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© 2008 Autodesk 1 First and Last Name Presenter’s Title AutoCAD 2009 メニューカスタマイズ 伊勢崎 俊明 プラットフォーム ソリューション

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© 2008 Autodesk 1

First and Last NamePresenter’s Title

AutoCAD 2009 メニューカスタマイズ

伊勢崎 俊明プラットフォーム ソリューション

© 2008 Autodesk 2

アジェンダ – ご紹介する項目

カスタマイズ ファイルとは ?

実際のカスタマイズ

カスタマイズの豆知識

カスタマイズ ファイルの共有

© 2008 Autodesk 3

カスタマイズ ファイルとは ?

© 2008 Autodesk 4

カスタマイズ ファイルの種類

メイン CUI ファイル(メイン カスタマイズ ファイル) AutoCAD 起動時に表示する標準メニュー acad.cui ファイル

切り替え方法 OPTIONS コマンドでのファイル指定 MENU コマンドによる直接指定

部分 CUI ファイル(部分 カスタマイズ ファイル) メイン CUI 以外の別ファイルで必要要素しか定義されていない メイン CUI にロードして利用 例:Express Tools

ロード/ロード解除方法 CUILOAD コマンド、CUIUNLOAD コマンド CUI コマンド

© 2008 Autodesk 5

カスタマイズ ファイルはどこにあるか ?

[オプション] ダイアログの [ファイル] タブ メイン カスタマイズ ファイル でファイルの位置を確認・変更可能

© 2008 Autodesk 6

メニュー カスタマイズの要素

プルダウンメニュー スクリーンメニュー イメージタイル タブレットメニュー ポップアップメニュー ボタンメニュー アクセラレータキー ステータス上のヘルプ文字列 ツールバー

コマンド ワークスペース 一時優先キー ダブルクリック アクション クイック プロパティ ロールオーバー ツールチップ クイック アクセス ツールバー リボン パネル リボン タブ

AutoCAD 2005 以前からあった要素 AutoCAD 2006 以降に順次登場した要素

© 2008 Autodesk 7

メニューカスタマイズのツール

[ユーザ インタフェースをカスタマイズ] ダイアログ カスタマイズ ファイル(.cui) を編集 XML 形式の定義ファイル

ダイアログ上の操作で修正 簡単な操作のみで変更が可能 特別な書式の学習は必要なし エディタによる修正の必要なし

メニュー切り替えコマンド OPTIONS コマンド メイン CUI の設定

CUILOAD コマンド 部分 CUI のロード

CUIUNLOAD コマンド 部分 CUI のロード解除

.cui ファイルのテキストエディタでの編集はサポートされません

© 2008 Autodesk 8

[ユーザ インタフェースをカスタマイズ] ダイアログ

CUI コマンド で表示

カスタマイズ タブ での機能 メイン CUI のメニュー要素カスタマイズ 部分 CUI のロード/ロード解除 ワークスペースの管理

転送 タブ での機能 MNU/MNS ファイルからの移行(CUI 変換) メニュー(MNU/MNS/CUI)間のメニュー要素の転送 CUI ファイルの新規作成

© 2008 Autodesk 9

実際のカスタマイズ

© 2008 Autodesk 10

なにをカスタマイズするか?

最初に決める必要があります

メイン CUI ファイル ほとんどすべてのインタフェース要素を定義1. AutoCAD 標準の acad.cui ファイルをカスタマイズ2. 全く独自の .cui ファイルをカスタマイズ(新規作成)

部分 CUI ファイル ツールバーなど、部分的なインタフェース要素のみを定義

共有 CUI ファイル ツールバーなど、部分的なインタフェース要素のみを定義

© 2008 Autodesk 11

ワークスペース

ユーザ インタフェースの 表示状態 を管理1. 任意の名前を付けて登録2. 名前を指定して画面に呼び出し

ワークスペース情報はメイン CUI ファイルに保存される

acad.cui 内のワークスペース切り替えのインタフェース ステータスバー ボタンメニュー ツールバー

© 2008 Autodesk 12

コマンド

メニュー カスタマイズ上の単位 CUI ファイルに登録されている コマンド 起動する実際の “コマンド” を 表示名 と イメージ に関連付け 他のインタフェース要素にドラッグ&ドロップして登録 API 定義するカスタム コマンドではない 定義ファイル(.arx、.lspなど)のロードで自動認識はしない

© 2008 Autodesk 13

既存コマンドを使ったリボンの定義 - 空リボンの作成

1. 新しく作成するリボン パネルを CUI ダイアログで作成

パネル名は変更も可能

右クリック

© 2008 Autodesk 14

既存コマンドを使ったリボンの定義 - コマンドの検索

2. リボンに配置したいコマンドを見つけ出す

検索ボックスに線分 と入力

© 2008 Autodesk 15

既存コマンドを使ったリボンの定義 - コマンドの配置

3. コマンドをリボン パネル行にドラッグ&ドロップ

© 2008 Autodesk 16

既存コマンドを使ったリボンの定義 - リボンパネルの配置

4. 作成したリボン パネルを配置したリボン タブに登録

境界をドラッグしてペインのサイズを変更できます

リボン パネルをドラッグ&ドロップ

© 2008 Autodesk 17

既存コマンドを使ったリボンの定義 - 表示の確認

5. 登録したリボン タブに表示されましたか?

確かに表示されるようになったが ... ドロップしたリボン パネル間に表示されていない! どのリボン タブにドロップしたのか? ドロップしたリボン タブはどのワークスペースに含まれるのか?

© 2008 Autodesk 18

ワークスペースの重要性

対象となるインタフェース クイック アクセス ツールバー リボン タブ(と含まれる リボン パネル) ツールバー メニュー(プルダウンメニュー) パレット形式ウィンドウ 部分 CUI ファイル

AutoCAD 標準のワークスペース AutoCAD クラシック 2D 製図と注釈 3D モデリング カスタム ワークスペースの定義も可能

表示位置も記録されます !!

© 2008 Autodesk 19

既存コマンドを使ったリボンの定義 - 位置の記録

6. 登録したいワークスペースに位置を記録

リボン パネルをドラッグ&ドロップ

© 2008 Autodesk 20

既存コマンドを使ったリボンの定義 - 再確認

7. 登録したリボン タブに表示されましたか?

配置するコマンドの数に限らず、ツールバー、メニューも同様の操作が必要です

CUI ダイアログ以外の操作で要素の位置を自動記録することも可能

© 2008 Autodesk 21

コマンド関連情報を編集 名前 説明(最初のツールチップ上) 拡張ヘルプ(2番目のツールチップ上) マクロ(実行コマンド) イメージ 要素 ID

カスタム コマンドの定義「AutoCAD 2009 機能ガイド」

P20 ~ を参照いただけます

© 2008 Autodesk 22

リボンやツールバー、メニュー上に表示されるアイコン画像 「ボタン エディタ」で独自のアイコン画像(.bmp)を作成

カスタム コマンドの定義 - イメージ

右側のボタン リストから任意のボタンを選択して[編集] ボタンをクリック!!

© 2008 Autodesk 23

小さいイメージ と 大きいイメージ の違いは ? 小さい:メニュー、小さいツールバー、標準リボン ボタン 大きい:大きいツールバー、中品質と大きいリボン ボタン

1. リボン パネルにコマンドを配置する際の設定

イメージ作成時の注意事項 – その1

標準

中品質、大きいイメージ

© 2008 Autodesk 24

2. [オプション] ダイアログの [表示] タブでツールバーに影響

イメージの保存場所は [ファイル] タブ内で指定可能

イメージ作成時の注意事項 – その2

大きいボタン設定がオン のとき

© 2008 Autodesk 25

ボタンがクリックされた時に実行されるコマンドを指定1. 指定可能な記述2. アクション レコーダで作成したコマンド名3. API で作成したコマンド名4. AutoLISP式、VBA マクロ名5. ディーゼル分

^C^C って何 ? ^C 1つで [ESC] キーでのキャンセル処理

クリック時に実行中のコマンドを中断するため 2 つ並べるのは寸法記入モードを抜けるため

カスタム コマンドの定義 – マクロ

© 2008 Autodesk 26

拡張ツールチップに表示される説明とイメージを指定

拡張ヘルプ ファイルとは ? XAML ファイル マイクロソフトが定義する XML 形式のファイル

カスタム コマンドの定義 – 拡張ヘルプ ファイル

拡張ヘルプ ファイルで指定可能

説明 で指定する記述

© 2008 Autodesk 27

拡張ヘルプの XMAL ファイル内容

メモ帳で作成して拡張子 .xaml で保存

拡張ヘルプ ファイル(XAML) の作成

<ResourceDictionaryxmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"xmlns:src="clr-namespace:Autodesk.Windows;assembly=AdWindows">

<src:ProgressivePanel x:Key="MY_CMD_0001"><StackPanel><TextBlock Background="AntiqueWhite" TextAlignment="Left">ここの記述はセカンド ステージ ツール チップに表示される説明になります</TextBlock><Image Source="images/picture.jpg" Width="Auto" Height="Auto">

</Image></StackPanel>

</src:ProgressivePanel>

</ResourceDictionary>

一意な識別文字

表示する説明文

表示するイメージ画像のパス

1 ファイルで複数記述が可能

© 2008 Autodesk 28

カスタム コマンドへ拡張ツールチップを適用できます!

カスタム コマンドの定義 – 拡張ヘルプ ファイル

識別文字を指定

© 2008 Autodesk 29

拡張ツールチップに表示される説明とイメージを指定

カスタム コマンドの定義 – 拡張ヘルプ ファイル

© 2008 Autodesk 30

カスタマイズの豆知識

© 2008 Autodesk 31

編集操作はアンドゥ対象外

一度修正した内容は UNDO コマンドでも復帰しません

ただし、復旧のための 2 つのオプションを用意

1. 1つ前の状態までの復元

自動バックアップ acad.cui.bak の再使用

2. インストール直後へのリセット

部分CUIファイルのリセットに注意

カスタマイズの失敗に備える

© 2008 Autodesk 32

旧メニュー ファイルの移行

CUI 導入前のカスタマイズ メニューも移行が可能

AutoCAD 2005 以前の .mnu、.mns ファイル

CUI ダイアログの [転送] タブ上で旧ファイルを開くだけ

.mnu/.mns ファイルから .cui ファイルへの自動変換

© 2008 Autodesk 33

既存の(プルダウン)メニューをワンクリックでツールバー化

ワークスペースへの登録は別途必要です

メニューのツールバー化

メニューをツールバーにドラッグ&ドロップ

© 2008 Autodesk 34

既存のツールバーをワンクリックでリボン パネル化

ワークスペースへの登録は別途必要です

ツールバーのリボン化

© 2008 Autodesk 35

登録:CUI ダイアログからコマンドをドラッグ&ドロップ 削除:ワークスペースから削除

ワークスペースへの登録は別途必要です

クイックツールバーのカスタマイズ

コマンドをドラッグ&ドロップ

© 2008 Autodesk 36

メニュー バーの表示

ツールバーの表示

一時的な操作 クイック アクセス ツールバー上での右クリック

© 2008 Autodesk 37

カスタマイズ ファイルの共有

© 2008 Autodesk 38

複数の設計者で CUI ファイルを共有

[オプション] ダイアログの [ファイル] タブ 共有カスタマイズ ファイル でファイルの位置を確認・変更可能

© 2008 Autodesk 39

共有 CUI ファイルの特徴

部分 CUI ファイルのように動作 定義内容はメイン CUI と同じ

定義内容はメイン CUI を同じ

読み取り専用 として動作 一般設計者は内容を変更できない 管理者がメイン CUI として編集

部内共通ツールなどで運用方法1. 各コンピュータ上に関連ファイルをすべてコピー2. 共有フォルダ上で共有

ネットワーク パフォーマンス要確認

© 2008 Autodesk 40

共有 CUI ファイル運用上の問題

CUI ファイルを作成した環境 クライアント PC 内のパスを参照 カスタム コマンドのイメージ、拡張ヘルプ ファイル など

運用時の環境 サーバー上の共有フォルダに配置(関連ファイルを含む) パスの解決しないとイメージ アイコンが正しく表示されない!

絶対パス で指定されている

© 2008 Autodesk 41

パスの解決

常に同じフォルダ/ファイル構造にアクセスする必要あり

1. CUI 定義環境と運用環境を同じフォルダ構造にする

現実的でもっともシンプルな解決方法

2. 各クライアントの検索パス設定によってパスを解決する

CUI ファイル定義時に相対パスの使用を推奨 制限事項: 拡張ツールチップのパスは絶対パス指定しかできない

© 2008 Autodesk 42

検索パスの設定

サポート ファイルの検索パス カスタマイズ ファイル – カスタム アイコンの場所 パス

© 2008 Autodesk 43

Autodesk University 2008

© 2008 Autodesk 44

オートデスク製品ユーザのための「学び」と「交流」の場

Autodesk University Japan 2008 開催のご案内

開催日時 : 2008年11月11日(火)

9:30~20:00(受付開始9:00~)

会場 : パシフィコ横浜 会議センター

参加費 : ¥10,000.-(税込)

※クラス・ハンズオントレーニング、ランチ、パーティ含む

主催 : オートデスク株式会社

名誉スポンサー: AUGI日本支部

プラチナスポンサー: 日本ヒューレット・パッカード株式会社

マイクロソフト株式会社

© 2008 Autodesk 45

初級者から上級者まで、豊富なクラスとハンズオントレーニングを用意!

9:30-10:30

基調講演『スノーフレーク(雪片)効果:ユニークな時代の到来』

米国オートデスク社 ウェイン・ホジンズ

10:45-12:00(75分)

クラス ハンズオントレーニング

AutoCADArchitecture Inventor AutoCAD Impression - AutoCAD Revit HP Revit AutoCAD Inventor

12:00-13:00 ランチ(※お弁当をご用意)

13:00-18:00

(各60分)

AutoCAD AutoCAD Inventor Impression 3ds Max AutoCAD Revit HP Revit AutoCAD Inventor

AutoCAD Inventor AutoCAD Civil 3D 3ds Max AutoCAD Revit - Revit AutoCAD Inventor

AutoCAD Inventor AutoCAD Civil 3D 3ds Max Inventor Revit - Revit AutoCAD Inventor

AutoCAD Inventor AutoCADMechanical Civil 3D 3ds Max Inventor Revit - Revit AutoCAD Inventor

18:30-20:00 パーティ

© 2008 Autodesk 46

Autodesk University Japan 2008 のお申込みは

http://www.autodesk.co.jp/auj

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