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事例カタログ パブリックリレーションズ BPO サービス 奈良市 子ども未来部 子ども政策課 子育て世代向けの多面的プロモーション事業を展開 イメージ・キャラクターの活用などによってオンラインとオフラインを繋ぎ、 子育て世代に役立つ情報提供サービスを実現 2013 4 月より、子育て支援情報に特化したホームページ「子育て@なら」を開設。奈良市の子育てに関わる100 以上の事業を 面的に発信、「子育てしやすいまち」をアピールすることで、「移り住みたい」「住み続けたい」と感じられるまちづくりを目指す。 導入の背景 事業着手前の課題はどのようなことでしたか? 事業委託先として富士通エフ・オー・エムを採択をされた 理由は何でしょうか? オリジナルのイメージ・キャラクター「ももいろ いくジーカ」を 活用したプロモーション活動を実施していこうと思われた のは何故ですか? お客様プロフィール 適用商品 パブリックリレーションズBPOサービス 子育て関連事業を担当部署がそれぞれに情報発信 「可愛らしく親しみやすい」事業イメージ 子育て支援情報に特化したホームページを開設する ことで情報を一元化、面的に発信 「イメージ・キャラクターの活用」 課 題 効 果 奈良市 276.94km 2 358,338人(推計人口 H29.1.1奈良市二条大路南一丁目11仲川 げん http://www.city.nara.lg.jp/ ホームページ 奈良市 子ども未来部 子ども政策課 課長 真銅 正宣 奈良市 子ども未来部 子ども政策課 川野 広仁 そうした課題を踏まえ、子育て世代向けのプロモーション 事業で目指されたことは? まず一つは、 100 以上もの子育て関連事業について、個々の担当部署が それぞれに情報発信を行っていたことです。発信手段も市民だよりやチラシ などの紙媒体が主であったため、欲しい情報に、欲しいタイミングでアクセス しにくい状況でした。また情報が分散しているため、それぞれの事業の進捗 状況が掴みにくいという課題もありました。 知りたい情報にたどりつきやすい、シンプルかつわかりやすいページ・デザ インを提案していただいたこと。それと可愛らしく親しみやすい雰囲気も、 子育て世代の方々への訴求に繋がると感じました。 すべての子育て関連事業の情報を一元化し、それを面的に発信していくこと でした。奈良市が子育て支援事業に積極的に取り組み、子育てしやすいまちで あることを全国に向かってPRすることで、子育て世代の人たちに「 移り住み たい」「住み続けたい」と感じてもらえることを目指し、ホームページの構築 子どもたちにも親にも親しみやすく、直感的に魅力を感じてもらえる からはじめたいと考え、生まれたのが「奈良市の子育ておうえんサイト 子育て @なら」でした。当時、子育てに特化した自治体のホームページは珍しく、前例が なく色々と大変でしたが、「とにかくチャレンジする」 「やらなきゃ始まらない」 と邁進しました。

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Post on 15-Mar-2020

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Page 1: BPO...事例カタログパブリックリレーションズBPO サービス 奈良市 子ども未来部 子ども政策課 様 子育て世代向けの多面的プロモーション事業を展開

事例カタログ パブリックリレーションズ BPOサービス

奈良市 子ども未来部 子ども政策課 様

子育て世代向けの多面的プロモーション事業を展開イメージ・キャラクターの活用などによってオンラインとオフラインを繋ぎ、子育て世代に役立つ情報提供サービスを実現

 2013年4月より、子育て支援情報に特化したホームページ「子育て@なら」を開設。奈良市の子育てに関わる100以上の事業を面的に発信、「子育てしやすいまち」をアピールすることで、「移り住みたい」「住み続けたい」と感じられるまちづくりを目指す。

導入の背景

事業着手前の課題はどのようなことでしたか?

事業委託先として富士通エフ・オー・エムを採択をされた理由は何でしょうか?

オリジナルのイメージ・キャラクター「ももいろ いくジーカ」を活用したプロモーション活動を実施していこうと思われたのは何故ですか?

お客様プロフィール

   

適用商品 パブリックリレーションズBPOサービス

■ 子育て関連事業を担当部署がそれぞれに情報発信

■「可愛らしく親しみやすい」事業イメージ

■ 子育て支援情報に特化したホームページを開設する ことで情報を一元化、面的に発信■ 「イメージ・キャラクターの活用」

課 題 効 果

奈良市276.94km2

358,338人(推計人口 H29.1.1)奈良市二条大路南一丁目1番1号仲川 げんhttp://www.city.nara.lg.jp/

面 積人 口所 在 地市 長ホ ー ム ペ ー ジ

奈良市 子ども未来部 子ども政策課課長 真銅 正宣 様

奈良市子ども未来部 子ども政策課川野 広仁 様

そうした課題を踏まえ、子育て世代向けのプロモーション事業で目指されたことは?

 まず一つは、100以上もの子育て関連事業について、個々の担当部署がそれぞれに情報発信を行っていたことです。発信手段も市民だよりやチラシなどの紙媒体が主であったため、欲しい情報に、欲しいタイミングでアクセスしにくい状況でした。また情報が分散しているため、それぞれの事業の進捗状況が掴みにくいという課題もありました。  知りたい情報にたどりつきやすい、シンプルかつわかりやすいページ・デザ

インを提案していただいたこと。それと可愛らしく親しみやすい雰囲気も、子育て世代の方々への訴求に繋がると感じました。

 すべての子育て関連事業の情報を一元化し、それを面的に発信していくことでした。奈良市が子育て支援事業に積極的に取り組み、子育てしやすいまちであることを全国に向かってPRすることで、子育て世代の人たちに「移り住みたい」「住み続けたい」と感じてもらえることを目指し、ホームページの構築  子どもたちにも親にも親しみやすく、直感的に魅力を感じてもらえる

からはじめたいと考え、生まれたのが「奈良市の子育ておうえんサイト 子育て@なら」でした。当時、子育てに特化した自治体のホームページは珍しく、前例がなく色々と大変でしたが、「とにかくチャレンジする」「やらなきゃ始まらない」と邁進しました。

キャラクターを採用することで、ホームページをより多くの方にご覧いただけるのではないかと考えました。ピンクの鹿の家族のキャラクターは当初、「え!ピンク色!?」と驚いたのですが、子育て世代目線であえてそうしたと伺い納得。今では、奈良の温かい子育てのイメージにぴったりだと感じるようになりました。ホームページを通じてネーミングを公募したのは、イメージの定着化を狙ってのこと。38件の応募があったのですが、ホームページ上で一般投票を行い、家族の名前は「ももいろいくジーカ」に、お父さんとお母さんは「パパジーカ」「ママジーカ」、子ども達は「バビナ」「バビニ」「バビノ」に決まりました。子供が3匹なのは、少子化の中でもお子さんをもっと増やしてもらいたいという願いからです。

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今後はどのように展開していきたいとお考えですか?

富士通エフ・オー・エムとのパートナーシップについて何かご意見などはありますか?

現在3年が経過しましたが、イメージ・キャラクターを活用した効果はどのように感じられていますか?

事例カタログ パブリックリレーションズ BPOサービス

今後の展望

担当営業の声

富士通エフ・オー・エム株式会社地域ビジネス本部 関西営業部片岡 小百合

FOM1702-01D

※記載内容は2017年2月現在のものです。

お問い合せ

Copyright 2017 FUJITSU FOM LIMITED

富士通エフ・オー・エム株式会社東京都港区海岸 1-16-1ニューピア竹芝サウスタワー 14F

http://www.fujitsu.com/jp/group/fom/

 奈良市様の子育て世代向けの多面的プロモーション活動では、キャラクターを中心としたプロモーション活動を実施することで、奈良市が子育てしやすいまちであることを訴求してます。キャラクターのお名前を募集したり、訴求マンガやLINEスタンプなど、子育て世帯の方との交流ができることを目指しています。 親しみやすいキャラクターを知ってもらうことで、奈良市が子育てにやさしい町であることを訴求できればと考えています。微力ではありますが、これからも多くの関係者の皆様と協力しながら地域の子育て世帯の方に役立つ情報発信をしていきたいと感じています。

 子育て情報をまとめた冊子、シール、クリアファイルといった関連グッズにもキャラクターを採用するなど、徹底したイメージづくりをした結果、「ももいろいくジーカ」と言えば「子育て@なら」、そう言ってくださる市民の方が増えたように感じます。また「パパジーカ」は着ぐるみを製作し、こども園や保育園、幼稚園及び子育て支援拠点等への訪問活動、またイベントなどでの告知活動にも取り組んでいます。どこへ行っても子供たちに大人気で、抱きついたり握手したり一緒に写真を撮ったりと、ふれあいを通して「子育て@なら」を知ってもらう機会になっています。訪問活動の後は、その様子をホームページやFacebookページに掲載し、ホームページのアクセス向上に繋げています。このようにして、「ももいろいくジーカ」は「子育て@なら」と市民(利用者)をつなぐ役割を担ってくれています。

 子育て世代の方々のお役に立ち、ご覧いただけるような、親しみやすいサイトであり続けることだと考えています。そのため、富士通エフ・オー・エムの担当者の方と毎月定期的に会議を重ね、アイデアやご意見をいただきながら、魅力的なプロモーションになるよう努めていきます。また「ももいろいくジーカ」を入口として、まだホームページを利用いただいていない市民の方にも、少しでも関心を持っていただけるよう企画していきたいと考えています。 そういえば最近、「ももいろいくジーカ」のLINEスタンプをリリースしました。どんなスタンプがよいか、市の職員にアンケートに答えてもらい、40種類のスタンプが生まれました。こうしたことにもどんどんと取り組んでいきたいと考えています。

 前例のない取り組みであるため、苦労していただいたことも多かったと思います。担当者の方は一つ一つの事柄を自分ごととして捉え頑張ってくれました。 今では、一緒に汗をかいた信頼できる良きパートナーであると感じています。

 子どもたちにも親にも親しみやすく、直感的に魅力を感じてもらえる

キャラクターを採用することで、ホームページをより多くの方にご覧いただけるのではないかと考えました。ピンクの鹿の家族のキャラクターは当初、「え!ピンク色!?」と驚いたのですが、子育て世代目線であえてそうしたと伺い納得。今では、奈良の温かい子育てのイメージにぴったりだと感じるようになりました。ホームページを通じてネーミングを公募したのは、イメージの定着化を狙ってのこと。38件の応募があったのですが、ホームページ上で一般投票を行い、家族の名前は「ももいろいくジーカ」に、お父さんとお母さんは「パパジーカ」「ママジーカ」、子ども達は「バビナ」「バビニ」「バビノ」に決まりました。子供が3匹なのは、少子化の中でもお子さんをもっと増やしてもらいたいという願いからです。