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Page 1: 尾瀬 - tepco.co.jp · 尾瀬はゴミ持ち帰り運動発祥の地です。 ゴミは全て自宅まで持ち帰りましょう。 3. ゴミは持ち帰る 尾瀬は国立公園特別保護地区および国の特別天然記念物に指定されており、
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尾瀬のしおり

木道での歩き方、山道での歩き方などしっかり把握しておきましょう。

尾瀬全体のマップと、「バーチャル散策」で紹介しているコースの案内です。

尾瀬に行く前にご自分の行程をしっかりと把握しておきましょう。無理のない、ゆとりのある行程を組みましょう。

一緒に歩くメンバーのお名前などをメモする時にお使いください。(血液型を把握しておくと、怪我をしたとき等に役立ちます)

尾瀬の思い出を書き留めておく時にお使いください。

3.尾瀬の歩き方

4.尾瀬マップ

5.日程表

6.メンバー表

7.コース感想欄

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尾尾瀬に入る前に、尾瀬でのマナーとルールをしっかりと把握しておきましょう。

1.尾瀬に入る前のお約束

服装や基本装備についてのアドバイスです。尾瀬に行く前に「装備一覧表」を参考に忘れ物がないかチェックをしましょう。

また、万が一の時のために、緊急連絡先も控えておきましょう。

2.準備をしっかりと

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尾瀬の美しい自然は、多くの人のさまざまな努力によって保たれているものです。

美しい自然に出会うために尾瀬を訪れるのなら、この自然をまもるためのマナーをしっかりと把握しておきましょう。

繊細な湿原を守るために、木道から外れて湿原に入らないようにしましょう。

休憩ベンチや木道沿いで休むときや、写真を撮る際にも湿原の中に足を置いたり、

立ち入ってはいけません。

1. 湿原には踏み込まない

混雑回避と自然への負荷軽減のため、尾瀬山小屋組合では平成4年から

完全予約制を導入しています。

また入浴はできますが、石けん・シャンプーの使用は自粛となっています。

5. 山小屋は予約制。  石けん・シャンプーの使用は自粛です。

木道は、基本的に右側通行です。譲り合って歩きましょう。

また通行中の歩きタバコもやめましょう。

2. 木道は右側通行

尾瀬はゴミ持ち帰り運動発祥の地です。

ゴミは全て自宅まで持ち帰りましょう。

3. ゴミは持ち帰る

尾瀬は国立公園特別保護地区および国の特別天然記念物に指定されており、

昆虫・草花の採取はもちろん、落ち葉や枯れ枝等を持ち帰ることも禁止されています。

また、尾瀬の生態系をまもるため、外来の動植物を持ち込まないよう気を

つけましょう。入山口の「種子落としマット」などで靴の泥を落としたり、

衣服をはたいてから入山するなど、細かい心遣いが必要です。

ペットの持ち込みもやめましょう。

4. 動植物は持ち込まない・持ち帰らない

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尾瀬は繊細で優しい風景がその特徴ではありますが、尾瀬は2,000メートル級の山々に囲まれた山岳地帯です。

ご自身の安全を確保するため、入山にあたってのルールを確認しておきましょう!

1. しっかり準備をして出かけましょう。

2,000m級の山々に囲まれた山岳地帯の尾瀬では、天候の急変やケガなど様々な事態が起こりえます。

自然の中で自分の身を守るのは自分だけ。「準備をしっかりと」などを参考に、

支度を調えてから出かけましょう。

2. 時間的・体力的に余裕を持った行程を組みましょう。

余裕のない行程は事故の原因にもなります。

「尾瀬へのアクセス」や「バーチャル散策」などを参考に、余裕を持った行程を組みましょう。

3. 木道は滑りやすいので、気をつけて歩いてください。

雨や露で濡れた木道は特に滑りやすくなります。「尾瀬の歩き方」を参考に、気をつけて歩いてください。

4. 倒木、落石など周囲の状況に気をつけて歩いてください。

自然の中を歩く時には、倒木、落石など、周囲の状況に気を配りながら、気をつけて歩きましょう。

5. ツキノワグマに注意してください。

尾瀬にはツキノワグマが生息しています。

まずクマに出会わないように、また出会ってしまったときに

適切な対応ができるよう、

尾瀬保護財団のHP( http://www.oze-fnd.or.jp/)などから、

情報を確認しておきましょう。

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1.服装と基本装備について

繊細で優しい風景が特徴の尾瀬ですが、山岳地帯であることにかわりなく、天候の急変や防寒などの備えを怠らない

ようにしましょう。

山で一番重要なのは靴、という人もいるくらい、靴は重要です。

主として尾瀬ヶ原や尾瀬沼周辺を歩く場合は、防水性のある

ウォーキングシューズがよいでしょう。

靴は履き慣れたものがいいですが、木道は雨や霧で濡れると滑りやすいので、

靴底がつるつるになっていると危険です。

入山口の峠周辺には、砂利道などもあるので靴底が厚くしっかりしたもので、

くるぶしの上まで包み込んでいるほうが、歩くときに安定感があって疲れにくいです。

2000m級の燧ヶ岳や至仏山に登る場合は、足元のしっかりしたトレッキングシューズ以上の靴を用意しましょう。

帽子

尾瀬ヶ原を歩く時などは強い日差しに長時間さらされます。日除けのための帽子は必携です。

日差しが強いと襟首を焼いてしまうこともありますので、スカーフなどと組み合わせるなどの工夫をしましょう。

雨具

雨の多い尾瀬では、雨具は必需品です。防水性、透湿性にとんだ素材のものを選びましょう。

ゴアテックス素材の雨具は着心地も良く、ヤッケ代わりにも使えるのでおすすめです。

リュックにはリュックカバーを用意しておきましょう。

ただ、風がない場合には、雨傘が有効ですので折たたみの傘を1本持っていきましょう。

防寒着

季節を問わず、朝夕に冷え込んだ時のためにウールのセーターやフリースは必需品です。

ミズバショウや紅葉の時期は、ヤッケやフリースなどを用意しておきましょう。

またこの時期はズボンの下にウールタイツを1枚はいていると温かいでしょう。

長そでシャツにスラックスが定番です。

夏は強い日差しをよけるためにも、長そでシャツをおすすめします。

スラックスは膝のあたりに余裕があり、地のしっかりした破れにくいものを選んでください。

ぴったりしたジーンズなどは、足の疲れにつながりますし、

雨に濡れると乾きにくいので避けましょう。

上着とスラックス

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下着・着替え

価格は少々高いですが、汗の吸収がよく、水分をすぐに蒸発させてしまう新素材機能のものを選びましょう。

着替えは、雨に濡れた場合を考えて一枚多めに用意しておきましょう。

また、ぬかるみにはまることもあるので、靴下はちょっと多めに用意しておきましょう。

常備薬

すりむいたり、切り傷を負った場合だけではなく、靴擦れなどにも絆創膏は便利です。

日頃に飲み慣れた風邪薬、胃腸薬や、使い慣れた湿布などを用意しておくと安心です。

その他

懐中電灯は夜中のトイレや、早朝に出発する場合、また、やむなく日が暮れてしまった時など重宝します。

両手が使えない場合を考えてヘッドランプだと、なお便利です。

地図は自分の歩いている位置を把握したり、コースの確認をするためには必須です。

また、尾瀬では自分で出したゴミは自分で持ち帰ります。ゴミを入れるビニール袋も必要です。

濡れたものや汚れものを入れるにも便利なので、多めに持参しておきましょう。

また、トイレチップに必要となりますので、小銭を多少用意しておくと良いでしょう。

尾瀬は15箇所の公衆トイレがありますが、山岳ルート上にはトイレが無いことが多いです。

できるだけ休憩ポイントで済ませておくとともに、携帯トイレを持っていくようにしましょう。

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2. 装備一覧表

下記の装備一覧表はあくまで参考ですが、必要なものはきちんと揃えたかをしっかりとチェックしておきましょう 

用具名 夏 チェック春・秋 用具名 夏 チェック春・秋 用具名 夏 チェック春・秋

長袖シャツTシャツ

セーター

ウィンドヤッケ

着替え(上下)

スラックス

ウールタイツ

スパッツ

ソックス・替

帽子

ウォーキングシューズまたは登山靴

予備の靴ひも

リュックサックカバー

ヘッドランプ(懐中電灯)

予備電池

タオル

洗面用具

バンダナ

軍手・手袋

サングラス

時計

カメラ

日焼け止め

携帯トイレ

ラジオ

地図(ガイドブック)

コンパス

ナイフ

筆記用具

メモ用紙

ガイドブック

ティッシュペーパー

ビニール袋

健康保険証

救急薬品

非常食

裁縫用具

メタクッカー(簡易コンロ)

ストック・ステッキ

常備薬

リュックサック

ウエストポーチ

水筒

雨具

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TEL:0278-72-2111水上町観光課

TEL:0278-56-3013老神温泉観光協会

観光について

群馬県・沼田口 福島県・会津口

新潟県・越後口

TEL:0278-56-2111利根町振興局 奥只見郷インフォメーション

センター内魚沼市観光協会

TEL:0278-58-2111片品村観光課 檜枝岐村企画観光課 TEL:0241-75-2503

TEL:0278-58-3222片品村観光協会 尾瀬檜枝岐村温泉観光協会 TEL:0241-75-2432

TEL:027-219-1112群馬県観光案内所 南会津町舘岩観光協会 TEL:0241-78-2546

TEL:025-792-7300

ガイドについて

檜枝岐山岳ガイド協会 TEL:0241-75-2307

片品山岳ガイド協会 TEL:0278-58-4664 奥只見郷ネイチャーガイド TEL:025-792-7300

尾瀬全般について

尾瀬保護財団 現在一般公開はしておりません。尾瀬保護財団事務局にご連絡ください。

TEL:027-220-4431 尾瀬沼ビジターセンター

山ノ鼻ビジターセンター 現在一般公開はしておりません。尾瀬保護財団事務局にご連絡ください。

TEL:025-792-4141奥只見タクシー

TEL:025-795-2750奥只見観光

TEL:025-792-8114南越後観光バス小出営業所

小出タクシー TEL:025-792-0019TEL:025-792-7300奥只見郷インフォメーション

センター

新潟県・越後口

TEL:0278-56-3222老神観光センター

TEL:0278-58-3152尾瀬観光タクシー

田島タクシー TEL:0241-62-1130TEL:0278-58-3311関越交通タクシー 鎌田営業所

会津交通田島営業所 TEL:0241-62-1244TEL:0278-58-2041片品観光タクシー

TEL:0241-78-2017会津高原タクシーTEL:0279-22-2020関越交通本社

TEL:0241-62-0134会津乗合自動車田島営業所TEL:0278-23-1111関越交通沼田営業所

TEL:0288-77-2355野岩鉄道TEL:0278-58-3311関越交通鎌田営業所

TEL:03-5962-0102東武鉄道お客さまセンターTEL:050-2016-1600JR沼田駅

福島県・会津口群馬県・沼田口

交通について

3. 連絡先一覧(公共機関連絡先)

各自緊急連絡先

困ったときに緊急の連絡先がわからない、などということがないよう、事前に、緊急連絡先を控えておきましょう。

TEL:

TEL:

TEL:

TEL:

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・ 登りは歩幅を平坦地よりさらに狭くして、段差を少なくしながら 

  一歩一歩踏みしめて歩きましょう。

木道の歩き方

山道の歩き方

・ 木道は原則的に右側通行です。木道以外に踏み出すのは

  絶対にやめましょう。

・ 木道は雨や霜で濡れると、

  滑りやすくなります。歩幅を狭く、靴底をぴったりつけて

 

歩きましょう。

・ 長時間歩く場合は、歩幅を狭く、

  同じリズムで足を運ぶよう心がけましょう。

・ 50分歩いたら10分程度の休憩をとる、

  を目安に一定のリズムを くずさないようにしましょう。

・ 2時間以上歩く場合は、おやつを軽くとるなど

 

栄養補給をしましょう。

・ 充分な水分補給をしましょう。

・ 尾瀬ヶ原は日差しをさえぎるものがありません。

  夏場は特に、水分補給など体調管理に気を配りましょう。

  焼け止めなどもあるとよいでしょう。

・ グループの場合は、一番足の遅い人のペースに合わせましょう。

・ 30分歩いたら5分から10分程度の休憩をとる、を目安に

  一定のリズムをくずさない ようにしましょう。

・ 下りは腰を落とし、膝のクッションを使って、

  斜面に靴底全体をつけるようにゆっく り歩きましょう。

・ すれ違う場合、登りの人や重い荷物を持った人を

 

優先しましょう。

・ 山道の事故は下りで起こることが多くあります。

  疲れてくると特に注意力が散漫になったり、

  腰が高くなり足を滑らしたりしがちです。

  余裕を持った行程を組み、

  事前に少し足慣らしをしておきましょう。

・ 至仏山の東面登山道(山の鼻~至仏山頂)は、

植生保護のため、また、蛇紋岩という滑りやすい岩が

むき出しになっているため、こちらを登りにするルートが推奨されています。

また残雪期は、特に植生保護及び登山者の安全対策のため、登山道が閉鎖

されています。閉鎖期間は、積雪量などにより変更もあり得ますが、例年

5月11日~6月30日です。事前に尾瀬保護財団(http://www.oze-find.or.jp/)

のHPなどで状況を確認してください。

入山可能時期も、午後になると霧や雷が発生しやすくなることもあり、午前9時

までに入山するようにしてください。

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1.日帰り・群馬入りコース 尾瀬ヶ原を気軽に楽しむポピュラーなコース

①鳩待峠~②山ノ鼻~③牛首分岐~④山ノ鼻~⑤鳩待峠

【距離:11km /時間: 3時間5 0分(休憩時間除く)】

百名山の至仏山、燧ケ岳など、2000m級の山々に囲まれた尾瀬ヶ原を散策するコースです。春はミズバショウ(6月初旬~中旬)、夏はニッコウキスゲ(7月上旬~中旬)、秋は草紅葉(9月下旬~10月中旬)が見頃となり、多くのハイカーが訪れますが、それ以外の季節でも四季折々植物が楽しませてくれます。

日帰りで十分な時間がない場合は、尾瀬に生息する植物の多くが集まる、山の鼻の「尾瀬植物研究見本園」を散策されることをおすすめします。

尾瀬は山岳地帯であり、天候が急変することがありますので、必ず防寒・雨天対策を忘れずに入山しましょう。また、濡れた木道は大変滑りやすいため、安全には十分にご注意ください。ゆとりある計画を立て、自分の身の安全は自分で確保しましょう。

休憩所・山小屋

キャンプ場

バス停

駐車場

平滑ノ滝三条ノ滝ウサギ田代

渋沢温泉小屋小沢平

七入

燧裏林道分岐

燧ヶ岳

沼尻

尾瀬沼

奥只見湖

尾瀬ケ原

三平下

大江湿原

沼山峠

御池

尾瀬口

奥只見ダム

銀山平折立温泉

浦佐・小出方面

上り専用

会津方面

上田代

大清水平分岐 尾瀬沼ビジターセンター

一ノ瀬

大清水

牛首分岐尾瀬植物研究見本園

山ノ鼻

ヨッピ吊り橋東電小屋 赤田代分岐

見晴

竜宮十字路

至仏山

鳩待峠

アヤメ平富士見峠

富士見下

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①沼山峠~②大江湿原~③尾瀬沼ビジターセンター~④三平下~⑤一ノ瀬~⑥大清水

【距離:9.8km/時間:3時間50分(休憩時間除く)】

①鳩待峠~②山ノ鼻~③牛首分岐~④ヨッピ吊り橋~⑤東電小屋~⑥赤田代分岐~⑦見晴~⑧竜宮十字路~⑨牛首

【距離:19.6km/時間:5時間50分(休憩時間除く)】

分岐~⑩山ノ鼻~⑪鳩待峠

2.日帰り・福島入りコース 上州と会津を結ぶ沼田街道をたどり、大清水へ抜けるコース

3.1泊2日・群馬入りコース 尾瀬ヶ原を周遊するよくばりコース

沼山峠から小一時間ほど緩やかな山道を行くと尾瀬沼につきま

す。尾瀬沼周辺は、尾瀬ヶ原よりも標高が高いため、花の見頃

が少し異なります。尾瀬沼のほとりに広がる大江湿原がニッコ

ウキスゲの黄色に染め上げられる7月下旬から8月上旬、あるい

は、金色の草紅葉が広がる9月下旬から10月上旬を中心に、多

くのハイカーが訪れるルートです。また、三平下からは、尾瀬沼

越しに燧ヶ岳を撮影することができます。

コース全体では標高差が大きく、特に三平峠から一ノ瀬の間の

登山道は急ですので、足もとにはご注意下さい。

尾瀬は山岳地帯であり、天候が急変することがありますので、

必ず防寒・雨天対策を忘れずに入山しましょう。また、濡れた木

道は大変滑りやすいため、安全には十分にご注意ください。ゆ

とりある計画を立て、自分の身の安全は自分で確保しましょう。

至仏山と燧ケ岳の麓では、生息する植物も少し異なります。赤

田代分岐周辺から見晴にかけての木道沿いでは、初夏にタヌ

キラン、盛夏になればトモエシオガマやチョウジギクの群落が見

られますが、これらの植物は山ノ鼻周辺ではあまり見かけませ

ん。尾瀬の植物全てに言えることですが、小さく可憐な花が多い

ので、ゆっくり散策することをおすすめします。また、尾瀬は、群

馬・福島・新潟の3県の県境にあります。尾瀬ヶ原を周遊すると、

徒歩で簡単に3県を訪れることができるという楽しみもあります。

地図を片手に、県境を探してみてはいかがでしょうか。

尾瀬は山岳地帯であり、天候が急変することがありますので、

必ず防寒・雨天対策を忘れずに入山しましょう。また、濡れた木

道は大変滑りやすいため、安全には十分にご注意ください。ゆ

とりある計画を立て、自分の身の安全は自分で確保しましょう。

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4.1泊2日・福島入りコース 尾瀬沼と豪壮な三条滝巡りコース

5.1泊2日・新潟入りコース 湖上遊覧と尾瀬の「水」を巡るコース

かつての銀山が湖底に眠ることから「銀山湖」の異名を持つ奥

只見湖を船で渡り、小沢平より入山するコースです。アクセスの

長さから訪れるハイカーの数はまばらですが、原生林に囲まれ

た奥深い自然は、他の尾瀬とは一味違った表情を見せてくれま

す。ブナやトチを中心とする原生林が見事で、新緑や紅葉の時

期はとても見ごたえがありますし、夏場は涼しい樹林帯を満喫

できます。 渋沢温泉小屋からウサギ田代までは急な上り、ウサ

ギ田代から平滑ノ滝までは急な下りがあり、アップダウンの激し

いコースですので、余裕を持った行程で入山してください。

尾瀬は山岳地帯であり、天候が急変することがありますので、

必ず防寒・雨天対策を忘れずに入山しましょう。また、濡れた木

道は大変滑りやすいため、安全には十分にご注意ください。ゆ

とりある計画を立て、自分の身の安全は自分で確保しましょう。

【距離:21.6km/時間:8時間50分(休憩時間除く)】

①沼山峠~②大江湿原~③沼尻~④見晴~⑤赤田代分岐~⑥東電小屋~⑦赤田代分岐~⑧平滑ノ滝~⑨三条ノ滝

~⑩ウサギ田代~⑪燧裏林道分岐~⑫上田代~⑬御池

【距離:19. 3km/時間:9時間10分(休憩時間除く)】

沼山峠から、大江湿原と尾瀬沼通り、三条ノ滝、燧裏林道から御池へ至るコースです。ニッコウキスゲが満開となる7月頃は、尾瀬沼を遠く望広々とした大江湿原は見渡す限りニッコウキスゲの黄色い花で敷き詰められ、尾瀬沼東岸では、湖面に影を落とす燧ヶ岳の姿が見物です。尾瀬ヶ原と尾瀬沼のイメージとは異なるのが、平滑ノ滝や三条ノ滝で、広大な尾瀬地域すべての水が流れでます。滝に近づくにつれ急勾配の山道を登り下ります。ウサギ田代から燧裏林道を経由して御池へ至るコースは、燧ヶ岳北面の山腹を通り、尾瀬でも有数の美しいブナ林を通るので、新緑や紅葉の時期にはぜひ利用したい場所です。御池から40分ほどの上田代は、燧裏林道で最大の湿原であり、見事な傾斜湿原と可憐に咲き誇る植物だけでなく、平ヶ岳や大津岐山などの山々の展望が楽しめます。

ウサギ田代から平滑ノ滝までは急な下りがあり、アップダウンの激しいコースですので、余裕を持った行程で入山してください。

尾瀬は山岳地帯であり、天候が急変することがありますので、必ず防寒・雨天対策を忘れずに入山しましょう。また、濡れた木道は大変滑りやすいため、安全には十分にご注意ください。ゆとりある計画を立て、自分の身の安全は自分で確保しましょう。

①浦佐~②奥只見湖~③小沢平~④渋沢温泉小屋~⑤ウサギ田代~⑥三条ノ滝~⑦平滑ノ滝~⑧赤田代分岐~

⑨東電小屋~⑩赤田代分岐~⑪燧裏林道分岐~⑫上田代~⑬御池

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山しましょう。また、濡れた木道は大変滑りやす

6.2泊3日・新潟入りコース 湖状遊覧・尾瀬ヶ原・尾瀬沼を巡る贅沢なコース

7.2泊3日・群馬入りコース 尾瀬の歴史にふれるアヤメ平巡りコース

新潟県側の秘境・奥只見湖から船で入るコースです。運が良け

れば奥只見湖周辺で、天然記念物のイヌワシを見られるかもし

れません。御池からやや急な登山道を進んでいくと、見晴らしの

良い上田代に出ます。ここから赤田代までは、アップダウンを繰

り返しながらブナなどの原生林の中を歩きます。新潟・福島・群

馬の3県を巡り、広大な原生林から、植物が咲き乱れる湿原ま

で、表情豊かな尾瀬を感じることのできるコースです。2泊3日の

ゆったりした行程で、ご自分のペースで、尾瀬の魅力を堪能して

下さい。

尾瀬は山岳地帯であり、天候が急変することがありますので、

必ず防寒・雨天対策を忘れずに入山しましょう。また、濡れた木

道は大変滑りやすいため、安全には十分にご注意ください。ゆ

とりある計画を立て、自分の身の安全は自分で確保しましょう。

富士見峠近くのアヤメ平は、かつて「天上の楽園」と讃えられた

美しい湿原でした。1960年代の尾瀬ブームには多くのハイカー

がここを訪れましたが、当時は今のように木道が整備されてい

なかったため、瞬く間に湿原が荒廃してしまいました。東京電力

ではかつての緑を取り戻そうと、約半世紀にわたってアヤメ平

湿原の植生回復作業を続けています。標高2000m近いアヤメ

平から、1400mの尾瀬ヶ原、白砂峠を越えて1600mの尾瀬沼へ

抜けると、咲いている花もちょっとずつ違って、新しい発見や楽

しみがあるのではないかと思います。

尾瀬は山岳地帯であり、天候が急変することがありますので、

必ず防寒・雨天対策を忘れずに入山しましょう。また、濡れた木

道は大変滑りやすいため、安全には十分にご注意ください。ゆ

とりある計画を立て、自分の身の安全は自分で確保しましょう。

【距離:28.6km/時間:10時間50分(休憩時間除く)】

①浦佐~②奥只見湖~③御池~④上田代~⑤燧裏林道分岐~⑥赤田代分岐~⑦東電小屋~⑧ヨッピ吊り橋~⑨牛首

分岐~⑩竜宮十字路~⑪見晴~⑫沼尻~⑬大江湿原~⑭沼山峠

【距離:29.9km/時間:12時間20分(休憩時間除く)】

①富士見下~②富士見峠~③アヤメ平~④竜宮十字路~(尾瀬ヶ原周遊)~⑤見晴~⑥沼尻~⑦尾瀬沼ビジターセン

ター~⑧三平下~⑨一ノ瀬~⑩大清水

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1日目 (平成   年   月   日  曜 日)

2日目 (平成  年   月   日   曜日)

3日目 (平成  年  月   日  曜 日)

時 間 内 容

時 間 内 容

時 間 内 容

氏 名 血液型 備考

氏 名 血液型 備考

氏 名 血液型 備考

氏 名 血液型 備考

氏 名 血液型 備考

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1日目 (平成  年  月  日  曜日)

コース: 時 間:

感 想:

天 候:

コース: 時 間:

感 想:

天 候:

……………………

……………………

……………………

……………………

……………………

……………………

2日目 (平成  年  月  日  曜日)

3日目(平成  年  月  日  曜日)

コース: 時 間:

感 想:

天 候: