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ACD/Structure Elucidator
Version 2012 to Version2014
ACD/Structure Elucidator Suite Version2014のリリースで、大幅に効率化された解明ワークフローを
可能にしました。(ソフトウェアは完全に ACD/NMR Workbook Suiteと統合しました)
データの準備作業はNMR Workbook Suiteのアサインメントと解析アルゴリズムによって向上しました。
さらに、新規化合物の構造推定、(過去にやられたことがあるような)重複構造推定作業、高度な構造検
証を始める際、ソフトウェアアプリケーションを変更する必要はありません。
上図は、ACD/NMR Workbookインターフェースで解析されたNMRデータセットです。構造推定に必要な全
ての情報はドラック&ドロップでソフトウェアインターフェース内の単一 Project 内に簡単に持ってくること
ができます。もし、構造候補の当てが有る場合は、それもプロジェクトに含めることができます。あるスペク
トル内のピークピッキングは自動的に Project内の関連する全てのスペクトルに論理的に適用されます。スペ
クトルデータテーブルは Projectの全ての情報の追跡を可能にするためにテキスト形式の表となっています。
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帰属の精度を視覚的に表示したり、プロジェクトに含まれる全てのスペクトルを用いて帰属を自動計算させた
り、データが提供する全ての相関を表示したりすることで、構造同定作業を支援します。完全なデータセット
が有る場合の多くは、ソフトウェアによって自動的に処理され、帰属することができます。
Computer Assisted Structure Elucidation(CASE)ツールに必要な形式でデータ解析が実施されているため
ACD/Structure Elucidator Suiteへ対象のデータを取り込む追加の作業は必要有りません。分子式は直接入力
またはMSデータから特定できます。Molecular Connectivity Diagram(MCD)はNMRデータから得られた
相関情報と分子式から作成されます。データはさらにグラフィカルに、または表を介して考察または補正する
ことができます。
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すでに決定され、公表されている多数の構造情報が提供されているので、困難な新規化合物の構造推定作業に
入る前に、これらの利用可能なナレッジを検索することをお勧めします。Structure Elucidator Suite は
ACD/Labs、PubMed、ChemSpiderの検索ができます。この検索情報は新規化合物の構造推定に役立ちます。
標準的でないデータや、相関がみつからないケースでは、与えられたデータセットを構造推定の為に適切な情
報へと整形するプロセスは複雑になる可能性があります。Structure Elucidator Suiteはこのプロセスをイン
テリジェントに支援し、迅速にデータセットの準備が行えます。
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全ての考えられる構造式を生成した後、比較、判断を容易にするために、ランク付けが行われます。新たなナ
レッジとして、化学スペクトルデータベースへの追加や詳細レポートの作成など作業を自動化できます。