第1018回-1 [2018.03.14] - 外来卓話;松本隆史 様gobo-rc.jp/east//shuuhou/1018...
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kas 【3月は水と衛生月間】 第1018回例会 2018年 3 月 14 日
会 長 告 知
Celebration
☆ 司会進行 SAA – 北垣 剛 君
<ゲスト>
御坊市議会議員
松本隆史 様
稲垣 崇 君 (昭和 38 年 3 月 22 日生) 山本敦弘 君 (昭和 48 年 3 月 1 日生)
会長 森 裕之 君
月信について
1.新会員地区研修会(第1回・第2回)の各実施について
2.米山記念奨学会創立50周年式典に参加して
3.クラブ活動報告
以上が、掲載されています。みなさん読んでおいて下さい。
それと、海南商工会議所で第2分区の研修会が開催されます
ので、出席される方よろしくお願いします。
幹事 細川幸三 君
○例会変更
*海南西 RC
4 月 5 日(木)の例会は、4 月 7 日(土)海南市藤白の「神田屋」
で花見例会に変更します。
*有田南 RC
3 月 20 日(火)の例会は、クラブ定款第 8 条第 1 節(C)によ
り理事会の決定を経て、休会とします。
○理事会報告
1.4 月 25 日(水)有田 2000RC との合同例会の集合時間は
17 時 30 分です。
2.第 2 分区研修会の登録料 2000 円はクラブ負担とします。
3.4 月 4 日(水)の例会は、花見移動例会にします。
「ソーシャル・キャピタルが防災
力に与える影響について」
御坊市議会議員 松本隆史 様
ソーシャル・キャピタル(社会関係資本と訳され、「社会関係資
本」は、フィジカル・キャピタル「物的資本」やヒューマン・キャピ
タル「人的資本」などと並ぶ新しい概念)が防災力に与える影
響についてを、御坊市住民アンケートを用いて分析した結果
をお伝えしたいと思います。
御坊市については現在以下のとおりとなっています。
紀伊半島海岸部のほぼ中央部、総面積:43.91㎢
日高川を境に河北、中央、河南エリアに生活圏域河北:地元
の方と移住の方が混在。
中央では官公庁や商業施設が集中し、河南:農業や漁業が盛
んです。又2世帯同居が多く残り、昼夜間人口比率:113%あ
ります。
住民基本台帳人口では、総人口:24,106 人男:11,541 人
女:12,565 人となり、現世帯数は 10,896 です。これは、近畿大
学経済学論究掲載、近大校友会会長賞受賞院生サミット201
6第 6 回近畿大学大学院サイエンスネットワークにてポスター
セッション(近大東大阪キャンパス)
地区防災計画学会
第 4 回大会にて学会
誌第 12 号に予稿、
発表させて
頂きました。
幹 事 報 告
本日のプログラム
75.00% ⇒ 81.25%
出席率会員数 欠席者 出席者
2月28日 の修正出席率
16名 5名 11名 68.8%
和歌山県は、海側のプレートが陸側に入り込んで蓄積され
た「ひずみ」による巨大地震からの津波の可能性があり南海トラ
フ巨大地震/東海・東南海・南海 3 連動地震の発生が予測。
御坊市の住民 250 人に対するアンケートを用いて「絆」・「人
と人とのつながり」をソーシャル・キャピタルとして定量的に表し、
防災に関してソーシャル・キャピタルが強いほど防災力が強く
なることを確認。
御坊市における今後の防災対策に本研究成果を活用し、地
域の安全、安心に貢献できる施策。
地区防災計画の観点からも町内会や学校区単位でも「互酬
性の規範」と「社会的信頼」が大事。
まとめとして
ソーシャル・キャピタルの中でも特に「互酬性の規範」と「社会
的信頼」が蓄積されているほど、共助意識が高いことがわかる。
よって、地域の防災力向上にはソーシャル・キャピタルの活用、
特に「互酬性の規範」と「社会的信頼」が重要となる。
すなわち、平常時の「スポーツイベントや趣味、サークル活
動、自治会、お祭りなどの地域活動への積極的な参加」と「ゴミ
出しマナーや安全性の向上」を促進する取り組みが防災力を
高め、災害時の救助に大いに役立つのである。
このことは、地区防災計画の観点からも町内会や学校区単
位でも「互酬性の規範」と「社会的信頼」が大事であると考えら
れる。自治体の取り組みとしては、地域住民のソーシャル・キャ
ピタルの蓄積を促進させる政策が重要となる。
地域行事の広報に努め、参加を促す施策を行い、地域の安
全、マナーの向上を呼び掛けていくことで地区防災計画に活
かされると考えられる。
SAA 松本政彦 君
SAA 柏木 喜代美君
◇森 裕之 君 松本様、本日は卓話をよろしくお願いします。
◇細川幸三 君 松本様、本日はようこそお越し下さいました。
出 席 報 告
ニ コ ニ コ 箱