autodesk aec collection

Autodesk AEC Collection

J-LandXML サブアセンブリ

2021年 11月 16日

Ver.1.0

Autodesk AEC Collection Training Text

目次

1. はじめに ............................................................................................................................ 1

2. 既存の国総研サブアセンブリの確認 ................................................................................. 2

2.1 国総研サブアセンブリの保存先 ................................................................................... 2

2.2 Subassembly Composerでファイルを開く ................................................................. 3

3. 構成点コードの振り方 ....................................................................................................... 5

3.1 左右（Right/Left） ....................................................................................................... 6

3.2 構成点 No. (nX) ............................................................................................................ 8

3.3 リンクコード ..............................................................................................................11

4. 拡幅への対応 ....................................................................................................................13

5. 片勾配への対応 ................................................................................................................15

Autodesk AEC Collection Training Text 1

1. はじめに

本トレーニングテキストでは、国土交通省国土技術政策総合研究所（以降、国総研）が策定し

た「LandXML1.2 に準じた３次元設計データ交換標準（案）略称：J-LandXML」に基づいたサ

ブアセンブリを作成する手順について説明します。

本トレーニングテキストで使用しているソフトウェアは以下の通りです。バージョンが異なる

場合、機能や画面表示、操作等が異なる可能性がありますので、予めご了承ください。

⚫ Autodesk Civil 3D 2022 ⚫ Autodesk Subassembly Composer2022

⚫ 日本仕様プログラム 2022※

※本トレーニングを行うには、事前に「日本仕様プログラム 2022」のインストールが必要

です。体験版をご利用になっている場合は、「日本仕様プログラム 2022」をご利用いただ

くことが出来ません。

「日本仕様プログラム 2022」は、下記サイトよりダウンロードすることが出来ます。

https://apps.autodesk.com/CIV3D/en/Detail/Index?id=1878115988522250651&appLang=ja&os=Win64



2 Autodesk AEC Collection Training Text

2. 既存の国総研サブアセンブリの確認

2.1 国総研サブアセンブリの保存先

国総研サブアセンブリは、「日本仕様プログラム 2022」をインストールすると、下記フォ

ルダに保存されます。実際にフォルダを開いて、サブアセンブリを確認します。

C:\ProgramData\Autodesk\C3D 2022\jpn\Imported Tools ※赤枠内には、使用している Civil 3D のバージョンが入ります。異なるバージョンを使用してい

る場合は、バージョンの数値を変更してください。


2.2 Subassembly Composerでファイルを開く

「Subassembly Composer」でファイルを開くことが出来るようにするには、ファイル形式

を変更して使用します。この章では、「車道」フォルダから、「車道.pkt」ファイルを作成

します。

Step1.「車道」フォルダを展開します。

C:\ProgramData\Autodesk\C3D 2022\jpn\Imported Tools\車道

Step2.フォルダ内の全てのファイルを選択し、右クイックメニューより、［送る］-［圧縮

（zip形式）フォルダー］を選択し、Zip形式に変換します。

Step3.フォルダ名を［車道］、ファイル拡張子を［pkt］に変更します。

4 Autodesk AEC Collection Training Text

Step4.これで、「車道.pkt」が完成です。

Step5. 「Subassembly Composer」を起動します。「Windows 」-「Autodesk」-

「Autodesk Subassembly Composer 2022」を選択します。

Step6. 「Subassembly Composer」が起動しますので、「File」-「Open」をクリックし、

先ほど作成した「車道.pkt」ファイルを開きます。ここから、作業する場合は、「データセ

ット」の「車道.pkt」を選択してください。

Step7.下記のように、「車道.pkt」ファイルが開きます。


3. 構成点コードの振り方

Civil 3D で横断形状を構成する場合、各点に構成点コードを割り振る必要あります。構成点

コードは、以下のように定められています。

参考資料：「LandXML1.2 に準じた３次元設計データ交換標準（案）Ver.1.3」ｐ.79

http://www.nilim.go.jp/lab/qbg/bimcim/yoryokijun/h31_basedLandXML1.2.v1.3.pdf

例えば、上記資料の青枠「R1n6」は、次のような意味になります。

R: 左右（右側）

1: 構築形状 No.（1 つ目）

n6: 構成点 No.（6 つ目）

Civil 3D では構築形状は基本 1: 道路面、

2路体面、3路床面としています。

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