マイクロファイナンス・トレーニングプログラム(2013年4月)

Post on 14-Dec-2014

6.638 Views

Category:

Documents

11 Downloads

Preview:

Click to see full reader

DESCRIPTION

マイクロファイナンス・トレーニングプログラム2013のご紹介 一般の銀行で金融サービスを受けられない貧困層に、融資や貯蓄のサービスを提供しているのがマイクロファイナンス機関(MFI)。MFIの事業拡大は、より多くの貧困層に金融サービスが行き渡ることにつながります。 MFIの多くが、サービスの原資となるお金を、外部から調達しています。調達先は政府機関や大手銀行グループ、プライベートエクイティファンドと多岐にわたっています。 資金の出し手は、数多くのMFIの中から、どうやって投資先を選定するのか? 途上国の企業へ投資をする場合の財務分析の方法は? 実際にMFIのオフィスを訪問し、投資ファンドの設立に向けてデュー・ディリジェンスを行ってきた認定NPOのLiving in Peaceメンバーが、マイクロファイナンス・トレーニングプログラムを開催します。 皆さまのご参加をお待ちしています。

TRANSCRIPT

マイクロファイナンス・トレーニングプログラム

LIPマイクロファイナンスプロジェクトについて 2

すべての人に、チャンスを。

プロジェクト 開始

ミッション

2008年12月18日(設立2007年10月28日)

ミレニアム開発目標(MDGs)にマイクロファイナンスを通して貢献します 日本でのマイクロファイナンスの認知度の向上に貢献します マイクロファイナンス機関の貧困削減の目標達成と持続可能な成長に貢献します

• Living in Peaceは、専従職員を持たず、ボランティアメンバーのみで構成される「完全パートタイム NPO」として活動する認定NPO法人です。

• マイクロファイナンスプロジェクトでは、2009年に日本初のマイクロファイナンスファンドの企画に参画し、2013年4月現在、カンボジア、ベトナムを対象にした合計5本のファンドの企画に携わっています。

入門編 (2013/4/13(土))

トレーニングプログラム入門編は、マイクロファイナンスやマイクロファイナンスファンドに興味がある方に、広く受講頂くことを想定している講座です。

プログラム内容(一部)

「マイクロファイナンス」とは

マイクロファイナンス機関の業務

マイクロファイナンス投資ファンドについて

ソーシャルパフォーマンスの測定

3

すべての人に、チャンスを。

担当:田島大基(Daiki Tajima) ・東京大学経済学部澤田康幸ゼミでマイクロファイナンスを研究した後、日系大手金融機関勤務 ・LIPマイクロファイナンスフォーラム2012でLIPプレゼン「貧困削減効果を巡って」を担当

過去参加者の声: ・具体的に実施していることをふまえた プログラムで、マイクロファイナンスの概要を理解出来た ・マイクロファイナンスのいい点、課題点を知ることができて満足。視界が広がった

本編 (2013/4/20(土)・ 4/21(日) )

マイクロファイナンス機関(MFI)の事業や財務についてより理解を深めたい方、企業投資の実務に興味がある方向けの講座です。この プログラムを受講した後は、マイクロファイナンス投資に関する基本的な実務を行う準備が整うこととなります。

プログラム内容

MFIへの投資を実行する際の流れを説明した後に、ソーシング(案件発掘)の具体的なプロセス、MFIの財務分析とデュー・ディリジェンス(事前調査)の概要、契約交渉の主な内容について、実際にカンボジアで投資検討にあたったメンバーが解説します。

投資の手法に関する講義の後は、投資先のモニタリングについて、財務・経営・ソーシャルパフォーマンスの各要点を押さえながらご説明します。最後に、実際の企業投資の現場で使われる「財務モデル」を作成し(Microsoft Excelを使用) 、現状分析・将来予測・投資リターンの分析を実践します。

4

すべての人に、チャンスを。

担当講師 5

すべての人に、チャンスを。

担当:慎 泰俊 (Taejun Shin) 1981年東京生まれ。朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒,早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。モルガン・スタンレー・キャピタルを経て,現在はPEファンドの投資プロフェッショナルとして様々な事業の分析・投資実行・投資先の経営に関与。 仕事の傍ら,2007年にNPOであるLiving in Peaceを設立し,カンボジアやベトナムなどで貧困層の金融へのアクセスを拡大するために日本初の「マイクロファイナンスファンド」を企画。国内では,児童養護施設向けの寄付プログラム「チャンスメーカー」の実施および子ども向けのキャリアセッションを行う。 著書に『15歳からのファイナンス理論入門』(ダイヤモンド社),『働きながら,社会を変える。』(英治出版)、『ソーシャルファイナンス革命』(技術評論社)がある。世界経済フォーラムのGlobal Shapers,アジア・ソサエティのAsia Young Leaders,サンガレン・シンポジウムのLeaders of Tomorrowなどに選出。

担当:長島 毅 (Tsuyoshi Nagashima) 公認会計士、税理士。 東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。 監査法人トーマツ金融インダストリーグループ、会計税務コンサルティング会社等を経て、独立。 公認会計士・税理士の専門業務として、主に金融機関や投資ファンド向けに財務及び税務デューデリジェンスや企業価値評価業務、ベンチャー企業や個人事業主向けに税務コンプライアンス業務を提供。 その他、国内外の企業調査、事業計画及び事業戦略策定なども手掛ける。 現在、長島毅公認会計士事務所代表、株式会社Stand by C パートナー、キャスレーコンサルティング株式会社CFO。

エクセル講座

Living in Peace(LIP)マイクロファイナンスプロジェクトでは、カンボジアとベトナムのMFIの調査や毎月の財務モニタリングを行う中で、必要となるスキル・ノウハウについて、内部での講座という形でメンバー間に共有してきました。本エクセル講座はその一部をマイクロファイナンス・トレーニングプログラムの補講として再設計したものです。

※「エクセルの機能をもっと使いこなすことができたら…」このように感じたことがある方は、 是非、エクセル講座だけでもご参加ください。

プログラム内容

1)ショートカット編

・基本的なものから実務に役立つ複雑なものまで網羅的に学びます

2)エクセル機能編

・置換、形式選択貼付、条件付き書式などの主要機能を、基礎から応用まで学びます (マクロの説明未満となります)

3)関数編

・基本的なものを数学関数や論理関数などに分けて体系的に学びます(VLOOKUP程度まで)

※一部内容はエクセル2007以上限定となりますが、9割以上はエクセル2000以降共通となります

6

すべての人に、チャンスを。

担当:木下 祐馬 (Yuma Kinoshita) 1982年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科修了。専攻は量子情報科学。 Living in Peace副理事長。現在は主にデータマイニングを軸とした金融系コンサルタントとして勤務。

7

・どのパートもとても入念に準備されていた。 ・実際の現場での驚きや、keyとなる数値や項目など、これまでの経験を惜しみなく教えて頂き、今までに受けたことのある数ある講座の中でも非常に実のあるもので、感動しました。

・説明がわかりやすく、資料が充実している。専門家による信頼できる内容。 ・実務に即した内容構成となっており、また本業のスキルを踏まえた上での説明が非常に明快であってとても勉強になった。

過去の参加者の声

2013.January トレーニングプログラム

すべての人に、チャンスを。

日程詳細・お申込みはこちらから

http://goo.gl/EsI6t

主催:認定NPO法人Living in Peace マイクロファイナンスプロジェクト http://www.living-in-peace.org/mftop/ 共催:キャスレーコンサルティング株式会社 http://www.casleyconsulting.co.jp/

top related