八王子市役所 環境マネジメントシステム...hachiojicityoffice environmental...
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令和2(2020)年 4 月発行
<発行> 八王子市環境部環境政策課
<問い合わせ> 620-7384(内 3204)
<愛称> H-EMS(ヒームス)
はちおうじ省エネ国キャラクター
えこちゃん・グリちゃん・ゴーくん
八王子市役所
環境マネジメントシステム
(H-EMS)ハンドブック
このハンドブックは、八王子市役所環境マネジメントシステムガイドラインの
日々の職員の具体的な環境配慮行動を示した行動編の内容を基に作成しました。
全ての職場(小中学校、指定管理者が管理する施設も含む)において、職員一人
ひとりの確実な取組が必要です。このハンドブックの内容を理解して、日常の業務
の中で積極的に取り組んでください。各職場において、職場研修を行う際にこのハ
ンドブックをご活用ください。
なお、職場によっては、ハンドブックの取組が、業務等の実態と合わない場合も
ありますが、適宜、職場の実情に合わせた環境配慮の取組を行ってください。
マーク 説明
輪読用の区切りのためにマークをつけています。また、番号を
振っていますので、輪読実施の際に目安としてください。
このハンドブックを使用して、自分の職場において、環境にどのように
影響を与える活動をしているか、自分はどのような行動を行うべきかを考
えましょう。ハンドブック以外にも、環境に影響するような情報を収集し、
各職場で独自の取組を行うようにしましょう。
八王子市役所環境マネジメントシステムの愛称は、
Hachiojicityoffice Environmental Management System の頭
文字をつなげて、「H-EMS:ヒームス」としました。
私たちの事務事業に起因する環境への負荷を軽減するため、「ヒームス」
に取り組んでいきましょう!
1 日目
1 日目
1 環境マネジメントシステムに取り組む意義
2 事務事業による環境への影響
3 各部署の目標設定
4 職員の具体的な行動
5 各部署での取組
6 施設建設時等におけるエネルギー対策
7 施設・設備の運用におけるエネルギー対策
8 公用車の低炭素化
9 各職場独自の環境配慮
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- 2 -
地球温暖化をはじめとした環境問題を防ぐために、市役所を含め、地域全体で環
境への負荷を減らす取組を進める必要があります。企業や自治体の活動によって生
じるさまざまな環境への負荷を減らすために、継続的に取組を改善し、環境配慮行
動を推進していく「しくみ」が環境マネジメントシステムです。(例:ISO14001、
エコアクション 21、LAS-E)
市は、市域全体の総合的な温暖化対策の推進者として市民や事業者の取組を支援
するとともに、事業者とし、自ら率先して環境負荷の低減を図ることが重要です。
そこで、本市が取り組む「八王子市役所環境マネジメントシステム(H-EMS)」で
は、エコアクションプラン(第4次)の温室効果ガス削減目標及び環境基本計画に
基づいて環境配慮の取組を行い、職員一人ひとりが環境への意識を高めるとともに、
環境保全施策の実施を推進していきます。
また、環境マネジメントシステムに対し、市民を交えて監査をすることで、より
高い実効性を確保します。
取組の内容や
目標を設定します
取組の状況や
目標の達成状況に
ついて点検します
目標の達成に向けて
環境に配慮した取り
組みを行います
点検の結果を検証し
取組の改善を図
ります
監査の実施
市民参加
更なる高い目標に向かい
継続的なステップアップ
市民参加
1 2 日目
PDCA サイクルによりシステムを運用します。PDCA にはシステム全体を
振り返る大きな PDCA サイクルと、業務ごとや、手順ごと行う小さな PDCA
があります。
日々の業務や実施手順を、「やり方はこれで良いのか?」「うまくいったこ
とは何か?」「つまずいたことは何か?」など振り返り、評価を行うことが継
続的な改善の第一歩につながります。
- 3 -
主な体制及び役割は次のとおりです。
環境推進監督者(部等の長) ⇒ 部の目標の決定、取組状況の把握、点検
環境推進責任者(課等の長) ⇒ 課の目標の決定、取組状況の把握、点検
環境推進員(各課主査1名) ⇒ 取組状況の把握、環境推進責任者への報告
職場の取組推進、徹底
八王子市役所環境マネジメントシステムガイドラインに基づいた環境に配慮し
た取組が徹底されるよう、各職場において職場研修を行い、職員へ周知を図って
ください。
□ 「八王子市役所エコアクションプラン(第4次)」「第2次八王子市環境基本計
画」の目標を、職員全員が認識・理解し、担当の事務事業が目標達成のために、
どのように関わるか考えましょう。
□ 担当の事務事業による直接的・間接的な環境への影響を、職員全員が認識・理
解しましょう。
□ 職場における省エネ、省資源、リサイクル、グリーン購入、エコドライブなど
の環境配慮行動について、職員全員が認識・理解しましょう。
□ 各部署での取組を、職員全員が認識・理解しましょう。
□ 各職場独自の環境配慮の工夫などの取組について職員全員で考え、提案しまし
ょう。
環境推進員は、職員ポータルのリストで管理しています。変更等がありま
したら、随時更新するようお願いします。
職員ポータル > リスト(左側) > 環境推進員
職員ポータルをチェック!
3 日目
- 4 -
八王子市役所環境マネジメントシステム(H-EMS)では、各部の環境に配慮し
た取組の実施状況を確認するために監査を実施します。監査では、市民監査員が参
加することで、自治体全体の環境を保全・改善するための施策・事業内容及び実施
状況を確認し、市民と行政が共通の認識を持つことに役立てます。なお、監査員は、
市民監査員で半数以上を占めることとしています。
環境推進会議
委員
地球温暖化防止
活動推進員 環境政策の
専門家 市職員
監査チーム
市民監査員
4 日目
八王子市役所環境マネジメントシステム(H-EMS)の対象は、市が実施
する事務事業と、市の庁舎、保育園、小学校、中学校、清掃工場などを含め
た市の施設、指定管理施設となります。監査は、全ての部を対象とし、3 年
ですべての部が一巡するように行います。
監査の方法は、部ごとに行う集合監査と、監査員が執務室に赴いて行う現
場監査、書面による書面監査があります。どの監査を受けるのかについては、
環境政策課が対象所管を抽出し、通知をします。
- 5 -
自治体として率先して環境配慮全般に取り組むための「環境配慮率先行動計画」及
び市の事務事業から排出される温室効果ガス削減のための「地方公共団体実行計画」
として位置づけており、八王子市地球温暖化対策地域推進計画(令和2(2020)年
3月策定)との整合性を図りつつ、温室効果ガスの削減に向けた取組を定めているも
のです。
職員一人ひとりが環境への意識を高めるとともに、全ての職員が日常事務活動にお
ける省エネ・省資源などの環境配慮に取り組んで市域全体の環境保全を推進すること
を目指しています。
※令和2(2020)年 3 月策定
職員ポータル > ドキュメント センター > 160 環境部 > 10 環境政策課 >
01-09エコアクションプラン > エコアクションプラン(第4次)
ドキュメントセンターをチェック! ドキュメントセンターをチェック!
5 5 日目
68,366t
2
- 6 -
市民・事業者の自発的な環境保全活動と市の環境施策とを総合的かつ計画的に推進
することにより、八王子の望ましい環境像「未来へつづく、水とみどりにあふれた健
康で心やすらぐまち」の実現を目指しています。
本計画では、市が中心となって推進する「基本施策」と市民・事業者が市と協働し
て取り組む「協働プロジェクト」、市民・事業者が中心となって地域での環境保全に
取り組む「地域の行動」で構成していることが特徴です。計画の取組として、環境マ
ネジメントシステムを運用し、省エネルギーの取組を行うこととしています。
ドキュメントセンターをチェック!
職員ポータル > ドキュメント センター > 160 環境部 > 10 環境政策課 >
02-01-01第 2次八王子市環境基本計画
※平成 31(2019)年 3 月策定
環境基本計画では、望ましい環境像を「未来へつづく、水とみどりにあふれた健
康で心やすらぐまち」とし、これを実現するための柱として、4つの基本目標を設
定しています。基本施策の成果指標の達成に向けて取り組むことで、SDGsに貢献
します。
6 日目
- 7 -
普段何気なく行っている事務事業ですが、直接的・間接的に環境に影響を与えて
いることが考えられます。事務事業が環境へ与える影響を十分に理解し、負荷を減
らすよう日頃から意識しましょう。
2
事務事業 環境への影響
電気を使用する
■ CO2の排出
■ 硫黄酸化物、窒素酸化物等の
大気汚染物質の排出
■ 石炭、石油、天然ガスの使用 など
灯油・重油を使用する
■ CO2の排出
■ 硫黄酸化物、窒素酸化物等の大気
汚染物質の排出 など
ガスを使用する
■ CO2の排出
■ 窒素酸化物等の大気汚染物質の排出 など
自動車を使用する
■ CO2の排出
■ 硫黄酸化物、窒素酸化物等の大気
汚染物質の排出 など
水を使用する
■ きれいな水から汚れた水へ
■ 送水する時や下水処理する時に電気を使用
■ 汚泥の焼却 など
紙を使用する
■ 森林が伐採され森林資源が減る
■ 森林が減少しCO2の吸収量が減る
■ 製造時に電気や化石燃料を使用 など
7 日目
- 8 -
職員一人ひとりが、地域の環境に関心をもち、八王子の地理的・歴史的
な位置づけを背景とした環境の特徴について、認識・理解しましょう。
事務用品を使用する
■ 森林が減少しCO2の吸収量が減る
■ 原料に化石資源を使用し製造時に
電気や化石燃料を使用 など
プラスチック製品を使用する
■焼却したときにCO2や有害物質を排出
■マイクロプラスチックとして海洋へ流入
■原料に化石資源を使用し製造時に
電気や化石燃料を使用 など
可燃ごみを排出する
■ CO2を排出
■ 硫黄酸化物、窒素酸化物等の大気
汚染物質の排出
■ 清掃工場での電気や化石燃料を使用
など
不燃ごみを排出する
■ CO2を排出
■ 硫黄酸化物、窒素酸化物等の大気
汚染物質の排出
■ 埋立による土壌の汚染
■ 埋立地からの雨水の浸出による
水質汚濁 など
8 日目
- 9 -
各部署において、温室効果ガス削減に向けて、環境への影響を考え、それぞれの
事務事業に合った環境配慮行動の目標を設定します。また、それに対しての具体的
な取組方法を決め、職員全員が認識し、取り組みます。
施設を管理する所管(小学校・中学校・児童館・保育園等・指定管理施設を含む)
は、職員が取り組む目標と施設を管理する上での目標のふたつを設定してくださ
い。
所管の事務事業に関連付けた環境配慮行動を設定しましょう。
過去の実績を踏まえた目標数値を設定しましょう。
総合計画や環境基本計画に掲げる目標値と整合をとりましょう。
職員一人ひとりが取り組みやすい目標を設定しましょう。
こんな目標にも取り組んでみましょう!
「業務の見直しをする」という目標に取り組むことで、効率の良い業務
となり残業が減り、結果光熱費が削減されることも考えられます。
「無事故無災害をめざす」という目標に取り組むことで、事故や災害を
起こした場合の環境負荷を避けるとも考えられます。
「環境教育・環境学習を実施する」という目標に取り組むことで、環境
基本計画の基本施策に貢献します。
前年度比 1%以上の電気使用量削減。
(省エネルギー法_工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事
業者の判断の基準(平成 21(2009)年 3 月 31 日経済産業省告示第 66
号))
施設利用者や常駐の事業者、出入りする事業者などを巻き込んだ取組を目
標にしましょう。
3 9 日目
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□ 両面印刷、縮小印刷機能の活用や、使用済み用紙の裏面利用を徹底し紙の
使用量をできるだけ減らす。(ただし、使用済み用紙の裏面を利用する際に
は、個人情報の漏洩が無いよう十分注意する。)
□ コピー機の使用後は、次に使用する人がミスコピーをしないよう、必ずリ
セットボタンを押す。
□ 印刷するときは、不必要な部分まで印刷しないよう、よく確認して必要な
部分のみ印刷する。
□ 情報共有や情報提供をする際には、積極的に庁内LANを活用する。
□ 会議資料等は工夫してできるだけ簡素化し、作成部数の適正化を徹底する。
□ 印刷物は配布先や内容を精査し、必要最小限のページ数、部数とする。
□ 本庁事務棟の会議室で会議を行う際に、タブレット端末を活用し、紙資料
を削減する。
裏面利用やリセットボタンなどは、全員が共通で取組ができるよう視覚
化するなど工夫しましょう。
職場において省エネ、省資源、リサイクル、グリーン購入、エコドライブなどを
実施し事務活動における環境配慮行動を実践します。
4 10日目
- 11 -
□ 紙類は資源回収ボックスなどで分別を徹底し、資源化する。
□ 小さい紙類(名刺やメモなど)は使用済み封筒や紙袋にまとめて、資源化
する。
□ 使用済みの封筒は、交換便や雑紙を入れる封筒として再利用する。
□ ファイル等は可能な限り再利用する。
□ 缶、ビン、ペットボトルなどの売店や庁内の自動販売機で購入したものは、
所定の場所に出し、回収してもらう。
□ 個人が持ち込んだごみは持ち帰る。
□ マイはし、マイボトル、マイバックを活用し、ごみの発生を抑制する。
□ 使い捨てプラスチック製品(ストロー、スプーン等)の使用を控える。
□ 不要になった物品でも、まだ使える場合は、職員ポータル > リストの「資
源活用コーナー」を使い、有効利用に努める。
本庁舎や事務所など事業を行っている事業者が出すごみは、事業系ごみ
です。発泡スチロールなどのプラスチックは産業廃棄物となり、原則、市
では処理できません。
事業系ごみと家庭から出される家庭系ごみとは、一部分別に違いがあり
ますので注意してください。
分別に迷った場合には、ドキュメントセンターをチェック!
職員ポータル > ドキュメント センター > 160環境部 > 10環境政策課 > 01-02
八王子市役所環境マネジメントシステム > 04 関連情報 > 庁内分別マニュアル
11日目
- 12 -
□ 昼休み・時間外には、必要な個所のみ点灯する。
□ 勤務時間内においても、打合せコーナーなど使用しない時は消灯する。 □ トイレ・給湯室・更衣室等の不使用時の照明は消灯する。(ただし、人感セ
ンサー式の照明は操作不要)
□ トイレの使用後は便座のふたを閉める。(夏期は保温機能を OFF にする。) □ 窓側や廊下で十分な採光が確保される場合には、随時消灯する。 □ 離席時や長時間パソコンを使用しない場合はスリープに、使用しない時間
が 1 時間 45 分以上であればシャットダウンする。
□ 退庁時にはパソコン本体、ディスプレイ、プリンターの電源を必ず切る。 □ シュレッダー等常時使用しない機器類は、使用するときに電源を入れ、使
用後は必ず電源を切る。(可能ならばコンセントも抜く) □ 階段の使用を励行しエレベーターの使用をできるだけ控える。 □ 終業後、最後に帰る人は、パソコンやコピー機等電気機器類の電源の切り
忘れがないか確認する。 □ 室内温度を夏期 28℃、冬期 20℃を目安に管理する。
□ 夏季は「エコさわやかスタイル」、冬季は「ウォームビズ」を励行し、暑さ寒さをしのぎやすい服装にする。
□ 施設管理部署においては、建物の温度上昇を抑制する「みどりのカーテン」
を積極的に設置する。
エアコンフィルターの定期的な掃除は、風の流れがよくなり、節電効果
があります。また、パソコンのディスプレイを週に一度、拭き掃除をする
ことによって、画面がとても明るくなります。
また、電気のスイッチごとにどこの照明が消えるのかを視覚化するこ
とや、課を越える共有の場所などを誰が消すのか明確にしましょう。
12日目
- 13 -
□ 物品の購入にあたっては、まずその必要性をよく検討し、必要と判断した
場合は、適正な量をよく検討したうえで購入数量をできるだけ抑制する。
□ 物品を購入する際には、環境負荷の低減を図るため、「八王子市グリーン調
達方針」に基づき、環境負荷の少ない製品等を率先して購入する。
□ 使い捨てのプラスチック製品の使用を控え、なるべく代替品や再利用プラ
スチック製品を購入する。
□ コピー機やプリンターのトナーカートリッジはリサイクル可能な商品を購
入する。また使用後は回収業者に引き渡し、詰め替え又は再利用してもら
う。
□ 電化製品などの新規購入や買い替えの際には、製品に表示されている省エ
ネラベルなどを参考に、省エネ性能に優れた製品を購入する。
□ 不要な袋や包装は断り、簡易包装での納品を要請する。また、その旨を仕
様書に明記する。
□ 購入する前に庁内LANの「資源活用コーナー」を確認し、購入したい物
品が他の職場で不要となっていないか確認する。
市では「八王子市グリーン調達方針」を定め、グリーン調達重点品目か
ら優先して調達しなければならないとしています。
購入する物品が「グリーン調達重点品目一覧表」に該当するかを確認し、
該当する場合はその判断基準に満たしている物品を購入しましょう。
なお、環境推進員は購入品目について該当・非該当などの検証・確認を
行ってください。
ドキュメントセンターをチェック!
職員ポータル > ドキュメント センター > 160環境部 > 10環境政策課 >
01-01グリーン調達方針
13日目
- 14 -
□ 洗面所やトイレの使用の際には、必要以上に水を流さず節水に努める。(ただ
し、人感センサー式の場合は操作不要)
□ 水道を使用後は、止水を確認する。
□ せっけん、洗剤は必要な量だけ使う。
□ 施設管理部署においては、水道メーター等で漏水の有無を確認する。
上下水道は、各所に安定して水を供給し、使用した後の水を適切な形で自
然に還すために大量の電力を使用しています。水そのものからはCO2は排
出されませんが、浄水処理や各所に水道水を送水するとき、家庭で使用した
後の排水を下水処理するときに大量の電力を消費し、間接的にCO2 を排
出しています。東京都水道局が算定しているCO2 排出量では、東京の水
道水1m3 でCO2 が270g 発生すると計算されており、日頃のCO2 削
減方法としては、節水が非常に有効であると考えられます。
14日目
- 15 -
□ 公用車を運転する際には、アイドリングストップ等、エコドライブを実施し
燃費の向上に努める。
□ 近距離の場合は公用自転車を利用する。
□ 可能な場合は職員同士の相乗りを行うように心がける。
□ 走行経路を精査し、無駄な走行を無くす。
□ エコドライブ 10 のすすめを参考に「エコドライブ」を心がけましょう。
■ 自分の燃費を把握しよう
■ 車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
■ 減速時は早めにアクセルを離そう
■ エアコンの使用は適切に
■ ムダなアイドリングはやめよう
■ 渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
■ タイヤの空気圧から始める点検・整備
■ 不要な荷物はおろそう
■ 走行の妨げとなる駐車はやめよう
■ ふんわりアクセル「eスタート」
職員ポータル > ドキュメント センター > 160環境部 > 10環境政策課 >
01-08エコドライブ
ドキュメントセンターをチェック!
15日目
- 16 -
□ 通勤にはなるべく公共交通機関を利用する。
□ 近距離の通勤にはなるべく徒歩又は自転車を利用する。
□ やむを得ず自家用車で通勤する場合は、エコドライブを心がける。
□ 普段自家用車で通勤していても、可能な日は公共交通機関や他の職員の車
への相乗り、自転車の利用を心がける。
通勤には、徒歩または自転車を利用し、自分の健康増進のため、環境へ
の配慮のために行動しましょう。
16日目
- 17 -
□ 社用車の環境に配慮した運転(エコドライブ)の励行。
□ 八王子市役所エコアクションプランに準じた取組の励行。
□ その他、業務・営業等における環境への配慮。
□ 物品の納入の際には過剰な包装はしないこと。
□ 物品納入時の包装容器の持ち帰り。
□ 弁当などの空容器の回収。
□ 職員への不必要な個別チラシの配布自粛。
□ 社用車の環境に配慮した運転(エコドライブ)の励行。
□ その他、業務・営業等における環境への配慮。
市民が利用する会議室や調理室、体育館等の施設では、利用者に電気・ガス・
冷暖房等の消し忘れの確認やごみの持ち帰りなど、環境配慮を呼びかけてくださ
い。
実施状況について、利用者にチェックシート等で確認してください。既存の様
式がある場合には、環境に関する配慮事項を加えてみてはどうでしょう。
庁舎・施設に常駐する事業者、出入りする事業者及び公共施設利用者に対し、環
境配慮の要請を行います。
5
利用者の満足度、利用者数を増加させ、かつ、エネルギー使用量を減らす
方法を考えましょう。
17日目
- 18 -
再生可能エネルギー設備や設備の省エネルギー化に取り組み、エネルギー使用量
及び温室効果ガスの排出量削減に努めましょう。
□ 施設の建設、改修、設備更新時には、「公共施設への再生可能エネルギー設備
導入基準」に基づき再生可能エネルギー設備の導入検討を行い、積極的に導
入する。
□ 建物の構造や建材などを工夫し、自然の伝熱を利用して蓄熱・放熱を行うこ
とで室内を快適な状態に保つシステム(パッシブソーラーシステム)を備え
たものにする。
本市においては、次の3種類の再生可能エネルギーについて重点的に
導入を推進しています。
・太陽光(太陽光発電設備)
・太陽熱(太陽熱利用設備)
・木質バイオマス熱(バイオマス熱利用設備)
他の風力、小水力、地中熱、木質バイオマス発電、食品系バイオマス、
農産系バイオマス、下水熱及び廃棄物等の再エネについても、推進して
いくものとしています。
職員ポータル > ドキュメント センター > 160 環境部 > 10 環境政策課
>01-04 八王子市再生可能エネルギー導入方針 > 02 公共施設への再生可
能エネルギー設備導入基準
ドキュメントセンターをチェック!
□ 施設の建設、改修、設備更新時には、LED 照明やセンサー式の水栓を導入す
るなど、省エネルギー化を積極的に推進しましょう。
6 18日目
- 19 -
事務活動に伴うエネルギー使用量等について定期的に把握し、施設・設備の運用
について見直しを行うとともに、合理化に努めましょう。
□ エネルギー使用量を把握して、電気使用量をグラフ化し、市民から見える場
所に掲示することで、電力使用量の削減を意識づけてください。
□ エネルギーの見える化を推進するため、「BEMS(ビルエネルギー管理シス
テム)」の導入に努めましょう。
ドキュメントセンターをチェック!
職員ポータル > ドキュメント センター > 160環境部 > 10環境政策課 >
01-03 電力調達環境配慮方針
平成 28(2016)年 4 月からの電力全面自由化に伴い、全ての施設において
電気事業者の選択が可能になりました。契約の際には、二酸化炭素排出係数や再
生可能エネルギーの導入状況から評価している「電気事業者別環境配慮評価点」
の高い事業者から選択しましょう。
(※平成 29(2017)年 4 月からガス全面自由化)
各施設で報告している施設別エネルギー使用状況調査を基にエネルギー
使用量を把握しましょう。
ドキュメントセンターをチェック!
職員ポータル > ドキュメント センター > 160環境部 > 10環境政策課 >
01-10-02 エネルギー使用状況調査票
19日目
20日目
7
- 20 -
陽射しが強い部屋などに、ゴーヤやあさがおなどでみどりのカーテンをつ
くりましょう。葉かげや植物の蒸散作用で、室内の温度上昇を抑えることか
ら、冷房による電気の使用を減らし、省エネにもつながります。
公用車の車両更新時は、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車等、次世代
自動車の積極的な導入に努めましょう。
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職員ポータル > ドキュメント センター > 160 環境部 > 10 環境政策課 >01-05
夏季の省エネルギー対策 > みどりのカーテン作成マニュアル
21日目
- 21 -
このハンドブックに記載している環境配慮行動を行うとともに、各職場に即した
独自の工夫や、取組成果の見える化を図るなど取組を高めてください。
□ 目標設定した内容を実績報告で振り返る際に、達成できた目標はさらに高め、達
成できなかったところは何が原因かを把握し、次に活かしてください。
□ 公表している監査結果の中で各職場において実行できるものは取り入れてくだ
さい。
ドキュメントセンターをチェック!
職員ポータル > ドキュメント センター > 160環境部 > 10環境政策課 >
01-02 八王子市役所環境マネジメントシステム > 02 監査
9
22日目
- 22 -
現在の地球は、過去 1400 年間で最も暖かくなっています。これは、産業革命以
降の経済の発展などに伴う化石燃料の大量消費により、大気中の二酸化炭素をはじ
めとした温室効果ガスの濃度が近年急激に上昇した結果、これまで宇宙に放出され
ていた熱が地表でさらに吸収され、気温が上昇したことによります。これが地球温
暖化です。
温室効果ガスの約 9 割を占める二酸化炭素の大気中の濃度は、平成 30(2018)
年の観測結果では 407.8ppm まで上昇し、産業革命以前の平均的な値とされる濃
度(278ppm)と比べて 47%増加しています。
そのため、現在、大気中の温室効果ガス濃度を安定化するため、地球レベルでの
地球温暖化に対する早急な対応が望まれています。
地球温暖化の現状
地球温暖化の進行によって世界の平均気温は上昇し続けており、近い将来、食糧
危機や多くの種の絶滅が懸念される等、地球温暖化は人類をはじめ全ての生命にと
って重大な脅威となっています。
出展:環境省「地球温暖化パネル」地球温暖化による気候変動リスク
- 23 -
令和元(2019)年 10 月 12 日に、関東地方に上陸した「令和元年東日本台風
(19 号)」が八王子市にも大きな被害をもたらしたのは、記憶にも新しいところ。
この台風では市内で初めて大雨特別警報が発令されました。24 時間降水量が
409 ミリ(観測史上最大)となり、浸水や土砂崩れなど多数の被害が出ました。
台風の将来予測(気象庁)では、温暖化の進行に伴い、台風などの熱帯低気圧の
強さが増す可能性を指摘しています。
アメダス観測地点〔八王子〕では、直近 30 年間で約 1.4℃上昇しており、平成
30(2018)年7月には、同地点での観測史上最も高い 39.3℃を記録しました。
12.0
12.5
13.0
13.5
14.0
14.5
15.0
15.5
16.0
16.5
17.0
1978 1983 1988 1993 1998 2003 2008 2013 2018
(℃)
(年)
平均気温
(5年移動平均)
平均気温
八王子市の年平均気温の経年変化
※出典:八王子市地球温暖化対策地域推進計画
令和元年台風第 19号により八王子市内で発生した影響
- 24 -
アメダス観測地点〔八王子〕では、平成 30(2018)年の猛暑日日数が 20 日
を記録しました。
「地球温暖化予測情報第9巻」(気象庁)によると、温室効果ガス濃度が最も多く
なった場合、東京の年平均気温は21 世紀末には約4℃上昇すると予測されていま
す。 東京都の平均気温の将来変化
※出典:環境省「気候変動適応情報プラットフォームポータルサイト」
0
5
10
15
20
25
30
1977 1982 1987 1992 1997 2002 2007 2012 2017
(日数)
(年)
猛暑日
(5年移動平均)
猛暑日
八王子市の真夏日日数の経年変化
※出典:八王子市地球温暖化対策地域推進計画
- 25 -
研修期間
内容
年 月 日 ~
年 月 日
最後のページに、各部・各課・自分の目標を記入し、いつでも目標を確認
できるようにしておきましょう。
年 月 日 ~
年 月 日
年 月 日 ~
年 月 日
年 月 日 ~
年 月 日
年 月 日 ~
年 月 日
年 月 日 ~
年 月 日
年 月 日 ~
年 月 日
- 26 -
各部の目標
【数値目標】
各課の目標
自分の目標
一人ひとりが環境について考え、その保
全、回復及び創造に積極的に取り組み、
環境負荷の少ない、人と自然とが共生で
きる社会をつくる
令和 12(2030)年度
温室効果ガス排出量(CO2換算)
68,366t
環境基本計画 エコアクションプラン
【行動目標】
食品安全マネジメントシステム認証 ISO 22000 …2019/02/04 · FSSC 22000は、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO 22000と前提条件プログラムを詳細にした
ISOマネジメントシステムの動向と 最近の環境問題 - Kanagawa … · 2011. 3. 31. · isoマネジメントシステムの動向と 最近の環境問題 1.isoマネジメントシステムの動向