code for tokyoとは

Post on 30-Jun-2015

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オリンピックを契機としたITを活用した、コミュニティによる課題や魅力発見プロジェクト

東京オリンピック 1.0

東京オリンピック 1.0「TOKYOオリンピック物語」

ノンフィクション作家の野地秩嘉氏が15年もの取材を重

ねて執筆した、東京オリンピック1.0の裏方実務家たちの

活躍を描いた一冊。あまり知られていなかった日本の意

地を賭けた職人たちの戦いと、彼らが巻き起こしたイノ

ベーションがありありと記録されている。

亀倉雄策

東京オリンピック 1.0「TOKYOオリンピック物語」

「日本人は時間を守るとか団体行動に向いていると

いうのは嘘だ。どちらも東京オリンピック以降に確

立したものだ。みんな、そのことを忘れている。」

植木等

東京オリンピック 1.0「TOKYOオリンピック物語」

「私にとって、1962年以前の日本とその後の日本では明らかに違っている。NHKの上層部が『植木を出

演させてもよい』と判断したのは、植木等が『新しさ』を持っていたからでしょう。『新しさ』が、1962

年以後の日本社会の価値として重んじられるようになったんですよ」

竹下 亨(IBMエンジニア)

東京オリンピック 1.0「TOKYOオリンピック物語」

「東京オリンピックでオンラインのコンピュータが

役に立つとわかり、以後、日本の企業は本気でオン

ライン化を進めたのです。」

http://museum.ipsj.or.jp/heritage/olympic.html

村上信夫(帝国レストラン料理長)

東京オリンピック 1.0「TOKYOオリンピック物語」

「今ではどこのホテルでも料理人は分担して仕事をします。当たり前だと思ってやります。だが、当時

は全員が力を合わせるなんてことはなかった。料理人は1年違えば位が違うし、仕事もまったく違う。

熟練の職人に、パンを切れと言っても、動かなかった。」

http://museum.ipsj.or.jp/heritage/olympic.html

東京オリンピック 1.0東京オリンピック2.0

東京オリンピック 1.0において、スポーツ以外でも、日本社会の価

値観や、実務面で多大な影響があった。

• 久しぶりに登場した坂の上の雲(仰ぎ見る国民的な目標)

• 課題先進国として何ができるのか

• カンフル剤としてはほぼ最後のチャンス

• たいていの人にとって、一生に一度

• シビックテック/オープンデータの潮流との並走はほぼ初

東京オリンピック 1.0東京オリンピック2.0

→今できること、今しかできないことがきっとある。

Code for Tokyoについて

市民や行政を巻き込んで、公共

サービスを改善するための仕組み

作りを指向する非営利組織で、そ

の手段にコード(で作られるアプ

リやサービス)を用いることが特

徴。

Code for Japan

Code for Japanについて成長するコミュニティの様子(地域別)

北海道札幌市 | 宮城県 | 福島県会津地域 | 茨城県 | 埼玉県 | 千葉県流山市 | 千葉県柏市 | 東京都調布市 | 神奈川県 | 神奈川県川崎市 | 富山県南砺市 | 石川県金沢市 | 岐阜県 | 愛知県名古屋市 | 奈良県生駒市 | 福岡県 | 佐賀県 | 沖縄県

Code for Tokyo東京を舞台にしたコミュニティ/研究本/ルポの一部例

Code for Tokyo他との違い!

• コミュニティベース

• 行政を巻き込む

• ITを活用

• 課題や魅力を発見、発信していく

• ものづくりやアート系のコミュニティと連携

• 海外のコミュニティと連携

• 少し未来、2020年を想像する

Code for Tokyo

オープンデザイン• やり方(レシピ)をネットで世界的に共有 • 完成してなくても構わない • 誰かが作ったものを別な人が改良する • トップダウンではなくボトムアップ

インクルーシブデザイン• ユーザー本人も、デザイン過程に参加する • デザイナーじゃない人も、デザイン過程に参加する • 社会的弱者を排除しない

ソーシャルデザイン実践ガイド• 地域の課題をグラフィカルに可視化する • フィールドワーク • 当事者からデザイナーが直接話を聞く • デザイナーじゃない職能の人とコラボレーション

open

inclusive

social

ものづくりの新しい潮流

体制

Code for Tokyo運営メンバー紹介

矢崎 裕一(代表) 榎本 真美(副代表)

松原 吉彦

建設コンサルタント勤務

交通計画、GIS分析などに従事する傍ら、グローバル人材育成の奨学金事業運営や、Web制作支援などによる非営利プロジェクトの支援を行っています。

デザイナー/Code for Japan 正会員

データビジュアライゼーションを日本で普及すべく、各地での講義やコミュニティ運営をしています。インターフェイスとしての自作おもちゃづくりも。

Code for Japan事務局長

「必要な情報を必要な人の元に届ける」をミッションに、大学・企業の広告宣伝、情報コンテンツ制作、IT系ベンチャー役員を経て、現在は高齢者や女性向けの社会活動にコミット。Code for Tokyo/Japanでも内外の人や各所を繋いで多様性のある活動を支援します。

小俣 博司株式会社openfab代表 / デベロッパー / Code for Japan 井戸端会議管理人

フライス工として働いているときに、マシニングセンターのNC制御で初めてのプログラミングに出会い、以来、組み込みソフト、RTOS、信号処理(DSP)からエンタープライズサービスまで幅広くソフトウェア開発を経験。近年はオープンデータを中心に多方面で活動中。夢は大人の秘密基地を作ることです。あだ名は「おとうさん」

合同会社Georepublic Japan CEO / Code for Japan 代表

関 治之 (Code for Japan)

Code for Tokyo運営メンバー紹介

位置情報系シビックハッカー。自身の会社である Georepublic Japan社を設立、以後現職。地域課題をテクノロジーで解決するために活動している。Code for Japan代表。

白川 展之 (Code for Japan)独立行政法人NEDO上席研究官/Code for Japan 理事

広島県職員を経て研究者に。2008年9月より現職。科学技術予測などに従事。専門は、イノベーション政策・公共経営・評価。農業から保健・医療など幅広い分野の技術マネジメント・産学連携の経験から、科学技術にとどまらない幅広いイノベーションを研究。

高木 祐介株式会社自動処理 代表取締役/Code for Japan 副理事長

オープンソースソフトウェアの普及と日本のIT産業振興に努めると共に、よりよい日本を創るために、オープンガバメント、オープンデータの普及啓発活動をしつつ、よりよい社会実現のために活動しています。

佐藤 俊秀 松本 八治

アカデミーキャンプにて。2014.8.19

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