all about vibration measuring systems3計測目的例 変位 速度 加速度...
TRANSCRIPT
なるほど!振動計
All about Vibration Measuring Systems
2017年4月制作Cat.No.1704④03NS.SK
※本体及び外観は改良のため、予告なしに変更することがあります。http://www.imv.co.jp
東京営業所〒105-0013 東京都港区浜松町2-1-5 クレトイシビル4階Tel. 03-3436-3920 Fax. 03-3436-3926大阪営業所〒555-0011 大阪市西淀川区竹島2-6-10Tel. 06-6471-3155 Fax. 06-6471-3158
JQA-1573大阪工場主製品:振動試験装置 振動計測機器
CN/14640E大阪サイト
Chapter 1 なぜ振動を測るのか
12設備診断の必要性振動計測の利点
Chapter 2 振動計の役割
12振動計の活躍場所振動計の使用例
12345678
振動用語測定ファンクション振動の種類FFT -Fast Fourier Transform (高速フーリエ変換)- とは?FFT解析を振動解析に活かす測定箇所の選定ピックアップの固定方法計測方法
Chapter 4 振動の評価
123
設備の重要度の評価簡易診断とは?精密診断とは?
12345678
振動計の選び方Cardvibro Air2 -カードバイブロAir2-Smartvibro -スマートバイブロ-公害用振動レベル計DC4~20mAダイレクト出力振動ピックアップ振動スイッチ接触式振動監視装置メンテナンスガイド
Chapter 3
2
3
10
5振動テクニカルガイド
Chapter5 13振動計ラインナップ
CONTENTS
なるほど!振動計
All about Vibration Measuring Systems
なぜ振動を測るのか設備診断の必要性1
2
機械設備が故障すると…
機械設備の状態が悪化すると…
予知保全は様々な計測器を用いて行われていますが、振動計測は最も広く採用されています。
②利益損失を最小限に抑えられる
①修理のコスト、手間を省ける①修理に莫大なコスト、時間が必要
②設備停止による利益機会の損失
そのためには振動計による簡易診断、精密診断が最適
振動計測の利点
Why do we need to measure vibration?
Chapter1Chapter1
Chapter1 なぜ振動を測るのか
機械の故障を未然に
防げれば…
振動計があれば…
振動
熱
異音
異音、振動、熱等が発生 それらを数値化することで状態管理が可能
総数295件
ころがり軸受
その他
その他 18
69
振動法 50
振動法 44振動法 20
振動法 32
振動法 20
振動法 11 振動法12
油分析法 10
油分析法 9その他 9
その他 3
その他 3
その他 7
その他 6振動法 6
油分析法 9その他 9
その他 9
32
すべり軸受30
歯車
軸ロータ
ポンプファンコンプレッサー
圧縮駆動機 18
軸継手 6223
35
26
油分析法8
その他(設備分類)1. パルプ類2. シリンダー3. ボルト・ナット4. ハウジング5. 圧力容器6. 配管7. 炉体8. ワイヤ9. ロール
測定法
対象設備(小分類)
振動計測の利点・感度が高いので、早期診断に優れている・取得できる情報が多く、解析手法が確立されている・安価で計測器の取付が容易である
表の見方
参考文献:振動技術研究会 発行 ISO基準に基づく機械設備の状態監視と診断(振動 カテゴリーⅡ)
1 2
振動計の役割振動計の活躍場所1 振動計の使用例2
VM-9301
SmartVibro(VM-3024H)
例えば
例えば
例えば
例えば
Chapter2Chapter2
振動は機械装置や構造物の耐久性・信頼性に影響を及ぼす可能性があり、破損・異常停止などが起きる前に振動を測ることがとても重要になってきます。振動計が活躍する場所は多業種にわたり、目的も多様化しています。
The role of vibrometers
Chapter2 振動計の役割 Chapter2 振動計の役割
・ボイラー・工作機械・ブロア・配管 ・クレーン等 ・ポンプ 等
・ポンプ 等
・ボイラー・タービン ・ポンプ 等
・エレベーター・エスカレーター・空調設備 等
・振動評価・クレーム調査 等
・ベルトコンベアー・ボイラー・ブロア・ポンプ 等
・橋梁・トンネル 等
構造建築物
発電所 重工業・石油化学工場機械製造 /半導体 /製鉄所 等
ガスタンク
清掃局・下水道局・浄水場
ビル・学校・公共施設
研究所・開発部
飲食/製紙 / 繊維 等軽工業工場
CardVibro Air2
研究開発や設計で
製品の品質向上で
日常のメンテナンスで
工場の安全管理で
製品をより長く使うため、日常メンテナンス時に振動を測定し劣化箇所を早期に発見します。
製品トラブルの解明や品質改良のため、振動測定を行い信頼性向上に役立てます。
より信頼性の高い工業製品を開発・設計するため、振動測定結果を設計に反映します。
機械設備の破損や事故を防止するため、振動を定期的に測定して機械の劣化状態を初期状態と比較して診断します。
SmartVibro(VM-4424H)
3 4
振動テクニカルガイド Vibration Technical Guide
Chapter3Chapter3
振動用語1
測定ファンクション2 FFT-Fast Fourier Transform (高速フーリエ変換)-とは?4
振動とは、物体が一点を中心としてその前後左右、または上下への運動を繰り返す状態をいい、一般に「振動数」「変位」「速度」「加速度」を用いてこれを表します。これらの要素は通常、アルファベット(F、D、V、A)の略称で示されます。最も単純な振動の典型であるバネ振り子を使って振動の変位を説明すると、振り子のおもりを静止している状態から変位Dだけ引っ張って放すと、おもりは右図のように振動します。
FFTは振動波形の分析方法の一つです。一般的に振動波形は複雑で、評価をすることが難しいです。しかし、複雑な波形は周波数が異なる単調なsin 波に分解することができます。(左図)FFTは、振動波形に対して周波数がどれくらい含まれているか分解して評価する処理方法です。(右図)
振動数(F) Frequency振動している物体が、1秒間に繰り返し運動する回数を振動数(または周波数)といいます。単位:Hz
変位(D) Displacement振動の往復している幅(距離)を変位といいます。単位: μm(マイクロメートル), mm(ミリメートル)
速度(V) Velocity変位の時間に対する変化率を速度といいます。単位:mm/s, cm/s
加速度(A) Acceleration速度の時間に対する変化率を加速度といいます。単位: m/s2, g
H関数(エンベロープ処理) H functionベアリング、異常音検出に有効な関数です。加速度型波形に2 kHz~ 15 kHzフィルタ処理を施すことで波形分析の際にノイズを取り除くことができます。
時間Sec
mm
ひっぱる
変位(D)
振動の原理振動の種類3
「振動」を人間の感覚をもとに分類してみると、目で見てわかるゆっくりとしたもの、目では見えないが触れるとわかるもの、手で触っても感じないが異音として聞こえるものに分けることができます。
■ 見る■ 触れる■ 聴く
1 変位・速度・加速度の大きさの比較(イメージ図)
2 それぞれの範囲で一番上にきている量(変位・速度・加速度)が最も有効な量
3 計測目的例
変位 加速度速度
振動シビアリティ評価基準範囲JIS-B-0906(ISO-10816)
サージングウォーターハンマ地盤振動パイプの脈動
ベアリング傷異音ギア異常
キャビテーション
アンバランス、ミスアライメント、カップリング不良、すべり軸受け不良、
基礎不良、インペラー振動
速度
加速度
変位
振動数(Hz)10001050
感 覚 ゆっくりした動き目でみてわかる
目では見えないが触れると振動していることがわかる
手で触っても感じないが異音として聞こえる
Chapter3 振動テクニカルガイドChapter3 振動テクニカルガイド
振幅
周波数(Hz)※波形・グラフはイメージです。
①
②
③
④
⑤
単調なsin波
複雑な波形
×3
×2
×1
×1
×1
測定モードで表した波形を元に、絶対値で表現する方法をいいます。
一定区間内の最大値衝撃波形や変動の少ない波形等の評価に用います。
一定区間内における各瞬時値の2乗平均値の平方根振動波形に含まれるパワーに相当します。速度のrms値は設備診断の重要な要素です。
RMSから正弦波であると仮定した場合のピーク値 正弦波では rms×√2=PEAKという関係が成り立つ 振動監視装置などで警報を出力する場合、突出した信号が入ってきても誤動作しにくいようにEQPで監視をする場合があります。
PEAKとRMSの比 ベアリングの相対比較による劣化判断材料に利用できます。
v(t)
t
ピーク値
図:ピーク値
P-P 値
T2t1t
v(t)2
(実効値)2
図:実効値
t
1. PEAK(ピーク値) 2. rms(実効値)
3. C・F(波高率・クレストファクター) 4. EQP(等価ピーク値)
C・F=PEAK/rms
① ② ③ ④ ⑤
5 6
測定箇所の選定6
Vibration Technical Guide
軸受台の測定箇所 組込み軸受の測定箇所
往復動エンジンの測定箇所
片持ちポンプの測定箇所
小型電気機器の測定箇所
縦型機械の測定箇所
①
② ③
④
振動の状態監視のための測定箇所を選定する際に考慮すべき項目として、以下が望ましいとされています。
①
② ③
④
①
④②
③
⑥⑤
LR
③②
①
④⑤
⑥
①②
③④
⑤
① ② ③ ④
(1)近づきやすい箇所(2)異常以外に影響を受けにくい箇所(3)異常状態の変化に対して感度が高い箇所(4)異常による信号の減衰や損失が低い箇所(5)測定の再現性の良い箇所
Chapter3 振動テクニカルガイド Chapter3 振動テクニカルガイド
参考文献:振動技術研究会 発行 ISO基準に基づく機械設備の状態監視と診断(振動 カテゴリーⅡ)
FFT解析を振動解析に活かす5アンバランスやベアリング故障など、機械から発生する振動原因がどこの周波数位置にあたるかは機械の構造から決まります。したがってFFT解析で周波数を分析することにより、振動原因を推定することが可能です。
※波形・グラフはイメージです。
3つの波形を合成した波形
3つの波形を合成した波形
振幅
周波数(Hz)
振幅
周波数(Hz)
破損
周波数から異常箇所を推定することが可能
正常に動いている機械 異常が発生した機械
波形をFFT解析
波形をFFT解析
7 8
Chapter4 振動の評価
振動の評価設備の重要度の評価1
簡易診断とは?2対象設備の振動を測定し設備がどの程度劣化しているかを調べ明確にするのが目的で、設備の状態を適切に評価するには判定値の設定が必要です。簡易診断には主に3種類の判定方法があり、これらを上手に使い分けることでより精度な測定が可能になります。
※ 機械の基礎状態が「固い」「柔らかい」は回転機械とその取り付けられた基礎を含む固有振動数が回転機械の一次危険速度(例: 回転数が 1800 rpmの回転機械の「一次危険速度は30Hz) の 25 %以下かどうかで判断されます。例えば回転数が 1800 rpmの回転機械が基礎の上に固定されている場合で、基礎を含む固有振動数が 37.5 Hz(=30 Hz x1.25)以上の場合は「固い」基礎に 分類され、37.5 Hz 未満は「柔らかい」基礎に分類されます。
Chapter4Chapter4
A
B
C
D
CardVibro Air2
接触式振動監視装置
振動スイッチSmartVibro
A: 最も重要な機械(自家発電装置、高圧コンプレッサーなど) B: 重要な機械(ボイラー、ポンプ、圧縮機など)
C: 普通機械(吸気、排気ファンなど) D:それほど重要でない機械(小型汎用モーターなど)故障・不具合が生産停止などの著しい被害に直結する機械 故障・不具合が生産低下を招くが、生産停止には至らない機械
故障・不具合は運転上不便になるが、生産性に影響がない機械 故障・不具合が生産に直結せず、修理・交換コストの方が安い機械
1. 絶対値判定設備の種類を幾つかに分類(小型、中型、大型)し、測定した振動があるレベルを超えた場合に異常と判断する方法
長 所 診断の基準が決まっているため、判定が容易 短 所 設備の種類や部品、メーカーで判定が異なる
常時監視方式 間欠監視方式
回転機械におけるコンディションの総合判断に広く用いられています。現在のISO規格では10816-3:2009中で速度のrmsの絶対判定値の記載があります。
ISO振動評価基準
対象機械は2つの大きなグループに分かれています。
図:振動シビアリティ測定器に関する要求事項 10816-3:2009振動シビアリティの範囲
基礎※
機械のグループに対する「よさ判定」例グループ2 グループ1速度のRMS値 (mm/s)-区分境界の値-
0.711.42.32.83.54.57.111.0
AAA
AB
B B
BC
C CCD
D DD
大型機械出力:300 kW ~ 50 MW、シャフト高さ:315 mm以上
中型機械出力:15 kW ~ 300 kW、シャフト高さ:160 mm ~ 315 mm
グループ2
グループ1
A:良 B:可 C:警告 D:危険固 柔 固 柔
VM-9301
VM-90A
VM-2012VM-2012C
VM-4424S/HVM-3024HVM-7024H
判定参考例
Chapter3 振動テクニカルガイド
ピックアップの固定方法7
計測方法8
振動計のピックアップの取り付け方法によっては、データがばらついたり、正確に測定ができない場合があります。以下の点に注意して取り付けるようにしてください。
計測方法には「常時監視方式」と「間欠監視方式」の2種類があり設備の重要度によって使い分けるのが一般的です。
測定する周波数領域によって振動ピックアップの取付け方にも留意する必要があります。誤った取付け方をすると接触共振の影響で測定対象の振動が正しく測れず、正しい診断ができなくなります。一般に測定範囲は共振周波数の1/3 以下とします。
振動方向 プローブ マグネット
ネジ
振動面
接着剤
1. しっかり密着させる2. 設置面は全て接触させる3. 対象機の軸に対して垂直または水平に取り付ける
ネジ止め瞬間接着剤+カプトンテープ両面テープマグネットプローブ絶縁スペーサ
40
30
20
10
0
-100.1 1.0
周波数(kHz)
応答性(dB)
10
ピックアップの取付け方と接触共振
常時監視方式・重要な機械・常時稼動している機械・人が近寄ることができない機械・劣化速度が遅い機械
間欠監視方式・故障による影響が少ない機械・手軽に振動が計測できる機械・劣化速度が速い機械
制御盤
端子台
バイブレーションピックアップ
IMV IMV IMV IMV
モニター
9 10
Chapter4 振動の評価
1精密診断とは?3
振動波形をFFTアナライザーで分析し、その周波数分布より劣化部位を特定することが目的です。簡易診断より診断結果に対する信頼性は大きくなります。
ベアリングの異常とその特徴周波数
波形解析要因特定
Evaluation of Vibration
N(Number of circulation)=回転数(rpm), M(Multiple)=1, 2, 3…, P(Pitching frequency)=噛み合い周波数上記の異常の種類は該当するモード(Velocity/Acceleration/Envelope)で計測することで、より正確な異常を確認することができます。
異常の種類 該当モードアンバランス
ミスアライメント
軸たわみ
転がり軸受けの傷
ギア
外輪傷内輪傷転動体傷保持器傷
グリス、オイル切れ
劣化進み、ガタ
グリス、オイル切れピッチング(歯面不良)歯欠け(部分的磨耗)
歯欠け
偏心
12
3
4
5
特徴周波数1×N/60 及びその高周波(わずか)
1×N/60 及びその高周波軸われ6 1×N/60 及びその高周波共振7 固有周波数で振動
電気信号8 50 or 60 Hzラビング9 約1kHz 以上の高周波振動外部振動10 他の振動発生設備の原因による
M×N/600.4×(玉数)×N/60 及びその高周波0.6×(玉数)×N/60 及びその高周波2.5×N/60 及びその高周波0.4×N/60 及びその高周波N/60 及びその高周波
P( 噛み合い周波数)P
P±MxN/60MxN/60
MxN/60 または P±MxN/60P=(歯数 )×N/60
0.4×(玉数)×N/60 及びその高周波 または、0.6×(玉数)×N/60 及びその高周波 または、
0.4×N/60 及びその高周波または、2.5×N/60 及びその高周波
VelocityVelocity
Acceleration
AccelerationAccelerationAccelerationAcceleration
Acceleration
Velocity /Envelope
Velocity/EnvelopeVelocity/EnvelopeVelocity/EnvelopeVelocity/Envelope
Velocity/Acceleration/Envelope
Velocity/Acceleration/Envelope
Velocity
VelocityVelocity
Envelope
悪い状態
良い状態※画像はイメージです
Chapter4 振動の評価
2. 相対値判定個々の設備における数回の振動値実績をもとに基準値を算出し、これらと比較することで、通常時と異なることを判断する方法。基準値は10回以上測定して決定することが望ましいです。
長 所 絶対値判定より精度が上がる 短 所 経験値から決めた値となるため、判定値の根拠が曖昧である。
3. 相互判定同じ機械の同一の測定点の振動値を比較して判定する方法。同等設備と比べて2倍以上数値の差があると異常の可能性が有ります。
長 所 相対値判定より精度が上がる 短 所 適用できる機械が限定的である
V(RMS)傾向管理グラフ
速度の実効値について、正常時の2倍を注意値、5倍を危険値として設定した場合。
速度の実効値について、同等設備と比べて2倍以上数値の差があるとした場合。
2015/12/10
0.00
5.00
10.00
15.00
20.00
25.00
2016/1/29 2016/3/20 2016/5/9 2016/6/28 2016/8/17 2016/10/6
危険値(基準値×5)
注意値(基準値×2)
基準値
0.000
0.040
0.080
0.120
0.160
0.200
0.240
0.280
0.320
0.360
0.400mm/s
0.000
0.040
0.080
0.120
0.160
0.200
0.240
0.280
0.320
0.360
0.400mm/s
判定参考例
判定参考例
FFTを収録
Aメーカー123型 傾向に違いが
生じている
Aメーカー123型
11 12
Product Lineup
Chapter5 振動計ラインナップ Chapter5 振動計ラインナップ
VM-2012
(VM-2012 / VM-2012C)CardVibro Air2 -カードバイブロAir2-2
40.5 mm【実寸大】
業界初のポータブルWiFi通信対応。測定に困難を伴っていたシーンでも精密な測定が可能に。ご要望の多かったスマートフォン向けアプリ(Air2 Light) も登場し、さらに使いやすくなりました。
特 長
Android OSでの計測WiFi無線を採用した高速通信OA値、FFT、波形収録が可能軽量コンパクト低消費電力 (単4電池2本で連続6時間動作が可能)
隔たりのある場所でも
WiFi 無線で遠隔操作が可能!
カードバイブロAir2はこんなシーンで活躍!
重さ約145g(センサ含む)
詳細はWEBで
88.6 mm
振動計ラインナップ振動計の選び方1
Chapter5Chapter5
どのような振動計を選ぶか。それはどのような振動を測るかによって異なります。IMVはお客様のニーズにあった振動計をバリエーション豊富にご用意しております。
A B
使用される場面は?
振動の対象は?
計測した結果を? 公害用振動レベル計
定期的なメンテナンスに使いたいA
機械振動
その場で結果だけ見れればよい
A
振動値を常に把握したいB
公害振動B
A
B
どのように設備状態を管理しますか?
自社のモニターへ信号を出力できればよいA振動値の程度によって自動で制御させたいB高機能、多チャンネルのシステムでカスタマイズもしたいC
A
B C
A B
パソコンでデータ管理したり、解析したい
例:地盤振動、サージング例:アンバランス、 ミスアライメント、 カップリング不良
例:ベアリング傷、ギア異常、 異音
TYPE3233
※P16参照
※P14参照※P15参照 ※P15参照 ※P15参照
※P17参照 ※P17参照※P16参照
振動規制法に定められた公害振動調査に最適
DC4-20mAダイレクトピックアップポンプ・ブロワ・モーター等に最適
スマートバイブロピエゾ抵抗式加速度型微小振動の計測に最適(0~10Hz)
スマートバイブロ動電式速度型
モーター診断、シャフトの問題測定に(10~1000Hz)
振動スイッチコンパクトな普及タイプ
スマートバイブロ圧電式加速度型
回転機械のベアリング診断や軸振動測定に(1000Hz~ )
接触式振動監視装置大型設備の多点監視に
WiFiポータブル振動計カードバイブロAir2
VM-2012
VP-420/421/422
判定値も搭載した無線型振動計
VM-7024H VM-3024H VM-4424S/H
VM-90A VM-9301
12チャンネルタイプ
1チャンネルタイプ
AA B
A
START!
激しく振動する場所ロボットアームなど
高 所クーリングタワーなど
狭い場所 隔たりのある場所クリーンルームなど機械の隙間など
振動調査配管など
微小変位測定工作機械など ブロワ、ポンプ など
設備機械の保守点検カードバイブロA i r 2は、WiFiと強力なデータ処理機能で、これまで測定に困難を伴っていたシーンでも、精密な測定を可能にします。
お勧め製品
お勧め製品
お勧め製品
お勧め製品
13 14
Product Lineup
Chapter5 振動計ラインナップ Chapter5 振動計ラインナップ
DC4~20mA ダイレクト出力振動ピックアップ5
特 長
小型・軽量警報制御器が不要現場環境に応じた豊富なバリエーション各種スタッドにより簡単設置
特 長
日本工業企画 JIS C1510-1995「振動レベル計」計量法の型式認定(型式認証番号:第W033号)振動レベル、振動加速度レベル、パワー平均を3方向同時演算約550のデータを記憶
詳細はWEBで
詳細はWEBで
工事振動、建設作業振動、道路交通振動など公害問題の振動計測に
ポンプ・ブロワ・モーター等に最適で設置が簡単な振動ピックアップ
TYPE3233
VP-420/421/422
データ管理画面例
使用例ポンプ、ブロワ等の回転体
モータファン
外部表示器
ダイレクト出力ピックアップ
ピックアップからのケーブルを直接後続機器に接続すればトレンド監視が実現します。
加速度・速度・変位を同時に測定できる振動計
※VM4424S にはこの機能はありません。
※VM4424S にはこの機能はありません。
Excel等で波形表示が可能
※VM4424S にはこの機能はありません。
広範囲の振動数に対応した圧電式加速度型
小さな変位測定に最適な動電式速度型VP-3024
低い振動数に適したピエゾ抵抗式VP-7000L
VP-4316〔適合機種〕VM-4424S/VM-4424H
〔適合機種〕VM-3024H
〔適合機種〕VM-7024H
同時測定機能で作業の軽減と測定漏れを防ぎます。
操作性の高い液晶表示
異常があった際、その場で FFT分析が可能
本体付属のSDカードにCSV形式で保存が可能
加速度・速度・変位OA値同時測定
特 長
低価格 98,000円~
PEAK・RMS・EQPを測定FFT分析※波形収録機能 (SDカードへ収録)※
詳細はWEBで
スマートバイブロはこんなシーンで活躍!
振動調査配管など
微小変位測定工作機械など
3原理のピックアップ…様々な測定シーンに対応
VM-3024H※ラバージャケットはオプションです。
SmartVibro -スマートバイブロ-3 (VM-4424S・H / VM-3024H / VM-7024H) 公害用振動レベル計4 (TYPE3233)
(VP-420 / VP-421/ VP-422)
t
15 16
接触式振動監視装置7
Product Lineup
特 長
低価格計測モード、レンジ切替式の振動計測警報接点2段、レベル出力を実装本質安全防爆型ピックアップにも対応可
詳細はWEBで
特 長
詳細はWEBで
1チャンネルタイプ
12チャンネルタイプ
Chapter5 振動計ラインナップ Chapter5 振動計ラインナップ
コンパクトな普及タイプ
大型設備の多点監視に
VM-90A
VM-9301
工作機械、破砕機等
自家発電設備内の大型モーター等
工作機械や破砕機などの内部に設置し振動に異常があれば動作を停止することができます。
使用例
使用例
ピックアップから制御盤内の振動監視装置までケーブルを引き回します。振動監視装置から、振動値のモニタリングや異常時の警報発信を行うことができます。
振動スイッチ
メンテナンスガイド8■ 振動計測装置
● 実施内容
VM-4424S/H
・点検・調整・動作確認、総合加振校正・ 報告書及び成績書提出・ご要望によりトレーサビりティー体系図・校正証明書発行 ※修理発生・消耗品交換の際は別途お見積もりいたします。
● 必要日数工場受付後10日間 ※場合により必要日数が変動します。
● 対象機器【ポータブルタイプ】VM-4424S/H, VM-2004 Neo etc
● 実施内容・点検・調整・動作確認、総合加振校正・ 報告書及び成績書提出 ※修理発生・消耗品交換の際は別途お見積もりいたします。
● 対象機器振動スイッチ / 振動監視装置
■ 振動監視装置
● 実施内容
VM-9301
・等価電気入力にて各部個々の機器点検・ 検定装置にて振動ピックアップを加振して、システム全体の感度校正、性能確認・報告書及び成績書提出 ※修理発生・消耗品交換の際は別途お見積もりいたします。
● 必要日数お客様からのご依頼後2週間以内に点検終了
● 現地保守点検・上記点検内容の実施及び消耗品の交換保守・別途保守契約書作成
弊社工場にて点検実施
現地にて点検実施
弊社工場にて点検実施
保守点検内容例
時期 点検内容 交換部品
※型式により交換部品が異なります。
電源/リレー/コンデンサ
電源/リレー/ピックアップ
納入時1~ 3年3 ~ 6年6 ~ 10年10 ~ 14年14 ~ 16年16年 ~
システム動作確認定期点検定期点検オーバーホール定期点検オーバーホール定期点検
振動スイッチ6 (VM-90A)
(VM-9301)
従来機種VM-9201と混在実装が可能ピックアップの種類が豊富多チャンネル対応
モータファン
AC電源
4-20mAピックアップ
警報接点
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