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CASH RADAR PB システム 給与 CRPro データの「インポート」⼿順書

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本書は、CASH RADAR Pro(以下、CRPro と記載します)の給与データを、CASH RADAR PB システムへインポートする

手順となります。

CRPro でデータ保存 ･･････････････････････････････････････････････････ P1

PB システムへインポート

インポート前の準備と確認 ･････････････････････････････････････ P2

インポート ････････････････････････････････････････････････････ P5

インポート後の確認・注意 ･･･････････････････････････････････････ P10

エラーについて ･････････････････････････････････････････････････････ P13

CRPro でデータ保存

CRPro[メンテナンス]→[システム管理]→ユーティリティ[データ保存]の順に選択し、直近のデータを

保存します。会計事務所、顧問先端末のどちらで保存してもかまいません。

CASH RADAR Pro『Ver5.0.1』のデータがインポート対象です。

保存データ（拡張子 LZP）を使用してインポー

トを行います。

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PB システムへインポート（インポート前の準備と確認）

Ⅰ．給与の「データコンバート」を実行

メンテナンス［システム管理］タブ→［データ移行］

Ⅱ．社員情報の確認

給与［社員設定］タブ→［社員情報一覧］

「データコンバート」で、あらかじめ社員

データを取り込みます。 ※ すでにデータコンバートが実行されてい

る場合は、再度実行する必要はありません。

CRPro と社員データが一致しているかを確

認します。退職者も含めます。

※ CRPro と PB システムで社員番号が一致

している必要があります。

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PB システムへインポート（インポート前の準備と確認）

Ⅲ．支給項目・控除項目の確認

給与［会社設定］タブ→［支給控除項目］

PB システムでは「基本給」が月給・日給・時間給に分かれています。

CRPro の「基本給」をインポートする際の事前設定は 2通りありますので、

どちらかを行って下さい。

①既存の「基本給（月給）」を名称変更する

②新規に「基本給」を作成する

CRPro で使用している支給項目と控除項目

を確認し、登録されていない場合は新規作

成します。

※ 名称、並び順等を完全一致させる必要は

ありません。

基本給について

PB システムで事前に設定した「基本給」

に、CRPro の「基本給」の金額がインポー

トされます。～P7（8）マッチングの項参照

月給・日給・時間給による区別はされませ

ん。

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PB システムへインポート（インポート前の準備と確認）

Ⅳ．給与データ入力「月区分」の登録

Ⅴ．支給日の確認

給与［給与計算］タブ→［給与データ入力］

（賞与を取り込む場合）給与［賞与計算］タブ→［賞与データ入力］

取り込みたい給与データの月区分を登録し

ます。（賞与の場合は“賞与区分”）

※ 月区分登録後、[F6 社員別][F7 一覧]で各

月のデータを登録する必要はありません。

※ 既に給与(賞与)が登録されている場合は、

その登録内容が上書きされます。

各「勤怠パターン」の支給日が、CRPro の

「社員区分」ごとの支給日と同一である事

を確認して下さい。

※ 社員区分ごとに支給日が異なっていた場

合は特にご注意下さい。

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PB システムへインポート

(1)

給与データ入力画面で[F7 一覧入

力]をクリックします。

※選択する月区分は任意で構いません。

(2)

［ファイル］→［インポート］の順

にクリックします。

※一覧入力画面は、データが表示されてい

ない状態で構いません。

(3)

インポートダイアログが開きますの

で、インポートファイル＝“CASH

RADAR Pro 保存データ”にチェック

を入れた状態で、[参照]をクリック

します。

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PB システムへインポート

(4)

CRPro の保存データを選択し、［開

く］をクリックします。

(5)

選択された CRPro データの情報を確

認した上で、［F8 次へ］をクリック

します。

※データの展開が行われますので、次画面

表示まで時間がかかります。

(6)

インポートするデータの種類を「勤

怠明細」「給与明細」から選択し、[F8

次へ]をクリックします。

※勤怠、給与のどちらを先にインポートして

も構いません。

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PB システムへインポート

(7)

インポートする月区分を選択し、[F8

次へ]をクリックします。

※CRPro で給与が登録されており、且つ

PB システムで月区分を登録している区分

にチェックが入ります。（臨時支給を含む）

※ PB システムで締め処理が行われている

月は選択ができません。

(8)

CRPro の支給・控除項目を PB システ

ムの項目に全て割り当て（マッチン

グ）を行い、[F8 次へ]をクリックし

ます。

＜マッチングについて＞

CRPro の支給・控除項目を、PB システムのどの項目に

割り当てるかを決める作業です。

ドロップダウンには PB システムで作成された

支給・控除項目のうち、未割り当てのもの

が表示されます。

名称など項目の内容を完全に一致させる

必要はありません。

項目を誤った場合も、金額は割り当てに則

してインポートされますのでご注意下さい。

（例）

CRPro「皆勤手当」を、

PB システム「住宅手当」に割り当て．．．

↓

PB システムの皆勤手当は使用されず、

住宅手当に金額がインポートされます。

CRPro の支給項目に PB システムの控除

項目（およびその逆）を割り当てないようにご

注意下さい。

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PB システムへインポート

(9)

[F2 実行]をクリックします。

(10)

CRPro の会社名が表示されますの

で、確認の上［はい］をクリックし

ます。

プログレスバーが稼動し、インポー

トが始まります。

(11)

インポートの結果が表示されますの

で、[F2 完了]をクリックします。

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PB システムへインポート

(12)

「登録しました」に対し、[OK]をク

リックします。

※各社員のインポートデータが[F2 登録]さ

れた状態になります。

以上で、インポート作業は完了です。

引き続き、勤怠明細、あるいは給与明細のインポートを行う場合は、

P4 手順（1）から進めて下さい。

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PB システムへインポート（インポート後の確認）

Ⅰ．社員ごとの登録状況確認

各社員のデータインポートが正しく行われていることをご確認下さい。

確認例①給与データ入力[F6 社員別] 社員別入力画面で［社員リスト］ボタン

をクリックし、該当する社員が『処理済

み＝●』となっている

確認例②社員別給与明細一覧・勤怠一覧 各社員の各項目に金額が入っている

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PB システムへインポート（インポート後の確認）

Ⅱ．明細パターンの変更メッセージ

PB システムで明細パターンを作成していない場合、および CRPro と異なるパターンを作成し ている場合は、インポート後、給与データを開く際に確認のメッセージが表示されます。 （賞与も同様です）

給与［給与計算］タブ→［給与データ入力］

「はい」をクリックすると、インポート内容は無視され、PB システムの明細パターンで

データが表示されます。

通常は「いいえ」を選択して下さい。

（なお、「はい」を選択した場合においても、データ表示後に[F2 登録]を実行しなければ、

インポート内容は保持されます。

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PB システムへインポート（インポート後の確認）

Ⅲ．賞与の「職務区分」

賞与の職務区分は下記の設定でインポートされます。 役員の賞与が「使用人分」である場合は、賞与データ入力にて変更を行って下さい。

PB システムの社員区分 インポートされる賞与の職務区分

代表

役員

兼務役員

役員分

一般社員

パートタイマー

アルバイト

その他

使用人分

Ⅳ．インポートの再実行について

インポートは複数回繰り返し実行することが可能です。 この場合、既存の給与(賞与)データはインポート実施の度に上書登録されます。

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◆エラーについて

Ⅰ．支給日の相違によるエラー

CRPro で登録された支給日と PB システムで登録している支給日に相違がある場合は、エラーが発生し

その月区分については全ての社員のインポートが行われません。

支給日相違の比較対象は、「CRPro＝社員区分」と「PB システム＝勤怠パターン」です。

<<いずれも給与データ入力の前準備画面>>

CRPro の社員区分と⽀給⽇ PBS の勤怠パターンと⽀給⽇ 役員 2011/02/25 役員 2011/02/25

一般社員 2011/02/25 正社員 2011/02/23

パートタイマー 2011/02/25 パート・アルバイト 2011/02/25

アルバイト 2011/02/25

エラーに対し［OK］を選択することで、他の月のイ

ンポートは実行されます。

しかし、支給日が異なる月（図の場合“月区分＝2回目”）

のインポートは全てスキップされます。

支給日が一致しているか？

インポート後の処理結果

PB システムでは勤怠パターンの追加や変更・削除が可能です。（CRPro は 6 つの社員区分で固定）

CRPro の社員区分と異なる勤怠パターンを使用している場合は、各パターンの所属社員と支給日を必ずご確認下さい。

支給日が異なる勤怠パター

ンがあるため、この月区分

はインポート不可

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◆エラーについて

Ⅱ．社員番号の相違によるエラー

CRPro と PB システムで社員番号が異なる場合は、正しくインポートが行われません。

インポートの対象社員は、“社員番号”で判断されます。

CRPro の社員 No と⽒名 PBS の社員 No ⽒名 000001 松戸 真央 000001 松戸 真央 ○

000002 金町 信成 000002 金町 信成 ○

000003 亀有 静香 000333 亀有 静香 ×1

000004 綾瀬 晴香 000004 綾瀬 晴香 ○

000005 千住 俊輔 000005 町屋 ひかる ×2

000006 町屋 ひかる 000006 千住 俊輔 ×2

以上

×1…社員番号「000003」は PB システムに存在しないためインポート対象外

×2…社員番号「000005」「000006」は互い違いの給与データがインポートされてしまう。

社員番号に相違がある場合に、エラーメッセージは表示されません。

PB システムへの移行後に社員番号の整理などを行っている場合は、事前に確認・調整を行って下さい。