ARM 用の VMware と ubuntu のインストール手順 株式会社日新テクニカ 鐘慶 2012/01/21

Step1: 仮想マシン VMware をインストールします。 http://kanebebe.dip.jp/download/VMware+Linux/VMware-player-4.0.1-528992.exe

Step2: 仮想マシン Vmware で ubuntu をインストール用の仮想マシンを作る。 Vmware を開き、新規仮想マシンの作成を選択します。

「後で OS をインストール」を選択し、「次へ」ボタンを押します。

「Linux」を選択し、「次へ」ボタンを押します。

仮想マシン名を入力し、「次へ」ボタンを押します。

自分のパソコンのハードディスクのサイズによって、仮想 Linux マシンのディスクのサイズ

を設定します。例は 20GB です。「次へ」ボタンを押します。

「完了」ボタンを押します。

新仮想マシン「ubuntu(2)」を生成されました。「仮想マシン設定の編集」を選択し、次の step

へ行きます。

Step3: 仮想マシンで ubuntu をインストールします。

「CD/DVD(IDE)」を選択し、「ISO イメージファイルを使用する」に設定して、ubuntu のイ

メージファイルを参照します。ubuntu のイメージファイルはこちらです。

http://kanebebe.dip.jp/download/VMware+Linux/ubuntu-10.04-desktop-i386.iso

「OK」ボタンを押します。

「仮想マシンの再生」でインストールを開始します。

Step4: Windows マシンとのファイル共有の設定 ubuntu の端末を起動させます。

Desktop には「VMware Tools」DVD がなければ、メニュー「仮想マシン」 「VMware Tools

の再インストール」を選択します。

端末で次のコマンドを入力します。

$ sudo su スパーユーザに切り替えます

# ls /media/"VMware Tools" DVD の内容をリストする

VMwareTools-8.8.1-528969.tar.gz manifest.txt 解凍する

# tar zxvf /media/"VMware Tools"/VMwareTools-8.8.1-528969.tar.gz

# cd vmware-tools-distrib 解凍生成されたディレクトリに入ります。

# ls ディレクトリの内容をリストする FILES INSTALL bin doc etc installer lib vmware-install.pl # ./vmware-install.pl ubuntu の共有ツールをインストールする。基本的に「Enter」を

押します。

インストール完了すると、仮想マシンの電源をシャットダウンする。

VMware を再起動して、「仮想マシン設定の編集」を選択します。

①「オプション」

②共有フォルダを

③「常に有効」に

④「追加」ボタン

⑥「OK」ボタンを

仮想マシンを起動

Ubuntu の端末で共

# ls /mnt/hgfs/ Mini2440

共有フォルダの内

# ls /mnt/hgfs/m

①

タブを選択

選択し、

設定し

で共有フォ

押します。

させます。

有フォルダ

容をリスト

ini2440

②

し、

ルダ⑤を添加して、例：共有フォル

が見えます。

する

⑤

③

ダ

④

⑥

は mini2440 です。

Step5: コンパイル用のツールのインストール Ubuntu の端末で次のコマンド：

# apt-get install -y g++ # apt-get install -y x11*

ARM11/6410 用のクロスコンパイルツールをインストールします。

サーバから ARM11/6410 用のクロスコンパイルツールをダウンロードする

# wget http://kanebebe.dip.jp/download/ARM11-6410-DVD/Linux/arm-linux-gcc-4.5.1-v6-vfp-20101103.tgz

ARM9/2440 の場合は

# wget http://kanebebe.dip.jp/download/ARM9-2440-DVD/Linux/arm-linux-gcc-4.4.3.tar.gz

クロスコンパイルツールを解凍する。

# tar zxvf arm-linux-gcc-4.5.1-v6-vfp-20101103.tgz -C /

ARM9/2440 の場合は

# tar zxvf arm-linux-gcc-4.4.3.tar.gz -C /

クロスコンパイルツールの環境変数を添加する

# gedit ~/.bashrc

…………..

ファイルの 後、この行を添加する。

export PATH=$PATH:/opt/FriendlyARM/toolschain/4.5.1/bin ARM9/2440 の場合は

export PATH=$PATH:/opt/FriendlyARM/toolschain/4.4.3/bin

保存して、端末を閉じて、再開きます。

端末で次のコマンドを入力して

# arm-linux-gcc -v

次の情報があれば、インストール成功しました。

Using built-in specs.

COLLECT_GCC=arm-linux-gcc

COLLECT_LTO_WRAPPER=/opt/FriendlyARM/toolschain/4.5.1/libexec/gcc/arm-none-linux-gnue

abi/4.5.1/lto-wrapper

Target: arm-none-linux-gnueabi

Configured with: /work/toolchain/build/src/gcc-4.5.1/configure --build=i686-build_pc-linux-gnu

--host=i686-build_pc-linux-gnu --target=arm-none-linux-gnueabi

--prefix=/opt/FriendlyARM/toolschain/4.5.1

--with-sysroot=/opt/FriendlyARM/toolschain/4.5.1/arm-none-linux-gnueabi/sys-root

--enable-languages=c,c++ --disable-multilib --with-cpu=arm1176jzf-s --with-tune=arm1176jzf-s

--with-fpu=vfp --with-float=softfp --with-pkgversion=ctng-1.8.1-FA

--with-bugurl=http://www.arm9.net/ --disable-sjlj-exceptions --enable-__cxa_atexit

--disable-libmudflap --with-host-libstdcxx='-static-libgcc -Wl,-Bstatic,-lstdc++,-Bdynamic -lm'

--with-gmp=/work/toolchain/build/arm-none-linux-gnueabi/build/static

--with-mpfr=/work/toolchain/build/arm-none-linux-gnueabi/build/static

--with-ppl=/work/toolchain/build/arm-none-linux-gnueabi/build/static

--with-cloog=/work/toolchain/build/arm-none-linux-gnueabi/build/static

--with-mpc=/work/toolchain/build/arm-none-linux-gnueabi/build/static

--with-libelf=/work/toolchain/build/arm-none-linux-gnueabi/build/static --enable-threads=posix

--with-local-prefix=/opt/FriendlyARM/toolschain/4.5.1/arm-none-linux-gnueabi/sys-root

--disable-nls --enable-symvers=gnu --enable-c99 --enable-long-long

Thread model: posix

gcc version 4.5.1 (ctng-1.8.1-FA)

ARM9/2440 の場合は

gcc version 4.4.3 (ctng-1.8.1-FA)