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AWS使ってみました。 2013年4月27日(土) 4JAWS-UG沖縄勉強会 与儀実彦(株式会社レキサス)

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AWS使ってみました。

2013年4月27日(土)

第4回JAWS-UG沖縄勉強会

与儀実彦(株式会社レキサス)

自己紹介

 与儀実彦(Yogi Sanehiko) @nijikot  と申します。

  

 株式会社レキサス iDC ソリューションチーム所属 レキサス iDC http://idc.lexues.co.jp/ (in 宜野座村)

日常業務として、

ホスティング・ハウジング・自社サーバ・各種 NW 機器の構築・運用・保守などを行っています。

今回、とある案件で AWS にて環境構築を行い、

サービスリリースまで行う機会がありましたので、

その内容を簡単にお話させていただきます。

どういう案件?

・ Android アプリを有料配信するキャリア公式サイト

・ WEB + DB を使ったシステムで監視 + バックアップも

・耐障害性のための冗長構成も組める

・運用コストを抑えたスモールスタートで、

必要に応じてリソース調整

 → AWSを利用

利用したサービス

Amazon EC2Route 53Amazon VPC

Amazon S3

Amazon RDS

CloudWatch Amazon SNS

Elastic LoadBalancing

Amazon EBS

ざっくり構成図

ELB

RDS

NAT Instance

Users

Internet

キャリア

WEB1 WEB2

S3

Administrator

Route 53

example.com

Elastic IP

VPC、NATインスタンス利用 → NAT インスタンスへ EIP 割り当てて IP 固定 →外部からの SSH 接続踏み台サーバとしても利用

 

ELB

RDS

NAT Instance

WEB1 WEB2 Elastic IP

Internet

キャリア

Administrator

ELB利用 → ELB へ SSL 証明書適用 → Route 53 のエイリアス機能利用してサブドメインなしの URL を A レコード設定 →リソース調整、負荷分散、冗長構成のためにも必須

ELB

RDS

NAT Instance

WEB1 WEB2 Elastic IP

WEB サーバを複数台構成で冗長化・負荷分散 → memcached でサーバ間セッション保持 →コンテンツ領域は S3 へマウントして、サーバ間で同期 →ファイルのアップロードも S3 の管理画面より実施可能

ELB

RDS

NAT Instance

WEB1 WEB2

S3

Elastic IP

DB は RDS を利用 →必要に応じて Multi AZ 機能も利用   ボタン一つで AZ を隔てたマスタ・スレーブのレプリケーション構成が   組める Multi AZ 機能について感動しました・・・

ELB

RDS

NAT Instance

WEB1 WEB2

S3

Elastic IP

バックアップ → EBS スナップショットバックアップを定期実行、世代管理 →障害時の戻しや、検証環境の構築にも利用 →データは S3 へ保管されるので安心

ELB

RDS

NAT Instance

WEB1 WEB2S3

Elastic IP

Snapshot

監視 →Cloud watch 監視で各インスタンスの状態監視、SNS で通知メール →外部のレキサス宜野座 iDC からも Nagios で 監視

ELB

RDS

NAT Instance

WEB1 WEB2 Elastic IP

CloudWatch

外部 レキサス iDCNagios

ここがよかった

・サーバラッキングなど物理作業がなし →運動不足になるので要注意! ・スナップショットからのインスタンス作成 →検証環境の構築にとても便利でした

・ RDS の Multi AZ機能 →ボタン一つでレプリケーション・耐障害性の強い冗長構成に感動

・ S3 へコンテンツ領域マウント → df コマンドの結果、対象領域の空き容量が 256 TB であることを確認 → AWS のすごさを改めて実感

ここが少しわかりづらかった

・インスタンスや VPC などの ID 管理には慣れが必要

・Cloud watch 各グラフの時刻表記が UTC 表示なのでわかりずらい

まとめ

実際に使ってみて、不慣れな部分もありましたが、それ以上に、 AWS はものすごく便利でした。

他にもまだ使用していないサービス・機能があるので、これから使っていくのが楽しみです。

いつやるの?

今後も AWS を利用したサービスを提供していきますので、どうぞ宜しくお願いします。

ご清聴ありがとうございました。