88 solution mnle-spec.jp/manual/zero88/88_solution_qsg.pdf取明書 2014年01作成 product manual...
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取扱説明書2014 年 01 月作成
Product Manual
IDEコーポレーション有限会社
SOLUTION
製品の特徴
この度はZERO88製ライティングコンソール「SOLUTION」 をお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。本製品の性能を十分に発揮させ、末永くお使い頂くために、ご使用になる前にこの取扱説明書を必ずお読み頂き、大切に保管して
下さい。
「SOLUTION/ ソリューション」は高性能な ZerOS オペレーティングソフトウェアーを搭載した高性能かつ堅牢なライティングコンソールです。最大248台のフィクスチャーコントロールを可能にし、DMX 出力は4 ユニバース(2048CH) を搭載。ZerOS は強力なエフェクトシステムを備えており、シンプルなチェースからレインボー、フライイン、ファン、カラー、ビーム、ポジション等々ほぼ無限のエフェクトパレットを作成することが可能です。LCD 搭載のマルチファンクションキーは視認性/ 操作性抜群です。 キュースタック、サブマスター、ライブコントロールと非常にシンプルにLED ライト
からムービングライトまで柔軟に制御が可能です。フロッグ1/2 よりショーファイルのインポートに対応外部接続したタッチパネルによる操作が可能、iOS やAndroid 等のリモート端末により操作も可能です。オプションハードウェアの追加でSMPTE/MIDI/ChilliNet/
リモートスイッチに対応します。最大248 台のフィクスチャーをコントロールを可能にし、4ユニバース(2048CH)のアイソレートされた物理DMX アウトを装備、Art-Net とsACN のアウトにも対応します。
Product Manual6
ZERO88 SOLUTION
2. イントロダクション
2-2. ソリューション卓の構成要素
コントロールチャンネルSolution と Solution XL は 248ch または 296ch のコントロールチャンネルを備えています。ディマーやフィクスチャーにパッチすることができます。
ディマーSolution は 48 フェーダーを備えツープリセットモードで 24ディマーまたは、ワイドモードで 48 ディマーをコントロールします。SolutionXL は 96 フェーダーを備えツープリセットモードで48 ディマーまたは、ワイドモードで 96 ディマーをコントロールします。
2-1. このマニュアルについて
このマニュアルは The Solution/Solution XL の操作方法を記述しています。チャプターコンテンツは機能とコントロールの概要についてです。クイックスタートガイドは使い始めるにあたって大まかな説明をまとめた内容になっています、詳しい説明は各章をご覧ください。The Solution/Solution XL には 248 又は 296 のコントロールチャンネルがあります。これらでディマーやフィクスチャにパッチできます。
フィクスチャーSolution と Solution XL 卓は 200 以上の灯体をコントロールできます。フィクスチャーは一般的なランプ又はカラースクローラー、ムービングミラー、ムービングヘッドなど DMX 信号で様々なアイテムを制御することができます。ムービングヘッド、ムービングミラー、LED とビデオシステムを DMX から制御します。フィクスチャーライブラリでは、フィクスチャーのパラメーターのチャンネルコントロールを伝えます。フィクスチャーはユーザーの定義するネームとナンバーを与える事ができ、パッチされた DMX 出力チャンネルを簡単に見ることができるようになります。サブマスター・パレット・マクロ・メモリーを追加するなどのフィクスチャーパラメーターはプログラムウィンドウから操作できます。ディマーは本質的に 1 チャンネルフィクスチャーとその先のディマーは必要に応じてパッチすることができます。
Product Manual 7
ZERO88 SOLUTION
メモリーこの卓はメモリースタック ( プレイバック X) でメモリーの記録ができます。各メモリーはナンバー・ネーム・トリガー・オートキュー・フェードとディレータイムを持っています。メモリーは主にシーンとチェースで使用します。
・シーン – ディマーとフィクスチャーのパラメーターを記録します。
・チェース – ステップ番号、各ディマーとフィクスチャーパラメータ、及びプレイバックを走らせる様式を決定するモディファイア ( 変更子 ) が含まれます。
サブマスターサブマスターはシーン又はチェースステップを直接プログラムできます。
・Solution では 10 サブマスター x20 ページ・Solution XL では 30 サブマスター x20 ページ
グループ400 のユーザー定義グループを作成できます。セットアップエリアで各灯体ごとに自動的にグループ化します。
パレット400 のユーザープログラムパレットを各アトリビュート ( カラー・ビームシェープ・ポジション ) 用に作成できます。また、ベーシックカラー、ゴボ、ポジションに基いてオートパレットをジェネレートすることができます。
エフェクト400 のユーザープログラムエフェクトを作成できます。また、複数の属性・インテンシティ・カラー・ビームシェープ・ムーブを含むカスタムエフェクトを作成することができます。
マクロ400 のユーザープログラムマクロを作成できます。
オペレーションモード3 つの独立したオペレートモードがあります。用途やスキルに応じて選択することができます。
ファンクションのロック誤用を防ぐためのロック機能を持っています。ロックされた場合、卓を操作するこができなくなります。
オーディオ入力チェーストリガーに使用するための一つのオーディオ入力を備えています。
SMPTE/MIDI/CANSMPTE/MIDI/CAN 接続をオプションによりアップグレードすることができます。ChilliNet 経由または、SMPTE 又は MIDI タイムコードをトリガーにをメモリートリガーに使用するためのものです。( 別途オプションカードが必要です )
リモートオプションによりリモートコントロールインターフェースを接続することができます。
イーサネットArt-Net のためのイーサネットポートを備えています。Art-Net出力を追加し、スマートフォンやタブレット PC からのリモートがきます。
USB ポート4 つの USB ポートを備えています。ソフトウェアのアップグレードやショウデータの保存及びロードに使用します。また、この USB ポートはキーボード・マウス・USB タッチスクリーン・メモリースティック・CDRW ドライブ・フロッピードライブ・デスクライトなどをサポートしています。
マウスと外部キーボードUSB マウスと PC 用キーボード・テンキーなどを接続することでより快適に使用することができます。
ビデオ出力XGA 外部モニター出力を備えています。Solution シリーズを操作するにあたっては強くお勧めいたします。
DMX 出力データは DMX チャンネル 1-512 が 4 つのユニバースより出力されます。4 ユニバースの DMX 出力ソケットはリアパネルに搭載されています。ユニバース 1-4 はイーサネットを介してArt-Net や sACN などからも出力されます。
2. イントロダクション
Product Manual8
ZERO88 SOLUTION
3. 各部の名称
PAGE A MASTER OVER RIDE SET UP
NAME TIME LOAD CLEAR UPDATE
PRESET CONTROL
AMASTER
BMASTER
GRANDMASTER
● ◯ A FADER, B STORED◯ ● B FADER, A STORED
BLACK OUT
COLOUR
PAGE A
USB
PAGE B
HOME
SPECIAL
MACRO
GROUPS
FIXTURES
BEAM SHAPE
POSITION SHIFT
EFFECT
RECORD
COPY
INSERT
DELETE
ENTER
MEMORIES
SUB MASTERS
OUTPUTS
PGM/WIN
PAUSE
STEPSTEP
SUBMASTERS
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プリセットフェーダー
サブマスターフェーダー コントロールホイール
ペ ー ジ コ ン ト ロ ー ル とディスプレイ
ホイール LCD
マスターフェーダー MFKマルチファンクションキーチャンネルフラッシュボタン
サブマスターフラッシュボタン
プレイバック X コントロール メイン LCD
VGA 出力
オーディオ入力
DMX 入力
USB ポート
イーサネットポート
電源入力
主電源スイッチDMX 出力
Product Manual 9
ZERO88 SOLUTION
3-1. 各部の名称
●プリセットフェーダー
「SOLUTION」には、48 のプリセットフェーダーと、それぞれにボタンがあります。24 チャンネル× 2 段の「2 プリセットモード」、あるいは 48 チャンネルを使用した「ワイドモード」として使用します。
「SOLUTION XL」には 96 のプリセットフェーダーと、それぞれにボタン。48 チャンネル× 2 段の「2 プリセットモード」、あるいは 96 チャンネルを使用した「ワイドモード」として使用できます。
●チャンネルフラッシュボタンコンソールの各プリセットフェーダーにはそれぞれ「フラッシュボタン」が付いています。瞬間的なフラッシュの他、ソロでの調光の選択、あるいは割り当てられたフィクスチャーの選択などにも使用されます。※ FLASH MODE の機能に関しましては、MFK の 1 ページにある「FLASH MODE FLASH」を参照して下さい。
● AB マスターフェーダーTwo Preset Operation -
「プリセット A フェーダー」の最大アウトプットレベルを、「マスター A フェーダー」で操作します。「プリセット B フェーダー」の最大アウトプットレベルは、「マスター B フェーダー」で操作します。A フェーダーは上に上げて 100% 出力、B フェーダーは下に下げて 100% 出力、A/B 反転しています。
Wide Operation / ワイドオペレーション
「マスター A」及び「マスター B」のフェーダーは、「PRESET CONTROL」の設定に応じたフェーダーの最大アウトプットレベルの調整に使用します。
●プリセットコントロールPRESET CONTROL ボタンは「ワイドモード」でのみ適用可能です。それぞれのプリセットフェーダーの調光を「マスター A」あるいは「マスター B」に振り分けます。各プリセットフェーダー下のフラッシュボタンの LED インジケーターで状態を確認できます。ボタンを押す毎に、「マスター A」と「マスター B」の振り分け設定が切り替わります。
●グランドマスターフェーダープログラム・ウィンドウ、PLAYBACK X およびサブマスターに関連する、アウトプットレベルを制限します。グランドマスター・レベルはモニター画面に表示されます。
●ブラックアウト すべてのディマーチャンネルのアウトプットレベルを 0 にします。BLACKOUT が有効になってる場合は、BLACKOUT キーの赤色 LED が点滅します。
PAGE A MASTER OVER RIDE SET UP
NAME TIME LOAD CLEAR UPDATE
PRESET CONTROL
AMASTER
BMASTER
GRANDMASTER
● ◯ A FADER, B STORED◯ ● B FADER, A STORED
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SPECIAL
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MEMORIES
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4
3
2
1
0
プリセットフェーダー
プリセットコントロール
A マスター /B マスター
グランドマスターフェーダー
ブラックアウト
チャンネルフラッシュボタン
3. 各部の名称
Product Manual10
ZERO88 SOLUTION
●ページコントロールとマルチファンクションキー
このフロントパネルのセクションでは、7 セグメントディスプレイとボタンが配置され、ページのコントロールを行います。FIXTURE、GROUP、COLOR、BEAMSHAPE、POSITION、EFFECTS、MACRO、SPECIAL のセットアップモードキーの他、20 のマルチ・ファンクション・キー (MFKs) があります。
●プリセットコントロールとディスプレイ現在のページ (1-10) はデュアル 7 セグメントディスプレイに表示されます。PAGE UP および PAGE DOWN キーは必要なページを選択するために使用されます。PAGE UP および PAGE DOWN キーを押し、ページ 1 を選択します。各モード ( フィクスチャー、グループ、カラーなど ) には、固有のページが存在します。
●モードキーモ ー ド キ ー (FIXTURE、GROUP、COLOR、BEAMSHAPE、POSITION,EFFECTS、MACRO、SPECIAL) は、20 の マ ル チ フ ァンクション・キー (MFK) から呼び出します。各モードキーを選択すると LED インジケーターが「点灯」します。ジョグホイールで操作中のモードキーの LED インジケーターは「点滅」します。同時に他のファンクションキーを選択する事も可能。
●モードキーのファンクション
FIXTURE – フィクスチャーセクションへ移動GROUP – グループセクションへ移動COLOUR – カラーパレットへ移動BEAMSHAPE – ビームシェイプのパレットへ移動POSITION – ポジションパレットへ移動EFFECTS – エフェクトパレットのセクションへ移動MACRO – マクロのセクションへ移動SPECIAL – スペシャル・ファンクションキーを表示● Multi Function Keys/ MFKs マルチファンクションキー
マルチ・ファンクションキーは、LCD ディスプレイを備えた 5個× 4 列のボタンで構成されています。LCD ディスプレイは明るさとコントラストの調整が可能。
●マルチファンクションキーの LCDMFK の上の LCD ディスプレイには、3 行でデータが表示されます。例 1:(MFK がカラーパレットに割り当てられる場合 ) 1 行目にはパレットナンバーが表示。2 行目にはパレットの名称が表示されます。3 行目は必要に応じたデータが表示されます。
例 2 :MFK がフィクスチャー(灯体)に割り当てられている場合1 行目には灯体番号2 行目と 3 行目には灯体の名称が表示されます。
(例 MAC300 : MODE4)
PAGE A MASTER OVER RIDE SET UP
NAME TIME LOAD CLEAR UPDATE
PRESET CONTROL
AMASTER
BMASTER
GRANDMASTER
● ◯ A FADER, B STORED◯ ● B FADER, A STORED
BLACK OUT
COLOUR
PAGE A
USB
PAGE B
HOME
SPECIAL
MACRO
GROUPS
FIXTURES
BEAM SHAPE
POSITION SHIFT
EFFECT
RECORD
COPY
INSERT
DELETE
ENTER
MEMORIES
SUB MASTERS
OUTPUTS
PGM/WIN
PAUSE
STEPSTEP
SUBMASTERS
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PRESET A
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GO
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4
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7
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4
3
2
1
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6
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4
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2
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0
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4
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0
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6
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0
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10
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6
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6
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4
3
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NAME TIME LOAD CLEAR UPDATE
PRESET CONTROL
AMASTER
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GRANDMASTER
● ◯ A FADER, B STORED◯ ● B FADER, A STORED
BLACK OUT
COLOUR
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USB
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HOME
SPECIAL
MACRO
GROUPS
FIXTURES
BEAM SHAPE
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ENTER
MEMORIES
SUB MASTERS
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1
0
マルチファンクションキーMulti Function Key /MFK
モードキー
ページコントロール
7 セグメントディスプレイ
Product Manual 11
ZERO88 SOLUTION
●サブマスターフェーダー
サブマスターフェーダーは、シーンやチェイスのディマーチャンネルとトリガーのアウトプットとして使用します。トリガー(ボタン)は LTP(Latest Takes Precedence)仕様。
●サブマスターフラッシュボタンサブマスター・フラッシュボタンは各サブマスターフェーダーの下に配置されていま。サブマスターフェーダーに割り当てられたプログラムを瞬間再生させる他、ソロ再生などの用途にも使用します。それらのボタンのアクションは、サブマスター・セットアップウィンドウ (SETUP → SUBMASTERS を押すことによりアクセス可能 ) によってユーザー毎に定義可能です。サブマスター・フラッシュボタンはサブマスター・セットアップウィンドウの設定においても、フェーダーの選択に使用します。
●サブマスターページコントロールとディスプレイ現在の Submaster ページ (1-20) は 7 セグメントディスプレイ上に表示されます。PAGE UP および PAGE DOWN キーは必要なサブマスター・ページを選択するために使用されます。PAGE UP および PAGE DOWN キーと一緒に、サブマスター・ページ 1 を押します。
●サブマスターステップボタンサブマスター STEP ボタンは、サブマスター上のチェイス手動再生の場合、シーンステップボタンとして機能します。
●プレイバック X( メモリー ) マスターフェーダー
PLAYBACK X のメモリーを使用したアウトプットレベルは、マスターフェーダーでのコントロールが可能。この場合のフェーダーは、ディマーチャンネルのみ (適用可能な場合)に反映されます。カラー、ビームシェイプおよびポジション、灯体チャンネルはマスターフェーダーの影響を受けません。
●ゴーボタンGO ボタンは、アウトプットされている現在のメモリーと、次のメモリーとの間のクロスフェードをスタートさせる為に使用します。
●ポーズボタンPAUSE ボタンは現在と次のメモリー間のクロスフェードを停止するために使用され、押すとボタンが赤く点灯します。再度 GO ボタンを押す事で、クロスフェードを再開します。
●オーバーライドコントロールOVERRIDE コントロールは、現在と次のメモリー間のクロスフェードをスローダウン / スピードアップさせるために使用されます。モニター画面上で表示される中央のニュートラル・ポジションを基準にコントロールします。
●ステップボタンSTEP ボタンは、PLAYBACK X 上で現在アウトプットされているチェイスプログラムのメモリーを、手動でステップさせるために使用されます。
PAGE A MASTER OVER RIDE SET UP
NAME TIME LOAD CLEAR UPDATE
PRESET CONTROL
AMASTER
BMASTER
GRANDMASTER
● ◯ A FADER, B STORED◯ ● B FADER, A STORED
BLACK OUT
COLOUR
PAGE A
USB
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HOME
SPECIAL
MACRO
GROUPS
FIXTURES
BEAM SHAPE
POSITION SHIFT
EFFECT
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COPY
INSERT
DELETE
ENTER
MEMORIES
SUB MASTERS
OUTPUTS
PGM/WIN
PAUSE
STEPSTEP
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 2425 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
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3
2
1
0
サブマスターフェーダー ページコントロール
サブマスターステップ
プレイバック X
オーバーライド
ゴーボタン
ステップボタン
ポーズボタン
サブマスターフラッシュ
3. 各部の名称
Product Manual12
ZERO88 SOLUTION
プラスとマイナス
選択している内容の数値を、プラス(加算)するか、マイナス(減算)するために使用します。
NAME - メモリー、サブマスター、パレットなどの名称の設定時に使用します。
TIME - メモリーおよびサブマスター画面上の様々なフェード・フィールドに移動するためのショートカットキーです。また、フェード時間など様々な機能設定を行なう為に、他のキーと組み合わせて使用します。
LOAD - 編集用のプログラムウィンドウへ、メモリー / サブマスター /パレットのようなシーンプログラムのロードのために使用します。
●メイン LCD
メインの LCD ディスプレイは、コンソールの前面パネルに配置されています。このディスプレイに表示された内容、レイアウト、オペレーションおよびその他の情報は、コンソールに対して現在実行されているオペレーションに依存します。セットアップ時においては、現在セットアップ・メニューのどこにいるかを示すガイドとして働き、何を行うべきかについての指示が表示されます。メモリー、あるいはサブマスターが選択されている場合、メインの LCD はポータルウィンドウとして働きます。他のウィンドウにて(プログラムウィンドウ、アウトプット、グループなど)が選択されている場合、メイン LCD ディスプレーには、以下のようにコンソールのソフトウェア・バージョンおよび情報が表示されます。
キーとコントロール
SETUP
セットアップ・モードへ移動し、メイン LCD ディスプレーおよびモニターにセットアップ画面を表示するために使用されます。セットアップ・モードから出る際にも使用します。
MEMORIES - メイン LCD ディスプレー、及びモニターにメモリー画面を表示するために使用します。
SUBMASTERS - メイン LCD ディスプレー、及びモニターにサブマスター画面を表示するために使用します。
OUTPUTS - モニター上に DMX アウトプット情報を表示させます。
PGM WIN - モニターにプログラム・ウィンドウを表示するために使用します。
カーソル・キー (UP、DOWN LEFT、RIGHT) メイン LCD ディスプレー、またはモニター画面上のフィールドの設定時に使用します。これらのボタンは、( 適合する ) 外部キーボードの 4 つのカーソル・キーとも同じをします。
PAGE A MASTER OVER RIDE SET UP
NAME TIME LOAD CLEAR UPDATE
PRESET CONTROL
AMASTER
BMASTER
GRANDMASTER
● ◯ A FADER, B STORED◯ ● B FADER, A STORED
BLACK OUT
COLOUR
PAGE A
USB
PAGE B
HOME
SPECIAL
MACRO
GROUPS
FIXTURES
BEAM SHAPE
POSITION SHIFT
EFFECT
RECORD
COPY
INSERT
DELETE
ENTER
MEMORIES
SUB MASTERS
OUTPUTS
PGM/WIN
PAUSE
STEPSTEP
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PRESET A
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Product Manual 13
ZERO88 SOLUTION
CLEAR -
プログラム・ウィンドウをクリアする際に使用します。プログラムウインドウで変更が行われると、すぐに CLEAR キーLED がディマーまたはフィクスチャー(灯体)のパラメータの値が変わったことを表すために点灯します。CLEAR キーを押すと、フィクスチャー(灯体)の選択を除いて、プログラムウインドウで作成されたプログラムが消去(取り消し)されます。2 回 CLEAR キーを押すと、プログラム・ウィンドウ中のフィクスチャー(灯体)の選択もクリア消去されます。
UPDATE - ロードしたシーンプログラムあるいはプログラムウィンドウで修正済のアイテムを、更新する際に使用します。
RECORD -メモリーおよびサブマスターのプログラムの際に使用します。
COPY -メモリー、サブマスター、グループ、パレットなどアイテムをコピーするために使用します。サブマスター上にメモリーを転送する際にも使用。
INSERT -チェイスステップの追加 / 挿入、ディマーのパッチされた灯体の追加などをメモリーの合間に挿入する際に使用します。
DELETE - アイテム ( メモリ、サブマスター、グループ、パレットなど )を削除する際に使用します。
ENTER -
メイン LCD ディスプレー上のソフトボタン(モニターではポップアップウィンドウ)。アクションを決定する際や、コマンドの選択決定に使用します。
HOME -すべてのパラメーターをスピーディーにホームの位置にセッティングするために使用します。
SHIFT - 前面パネルの様々なボタンと共に使用されます。
(SHIFT を押しながら、カラーキーを押すとモニターにカラーパレットが表示される) など。
ホイール LCD とコントロールホイール
Wheel LCDWheel LCD は、3 つのホイールによるパラメータの変化を表示させます。例:フィクスチャーのパラメータを示す場合Wheel LCD には「%」「DMX」あるいは固有のパラメーター名
(Colour1 など)で数値が表示されます。
タグ・ステータスは反転色で表示 -白い背景はタグを付けられたパラメーターを示します。また、青い背景はタグを付けられていないパラメーターを示します。
Control Wheels 3 つのコントロールホイールはフィクスチャーパラメータのレベル、および他のデータのセットアップなどに使用します。その際、Wheel LCD には 3 つのホイールによるパラメータの変化と、名称が表示されます。
Wheel Editing Modes 複数のホイールで、複数のフィクスチャー(灯体)を同時に編集する場合に使用します。ノーマルホイール・モードとは異なり、シフテッドホイール・モードの場合は、SHIFT キーを押している場合にのみパラメーターの変更が可能。
PAGE A MASTER OVER RIDE SET UP
NAME TIME LOAD CLEAR UPDATE
PRESET CONTROL
AMASTER
BMASTER
GRANDMASTER
● ◯ A FADER, B STORED◯ ● B FADER, A STORED
BLACK OUT
COLOUR
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HOME
SPECIAL
MACRO
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PGM/WIN
PAUSE
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ホームキー
シフトキー コントロールホイール
3. 各部の名称
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4. クイックスタートガイドsolution のクイックスタートガイドにようこそ。この章は初めて使用された際に必要な情報が含まれています。他の章とも関連しておりますので、合わせて御覧ください。
4-1. はじめよう本体の電源を入れる前にキーボード・モニター・マウス・DMX ケーブルなどの周辺機器を接続して下さい。これらの接続正しく行わない場合ソフト及びハード面での故障の原因となる恐れがあります。全ての周辺機器を接続したらリアパネルのスイッチを ON にしてください。もし電源を入れても何の動作もない場合はスイッチが ON になっていないか電源コネクターはしっかり接続されているか確認して下さい。起動しますとディスプレイにソフトウェアが表示されます。
4-2. オペレートモードの選択
Solution には 3 つの操作モードがあります、これらのモードは技術の有無に影響なくオペレーターが最大の性能を発揮できるように設計されています。最初に電源を入れるとオペレートモードを選択するように求めるメッセージが表示されます。クイックスタートガイドでは Non Tracking モードを選択した場合の説明をさせて頂きます。このモードは卓から出力された全ての信号はそれぞれの CUE に記録されますが、1 つのキューを変更した場合を除き他のキューに影響を与えません。ある程度 Solution に関しての知識を得たら別のモードもお試し下さい。
4-3. ディマーコントロール
デフォルトでは Universe1 の 1ch-48ch のコントロールフェーダー、プリセットフェーダーとして設定されています。デフォルトの設定状態にあることを仮定して話しを進めさせて頂きます。グランド・マスターが 100% の位置に合わせ、A とB のマスターフェーダーもまた TOP になるように合わせます。プリセットコントロールボタンの LED は A Fader・B Stored で点灯しているはずです。プログラムウィンドウでも確認できます。A フェーダーを下げることで全体のプリセットフェーダーの出力を下げることが出来ます。
4-4. プログラミング
シ ー ン は MEMORY ま た は SUBMASTER に 記 録 で き ま す。MEMORY は演劇などの劇場向けに、SUBMASTER はライブイベントや急なシーンの変更を求められるショウなどにお勧めです。
Product Manual 15
ZERO88 SOLUTION
4-5. メモリー
メモリーの記録MEMORIES KEY を押してモニター上に MEMORIES ウィンドウを表示します。MEMORY1 はディスプレイ上に強調して表示されます。原則としてすべての変更は次のメモリーを強調して表示します。黄色の BAR はモニター、緑の BAR は現在選択しているメモリーを示します。誤ってメモリーしたいプログラムの番号と異なる番号を選んだ場合は +- キーまたはマルチファンクションキーを使用して訂正します。メモリーの記録には RECORD キーを使用します。次のメモリーは自動的に表示されます。それに続くメモリーは同じ方向を用いて設定できます。
フェードとディレイタイムの調整デフォルトではメモリーはディマーの場合は三秒でフェードし、ムービングの属性 ( カラーホイール・ゴボホイール ) は 0秒でフェードします。これらは MEMORIES ウィンドウ内の関連した列に表示されています。カラー・ビームシェープ・ポジションタイムが一度に表示されているのでご注意ください。これらのタイムを表示する場合は関連するキーを押してディスプレイの表示を変更して下さい。フェードやディレイ・タイムの調整はメモリーウィンドウ内のカーソルを動かすかコントロールホイールを使用するかメモリーウィンドウ内で ENTER キーを押してマルチファンクションキー (MFK) を使用して変更し最後にエンターキーを押し終了します。全ての詳細はユーザーズマニュアルの MEMORIES の章をご参照ください。
メモリーの編集メモリーの変更はプログラムをロードして変更できます。これを行うには MEMORIES を押しメモリーウィンドウを表示し変更したいメモリー ( シーン ) で LOAD キーを押すとロードウィンドウがモニターに表示されます。OK ボタンを選択しプログラムウィンドウ内のメモリーを呼び出します。選択されたメモリーが出力されます。プリセットフェーダーとフィクスチャーコントロールを使用しメモリー変更し UPDATE キーを押して下さい。UPDATE オプションウィンドウが表示され OK を押してメモリー ( シーン ) の上書きは終了です。
メモリーの名前を付ける覚えやすいように、また思い出しやすいように各メモリーに名前をつけることが出来ます。名前をつけるにはメモリーウィンドウ上で Memories キーを押し名前をつけたいプログラムを選択し NAME キーを押すと NAME ウィンドウがモニター上に表示されます。MFK( マルチファンクションキー ) を使い名前を入力し OK ボタンで操作は終了です。(USB キーボードなどを利用されると便利です )
プレイバックメモリースタックしたプログラムをプレイバックする前に CLEAR ボタンを押してプログラムウィンドウをクリアしてください。メモリーしていないコマンドやフィクスチャーを削除することでデフォルトのメモリーをプレイバックに反映させます。メモリーウィンドウを確認しながらフロントパネル上の Playback コントロールでスタックしたメモリーを再生することができます。
ショウのスタートPLAYBACK X MASTER と GRAND MASTER フェーダーをフルに選択して下さい。BLACK OUT が ON になっていない状態を確認し、OVERRIDE コントロールがセンターポジションになっていることチェックしてください。GO ボタンを使って矢印キーで開始するメモリーを選択します。メモリーを呼び出します。メモリーはプログラムされたフェードとディレイタイムで動作します。
選択したキューを走らせた後 ( 黄色で強調 ) 自動的に次のメモリーに移動します。次のメモリーと異なるメモリーを選択したい場合は UP、DOWN キーで任意のメモリーを選択します。選択したメモリーは黄色の BAR で強調されます。( プラス / マイナスキーでは移動出来ません。)
GO ボタンでメモリーをトリガーした時、カラー、ビームシェープ、ポジションのフェードはプログラムした内容に添って動作します。もし調整が必要な場合はフロントパネル上のOVERDRIVE と PAUSE ボタンをコントロールすることによって制御することが出来ます。一時的に停止したフェードの再開はGO ボタンで再開します。
4. クイックスタートガイド
Product Manual16
ZERO88 SOLUTION
4-6. サブマスター
サブマスターの記録SUBMASTER キーを押し SUBMASTER ウィンドウを表示します。SUBMASTER 下の FLASH ボタンからメモリーしたい番号を選びます。利用可能な SUBMASTER は 20 ページあります。SUBMASTER をストアするには RECORD キーを押して下さい。SUBMASTER 上にストアされたシーンは SUBMASTER LCD 上に反映されます。
フェードタイムの調整フェードタイム・カラー・ビームシェープやポジションはサブマスターウィンドウで調整できます。フェードタイムはサブマスターウィンドウ内の調整したい箇所にカーソルを合わせコントロールホイールをもしくは MFK ないしキーボードを用いて調整出来ます。詳細は SUBMASTER の章をご参照ください。
サブマスターの編集サブマスターを簡単に編集する方法は UP DATE FUNCTION を使用します。メモリーの編集と同様編集したいサブマスターをLOAD します。プリセットフェーダーやフィクスチャーコントロールを使用することで編集します。最後に UPDATE を押し編集は終了します。
サブマスターに名前を付けるモニター上のサブマスターのデータに名前をつけます。サブマスター KEY を押しサブマスターウィンドウを開きます。名前を編集したいデータを選び NAME キーを押すとモニター上にNAME ウィンドウが表示されます。MFK を使って名前を入力し OK を選択して終了です。入力した名前はモニターのサブマスターとフェーダーに表示されます。
サブマスターのプレイバックサブマスターをプレイバックする前にクリアボタンでプログラムウィンドウをクリアしてください。これはプログラムしていないデータがサブマスターの出力に影響を与えないようにするためです。サブマスターフェーダーを上げるとプログラムされたデータは出力されます。特性としてサブマスターは 5% のトリガーで新しいデータをクロスフェードします。ディマーとしては、サブマスターフェーダーインテンシティのコントロールを提供します。
サブマスター上にページを重ねる同じ物理フェーダーでコントロール出来ない異なるページのさまざまなサブマスターのチェースシーンデータを同じタイミングで出力することができます。いくつかのサブマスターフェーダーを実行中にページを切り替えても実行中のフェーダー及びボタンはそのコントロールした状態を保持します。元のページでフェーダーを 0 まで下げるか、フラッシュボタンをリリースするまで新しいシーンやチェイス、メモリーに関連付けられます。
4-7. プログラムウィンドウ
プログラムウィンドウプログラムウィンドウはソリューションシリーズ機能の中核に位置します。メモリーやサブマスターパレットなどの設定を行う際はモニター上にプログラムウィンドウを表示しておくことをおすすめします。モニター上にプログラムウィンドウを表示するには PGM WIN キーを押して下さい。コントロールホイールや他の方法でディマーレベルの調整やフィクスチャーの選択、パラメーターのお調整などの情報はプログラムウィンドウで見ることができます。
プログラムウィンドウ上に表示されたディマーやフィクスチャーデータはメモリーやサブマスター、パレットに記録することが出来ます。プログラムウィンドウ上では選択しているディマーチャンネルは赤いテキスト、選択していないディマーチャンネルは白いテキストで表示されます。現在選択されているフィクスチャーは黄色で強調され、選択されているフィクスチャーのパラメーターはバックが青色、選択されていないフィクスチャーパラメーターはバックが黒で表示されます。
Product Manual 17
ZERO88 SOLUTION
4-8. 卓のセットアップ
これまでのところで Solution シリーズのセットアップについて理解を深めて頂きました。セットアップは現在の SHOW をクリアにしたり新しい SHOW をロードしたりムービングを加えたり全ての主な機能で使用されています。セットアップウィンドウには SET UP キーを押しモニター上にセットアップウィンドウを表示します。パッチされたデータが表示されます。
セットアップではデフォルトのフェードタイムやアウトプットのセッティング、パッチなど中核の設定を行います。そういうものであることから本番中などは通常画面として使用するということはありません。しかしながらショーのセーブやロード、ソフトウェアのアップデートのときにも使用されるため内容をよく熟知して頂く必要があります。
パッチフィクスチャーの追加Solution ではムービングライトのパッチが出来ますが、お使い頂いているフィクスチャーのデータを Solution は自動的に認識しません。MFK やポップアップウィンドウを使用してフィクスチャーのフィクスチャーデータを呼び出します。ムービングライト等を使用する前に予めフィクスチャーライブラリの情報が必要です。
・フィクスチャーのメーカー・モデルナンバーフィクスチャー自体に明記されています。
・ムービングライトのオペレートモードフィクスチャー自体と Solution の設定が必要です。詳しくはマニュアルをご参照ください。
・フィクスチャーが持っている DMX チャンネルフィクスチャーによって様々で物によっては 30ch 以上使用することもあります。設定前にご確認ください。これらの情報を準備してセットアップに取り掛かりましょう。
フィクスチャーの選択( メーカー・フィクスチャータイプ・モード )MFK の [Add Fixture] を押します。メーカーの最初の文字 ( 今回は MARTIN を例とします )M をマルチファンクションキーで内リスト化された M から始まるメーカーの中から MARTIN を選び出します。選択したメーカーのフィクスチャーリストがモニターに表示されますので、マルチファンクションキーで任意のフィクスチャーを選択して下さい。( 例として MAC301 を選択します )リストから MAX301 を選択し、フィクスチャータイプのデータが表示されますので使用したいデータを MFK で選択してください。
4. クイックスタートガイド
Product Manual18
ZERO88 SOLUTION
DMX スタートアドレスの設定フィクスチャーを選択した後は DMX アドレスの設定をすることが出来ます。ユニバースを選択した後モニター上のポップアップウィンドウから直接又はマルチファンクションキーを使用してスタートアドレスを設定します。次に使用するアドレスをパッチするためには MFK [Next Address] 又は、ウィンドウ上のソフトボタンを使用します。最後に ENTER キーを押して終了です。
マルチファンクションキー (MFK) にフィクスチャータイプを割り当てる必要なフィクスチャーと DMX アドレスを選択しました。これからのフィクスチャーがどこにあってほしいか卓に伝えます。必要とするフィクスチャーの MFK を押します。LCD 上に選択したフィクスチャーが割り当てられた MFK 及び DMX アドレスが表示されます。10 ページ x20 フィクスチャーがリユ可能です。必要とするフィクスチャー選択キーにフィクスチャータイプを返した場合、パッチオプションに戻るために ENTER キーを押して下さい。※チャンネルフラッシュボタンでも代用できます。注意 フィクスチャータイプZero88 のフィクスチャーはメモリースティックからロードすることができます。もし卓の内部データに使用するフィクスチャーがなかった場合は外部からインポートしてください。詳細はマニュアルの SET UP の章をご参照ください。
オートメニューSolution シリーズはアサインしている異なったフィクスチャーのベースとなるオートグループ、パレット、マクロを作成することができます。これらを作成するには MFK を押し、[Auto Menu][Create Group][Create Auto Pallets][Create Auto Macro]のいずれかを選択して下さい。詳細はマニュアルの SET UP の章をご覧ください。
セットアップ機能は必要条件に合わせてカスタマイズするか適するように構成されます。セットアップは多くの区分に分割されますそれは MFK またはモニター上のボタンを押すことにより変更できます。卓のセットアップオプションの概要は後に記述しています。詳細はユーザーマニュアルをご参照ください。
DESK セットアップ・Displays/ ディスプレイメイン LCD、増設した LCD の明るさやコントラストの調整、タッチスクリーンモニターのキャリブレーション、スクリーンのタイムアウト
・Peripheral/ 周辺機器パン・チルトをコントロールするマウスやトラックボールの許可やコントロールホイールの感度調整
・Inputs/ 入力音の同期や MIDI タイムコードのセットアップ、MIDI ノート、リモートスイッチの形成
・Outputs/ 出力卓のアウトプットユニバースの設定
・Behaviour/ ビヘイビア ( 作用 )確認、上書き、リカバリー、プリセットのミックス、パラメーターの保持、セパレートオプション
・Memory Defaults/ メモリーデフォルトインテンシティ、カラー、ビームシェープ、ポジションにおいてのデフォルトのディレイ、フェードタイムの設定
・Submaster Defaults/ サブマスターデフォルトフラッシュボタンにおいてのデフォルトの設定、トリガーレベルとフェートタイム属性の設定
・Set Date/ 日付日付を設定します
・Set Time/ 時間時間を設定します
ショウの保存Solution シリーズはショウデータを通常内部のメモリーにセーブします。外部でのショーデータのバックアップは USB メモリを使用します。卓の USB ポートにメモリスティックを接続します。MFK[File] 又はセットアップウィンドウの [File] ボタンを選択し押して下さい。MFK[SAVE Show] 又はモニター上の [SAVE Show] ボタンを選択するとモニター上にセーブするショーデータが表示されます。目的のデバイスを MFK を押して選択します。もしデバイスが確認できない場合は、REFRESHボタンを押して下さい。マルチファンクションキーを使用することによってショーファイルの名前を入力することができます。そこではモニター上に表示されたキーボードまたは USB で接続しているキーボードから入力することができます。名前の入力を終えたら ENTERを押し MFK[OK] を押してショーをセーブしてください。
Product Manual 19
ZERO88 SOLUTION
ショーのロードショーをロードするためには卓の USB ポートに気メモリースティックを接続します。SET UP → MFK[File] から [Load Show]を押すとロードショーファイルウィンドウがモニター上に表示されます。マルチファンクションキーを使用して SOURCE DEVICE でロードする場所を選択して下さい。ロードするデバイスを選択するとウィンドウ上にショーファイルのリストが表示されます。必要とするショーファイルをリストから選び OKボタンを押すことでショーファイルはロードされます。
注意:ショーファイルをロードする場合は既存のショーデータはクリアされます。別のショーファイルをロードする前に現状のショーファイルのバックアップをお勧めします。
クリアオプションこのセットアップファンクションでは作成したショーファイル(Memories、Submaster、Group、Pallets 等 ) をクリアすることができます。ここではショーを完全に削除したり DMX パッチを元に戻したり、工場出荷時の状態にすることができます。
セットアップを終了するセットアップの変更を終えたら、SET UP キーを押してセットアップセクションから移動してください。
4. クイックスタートガイド
Product Manual20
ZERO88 SOLUTION
カラー、ビームシェープ、ポジションパラメーターの制御選択したフィクスチャーのカラー、ビームシェープ、ポジションのパラメーターはコントロールホイールを使用して操作できます。はじめに操作したいフィクスチャーの選択とカラー、ビームシェープ、ポジションのアトリビュート ( 属性 ) キーを押します。それぞれのフィクスチャーパラメーターはコントロールホイールにアサインされホイール上の LCD ディスプレイにもデータが反映されます。もしフィクスチャーが 3 つ以上アトリビュート ( 属性 ) チャンネルを持っている場合、アトリビュートキーを再び押し、次のパラメーターを選択してください。
パラメーターのタグ付けSolution シリーズのフィクスチャーパラメーターはそれらを記録するためにタグ付けをしなければいけません。それぞれのフィクスチャーパラメーターはホイールの LCD 上に表示されます。そしてプログラムウィンドウ内にバックグラウンドは緑のタグで表示されます。もし初期のパラメーターをコントロールホイールを動かすことでパラメーターレベルが変更された場合、それは自動的にタグ付けされます。手動でタグ付けをするかしないかの設定はクリアキーを抑えながらコントロールホイールでフェーダーを動かすことで設定します。
4-9. フィクスチャーの制御
フィクスチャーのコントロールフィクスチャーを加えることが出来れば今度はそれらをコントロールしてみましょう。
フィクスチャーの選択FIXTURE キーを押して下さい。マルチファンクションキーはフィクスチャーを選択するボタンになります。MFK 上の LEDはどのフィクスチャーがアサインされているか表示します。MFK でフィクスチャーを選択します。選択したフィクスチャーを外すときは再び MFK を押して下さい。又は最初のフィクスチャーの選択ボタンを押しながら、最後のフィクスチャーボタンを選択すると中間のフィクスチャーは全て選択されます。
フィクスチャーのホーミングこれは SET UP の EDIT FIXTURE で定められたパラメーターレベルをホームパラメーターとして設定します。タイプ別に説明するとパン・チルトがそれぞれ 50%、ディマーは 100% といったような形で初期のパラメーターを決めます。HOME キーを押すことで初期パラメーターは選択した全てのフィクスチャーに送られます。そして自動的にタグ付けされます。
フィクスチャーパラメーターのコントロール各フィクスチャーはカラー・ビームシェープ・ポジションなど異なったアトリビュート ( 属性 ) に分類又はグループ化されておりそれぞれ独自のパラメーターを持っています。アトリビュートボタンまたはコントロールホイールを使用しフィクスチャーを選択しますと必要な出力レベルを調整できます。
インテンシティのコントロールフィクスチャーのインテンシティパラメーターはコントロールホイールで調整します。上記で記述されたように、設定したいフィクスチャーを選び POSITION キーを押して下さい。インテンシティパラメーターは 3 詰めのホイールにアサインされます。コントロールホイールを使用しインテンシティレベルを調整します。出力レベルはコントロールホイール上の LCD に表示されます。
ノート出力にインテンシティが無い場合は ?もしインテンシティを調整しても出力レベルに変化が見られない場合は、GRAND MASTER フェーダーがフルの状態になっているか、ブラックアウトボタンが OFF になっているか、シャッターがオープンになっているかを確認してください。
Product Manual 21
ZERO88 SOLUTION
パレットの記録パレットのプログラムはとてもシンプルです。タグ付けされた正確なパラメーターを設定します。MFK でカラー、ビームシェープ、ポジションのいずれかを選択します。パレットをストアするためには、対応しているパレット (MFK) を 2 秒押します。パレットが記録されると MFK のパレット内に LED がつきます。
4-10. パレット
Solution シリーズには 400 パレットが 4 つ備わっています。パレットはカラー、ビームシェープ、ポジションそしてエフェクトが保存されます。例えば最後に選択したアトリビュートが、シアン・マゼンタ・イエローなどのカラーミックスの場合マルチファンクションキーはカラーパレットを表示します。
パレットウィンドウそれぞれパレットを設定するにはパレットウィンドウに設定します。モニター上にパレットウィンドウうを表示するやめにはSHIFT キーを押しながら、カラー、ビームシェープ、ポジション又はエフェクトなど表示したい属性キーを押して下さい。
ノート レコーディングパレット選択したアトリビュートのタグ付けされたフィクスチャーパラメーターのみパレット内に記録されます。
パレットの名前をつけるパレットは LCD 上とパレットウィンドウ無いに名前をつける事ができます。名前をセットするためにはモニター上に適切なパレットウィンドウを表示してください。名前をつけたいプログラムのパレットを選択し NAME キーを押しますとネームウィンドウがモニターに表示されます。MFK 又は外部キーボードを使用しパレットの名前を入力し OKボタンを押せば終了です
パレットの出力必要なパレットを選択します。MFK でカラー、ビームシェープ、ポジションのいずれかのキーを押します。もし必要であればUP DOWN キーでページをめくって必要なパレットを探して下さい。パレットを出力するためにはパレットの MFK を押します。選択された効果が出力されるでしょう。
以上でクイックスタートガイドは終了です。詳しくはマニュアルの各項を参照ください。
4. クイックスタートガイド
Product Manual92
ZERO88 SOLUTION
17. スペック特徴
・ OS:ZerOS (ZerOS 機器のデータを読み込み可 )・ 248 フィクスチャー・ DMX 2048CH 4ユニバース出力・ Art-Net/sACN 対応・ RDM 対応・ 8LCD LCD 搭載マルチファンクションキー *20・ USB ファイルストレージ対応・ 内臓スキャンライブラリ 3100 以上収録・ メモリー:10000・ iOS/Android Windowe PC リモートディスプレイ対応・ オプションにより SMPTE/MIDI/ChilliNet/ リモートスイッチに対応・ 外部タックスクリーンモニターに対応・ フェーダー:プリセット x48, グランドマスター x1, プリマスター x2・ サブマスター:10 フェーダー・10 ページ・コントロールホイール x3 ・ パレット ( カラー / ビーム / ポジション / エフェクト ) 各 400, グループ x400, マクロ x400・ キュースタック , シアトリカル , サブマスタープレイバック ( チェースシーケンス含む )
spec
・ 電源:AC100V 〜 260V 47-63HZ・ プロトコル:DMX512(1990), DMX512-A/ 光学絶縁された DMX 出力 4 ユニバース 2048CH・ 端子:Art-net 入力 RJ45 イーサコンインプット ・ DMX 端子:入力 5pin Male XLR x1 系統 / 出力 5pin Female XLR x4 系統 ・ オーディオ入力:1/4 インチフォンジャック 100 m V 〜 10V・ USB ポート:フロント x1 背面 x3( タッチスクリーン / キーボード / マウス / ストレージに対応 )・ DSUB15PIN XGA モニター出力・ XLR3PIN 卓上ライト出力 DC12V ・ 適応温度:5 度〜 40 度 湿度 5%〜 95%・ 寸法 115mm(H) x 765mm(W) x 575mm(D)・ 重量 16kg
この取扱説明書は、IDE コーポーレーション有限会社が制作しています。発売元:IDE コーポレーション有限会社〒 530-0015 大阪市北区中崎西 1-1-24