1,200㎡程度が望ましい。♦広さが満足されれば既設のステージを使用してもよい。この場合、間口 8 m以上、奥行 9 m以上を必要とする。♦会場の内外に練習場を設けなければならない。♦特設ステージを利用する場合は、高さ50㎝程度、広さ 8 m× 9m程度で木造または鉄骨で組立てられることが望ましい。♦競技台は、厚さ 5㎝~15㎝、広さ 4 m× 4 mの木材、プラスチック又は滑らない物質で覆われた平面競技台で、周囲の色と同一の場合は、最低15㎝幅の色で縁どりしなければならない。♦練習場には、場内放送のスピーカー及び副記録掲示板を設け、ウォームアップ中の選手が競技の進行をたやすく知ることができるようにする。なお、テレビモニターを設置することが望ましい。♦練習場の必要面数は、選手約 6名~ 8 名につき1面の割りとする。
〔 競技規則及び競技運営要領から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦練習場の必要面数は、選手10名につき 1 面程度が望ましい。
- 15 -
競技名 ハ ン ド ボ ー ル
基 規定の屋内競技場6面 摘 2会場地に分かれてもよい。
体育館の天井の高さは10m以上が望ましい
準 要 が、 7m以上あればよい。
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
2 以上( 3 ~ 5 ) 2 以上( 3 ~ 5 )
40
本部席
1以上(2)
安全地帯
バ バ
ッ 安 ッ
ク 全 ク
ネ 地 ネ 20
ッ 帯 ッ
ト ト
1以上(2)
ベンチ オフィシャル ベンチ
マッチバイザー席 (単位:m)
♦コートの周囲には、サイドラインに沿って幅 1 m以上、アウターゴールラインの後方に幅 2 m以上の安
全地帯を設けなければならない。
〔 競技規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦屋内競技場の照度は、800ルクス以上が望ましい。
♦競技場を 2面並列する場合は、コート間の距離は 7 m以上離すことが望ましい。
- 16 -
競技名 自 転 車
基 規定の競技場 1 、規定のロードレースコース 摘
( 1周20~30㎞の周回ロードコース)
準 要
基 準 の 内 容
1.競技場は、次のとおりとする。
♦屋外競技場の周長 333.33m以上とし、競走路の幅員は7.0~9.0mとする。
♦競 走 路 の 構 造 競走路の路面は、木造板張りまたはコンクリート舗装、アスファルト舗装
をもって施工し、競走を安全に行うために必要な硬度及び強度を有し、平
坦でかつ均一な材質でなければならない。また、濡れた場合にも、できる
だけ早く乾くよう不透水性とする。
♦保 護 地 帯 競走路のブルーバンドの内側に、最小幅員3.5mの保護地帯を設ける。こ
こには、危険な障害物を一切置いてはならない。
♦コーナー及びバンク 競走路は、長さ15m以上の直線部、最小曲率半径を有する円曲線部及
び、これらの直線部と円曲線部を結ぶ緩和曲線を有する。
♦直 線 部 通常 6°~ 8 °の横断勾配をつけるが、緩和曲線部の横断勾配により
調整する。ただし、15°を越えないようにする。
♦胸壁又は金網柵 競走路と観客席を区画するために、競走路の外側に沿って、 85~100㎝
の高さの胸壁又は金網柵を設ける。
♦補 助 走 路 インフィールド又は保護地帯の内側に、ウォーミングアップ・クーリングダ
ウンのための補助走路を設ける。
〔 自転車競技場および施設に関する基準要項から抜粋 〕
2.ロードレースコースは、次のとおりとする。
♦競技大会の特性を考慮し、町から町への片道コース、大きく 1周して戻るコース、環状コースを複
数回周回するコース、P字または逆P字の折り返し点のあるコースを選択する。
♦登坂路、降坂路とともに平坦な区間を含み、鉄道踏切、鋭角の急カーブ、断崖、降り坂の急カーブ
ブ等の危険箇所のない舗装道路とする。また、選手団通過時に全面交通規制ができることが望ま
しい。
♦幅員は 6m以上で、最後の 1㎞地点からフィニッシュラインの後方100mまでは最小 8mとし、10m
以上であることが望ましく、視距離前後200m以上とする。
♦ 1 日ロードレースの場合は、スタート・フィニッシュが同一地点であることが望ましい。
♦国民体育大会のロードコースは、 1 周20㎞~30㎞の周回コースであることを原則とする。
〔ロードレースのコースに関する基準要項から抜粋〕
(配慮すべき事項)
- 17 -
競技名 ソ フ ト テ ニ ス
基 規定のコート16面 摘 2会場地に分かれてもよい。
準 要
基 準 の 内 容
コートは、次のとおりとする。
原則 6以上 原則 5以上
10.97 10.97 原則 8以上
23.77
原則 8以上
(単位:m)
♦アウトコートの広さは、ベースラインから後ろに 8 m以上、サイドラインから横に 6 m以上であることを
原則とする。
♦コートが 2 面以上にならぶ場合は、コートのサイドラインとサイドラインの間隔は 5 m以上であることを
原則とする。
〔 ソフトテニス日本競技規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦コートは、砂入り人工芝が望ましい。
♦競技運営上、ナイター照明があることが望ましい。
- 18 -
競技名 卓 球
基 規定のコート12面(予備コート2面を含む)を設 摘 2会場地に分離して開催する場合は、各体育置することができる体育館1 館に規定のコート8面を設置する。
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
48以上
3 42以上 3
1.527以上
142.74 以
上
362 30 以
上
3 3
(単位:m)
♦プレー領域は、長さ14m、幅 7m、高さ 5m以上でなければならない。♦プレー領域は、隣接のプレー領域と観戦者から分ける高さ75㎝の均一な暗色の囲い(フェンス)で区切らなければならない。♦プレーイング・サーフェスの高さで測った照度は、競技領域全面にわたって1,000ルクス以上でなければならない。♦照明源は床上 5m以上でなければならない。♦背景は全般的に暗色で、明るい照明源または覆われていない窓を通す日光が含まれてはならない。♦競技場の床はセラミック、レンガ、コンクリート及び石を使用したものであってならない。また、明るい色又は反射性のあるものであってはならない。
〔 日本卓球ルール及び日本卓球ルール細則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦各チームのベンチをセットするため、中央に 2 m幅の通路及び周囲には最低 3 m幅の通路をとることができる体育館が望ましい。
- 19 -
競技名 軟 式 野 球
基 規定の野球場 5面 摘 2会場地以上に分かれていてもよい。2会場地以上に分かれる場合は 6面とする。
準 要
基 準 の 内 容
野球場は、次のとおりとする。
ファウルライン ファウルライン
塁又はファウルラインからスタンド又はフェンスまで最小限18.29m
〔 公認野球規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦規定の野球場 6面が望ましい。♦両翼90m以上、中堅110m以上が望ましい。♦フェンス等は、安全上ラバーを使用することが望ましい。♦ナイター照明があることが望ましい。
- 20 -
競技名 相 撲
基 規定の競技場 1 摘
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
正 面
黒 北 青房 房o o o o o o o o o o o o o o o
北 東o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
o oo oo 7.27 oo oo o 徳俵 o o西 o o 東o o o oo o o o o o o oo o o o o o o o o oo o o oo o o o o o方 o o o o 方o o o oo o o oo o o oo o o oた o o o o たo o o oo o o oo o o o oo o o o oま o o o o o まo o o o o西 o o o 4.55 o o 東o o o o oo o o o oり o o o o o りo o o oo o o oo o o o( o o o o (
o o o oo o o o控 o o o o 控o o o o o oo o o oo o o o o oえ o o o o o o o o えo o o o o o o o o oo o) o o o o )
o oo oo oo oo o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
西 南 高さo o o o o o o o o o o o o o o
0.3~0.5白 赤房 南 房
水 水
桶 ふみ俵 ふみ俵 桶
(単位:m)
♦土俵の表面は、一辺600㎝以上、727㎝以下の正方形とする。♦土俵の高さは、30㎝~50㎝とする。♦土俵の上には、屋根(特設の枠組みのものを含む)をつるす。
〔 土俵規定から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦競技場は、屋内であることが望ましい。♦土俵構築には、荒木田土を使用することが望ましい。♦練習土俵は 6面以上必要で、テントで覆うことが望ましい。
- 21 -
競技名 馬 術
基 障害馬術競技場1面70m×50m(楕円形でも可)、 摘 各施設は仮設並びにリースでもよい。別途ダービーコースを隣接する。障害練習場2面(うち1面は競技場隣接)馬場馬術競技場1面90m×50m馬場馬術練習場2面(うち1面は隣接)厩舎227馬房(1馬房3m×3m)隔離厩舎2馬房(1馬房4m×4m)ホースマネージャー宿舎47名収容(各県1名男女
準 別) 要
基 準 の 内 容
1.障害用馬場の例
140
50 障害馬場 待機練習馬場 60
馬場
20
70 20 50
2.馬場馬術用馬場の例
150
50 20 本馬場 待機練習馬場 60
馬場60
90 20 40
(単位:m)
♦コースは、コースデザイナーにより決定される。♦会場地の地形や傾斜度等により、競技場の面積、形状、配置等を臨機に変更して設計することができる。
〔 日本馬術連盟競技会規定から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
- 22 -
競技名 フ ェ ン シ ン グ
基 規定のピスト 8 面を設置することができる体育 摘 開催時期により空調施設を有することが望まし
館 1 い。
準 要
基 準 の 内 容
ピストは、次のとおりとする。
1.5 4.2~6.0 1.5 1.5~
14
~
14
~
2.0 2.0 2.0
1.5~2.0
4.2~6.0
1.5~2.0
(単位:m)
♦競技の場は、水平な平面である事。特に光線に関して 2 選手のどちらにも有利あるいは不利な点を与
えてはならない。
♦ピストは、1.5m~2.0mの幅である。長さは14mとする。その結果、センターラインから 2 mのところに位
置した各選手がピスト後方境界線を踏み出さずに自由に後退できる距離が 5 mある。
〔国際フェンシング連盟競技規則から抜粋〕
(配慮すべき事項)
♦木製の床においてもピスト台を敷くことが望ましい。
♦ピストの間隔は、4.2m~6.0m、ピスト後方の間隔は、1.5m~2.0mが望ましい。
♦照度は、ピスト上 1 mの高さで500ルクス以上が望ましい。
♦体育館の窓には、直射日光を遮断する設備があることが望ましい。
♦競技運営上、 1会場であることが望ましい。
- 23 -
競技名 柔 道
基 規定の競技場 3 面を有する柔道場又は体育 摘 試合場は床面から50cm上げたところに設置す
館 1 る。
準 試合会場に隣接した練習場1(150畳程度) 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
2.73 2.73 2.73
9.10 3.64 9.10 3.64 9.10
9.10 ビニール畳 ビニール畳 ビニール畳
50畳 50畳 50畳 14.55
2.73 赤いビニール畳
幅0.91
40.04
(単位:m)
〔 講道館柔道試合審判規定から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
- 24 -
競技名 ソ フ ト ボ ー ル
基 規定の競技場 8面 摘 2会場地以上に分かれてもよい。
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
ポール
68.58以上(男子) フェンスの高さ
60.96以上(女子) 1.2以上バック
○投球距離 男 子 14.02 スクリーン
成年女子 13.11
少年女子 12.19 スコア
ボード
18.29カウント
表示器
7.62~9.14 18.29
ポール
バック 高さ5.0以上
ストップ 7.62~9.14 68.58以上(男子)
60.96以上(女子)
(単位:m)
♦競技場は平坦で、障害物のない地域であり、その上方空間を含む。
♦フェア地域は、両ファウルラインと本塁から、男子:68.58m以上、女子:60.96m以上の半径の円弧に囲
まれた地域である。
〔 オフィシャル・ソフトボール・ルールから抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦ナイター照明があることが望ましい。
- 25 -
競技名 バ ド ミ ン ト ン
基 規定のコート 8面を有する体育館 1 摘 2会場に分かれてもよい。体育館の天井の高さは12m以上あればよい。
準 要
基 準 の 内 容
コートは、次のとおりとする。
2 6.1 2
13.4
2
(単位:m)
♦天井の高さは、コート面より12m以上とする。♦大会に使用する会場は、屋内で競技中は風を遮断しなければならない。♦競技区域は、コート外側四周に、それぞれ 2m以上の余裕がなければならない。また、 1会場に 2面以上のコートを設ける場合には、隣接するコートの間隔は 2m以上とする。♦会場の照度は、各コートともネットの中央上において1,200ルクス以上とする。♦照明は、コートの真上では遮光されていなければならないし、いかなる発光体もあってはならない。また、コートのバックバウンダリーライン上のいかなる位置から、反対側のバックバウンダリーライン上のいかなる位置を見通しても、その延長線上は、すべて遮光されていなければならないし、いかなる発光体もあってはならない。♦選手および観衆等に、試合の経過および得点が明確にわかるように、得点表示装置を置かなければならない。
〔 バドミントン競技規則及び大会運営規定から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦コートは、全面にコートマットを使用することが望ましい。♦競技フロア内に観客席を設ける場合、選手用出入口は観客用と区別を要する。
- 26 -
競技名 弓 道
基 規定の弓道場 1 、遠的競技場 1 (仮設でもよ 摘い。)
準 要
基 準 の 内 容
弓道場は、次のとおりとする。
○近的弓道場 ○遠的弓道場矢止
安 土 大 的看 的 看 看 看的 的 的 的板 板 板 板
看 看看 看 的 的的 的
矢 矢
2 8 6 0矢 観 矢 観
取 客 取 客
道 席 道 席道 道
○○○ ○○○ 審判席 ○○○ ○○○ 審判席射場 審判控 射場 審判控
出入口 出入口 出入口 出入口 出入口 出入口
選手控 選手控
出入口 出入口 出入口 出入口 (単位:m)
♦射位における選手相互の間隔は、近的競技は180㎝以上、遠的競技は130㎝以上とする。ただし、これによらない場合は、要項に明示するか、競技開始前に競技委員長が宣告する。♦射場の床面と垜敷は、原則として同一水平面とする。
〔 弓道競技規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦近的射場と遠的射場は、隣接が望ましい。♦矢取道は、屋根があることが望ましい。♦矢道は、芝が望ましい。
〈近的の場合〉 〈遠的の場合〉♦射位は10人立ち以上が望ましい。 ♦射位は 6人立ちが望ましい。♦射位における射手相互の間隔は、180㎝が望 ♦射位における射手相互の間隔は、130㎝以上ましい。 が望ましい。
♦大的の上まで屋根があることが望ましい。
- 27 -
競技名 ラ イ フ ル 射 撃
基 規定のライフル射撃場(エア・ライフル26射座 摘 2会場地以上に分かれてもよい。
1 、スモールボア・ライフル24射座 1 、ピストル エア・ライフル、スモールボア・ライフルとも電子
準 18射座 1 、光線銃13射座の体育館 1 ) 要 標的装置とすることが望ましい。
基 準 の 内 容
ライフル射撃場は、次のとおりとする。
1.スモールボア・ライフル50m射場
バックストップ
標的面
43.2(1.8×24)
50.0
射線
2.5以上 射 座
通 路
(単位:m)
- 28 -
基 準 の 内 容
2.エア・ライフル10m射場バックストップ
標的面
46.8 (1.8×26)10.0
射線2.5以上 射 座
通 路
3.ピストル射場バックストップ
副的面2.0
標的面
18.0 (1.0×18)25.0
射線1.5以上 射 座
通 路
4.ビームライフル射撃場(光線銃射場)
標的面
13.0 (1.0×13)10.0
4.0以上 射線( 記 点 射 座手席を含 む ) 通 路
(単位:m)
♦10m射場の標的面に、1,000ルクス以上の照明設備が必要である。また、ビームライフル射場は、400ルクス以上、1,000ルクス以下でよいが、エア・ライフル射場と共有する場合は、光量が可変できること。♦標的面の照度は、400~1,000ルクスとする。♦10m射場は屋内でなければならない。
〔 ライフル射撃場の公認に関する規定から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦スモールボア・ライフル射場の射線から標的面までは、芝が望ましい。♦スモールボア・ライフル射場には、エア・ライフル射場として使用できるように、エア・ライフル標的装置を設置できる施設とすることが望ましい。♦各競技会場は、できるだけ近くにあることが望ましい。
- 29 -
競技名 剣 道
基 規定の競技場 2面を有する剣道場または体育 摘
館 1
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
大会役員席 大会役員席
1.5以上 1.5以上
9~11
1.5以上
競 競
技 技
役 試合場 9~11 試合場 役
員 員
席 席
余 地 1.5以上
次回選手席 次回選手席
(単位:m)
♦試合場の床は、板張を原則とする。
♦試合場は、境界線を含み一辺を、 9 mないし11mの正方形、または長方形とする。
♦試合場の外側に、原則として1.5m以上の余地を設ける。
〔 剣道試合・審判規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦競技場の間隔は、 3 mが望ましい。
♦競技運営上、 1 会場であることが望ましい。
♦選手の控室と練習場(アップ用)の設置が望ましい。(仮設でも可)
- 30 -
競技名 ラグビーフットボール
基 規定の競技場 3面(うち芝生の競技場 2面) 摘 2会場地に分かれてもよい。
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
100以内
22以内 22 10 10 22 22以内
70
以
内
(単位:m)
♦フィールドオブプレーは、長さ100mを越えず、幅70mを越えない。両インゴールとも、長さ22m、幅70mを
越えない。
♦ゴールラインとデッドボールラインとの距離は、実際に可能であれば、少なくとも10m以上とる。
〔 競技規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦すべての競技場は、芝生が望ましい。
♦コートから障害物までの距離は、10m以上が望ましい。
♦ゴールポストのクロスバーより上部は、 5 m以上が望ましい。
- 31 -
競技名 山 岳
日本山岳協会が適当と認めるリード施設および 高さ12m以上(ルート長さ15m以上)幅 3 m以上基 摘ボルダリング施設 のリード施設2面
高さ5m、面積60㎡のボルダリング施設 2 基準 要
1 会場で実施
基 準 の 内 容
競技施設は、次のとおりとする。
1.リード競技場◆クライミング・ウォールは、以下の仕様による。(1) ウォールは、ルートの長さで15m以上が設定できるもの、高さは12m以上を必要とする。(2) ウォールの幅は、 3 m以上とする。(3) ウォールの数は、 2 面とし、同形状のものとする。(4) ウォールの傾斜は、90度以上で角度が変えられるものとする。(5) ウォールのパネルは、交換できるものとする。(6) ウォールの設置場所が室外の場合は、雨天対策を施すものとする。(7) ウォールの構造上あるいは立地上、オンサイト方式に抵触する可能性がある場合、ルート・セッターが設定したルートを隠すことができるカーテン等の装置を施すものとする。
◆アイソレーション・ゾーンは、以下の仕様による。(1) 原則として、当日競技をする選手・監督を収容するスペースを有しなければならない。また、できるだけウォールに隣接して設置されることが望ましい。
(2) ウォームアップ用のウォール(原則として高さ 3 m、幅 5 m以上)を 2 面以上設けなければならない。
◆ウォールに隣接して、ルートが見えない場所にコール・ゾーン(原則として、競技者 8 名以上を収容できる場所)を設置しなければならない。また、競技者をアイソレーション・ゾーンから輸送するのに時間がかかる場合は、簡便なウォームアップ用ウォールを用意しなければならない。
◆審判席は、ルートを見渡せる正面及び側面の位置に設置しなければならない。
◆審判用器具として、ビデオカメラ、モニターテレビ、ストップウォッチ及び観客用大型時計(モニター)を設置する。
◆その他のウォール及び審判に係る施設、器具の詳細は、国体山岳競技運営の手引きによる。
2.ボルダリング競技場◆ボルダリング・ウォールは、以下の仕様による。(1) ウォールの高さは、マット面から 5 m以内とする。(2) ウォールの数は、 1 基に 2 ルート以上とれる仕様のもので合計 2 基とする。(3) ウォールの壁面積は、 1 基あたり60㎡とする。(4) 観客席から見やすいようウォールは壇上に設置されなければならない。(5) ウォール 2基は、お互いのルート(プロブレム)が見えないように遮蔽などの対策を施すこと。(6) ウォールの傾斜は、90度以上とする。(7) ウォールのパネルは、交換できなくてもよいが、立体的な構造が望ましい。(8) ウォール 2基の間には、選手の休憩場所を設置し、休憩場所から競技が見えないようにすること。(9) ウォールの設置場所が室外の場合は、雨天対策を施すものとする。(10)必要に応じて、ルート・セッターが設定したルートを隠すことができるカーテン等の装置を施すものとする。
(11)安全対策のため、ウォールの下には壁上部から選手が墜落した場合にも十分な安全が確保できるようなマットを設置するものとする。
- 32 -
基 準 の 内 容
◆アイソレーション・ゾーンは、以下の仕様による。(1) 原則として、当日競技をする選手・監督を収容するスペースを有しなければならない。また、できるだけウォールに隣接して設置されることが望ましい。
(2) ウォームアップ用のウォール(原則として高さ 3 m、幅 5 m以上)を 2 面以上設けなければならない。
◆ウォールに隣接して、ルートが見えない場所にコール・ゾーン(原則として、競技者 8 名以上を収容できる場所)を設置しなければならない。また、競技者をアイソレーション・ゾーンから輸送するのに時間がかかる場合は、簡便なウォームアップ用ウォールを用意しなければならない。
◆審判席は、ルートを見渡せる正面及び側面の位置に設置しなければならない。
◆審判用器具として、ビデオカメラ、モニターテレビ、ストップウォッチ及び観客・選手用大型時計(モニター)を設置する。
◆競技時間ごとに鳴るブザーを設置する。
◆その他のウォール及び審判に係る施設、器具の詳細は、国体山岳競技運営の手引きによる。
3.その他◆リード競技場とボルダリング競技場間の移動時間は、原則として30分以内とする。
〔 山岳競技施設認定規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
- 33 -
競技名 カ ヌ ー
基 1.カヌーフラットウォーターレーシング 摘 2会場地以上に分かれてもよい。
日本カヌー連盟が適当と認める幅101m以
上を有する500m以上のコース 1 、艇庫 1
(艇及び器材を収容できるもの。常設が望
ましいが仮設でもよい。)
2.カヌースラローム、ワイルドウォーター
日本カヌー連盟が適当と認める河川 1 、
艇庫 1 (艇及び器材を収容できるもの。常設
準 が望ましいが仮設でもよい。) 要
基 準 の 内 容
コースは次のとおりとする。
1.フラットウォーターレーシング
♦水路は、静水で長さ500m、 9 レーンとし、日本カヌー連盟が承認したもの。
♦水路は、25mごとに浮標によって標示されなければならない。
♦レーンは、直線でなければならない。
♦レーンの水深は、2.5m以上とする。
♦レーンの幅は、 9 mとする。レーン外境及び各レーン境界は、浮標で標示せねばならない。
♦レーン外境と岸、その他の構築物との間には、10m以上の自由水域をとらなければならない。
♦決勝線の後方には、長さ50m以上の自由水域をとらなければならない。
♦発艇線と決勝線は、コースと直角とする。
♦200mの発艇は、自動発艇装置とする。
♦500mもできるかぎりこれに準ずる。
2.カヌースラローム
♦水路は、全般にわたり漕航可能な激流とし、日本カヌー連盟が承認したもの。
♦コース全長は、250m以上400m以内で、コースはできるだけ自然及び人工の障害物があること。
♦水量は3t/秒以上、流速は2m/秒以上とする。
♦ゲートは25ゲート及び15ゲートとし、内 2~ 5 ゲートはUゲートとする。
♦発艇線および決勝線は電子判定システムとする。
3.ワイルドウォーター
♦水路は、全般にわたり漕航可能な激流とし、日本カヌー連盟が承認したもの。
♦コース全長1,500mを原則とし、コースは全長を通じて常に河底に接触しないで通過できるものでな
ければならない。また、いくつかの自然及び人工の障害物があり、部分的に数ヵ所以上の瀬がある
こと。
♦水量は3t/秒以上、流速は2m/秒以上とする。
♦発艇線および決勝線は電子判定システムとする。
〔 カヌー競技規則、国民体育大会特別規則及びカヌーコース規格から抜粋 〕
- 34 -
基 準 の 内 容
〔 カヌーフラットウォーターレーシング 〕
*自由水域は、ゴールラインより50m以上
500
200 自由水域(コースより10m幅)2 25 25 25 25 25 25
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ス○ ○ ○ ○ ○ ○ タ○ ○ ○ ○ ○ ○
ー
○ ○ ○ ○ ○ ○ ト○ ○ ○ ○ ○ ○ 要○ ○ ○ ○ ○ ○ 9×9レーン 員○ ○ ○ ○ ○ ○ 配○ ○ ○ ○ ○ ○ 置○ ○ ○ ○ ○ ○ 場○ ○ ○ ○ ○ ○ 所
ゴール 200mスタート 500mスタート浮標 浮標
自由水域(コースより10m幅)
審 発 発判 艇 艇台 員 員
〔 カヌースラローム 〕
≦600
・・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ スタート
ゲートUゲート Uゲート Uゲート
ゴール
(単位:m)
〔 ワイルドウォーター 〕
♦スラローム会場との共有が可能である。
(配慮すべき事項)
- 35 -
競技名 ア ー チ ェ リ ー
基 70mの射程距離を有する施設 1 摘
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
安 全 緩 衛 地 帯矢止めとして効果的なネット
盛土又は同様な設備等を設 50矢道区分線(5m以上の間隔) けることによって距離を10m
程減少することができる。
標的ライン70
補 右へ全て助 →員席
90以上競技役 本員 部席 席
3m 3 m ラ イ ンシューティングライン
5以上ウエイティングライン
5以上ウエイティングライン
10以上 120以上 10以上
待 機 地 帯
140以上
(単位:m)
♦ウエイティングラインは、シューティングラインの 5 m以上後方の位置に設ける。♦一般の人が近付ける場所では、競技場の周囲に適当な柵を設けて、観客が競技場内に立ち入らないようにする。この柵は、最外側シューティングレーンの端から10m以上離れた位置とする。また、この柵は、少なくともウエイティングラインから後方に少なくとも10m以上の位置とし、標的の後方は、一般の人が標的の後方50m以内を通過しないようにする。
〔 全日本アーチェリー連盟競技規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦方位は標的面が南向きになるように標的を北側に設置することを原則とする。♦コンピューター用の計算機室(臨時のプレハブでもよい)の設置が望ましい。
- 36 -
競技名 空 手 道
基 規定の競技場 4 面を有する空手道場又は体 摘育館 1
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
本 部 席 本 部 席
12以上
8
12以上 8 競技場 競技場
安全域
記録係 監 査 計時係 記録係 監 査 計時係
競技場 競技場
記録係 監 査 計時係 記録係 監 査 計時係
(単位:m)♦競技場は、マット敷きの正方形でなければならない。♦競技場は、床面から 1 mの高さまで高くしてもよい。高くした壇は、競技場と安全域を含めて、一辺の長さを最低10mとする。
〔 空手競技規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
- 37 -
競技名 銃 剣 道
基 規定の競技場 2面を有する体育館 1 摘
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
大 会 役 員 大 会 役 員
10 10
競 競 競 競
技 技 技 技
役 10 役 役 10 役
員 員 員 員
席 席 席 席
1.5以上 1.5以上
余地(余裕をとり線は設けなくてもよい)
選 手 席 選 手 席
次回選手席 次回選手席
(単位:m)
♦試合場の床は板張りを原則とする。ただし、板張りの床が得られない場合には、平坦な地面をこれに
替えることができる。
♦試合場は一辺を10mの正方形を基準とする。
♦試合場の外側に1.5m以上の余地を設けることを原則とする。
〔 銃剣道試合規則及び細則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦試合場区画線から、大会役員・競技役員席及び選手席の距離は、 4~ 5 mが望ましい。
- 38 -
競技名 ク レ ー 射 撃
基 規定の射場トラップ 1面、スキート 1面 摘
準 要
基 準 の 内 容
トラップ射撃場は、次のとおりとする。
15
1.5 2
2.3
№1
3~4 射台 №1
3~3.3
№2
射台 №2
北または北東 トラップハウス
№3 75以上
3 射台 1 №3 1~1.1
1~1.1
1.5 1 放出機の間隔
レフェリー、プーラー
の位置 №4 16.6~28.6
射台 №4
№5 45°
射台 №5
45°
(単位:m)
♦射台とレフェリーの立つ位置及び操作員の場所は、日光および雨に対して適当な保護がされていなけ
ればならない。
- 39 -
基 準 の 内 容
スキート射撃場は、次のとおりとする。
10.06 16.06
標的の交差点 標的到達距
40.25 離標示杭
飛行線 射撃限界標示杭
5.5
36.80
2.0 0.75
1 8 基線 7
2.0 ロウ・ハウス
ハイ・ハウス 19.20
北または北東
2 6
8.13
5
3
射 0.9 4 射 0.9
台 台
0.9 0.9
7~10
ロープまたは柵
(単位:m)
♦射台とレフェリーの立つ位置及び操作員の場所は、日光及び雨に対して適当な保護がなされていなけ
ればならない。
〔 クレー射撃技術規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦トラップ及びスキート射撃場は、各2面が望ましい。
♦スキート射撃場は、特に風防の配慮が望ましい。
- 40 -
競技名 な ぎ な た
基 規定のコート 2 面を有する体育館又は武道館 摘
1
準 要
基 準 の 内 容
競技場は、次のとおりとする。
大会役員・来賓席 大会役員・来賓席
審判席 審判席
4以上
12 1以上
競 競
技 1 1 技
役 以 試 合 場 12 試 合 場 以 役
員 上 上 員
席 席
3 1以上
4以上
選 手 席
次 回 ・ 次 々 回 選 手 席
(単位:m)
♦試合場は区画線を含み12m四方の広さとする。
♦試合場の外側に 1 m以上の余地を有すること。
〔 試合・演技規定から抜粋 〕
(配慮すべき事項)
♦試合場の間隔は、 3 mが望ましい。
♦試合場と競技会役員席等の間隔は、 4 m以上が望ましい。
♦試合場の床の表面は、素足で滑らない材質であることが望ましい。
♦コートライン以外のラインをなくすことが望ましい。
- 41 -
競技名 ボ ウ リ ン グ
JBC公認競技場とし、競技場のレーン数に応じ 2会場地に分かれてもよい。
基 て、競技日数は以下の通りとする。 摘 使用ピンは、JBC認証ピンであること。
・1会場で40以上のレーンを有する場合は、競技
日数は5日間以内とする。
・1会場で34~38のレーンを有する場合は、競技
日数は6日間以内とする。
準 ・2会場で、それぞれ32以下のレーンを有する場 要
合は、競技日数は5日間以内とする。
基 準 の 内 容
全日本ボウリング協会(JBC)が定めたボウリング施設、設備、用具認証規定による。
(配慮すべき事項)
- 42 -
競技名 ゴ ル フ
基 日本ゴルフ協会が開催を可能と認めた54ホール 摘 2 会場地以上に分かれてもよい。
( 3 コース)の施設を有する競技場
準 要
基 準 の 内 容
♦日本ゴルフ協会のコースレートを有するゴルフ場とする。
♦距離
男子 6,600~7,000ヤードを目途とする。
女子 6,200~6,400ヤードを目途とする。
♦練習場(打撃、パッティング、アプローチ、バンカー)を有すること。
(配慮すべき事項)
- 43 -
競技名 高 等 学 校 野 球
基 規定の野球場 3面 摘 2会場地に分かれてもよい。
準 要
基 準 の 内 容
野球場は、次のとおりとする。
ファウルライン ファウルライン
塁又はファウルラインからスタンド又はフェンスまで最小限18.29m
♦フェンス等はラバーを使用すること。
〔 公認野球規則から抜粋 〕
(配慮すべき事項)♦両翼95m以上、中堅120m以上が望ましいが、現在県大会で使用している程度であればよい。♦ファウルラインからスタンド又はフェンスまで20m以上が望ましいが、上記規程を参照すること。♦ナイター照明があることが望ましい。