大 学 生 活 - comp.tmu.ac.jp · 主に「市場」を研究する。...
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大学を知り尽くした大学院生から
これから大学を目指す高校生に送る
文 系の
大 学 生 活
高大連携室/大学での学び発見室 院生スタッフ 編
系
P1P3P4P5P6P7P9P10P11P13
高校と大学の学びの違い文系の学問とは理系の学問とは首都大年表大学4年間の過ごしかた例大学生活前半(1・2年)大学生活後半(文系)大学生活後半(理系)大学生のライフスタイル 卒業後の進路
理
首都大学東京で過ごすキャンパスライフ紹介
大学とはカリキュラムや生活スタイル等を自分の意思で決める場所好きな学問について、時にはまだ答えのない問題を取り上げ、究める場所
高校と大学の学びの違い
専門分野を深く勉強・研究していく前に、その基礎となる部分を学ぶ
1年次 2年次教養科目、専門の基礎を学ぶ
情報必要な情報の調べ方
情報に接する態度を学ぶ
授業 ☆自分で組み立てた時間割☆1限90分
学び
☆学校指定の時間割☆1限50分(45分)
☆教科書だけでなく最新の研究のこと☆自分で課題を見つける☆講義、演習、実習、ゼミナール☆研究者が教育者
☆教科書に沿った授業 ☆理解度をテストで確認☆講義形式☆教科ごとの先生が教える
☆自分達で部活・サークルの活動・運営☆学内はもちろん他大学訪問や留学も☆遠方の学生は一人暮らし
☆部活は顧問の先生の指導の下、活動 ☆学校内での生活がほとんど☆通学圏
生活
課外活動 ☆夏季・春季それぞれ2カ月☆留学・ボランティア etc…
☆夏季休業1カ月程度☆部活・塾 etc…
高校生活(一般) 大学生活(首都大学東京)
語学科目大学での学びの基礎となる
「道具」を習得する
など
基礎
英語や第二外国語:ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語
ゼミナール自己の表現力や考える力の訓練
教養科目考え方の基礎
多様なものの見方を養う
専門基礎これまでの研究成果等
研究の基礎となる情報を知る
課外活動サークル・部活・バイト
ボランティア等学びとのバランスをとりつつ
自分の興味のあることに取り組む
語学科目大学での学びの基礎となる「道具」を習得する
など
英語や第二外国語:ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語
教養科目考え方の基礎
多様なものの見方を養う
情報必要な情報の調べ方情報に接する態度を学ぶ
専門基礎これまでの研究成果等
研究の基礎となる情報を知る
基礎ゼミナール自己の表現力や考える力の訓練
課外活動サークル・部活・バイトボランティア等
学びとのバランスをとりつつ自分の興味のあることに
取り組む
1
1・2年次までに得た知識を活かして専門分野を深く学び、進路について考える
3年次
ゼミナール興味のある分野を調べ考察し発表する
進路
4年次卒業論文・卒業研究
就職活動・留学大学院受験等、大学卒業後にむけて、学びとのバランスをとりつつ将来について考え
る
専門科目分野の最先端の知識を学び、考える
実験・実習実験の方法や
機材の使い方を学ぶ
卒業論文卒業研究
所属するゼミや研究室で研究する。
サークル部活など
幹部となり責任を持って活動・運営を行う
大学生活後半には 研究室に配属され、自分の力
で研究を進めます。
スポーツにも力が入ります!
教員や学生がプレゼンテーション形式で研究を発表し、議論する「ゼミナール」。
学生同士で議論し、 解を見つけます。
あこがれの オーストラリアに留学!
専門科目を深く学んでいく
大学とはカリキュラムや生活スタイル等を自分の意思で決める場所好きな学問について、時にはまだ答えのない問題を取り上げ、究める場所
高校と大学の学びの違い
専門分野を深く勉強・研究していく前に、その基礎となる部分を学ぶ
1年次 2年次教養科目、専門の基礎を学ぶ
情報必要な情報の調べ方
情報に接する態度を学ぶ
授業 ☆自分で組み立てた時間割☆1限90分
学び
☆学校指定の時間割☆1限50分(45分)
☆教科書だけでなく最新の研究のこと☆自分で課題を見つける☆講義、演習、実習、ゼミナール☆研究者が教育者
☆教科書に沿った授業 ☆理解度をテストで確認☆講義形式☆教科ごとの先生が教える
☆自分達で部活・サークルの活動・運営☆学内はもちろん他大学訪問や留学も☆遠方の学生は一人暮らし
☆部活は顧問の先生の指導の下、活動 ☆学校内での生活がほとんど☆通学圏
生活
課外活動 ☆夏季・春季それぞれ2カ月☆留学・ボランティア etc…
☆夏季休業1カ月程度☆部活・塾 etc…
高校生活(一般) 大学生活(首都大学東京)
語学科目大学での学びの基礎となる
「道具」を習得する
など
基礎
英語や第二外国語:ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語
ゼミナール自己の表現力や考える力の訓練
教養科目考え方の基礎
多様なものの見方を養う
専門基礎これまでの研究成果等
研究の基礎となる情報を知る
課外活動サークル・部活・バイト
ボランティア等学びとのバランスをとりつつ
自分の興味のあることに取り組む
ゼミナール興味のある分野を調べ考察し発表する
実験・実習実験の方法や
機材の使い方を学ぶ
専門科目分野の最先端の知識を学び、考える
卒業論文卒業研究
所属するゼミや研究室で研究する。
サークル部活など
幹部となり責任を持って活動・運営を行う
進路就職活動・留学
大学院受験等、大学卒業後にむけて、学びとのバランスをとりつつ将来について考える
2
文系の学問とは・・・
市場原理と経済活動について研究する。主に会社をはじめとした「組織」を研究する。
企業組織と産業社会のありかたを研究する。主に「市場」を研究する。
法律の知識・法的思考法を習得し、法律解釈の研究を行う。
市民と政府の関係を研究する。
社会・制度の仕組みについて研究する。
日・仏・独・英の文学・歴史、文化、哲学などを研究する。
人間の心理・教育制度を研究する。
*首都大の文系*
文学・社会・人間心理等における様々な問題を通して、人間や社会の本質に迫ろうとする学問
人間科学文学、心理学
哲学など
社会科学社会学、法学経済学 など
広い視野を持ち、多様な言語・文化・歴史に触れ、自分と世界の向き合い方を探求する。文学や歴史、思想を通じて人間の本質を探究する学問分野。
人と人が共生する広い意味での社会に目を向け制度、慣習、教育などを研究する学問分野。現代社会に生きる人間として現代の問題に向き合うため、社会を認識することに主眼を置く。
研究とは…
①研究の進め方独自の視点から実験や調査を行い、今までの知識に新たな知見を加えること
(1)研究テーマを決める
(2)先行研究を調べる
(3)実験・調査・フィールドワーク
(4)執筆
日々、大学での授業やゼミなどに出席し、自身の興味や疑問を研究テーマとして少しずつ形にしていきます。
過去に書かれた学術論文などを「先行研究」と呼びます。研究ではこの「先行研究」の文献等を読むことがとても重要です。
根拠を明示するため、資料採集やフィールドワーク、実験を行います。
以上のように、追究してきたテーマを論文化し発表します。
文系
法学系法律学コース
法律学コース
経営学コース
経済学コース
国際文化コース
心理・教育学コース
社会学コース
経営学系
人文社会系
理系系の学問とは・・・人間を含めた自然全般を研究する学問
あらゆる現象の真理を探究する!例)水質変化はどのような 仕組みの現象なのかを解明
応用する事で実生活に役立つ!例)効率的な排水処理システムの開発
基礎科学
天文学 など化学、地球科学、
物理学、数理科学、生命科学 (生物学)、
応用科学
など学、応用○○学
医学、薬学、農学、機械工学、遺伝子工学、ロボット工
・最先端情報を
・共同研究・データ解析依頼・実験手法の収得・情報交換 など 英語論文から得る
・学会に参加 など
研究テーマ
関連研究 関連研究
自分の研究に活かす
関連研究 関連研究多分野の研究を調査・考察し、
他研究室・他大学や企業とコラボも
情報収集
研究室によって内容や研究方法が大きく違う!
②研究の世界
・機械工学・電気電子工学・物理学・生命科学・化学・数理科学
・分子応用化学 ・都市基盤環境 ・建築都市 ・地理環境
・航空宇宙システム ・知能機械システム ・情報通信システム
・経営システムデザイン ・インダストリアルアート
・看護 ・理学療法 ・作業療法 ・放射線
都市教養学部
都市環境学部
システムデザイン学部
健康福祉学部
*首都大の理系*
研究室成果発表・研究成果を論文で発表・学会参加・研究セミナー開催など
3
文系の学問とは・・・
市場原理と経済活動について研究する。主に会社をはじめとした「組織」を研究する。
企業組織と産業社会のありかたを研究する。主に「市場」を研究する。
法律の知識・法的思考法を習得し、法律解釈の研究を行う。
市民と政府の関係を研究する。
社会・制度の仕組みについて研究する。
日・仏・独・英の文学・歴史、文化、哲学などを研究する。
人間の心理・教育制度を研究する。
*首都大の文系*
文学・社会・人間心理等における様々な問題を通して、人間や社会の本質に迫ろうとする学問
人間科学文学、心理学
哲学など
社会科学社会学、法学経済学 など
広い視野を持ち、多様な言語・文化・歴史に触れ、自分と世界の向き合い方を探求する。文学や歴史、思想を通じて人間の本質を探究する学問分野。
人と人が共生する広い意味での社会に目を向け制度、慣習、教育などを研究する学問分野。現代社会に生きる人間として現代の問題に向き合うため、社会を認識することに主眼を置く。
研究とは…
①研究の進め方独自の視点から実験や調査を行い、今までの知識に新たな知見を加えること
(1)研究テーマを決める
(2)先行研究を調べる
(3)実験・調査・フィールドワーク
(4)執筆
日々、大学での授業やゼミなどに出席し、自身の興味や疑問を研究テーマとして少しずつ形にしていきます。
過去に書かれた学術論文などを「先行研究」と呼びます。研究ではこの「先行研究」の文献等を読むことがとても重要です。
根拠を明示するため、資料採集やフィールドワーク、実験を行います。
以上のように、追究してきたテーマを論文化し発表します。
文系
法学系法律学コース
法律学コース
経営学コース
経済学コース
国際文化コース
心理・教育学コース
社会学コース
経営学系
人文社会系
理系系の学問とは・・・人間を含めた自然全般を研究する学問
あらゆる現象の真理を探究する!例)水質変化はどのような 仕組みの現象なのかを解明
応用する事で実生活に役立つ!例)効率的な排水処理システムの開発
基礎科学
天文学 など化学、地球科学、
物理学、数理科学、生命科学 (生物学)、
応用科学
など学、応用○○学
医学、薬学、農学、機械工学、遺伝子工学、ロボット工
・最先端情報を
・共同研究・データ解析依頼・実験手法の収得・情報交換 など 英語論文から得る
・学会に参加 など
研究テーマ
関連研究 関連研究
自分の研究に活かす
関連研究 関連研究多分野の研究を調査・考察し、
他研究室・他大学や企業とコラボも
情報収集
研究室によって内容や研究方法が大きく違う!
②研究の世界
・機械工学・電気電子工学・物理学・生命科学・化学・数理科学
・分子応用化学 ・都市基盤環境 ・建築都市 ・地理環境
・航空宇宙システム ・知能機械システム ・情報通信システム
・経営システムデザイン ・インダストリアルアート
・看護 ・理学療法 ・作業療法 ・放射線
都市教養学部
都市環境学部
システムデザイン学部
健康福祉学部
*首都大の理系*
研究室成果発表・研究成果を論文で発表・学会参加・研究セミナー開催など
4
授
業
期
授
間
業
期
間
休
業
期
間
休業期間
1年次の学生がクラスごとに出店を出します
留学や旅行に行ったり、インターンシップに参加するなど、長期休業の過ごし方
は様々です。集中講義と呼ばれる、長期休業中に行われる講義を受講する学生もいます。
部活やサークルなどの団体が展示や発表を行ったり、模擬店を出したりします。
学外からも、たくさんの方がいらっしゃいます。
大阪府立大学/横浜市立大学の間で行われる総合競技大会です。約30種目に及び、各種運動競技の
勝負を行います
首都大年表
5
1 2 3 4
1 2 3 4
1 2 3 4
入学式入学式で隣の席の子と仲良くなりました。偶然同じサークルに入り、今でも一番仲が良い友達です。
現場体験型インターンシップに参加夏休みに国分寺市の福祉課に行きました。自分と切り離しがちな福祉の問題について考えさせられました。
夏休みの集中授業夏休みに歴史調査法の授業を受け、多摩地域の歴史について学びました。実際に多摩センターや永山を歩いて見て回り、祠や石碑の文字を確認しました。暑い中歩いて回ったのでとても疲れましたが、開発される以前の歴史を垣間見ることが出来ました。
博物館実習5日間美術館博物館実習に行きました。それまでは座学で博物館の役割や抱えている課題について考えましたが、実際の美術館にいくことでしか学べないことが数多くありました。特に直接学芸員の方の話を聞けることはなかなか無い機会なので、一つでも多くのことを吸収して帰ろうと努めました。他大学の人とのグループワークもあるので色々な情報交換することができ、短い期間でしたがとても充実した時間でした。
サークル引退1年生から参加していたバンドサークルが3年生の大学祭で引退になりました。サークル活動では他学部の人達とも知り合うことができ、一緒に一つの曲を練習して完成させることは私にとってとても大切な時間でした。だからこそ引退は寂しいものでしたが同時にここまで続けて良かったと思える瞬間でした。
現場体験型インターンシップに参加「特別支援学校」へ一週間の職場体験に行ってきました。学校では、担当の先生の補助をしながら、授業準備・生徒の学習補助などを行いました。生徒への接し方、日常業務の大変さなど、実際に現場に立って気づく事がたくさんありました。猛暑の中、プールで泳いだこと、給食の時間、ハプニングだらけの移動教室等、一緒に過ごした日々は今でも記憶に残っています。別れる時に寂しそうな生徒の姿が今でも忘れられません。
学生団体で合成生物を競い合う国際合成生物大会に参加香港の大学で英語でポスター発表や口頭発表を行いました。自主性やコミュニケーション能力が養われました。
勝利をつかんだ府大戦大学1年次から4年次まで体育会の野球部に所属していました。その中で最も印象深いのは大学3年次の「府大戦」(=毎年行われる大阪府立大学との交流試合)です。交流試合といっても、試合自体は本気です。全力で勝ちにいきます。この年は府立大での試合でした。その「府大戦」は代が替わって、初めての大きなイベントでした。チームとして未熟だったのこともあり、正直、不安だったのですが、後輩達の活躍もあり、無事勝つことが出来ました。新しいチームへの期待と不安が入り混じった「大阪遠征」でした。今となっては懐かしい思い出ですが、当時は色 と々大変でした・・・・
初めての海外旅行友人に会うためタイを訪れました。何にもしてないのに、汗が止まらずまるでサウナにいるみたい・・・でも、料理はおいしく、仏教建築など文化遺産も素晴らしかったです。
教育実習都立高校で3週間教育実習をしました。実習中は丁度体育祭の時期でもあり、各競技の練習や準備を手伝いました。たくさんの生徒と交流の機会を持ち、色々な話をすることができました。授業では現代文を担当させてもらいました。作品は「羅生門」でした。教材研究や実際の授業展開など、改善すべき点を発見することができましたが、3週間のすべてが私にとって有意義な体験でした。
井の頭自然文化園(動物園)で動物園の業務や飼育を体験しました。飼育業務ではゾウのハナコの飼育を体験し、飼育の大変さと責任を知り、仕事を知るとても良い機会となりました。
現場体験型インターンシップに参加
生命科学コース
留学
インターン
様々な経験で多様な能力が培われました。
副専攻
日本文化論専攻
教職
インターン
四年間は野球と研究です。
西洋史専攻
インターン
学芸員
自分で考える力がついた4年間でした。
部活
うつと運動の関係についての研究を行いました。他分野の研究を行うことで多様な考え方を得ることが出来ました。
副専攻で他分野の研究
研究室に配属
アリゾナ州立大学に1カ月研究留学に行きました。研究手法や解析方法を学ぶだけでなく、アメリカの文化や海外の大学生の学びを知り、様々な刺激をもらう良い機会になりました。
1ヵ月アメリカに研究留学
授
業
期
授
間
業
期
間
休
業
期
間
休業期間
1年次の学生がクラスごとに出店を出します
留学や旅行に行ったり、インターンシップに参加するなど、長期休業の過ごし方
は様々です。集中講義と呼ばれる、長期休業中に行われる講義を受講する学生もいます。
部活やサークルなどの団体が展示や発表を行ったり、模擬店を出したりします。
学外からも、たくさんの方がいらっしゃいます。
大阪府立大学/横浜市立大学の間で行われる総合競技大会です。約30種目に及び、各種運動競技の
勝負を行います
首都大年表
6
1・
大学生活前半(1・2年)
2年
法学系は卒論ではなく単位取得=卒業資
語 学 基 礎 や 基 本 的 な 専 門 知 識 を 習 得 し、
1・2年次は専門知識を身につけ、研究・議論の方法を学び、3・4年次の実験、ゼミ、卒論、卒研へと繋がる重要な期間。
2年次からより専門的なコースに分かれる。
コース決定は成績によって合否が決まる場合、試験を課される場合がある。
格という扱いになるため、一年次から計画的な履修が望まれる。
授業は講義によるものがほとんど。
講義形式の授業だけではなく、実験などの実習型授業もある。
実習にはレポートがつきもの。正しいレポートの書き方を学ぶ。
文系に比べ、理系は必修科目が多い。
実習にはティーチングアシスタント(=主に大学院生の先輩)がつき、一人ひとり丁寧な指導が受けられる。
ます。
理系1,2年次では数学、物理、化学、生物、英語など、将来的に専門科目を学ぶにあたっての補助知識を身に付け
備えます。
文系1,2年次では外国語・論文作成法・情報収集及びその分析法・議論の方法・専門知識等を学び、卒業論文に
教養科目 専門基礎科目
各教科の専門的な内容を学習する学び進めるために必要な基礎力を身につける
文系の特徴 理系の特徴
7
フランス心理学 文学
運動と食品
十分に楽しめることができました。文学について考えるときも、理系分野と同じように観察→仮説→実証というプロセスを踏み、論理の重要性を痛感したのを覚えています。
私の専門分野は生物でしたが、他の分野の学生はどのような事柄について勉強しているのかに興味を持ち、1・2年次のときに様々な分野の授業を取りました。特に印象に残っているのはフランス文学に関する授業です。文学について高校までに一度も学んだことがなかったので、最初は理解できるか心配でしたが、他分野の学生にもわかりやすいように講義してくれたので
健康
宇宙の 成り立ち
専門分野 (生物)
幅広い分野の授業を取り、視野が広がりました。
プレゼンテーション 方法の習得
論理的に 議論する能力 を身につける
学部を越えた 学生同士の交流
資料収集から発表まで、他分野の学生と協力して行いました。
また、PowerPointを用いたプレゼンテーションのいい練習にもなり、どうすれば分かりやすく伝えることができるのか考えるきっかけにもなりました。
英語による コミュニ
ケーション力 などの英語読み・書き
基礎力 私はNSE(Native Speakersof English)で授業の一環として「英語で映画鑑賞」を行いました。字幕もなく、作品内容を把握するのは大変でした。ひたすら聞き流し、断片的に単語を聞き取り、人物の表情や音楽から文脈を判断するというスリリングな体験ができました。
原文で 本を読みたい
世界の人と繋がりたい
フランス語を勉強したことは今の研究にも役立っています!
世界の言語の起源や共通点を知りたい
日本人講師の授業では、二年次の時に「オーストラリアの大学生と英語でチャットをする」という授業を受けました。互いの趣味や大学について語り合いました。「日本」について、海外の人がどのようなことに興味を抱いているのかを知ることができて、大変勉強になりました。英語で文章を打つのはとても苦労しましたが・・・。
ちりやって良かったと思っています。
と、ずっと好きだった「星の王子様」の原文を少し読めるようになってとても嬉しかったです。今の研究でもフランス語をよく使うので1年間きっ
フランス語の授業は週に3回あり、それぞれ違う先生に1年間教わりました。先生によって全くフランス語への触れ方が違い、文法をみっちり学習するものからフランス映画を見たりシャンソンを歌ってみるというものまで色々ありとても楽しかったです。1年間フランス語を勉強をしてみる
テーマが化学「乳化」の基礎ゼミナールで、材料の比率ごとのケーキの膨らみ方について調べました。他分野の学生と議論することができて、そういう考え方もあるのかと思う事が多々あり、刺激を受けました。
研 究 へ の 下 地 を 整 え る と き
1・
大学生活前半(1・2年)
2年
法学系は卒論ではなく単位取得=卒業資
語 学 基 礎 や 基 本 的 な 専 門 知 識 を 習 得 し、
1・2年次は専門知識を身につけ、研究・議論の方法を学び、3・4年次の実験、ゼミ、卒論、卒研へと繋がる重要な期間。
2年次からより専門的なコースに分かれる。
コース決定は成績によって合否が決まる場合、試験を課される場合がある。
格という扱いになるため、一年次から計画的な履修が望まれる。
授業は講義によるものがほとんど。
講義形式の授業だけではなく、実験などの実習型授業もある。
実習にはレポートがつきもの。正しいレポートの書き方を学ぶ。
文系に比べ、理系は必修科目が多い。
実習にはティーチングアシスタント(=主に大学院生の先輩)がつき、一人ひとり丁寧な指導が受けられる。
ます。
理系1,2年次では数学、物理、化学、生物、英語など、将来的に専門科目を学ぶにあたっての補助知識を身に付け
備えます。
文系1,2年次では外国語・論文作成法・情報収集及びその分析法・議論の方法・専門知識等を学び、卒業論文に
教養科目 専門基礎科目
各教科の専門的な内容を学習する学び進めるために必要な基礎力を身につける
文系の特徴 理系の特徴
8
大学生活後半(文系)
3年
4年
文系の3・4年次は就職活動と卒業論文のバランスを考えながら過ごす時期です。自分のペースで進められますが、その分しっかりと目標を立てなくてはなりません。
卒業論文は4年間の集大成となる大事な課題です。3年次までで学んできたことの中で興味を持てる
専門科目とは教養科目より深く、また応用的な内容を学ぶ科目です。自分が興味を持っているテーマに近い内容の授業を選んだり、反対に全く違う視点の問題に取り組む授業を取ることもあります。文系では、目に見えない事柄について考えることが多いので専門科目の授業を受けることによって、今世界でどのようなトピックに関心が集まっているのかを知ることができます。 さらに事前に準備をして発表を行うのがゼミ形式の授業です。ゼミでは学生が少なく、先生や他の学生と活発に意見を交わすことができます。 首都大学の文系の研究室配属は時期や方法が所属のコースによって異なります。定員制度の有無もコースごとに異なります。
文系学生の多くは就職活動を行います。その場合は3年生の終わりから自分が興味をもてる職種について検討し始めます。進学を希望する場合は、9月もしくは2月に行われる入学試験に向けて準備を始めます。
書物を通して社会を、そして自分を知るとき
テーマを選び担当教授と相談しながら書いていきます。また単に論文を書くだけでなく、執筆のルールについても指導を受けながら習得していきます。
専門科目の講義やゼミ
進路決定
卒業論文
9
大学生活後半(理系)
3・4年生になるといよいよ本格的に研究を進めていくことになり理系の大学生が忙しいと言われる理由を体感することになります
3年
4年
3年次からは、1.2年次に受講した専門科目等を参考にして、より細かく自分の専攻にあった専門
ういったものなのかを考える人が多くなります。
科目を受講していきます。このころから、大学院進学や就職活動などを視野にいれて、自分が本当に好きな分野は何か、自分に向いている進路はど
研究室配属は年明け前後から始まります。研究室配属の方法は研究室によってさまざまで、それまでの成績で判断する研究室、担当教授と面談して決定する研究室などがあります。
4年次になる直前から自分にあった進路を選び、就職する人は就職活動、進学する人は大学院入試の勉強を始めていきます。
研究室配属後は卒業論文や卒業研究にむけて、活動していくことが生活の中心となります。研究室のルールや研究の進め方を学びながら、担当教授、先輩などと話し合い、卒業論文等のテーマを決めます。テーマを決めてからは実験を含めたそれぞれの作業を試行錯誤を重ね、研究を進めていきます。研究を始めた当初は分からないことが多いですが、自分の進行状況を報告するゼミで、教授や先輩達と議論したり、アドバイスをもらったりして、形にしていきます。
専門科目の講義
所属研究室の決定
進路決定
卒業研究
大学生活後半(文系)
3年
4年
文系の3・4年次は就職活動と卒業論文のバランスを考えながら過ごす時期です。自分のペースで進められますが、その分しっかりと目標を立てなくてはなりません。
卒業論文は4年間の集大成となる大事な課題です。3年次までで学んできたことの中で興味を持てる
専門科目とは教養科目より深く、また応用的な内容を学ぶ科目です。自分が興味を持っているテーマに近い内容の授業を選んだり、反対に全く違う視点の問題に取り組む授業を取ることもあります。文系では、目に見えない事柄について考えることが多いので専門科目の授業を受けることによって、今世界でどのようなトピックに関心が集まっているのかを知ることができます。 さらに事前に準備をして発表を行うのがゼミ形式の授業です。ゼミでは学生が少なく、先生や他の学生と活発に意見を交わすことができます。 首都大学の文系の研究室配属は時期や方法が所属のコースによって異なります。定員制度の有無もコースごとに異なります。
文系学生の多くは就職活動を行います。その場合は3年生の終わりから自分が興味をもてる職種について検討し始めます。進学を希望する場合は、9月もしくは2月に行われる入学試験に向けて準備を始めます。
書物を通して社会を、そして自分を知るとき
テーマを選び担当教授と相談しながら書いていきます。また単に論文を書くだけでなく、執筆のルールについても指導を受けながら習得していきます。
専門科目の講義やゼミ
進路決定
卒業論文
10
文系3年次生(9時~21時) 理系4年次生(9時~21時)9
15
1218
10
11
13
14
17
16
20
19
起床支度
授業
昼食
自習ゼミ
部活動/夕食
9
15
1218
10
11
13
14
17
16
20
19
起 床 支 ゼミ準備/度
研究
研究ゼミ/
昼食研究
夕食サークル/
21 21
~ ~
読書
※パワー丼とは?「パワー丼」。それはその名の通り、パワーを必要とする学生のために考案されたスタミナたっぷり丼。にんにくと豚肉がメインでそこに甘辛のタレがかかっている。売り上げの一部が定期開催「府大戦」・「横市戦」(大阪府立大学/横浜市立大学との交流戦)の応援資金となる。「こぼれ話」授業期間中の昼時の生協食堂はとてつもなく混み合います。昼食を求める学生の長蛇の列ができます。
学食人気メニューランキング
11
イベントスタッフ
飲食
アパレル
大学とは「学問」をする場であって楽しく過ごす事だけが目的ではありません。研究活動を十分に行う為にも、時間や授業の自己管理が大切です。 5 /
5
5.5 /
5
253.5 /¥
¥
¥
¥
( )
他県出身のほとんどの学生が大学周辺で一人暮らしをしています。都心と比べて家賃はとても安いです。南大沢駅以外でも、堀之内駅などの京王線沿いの駅周辺に住んでいる学生もいます。
大学では、これまでの学校生活とは違い「クラス」という単位で活動することがほとんどありません。その為多くの学生が部活動やサークルといったコミュニティに属しています。ここでは部活動とサークルの違いについて紹介します。
① 色々な年代層の人と働くことで、 他では得られない経験ができる② 社会で働くうえでの責任を感じる ことができる③ 何らかの特殊技能を身に付けるこ とができることもある
大学では経済的にも自立するために、アルバイトをする学生が多いです。数多くのアルバイトが存在するので、賃金ややりがい、そして何を学べるかなどの利点・欠点を考慮して決めます。
アルバイトのメリット
首都大生はどこに住んでいる?
バイ ト
部 活
サークル
研 究
勉 強
学業 課外活動
部活動
大学の名前を背負っている
活動時間が多め
基礎から練習
仲間意識が強い
縦の強い繋がり
サークル
新しいサークルを創りやすい
活動時間が短め
好きなことを練習
掛け持ちしやすい
初心者OK
アルバイトのデメリット:のめり込むと学業に悪影響を及ぼすことも…
塾講師
サークルとは…
顧問の先生がいないので、学生が主体となってサークル内のルール等を決めて運営します。文系3年次生(9時~21時) 理系4年次生(9時~21時)
9
15
1218
10
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14
17
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20
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起床支度
授業
昼食
自習ゼミ
部活動/夕食
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起 床 支 ゼミ準備/度
研究
研究ゼミ/
昼食研究
夕食サークル/
21 21
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読書
※パワー丼とは?「パワー丼」。それはその名の通り、パワーを必要とする学生のために考案されたスタミナたっぷり丼。にんにくと豚肉がメインでそこに甘辛のタレがかかっている。売り上げの一部が定期開催「府大戦」・「横市戦」(大阪府立大学/横浜市立大学との交流戦)の応援資金となる。「こぼれ話」授業期間中の昼時の生協食堂はとてつもなく混み合います。昼食を求める学生の長蛇の列ができます。
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就職を考えている人は概ね3年次後半から本格的に活動をスタートします。それまでに自分の興味のもてる職種について調べておくとスムーズに進みやすいです。具体的な活動内容としては、会社説明会への参加やインターンシップ(就職体験等)などです。また職種によっては専門的な予備校を検討する場合もあります。
まず卒業後に研究を続けるのか、就職をするのかを考えます。文系では多くの学生が4年で就職しています。
就活生からのコメント(法学系)
私は都市開発や不動産に関心があったので、まず気になる業界の情報を集めることから就活を始めました。また、企業や官公庁のインターンシップにエントリーすることで、実際に働いた時の雰囲気等を確かめることができました。民間就活と公務員試験を並行していたので日々忙しかったですが、選択肢をできるだけ広げて就職活動をした方がその後の自分の決断に自信を持てると思います。
就職活動とは?
様々な要素を検討し、自分に合った職業を選んでいきます。
サービス業
公務員
不動産
大学院
情報通信 金融
教育 建設業
卒業後の進路(文系)
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文系の学生と比較すると、理系の学生は、大学院(修士)に進学する人数が多くなる傾向にあります。
大学院とは大学学部よりも更に学問をより深く考究し、学問の発展に寄与する場です。大学院は、学部時代よりも更に主体的に行動することが求められるなどの厳しい一面を持っています。しかし、世界の最先端で研究できる場所でもあります。
学士4年間
修士(博士前期課程)2年間
大 学
博士(博士後期課程)3年間
大 学 院
大学院進学生からのコメント(生命科学コース)
首都大学入学時点では大学院進学は意識していませんでしたが、2年・3年と専門分野の学びを深めていくうちに、もっと勉強したいという気持ちが高まり、大学院進学を決意しました。研究室に配属されてからは、大学院入試に直接関係すること以外にも幅広い知識を身につけることを意識して受験に備えました。大学院に進学するにあたって不安もありましたが、今では自分の好きな研究ができているので進学してよかったと思っています。
大学院とは?
大学院進学のイメージ
卒業後の進路(理系)
就職を考えている人は概ね3年次後半から本格的に活動をスタートします。それまでに自分の興味のもてる職種について調べておくとスムーズに進みやすいです。具体的な活動内容としては、会社説明会への参加やインターンシップ(就職体験等)などです。また職種によっては専門的な予備校を検討する場合もあります。
まず卒業後に研究を続けるのか、就職をするのかを考えます。文系では多くの学生が4年で就職しています。
就活生からのコメント(法学系)
私は都市開発や不動産に関心があったので、まず気になる業界の情報を集めることから就活を始めました。また、企業や官公庁のインターンシップにエントリーすることで、実際に働いた時の雰囲気等を確かめることができました。民間就活と公務員試験を並行していたので日々忙しかったですが、選択肢をできるだけ広げて就職活動をした方がその後の自分の決断に自信を持てると思います。
就職活動とは?
様々な要素を検討し、自分に合った職業を選んでいきます。
サービス業
公務員
不動産
大学院
情報通信 金融
教育 建設業
卒業後の進路(文系)
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印 刷 ・ 発 行 月 :発 行 者 :
平成28年3月首都大学東京 大学教育センター高大連携室/大学での学び発見室
平成27年度院生スタッフ(50音順)新井沙和 石原洸徳市川里紗 大西玲欧勝見公紀 吉良夏芽佐伯圭介 高橋美由紀武智あさぎ 松野淑
*編集あとがき*この冊子は、これから大学生になるみなさんに充実した大学生活を送ってもらいたいという思いで作りました。大学入学にあたって不安になることもあると思いますが、この冊子を見て大学生活への期待を膨らませてもらえたら嬉しいです。大学4年間は、高校生までにはありえないないほど高い自由度を持っています。そのぶん、自分次第でただ何も考えずに終えてしまうこともできれば、とてつもなく成長する期間にすることもできます。より多くの学びを得るためには自らが主体的に動くことがとても重要だと思います。この冊子を読んで「こんな体験をしてみたい!」や「自分だったらこんなことを学びたい!」などのアイディアがわいたら、ぜひ行動に移してみてください。みなさんが大学四年間を謳歌し、さらなる成長を実感できることを願っています。首都大学東京大学院 生命科学専攻 新井沙和
〒192-1397東京都八王子市南大沢1-1首都大学東京南大沢キャンパス1号館106室高大連携室/大学での学び発見室http://www.comp.tmu.ac.jp/koudairenkei/E-mail: koudairg@tmu.ac.jpTEL: 042-677-2015
高大連携室/大学での学び発見室
高校生・在学生・その他どなたでもお気軽にお越しください。
開室時間 平日:10時~18時 土曜:13時~17時
登録番号(27)148
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