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Post on 28-Mar-2021

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www.talend.com ©Talend 2018. JP

正確な保険証書と保険証券を迅速に発行

“保険ブローカーは各国に一体どれぐらい存在し、また、保険契約の種類はどれほどあるので しょうか。Talendを使用することで、当組合のビジネスを明確に把握できるようになりました。

ケーススタディ

業界• 保険(海上)

概要• 本社:ルクセンブルク

• 従業員51~200人規模 

ユースケース• 保険証書など、あらゆるタイプの データ移行

課題• より先端的な保険契約管理シス テムの開発

使用するTalend製品

• Talend Cloudと Talend Data Quality

パートナー

• ADROSNIC IT Consultancy Services Pvt Ltd http://adrosonic.com/

成果• 17,000件の保険証書の移行化

• 34,000件のアドレスレコードの クレンジングと移行

• 作成された保険証書のWebサイト 公開までの期間を1日からリアル タイム(ゼロ秒)に短縮

”The Shipowners' Club IT統括責任者 Mark Hamblin氏

The Shipowners’ Clubは、1855年から続く、小型船舶および特殊船舶向けの船主責任保険を提供する海上相互保険組合です。同組合は世界中の600以上の保険ブローカーと連携し、さまざまな地域や部門の32,000隻以上の船舶の保険業務を担っています。

同組合は、国際P&Iクラブ(International Group of P&I Clubs)に加盟する13のP&Iクラブ(船主責任保険組合)の1つです。この国際P&Iクラブとは、総トン数換算で全世界の90%以上の船舶の保険契約を保有する主要団体です。P&Iクラブの最古参の1つである同組合は、賠償責任保険に対する船主のニーズに対応して、保険料を維持し、てん補範囲を見極め、船主側の立場にそった迅速な請求対応に努めています。

海運会社は、船舶の安全航行と汚染防止のための国際管理コード(ISMコード)を遵守する必要があります。あらゆる事業活動において、不慮の事態が発生した場合に船主と海運会社を商業的損害から保護するため、企業は船舶責任保険を必要とします。

先端的な保険契約管理システムの開発同組合がアプリケーションの刷新に踏み切る決断を下した背景には、いくつかの理由があります。第1に、保険引受業務の管理を支援するため、レガシーシステムから新たに開発された保険契約管理システムに保険証券を移行する必要がありました。第2に、同組合が発行した保険証書のデータを統合する必要性が生じたことです。データは、既存の保険契約管理システムにリンクされていない、2つのスタンドアロンシステムに格納されています。 2つのシステムのデータには重複が多く、また、PDF形式の証書の項目の記載内容が異なっていました。

つまり、データの重複を除外したのちにフォームのフィールドを標準化する必要があったため、移行プロセスの初期段階においてデータクレンジングも課題となりました。レガシーシステムでは、船舶の登録国名などの表記データが統一されていませんでした。

たとえば、シンガポールが「Singapore」であったり「Republic of Singapore」であったりします。データに一

貫性がないと、たとえば、シンガポールの表記が2つあると2つの異なる国として表示されるため、シンガポールのブローカー数の分析用レポートを作成する際に問題が生じます。

当初、同組合は移行をストアドプロシージャーと従来の手法で行う予定でした。しかし、戦略的ITコンサルティングパートナーであるADROSONIC社から、さらに良い提案が出されたのです。

「コスト、機能、パフォーマンス、使いやすさ、拡張性など、さまざまな基準でソリューションを比較しました」と、ADROSONIC社のディレクター、Sonal氏は述べています。「Talend CloudとTalend Data Qualityの組み合わせがクライアントのニーズに最適なソリューションであると判断しました」

Talendが選ばれる理由「Talend Cloudは、コスト削減効果に優れたクラウドソリューションであり、初期の設備投資が不要で、サーバー保守やIT運用といった継続的なコストも発生しません」と、ADROSONIC社のマネージャーコンサルタントであるNeeraj Kumar氏は語ります。さらに、拡張性と柔軟性を向上させることができ、ニーズの変化に応じた規模の変更が容易で、その作業のために管理担当者を増やしたり、生産性の低下を招いたりすることもありません。

Kumar氏は、次のようにも述べています。「Talendは優れた機能性と拡張性があり、また、Talend以外のソリュー ションでは追加オプションとなるデータクオリティ機能も標準で装備されています。操作性とデータスチュワードシップの面でも、Talendは際立っています。インターフェイスがシンプルなので、技術的知識を持たないビジネスアナリストでも使用できます」

The Shipowners' Clubでも、他のソリューションに比べてTalendが変更に適応しやすいと評価しています。「データモデルや新しい要件で変更が頻繁に発生しますが、Talend Data Qualityでの変更は簡単です」と、同組合のエンタープライズビジネスアーキテクチャー統括責任者のRanjith Kanipayur氏は述べています。「Talendの

グラフィカルユーザーインターフェイスを使用することで、テストと監視が簡単になりました。Talendソリューションによって全体的に開発期間が短くなったため、プロジェクトのROIを予想よりも早く達成できると見込んでいます。」

同組合のデータは複数システムに保管されているため、データレコード間の一貫性を管理 /保証することが求められます。このため、ADROSONIC社はTalend Master Data Management(MDM)ソリューションの導入も提案しています。

ADROSONIC社が選ばれる理由戦略的 ITコンサルティング会社のADROSONIC社は、 Talendを中堅・中小企業向けの理想的なソリューションであると評価しています。「Talendは当社の戦略に合致しています。そこで、Talendの導入に関連するベストプラクティスを構築し、技術スタッフを訓練することを決めました」と、ADROSONIC社のCEO兼マネージングディレクターのMayank氏は述べています。

この 保 険 契 約 管 理 システム の 見 直しプ ロジェクトは、段階的な取り組みが必要とされます。第1段階では、ADROSNIC社はREST Webサービスを使用して17,333件のPDFの保険証書を新しいSQLデータベースシステムに移行しました。また、レガシーのCRMに格納されている顧客連絡先情報を含む約3万件のレコードのクレンジングも行いました。

プロジェクトの第2段階となるモダナイゼーションも始まりました。ここでは、補償、免責額、限度額の異なる様々な商品を網羅する、同組合の複雑な保険商品構造に対してデータ移行が行われます。第3段階では、現行のCRMシステムのデータをクレンジングし、CRM Dynamicsに移行します。第4段階では、新しい再保険システムのモダナイゼーションに取り組みます。また、データのクレンジングと移行も行います。

さらに、もう1つのプロジェクトでは、Talendを使用して管理情報レポート用データを標準化します。

ビジネスへの知見を高めて 顧客サービスを強化同組合は、組合員である船主とその船舶、保険証券、保険証書のデータを標準化することによって事業をより正確に分析できるようになりました。

IT統括責任者であるMark Hamblin氏は、次のように述べています。「新しい保険契約管理システムに移行すれば、一貫性を持つ標準化データを活用して、正確な内容の保険証券を素早く発行できるようになります。これにより、サービスに対する組合員の顧客経験が向上します。信頼性の高いデータを使用することで基盤を固め、さらなるサービス強化プロジェクトに活かしていきます。これにより、保険引受プロセスの一部をブローカーに引き渡すことが可能になります。」

「組合員の95%は毎年契約を更新しています。また、上位25社の平均契約期間は24年にも及びます。これらの数字は、組合員の利益を最優先させるサービスと、変化するニーズへの対応が、高く評価されていることの証しです」と、Mark Hamblin氏は結びました。

www.talend.com/contact | sales.jp@talend.com

「本 番 稼 働した保 険 証 書発行システムは、たいへん満足できるものでした。Talendを当組合の戦略ツールであるとみなしています。」

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