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41 2 4 7-1 Starting Setup BIOSBasic Input / Output System)とは、ハードウェア制御プログラムを指し、ソフトウェ アからの情報をハードウェアに伝達し認識させます。 コンピューターの電源を入れると、まずは BIOS が起動します。POST 画面が止まり、 Press DELto enter Setup と出るので、BIOS セットアップを行うために Delete キーを押します。 BIOS セットアップユーティリティに初めて入ると、 メインセットアップ画面が現れます。Main タブを選ぶことによって、 いつでもメインセットアップ画面に戻ることができます。この章では、 メ インセットアップの 2 つのオプションを説明します。 BIOS セットアップ画面は2つに分かれています。左枠には機器構成できるオプションが表 示され、 青字のみ変更可能です。左枠内で選択した文字が白でハイライトされ、 右枠に説明 文が表示されることがあります。 BIOS の設定は高度な知識を必要とします。設定値を変更すること PC が正常に動作しなくなる可能性が含まれます。 7 AMI BIOS Setup 7-2 System Overview 矢印キーで System Time または System Date をハイライトすることにより、 日時変更がで きます。タブキーか矢印キーを使ってフィールドを動かします。日付は、 月/日/年の順で 数字を入れます。時間は、時/分/秒の順で入力します。 7-3 Advanced Setting CPU Configuration をハイライトして Enter をクリックします。 CPU Configuration とは、 実行可能なプログラムを書くこととは異なり、 ディップスイッチや ジャンパーをサーキットボードに構成するようなものです。実行プログラムがこの機器構成を 変えることはできません。 CPU Configuration

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7-1 Starting Setup BIOS(Basic Input / Output System)とは、ハードウェア制御プログラムを指し、ソフトウェ

アからの情報をハードウェアに伝達し認識させます。

 コンピューターの電源を入れると、まずは BIOS が起動します。POST 画面が止まり、

Press <DEL>to enter Setupと出るので、BIOS セットアップを行うために Delete キーを押します。

 BIOS セットアップユーティリティに初めて入ると、 メインセットアップ画面が現れます。Mainタブを選ぶことによって、いつでもメインセットアップ画面に戻ることができます。この章では、メ

インセットアップの 2 つのオプションを説明します。

 BIOS セットアップ画面は2つに分かれています。左枠には機器構成できるオプションが表

示され、青字のみ変更可能です。左枠内で選択した文字が白でハイライトされ、右枠に説明

文が表示されることがあります。

BIOS の設定は高度な知識を必要とします。設定値を変更すること

で PC が正常に動作しなくなる可能性が含まれます。

7 AMI BIOS Setup

7-2 System Overview

矢印キーで System Time または System Date をハイライトすることにより、 日時変更がで

きます。タブキーか矢印キーを使ってフィールドを動かします。日付は、 月/日/年の順で

数字を入れます。時間は、時/分/秒の順で入力します。

7-3 Advanced Setting

CPU Configuration をハイライトして Enter をクリックします。

CPU Configuration とは、 実行可能なプログラムを書くこととは異なり、 ディップスイッチや

ジャンパーをサーキットボードに構成するようなものです。実行プログラムがこの機器構成を

変えることはできません。

CPU Configuration

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IDE Channel IO Masterセットアップ中、 BIOS は自動的に IDE デバイスの存在を探知します。この画面では、 IDE デ

バイスの自動探知状況を表示しています。

IDE Channel IO Slaveセットアップ中、 BIOS は自動的に IDE デバイスの存在を探知します。この画面では、 IDE デ

バイスの自動探知状況を表示しています。

Type次のオプションから IDE ドライブのタイプを選択します。

Not InstalledAutoCD / DVDARMD

インストールしない

適した IDE デバイスのタイプを自動的に選択する

CD-ROM ドライブを特別に構成する

デバイスが ZIP や LS-120 または MO ドライブの時

LBA / Large ModeLBA をシリンダーやヘッド、 セクターの代わりに使えるようにするか選択します。

DisabledAuto

使えないようにする

使えるようにする

IDE Configuration

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Block (Multi-Sector Transfer)マルチセクタートランスファーの選択をします。

DisabledAuto

使えないようにする

使えるようにする

PIO ModePIO (Programmed Input / Output)のタイプを指示します。

DMA ModeUltra DMA のタイプを指示します。

S.M.A.R.Tハードディスクに対し、S.M.A.R.T(Self-Monitoring Analysis & Reporting Technology)が適応するよう起動させることができます。S.M.A.R.T とは、 ディスク状態を監視しハードディ

スクの故障を予測するユーティリティです。この機能を使うことにより、ハードディスクが故障し

オフライン状態になる前にデータを移動させることができます。

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Super IO Configuration

32Bit Data TransferCPU と IDE カード間の 32-bit コミュニケーションの選択をします。

Enabled  使えるようにする

Disabled  使えないようにする

Serial Port 1 AddressSerial Port 1 ベースアドレスの選択ができます。

Serial Port 2AddressSerial Port 2 ベースアドレスの選択ができます。

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Serial Port 4 AddressSerial Port 4 ベースアドレスの選択ができます。

Serial Port 3 AddressSerial Port 3 ベースアドレスの選択ができます。

Serial Port 3 IRQBIOS に Serial Port 3 IRQ の選択をさせます。

Serial Port 4 IRQBIOS に Serial Port 4 IRQ の選択をさせます。

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ACPI ConfigurationHardware Health Configuration

General ACPI configurationCPU Temperature内蔵されたハードウェアモニタが、 CPU 温度を自動的に感知し表示します。もし表示させたく

ない場合は、Disable を選んでください。

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ACPI APIC SupportACPI サポートを ASIC (Application-Specific Integrated Circuit) で使えるようにする

か選択できます。Enabled を選んだ場合、 ACPI APIC テーブルポインターが RSDT ポイン

ターリストに加えられます。

Suspend ModeACPI 機能の省電力モードを決めます。もしシステムが ACPI をサポートしている場合は、 こ

の画面にてスタンドバイモードを S1(POS)または S3(STR)に選択できます。

S1 (POS) は、 低電力スリープモードです。この場合、 システム内容が失われることはなく

(CPU またはチップセット)、ハードウェアが全て保管します。

S3(STR)も低電力スリープモードですが、 電源は完全にオフにせず、 システム構成や開いて

いるアプリケーション、またはファイルの情報をメインメモリに保管できるようにしています。

メモリに保管された情報は、Wake Up状態になるような動作があり次第、元の状態に戻され

ます。

Report Video on S3 ResumeVGA BIOS ポストを S3/STR 再開発動するかどうかを決めます。

ACPI Version FeaturesACPI (Advanced Configuration and Power Interface)2.0 の仕様に、 テーブルを

加えることができます。

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USB Configuration

BIOS EHC1 Hand-OffEHC1 Hand-Off 機能なしのオペレーションシステムをサポートします。

USB 2.0 Controller ModeUSB 2.0 コントローラーを FullSpeed(12Mbps)か HiSpeed(480Mbps)に構成します。

Legacy USB SupportUSB デバイスをレガシー OS でサポートできるようにするかどうか選べます。 Auto に設定す

ると、 システムが起動した時 USB デバイスの存在を確認します。USB デバイスが認識される

と、USB コントローラーレガシーモードが使えるようになり、また、認識されない場合はレガシー

USB サポートは使えません。

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Clear NVRAM

PCI Latency TimerPCI デバイスタイマーに、待ち時間の登録ができます。

Plug & Play O/SNo を選んだ場合、BIOS がシステムのデバイス全てを構成します。

Yes を選び Plug & Play O/S をインストールした場合、 O/S は起動に必要ない Plug & Play デバイスを構成します。

Clear NVRAMシステム起動の間、NVRAM をクリアします。

7-4 PCI/PnP PCI/PnP メニューでは、PCI/PnP デバイスのアドバンスセッティングを変更できます。

IRQ や DMA チャンネルリソースを PCI/PnP 又はレガシー ISA デバイスへセットしたり、 レガ

シー ISA デバイスをメモリーサイズブロックにセットすることが可能です。

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OffBoard PCI/ISA IDE CardPCI スロット番号の設定ができます。

PCI IDE BusMasterBIOS は PCI BusMaster を使って IDE デバイスの読み込みと書き出しをします。

Palette SnoopingEnabled を選んだ場合、Palette Snooping 機能が働き、 ISA グラフィックデバイスがシス

テムにインストールされていて正確に機能できることを PCI デバイスに伝達します。

Allocate IRQ to PCI VGAYes を選んだ場合、 PCI VGA カードの IRQ 要求に応じて IRQ を PCI VGA カードに割り当

てます。No の場合は、要求があっても割り当てません。

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Reserved Memory Sizeメモリーブロックのサイズを設定し、レガシー ISA デバイスを確保します。

DMA Channel 0,1,3,5,6,7DMA Channel PCI/PMP 機能を特定します。

IRQ3,4,5,7,9,10,11,14,15PCI/PnP または Legacy ISA デバイスで使用可能な IRQ を特定します。

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Boot Setting Configuration

Boot up Num-LockNum Lock を入れた状態に設定できます。

Quiet Boot通常の POST メッセージまたは OEM ロゴの表示設定をします。

Quick BootEnable を選んだ場合、BIOS は POST を簡略し、システム起動にかかる時間を減らします。

Disabled では、BIOS はすべての POST 項目を行います。

7-5 Boot

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Boot Device PriorityBoot デバイスの優先順位を選びます。

Wait for ‘F1’ If ErrorEnabled に設定した場合、システムはエラーが生じた際、F1 キーが押されるのを待ちます。

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7-6 Security Security Setting 画面では、 パスワードやウイルス対策に関する設定を行います。

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Flat Panel Typeパネル解像度を選びます。

Boot Display DeviceAuto / VGA / LVDS only / LVDS+VGA の中から、 起動ディスプレイデバイスを選びま

す。

DVMT Mode Selectアクティブシステムメモリーモードを表示します。

DVMT / FIXED Memoryビデオメモリーに使われる DVMT / FIXED システムメモリーの量を指定します。

7-7 Chipset

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Discard Changes変更した設定を保存せずに以前の設定に戻したい時、 このオプションを選びます。確認画面

が出てくるので OK を選ぶと変更が保存されずに前回保存しておいた状態に戻ります。

Load Optimal Defaultsパラメーターを適切なデフォルト値にすることができます。このオプションか<F5>キーを押す

と確認画面が現れるので、 OK で最適デフォルト値にします。数値を RAM に保存する前に

Save Change and Exit を選択、または何か別の変更をします。

Discard Changes and Exitセットアッププログラムで行った変更設定を保存しない時だけ、 このオプションを選びます。

System Time や System Date、パスワード以外に変更を加えた時は、確認画面が出てくる

ので保存しない場合は OK を選びセットアップを終了します。

この Exit 画面では、BIOS の設定変更を保存するかどうか決めることができます。

7-8 Exit

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Load Failsafe Defaultsセットアップメニューのパラメータを、 より安全なデフォルト値にすることができます。動作が不

安定な場合などに試用ください。このオプション、 または<F5>キーを押すと確認画面が現

れるので、OK で設定します。

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Note1: Digital I/O Sample Code//File of the Main.cpp//============================================================//This code is for test I570 Super I/O.//===========================================================#include <dos.h>#include <conio.h>#include <stdio.h>#include <stdlib.h>//============================================================#define W83627EHG_INDEX_PORT 0x2E#define W83627EHG_DATA_PORT 0x2F//============================================================#define W83627EHG_REG_LD 0x07//============================================================#define W83627EHG_UNLOCK 0x87#define W83627EHG_LOCK 0xAA//============================================================void ClrKbBuf(void);void Unlock_W83627EHG(void);void Lock_W83627EHG(void);void Set_W83627EHG_Reg(unsigned char,unsigned char);unsigned char Get_W83627EHG_Reg(unsigned char);int main ();//============================================================int main (){unsigned char ucDO = 0; //data for digital outputunsigned char ucDI; //data for digital inputunsigned char ucBuf;Set_W83627EHG_Reg(0x07,0x07);//switch to logic device 7// PIN 121~128 function select// Bit0 = 0 -> Game Port.// = 1 -> GPIO1.ucBuf = Get_W83627EHG_Reg(0x29);Set_W83627EHG_Reg(0x29,ucBuf|0x01);// Bit0 = 0 -> GPIO1 is inactive.// Bit1 = 1 -> Activate GPIO1.ucBuf = Get_W83627EHG_Reg(0x30);Set_W83627EHG_Reg(0x30,ucBuf|0x01);//Activate GPIO1Set_W83627EHG_Reg(0xF0,0x0F);//switch GPIO Input(1)/Output(0) portSet_W83627EHG_Reg(0xF1, 0x00); //clearucDI = Get_W83627EHG_Reg(0xF1) & 0x0F;ClrKbBuf();while(1){ucDO++;Set_W83627EHG_Reg(0xF1, ((ucDO & 0x0F) << 4));ucBuf = Get_W83627EHG_Reg(0xF1) & 0x0F;if (ucBuf != ucDI)

{ucDI = ucBuf;printf("Digital I/O Input Changed. Current Data is 0x%X \n",ucDI);}if (kbhit()){getch();break;}delay(500);}return 0;}//============================================================void ClrKbBuf(void){while(kbhit()){ getch(); }}//---------------------------------------------------------------------------void Unlock_W83627EHG (void){outportb(W83627EHG_INDEX_PORT, W83627EHG_UNLOCK);outportb(W83627EHG_INDEX_PORT, W83627EHG_UNLOCK) ;}//============================================================void Lock_W83627EHG (void){outportb(W83627EHG_INDEX_PORT, W83627EHG_LOCK);}//============================================================void Set_W83627EHG_Reg( unsigned char REG, uns igned char DATA){Unlock_W83627EHG();outportb(W83627EHG_INDEX_PORT, REG);outportb(W83627EHG_DATA_PORT, DATA);Lock_W83627EHG();}//============================================================unsigned char Get_W83627EHG_Reg( unsigned char REG){unsigned char Result;Unlock_W83627EHG();outportb(W83627EHG_INDEX_PORT, REG);Result = inportb(W83627EHG_DATA_PORT);Lock_W83627EHG();return Result;}//============================================================

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Note2: Watchdog Sample Code//File of the Watchdog.cpp//============================================================//This Sample code is for Watchdog timer configuration//============================================================//============================================================#include <dos.h>#include <conio.h>#include <stdio.h>#include <stdlib.h>//============================================================#define W83627_INDEX_PORT 0x2E#define W83627_DATA_PORT 0x2F#define W83627_UNLOCK 0x87#define W83627_LOCK 0xAA//#define Watchdog_timeout 10//============================================================void Unlock_W83627(void);void Lock_W83627(void);void Set_W83627_Reg(unsigned char,unsigned char);unsigned char Get_W83627_Reg(unsigned char);//============================================================int main (){int Watchdog_timeout = 10;printf("Input Watchdog Timer time -out value [0-255] : ");scanf("%d",&Watchdog_timeout);if(Watchdog_timeout <= 0 || Watchdog_timeout > 255){printf("Time-out value out of range!!\n\n");printf("Input Watchdog Timer time -out value [0-255] : ");scanf("%d",&Watchdog_timeout);}Set_W83627_Reg(0x07,0x08);//switch to logic device 8Set_W83627_Reg(0x30,0x01);//Activate watchdogSet_W83627_Reg(0xF5,0x06);//Select WDTO# count mode.Second Mode.Set_W83627_Reg(0xF6,Watchdog_timeout); //Set Watch Dog Timer Time -out value//Set_W83627_Reg(0xF7,0xC0); //Clear Watchdog timer eventint i = Watchdog_timeout;while(1){if (kbhit()){if(getch()==0x1B) //Escbreak;else{i=Watchdog_timeout; //Reset Watchdog timerSet_W83627_Reg(0xF6,Watchdog_timeout); //Set Watch Dog Timer Time-out value}}

clrscr();if(i>0){i--;printf("After %2d sec reset computer! \n",i);printf("Press any key to reset watchdog timer! \n");printf("Press [Esc] to exit!\n");}elseprintf("Watchdog timer fail!");delay(1000);}Set_W83627_Reg(0xF6,0); //Disable Watchdog timerreturn 0;}//---------------------------------------------------------------------------void Unlock_W83627 (void){outportb(W83627_INDEX_PORT, W83627_UNLOCK);outportb(W83627_INDEX_PORT, W83627_UNLOCK);}//============================================================void Lock_W83627 (void){outportb(W83627_INDEX_PORT, W83627_LOCK);}//============================================================void Set_W83627_Reg( unsigned char REG, unsigned char DATA){Unlock_W83627();outportb(W83627_INDEX_PORT, REG);outportb(W83627_DATA_PORT, DATA);Lock_W83627();}//============================================================unsigned char Get_W83627_Reg( unsigned char REG){unsigned char Result;Unlock_W83627();outportb(W83627_INDEX_PORT, REG);Result = inportb(W83627_DATA_PORT);Lock_W83627();return Result;}