町田市便利なバス計画...2 2. 便利なバス網の全体像と計画の位置づけ...

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町田市便利なバス計画 2014年6月 町 田 市

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Page 1: 町田市便利なバス計画...2 2. 便利なバス網の全体像と計画の位置づけ 町田市では、便利なバス網に関する長期的な検討を行うとともに、この検討に

町田市便利なバス計画

2014年6月

町 田 市

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《 目 次 》

1. 計画策定の背景と必要性 ................................................................................ 1

2. 便利なバス網の全体像と計画の位置づけ ........................................................ 2

3. 便利なバス計画の内容 ................................................................................... 4

4. 評価指標と目標値の設定 .............................................................................. 12

用語の解説 ................................................................................................. 13

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1. 計画策定の背景と必要性

本計画は、市民にとって利用しやすい公共交通網(便利なバス網)の構築に向

けて、バス路線網再編の指針を定めたものです。

町田市では、交通施策の実施に向けた取り組みを交通マスタープラン、都市・

地域総合交通戦略において定めています。また、町田市基本計画「まちだ未来づ

くりプラン」において目指すべきまちの姿を示し、その実行計画として、「町田

市新 5 ヵ年計画」を策定しています。加えて、2012 年に都内初の連節バスが

導入されるなど、「路線バスが利用しやすく不便なく快適に移動できるまちにす

る」ことを目指しています。

これらの背景と必要性を踏まえ、本計画では「町田市内の移動しやすさの向

上」、運行効率化による「定時性・速達性の向上」及び「交通空白地区のサービ

スの向上」を目的に、短・中期的な実施に向けた具体的な方向性として、「町田

市便利なバス計画」を取りまとめました。

図 町田市便利なバス計画の位置づけ

町田市交通マスタープラン(2006年2月策定)

町田市都市・地域総合交通戦略(2010年3月策定)

町田市基本計画まちだ未来づくりプラン(2011年12月策定)

○基幹交通機能を強化するプロジェクト

町田市便利なバス計画

【便利なバス網】

町田市が将来的に導入を目指している計画で、幹線道路を高頻度で運行す

るバスと、地域内をきめ細かくカバーする支線バスを組み合わせることによ

って、利便性と運行効率性を高めるバスネットワークの考え方です。

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2. 便利なバス網の全体像と計画の位置づけ

町田市では、便利なバス網に関する長期的な検討を行うとともに、この検討に

基づき、概ね 2021 年を目標年次として、「町田市便利なバス計画」を取りまと

めました。

便利なバス網に関する長期的な検討内容、及び本計画は、「乗り継ぎ拠点計画」

「幹線計画」「支線計画」の3つの要素から構成されています。計画の対象期間

は 2014 年~2021 年ですが、その後についても、概ね 2030 年までの間に

3 つの構成要素をさらに強化することを予定しています。

※交通空白地区とは、自宅から最寄りの鉄道駅までの距離が 300m よりも遠く、かつ最寄りのバス停ま

での距離が 250m よりも遠い地域を指す。

公共交通不便地区とは、「交通空白地区」と、鉄道や路線バスは運行されているが運行頻度が極端に低

い「交通不便地区」の総称。

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※出典:都市計画マスタープランにおける将来都市像の情報を参考として、便利なバス網を重ね合わせて作成しました。

山崎団地センター

相原駅

成瀬駅

凡 例

幹線

支線

支線のカバー圏域

直接町田駅へ向かうバス

直接町田駅へ向かう地域

最寄駅へ向かうバス

都市活動軸

基幹交通網

都市核※1、副次核※2

乗り継ぎ拠点候補

既存の拠点

町田駅4km圏

町田駅5km圏

直接町田駅へ向かう地域

玉川学園前駅

町田駅

南町田駅

多摩境駅

鶴川駅

乗り継ぎ拠点候補

乗り継ぎ拠点候補

つくし野駅

すずかけ台駅

③支線計画※

②幹線計画

①乗り継ぎ拠点計画

乗り継ぎ拠点候補

小山田桜台

藤の台団地

便利なバス計画の全体像

※鉄道駅や乗り継ぎ拠点と交通空白地区を結ぶ新たな公共交通サービスの導入や、

バス網再編による、支線区間のバス運行本数の増発を実施

※1 都市核:町田市における中心市街地(町田駅周辺)

※2 副次核:鶴川・南町田・多摩境の各駅周辺

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3. 便利なバス計画の内容

計画の対象期間(2014 年~2021 年)においては、道路ネットワークは町田

駅前通りの 3 車線化が進むと想定されます。

この道路ネットワークを前提とした便利なバス網の将来像として、現行の系

統をベースに一部において運行経路の変更、及び急行バス路線の拡大を行いま

す。

幹線区間においては、急行バス路線の拡大により、速達性・定時性向上を目指

します。

また、現行の路線バス再編の検討を行うと共に、市内の一部に存在する交通空

白地区を対象に、需要に応じた新たな公共交通の運行を行い、交通空白地区にお

けるサービスの向上を目指します。

構成要素 実施内容

乗り継ぎ拠点計画 ・バス系統の起終点となっている小山田桜台・山崎団

地センター・藤の台団地を拠点として活用

・桜美林学園付近の乗り継ぎ拠点整備に向けた検討

の実施

幹線計画 ・町田駅前通りの3車線化・PTPS 導入検討

・急行バス路線の拡大検討

支線計画 ・現行の路線バス再編の検討

・鉄道駅や乗り継ぎ拠点と交通空白地区を結ぶ新た

な公共交通サービスの導入・路線バスの再編検討

図 施策の実施スケジュール

計画 目的 施策

導入時期

2014~2017年

2018~2021年

乗り継ぎ拠点計画

町田市内の移動しやすさの

向上

①既存の拠点を乗り継ぎ拠点として活用

②桜美林学園付近の乗り継ぎ拠点整備に向けた検討の実施

幹線計画

運行効率化

定時性・速達性の向上

③町田駅前通りの3車線化

④PTPS導入検討

⑤急行バス路線の拡大検討

支線計画

公共交通不便地区のサービス向上

⑥路線バスの再編・鉄道駅や乗り継ぎ拠点と 交通空白地区を結ぶ新たな公共交通サービス導入の検討

:検討・準備 :施策展開・導入

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※出典:都市計画マスタープランにおける将来都市像の情報を参考として、便利なバス網を重ね合わせて作成しました。

凡 例

幹線

直接町田駅へ向かうバス

都市核、副次核

既存の拠点

実施施策(p.4)

相原駅

成瀬駅

玉川学園前駅

町田駅

南町田駅

多摩境駅

鶴川駅

つくし野駅

すずかけ台駅

既存のバス路線に乗り継ぎ

山崎団地センター

藤の台団地

既存のバス路線に乗り継ぎ

小山田桜台

既存のバス路線に乗り継ぎ

町田駅前通り●幹線として位置づけ●3車線化、PTPS導入検討(境川団地北交差点~森野交番前交差点間)

●一部系統に幹線バス導入(急行バス)

乗り継ぎ拠点候補地

桜美林学園付近に乗り継ぎ拠点を整備

便利なバス計画の全体像(~2021年)

施策①施策②

施策③・④・⑤

施策⑥

施策①~⑥

施策①

施策①

路線バスの再編・既存のバス路線と交通空白地区を結ぶ新たな公共交通サービスの導入・検討

※1 都市核:町田市における中心市街地(町田駅周辺)

※2 副次核:鶴川・南町田・多摩境の各駅周辺

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(1) 乗り継ぎ拠点計画

計画の対象期間においては、既存のバス停のうち、バス系統の起終点となって

おり、サービスレベルが比較的高い小山田桜台・山崎団地センター・藤の台団地

を拠点として活用します。加えて、桜美林学園付近への乗り継ぎ拠点について検

討し 2021 年を目途に整備します。

2022 年以降は、桜美林学園付近の乗り継ぎ拠点の状況を踏まえて、残りの

2つの乗り継ぎ拠点(袋橋周辺、木曽山崎モノレール駅前用地)の整備に向けた

検討を行います。

図 乗り継ぎのイメージ

また、乗り継ぎが利用者にとって負担にならないよう、スムーズな乗り継ぎの

実施や、料金負担の軽減、ベンチや待合施設の設置などの取り組みを行います。

住宅地

拠点

(既存のバス停)

鉄道駅等

新たな公共交通システムを接続

既存のバス路線に乗り継ぎ

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(2) 幹線計画

町田駅と周辺地域を結ぶ系統のうち、町田駅前通り・町田街道を経由する系統

を対象に、以下のサービス向上を行います。

○町田駅前通りの3車線化・PTPS導入検討

境川団地北交差点~森野交番前交差点(2.3km)の3車線化を実施します。

また、同区間のPTPS導入に向けた検討を行います。

※PTPSとは、Public Transportation Priority System(公共車両優先システム)の

略で、バスが接近すると前方の信号の青時間を延ばし、バスの速度が低下しないよう

にする仕組み。

図 PTPS の導入イメージ

図 3 車線化実施後の道路空間イメージ

<3 車線化(~2019 年)>

・上り2車線化による路線バスの

定時性・速達性の向上

<現状>

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○急行バス路線の拡大

町田駅前通りや町田街道を通る系統の一部を対象に、乗降客数の少ない一部

のバス停を通過する、急行バス路線の拡大を検討します。

図 急行バス路線のイメージ

図 急行バス導入対象の系統例

<現状>

<急行バス路線>

:停車バス停

sisの図を貼り付けて 130%で拡大した図をさらに 150%で拡大した

町田3・3・8

︵鎌倉街道︶

町田3・3・8

︵鎌倉街道︶

町 32(8)

町田バスセンター

町 27(3)町 30(5)

成瀬駅

古淵駅

玉川学園前駅

柿生

長津田

こどもの国

つくし野

すずかけ台

恩田

南町田

淵野辺駅

矢部駅

相模原駅南橋本駅

多摩境駅

橋本駅

相模大野駅

東林間

小田急相模原

つきみ野

田奈

新百合ヶ丘

五月台

栗平

黒川

若葉台

多摩センター

唐木田

京王堀之内

南大沢

相原駅

鶴川

中央林間

上溝駅

番田駅

原当麻駅

下溝

はるひ野

町田市民病院<凡例>

町○○:系統

(数値):7 時台運行本数(本)

   :バス路線    :バス停

      

3 車線化検討区間

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(3) 支線計画

市内の公共交通不便地区を対象に、現行の路線バスの再編について検討を行

います。

それに加え、「地域」「町田市」「事業者」が協働することで新たな公共交通サ

ービスを導入し、鉄道駅や利便性の高いバス停に乗り入れることで、公共交通不

便地区の解消、利便性の向上を図ります。

新たな公共交通サービスの手段としては、地域の実情を踏まえ、下記の選択肢

から選定を行います。

図 新たな公共交通サービス導入のイメージ

【各手段の特徴】

運行形式 需要

車両

サイズ

輸送力

(乗車定員)

定時定路線

(決まった時刻に

停留所に行けばバ

スに乗れる。)

まとまった

需要がある

場合

小型バス 約 30 名

DRT 方式

(需要に応じた本

数・ルートで運行。)

需要が分散

している

場合

ジャンボタクシー 約 10 名

セダン型タクシー 4 名

交通空白地区

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図 交通空白地区の位置

淵野辺駅

町田駅

玉川学園前駅

鶴川駅

多摩境駅

多摩センター駅

相原駅

唐木田駅

成瀬駅

橋本駅

古淵駅

矢部駅

相模原駅 山崎団地

町田ターミナル

町田バスセンター

境川団地

木曽南団地

成瀬台

市民病院正門

山崎団地センター

下山崎

やくし台センター

野津田車庫

都立野津田高校

日大三高

小山田桜台

小山田

多摩丘陵病院

藤の台団地

上宿凡 例

バス運行本数

:1本/日~

:24本/日~

:36本/日~

:72本/日~

:鉄道駅300m圏※1

:バス停250m圏※2

:山林、緑地、公園等

:主な交通空白地区

※1 高齢者の平均歩行速度が約 60m/分であることから、高齢者が歩いて 5 分の距離として設定

※2 高齢者が歩いて 5 分の距離として設定(バス停付近は地区により地形の高低差や道路の蛇

行等があることを考慮)

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市では、交通空白地区において、新たな公共交通サービスを導入したいと考える

地域に対して、導入及び運行の支援を行います。「地域」「町田市」「事業者」の三者

がそれぞれの役割を担い、協働による運行を実現することで、地域のニーズに合致

した、新たな公共交通サービスを導入することができます。

※ 新たな公共交通サービスの導入にあたっては、地域の方々が、自らの地域に組織を立ち上げ、検討していた

だきます。

図 新たな公共交通サービス運行のための役割分担

※ 運行ルート検討や運行計画作成の際には、必要に応じて事業者に内容の確認を行うことを検討します。

図 新たな公共交通サービス運行までの検討の流れ

効果的・効率的な運行

・運行計画に対する助言・事業許可申請・実証運行・本格運行・利用者増、経費削減の努力

技術的・財政的支援

・道路状況の調査・需要推計、収支試算・関係機関との調整・運行事業者の選定・運行や利用状況などのモニタリング

公共交通を育むための問題意識の共有

・地域組織の立ち上げ※

・現状把握に基づく運行計画の企画・地域住民への説明、合意形成・積極的・継続的な利用を促進するための取組の実施・運行内容の周知・アンケート調査への協力

地域

町田市 事業者

3者の協働により公共交通の充実を図る

本格運行後の収入増への取り組み

・地元企業、商店、病院等からの協賛金・自治会など地元の負担金・車内広告や車外広告(ラッピング) など

1.導入検討の開始

2.計画概要の検討

3.運行収支の予測

4.庁内検討委員会等における導入判断

5.試験運行開始準備

6.試験運行開始(3年間)

7.本格運行開始

・地域組織の形成・交通空白地区に該当しているか確認

・運行ルートの作成・住民の意向調査・住民、自治会等の合意形成

・大まかな運行計画の作成

・収支についての助言

・需要予測・概算事業費の算定・委員会等での検討・市の意思決定

・試験運行開始の周知

・利用促進活動の実施

・運行内容の見直し

・事業者の選定・運行実績の確認・運行継続の判断

・詳細な運行計画の作成

・事業許可の申請

地域 町田市 事業者

事前

準備

運行計画等の作成

・導入検討

実証運行

本格

運行

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4. 評価指標と目標値の設定

計画推進による達成度検証のための評価指標と目標値を下記のように定めます。

※ 「③主な交通空白地区の面積」の現状値には、道路の状況等により新たな公共交通の導入が困難な地区も

含まれています。

※ 計画期間(2014 年~2021 年)内に中間評価を実施予定です。

評価項目 評価指標 現状 目標 資料

1.町田市内の移動しやすさの向上

①市内の公共交通(電車、バス)の利便性に関する満足度

43.0%(2012年)

増加市民意識調査(既存調査)

2.定時性・速達性の向上

②町田駅までの所要時間(乗り継ぎ拠点候補~町田バスセンター/7時台)

19分(2012年6月)

12分 利用実績データ

3.交通空白地区のサービスの向上

③主な交通空白地区の面積

5.6km2

(2013年)4.3km2

市保有データ利用実績データ国土数値情報

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用語の解説

か行

環状バス あるバス停を起終点として、同じ経路を循環するバスのこと。

急行バス 主要なバス停のみに停車し、全てのバス停には停車しないバス

のこと。所要時間の短縮や定時性の確保といった効果が見込ま

れる。

公共交通不便地区 「交通空白地区」と「交通不便地区」の総称。

交通空白地区 自宅から最寄りの鉄道駅までの距離が 300m よりも遠く、かつ

最寄りのバス停までの距離が 250m よりも遠い地域を指す。

交通不便地区 鉄道や路線バスは運行されているが運行頻度が極端に低い地域

を指す。

さ行

速達性 所要時間の短さを示す指標で、バスサービスの魅力を表す。

た行

DRT Demand-Responsive Transit(呼び出し型交通機関)の略で、

外出したいときに電話などで事前予約し、相乗り方式で送迎す

るシステム。一般的にタクシーより安価で、バスより自由度が高

いのが特徴。

定時性 いかに遅れが少なく時刻表どおりの運行がなされているかを示

す指標。

な行

乗り継ぎ拠点 バスからバスへの乗り継ぎのために整備する施設のこと。

(便利なバス網の導入に当たっては、幹線区間と支線区間のバ

ス同士で乗り継ぎが生じるため。)

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は行

PTPS Public Transportation Priority System(公共車両優先システ

ム)の略称で、バスが接近すると前方の信号の青時間を延ばし、

バスの速度が低下しないようにする仕組み。バスレーンとセッ

トで整備することにより効果が高まる。

ら行

連節バス 一度の運行で大量の乗客を輸送できるよう、2台の車両をつな

げた形状のバスのこと。

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町田市便利なバス計画

発 行 年 月 2014年6月

発 行 者 町田市

〒194-8520 町田市森野 2-2-22

電話 042-722-3111

刊行物番号 14-6

編 集 町田市都市づくり部交通事業推進課

印 刷 株式会社芳文社