code for japan summit 2014 brigadeトラック code for kanazawa大決算

Post on 26-Jun-2015

807 Views

Category:

Government & Nonprofit

0 Downloads

Preview:

Click to see full reader

DESCRIPTION

Code for Japan Summit 2014 コアデイの午後行われたBrigadeトラックの講演資料です。Code for Kanazawaの成り立ちについて振り返っています。

TRANSCRIPT

Oct. 11, 2014

Code for Kanazawa 大決算!

一般社団法人コード・フォー・カナザワ 代表理事 Code for Japan Brigadeリーダー

福島 健一郎

今日は、Code for Kanazawaの誕生から現在までを振り返りたいと思います

でも、その前に… !

あれ、金沢ってどこだっけ???

金沢市

ここですよ

金沢21世紀美術館 SANNA設計 金沢駅(鼓門)

世界で最も美しい駅の一つに

兼六園 (雪吊り) 日本三大名園

北陸新幹線、2015年3月14日開業 !

東京から最短で2時間28分

Code for America

これは冬に雪が積もり消火栓が見えなくなることを防ぐために「消火栓マップ」を市民が共有し、有志で世話をする消火栓を分担するというもの

雪によって消火栓が分からなくなり、 消火が遅れるという大きな課題

たった一つのアプリが誕生したことで 解決ができる

ITで直接的に問題が解決できる!

シビックテック !

- 「技術」で地域の問題を解決する -

こんなこと困ってる!

市民

こんなのあったらいいなぁ~

市民

自治体

… (全部はやることできないなぁ)

市民

みんなで考えて みんなで解決しようよ

エンジニア デザイナー プランナー

市民参加型で解決法を考え、実現する

2012年夏より準備を始めて 2013年5月 Code for Kanazawaを9人で設立 日本で初めてのCode for コミュニティ

!2014年2月28日 一般社団法人化 現在 45名のプロジェクトメンバー

Code for Kanazawaの主要なポリシー✤ ミッション:自らが書くコードによって地域の様々な社会問題を解決する

✤ ポジション:CfKは行政や民間企業の影響を受けず、中立・公益な立場で活動する定期的に行政とミーティングの場を持ち、協働していくまた、民間ができることはできるだけ民間に任せるCfKしかできないことをやる

✤ 権利:継続的なサービス運営のために著作権等の権利はCfKに帰属

✤ 資金:寄付、助成金を中心に運営(したい)将来はfellowship型についても検討※資金獲得については今後の大きな課題

イマイチよく分かってもらえなかった

最初のプロダクトを創り出すことが大事

さて、何を作ろうか…

CfKのWebサイトで課題を募集したり、 メンバーがヒアリングしたり、実体験を考えたり…

不審者情報マップ 街路灯マップ 公園遊具マップ ゴミ収集車マップ

残念ながら どれもすぐに取りかかれない

5374(ゴミナシ)

どのゴミをいつ捨てればいいのか? !

そんな簡単なことを「簡単に」知りたい

ゴミの収集情報やゴミの区分情報は オープンデータではないものの

公開情報として存在

なら創ろう

テクノロジー x デザイン

二日間、ハッカソン的に開発

特徴1: ゴミをいつ捨てればいいかが 色分けされて一目で分かる (金沢市は四種類のゴミ)

特徴2:どのゴミがどういう種類のゴミかはタップすればすぐに分かる

ゴミをいつ捨てればいいか分かるWebアプリ 5374(ゴミナシ).jpのリリース

http://5374.jp/

5374(ゴミナシ).jp

ソースコードはGitHubにて公開 https://github.com/

codeforkanazawa-org/5374 !

石川県金沢市版を発表後、 北海道から沖縄までの各市町の 5374が地元有志の手で立ち上げ 2014.10.11現在 50都市以上に展開

どうしてここまで?

1. データを入れ替えるだけで動く 2. コードはJavaScript/HTMLで改修が容易 3. GitHubのgh-pagesで運用可能(サーバが別途用意が不要)

シンプルにデザインよくて扱いやすい シビックテックはそんな軽量さが良い

オープンデータ流通推進コンソーシアム勝手表彰 5374(ゴミナシ)が優秀賞&OKFJ賞

5374のチラシ用カードを作り 市内のゴミイベントで配布

メディアやイベントで宣伝(写真は一部)

英語版ホームページも作成 アプリ自身も多言語化が始まろうとしている

International Open Data Day 2014にも参加

全国からCode for コミュニティが金沢に集結 8/30

日本経済新聞朝刊 2014/09/15

アーバンデータチャレンジ2014 in 石川

Code for Kanazawaはプラットフォームに

KANAZAWAアプリ開発塾にも協力、若手育成

作ることが目的ではない

誰のためにやっているの? 僕らは何のために存在してるの?

そのためにも多様性のあるコミュニティ !

エンジニアにしか説明のつかないことを やってばかりではダメ

Code for Kanazawaの考えるシビックテック

コードで世界をHappyにCode for Kanazawa

top related