athenaを用いたデータ解析 - 立命館大学...athenaを用いたデータ解析...
Post on 08-Jul-2020
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Athena・Artemisとは?Matt Newville博士が開発したXAFS解析ソフトウエアifeffit(http://cars9.uchicago.edu/ifeffit/Overview)のGUI. Athenaは主に(E)XAFSのデータ処理、Artemisは主にEXAFS fittingに用いる • Athena: XAFSバックグランド除去、EXAFS振動抽出、線形結合フィッティング等 • Artemis:FEFFを使ったEXAFSフィッティング
Athena画面の機能
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1.データ情報吸収元素、吸収端等 2.EXAFSバックグランドエッジ前・エッジ後外挿線 3.フーリエ変換範囲 4.個別EXAFSデータ表示 5.チェックしたデータの表示
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複数データの処理複数データを読み込んだ時に、1つめのデータと同じ条件でバックグランドを引く
(データの上で) 右クリック→Set all groups’ values to the current Set marked groups’ values to the current
データ処理: SSDデータの読み込み
素子毎のデータを表示 クリック
表示する素子の選択
チェックした素子の和
ビームライン・数え落とし補正、元素・吸収端(手動入力)
表示データのみ保存 読み込んだデータをすべて現在の条件で保存
Artemisを用いたEXAFS解析の流れ
Athenaでバックグランドを引いたデータの取り込み
EXAFSデータ表示
Atomsでのfeff.inpファイル作成
FEFFの実行とFEFFパスの取り込み
解析範囲の設定、フィッティング実行
FEFFパス設定: ATOMS
Space Group Fm-3m
Lattice constants
a = 3.520 b = 3.520 c = 3.520
Anglesα = 90 β = 90 γ = 90
Atoms Ni 0.0000, 0.0000, 0.0000
パラメータの設定
パラメータの設定
N: 定数 S02: 変数or定数
⊿E0: 変数or定数
⊿R: 変数or定数
σ2:変数or定数
※N*S02を1つの変数として扱う
Artemisでは下記のEXAFSの式に従い、FEFFで計算した後方散乱振幅(F(k,Ri))・位相シフト(φ(k,Ri))及び結合距離などのパラメータを入れて、フィッティングを行う。
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