富士通だからいえる oracle cloud の勘所 ~国内dcから提供...
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富士通だからいえる Oracle Cloud の勘所 ~国内DCから提供するOracle Cloud活用事例~
2017年12月7日 富士通株式会社 マーケティング戦略本部 MetaArc戦略統括部 Oracleクラウド推進部 マネージャー 石川 貴美子
Oracle CloudWorld Tokyo講演資料
自己紹介
石川 貴美子(Kimiko Ishikawa)
2013年 Platinum of The Year 受賞
2016年 Oracle Master Cloud 取得
入社以来Oracleビジネスに関わってきました
2001年入社
Oracle DBカスタマーサポート
Oracle Exadata、Oracle BI、Security セールスエンジニア
オラクル社とのアライアンス
Oracle Cloud セールスエンジニア
1 Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
アジェンダ
富士通のクラウド戦略
国内DCから提供するOracle Cloud概要 FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle® Cloud
【略称】 K5 DB(Oracle)
国内DCのOracle Cloud 実際どうなの?
MetaArcグランドデザイン
展示ブースご紹介
2 Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
名前の由来
名前に込めた想い
Meta:ギリシャ語で“超える” Arc:弧を描くより“つなぐ”
「Meta」と「Arc」の造語
組織・企業・業界の枠を“超え”
人・モノ・情報を“つなぎ”、お客様と共にデジタル革新を実現する
現行の基幹系・情報系システム SoRのクラウド移行をサポート
IoT・AI等の新技術を活用した SoEの早期構築
FUJITSU Digital Business Platform
MetaArc
Analytics
IoT AI Mobile ・・・ ・ Security
ビジネスのデジタル革新 (SoE)
従来の情報システム (SoR)
連携
AI :Artificial intelligence (人工知能) SoR :Systems of Record (業務処理や記録をするシステム) SoE :Systems of Engagement (人、モノなどに関与するシステム)
FUJITSU Cloud Service K5
FUJITSU Digital Business Platform MetaArc とは
5 Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
MetaArcの主要商品
クラウドを中心にIoTやAIなどの最先端ICTのサービスと
マネージドサービスやアライアンスパートナーサービスを提供
U5
6 Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
お客様のニーズに合わせてハイブリッドクラウド / マルチクラウドを
しっかりとインテグレーション
富士通 MetaArcの強み
お客様
ハイブリッドクラウド・マルチクラウドサービス (MetaArc Hybrid IT Services)
FUJITSU Integrated System
PRIMEFLEX
for Oracle
プライベートクラウド
FUJITSU Cloud Service
K5
パブリッククラウド パートナー
FUJITSU Cloud Service
U5
7 Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
K5 NC
MetaArcの主要商品
クラウドを中心にIoTやAIなどの最先端ICTのサービスと マネージドサービスやアライアンスパートナーサービスを提供
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 8
1980s 1990s 2000s 2010s
1983 サン・マイクロシステムズ社 とHW販売契約を結ぶ
1985 最初のSPARCチップの 開発に合意
1989 Oracle Database のOEM契約締結
1993 Solaris OEM契約
共同で microSPARCⅡ を開発
2004 次期SPARC/Solaris サーバの共同開発に 合意
2002 オープンプラット フォームコンソーシアム (OPFC)共同設立
2002 RACインテグレーション センター設立
2006 Oracle GRID Center 共同設立
2007 SPARC Enterpriseの 共同開発
2011 「Oracle PartnerNetwork」Diamond パートナー認定
2012
2013 SPARC M10発表
「Oracle Exadata」 ファーストライン サポートサービス提供
「Oracle Linux」「Oracle VM」 ファーストライン サポートサービス提供
2014 Oracle Database
In-Memory提供
2016 クラウド協業発表
オラクル社とのアライアンスの歩み
オラクル社/サン・マイクロシステムズ社とは30年以上にわたり協業 サーバ開発、OS開発に加え、データベース開発でも協業
1988 サン・マイクロシステムズ社と OEM契約を結ぶ
2017 クラウド協業開始
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 9
両社の強みを活かし、お客様のクラウドファーストニーズに対応
③Oracle HCM* Cloudを社内で採用、リファレンス化し外販
*HCM: Human Capital Management(タレントマネジメント)
ICT全体最適化を実現する
システムインテグレーション力
エンタープライズの
データベースで圧倒的なシェア
①Oracle Cloudを富士通の国内データセンターに設置、販売
②Oracle DB Cloud Serviceを富士通のクラウドサービス 「K5」のメニューとして提供
オラクル社とクラウド提携を開始
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 10
■国内ではじめて当社国内データセンターにOracle Cloud Platformを設置し、 以下の2形態で提供
①FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle® Cloud Oracle Database Cloud Serviceを富士通のクラウドサービス「K5」のデータベースサービス としてK5 DB(Oracle)を提供
②Oracle Cloud Platform(再販) 当社国内データセンター設置のOracle Cloud Platformを提供
Oracle Cloud
富士通国内データセンター
PaaS・IaaS
Oracle Database Cloud Service
FUJITSU Cloud Service
K5
①K5 DB(Oracle)
②Oracle Cloud (PaaS・IaaS)
お客様
富士通とオラクルのクラウド戦略的提携の概要
11 Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
Oracle Cloud 全体像:サービス体系
Marketing Cloud
Service Cloud
HCM Cloud
Sales Cloud
SaaS(Applications)
ERP Cloud etc.
Database Cloud Service
Java Cloud Service
Database Backup Service
BI Cloud
Management Cloud
etc.
PaaS(Platform)
SOA Suite Cloud Service Application Container Cloud Service
Storage Cloud Compute Cloud
IaaS(Infrastructure)
Network Cloud etc.
:国内DCから提供
Integration Cloud
IoT Cloud
Documents Cloud
Big Data Cloud
Mobile Cloud
Golden Gate Developer NoSQL Node Data Visualization
K5 DB
:K5 DBサービス
K5 DB
K5 DB
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特に重要なデータベースクラウドを中心にご提供
Oracle Cloud (PaaS) 提供メニュー/機能
Oracle Database Cloud Service などのサービスを提供
サービス名称 サービス概要
Oracle Database Cloud Service
Oracle Databaseインスタンスの稼動サービス
バージョン 11gR2/12cR1/12cR2 ※提供するバージョンは発行日時点での情報です。 今後オラクルの方針により変更の可能性があります。
エディション SE/EE/EE High/EE Extreme
課金方式 ・Non-Metered [プリペイド型定額制] ・Metered [プリペイド型従量制] (時間or月単位での課金)
管理レベル Automated : 仮想マシン+各種管理ツールを提供 Virtual Image: 仮想マシンを提供。Oracleインストール、 DB作成は手動
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Oracle Cloud (PaaS)提供メニュー/機能:エディション
エディション
特徴
Standard
Edition Enterprise
Edition High
Performance Extreme
Performance
ベース製品 Oracle DB SE Oracle DB EE Oracle DB EE Oracle DB EE
表領域暗号化 〇 〇 〇 〇
DB
Op
tion
EE標準機能
(Data Guard,Hybrid Columnar
Compression, パラレル処理など) ー 〇 〇 〇
Multitenant(12c)
Partitioning Advanced Compression Advanced Security Label Security Database Vault Real Application Testing OLAP Analytics Spatial and Graph Management Packs
ー ー 〇 〇
RAC
Active Data Guard
Database In-Memory ー ー ー 〇
すべてのOracle Databaseオプションをクラウドで提供 エディションは4つから選択
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提供メニュー / 機能:VMスペック
OCPU メモリ(GB)
General Purpose
1 7.5
2 15
4 30
8 60
16* 120
OCPU 1 OCPUは、ハイパー・スレッドが使用可能なIntel Xeonプロセッサの1物理コア
相当のCPU性能を提供 各OCPUが2つのハードウェア実行スレッド(vCPU)に対応
メモリサイズ 各OCPU数に対して、標準メモリとハイメモリの2種類のシェイプを提供
<OCPU/メモリの組合せ>
OCPU メモリ(GB)
High
Memory
1 15
2 30
4 60
8 120
16* 240
*Oracle Database Cloud SEエディション(Oracle Database SE 2ベース)では、 DBソフトウェアの処理としては8コア/16スレッドまでしか利用できません(SE 2制限事項)
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 16
提供メニュー/機能:課金形態 定額制とプリペイド型従量制の2つ
プリペイド型定額制 [Non-metered] プリペイド型従量制 [Metered]
プリペイド(先払い)型の固定料金制 あらかじめ決めたリソース分について 利用時間にかかわらず、定額を事前支払。
課金方式 プリペイド(先払い)型の従量制 システムタイプ・利用時間に応じて取り崩し従量性 あらかじめ利用想定額を事前支払 ※取り崩しの単位は、時間単価 or 月額単位 K5 DBサービスは時間単価のみ選択可
基本的に12か月間単位で購入(先払い) 購入単位 有効期間1年間(※)のプリペイド型 (先払い) ※13か月目時点での未使用分は返金不可
基本的に不可 契約変更の事前連絡が必要
構成変更 自由に変更可能 例:SE ⇔ EE、1 OCPU ⇔ 4 OCPU
契約範囲を超えてリソースを利用した場合は、 従量制(Pay-As-You-Go/標準価格)で追加支払
その他 契約範囲を超えてリソースを利用した場合は、 従量制(Pay-As-You-Go/標準価格)で追加支払
プリペイド型定額制 [Non-metered] プリペイド型従量制 [Metered]
本番システム/24時間稼働システムに最適 開発・検証環境/ピーク性の高いシステムに最適
メリット :従量制よりも割安 デメリット:構成の自由度が無い
メリット :構成の自由度が高い デメリット:同一構成・利用時間の場合定額制よりは割高
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※オラクル社が発表した新クラウド・プログラムについては、両社で協議中です。
FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle® Cloud 【略称】 K5 DB(Oracle)
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 18 18
K5のOracle DBサービスのポジショニング
19 Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
富士通のナレッジとテクノロジーを搭載した各種サービスを提供 提供予定 提供中
インフラストラクチャー
システムリソース(仮想サーバ/ストレージ/ネットワーク等) OpenStack ベースのインフラ環境、SAP基盤
汎用コンポーネント(データベース/メール配信/コンテンツ配信/ソフトウェア カフェテリア等) SF
システム自動構築支援
アプリケーション開発/実行基盤
API Management 安全なAPI公開/利用状況分析
アプリケーションモニタリングサービス バッチ基盤
開発支援
GitHub Enterprise コードホスティング、コラボレーション
要件管理
インテグレーション&デリバリー
ビジネスモデル基盤
シェアリングビジネス基盤 シェアリングビジネス向けアプリケーション開発支援
Personium Service パーソナルデータストア
デジタルテクノロジー
らくらくサービスデリバリー基盤
Voice Operation 音声認識実行環境、開発キット
Oracle DB/Symfoware等 Akamai CDN
AI(人工知能)
Zinrai プラットフォームサービス 知覚・認識、知識化、判断・支援、ディープラーニング
IoT データ活用基盤
IoT Platform IoT向けデータ送受信・蓄積・リアルタイム判断
ミドルウェア従量課金
PF 基幹業務基盤サービス
CF Cloud Foundry ベースの開発/実行環境
ビジネスサポート(顧客管理/契約管理/料金計算/決済ゲートウェイ) 帳票サービス 認証サービス
追加
K5 DB(Oracle) とOracle Cloud(PaaS) との主な違い
K5 DB(Oracle)
Database
Backup
Compute
Storage
<独自機能> DBインスタンス作成、 バックアップ/リカバリ機能、
監視/アラート機能、 セキュリティ設定など
K5ポータルから
K5の機能と併せ 利用可能
富士通による ワンストップサポート
富士通DC
Oracle Cloud (PaaS)
Java SOA Application Container
Database
Backup
Compute
Storage
Oracle Cloud ポータル オラクル社によるサポート
富士通DC
DBインスタンス作成、 バックアップ/リカバリ機能 アプリケーションのインストールが可能
・DBに特化 ・富士通独自機能を付加 ・富士通が ワンストップサポート
・Java,SOA等も提供 ・Oracle Cloud 標準機能 ・オラクル社がサポート
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 20
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
お客様
Oracle Cloud 富士通ならではの 機能を付加して提供 セキュリティ設定、 運用作業削減など Oracle Database
Cloud Service
K5 DB(Oracle)
・Standard Edition /Enterprise Edition ・RAC / Partitioning / In-Memory
K5ポータル から利用
富士通による ワンストップ
サポート
K5ヘルプデスク
K5 IaaS/PaaS
FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle® Cloud • オラクル社のパブリック・クラウドサービス Oracle Database Cloud Serviceをベースに、
富士通の知見を組み込んだデータベース・サービス • Oracle DBの利用者は、新たにオラクル・クラウドに関する技術習得不要で利用可能 • K5の豊富なサービス/機能と組合せて、お客様システムの構築が可能
K5 DB(Oracle)とは
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Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
基幹システムのクラウド移行ニーズにこたえる 高信頼で利便性・柔軟性を兼ね備えたサービスとして提供
Oracle Databaseの導入に必要な作業を自動化 ・1クリック(導入するバージョンやエディション、容量などを指定するだけ)で作成可能
②
Oracle Databaseの全機能をパブリッククラウドで提供 ・Oracle Databaseで稼働する既存資産を作り直すことなく、容易にクラウドへ移行
①
富士通独自の高品質サポートを提供 ・K5ヘルプデスクによるワンストップで高品質なサポートを提供
・調査情報採取の負担を軽減する簡単サポート機能を提供
③
K5 DB(Oracle)の特長
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Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
FUJITSU Cloud Service K5
DBインスタンス Oracle Databaseの 全ての機能が利用可能 Oracle RAC Oracle Partitioning Oracle Diagnostics Pack Oracle Tuning Pack Oracle Advanced Compression Oracle Advanced Security Oracle Database Vault Oracle Database In-Memory
Web/APサーバ
Oracle Net
特長①
アプリケーションは修正不要 (SQL文はオンプレミスと同じ)
サービス・インスタンス
すべてのエディションで 暗号化を標準サポート
新規作成テーブルは暗号化
基幹システムに必要とされる機能をパブリッククラウドでも利用可能 既存のアプリケーションを修正することなくクラウドへ移行可能 Standard Editionもネットワーク/表領域の暗号化を標準サポート パブリッククラウドでも安心して利用可能
アプリケーションとデータベースの 通信は必ず暗号化
Oracle Databaseの全機能をパブリッククラウドで提供
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Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
VM 払出し
ディスク 払出し
パラメタ 設定
DB インストール
DB 設定
DB パラメタ 設定
ファイヤー ウォール 設計
ファイヤー ウォール 設定
サービス・ インスタンス
作成
運用支援 機能ON
データベース構築
運用管理 設計
監視 エージェント
導入
運用管理 VM払出し
環境 設定
監視 スクリプト
作成
監視定義 作成
監視 機能 テスト
運用機能構築
既存 環境
運用管理機能が必要な場合は、支援機能をONにするだけ。
K5 DB(Oracle)
導入するバージョンやエディション、容量などを指定するだけ。 1クリックで作成。
設定漏れなどのミスが発生しない
利用者のスキルに依存せず、 均一なDB環境を構築可能
監視機能も構築可能
Oracle Databaseの導入に必要な作業を自動化
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富士通の知見によるメリット
Oracle DBの導入に必要な作業を富士通の知見をもとに自動化し、 作業負担を劇的に軽減
※Oracle CloudのDB自体が最適化されているためチューニングは不要ですが、 利用者でチューニングすることも可能です。
特長②
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
お客様による問題の切り分けが不要 K5 DB(Oracle)は、K5サービスとしてワンストップサポートを提供
富士通独自の高品質サポートを提供
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日本/米国オラクル 富士通
K5ヘルプデスク
開発/運用チーム ・新規バグ調査 ・修正作成
オラクル社のナレッジ参照
・既存バグ調査 ・事例調査 ・調査・回答
Oracle Cloud Support
障害調査/ エスカレーション/
連携 お客様
お問合わせ (Eメール/電話)
特長③
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
富士通 お客様
K5 DB(Oracle)
調査情報
K5 DB Oracle
ポータル画面
各種ログ 性能情報
DBCS関連 A3 B3
DB関連 A2 B2
OS関連 A1 B1
採取パターンを通知 ①
取得
情報採取に必要な パターンをチェックして採取
調査情報採取 ②
調査情報ダウンロード ③ ftps クライアント※
簡単サポート機能(今後提供)※
利用者にて ftps クライントを準備頂き、調査情報をセキュアな ftps でダウンロードできます
データ授受機能
①ヘルプデスクより、情報採取パターンを通知 ②お客様は、簡単サポート機能を使用し、情報採取パターンを選択するだけで採取可能 ③情報採取が終了すれば、データ授受機能を使用し、調査情報をダウンロード
※次期リリースでは、APIでの提供を予定
大きな負担となっていた調査情報の採取作業を機能化して提供 K5 DB(Oracle)は、最低限の採取作業で有効な情報採取が可能
富士通独自の高品質サポートを提供
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特長③
商談時によくお客様から頂く質問
何社くらいのお客様で使われているの? ①
どんなお客様がどんな用途で使っているの? ②
性能は大丈夫? ③
どうやって移行しているの? ④
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 28
Oracle Cloud 国内DC 実績(2017/12/01実績)
100を超えるお客様で導入
取り扱い可能パートナー約70社、現在も拡大中
over
100 Customers
about
70 Partners
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 30
Oracle Cloud 国内DC 実績(2017/12/01実績)
産業・流通のお客様で約8割
基幹システムでの利用を検討されている
産業
37%
流通
43%
金融
10%
<業種内訳>
公共 3%
<利用用途>
0% 20% 40% 60% 80% 100%
SaaS基盤
災害対策
開発・検証
基幹システム
10%
7%
3%
80%
・オンプレミスからの移行 60%
・他クラウドからの移行 25%
・新規システム 15%
通信 7%
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 31
既存Oracle Cloud(海外DC)利用ユーザー様が 国内DC設立を機会に採用
ピーク性の高いシステムや業務拡大にともなう 柔軟な基盤として採用
災対環境やバックアップ環境として採用
開発・検証用途での採用
Oracle Cloudの採用理由と用途
Case1
Case 2
Case 3
Case 4
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 33
Case 1
業務拡大にともなう柔軟な基盤として
東京センチュリー
ファイナンス取引業務の管理用DB として、「K5 DB(Oracle)」を採用
事業拡大によって増大するデータを 安全に管理し、持続的な業務変革に 対し柔軟に対応できる基盤として、 パブリッククラウドを選択
クラウド化による総消費電力の削減、 CO2排出量の削減による環境貢献
株式会社様
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 34
2007年設立の、クラウドエンジニア 集団、Cloud Integrator
事業内容 -クラウド移行テスト -Oracle APEX アプリケーション 開発支援 -システム負荷テスト -WEB-DBシステム設計/構築 -クラウド運用支援サービス など
Oracle Cloudの取扱い
・Oracle Gold Partner
・Oracle Cloud 販売代理店
・東日本DC販売実績: 14件
出典: http://fullenergy.co.jp/oracle/oracle_cloud/
Case 2
負荷テスト環境基盤での利用 株式会社フルエナジー様
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VM性能不足
DNS問題
作業時間 1日
負荷テストシステムの課題 導入の効果
DNSトラブルなし
作業時間 0.5日
従来 9832 → 25417※
※同一スペックをUnixBench ツールにて計測し1$あたり に変換したIndex Score
Case 2
負荷テスト環境基盤での利用 株式会社フルエナジー様
・従来より環境作成から負荷テストまで速やか・安定的な作業を実現
・TCOを大幅に削減
コスト50%削減 ・仮想マシン $0.22/h → $0.10/h ・ストレージ 月$132/TB → $50/TB ・集計用DB $110/週 → $55/週
コスト削減
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 37
Case 3
災害対策環境をクラウド上に安価に実現
クラウドを活用し安価に構築、DC間ネットワークで高速・安全通信
西日本DC
オンプレ
本番DBサーバ
スイッチ
本番環境
東日本DC
プライベート接続(DC内)
Fujitsu Cloud Service K5
K5 DB(Oracle) Oracle Cloud
DC内接続
災対DBサーバ
Web/AP等
災対環境
DC間ネットワーク プライベート接続(DC内)
Web/AP等
Data Guard
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Case 4
新サービス検証での利用 (株)富士通北陸システムズ
(株)富士通北陸システムにて検証を実施、サービスとして提供予定
① オンプレDBのリモートバックアップ検証
② オンプレDBのDR対策検証
オンプレDBシステムと組合わせたOracle Cloudソリューション
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 39
Case 4
新サービス検証での利用 (株)富士通北陸システムズ
(株)富士通北陸システムにて検証を実施、サービスとして提供予定
クラウドソリューション for Oracle メニュー
クラウド初期構築サービス
クラウド移行支援サービス
ネットワークサービス
「クラウドソリューション for Oracle」 に新サービスとして追加予定
クラウドスタートアップサービス for Oracle
クラウドデータベース移行サービス for Oracle
アプリ資産マイグレーション
クラウドコネクト for Oracle
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
(株)富士通北陸システムズ http://www.fujitsu.com/jp/group/fjh/services/
40
Oracle データベースの移行
オンプレミス環境のOracleデータベースをクラウドへ移行
従来のオンプレミスと同様、各移行方式のメリット・デメリットを理解の上、 移行方式を決定します。
<クラウド固有の考慮ポイント> ・ストレージのコピー機能を用いた方式は使用不可。 ・オンプレミスからK5 DB(Oracle)に対し、ネットワークを介したデータ転送となる。
Oracle Linux
Oracle DB
Oracle DB
オンプレミス 富士通データセンター (東日本リージョン)
Oracle Cloud K5DB(Oracle)
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 45
データベース移行方式の選定基準(※1)
移行方式 開発
コスト
移行元DB Ver
異なる環境間 ライセンス/サービス 中間ファイル 移行時の
停止時間 DB Ver
OS オンプレ クラウド
Data Pump
(Export/Import)
低 10.1~
(7~)
○ ○ SE~ SE~ 必要 大
データ量比例
SQL*Loader 低 9~ × ○ SE~ SE~ 必要 大
データ量比例
DBリンク + ダイレクトロード
中 サポートVer △ (サポートVer間)
○ SE~ SE~ 不要 小~中
データ量比例
クロス・プラットフォーム・トランスポータブル表領域(TTS)
低 8.1~ △ (サポートVer間)
△ RMANによる変換要
EE EE 必要 小~中
データ量比例 (差分バックアップサイズ)
マルチテナント 低 12.1~ ○ × SE~
SE~ (※2)
必要 小~中
データ量比例
(※1) 一般的なDB移行の考え方 (※2) 複数PDBを構成する場合は、HP(EE - High Performance)が必要
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データベース移行のポイント
データベース移行方式の選定要件
データ量
移行時のシステム停止時間
オンプレミスのOS,DBバージョン
予算
お客様固有要件
移行先クラウドサービス(DBCS/IaaS)
その他考慮事項
移行データの整合性の確認 オブジェクト、テーブル行数、データ内容など
アプリケーションの移行 クラウド環境への移行やDBバージョンアップに伴う非互換調査
他システムとの連携
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 47
Oracle Databaseの3つの選択肢
リソース共有 リソース専有
同一アーキテクチャ
クラウド
富士通国内DC お客様指定先
富士通国内DC ①オンプレミス ②Oracle Cloud
at Customer ③Oracle Cloud
Platform
富士通国内DC お客様指定先
富士通国内DC
3つの形態から、お客様にとって最適な環境をご提供 富士通は同一データセンターから3種類の形態を唯一提供可能
サブスクリプション ライセンス 費用
利用形態
リソース
設計
オンプレミス
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 48
MetaArcグランドデザインによるご支援
ICT基盤の目指す姿とロードマップを共有し、全体最適化計画を支援
標準グランドデザイン これからのインフラの目指す姿と検討すべきテーマを策定
①
検討手順(グランドデザインアプローチ) 多くの業種で実績を持つICT最適化を実現する標準化された検討手法
②
専門チーム編成 お客様の課題にあわせて、プロフェッショナルによる専門チームを編成
③
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 50
表記
商 標
• OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における
登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
DB powered by Oracle® Cloud
• 「DB powered by Oracle® Cloud」を「K5 DB(Oracle)」として記載する場合があります。
サービス・インスタンス
• K5 DB(Oracle)上のデータベース・サービスが稼動するインスタンスをサービス・インスタンスと呼びます。
留意事項
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 58
ご参考 閉域接続イメージ
富士通データセンターまで専用線接続することで対応
データセンター内はセキュアな通信を確保
お客様
富士通データセンター (東日本)
FUJITSU K5 ニフティクラウド
Oracle Database Cloud Service
K5 DB(Oracle)
ホワイトリスト定義で 通信先を限定
FENICS網
インターネット
NAT
:プライベートIP
:グローバルIP
閉域接続サービス
アドレス変換
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED 60
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