ca arcserve replication / high availability 画面で …//...

14
1 CA ARCserve Replication / High Availability 画面で見るマニュアル コンポーネントについて ここでは、以下のコンポーネントのインストールについて説明します。 ※説明や手順は、ご使用の環境により一部異なる場合がありますのでご注意ください。 また、文中での「RHA」とは Replication / High Availability の略称として利用されます。 CA ARCserve RHA コントロール サービス ( インストール必須 ) シナリオの作成や稼働状況の確認など、レプリケーションの管理に必要なサービス です。 マスターおよびレプリカサーバーと、TCP/IP で通信が可能なサーバーに最低 1 台 インストールします。 ※本書では、以降「コントロールサービス」と記載します。 CA ARCserve RHA エンジン ( インストール必須 ) レプリケーションを実行するコンポーネントです。 マスターサーバー(レプリケーション元)、レプリカサーバー(レプリケーション先) の双方にインストールします。 ※本書では以降「エンジン」と記載します。 CA ARCserve RHA マネージャ コントロールサービスサーバーに接続し、シナリオを操作するための管理コンソー ルです。 ActiveX コントロールとして、コントロールサービスサーバーからダウンロードし て使用します。 製品のインストーラを利用して、インストール作業をする必要はありません。 ※本書では以降「マネージャ」と記載します。 CA ARCserve RHA PowerShell ( インストールは任意) コマンドラインでレプリケーションの管理を行うためのコンポーネントです。 CA ARCserve RHA コントロールサービスと通信ができるコンピュータにインス トールします。 ( 事前に、Windows PowerShell 1.0 以上のインストールが必要です) ※以下の URL を参照してください。 http://www.arcserve.com/~/media/Files/TechnicalDocuments/asrha_r16_powershell_guide.pdf ※コントロールサービスの導入先は、必ずしもレプリカサーバーでなければいけないというものではありません。 サーバーのスペックが不足している場合は、別のサーバーにコントロールサービスを導入することも検討してください。また、マスターサーバーへ の導入は、マスターサーバーにハードウェア障害などが起きた際に CA ARCserve Replication / High Availability の操作をおこなえなくなる 可能性があるため、おすすめいたしません。

Upload: lephuc

Post on 18-May-2019

223 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

1

CA ARCserve Replication / High Availability画面で見るマニュアル

コンポーネントについてここでは、以下のコンポーネントのインストールについて説明します。※説明や手順は、ご使用の環境により一部異なる場合がありますのでご注意ください。

また、文中での「RHA」とは Replication / High Availability の略称として利用されます。CA ARCserve RHA コントロール サービス( インストール必須 )

シナリオの作成や稼働状況の確認など、レプリケーションの管理に必要なサービスです。マスターおよびレプリカサーバーと、TCP/IP で通信が可能なサーバーに最低 1 台インストールします。※本書では、以降「コントロールサービス」と記載します。

CA ARCserve RHA エンジン( インストール必須 )

レプリケーションを実行するコンポーネントです。マスターサーバー(レプリケーション元)、レプリカサーバー(レプリケーション先)の双方にインストールします。※本書では以降「エンジン」と記載します。

CA ARCserve RHA マネージャ コントロールサービスサーバーに接続し、シナリオを操作するための管理コンソールです。ActiveX コントロールとして、コントロールサービスサーバーからダウンロードして使用します。製品のインストーラを利用して、インストール作業をする必要はありません。※本書では以降「マネージャ」と記載します。

CA ARCserve RHA PowerShell( インストールは任意)※

コマンドラインでレプリケーションの管理を行うためのコンポーネントです。CA ARCserve RHA コントロールサービスと通信ができるコンピュータにインストールします。( 事前に、Windows PowerShell 1.0 以上のインストールが必要です)

※以下の URL を参照してください。http://www.arcserve.com/~/media/Files/TechnicalDocuments/asrha_r16_powershell_guide.pdf

※コントロールサービスの導入先は、必ずしもレプリカサーバーでなければいけないというものではありません。 サーバーのスペックが不足している場合は、別のサーバーにコントロールサービスを導入することも検討してください。また、マスターサーバーへの導入は、マスターサーバーにハードウェア障害などが起きた際に CA ARCserve Replication / High Availability の操作をおこなえなくなる可能性があるため、おすすめいたしません。

2

インストールの前に●インストールの順序本書では便宜上、エンジンのインストールをコントロールサービスのインストールより先に説明していますが、実際にはコントロールサービスのインストールをエンジンのインストール前におこなっていただいても問題ありません。また、エンジンのインストール順序も特に指定していません。

(マスター→レプリカ、レプリカ→マスターのどちらの順序でも問題ありません。)

●ファイアウォールの設定コントロール サービスとエンジンをインストールするサーバーでそれぞれ以下のポートを開いておいてください。 コントロール サービス: TCP/8088 エンジン: TCP/25000※ SSL 設定をしてコントロール サービスを利用する場合には、

TCP/443 ポートを開ける必要があります。※ コントロールサービスおよびエンジンが使用するポート番号は変更

することができます。変更方法は「CA ARCserve Replication/High Availability r16.5 管理者 ガイド」の「第 8 章: プロパティの設定」および「付録 A: CA ARCserve RHA トラブルシューティング」をご覧ください。

また、エンジンのリモートインストールを行う場合は、インストール先のサーバーで以下のポートを開いてください。なお、Windows Server 2008 以降の OS ではファイアウォールで WMI トラフィックの通過を許可してください。

TCP/25000, 1025, 2660, 2666 UDP/135, 137, 138※ Windows Server 2008以降のOSの場合、インストーラ(setup.

exe) をローカルで実行し、RHA エンジンをインストールすることをおすすめします。

●最新のサービスパックを適用してくださいCA ARCserve Replication / High Availability r16.5 をインストールする前に、サービスパックの公開状況を確認してください。CA ARCserve Replication / High Availability r16.5 のサービス パックは以下のサイトで確認、ダウンロードできます。

http://www.casupport.jp/resources/babxo165win/index.htm

●インストールに関する補足情報CA ARCserve Replication / High Availability r16.5 をDVD ドライブのないシステムにインストールする場合は、次のいずれかの方法でおこないます。

・DVD ドライブのあるシステムから、リモートインストールを使用して、CA ARCserve Replication / High Availability r16.5 をインストールします。

・DVD ドライブのあるシステムでインストールメディアをマウントし、DVD ドライブをネットワーク上で共有します。

● [ 参考 ]LAN DISK のポートを解放する例)コントロールサービスの場合

1 スタートメニューから、[ARCserveRHA 概要ページ]→[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]をクリックします。※ Windows Server 2008 R2 以前の場合 スタートメニューから、[管理ツール]→[セキュリ  ティが強化された Windows ファイアウォール]を  クリックします。

2 画面右の受信の規則で [ 新しい規則 ] をクリックします。

3 [ ポート ] を選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

②クリック

①選択

3

7 分かりやすい [ 名前 ]、[ 説明 ] を入力し、[ 完了 ] ボタンをクリックします。

4 [ プロトコルおよびポート ] を設定します。① [TCP] を選択します。② [ 特定のローカルポート ] を選択し、[8088] を入力  します。③ [ 次へ ] ボタンをクリックします。

5 [ 接続を許可する ] を選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

6 すべてにチェックし、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

①選択

③クリック

②入力

①選択

②クリック

①チェック

②クリック

②クリック

①入力

4

1 CA ARCserve Replication / High Availability のコントロール サービスをインストールする LAN DISKに、添付の DVD-ROM をセットします。

2 エクスプローラを起動し、[ARCserve_Replication] フォルダー内のセットアップファイル [Setup.exe] をダブルクリックします。

3 [ コンポーネントのインストール ] をクリックします。

4 [CA ARCserve RHA エンジンのインストール ] をクリックします。

ご注意●インストールする LAN DISK に、事前に USB 接続の DVD ド

ライブを接続しておいてください。●インストールするコンピューターには、Administrator または

Administrators グループのユーザーでログインしてください。●エンジンのインストールはすべてのマスターおよびレプリカサー

バーでおこないます。

クリック

クリック

5 [ 日本語 ] を選択し、[OK] ボタンをクリックします。

6 [ 次へ ] ボタンをクリックします。

7 使用許諾契約を最後まで読み、同意する場合は [ ライセンス使用条件に同意する ] を選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

8 [ ユーザ名 ] と [ 所属 ] を入力し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

クリック

②クリック

①選択

①入力

②クリック

エンジンのインストール

クリック

5

9 [CA ARCserve RHA エンジン ] が選択されていること、インストール先のフォルダーを確認し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

10 エンジンのサービスアカウントを選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。CA ARCserve High Availability をご利用になる場合は、スイッチオーバーの際にドメイン管理者の権限が必要な場合もあります。詳しくは各種ガイドをご覧ください。※ シングルサーバーレプリケーションなどのように、ネット

ワークドライブをレプリカルートディレクトリに指定する場合は [ このアカウント ] を選択し、ローカルまたはドメイン管理者のアカウント情報を入力してください。ローカルシステムアカウントではネットワーク上の共有フォルダーにファイルを書き込む事ができません。

11 [ インストール ] をクリックします。→インストールが終了するまでお待ちください。

クリック

②クリック

①選択

クリック

12 [ 完了 ] をクリックします。

以上でエンジンのインストールは完了です。上記の手順をすべてのマスター・レプリカサーバーに対して繰り返してください。

※遠隔地のサーバーへのエンジンのインストールをより簡単におこなうために、リモートインストーラを利用することができます。詳細は、

「CA ARCserve Replication/High Availability r16.5 インストール ガイド」の「第 3 章 : CA ARCserve RHA のインストール、アップグレード、アンインストール」より「CA ARCserve RHA エンジンをインストールする方法」 - 「リモート インストーラを使用したエンジンのインストール」をご覧ください。

※サーバーにリモートインストールする場合には、エンジンをインストールするユーザーと同じユーザーであらかじめ対象サーバーにログインしている必要があります。

クリック

6

1 CA ARCserve Replication / High Availability のコントロールサービスをインストールする LAN DISKに、添付の DVD-ROM をセットします。

2 エクスプローラを起動し、[ARCserve_Replication] フォルダー内のセットアップファイル [Setup.exe] をダブルクリックします。

3 [ コンポーネントのインストール ] をクリックします。

4 [CA ARCserve RHA コントロール サービスのインストール ] をクリックします。

ご注意●インストールの前に、「ソフトウェアライセンスキー」を入手す

る必要があります。ソフトウェアライセンスキーの入手方法については、DVD-ROM パッケージ内の【はじめにお読みください】をご覧ください。

●インストールする LAN DISK に、事前に USB 接続の DVD ドライブを接続しておいてください。

●コントロールサービスはマスターおよびレプリカサーバーとTCP/IP で通信が可能なサーバーに、1 台インストールされていればレプリケーションを実行できます。本書ではレプリカサーバーのみに導入します。

クリック

5 [ 日本語 ] を選択し、[OK] ボタンをクリックします。

6 コントロールサービスの前提条件となる「Microsoft .NET Framework 3.5」を事前にインストールします。

■ Windows Server 2012 の場合①サーバーマネージャーから、[ 役割と機能の追加ウィザード ]

を進め、[ 機能の選択 ] 画面で「.NET Framework 3.5 Features」を選択し、[ 次へ ] をクリックします。

② [ インストール オプションの確認 ] 画面で [ インストール ]をクリックします。 インストール対象のサーバーがインターネットに接続されていない場合は、Windows Server 2012 のインストール メディアを挿入し、[ 代替ソース パスの設定 ] をクリックします。

①選択②クリック

①選択

②クリック

クリック

コントロールサービスのインストール

クリック

7

③ [ 代替ソース パスの指定 ] 画面にて、[ パス ] に Windows Server 2012 のインストール メディア内のサイド バイ サイド ストア (SxS) フォルダーへのパスを指定します。 [OK] をクリックし、[ インストール オプションの確認 ] 画面にて [ インストール ] をクリックします。

■ Windows Server 2008 R2 以前の場合InstallShield Wizard が表示されますので、[ インストール ]をクリックし、インストールが終了するまでお待ちください。

7 ウィザードが起動したら、[ 次へ ] をクリックします。

クリック

8 使用許諾契約を最後まで読み、同意する場合は [ ライセンス使用条件に同意する ] を選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

9 [ ユーザ名 ] と [ 所属 ] を入力し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

10 インストール先のフォルダーを確認し、問題がなければ[ 次へ ] ボタンをクリックします。※ 32 ビット環境にインストールした場合は、デフォルトイン

ストールパスは以下になります。C:¥Program Files¥CA¥ARCserve RHA¥Manager¥

①選択

②クリック

②クリック

①入力

クリック

クリック

②クリック①指定

8

11 [SSL 設定を使用]チェック ボックスにチェックが入っていないことを確認し、[ 次へ ] をクリックします。※ SSL 設定の詳細については、「CA ARCserve

Replication/High Availability r16.5 インストール ガイド」の「第3 章: CA ARCserve RHA のインストール、アップグレード、アンインストール」の「CA ARCserve RHA コントロール サービスのインストール」および「付録 B: SSL 自己署名証明書のインストール」をご覧ください。

12 コントロールサービスのサービスアカウントを指定します。適切なアカウントを入力し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。※本書では [ ローカル システム アカウント ] を指定していま

す。

②クリック

①確認

②クリック

①指定

設定メモ●シングルサーバーレプリケーションなどのように、ネットワーク

ドライブをレプリカルートディレクトリに指定する場合は、[ このアカウント ] を選択し、ローカルまたはドメイン管理者のアカウント情報を入力してください。 ローカルシステムアカウントではネットワーク上の共有フォルダーにファイルを書き込む事ができません。

13 [ アクティブコントロールサービスがスタンバイコントロールサービスと役割を切り替えることを許可します。] のチェックが外れている事を確認し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。※コントロールサービスの切り替えの詳細については、「CA

ARCserve Replication/High Availability r16.5 インストール ガイド」の「第 3 章 : CA ARCserve RHA のインストール、アップグレード、アンインストール」より「CA ARCserve RHA コントロール サービスのインストール」、および「CA ARCserve Replication/High Availability r16.5 管理者ガイド」の「第 11 章:コントロール サービスの保護」をご覧ください。

14 [ インストール ] をクリックします。→インストールが終了するまでお待ちください。

15 [ 完了 ] をクリックします。→画面が閉じられます。

以上で、コントロール サービスのインストールは完了です。

②クリック

①確認

クリック

クリック

9

1 Windows スタート メニューから [ARCserve RHA 概要ページ ] を開きます。※下の図は Windows Server 2012 の画面です。

Windows Server 2008 R2 以前では、[ すべてのプログラム ]-[CA]-[ARCserve RHA]-[ARCserve RHA 概要ページ ] を開きます。

※コントロールサービスをインストールしていないコンピューターから概要ページにアクセスするには、ブラウザーで以下の URL を入力してください。

http://[ コントロールサービスのコンピューター名 ]:8088/start_page.aspx

2 コントロールサービスのインストール時に登録したサービス アカウントの認証情報を入力し、[ ログイン ]ボタンをクリックします。※ ブラウザーのセキュリティ設定によってはこのサイト(http://[ コントロールサービスのコンピューター名 ])を信頼済みサイトに追加する必要があります。

3 [ シナリオ管理 ] をクリックします。

①入力

②クリック

クリック

クリック

4 [ 実行 ] ボタンをクリックします。→ CA ARCserve RHA マネージャがダウンロードさ

れ、インストールされます。※マネージャをインストールするには前提条件として

Microsoft .NET Framework 3.5 がインストールされている必要があります。インストールされていない場合、別途 Web ページが表示され、コントロール サービスから直接ダウンロードする画面が表示されます。ただし、ここでダウンロードできる .NET Framework 3.5 のインストーラは英語版になりますので、日本語版をご希望の場合にはMicrosoft のウェブサイトからダウンロードしてください。

5 [OK] ボタンをクリックします。→ CA ARCserve RHA マネージャが開きます。

6 [ ヘルプ ] → [ 登録 ] をクリックします。

クリック

クリック

クリック

マネージャのインストールとライセンスの登録

10

7 事前にご用意いただいたソフトウェアライセンスキーを入力し、[ 登録 ] ボタンをクリックします。

8 [ ヘルプ ] → [ 登録 ] をクリックし、再度画面を開いて「現在のキー」欄にライセンスが登録されていることを確認します。

以上で、マネージャのインストールとライセンスの登録は完了です。

①入力②クリック

クリック

11

4 [ シナリオ作成 ] ボタンをクリックします。※ [ シナリオ ] → [ 新規 ] からでも起動できます。

5 [ 新規シナリオの作成 ] が選択されていることを確認し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。

6 以下の選択をして、[ 次へ ] ボタンをクリックします。※ [ 製品タイプの選択 ] の「ハイ アベイラビリティ シナリオ

(HA)」は CA ARCserve High Availability r16.5 のライセンスを適用している場合のみ選択できます。 CA ARCserve Replication/High Availability r16.5 for File Server のライセンスでは、[ サーバ タイプの選択 ]で「ファイル サーバ」および「CA ARCserve RHA コントロールサービス」以外を選択することはできません。また、[ アシュアード リカバリ (AR) を使用した整合性テスト ]を選択することもできません。

サーバタイプの選択 ファイルサーバ製品タイプの選択 レプリケーションおよび

データ リカバリ シナリオ (DR)レプリカ上のタスク なし

シナリオの作成とレプリケーションの実行ここではファイルサーバーのオンラインレプリケーションを行う方法について説明します。Microsoft Exchange Server などのアプリケーションのシナリオや、ハイアベイラビリティのシナリオの作成方法についてはDVD-ROM 内にある各種ガイドをご覧ください。

1 Windows スタート メニューから [ARCserve RHA 概要ページ ] を開きます。※下の図は Windows Server 2012 の画面です。

Windows Server 2008 R2 以前では、[ すべてのプログラム ]-[CA]-[ARCserve RHA]-[ARCserve RHA 概要ページ ] を開きます。

※コントロールサービスをインストールしていないコンピューターから概要ページにアクセスするには、ブラウザーで以下の URL を入力してください。

http://[ コントロールサービスのコンピューター名 ]:8088/start_page.aspx

2 コントロールサービスのインストール時(手順 11)に登録したサービス アカウントの認証情報を入力し、[ ログイン ] ボタンをクリックします。※ 「Windows セッション認証情報の使用」のチェックは外し

たままにします。※ ブラウザーのセキュリティ設定によってはこのサイト(http://[ コントロールサービスのコンピューター名 ])を信頼済みサイトに追加する必要があります。

3 [ シナリオ管理 ] をクリックします。

①入力

②クリック

クリック

クリック

クリック

①選択

②選択

③選択

④クリック

クリック

12

7 [ マスタホスト名 /IP] および [ レプリカ ホスト名 /IP]にホスト名または IP アドレスを入力し、[ 次へ ] ボタンをクリックします※ シナリオ名は任意です。管理上分かりやすい名前を付けて

ください。(ただし、シナリオ名に特殊文字(¥/?:"<>|,)を含めないでください。)

※ 入力ボックスの横の「…」ボタンを利用してホストディスカバリを行うには、ドメインコントローラサーバーに接続されている必要があります。

8 手順 7 で [ ホスト上の CA ARCserve RHA エンジンを検証 ] にチェックが入っていると、マスターおよびレプリカサーバーでエンジンの検証をおこないます。エンジンが問題なくインストールされていることを確認し、[ 次へ ] をクリックします。※ CA ARCserve Replication は、エンジンの検証に RPC(Remote Procedure Call、リモートプロシージャコール)を使用します。そのため、検証対象のサーバで RPC サービスが停止している場合や、ファイアウォールで RPC のポートがブロックされている場合は、エラーが発生しエンジンの検証を終了する事ができません。その場合は、手順 7 で、[ホスト上のCA ARCserve RHAエンジンを検証] チェックボックスのチェックを外してシナリオ作成を進めてください。

※コントロール サービスのサービス アカウントや概要ページへのログイン時に指定したユーザーが、マスターサーバー・レプリカサーバーのエンジンのサービス アカウントと異なる、もしくは OS へのログオン権限が無い場合、[ サーバのステータス ] は「接続されていません」と表示され、以下のような認証ダイアログが表示されます。 それぞれのエンジンの認証情報を入力し [OK] ボタンをクリックしてください。

※マスターサーバー・レプリカサーバーにエンジンがインストールされていない、もしくはエンジンのバージョンが古い場合は、[ インストール ] ボタンをクリックすることでリモート インストーラを立ち上げることができます。詳細は、

「CA ARCserve Replication/High Availability r16.5 インストール ガイド」の「第 3 章 : CA ARCserve RHA のインストール、アップグレード、アンインストール」より

「CA ARCserve RHA エンジンをインストールする方法」 - 「リモート インストーラを使用したエンジンのインストール」をご覧ください。

9 複製対象のフォルダーおよびファイルを指定し、[ 次へ ]ボタンをクリックします。※ CA ARCserve Replication / High Availability r16.5

の保護対象はデータ領域のみです。C:\windowsフォルダーなどシステムによって保護されているフォルダーをマスタ ルートディレクトリとして選択しないよう注意してください。

※ 同様に、CA ARCserve Replication / High Availability r16.5 のインストール ディレクトリやスプール ディレクトリをマスタ ルート ディレクトリに選択しないように注意してください。

①入力

②クリック

①確認

②クリック

①選択

②クリック

13

12 必要な設定をして、[ 次へ ] ボタンをクリックします。※各プロパティの詳細は「CA ARCserve Replication/

High Availability r16.5 管理者 ガイド」の「第 8 章: プロパティの設定」 - 「マスタとレプリカのプロパティの設定」をご覧ください。

13 シナリオの検証がおこなわれ、「シナリオは正常に作成され、検証されました」というメッセージが表示されていることを確認し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。エラーや警告が表示されている場合は、問題を解決した後再試行してください。

14 内容を確認し問題がなければ、[ 終了 ] ボタンをクリックします。※ [ 今すぐ実行 ] をクリックするとシナリオが開始し同期が始

まりますのでご注意ください。

10 複製先のフォルダーを指定し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。複製先フォルダーはデフォルトで複製元と同一のディレクトリパスが設定されますので、必要に応じて適宜変更してください。複製先のディレクトリパスを変更する場合は、ディレクトリパスが表示されている部分をダブルクリックし、フォルダー選択画面を呼び出して指定するか、もしくは指定フォルダーのパスを直接入力します。※ このとき、C:\windows フォルダーなどシステムによって

保護されているフォルダーをレプリカルート ディレクトリとして選択しないよう注意してください。

※ レプリカ ルート ディレクトリに新規フォルダーを指定する場合には、あらかじめ作成するか、もしくは新規作成フォルダー名を含んだパスを直接入力してください。

11 必要な設定をして、[ 次へ ] ボタンをクリックします。※各プロパティの説明がダイアログボックスの下段に表示さ

れます。または、「CA ARCserve Replication/High Availability r16.5 管理者 ガイド」の「第 8 章: プロパティの設定」をご覧ください。

※ 以下の例では [ レプリケーション ]-[ 再起動後に実行 ] を「オフ」に、[ レプリケーション ]-[ オプション設定 ]-[ エラー発生時の自動再同期を禁止 ] を「オン」に変更しています。このように設定することで、マスターサーバー上で不意の再起動やエラーが発生した際に同期が自動的に行われるのを避け、本番環境のパフォーマンス悪化を防ぐことができます。ただし、同期はマスターとレプリカのデータを一致させるための重要な処理です。自動同期が起こるようなエラーの後は、マスターサーバーのアクセスが少ない時間帯を選び、必ず手動で同期を行ってください。

①選択

②クリック

①設定

②クリック

②クリック

①設定

クリック

クリック

14

15 マネージャのシナリオビューで作成したシナリオを選択し、ツールバーの [ 実行 ] ボタン ( 緑色三角ボタン )をクリックします。※ [ シナリオ ] → [ 実行 ] でも起動できます。

16 同期方法を選択し、[OK] をクリックします。→同期が開始します。※同期はマスターサーバーとレプリカサーバーのデータを揃

え、レプリケーションを開始するために必要な処理です。同期の実行中はマスターサーバーのパフォーマンスに影響が出る可能性がありますので、同期は極力業務時間やバッチ処理などを避けておこなってください。なお、同期中にマスター サーバーのレプリケーション対象領域で行われたデータの変更は、スプールに蓄積されて同期終了後にレプリカ サーバーに反映されます。

17 同期が完了するとレプリケーションが開始します。マネージャ画面上でシナリオの状態が、「実行中」になっていることを確認してください。また、マスターサーバーでデータの変更をおこない、ファイルの変更が正しくレプリケート(複製)されることを確認してください。

以上で、シナリオの作成とレプリケーションの実行は完了です。

クリック

クリック