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Fulvic Acidフルボ酸
21世紀地球を救う自然の精粋
一般社团法人环境商务交流协会
Contents
フルボ酸とは製品の特長水処理におけるフルボ酸の応用キレートマリンとフルボ酸養殖におけるフルボ酸の応用
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腐植物質の分画法
土壤
アルカリ处理
フミン質 腐殖酸
酸处理
フミン酸* フルボ酸
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1786年ドイツのAchardが初めて泥炭から腐植物質を取り出すことに成功
1919年スウェーデンの化学家Odénがアルカリ溶
液にも、酸性溶液にも可溶の物質を発見し、フルボ酸(Fulvic Acid) と名付けました
腐植物質は構造,分子量ともにきわめて多様であるが,強アルカリ,酸に対する溶解性によって大きく3群に分類されます。
腐植物質は通常の有機化学分析によっては同定できない一群の高分子化合物の総称であり,その構造の特徴によって明示的に定義される物質ではありません。
*以降 フミン酸と腐植酸と同義
腐植物質の分画法
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フルボ酸は疎水性樹脂カラムに通ずることによってさらに2つの画分に分画されることもあるが,多くの研究では未分画のフルボ酸が用いられている
フミン質
腐植酸およびフルボ酸の化学的特徴
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元素組成: 大きな差はない.分子量: 明らかに腐植酸が大きいカルボキシル基含量: フルボ酸の方が多い
腐植酸およびフルボ酸の化学的特徴
(熊田, 1981)
Van Krevelenダイヤグラム縦軸は炭素に対する水素のモル比横軸は炭素に対する酸素のモル比
原点は純炭素
メタンやエタンなどの炭化水素は縦軸上に位置します
腐植酸やフルボ酸は植物体や大部分の生物構成有機化合物とは画然と組成が異なり,亜炭や石炭などとも異なることがわかる.あえていえば,腐植酸の組成とリグニンとの間には類似性がみられる.このことからも,リグニンは土の腐植物質の材料として重要であると考えられています
代表的なフミン酸とフルボ酸の推定構造
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フミン酸
フルボ酸
(Schnitzer, 1993)
フルボ酸の構造フルポ酸が複雑な高分子物質の混合物であるため、現在もなお不明な点が多く残されています。以下は代表的な構造です
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(Poul etc., 2010)
フルボ酸は環境を改善する生命体の結晶
• フルボ酸は優れた電解質として知られています。フルボ酸は自然界の中で天然の担体として働き、多種類のミネラルや金属イオンを運び、人体に有害な各種重金属及び環境状態を調整し、生態環境の改善に寄与します。
• フルボ酸は地球の生態環境の中で天然の栄養剤として働き、動植物に必須の微量元素のバランスを整えることによって、生物活性を促進します。
• フルボ酸は微生物、動植物の成長を調整促進します。特に生理活性を持つフルボ酸は人体にも活力、免疫力の改善を促進します。
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Contents
フルボ酸とは製品の特長水処理におけるフルボ酸の応用キレートマリンとフルボ酸養殖におけるフルボ酸の応用
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当社フルボ酸の特徴
確立された特許技術環境省優良賞と農林水産研究開発功労賞を獲得した特許技術です
安全性原料と生産プロセスはJASの認証を得ています
信頼性国土強靱化基本計画の選定技術にも選ばれ、汚染が進んだ自然環境の修復に使用されています
高濃度約8000mg/Lのフルボ酸濃度は自然界濃度の約数千倍です
環境にも優しい生産技術
従来のフルボ酸は再生不可能エネルギーの石炭、泥炭などからの抽出が主流でしたが、当社は天然の植物を利用して工場で生産するため、環境への負荷は最小限です
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国土強靱化基本計画
国土強靱化基本計画とは:大規模自然災害対応準備として、
継続的に災害対応能力の強い国にしていくことを目的とし、2014年に政府より国土強靭計画が定められました。
国土強靭化計画ではいくつかの
自然環境改善を目的とした優良技術を有する企業名や製品を選定します。
当社のフルボ酸も国土強靱化基本計画における優良技術の1つに選ばれました。
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有機JAS認証
有機JAS認証:有機JASは日本農林水産の食品農産品に対する最高級の認証です。
フルボ酸の原材料、生産プロセスから製品まで完全に食品農産品の有機生産標準に適合します。
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日本農林水産省が実施した日本農業基準/JAS2016年に認証されました。
日本食品分析センター国家食品安全検査に合格第12111277001-01
日本食品分析センター国家飲料安全検査に合格第12071505001-01
日本食品分析センター国家化粧品安全検査に合格第12035817001-01
複数の安全検査に合格
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美容・化粧におけるフルボ酸の製品
フルボ酸を添加したシャンプー
フルボ酸とプラセンタのアンチエイジング健康飲料
Contents
フルボ酸とは製品の特長水処理におけるフルボ酸の応用キレートマリンとフルボ酸養殖におけるフルボ酸の応用
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原水のフルボ酸の添加による効果
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用量: 2L に10μL添加日数: 47日
鶴岡八幡宮 源平池
原水のフルボ酸の添加による効果
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プルールにフルボ酸の添加による効果
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2014/11/5 2014/11/9 2014/12/9 2015/2/4
作業前 菌投入 藍藻沈みました 底が見えてきました
プルールにフルボ酸の添加による効果
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2015/3/23 2015/4/23
緑が濃くなりました ボウフラと共に浮遊物増加フルボ酸投入
2015/5/21
数値は変わらないが見た目改善
蚊がいなくなり、堆積物も粒子状で清掃しやすい
Contents
フルボ酸とは製品の特長水処理におけるフルボ酸の応用キレートマリンとフルボ酸養殖におけるフルボ酸の応用
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生態環境における鉄の作用
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鉄元素は地殻含有量では4番目ですが、地球上に最も広く分布している金属元素の一つです
■鉄元素は自然界に二種類の状態で存在します(1)酸化状態の3価鉄Fe3+(一般的に不溶性)、生物がつかいにくい(2)還元状態の2価鉄Fe2+(可溶性)2価鉄Fe2+は生物に対して大きな役割をもちます
■最新の研究によると、鉄イオンの不足が海の“砂漠化“につながり、鉄は生命維持の重要元素の一つであることが分かりました。
■自然界での鉄の酸化還元反応は微生物による働きが大きく寄与し、自然界の生態環境に非常に重要な役割を果たしています
フルボ酸と鉄さび
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フルボ酸と鉄さび
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フルボ酸と鉄さび
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フルボ酸の2価鉄の安定効果
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キレートマリンとフルボ酸
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キレートマリンとフルボ酸
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キレートマリンとフルボ酸
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キレートマリンとフルボ酸
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キレートマリンの鉄分とケイ素を主成分とする炭の塊です。
キレートマリンはキレート化された鉄イオ
ンを溶出します。フルボ酸が存在する場合は、この鉄はフルボ酸と強く結合して、非常に安定した遊離状態で微生物等に運ばれて利用されます。
植物ブランクトンはキレート化された鉄イオンを服収し、ヘドロの原因となる窒素、リンを取り込みます。これにより植物プランクトンカf増加し生態系が活性化します。
キレートマリンとフルボ酸の効果
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①ヘドロが減る②水質が浄化される③魚貝類が増える④CO2が減る
フルボ酸配合のキレートマリンの予備実験
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フルボ酸配合のキレートマリンの使用例
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公園内の池
水質は濁りがあり透明度は低く、底質はヘドロがたまっており多い所では30cm程度です。また、ヘドロから硫化水素とみられる腐卵臭のある泡が発生していました。
面積 24m×18m = 432㎡深さ0.7m 容積 308m3
フルボ酸配合のキレートマリンの使用例
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45kg(約100g/㎡)投入
2015/12/12
フルボ酸配合のキレートマリンの使用例
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1ヵ月後(2015/12/14)の様子濁りが減り透明度が上がっていた。所々に藻がみられました。ヘドロから硫化水素とみられる腐卵臭のある泡の発生はなくなりました。
フルボ酸配合のキレートマリンの使用例
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3ヵ月後水質は明らかに改善されました。
Contents
フルボ酸とは製品の特長水処理におけるフルボ酸の応用キレートマリンとフルボ酸養殖におけるフルボ酸の応用
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有機堆肥におけるフルボ酸の効果
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放線菌が活性化され、
“発酵”のにおいになりました
バイマス処理センター
1日2‐3トン 食品残渣処理導入前は悪臭で閉鎖寸前
よい堆肥ができて、育った
野菜は野菜ソムリエの金賞、銀賞獲得
悪臭はなく、夏は蚊とハエもいなくなりました
有機堆肥におけるフルボ酸の消臭効果
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豚糞、堆肥
アンモニア 硫化水素 メルカプタン
2w 3w添加時 2w 3w添加時2w 3w添加時
腐植含有量添加時 7%2w 8.5%3w 16.5%
w =週
養豚場での応用事例
愛知県の養豚場一貫飼育(繁殖→肥育)飼育数: 母豚 150頭年間出荷頭数: 4000頭堆肥舎:縦型強制コンポ汚水処理施設: 活性汚泥法
添加方法:(1)フルボ酸の引水投与 (2)フルボ酸のスノコ散布
15トンの水に 最初100ccから減らす
効果:臭気低減、排水汚泥量の減少
・ハエ、蚊の量が大幅に減少、豚の健康状態の上昇・肉質が柔らくなり、品質が向上
現状エビ養殖の問題点:養殖エビは、病気等による経済被害を防ぐために大量の化学物質(抗生物質)が使用されています。
養殖エビにおける応用事例
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エビ養殖池 100㎡ フルボ酸配合キレートマリン 施⼯の様⼦
フルボ酸による安心安全な養殖
養殖エビにおける応用事例
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エビの成⻑⽐較キレート⼀番で育ったエビ 従来⽅法で育ったエビ
キレート⼀番 従来⽅法平均重量(g) 17.8 15.3平均体⻑(cm) 13.5 12.7
2ヶ月後のバナメイエビの重量および体長(サンプル数各30匹)
養殖エビにおける応用事例
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2週間後の⽔質 2ヵ⽉後の⽔質キレートマリン設置区
従来⽅法設置区
キレートマリン設置区
従来⽅法設置区
アンモニア 1.3 3.0 <0.5 <0.5亜硝酸 1.7 3.3 <0.15 <0.15硝酸 <0.15 <0.15 0.5 3.4全リン 0.5 0.5 1.3 4.5ケイ素 29.8 39.8 66.8 132.0
⽔質結果
2週間後の結果をみると、フルボ酸配合キレートマリン設置区ではエビの毒となるアンモニアと亜硝酸の濃度が半分程度になりました。これは硝酸還元菌の活性化が進んだためと考えられます。2ヶ⽉後の結果をみると、キレートマリン設置区ではエビの毒となる硝酸の数値が6分の1程度になりました。これは脱窒菌の活性が進んだためと考えられます。またエビのエサ(珪藻)の栄養となる全リン、ケイ素が減少していることから、エビに取り込まれたものと考えられます。以上より、エビの⽣存率および成⻑が向上するものと考えられます。
フルボ酸配合キレートマリンによる自然回復
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ヘドロから砂地への改善
フルボ酸配合キレートマリンによる自然回復
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設置2カ月後アサリ手掘り調査
フルボ酸配合キレートマリンによる自然回復
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フルボ酸配合キレートマリンによる自然回復
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これから有明海の環境再生にフルボ酸が大活躍します
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