12ft コンテナ橇の走行実験 ~みずほ旅行における振動測定~
Post on 23-Feb-2016
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12ft コンテナ橇の走行実験~みずほ旅行における振動測定~
2010.4.20JARE50 香川
実験装置
200kN ロードセル
加速度計 (5G)ジャイロ (300deg/sec)データロガー無線 LAN
加速度計GPSノート PC
角度センサ
ロードセルとスキー角度センサー
共和電業LTA-C-200KNSCOPAL ELECTRONICSJT22-320-500
橇の姿勢センサーとデータロガー
MEMSENSEAR05-0300S050キーエンスNR-600
車内の振動センサー(加速度計)取付け位置SM115左後の棚、2段目中央
マイクロテクノSR300-10A
雪面特性
橇の振動(往路3日目、 H172 近傍)
GyGx
Gz
橇の振動(往路3日目、 H172 近傍)
車内の振動(往路3日目、 H172-H186 )
Gz
Gy
Gx
橇の振動(往路3日目、 H176 近傍、急ぎ)
GyGx
Gz
橇の振動(往路3日目、 H176 近傍、急ぎ)
橇の振動(往路4日目、 Z29 近傍)
GyGx
Gz
橇の振動(往路4日目、 Z29 近傍)
車内の振動(往路4日目、 Z22-Z32 )
Gy
Gx
まとめ• 橇上の方が雪上車内よりも振動がやや小さい傾向にある。• 雪上車内の振動は、走行速度が大きい場合に増加する傾向にある。• 振動の大きさは、鉛直方向、左右方向、前後方向の順になっている。• 牽引力は、始動時に衝撃的に作用する。
おまけ
車内の振動(帰路1日目、 IM1-H272 )
Gy
Gx
ロードセル
越冬報告のコピー• 9-4 橇試験 香川博之• (1).12ftコンテナ橇の姿勢および牽引力の測定• 12ftコンテナ橇の荷台中央に3軸加速度センサー(最大5G)および3軸角速度センサー(最大300deg/sec)、橇滑走部ジョイント部に回転角度センサー(ピッチ角)、橇連結部にロードセル(最大200kN)を取り付けた。各データは橇の荷台に設置したデータロガー(サンプリング1msec)で記録し、無線LANにより車内に設置したノートPCで監視を行った。データ量が多く処理時間などが必要であるため断続的に行った。位置情報については、車載のGPSには経路記録および取出し機能がないということで携帯型GPSを窓の傍に置いて記録した。実験は往路のみ行った。• システムの動作確認を兼ね、SM601に12ftコンテナ橇を連結して2009.10.13 M05-S16間の測定を断続的に行った。GPS測定については装置の関係で行わなかった。牽引力についてはコネクターの接触問題のため測定できなかった。• SM115に12ftコンテナ橇を連結して2009.10.14 S16-H60、2009.10.15 H60-H172、2009.10.16 H172-H268、2009.10.17
H268-Z32、2009.10.20 Z32-IM1間の測定を断続的に行った。GPS測定を30sec間隔で行った。ただし、GPSの上書きモードが適切に設定されておらず、データフルになったため、一部のデータが記録されていない。• 雪面状態を見るため、気水圏の雪サンプリングに合わせて、雪温および雪密度測定を行った。• • (2).雪上車内の振動測定• SM115左後部荷棚に3軸加速度センサー(最大10G)を取り付けた。データは1secごとの最大値を記録する方式を採用し連続的に測定した。実験は往路および復路で行った。• 2009.10.14 S16-H60、2009.10.15 H60-H172、2009.10.16 H172-H268、2009.10.17 H268-Z32、2009.10.20 Z32-IM1間の測定を行った。GPS測定は30sec間隔で行った。ただし、GPSの上書きモードが適切に設定されておらず、データフルになったため、一部のデータが記録されていない。• 2009.10.22 IM1-H272、2009.10.23 H272-H57、2009.10.27 H57-S16間の測定を行った。GPS測定は10sec間隔で行った。
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